JP2010002052A - 車両用の同期リング及びギヤ・チェンジ変速機 - Google Patents

車両用の同期リング及びギヤ・チェンジ変速機 Download PDF

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Abstract

【課題】改善された同期リングを提供すること。
【解決手段】ギヤ・チェンジ変速機の同期装置用の同期リング1に関し、軸方向の同期リング軸6に対して直角に延在し、同期リングの軸方向の同期リング軸6を中心に所定の摩擦角度で円錐形に延在する半径円周方向Uにリング本体3を限定する、内側の摩擦表面4と外側の取付け表面5とを備える円錐形のリング本体3を含む。リング本体3が、ハブ表面によって、軸方向に限定される。同期リングを、取り付けられた状態で同期リングハブの円筒形の空洞部内に固定するために、リング本体3に一体的に連結され、リング本体3のギヤ・ホイール表面7から離れる方向に延在する、回転防止手段11が設けられる。取付け表面5のガイドのために、円筒形の空洞部9内の回転防止手段11にガイド要素12が設けられる。
【選択図】図3

Description

本発明は、切替え可能なギヤ・チェンジ変速機の同期装置用の同期リング、並びに独立請求項1及び13のプリアンブルによる車両用のギヤ・チェンジ変速機に関する。
たとえば車両のギヤ・ボックス内にある、切替え可能な機械式ギヤ・チェンジ変速機の同期リングは、ギヤ・チェンジの際に伝動軸とギヤ・ホイールとの間の相対速度を整合させるように用いられる。同期は、対応する摩擦部品同士の間の摩擦によって達成される。このような変速機の作動方式及び同期プロセスの過程は、それ自体が既知であり、ここで当業者に対してさらに説明する必要はない。
早期の摩耗を防ぐため、及び/又は摩擦特性を改善するために、典型的に真鍮又は鋼などの金属又は金属合金からなる同期リングの摩擦面に摩擦被覆を施すことが知られている。たとえば、モリブデンからなる熱溶射被覆、カーボン摩擦層、又は他の材料の摩擦被覆といった、複数の非常に様々なタイプの被覆が使用される。
DE3519811A1には、円錐形の同期リング用の支持体が説明されており、この支持体は、3分割の外歯付きのリングを有し、同期リングハブの円筒形の空洞部内に配置されるものであり、しばしば、同期リング本体と称される。これは、突起部として形成された当接部によって、同期リングハブに本質的に回転的に固定して止められる。本発明の文脈において、本質的に回転的に固定して止められるとは、同期リングが、円周方向のわずかな角度的な偏向を別として、同期リングハブに回転的に固定して連結されることを意味する。
DE19853856A1は、上述の同期リングの改善版を説明する。DE19853856A1の同期リングは、その幅がその摩擦面の幅によってのみ本質的に決定される点を特徴とする。これは、DE3519811A1の突起部と機能的に対応する当接部が、より小さい円錐直径を有するリング本体の端部部分に、又はその端部部分の近くに配置されること、及び、また、半径方向において、この当接部の輪郭がリング本体のジャケットの外表面の輪郭を越えて突出することにおいて達成される。
両方の同期リングは、原理上、作動状態では突起部又は当接部によって、同期リングハブに対して回転しないようにしっかりと固定されてはいるが、両リングとも、同期リングハブの円筒形の空洞部内に半径方向における信頼性のあるガイドがない。
このため、従来技術で既知の同期リングは、同期リングハブに対して円周方向に回転しないように確かに固定されてはいるが、これらのリングは、同期リングハブの円筒形の空洞部の円筒形の内部接触面と相互作用するその円錐形の外表面のために、たとえばわずかな半径方向の偏向又は傾く動きといった、制御不能な動きをする傾向があり、それが不快な振動をもたらして、同期プロセスの信頼性及び精度に悪影響を及ぼし、切替えの時間を増し、摩擦面及び同期リングそのもの全体の摩耗をより早め、増加させることにつながる。こうして、同期ハブの空洞部内における同期リングの劣ったガイド及び結果として生じる制御不能な動きのために、自動車のギヤ切替えの容易さ及び運転の快適さがかなり制限されるという事実に全くかかわりなく、修理及び保守の間隔がより短くなる。より大きい力、すなわちトルクを、このような変速機によって切り替えなければならないとき、この影響は、よりさらに大きくなる。
成形されたシートメタルからの同期リングの製造についての主な問題は、円錐形の摩擦面を成形工程中に製作しなければならないので、円筒形の外表面を製作できないことである。これまでに、この問題は、かなり又はわずかな程度、緩和されている。たとえば、追加の突起部を厚くする又は折り曲げることによって、たとえば摩擦面の円錐形の外側部を同期リングハブに合わせようとすることによって、同期リングハブの円筒形の空洞部内における同期リングのガイドを改善する試みがなされている。しかしながら、これらの既知の解決策は、たとえば、製造に関して、及びより重大には同期リングの剛性に関して、大きい欠点を有する。
有意な改善が、出願者によってEP1900955A1に既に提案されている。
本発明は、切替え可能なギヤ・チェンジ変速機の同期装置用の同期リングに関し、同期リングハブの円筒形の空洞部内に同期リングを固定するために、回転防止手段が設けられ、この手段は、リング本体に一体的に連結され、リング本体のギヤ・ホイール表面からハブ表面に向かう方向に延在する。同期リングハブの空洞部内において取付面をガイドするために、リング本体のギヤ・ホイール表面とハブ表面との間の所定の領域に、ガイド要素が設けられる。
本発明にとって重要であるのは、ガイド要素が、同期リングハブの円筒形の空洞部の内表面におけるギヤ・ホイールの表面とハブの表面との間の所定の領域に、取付面の支持、並びに/又は、心合わせ及びガイドをするように、リング本体に設けられることであり、このガイド要素は、好ましくは、取付面上に円周方向に分散される複数の隆起部の形で設けられる。
説明のため、EP1900955から既知の同期リングの簡単な実施例が図1に示される。図2は、取り付けられた状態の、図1の同期リングを示す。
本発明と従来技術とを区別するために、従来技術を示す図1及び2の参照符号は、アポストロフィを付して示され、一方、本発明による実施例を示す図3から図7の参照符号には、アポストロフィが付されない。
図1の既知の同期リング1’は、リング本体3’を備える。該リング本体3’は、内側の摩擦面4’と外側の取付面5’のそれぞれにより、半径円周方向に限定される。内側の摩擦面4’は、カーボン摩擦被覆41’を有する。外側の取付面5’及び内側の摩擦面4’は、同期リング1’の軸方向の同期リング軸6’に沿って、本質的に、所定の角度αэ(図1に示さず)の円錐形で互いに平行に延在する。
この構成では、リング本体3’は、ギヤ・ホイール表面7’及びハブ表面8’によって、軸方向に本質的に限定されている。
すなわち、リング本体3’は、最大円錐直径d1’のところでは、ギヤ71’を有するギヤ・ホイール表面7’によって、軸方向に本質的に限定されている。ギヤ・ホイール表面7及びギヤ71’は、同期リング軸6’に対して直角に延在する。また、リング本体3’は、最小円錐直径d2’のところではハブ表面8’によって、軸方向に本質的に限定されている。
同期リングハブ10’(図3には示されていない。)の円筒形の空洞部9’内に同期リング1’を固定するために、リング本体3’のギヤ・ホイール表面7’からハブ表面8’の方向に延在する、回転防止手段11’が設けられ、リング本体3’に一体的に連結されており、この構造は、原理上、従来技術において長く知られているものである。図1によると、回転防止手段11’は固定用突起部111’であり、これは、たとえば、同期リング1’の製造の際に、リング本体3’の、初期状態では径方向外向きに突出している部分を、初期状態では取付面5’に向かう方向に曲げることによって作製可能である。
これは、固定用突起部111’として形成される回転防止手段11’が、取付面5’に本質的に整列するように、同期リング軸6’から離れたリング本体3’の側部に延在することを意味する。
固定用突起部111’は、固定用突起部111’が嵌合状態において同期リングハブ10’の対応する凹部101’内に固定可能であるように、取付面5’に対応する形状及び配置にされる。
同期リングハブ10’の円筒形の空洞部9’の内側面91’において取付面5’をガイドするために、ガイド要素12’が、リング本体3’の取付面5’における外向きの隆起12’の形状で、ギヤ・ホイール表面7’とハブ表面8’との間のリング本体3’の所定の領域に設けられ、この隆起12’は同期リング軸6’から径方向外向きに突出する。
これは、EP1900955A1による既知の同期リング1’の重要な特徴は、ガイド要素12’が、隆起12’の形状でリング本体3’自体に直接設けられる点に見出されるべきであることを意味し、これは、ガイド要素12’の構成が、既知の同期リング1’の、少なくとも幾何学形状を、また、おそらくは剛性及び強度などの機械的性質を、損なう及び/又は変えることを意味する。
同期リング1’の嵌合状態において、隆起12’は、取付面5を収容するように同期リングハブ10’に設けられた円筒形の空洞部9’内に、同期リング1’を堅固且つ確実にガイドし、心出しする。
同期リング1’と同期リングハブ10’との協働をよりよく理解するために、図2は、嵌合状態にある図1による同期リング1’の概略的な側面図を示す。断面は、固定用突起部111’が見えないように、図3による矢印Aに沿って取られている。
本実施例ではカーボン摩擦被覆41’を有する、円錐形のリング本体3’の内側の摩擦面4’と、円錐形のリング本体3’の外側の取付面5’とは、同期リング1’の軸方向の同期リング軸6’を中心に、摩擦角αэの円錐形で本質的に互いに平行に延在する。
同期リング1’は、隆起12’として設けられるガイド要素12’によって、取付面5’が同期リングハブ10’の空洞部9’内になるように中央に取り付けられる。
ギヤ・ホイール71’を備えたギヤ・ホイール表面7’は、ギヤ・ホイール71’が、図2に示されない別の切替え可能なギヤ・チェンジ変速機の、同様に図示されないさらなるギヤと回転的に固定された係合状態になるように、同期リングハブ10’の外側に位置する。
EP1900955の同期リングは、従来技術において上述された問題を見事に解決するが、やはりある程度の改善の必要が存在する。EP1900955による同期リングは、運転状態において優れた走行特性を明らかに示しており、作動状態において同期リングハブ内で完全に安定的にガイドされる。
しかしながら、取付面に分散された隆起は、当然ながら、摩擦領域を減らしてしまう。
したがって、本発明の目的は、作動時に、同期プロセスの間及び/又は該プロセスの外において同期リングと同期リングハブとの間の制御不能な相対的動作が起こらないように、同期リングハブ内で最適にガイドされる、改善された同期リングを提供することである。同時に、円錐形の摩擦面が、隆起、厚くなった部分などによって変形されない。さらに、対応するギヤ・チェンジ変速機が改善される。
これらの目的を満たす本発明の主題は、独立請求項1の特徴を有する。
従属請求項は、本発明の特に有利な実施例に関する。
従って本発明は、ギヤ・チェンジ変速機の同期装置用の同期リングに関する。この同期リングは、内側の摩擦面と外側の取付面とを備えた円錐形のリング本体を含む。内側の摩擦面と外側の取付面はそれぞれ、リング本体を半径円周方向に限定する。また、内側の摩擦面と外側の取付面はそれぞれ、軸方向の同期リング軸に対して直角に延在し、同期リングの軸方向の同期リング軸を中心に所定の摩擦角度で円錐形に延在する。
この構成においては、リング本体は、最大円錐直径のところでは、同期リング軸に対して実質的に直角に延在するギヤ・ホイールのギヤ・ホイール表面によって、最小円錐直径のところではハブ表面によって、軸方向に限定される。同期リングを、取り付けられた状態で同期リングハブの円筒形の空洞部内に固定するために、回転防止手段が設けられ、この手段は、リング本体に一体的に連結され、リング本体のギヤ・ホイール表面から離れる方向に延在する。本発明によると、取付面のガイドのために、ガイド要素が、円筒形の空洞部内の回転防止手段に設けられる。
本発明にとって重要であるのは、同期リングハブの円筒形の空洞部の内側表面において、取付面を支持並びに/又は心出し及びガイドするように、ガイド要素が、回転防止手段に設けられることである。
回転防止手段にガイド要素を設けることによって、本発明による同期リングは、同期リングハブに対して回転しないようになるとともに、信頼性が高くなる。同期リングは、特に、同期リングハブの円筒形の空洞部内で、半径方向に対してガイド及び心出しされる。この場合、ガイド要素は、円錐形の摩擦面から離れた回転防止手段に設けられているため、円錐形の摩擦面は、ガイド要素によっていかようにも損なわれることはない。
従来から既知の円錐形の同期リングにおいては同期リングハブの円筒形の空洞部内で円筒形の内側接触面と相互作用するその円錐形の外側形状によって、たとえば不快な振動をもたらす、或いは、わずかな半径方向の偏向又は傾く動きといった制御不能な動きの傾向があった。しかし、本発明による同期リングにはこれらの傾向がなくなると同時に、摩擦面及びリング本体が決して損なわれることがない。これは、リング本体がその完全な安定性を維持し、円錐形の摩擦面全体が同期プロセスに利用可能であることを意味する。したがって、同期プロセスの信頼性及び精度が、本発明による同期リングの使用によってかなり良い影響を受け、それによって、本発明による同期リングの同期リングハブの空洞部内における優れたガイドによって、車両のギヤ切替えの容易さ及び運転の快適さがかなり増すという事実にかかわりなく、切替え時間の低減をもたらすことができ、摩擦面及び同期リングそのもの全体の摩耗を低減し、より長い修理及び保全の間隔をもたらす。より大きい力、すなわちトルクを、対応する変速機によって切り替えなければならないとき、これらの良い効果は、よりさらに大きくなる。
実際には、ガイド要素は、通常、回転防止手段に一体化された構成要素であり、生産工程において、たとえば金属薄板から、回転防止手段とともに成形工程の際に形成される。
特別な実施例では、ガイド要素は、回転防止手段から円周方向に、及び実際は好ましくは向かい合う2方向に延在し、それによって、同期リングハブの円筒形の空洞部内における同期リングの信頼性の高いガイドを保証する比較的広い鞍形領域が得られる。
ガイド要素が、回転防止手段から1つの円周方向のみに非対称的に延在し、特に、ガイド要素をそれぞれが備えた3つの回転防止手段を設けることも可能である。これにより、心出し用の突起部の形状であるガイド要素を、回転防止手段の一方の側にのみ設けることも、また可能となり、その結果、構成のコスト及び複雑さ、並びに材料の必要条件を緩和する。
さらなる特定の実施例では、ガイド要素は、回転防止手段と及び外側の取付面との間の領域に、円周方向の向きに延在する。
また、ガイド要素は、回転防止手段に沿って円周方向に、ギヤ・ホイール表面から離れた回転防止手段の側部から延在するか、又は、たとえば、回転防止手段を、架橋部によってガイド要素に連結し、保持用の突起部に設けることも可能である。
それぞれの特定の用途のために選択された特定の実施例は、たとえば、変速機の他の部品の特定の幾何学的構成又は他の特定の周辺条件に依存して、たとえば、作動状態における機械的荷重によって、又は変速機の他の部品についての幾何学的仕様によって決定される。
ガイド要素は、回転防止手段に直接設けられ、摩擦面及びリング本体には設けられず、複合方式の分離した突起部としては構成されないということが重要である。
特殊な実施例では、ギヤ・ホイール表面が、凹部によって、特に、1つ、若しくは2つ、若しくは3つ、若しくは4つ以上の凹部によって中断される、及び/又は、回転防止手段が、凹部内でリング本体に連結される。
この点について、凹部と同じ数の回転防止手段を設けることが好ましいが、必ずしもギヤ・ホイール表面に設けなくてもよい。実用上、特に重要な一実施例では、ちょうど3つの回転防止手段が設けられ、この回転防止手段は、最小の構成コストで、最大の回転防止策及びガイド要素によるガイドを保証する。
特に、回転防止手段は、取付面と実質的に同じ方向に、同期リング軸から離れて延在する固定用の突起部として形成可能である。
非常に特定の実施例では、固定用の突起部は、ポケット状の凹部を備えた固定用の突起部であってよく、それによって、同期リングハブに対する同期リングの固定を改善可能である。
摩耗を低減する及び/若しくは摩擦を最適化する摩擦媒体、特に摩擦被覆、具体的にはモリブデン被覆、並びに/又は摩擦被覆、特にカーボン摩擦被覆、並びに/又は異なる摩擦媒体が、摩擦面の上又は摩擦面に、好ましくは設けられる。
たとえば、同期リングが複数の円錐形の同期装置の一部である場合は、あるいはその他の場合に、摩擦被覆を摩擦面の上に設ける必要はないことが理解されるであろう。
同期リングは、深絞りの高品質のシートメタルから、及び/又は鋼、好ましくはC55鋼、C80鋼、若しくはC80M鋼、特にC35鋼若しくはC45鋼から作製される、成形されたシートメタル部品として構成される。
本発明はさらに、請求項1から14までのいずれか一項による同期リングを備えた、車両用、特に自動車、バン、又は重量貨物車両用の切替え可能なギヤ・ボックス変速機に関する。
以下において、本発明は概略図に従って説明される。
従来技術により既知の同期リングの断面図である。 取り付けられた状態の図1による同期リングの側面図である。 本発明による同期リングの第1実施例の図である。 取り付けられた状態の図3の同期リングの図である。 本発明による同期リングの第2実施例の図である。 本発明による同期リングの第3実施例の図である。 本発明による同期リングの第4実施例の図である。
従来技術により既知の同期リングを示す図1及び2は、既に詳しく上述されているので、以下、これらの図は、さらに議論しない。
図3は、本発明による同期リングの一実施例の断面の概略図を示し、このリングは、下記においてその全体が参照符号1で示される。なお、同じ参照符号は、異なる図において技術的に等価である同じ特徴を示すか、又は、技術的に等価の機能を有する特徴を示す。
図3の同期リング1は、カーボン摩擦被覆41を有する内側の摩擦面4と、それ自体が既知の方式で半径円周方向にリング本体3を限る外側の取付面5とを備えた、円錐形のリング本体3を備える。外側の取付面5及び内側の摩擦面4は、縮尺通りには示されていない、図3では摩擦面4から少し離れたところに示される軸方向の同期リング軸6を中心に円錐形に、図1には示されない所定の摩擦角で本質的に互いに平行に延在する。
この構成においては、リング本体3は、最大円錐直径のところでは、同期リング軸6に対して本質的に直角に延在するギヤ・ホイール71のギヤ・ホイール表面7によって、最小円錐直径のところでは、図3の斜視図には示されないハブ表面8によって、軸方向に限定されている。同期リングハブ10の円筒形の空洞部9内に同期リング1を固定するために、図3にはやはり示されない回転防止手段11が設けられるが、この手段は、リング本体3に一体的に連結され、リング本体3のギヤ・ホイール表面7からハブ表面8に向かう方向に延在し、この構造は、従来技術において概ね既知である。この構成では、図3による回転防止手段11は、たとえば、同期リング1の製造の際に、リング本体3の初めは径方向に突出している部分を、取付面5に向かう方向に曲げることによって形成される。
これは、回転防止手段11が、実質的に取付面5と平行である同じ方向に、同期リング軸6から離れたリング本体3の外側に延在することを意味する。
図を用いて後により詳しく述べるように、回転防止手段11は、回転防止手段11が、取り付けられた状態で同期リングハブ10の対応する凹部101内に固定可能であるように、取付面に対して構成及び配置される。
本発明によると、同期リングハブ10の円筒形の空洞部9内の内表面91において取付面5をガイドするために、回転防止手段11にガイド要素12が設けられる。上述のように、図3は取り付けられた状態の同期リング1を示していないので、空洞部9内の内表面91は図3には示されない。この構成では、ガイド要素12は、回転防止手段11の一体的な構成要素であり、回転防止手段11から始まり、向かい合う2方向に円周方向Uに延在する。
同期リング1の取り付けられた状態においては、本発明によるガイド要素は、同期リング1を、取付面5を受けるために同期リングハブ10に設けられた円筒形の空洞部9内で、確実且つ信頼性高く心出し及びガイドする。
図4では、取り付けられた状態の図3による同期リング1の側面図が、概略的に示される。図4に示される断面は、したがって、少し離れた所に示される(正しい縮尺ではない)同期リング軸6に対して直角をなす。
本実施例ではカーボン摩擦被覆41を含む、円錐形のリング本体3の内側の摩擦面4と、円錐形のリング本体3の外側の取付面5とは、同期リング1の同期リング軸6を中心に、円錐形且つ本質的に互いに平行である摩擦角度で延在する。
同期リング1は、回転防止手段11に設けられる本発明によるガイド要素12によって、取付面5が同期リングハブ10の空洞部9内になるように中央に取り付けられる。
分かりやすくするために、図4に示されない、ギヤ・ホイール71を備えたギヤ・ホイール表面7は、ギヤ・ホイール71が、同様に図示されない切替え可能なギヤ・チェンジ変速機の、やはり図4に示されないさらなるギヤ・ホイールと、回転可能なように固定された係合状態になることが可能なように、それ自体が既知のやり方で同期リングハブ10の外側に配置されている。
図5から図7には、それぞれの場合において、回転防止手段11のところのガイド要素12の特定の構成のみにおいて、互いに及び図3の特定の実施例とは異なる、本発明による同期リングのさらなる3つの特定の実施例が、概略的に示される。
図5の特定の実施例では、ガイド要素12は、円周方向Uに回転防止手段11に沿い、ギヤ・ホイール表面7から離れて、回転防止手段11の側部に延在する。これによって、たとえば、図3、6及び7の同期リング1と比較して、同期リングハブ10内に同期リング1を支持するためにより大きい表面が利用可能となる。特に大きい支持面を必要とする特定の場合には、同期リングハブ10内での同期リング1の支持のために、図5による同期リング1を常に選択することになろう。
図6による実施例では、ガイド要素12は、回転防止手段11と外側の取付面5との間の領域に円周方向Uに延在する。したがって、ガイド要素12は、回転防止手段11と取付面5との間に配置される。図6の例は、したがって、同期リングハブ10に向かって軸方向に特に空間を節約する実施例である変形例である。
図7には、本発明による同期リング10の非常に特殊な変形例が示され、ここでは、ガイド要素12を備える回転防止手段11が、保持用の突起部15の架橋部14を介して設けられる。このタイプの構造は、半径方向に掛かる圧力の下での一定の弾性をガイド要素にもたらし、それによって、同期リング1は、たとえば、半径方向に時間により変化する歪みを受けながらも、非常にスムーズ且つ確実に作動可能となる。
本出願に明示的に述べられるすべての実施例は、本発明を例示するのみであり、特に、特定の用途に有利に使用可能であるすべての適切な組合せ、及び、当業者にとって明らかであるすべての開発が本発明に包含されることは自明である。
1 同期リング
3 リング本体
4 摩擦面
5 取付面
6 同期リング軸
7 ギヤ・ホイール表面
8 ハブ表面
9 空洞部
10 同期リングハブ
11 回転防止手段
12 ガイド要素
14 架橋部
15 保持用の突起部
41 カーボン摩擦被覆
71 ギヤ・ホイール
91 内表面
101 凹部

Claims (15)

  1. ギヤ・チェンジ変速機の同期装置(2)用の同期リングにおいて、軸方向の同期リング軸(6)に対して直角に延在し、前記同期リングの前記軸方向の同期リング軸(6)を中心に所定の摩擦角度で円錐形に延在する円周方向(U)にリング本体(3)を限定する、内側の摩擦面(4)と、外側の取付面(5)とを備える円錐形の前記リング本体(3)を含み、前記リング本体(3)が、最大円錐直径のところでは、同期リング軸(6)に対して実質的に直角に延在するギヤ・ホイール(71)のギヤ・ホイール表面(7)によって、最小円錐直径のところではハブ表面(8)によって、前記軸方向に限定され、前記同期リングを、取り付けられた状態で同期リングハブ(10)の円筒形の空洞部(9)内に固定するために、前記リング本体(3)に一体的に連結され、前記リング本体(3)の前記ギヤ・ホイール表面(7)から離れる方向に延在する、回転防止手段(11)が設けられる同期リングであって、前記取付面(5)のガイドのために、前記円筒形の空洞部(9)内の前記回転防止手段(11)にガイド要素(12)が設けられることを特徴とする同期リング。
  2. 前記ガイド要素(12)が、前記回転防止手段(11)の一体的な部分である、請求項1に記載の同期リング。
  3. 前記ガイド要素(12)が、前記回転防止手段(11)から円周方向(U)に、好ましくは向かい合う2方向に延在する、請求項1又は2に記載の同期リング。
  4. 前記ガイド要素(12)が、前記回転防止手段(11)から始まって円周方向(U)に、好ましくは1つの円周方向(U)のみに延在し、特に、3つの回転防止手段(11)が、それぞれ、それぞれのガイド要素(12)を備えて設けられる、請求項1から3までのいずれか一項に記載の同期リング。
  5. 前記ガイド要素(12)が、前記回転防止手段(11)と前記外側の取付面(5)との間の領域に円周方向(U)に延在する、請求項1から4までのいずれか一項に記載の同期リング。
  6. 前記ガイド要素(12)が、前記回転防止手段(11)に沿って円周方向(U)に、前記ギヤ・ホイール表面(7)から離れた前記回転防止手段(11)の側部に延在する、請求項1から5までのいずれか一項に記載の同期リング。
  7. 前記ガイド要素(12)を備える前記回転防止手段(11)が、保持用の突起部(15)の架橋部(14)を介して設けられる、請求項1から6までのいずれか一項に記載の同期リング。
  8. 前記ギヤ・ホイール表面(7)が、凹部(13)によって、特に、1つ、若しくは2つ、若しくは3つ、若しくは4つ以上の凹部(13)によって中断される、及び/又は、前記回転防止手段(11)が、前記凹部(13)内で前記リング本体に連結される、請求項1から7までのいずれか一項に記載の同期リング。
  9. 凹部(13)と同じ数の回転防止手段(11)、特に、ちょうど3つの回転防止手段(11)が、前記ギヤ・ホイール表面(7)に設けられる、請求項1から8までのいずれか一項に記載の同期リング。
  10. 前記回転防止手段(11)が、前記取付面(5)と実質的に平行である同じ方向に、前記同期リング軸(6)から離れて前記リング本体(3)の外側に延在する、固定用の突起部(111)として形成される、請求項1から9までのいずれか一項に記載の同期リング。
  11. 前記固定用の突起部(111)が、ポケット状の凹部を備えた固定用の突起部(1110)である、請求項1から10までのいずれか一項に記載の同期リング。
  12. 摩擦被覆(41)が前記摩擦面(4)の上に施され、前記同期リングが、特に、複数の円錐形の同期装置の一部である、請求項1から11までのいずれか一項に記載の同期リング。
  13. 摩耗を低減及び/若しくは摩擦を最適化する摩擦媒体(41)、特に摩擦被覆(41)、具体的にはモリブデン被覆(41)、並びに/又は摩擦層(41)、特にカーボン摩擦層(41)、並びに/又は異なる摩擦媒体(41)が、前記摩擦面(4)に設けられる、請求項1から12までのいずれか一項に記載の同期リング。
  14. 前記同期リングが、深絞りの高品質のシートメタルから、及び/又は鋼、好ましくはC55鋼、C80鋼、若しくはC80M鋼、特にC35鋼若しくはC45鋼から形成される成形されたシートメタル部品である、請求項1から13までのいずれか一項に記載の同期リング。
  15. 請求項1から14までのいずれか一項による同期リング(1)を備えた、車両用、特に自動車、バン、又は重量貨物車両用のギヤ・チェンジ変速機。
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