JP2010002146A - 給湯器 - Google Patents

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Kensuke Matsuo
謙介 松尾
So Hiraoka
宗 平岡
Toshikazu Terauchi
利和 寺内
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Abstract

【課題】部品が寿命を迎えるまでの寿命残時間を報知することで、効率的かつ計画的な修理点検を可能にし、故障を未然に防ぐことのできる給湯器を得ること。
【解決手段】本発明の給湯器1は、部品ごとの使用時間を計測する計測手段13と、部品ごとに予め定められた寿命時間19を記憶する記憶手段12と、寿命時間から使用時間を減算して部品ごとの寿命残時間24を算出する演算手段14と、前記寿命残時間を報知する報知手段11と、を有する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、部品が寿命を迎えて故障する前に部品の交換を促す注意喚起や警告を行う機能を有する給湯器に関するものである。
本発明の背景として、例えば特許文献1に示されるように、部品が寿命を迎える時期として予め設定された情報と、部品の使用開始時点又は交換時点から現在までに、その部品が使用された時間を積算する積算手段を有するとともに、それらの情報を記憶する記憶手段を有し、部品が使用された累積時間が予め設定された寿命を超えると、使用者に警告を行うことにより、故障を防ぐものがある。
特開2000−154940号公報
しかしながら、このような給湯器では、個々の部品ごとに寿命を判定し、その部品が予め設定された寿命を超えてから警告を行うので、各部品が実際に寿命を迎えなければ警告がなされない。例えば、ある部品が予め設定された寿命を超えたために警告が行われた際に、その警告時点からあまり時間を置かずに寿命を迎える他の部品があったとしても警告は行われない。したがって、1つ1つの部品が寿命を迎えるたびに、その都度部品交換を行わなければならず、保守や修理を行う者にとっても、また、使用者にとっても非効率であるという問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、部品が寿命を迎えるまでの寿命残時間を報知することで、効率的かつ計画的な修理点検を可能にし、故障を未然に防ぐことのできる給湯器を得ることを目的とする。
本発明に係る給湯器は、部品ごとの使用時間を計測する計測手段と、部品ごとに予め定められた寿命時間を記憶する記憶手段と、寿命時間から使用時間を減算して部品ごとの寿命残時間を算出する演算手段と、前記寿命残時間を報知する報知手段と、を有する。
本発明によれば、保守・点検・修理を行う者や給湯器の使用者が、部品の寿命残時間を知ることができるため、効率的かつ計画的な修理・点検が可能であり、故障を未然に防ぐことのできる給湯器を得ることができる。
以下に、本発明に係る給湯器の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態.
本発明の実施の形態に係る給湯器の構成および動作について説明する。図1は実施の形態に係る給湯器の概略構成を示すブロック図である。
給湯器1は、貯湯タンク2、減圧弁3、逃し弁4、混合弁5、流量センサ6、温度センサ7、マイコン10を有して大略構成されている。また、給湯器1にはリモコン11が接続されている。貯湯タンク2は、湯や水を溜めておくものである。減圧弁3と逃し弁4は、貯湯タンク2内の圧力を制御するためのものである。混合弁5は、湯と水を混合して設定された温度の湯(以下、混合湯という)を生成するためのものである。流量センサ6は、混合湯の給湯量を計測するためのものである。温度センサ7は、混合弁5を制御するために混合湯の温度を計測するためのものである。
貯湯タンク2の下部及び混合弁5には、図示しない給水源に一方を接続された給水配管8bが減圧弁3を介して水圧を調整されて接続されている。給水配管8bを介して貯湯タンク2及び混合弁5に水が給水される。貯湯タンク2の上部と混合弁5は給湯配管8aで接続されている。混合弁5からは、混合湯配管8cが延びている。
給水配管8bを介して供給された水は、ヒートポンプユニットなどの図示しない加熱手段により加熱されて貯湯タンク2内に湯として貯められ、給湯配管8aを介して混合弁5に供給される。混合弁5は、貯湯タンク2から供給された湯と給水配管8bを介して供給された水とを混合して混合湯を生成する。混合弁5で生成された混合湯は、混合湯配管8cを介して、図示しない風呂やキッチン等に供給される。
リモコン11は、給湯器1を遠隔操作するためのものであって、各種設定表示や後述する注意喚起表示等を表示する表示部11aと、給湯器1に給湯温度等を指示する際に操作するボタン11bを有している。
図2は、マイコン10及びリモコン(報知手段)11の概略構成を示すブロック図である。マイコン10は、記憶手段12、タイマ(計測手段)13、演算手段14、比較手段15、判断手段(警告手段)16、認識手段17、リセット手段18を有している。
記憶手段12には、部品の交換を注意喚起したり部品の交換を警告したりするために必要な複数の情報が書き換え可能に保存されている。記憶手段12は、保存されている情報の内容が電源OFFになっても消去されないものであり、例えば、不揮発性RAMや長寿命電池内蔵のRAM等が用いられる。なお、本願では、「警告」は交換が必要な部品を特定して部品交換の必要性を報知し、「注意喚起」は交換が必要となる部品が存在することを報知するものとして説明する。したがって、「注意喚起」よりも「警告」のほうが部品交換の必要性を強く伝えるものとなっている。
記憶手段12には、部品の寿命時間19、部品の過去1日間の使用時間20、部品の累積使用時間21、部品の過去7日間の使用時間22、部品の寿命残時間24、部品の寿命残日数25、次回点検日までの日数(定期点検日までの日数)26、次々回点検日までの日数(定期点検日までの日数)27、部品交換注意喚起の対象となる部品の有無28が保存されている。
「部品の寿命時間19」は、給湯器1が備える減圧弁3等の部品の寿命、つまり部品の使用開始から交換が必要になるまでの部品の累積使用時間を意味する。「部品の寿命時間19」は、部品ごとに異なる。「部品の寿命時間19」は、一般的にその部品が故障するとされている時間として設定してもよいし、安全を考えて部品が故障するまでの時間よりも短く設定してもよい。
「部品の過去1日間の使用時間20」は、部品が前日の1日間に使用された時間を示す。本実施の形態では、前日の朝7:00から当日の朝7:00(所定時刻)までを1日としており、その間に部品が使用された時間を「部品の過去1日間の使用時間20」としている。
「部品の過去7日間の使用時間22」は、過去7日分の「部品の過去1日間の使用時間20」を合算したものである。また、「部品の累積使用時間21」は、その部品が使用を開始されてから現時点までに使用された累積時間を示す。「部品の1日あたりの平均使用時間23」は、過去7日間における1日あたりの部品の平均使用時間を示す。「部品の1日あたりの平均使用時間23」は、「部品の過去7日間の使用時間22」を累積日数である「7」で除すことで算出される。なお、「部品の過去7日間の使用時間22」の累積日数を大きく設定すれば、「部品の1日あたりの平均使用時間23」の精度を増すことができる。
「部品の寿命残時間24」、「部品の寿命残日数25」は、各部品が寿命を迎えるまでの残り時間や日数を示す。「部品の寿命残時間24」は、「部品の寿命時間19」から「部品の累積使用時間21」を減算することで算出される。「部品の寿命残日数25」は、「部品の寿命残時間24」を「部品の1日あたりの平均使用時間23」で除すことで算出される。
これら、「部品の寿命時間19」、「部品の過去1日間の使用時間20」、「部品の累積使用時間21」、「部品の過去7日間の使用時間22」、「部品の寿命残時間24」、「部品の寿命残日数25」は、給湯器1が備える部品ごと、つまり、減圧弁3、逃し弁4、混合弁5、流量センサ6、温度センサ7等ごとに計測・算出されて記憶手段12に保存される。
「次回点検日までの日数26」、「次々回点検日までの日数27」は、保守・修理・点検を行う者に対して定期点検を促す「定期点検注意喚起」を行うまでの日数を示す。給湯器1の定期点検の間隔が仮に30日間である場合、給湯器1の使用開始時点では「次回点検日までの日数26」は「30」となる。毎朝7:00を過ぎる度に「次回点検日までの日数26」から「1」が減算されて上書き保存される。これを繰り返し、「次回点検日までの日数26」が「0」(所定日数)になった時が定期点検日となり、給湯器1の部品の定期点検を行うように、定期点検注意喚起を行う。定期点検注意喚起は、リモコン11の表示部11aに定期点検注意喚起表示が表示されることで行われる。定期点検注意喚起を行った後に、「次回点検日までの日数26」が「30」にリセットされる。なお、「次々回点検日までの日数27」は、「次回点検日までの日数26」に「30」を加えたものとして、算出される。
「部品交換注意喚起の対象となる部品の有無28」は、次回定期点検日に部品交換を促す部品交換注意喚起を行うべき部品の有無を示す情報である。「部品交換注意喚起の対象となる部品の有無28」は、部品交換注意喚起を行うべき部品が1つでもあれば「有」とされる。
タイマ13は、給湯器1が備える減圧弁3等の各部品の使用時間を計測する。タイマ13によって計測された、前日の朝7:00から当日の朝7:00になるまでの各部品の使用時間が「部品の過去1日間の使用時間20」となる。
演算手段14は、各種演算を行う機能を有する。演算手段14は、記憶手段12に保存された値を用いて、制御上必要となる各値を演算する。具体的には、「部品の過去1日あたりの使用時間20」、「部品の累積使用時間21」、「部品の寿命残時間24」、「部品の寿命残日数25」、「次回点検日までの日数26」、「次々回点検日までの日数27」などの値が演算手段14によって算出され、その結果は必要に応じ、記憶手段12に上書き等されて保存される。
比較手段15は、記憶手段12に保存されている各種値の大小を制御の必要に応じ比較する。例えば、比較手段15は、「次回点検日までの日数26」と「部品の寿命残日数25」とを比較する。ここで、比較結果が「部品の寿命残日数25」≦「次回点検日までの日数26」の場合には、その部品は次回点検日の前に寿命を迎えることを意味する。「次回点検日までの日数26」<「部品の寿命残日数25」≦「次々回点検日までの日数27」の場合には、その部品は次回点検日までには寿命を迎えないものの、次々回の点検日までには寿命を迎えることを意味する。「次々回点検日までの日数27」<「部品の寿命残日数25」であれば、当面部品交換は不要であることを意味する。
判断手段16は、記憶手段12に記憶された各種情報から各部品が寿命を迎えたか否かを判断したり、比較手段15による比較結果等から次に行うべき制御を選択したりする。
判断手段16は、比較手段15による比較結果が「部品の累積使用時間21」≧「各部品の寿命時間19」となった場合には、その部品は寿命を迎えたと判断し警告を行う。具体的には、判断手段16は、リモコン11の表示部11aに部品交換警告表示を表示させる。部品交換警告表示として、例えば「混合弁の交換時期です」と表示させる。
判断手段16は、部品交換警告表示をさせる際に、あまり時間を置かずに交換が必要となる部品があるか否かを判断する。本実施の形態では、半年以内に交換が必要となる部品があるか否かについて判断する。具体的には、比較手段15に各部品の「部品の寿命残日数25」と、約半年分の日数である182(閾値)とを比較させる。ここで、「部品の寿命残日数25」が182以下となる部品があれば、その部品についてもリモコン11の表示部11aに部品交換警告表示を表示させる。
判断手段16は、比較手段15の比較結果が「次回点検日までの日数26」<「部品の寿命残日数25」≦「次々回点検日までの日数27」となった場合に、「部品交換注意喚起の対象となる部品の有無28」を「有」とする。
判断手段16は、比較手段15の比較結果が「部品の寿命残日数25」≦「次回点検日までの日数26」の場合又は「次々回点検日までの日数27」<「部品の寿命残日数25」の場合には、「部品交換注意喚起の対象となる部品の有無28」を「無」のままとし、書き換えは行わない。
また、判断手段16は、「次回点検日までの日数26」が「0」になると、定期点検日であると判断し、リモコン11の表示部11aに定期点検注意喚起表示として、例えば「定期点検を行ってください」と表示させる。なお、定期点検日の1日前に定期点検を注意喚起する場合には「次回点検日までの日数26」が「1」となった場合に定期点検注意喚起表示を行うように構成すればよく、その数値は適宜変更可能である。
判断手段16は、定期点検日において、「部品交換注意喚起の対象となる部品の有無28」が「有」となっている場合には、次の定期点検日までに寿命を迎える部品について部品交換注意喚起を行う。例えば、リモコン11の表示部11aに「寿命の近い部品があります」と表示される。部品交換注意喚起がなされた場合には、保守・点検・修理を行う者は「部品の寿命残日数25」等を確認して、具体的に各部品について交換の必要があるか否かを判断することができる。注意喚起の対象となる部品が差し迫って交換が必要なものでない場合には、部品交換を次回の定期点検日や実際に寿命を迎えた際に行う等の柔軟な対応も可能となる。
認識手段17は、使用者が注意喚起表示等を確認したか否か等を認識する。認識手段17は、保守・修理・点検を行う者による各部品の交換が完了したか否かを認識するための部品交換認識手段17aと、使用者が確認したか否かを認識するための注意喚起確認済み認識手段17bを有する。
部品交換認識手段17aは、部品交換が完了した旨をマイコン10に認識させるものである。部品交換認識手段17aは、部品交換を行った者によるリモコン11のボタン11bの操作や、外部端末からの入力に基づいて部品交換が完了したことをマイコン10に認識させる。
注意喚起確認済み認識手段17bは、使用者が注意喚起を確認したことをマイコン10に認識させるものである。注意喚起確認済み認識手段17bは、定期点検や部品交換を促す注意喚起表示等の表示中に、使用者がリモコン11のボタン11bのいずれかを操作したときに、使用者が注意喚起表示等を確認したものとみなし、マイコン10に認識させる。なお、注意喚起表示を表示後、所定時間が経過したことをもって使用者が注意喚起表示を確認したものとみなしてマイコン10に注意喚起表示が確認されたことを認識させても良い。
リセット手段18は、部品交換を終えた部品について、「部品の寿命時間19」等を初期値にしたり、各種表示を解除したりする。リセット手段18は、部品交換認識手段17aが部品交換の完了を認識した際に、タイマ13や記憶手段12に保存されている当該部品に関する各種値を初期値に上書きするとともに、注意喚起表示等の各種表示を解除(消灯)する。また、注意喚起確認済み認識手段17bが注意喚起表示を確認したことを認識した際に、注意喚起表示を解除(消灯)する。
次に、寿命残日数の算出、定期点検日の判断等の流れを図3のフローチャートを用いて説明する。
まず、S101〜S104において、寿命判定の対象となる部品が使用中であるかを判定し、使用中であれば、タイマ13で部品の使用時間をカウントし、使用完了後、タイマを停止する。次に、S105において、時刻が朝7:00であるかを確認し、朝7:00になっていない場合は、朝7:00になるまで当該部品の使用時間の計測を継続し、朝7:00になった段階で、S106において、その部品の1日間の使用時間をタイマ13から呼び出し、「部品の過去1日間の使用時間20」として記憶手段12に上書き保存する。保存後は、タイマ13の値は「0」にリセットされる。次に、S107において、「部品の累積使用時間21」に「部品の過去1日間の使用時間20」が演算手段14によって加算され、その値が最新の「部品の累積使用時間21」として記憶手段12に上書き保存される。
次に、S108において、前日までの「部品の過去7日間の使用時間22」から、最も古い1日分の使用時間が減算され、最新の「部品の過去1日間の使用時間20」が加算される。これにより、「部品の過去7日間の使用時間22」が最新の値に更新されて記憶手段12に上書き保存される。
次に、S109において、記憶手段12に記憶されている「部品の寿命時間19」から、「部品の累積使用時間21」が演算手段14によって減算され、その値が「部品の寿命残時間24」として記憶手段12に上書き記憶される。
次に、S110において、「部品の過去7日間の使用時間22」を整数値7で除して、「部品の1日あたりの平均使用時間23」を算出し、「部品の寿命残時間24」を「部品の1日あたりの平均使用時間23」で除し、「部品の寿命残日数25」を得る。「部品の寿命残日数25」は記憶手段12に上書き保存される。「部品の寿命残日数25」は、使用者や保守・点検・修理を行う者の求めに応じてリモコン11の表示部11aで確認することが出来る。
次に、S111において、今日が定期点検日であるかを確認し、定期点検日でなければ、S115(図4参照)に進む。一方、定期点検日であればS112に進み、この時点で部品交換を促す注意喚起の対象となっている部品の有無を、「部品交換注意喚起の対象となる部品の有無28」を元に確認する。「部品交換注意喚起の対象となる部品の有無28」が「有」となっている場合には、比較手段15による比較結果に基づいて部品交換注意喚起の対象となる部品について、定期点検喚起表示と併せて、当該部品の部品交換注意喚起表示をリモコン11の表示部11aで行う。一方、「部品交換注意喚起の対象となる部品の有無28」が「無」となっている場合は、定期点検注意喚起表示のみを表示する。
次に、定期点検の判断等が行われた後の流れを図4のフローチャートを用いて説明する。
S115において、定期点検を促す定期点検注意喚起又は部品交換を促す部品交換注意喚起が表示中であるか否かを確認する。表示中である場合はS116に進み、表示中でない場合はS118に進む。S116では、リモコン11のボタン11bが注意喚起表示中に操作された場合に注意喚起確認済み認識手段17bが、注意喚起表示を使用者が確認したと認識し、S117に進んで注意喚起表示を解除(消灯)する。ボタン11bの操作が無い場合は、まだ使用者が注意喚起を確認していないと認識して、注意喚起は表示したままS118に進む。なお、S116において、リモコン11のボタン11bの操作がなくても、注意喚起の表示を所定の時間行った後、使用者が表示を確認したとみなして表示を解除(消灯)してもよい。
次に、S118において、比較手段15の比較結果が「部品の累積使用時間21」≧「部品の寿命時間19」となっている場合には、判断手段16によって部品交換警告表示がなされる。この場合、S119において、半年以内に寿命を迎えると予想される部品が他にあるか否かが判定される。該当する部品が無い場合は、S121に進み、すでに寿命を迎えた部品のみについて、リモコン11の表示部11aに、寿命を迎えた部品についてのみの部品交換警告表示が行われる。一方、S119において、半年以内に寿命を迎える他の部品があると判定された場合は、S120に進み、寿命を迎えた部品に加えてそれらの部品についても、部品交換警告表示が行われる。
次に、部品交換警告が行われた部品については、S122において、その部品の交換が行われたか否かが判定される。部品交換が既に完了していれば、部品交換時に修理を行った者が該当部品の部品交換を行った旨を部品交換認識手段17aによってマイコン10に認識させる。S123において、タイマ13の値や、記憶手段12に保存されている「部品の過去1日間の使用時間20」、「部品の累積使用時間21」、「部品の過去7日間の使用時間22」、「部品の寿命残時間24」、「部品の寿命残日数25」、「部品交換注意喚起の対象となる部品の有無28」等の値がリセット手段18によって初期値に更新され、その後、S124において当該部品の警告表示が解除(消灯)される。
部品交換を促す警告が行われた部品で、該当部品の交換を行ったことが認識されない部品については、部品交換が行われて、マイコン10が当該交換を認識するまで、継続して警告を表示し続けても良いし、毎日所定時刻に所定時間表示させても良い。
S118において、「部品の累積使用時間21」<「部品の寿命時間19」となった場合には、判断手段16によって、その部品は寿命を迎えていないと判断され、S125に進む。S125では、「次回定期点検日までの日数26」と「部品の寿命残日数25」を比較し、「次回定期点検日までの日数26」≧「部品の寿命残日数25」となる場合は、次回の定期点検日までに、注意喚起表示を行う機会がないため、特別の表示はなされない。
一方、「次回定期点検日までの日数26」<「部品の寿命残日数25」となる場合は、S126において、「次々回定期点検日までの日数27」と「部品の寿命残日数25」が比較される。ここで、「次々回定期点検日までの日数27」≧「部品の寿命残日数25」となる場合は、S127において、「部品交換注意喚起対象の対象となる部品の有無28」が「有」とされる。一方、「次々回定期点検日までの日数27」<「部品の寿命残日数25」となる場合は、特別の表示はなされない。
なお、部品交換を促す警告や注意喚起は、リモコン11の表示部11aでの文字による表示が一般的と考えられるが、音声ガイダンス機能を有する製品であれば、音声による警告・注意喚起を併せて行っても良い。
さらに、本発明では、部品交換を促す注意喚起表示は、当該部品が部品寿命を迎える直前の定期点検日に1度だけ表示される制御を採用しているが、警告表示か部品交換が行われるまで、毎日、注意喚起表示を行っても構わない。
このように、部品の寿命残時間24を保守・修理・点検を行う者や給湯器1の使用者が確認することができるので、予め部品交換の計画を立てることができ、計画的な保守が可能となる。また、本実施の形態では部品の1日あたりの使用時間を考慮して、「部品の寿命残時間24」を日数に換算した「部品の寿命残日数25」も表示する。「部品の寿命残時間24」は、対象となる部品がこれから正味どれだけの時間使用されると寿命を迎えるかを示す値であり、そのままの値を表示しても、使用者や保守・点検・修理を行う者が、どの程度の日数で寿命を迎えるかを予測することは難しいが、「部品の寿命残日数25」が表示されることで、保守・点検・修理を行う者や使用者は、より具体的な保守計画をたてることができる。
また、定期点検の際にも、その時点からあまり時間を置かず(本実施の形態では30日以内)に寿命を迎える部品がある場合には、部品交換を促す注意喚起がされるため、実際に部品が寿命を迎える前に部品を交換することができ、計画的な保守が可能となる。部品が実際に寿命を迎える前に注意喚起がなされるので、使用者は、安心感を持ってこの給湯器1を使用することができる。この注意喚起がなされた時点で部品を交換していれば、部品交換が警告されることがほとんどなくなり、使用者に対してより一層の高い安心感を与えることが出来る。なお、注意喚起ではなく、部品の交換を警告して、部品交換の必要性を保守・修理・点検を行う者に強く伝えるようにしてもよい。
また、ある部品が寿命を迎え、その部品の交換が警告される場合、その警告時点からあまり時間を置かず(本実施の形態では半年以内)に寿命を向かえる部品があれば、その部品の交換も含めて警告されるため、その時点ですべての部品を交換すれば、各部品が寿命を迎えるたびに交換作業を行う必要が無くなり、効率的な保守が可能となる。
なお、本実施の形態では注意喚起や警告として、リモコン11の表示部11aに所定の表示を行っているが、音声によって注意喚起や警告を行ってもよい。使用者の注意喚起や警告の見逃しを防いで、より安心感のある給湯器とすることができる。
以上のように、本発明にかかる給湯器は、部品交換の注意喚起や警告を行う給湯器に有用であり、特に、効率的かつ計画的な保守をすることのできる給湯器に適している。
実施の形態に係る給湯器の概略構成を示す図である。 リモコン及びマイコンの概略構成を示す図である。 寿命残日数の算出、定期点検日の判断等の流れを説明するためのフローチャートである。 定期点検の判断等が行われた後の流れを説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 給湯器
2 貯湯タンク
3 減圧弁
4 逃し弁
5 混合弁
6 流量センサ
7 温度センサ
8a 給湯配管
8b 給水配管
8c 混合湯配管
10 マイコン
11 リモコン(報知手段)
11a 表示部
11b ボタン
12 記憶手段
13 タイマ(計測手段)
14 演算手段
15 比較手段
16 判断手段(警告手段)
17 認識手段
17a 部品交換認識手段
17b 注意喚起確認済み認識手段
18 リセット手段
19 部品の寿命時間
20 部品の過去1日間の使用時間
21 部品の累積使用時間
22 部品の過去7日間の使用時間
23 部品の1日あたりの平均使用時間
24 部品の寿命残時間
25 部品の寿命残日数
26 次回点検日までの日数(定期点検日までの日数)
27 次々回点検日までの日数(定期点検日までの日数)
28 部品交換注意喚起の対象となる部品の有無

Claims (4)

  1. 部品ごとの使用時間を計測する計測手段と、
    部品ごとに予め定められた寿命時間を記憶する記憶手段と、
    前記寿命時間から前記使用時間を減算して前記部品ごとの寿命残時間を算出する演算手段と、
    前記寿命残時間を報知する報知手段と、を有することを特徴とする給湯器。
  2. 前記演算手段が、前記寿命残時間を部品ごとの1日あたりの平均使用時間で除して部品ごとの寿命残日数を算出し、
    前記報知手段が、前記寿命残日数を報知することを特徴とする請求項1に記載の給湯器。
  3. 一の部品の使用時間が寿命時間を超えた場合に、該一の部品の交換を警告する警告手段と、
    前記寿命残日数と予め定められた閾値とを比較する比較手段と、をさらに有し、
    前記警告手段が、前記比較手段による比較結果により前記閾値よりも前記寿命残日数が少なくなっていると判断される他の部品がある場合に、前記一の部品の交換の警告とともに前記他の部品の交換の警告をすることを特徴とする請求項2に記載の給湯器。
  4. 前記記憶手段が、定期点検日までの日数を記憶しており、
    前記演算手段が、所定時刻に前記定期点検日までの日数を減算し、
    前記比較手段が、前記寿命残日数と前記定期点検日までの日数とを比較し、
    前記警告手段が、前記定期点検日までの日数が所定日数となった際に、定期点検を行うことを促す注意喚起をするとともに、前記比較手段による比較結果により、前記注意喚起に基づく定期点検とその次の定期点検との間に寿命を迎えると判断される部品がある場合に、その部品の交換を促す注意喚起をすることを特徴とする請求項3に記載の給湯器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017020767A (ja) * 2015-07-15 2017-01-26 株式会社ノーリツ 熱源機の制御装置および熱源機
JP2017053535A (ja) * 2015-09-09 2017-03-16 株式会社ノーリツ 住設機器の制御装置
JP2019002507A (ja) * 2017-06-16 2019-01-10 株式会社平山製作所 圧力容器及び圧力容器の警報方法

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