JP2011519325A - ハブ・ブレーキローター・アセンブリ - Google Patents
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Abstract
マウントされたホイール・アセンブリがハブのアウトボード側フランジに対して直接に隣接し、捕捉されたブレーキローターの表面に対しては直接に隣接しないような、固定式又は浮動式の配置でブレーキローター部品を受け入れ支持するように構成された、ホイール・ハブ・アセンブリ。
【選択図】図2
【選択図】図2
Description
関連出願との相互参照
本出願は、2008年4月15日になされた米国特許出願第61/045,101号に関連し、これに基く優先権を主張する。さらに本出願は、2008年6月3日になされた米国特許出願第61/058,460号に関連し、これに基く優先権を主張する。上記両出願はここに参照をもって組み入れられる。
本出願は、2008年4月15日になされた米国特許出願第61/045,101号に関連し、これに基く優先権を主張する。さらに本出願は、2008年6月3日になされた米国特許出願第61/058,460号に関連し、これに基く優先権を主張する。上記両出願はここに参照をもって組み入れられる。
本発明は、概して車両ホイール・ハブ・アセンブリに関し、特に、ブレーキローター部品を固定式の又は浮動式の配置で受け止め支持するものであって、タイヤとリムとからなりホイールハブに取り付けられたホイール・アセンブリがハブのアウトボード側のフランジに直接に隣接し、かつ捕捉されたブレーキローターの表面には隣接しないような、ホイールハブ及びブレーキローターのアセンブリに関する。
ブレーキ粗さは、影響を及ぼす要素が多数存在する複雑な問題であり、その一つにローターの横振れ(lateral runout、LRO)がある。ブレーキローターのLROは、ホイールを備える車両に取り付けられるようなローターのブレーキ面の軸方向の振れである。この振れ又は波打つ動きは、オフブレーキ条件下でブレーキライニングの機械的作用によってローターに不均一な厚さが付与される状況を生じさせることがあり、ディスク厚み変動(disc thickness variation、DTV)を招く結果になる。オンブレーキ条件下では、DTVは制動トルクの変動を招き、これは顧客の不満を生じさせ得る。長距離走行後においてもブレーキ粗さが発生するのを防ぐために、ホイールエンド部品を組み立てて車両に組み付けることの複合効果から生み出される車両搭載ローターの振れは50μm以下であるべきである。
ほとんどの既存の設計(図1)においては、ローターは、ホイールリムとハブフランジとの間に、ローター及びリム双方のためのマウント案内を有するハブと共に挟まれている。研究により、ホイールリム、ローター及び取り付けスタッドボルトの間の接触部分における多数のパラメータがローターの振れに影響を及ぼすことが知見された。これらのパラメータは、ラグナット締めつけトルク、ホイール面均一性、ホイールマウント孔の位置的配置、スタッドボルトのずれ、及び接触面の平面度における変動を含む。ホイールはハブ/ローター/ホイールのサンドイッチ構造の中で最も硬い部材であり、ローターを歪めさせ得る。ホイール面が円周方向において均一でない場合、ラグナットを締めた際のホイールとローターとの間の圧力分布は不均一になり得る。同様に、ホイール固定システムによっては、ホイール孔の位置的配置もまた振れに影響し得る。このことはテーパーナットを用いる場合に特に言えることである。テーパー座の中心がスタッドボルトの中心と心ずれを生じている場合、テーパーナットは該ナットを締めた際にスタッドボルトをホイール孔の中心に向けて引っ張ることがある。最後に、ほとんどの既存の設計では、ハブフランジのアウトボード側面はスタッドボルト孔の領域に円周方向の凹部を有する。この凹部は、スタッドボルトの圧入手順を行う際に該孔に隣接し外側に向かって押されるマテリアルに、片寄りを作っている。ローターが該マテリアルに接触したり振れに影響したりしないように、該凹部の深さは該マテリアルの深さより大きくなっている。ローターを適切に固定するために、ハブフランジには、スタッドボルト孔から半径方向に外側に、平坦面が備えられなければならない。
したがって、ホイールリムとローターとの接触部分をなくすことによりブレーキローターの振れを低減する、統合されたハブとブレーキローターとのアセンブリを提供すれば有利となる。該アセンブリは、ブレーキの掃引面積を増やしつつ全体の重量とサイズを小さくし、浮動式のローター設計及びより剛直なホイールハブを提供し、スクラブ半径を低減する。
発明の簡潔な要約
簡潔に言えば、本開示はブレーキローター部品をハブのアウトボード側フランジにある複数の凹部に固定式の又は浮動式の配置で受け入れ支持するものであって、ホイールハブに取り付けられたホイール・アセンブリがハブのアウトボード側フランジに直接に隣接し、かつ捕捉されたブレーキローターの表面には隣接しないような、ホイール・ハブ・アセンブリを提供する。
簡潔に言えば、本開示はブレーキローター部品をハブのアウトボード側フランジにある複数の凹部に固定式の又は浮動式の配置で受け入れ支持するものであって、ホイールハブに取り付けられたホイール・アセンブリがハブのアウトボード側フランジに直接に隣接し、かつ捕捉されたブレーキローターの表面には隣接しないような、ホイール・ハブ・アセンブリを提供する。
本開示の上記した特徴及び利得は、好ましい実施形態と共に、付随する図面に関連する以下の記述から読み取れる内容からより明らかとなる。
対応する参照符号は、複数の図面にわたって、対応する部材を指す。図面は本開示中で述べられる概念を説明するためのものであり、本発明はこれに限定されるものではないと理解されるべきである。
本発明の実施形態について詳しく説明する前に、本発明は、その応用において、以下の記述中に述べられ又は図面に説明される、要素の構成及び配置の詳細に限定されるものではないことが理解されるべきである。
以下の記述は本発明を限定によってではなく例示によって説明するものである。本説明は当業者が本開示の内容を製造及び使用することができるようにするものであり、現在最も好ましいと考えられる本開示の実施の形態を含め、本発明のいくつかの実施形態、適応、変形、代替、及び使用について記述する。
図2(A)及び図2(B)には、本開示の第1の実施形態に係る、ハブフランジ100を有するハブ10が斜視図で示されている。ハブフランジ100は、ホイールスタッドボルト(不図示)を受け入れるための孔又はボア102を有し、当該スタッドボルト孔102に隣接してハブフランジ100に形成された凹部104を有する。これら凹部104は、ハブフランジ100のインボード側に付加される補強材106と軸方向に対応する。補強材106の、各凹部104の中心に位置する穴108は、各凹部104のアウトボード側表面に隣接してブレーキローターを取り付け又はマウントするために用いられるネジ山を付与されたボルト又はピン(不図示)を受け入れる。図3(A)及び図3(B)に示すように、ブレーキローター200は、ハブフランジ100中に扇状に形成された凹部104とかみ合うために204におけるように対応して扇形に形成された部位(スカロップ)を有しアウトボード側軸方向端部に内径部を有する、円筒状の中心部分又は「ハット」(ローターハット)202を含んでいる。ブレーキローター200は、図3(A)及び図3(B)に示すような固定式の設計であっても、図6に示すような浮動式の設計であってもよい。ハブフランジ100の剛性は、剛性が重要となる用途においては増すことが可能である。
図3(A)及び図3(B)に示す固定式の設計においては、ネジ山を付与されたボルトが、ローターハット202の扇形に形成された部位(スカロップ)204のボア206を通じて、ハブ凹部104中のネジ山を付与された穴108の中へ、インボード側方向に挿入される。ボルト(不図示)は、ローター200が、ハブフランジ100のアウトボード側面よりインボード側で、凹部104のアウトボード側面に対して固定されるように、ローターハット202のアウトボード側面に対向してカウンターボアへと締め付けられる。ローターハット202のアウトボード側面がハブフランジ100のアウトボード側面より軸方向インボード側に配置された状態で、ローター200は、後にホイールスタッドボルトによってハブフランジ100にマウントされるホイールリムから離れて、所定の間隔をあけて配置されており、ホイールリムとブレーキローター200との接触部をなくすことによってブレーキローター200の振れを低減している。
任意ではあるが、図4及び図5に示すように、ローターハットスカロップ204のインボード側面(マウント面)には、突起400を配することができる。各突起の表面はブレーキローター200の製造過程の一部として機械加工により形成されていても、また座繰り加工によって形成されていてもよく、ホイールハブフランジ100の凹部104にかみ合うことのできるマウント面の一部となっている。対応して、ホイールハブフランジ100は凹部104のアウトボード側面にポケット402を有しており、ローター200の突起400とかみ合うようになっている。突起400とポケット402とが逆になった構成も、本発明の技術的範囲を外れることなく、ローター200とハブフランジ100とが確実にかみ合うことによる同じ利得を達成するために利用され得ることは、当業者によれば容易に認識されることであろう。
ホイールハブ及びブレーキローターの従来技術の構成は通例、ハブフランジ100上のブレーキローター200を、ローターハット202の内径部を中心にして360度全周にわたって案内する。図3(A)及び図3(B)に示す本開示の構成によれば、図3(B)に示したように、各ロータースカロップ204の最内径面はそれぞれ、ハブ凹部104の半径方向内向き面に接して案内される。本実施形態の案内面は従来技術の設計における案内面よりも狭い表面積にわたるものである。案内面の面積が小さいことは、ブレーキローターが案内面においてホイールハブフランジ上に実質的に結合し又はさびつき得る従来技術の構成に比較して、ローターの取り外しにおいて問題となる腐食の影響をより小さくする。加えて、ロータースカロップ204及びハブ凹部104の隣接する側壁表面の間には、これらの表面における腐食が使用の間にブレーキローター200の取り外しを妨げることがないような、十分な間隔が保たれている。
ローター200の浮動式のマウント構成については、図6に示すように、ローター200をハブフランジ100にマウントし、凹部104の領域内でのローター200の軸方向の限られた動きのための余裕をとっておくために、ショルダーボルト又はピン110を用いることができる。いったんロータースカロップ204がハブフランジ凹部104に嵌められると、ショルダーボルト又はピン110が、ローターマウント孔206を通されて、該ボルト又はピンのショルダー112がハブフランジ100の凹部面104に対して固定されるまで、ハブ穴108へと螺入され又は圧入される。ショルダーボルト又はピン110のショルダー部114の軸方向長さはロータースカロップ204の厚さを超えており、このことによってローター200は、該ボルト又はピン110のショルダー部114に沿って軸方向に浮かされており、ハブフランジ100の凹部面104と、ショルダーボルト又はピン110のアウトボード側端部に隣接する頭部又はクリップ116との間に保持されている。
図3(A)、図3(B)、及び図6に示したように、固定式及び浮動式のいずれのマウント構成についても、ボルト又はピン110の軸方向総長さ、及び、マウント孔におけるローターハット202の厚さは、ボルト又はピン110、及び、マウント孔206に隣接するローターハット部位202が、ハブ凹部104内に据え付けられたときにハブフランジ100のアウトボード側面からインボード側方向に後退した位置にあるように選択される。したがって、ハブ・アセンブリ10にマウントされたホイール・アセンブリはハブフランジのアウトボード側面に直接に隣接し、かつブレーキローター200はハブフランジ100のアウトボード側面とホイール・アセンブリとの間に挟まれ又は捕捉されておらず、ホイールのマウントに起因するローターの振れを低減している。
本開示の他の実施形態においては、図7(A)及び図7(B)に示すように、補強材である中空でないリング状又は環状部材300が、ハブフランジ100のインボード側面に付加され、図2、図3、及び図5に示した補強材106と実質的に同様に機能する。環状部材300は、ハブの剛性をより高めるためにハブフランジ100と一体になっていてもよく、ハブフランジ100に固定された別個の要素であってもよい。別個のリング状又は環状部材300を配することの利点は、環状部材300のアウトボード側面がハブフランジ凹部104のアウトボード側面を定めるので、ローター200がマウントされる面の平面度を管理することがより容易になることである。別個のリング状又は環状部材300を備える場合、スタッドボルト及びローター取り付け穴又はボア102a、108aは予め穴開けされ、リング状又は環状部材300の両面はハブフランジ100との組み立ての前に機械加工仕上げされる。上述したように、ハブフランジ100はローターハット202を受け入れるための複数の凹部104を有する。リング状又は環状部材300は、該リング状又は環状部材300のスタッドボルト孔がハブフランジ100のスタッドボルト孔102と連通するように、ハブフランジ100のインボード側面に対して組み付けられる。ホイールスタッドボルト(不図示)は該環状部材300のスタッドボルト孔102a及びハブフランジの孔102を通るように挿入される。ローター200は、上述した先行する実施形態と類似してスカロップ204と共に構成され、かつ、上述したように、固定式又は浮動式のいずれかの配置で、ハブ凹部104においてハブフランジ110とかみ合う。
上記したいずれの構成においても、ハブフランジ100の外径が削減されること、ローターハット部位202の断面幅が削減されること、ハブフランジ100の周囲を取り巻いてのローターマウント案内がなくされること、及び、ローターハット202の扇形に形成した設計のため原料使用量が削減されることにより、重量低減を実現することが可能であり、これによって車両の燃料効率を向上させること、及びハンドリングを改善することが可能となる。ローター200はもはやハブのアウトボード側面に対して固定されているのではなく、したがってローター200を支持するためにスタッドボルト孔102から半径方向外側に広がる平坦面はハブフランジ100上に必要とされないので、ハブフランジ100の外径を削減することが可能である。ローター200のためのマウント面はハブフランジ100のアウトボード側面からハブフランジ凹部104表面へとインボード側に向けて移動されているので、ローターハット202の断面幅を削減することが可能である。ローター200はハブフランジのアウトボード側面よりインボード側に配置され、支持するためのボルト若しくはピン上、又は、ハブ凹部側壁表面上のいずれかで案内されているので、通例ハブフランジ100のアウトボード側端部に配置されていたローターマウント案内はもはや必要とされず、取り除かれる。ホイールスタッドボルトの軸方向長さもまた削減可能である。最後に、ローターハット202及びこれと対になるハブフランジ凹部104における、扇形に形成された設計により、両部材における原材料の必要量が削減される。
本実施形態のさらなる利得は、ハブフランジ100の直径が削減された結果ローターハット内径が小さくなることによって、ブレーキローター200の掃引面積が増加すること、及びブレーキ性能が改善すること(停止距離が短縮されること)である。
同様に、ローター200のマウント面をハブフランジ100のアウトボード側面から軸方向インボード側に移動することにより、ホイールリムをハブフランジ100のアウトボード側面とかみ合わせて直接マウントすることを可能としつつ、ホイールスクラブ半径が小さくなることに起因して車両のハンドリングを改善することが可能となる。
本開示のいずれの実施形態についても、車両の制動装置によってブレーキローター200にかけられる制動トルクは、一般に、ハブフランジ100にローター200をマウントするために用いられるボルト又はピンを通じて間接にホイールリムへと伝達される。制動トルクをローター200からホイールリムへと伝達するための他の間接的な手段には、ロータースカロップ204の側壁表面とハブ凹部104の側壁表面との間の相互作用、又は凹部104内において嵌合するスプラインの使用が含まれ得る。接触面を利用する場合には、ハブ凹部104側壁表面とロータースカロップ204表面との間の接触を許すために、ローター200と、関連付けられるローターマウントボルト又はピンとの間に十分な間隙が要求される。同様に、ロータースカロップ204の内径部上のスプラインとハブフランジ凹部104側壁表面上のスプラインとを組み合わせる場合には、例えばハブフランジのインボード側面上の分離可能なリングのような、ローター200を位置決めする手段が必要となり得る。
図8〜図10には、ハブ10に、半径方向外向きに突き出たローターマウントフランジ500が複数備えられ、該ローターマウントフランジ500が、ブレーキローター200と調整された回転位置にあるときに、ブレーキローター200のアウトボード側端部にある対応するギャップ600を通り抜けるように構成されている、もう一つの他の実施形態を示す。ギャップ600とマウントフランジ500とを揃えることによって、ハブ10を車両から取り外すことを必要とせずに、ブレーキローター200を取り付けること及びハブ10から取り外すことが可能となる。ローターギャップ600をマウントフランジ500と揃えて、ローターを、マウントフランジ500を過ぎるように軸方向に動かして、その後にローターを回転させてローターギャップ600とマウントフランジ500とを不揃いな状態にすることにより、ローターをハブに取り付けることが可能となる。図8に示すように、ローターギャップ600を不揃いな状態にすることは、ローターハット202のアウトボード側面602を動かして、ハブ上のマウントフランジ500のインボード側面と揃った状態にすることになる。
図8及び図9に示すように、ハブ上の各マウントフランジ500は好ましくは2つの隣接するボア、すなわち、ハブのアウトボード側面に対してホイールリムを固定するためのホイールスタッドボルト又はボルトを受け入れるための第1のボア102、及び、整列された受け入れボア203aにおいてブレーキローター200のアウトボード側面602をかみ合わせることによって、ハブマウントフランジ500のインボード側面に対してブレーキローター200を固定するために、ローター取り付けボルト又はピンを受け入れるための、アウトボード側カウンターボアを有する、第2のボア103を含む。図8に示す実施形態によれば、例えばハブ10上のマウントフランジ500のインボード側面及びアウトボード側面並びにローターハット202のアウトボード側面のような、全ての位置決め表面は、旋削によることが可能であり、したがって製造コストを最小化することが可能となる。
あるいは、図10に示すように、ブレーキローター200とホイールリムとの両方をホイールハブ10に固定するために変形ホイールボルト又はスタッドボルト700を用いて、ハブマウントフランジ500の第2のボア103の必要をなくしてもよい。変形ホイールボルト又はスタッドボルト700は、ハブ10のアウトボード側面に隣接するラグボルト(不図示)及びホイールリムを受け入れるための第1の部位702と、ハブフランジスタッドボルトボア102を通り抜け、かつハブマウントフランジ500のインボード側面を超えて伸びてローターのアウトボード側面602のボア604を通り抜ける第2の部位703とを含む。例えばCクリップのような適切な取り付け手段が第2の部位703のインボード側端部に隣接して配され、変形ボルト又はスタッドボルト700上にブレーキローターを保持する。マウントフランジ500のインボード側面とブレーキローター200のアウトボード側面602との間に、軸方向に所望の間隔を設けるために、適切なショルダー又はスペーサー部位706が第1の部位702と第2の部位703との間に配されていてもよい。
本開示の上述の各実施形態は、ホイールハブ及びブレーキローターのマウント構成であって、ブレーキローターがホイールハブのアウトボード側面よりインボード側にマウントされ、ブレーキローター表面をホイールリムとハブのアウトボード側面との間に捕捉することなく、ホイールリムがハブのアウトボード側面に隣接するかみ合わせでホイールハブに固定され得るものを提供している。図2(A)〜図7(B)に示した第1の実施形態のセットにおいては、ブレーキローターは、ハブのアウトボード側面の平面の下方に、ハブフランジ100の凹部の中でホイールハブに固定される。図8〜図10に示した第2の実施形態のセットにおいては、ブレーキローターは、取り外し可能な構成で、ホイールハブ10のマウントフランジのインボード側面に隣接して、ホイールリムの取り付け部とは反対側に固定される。これらの各構成によれば、ホイールリムとホイールハブとの間にローターをマウントすることに関連付けられる問題が、低減され又は取り除かれる。
図11及び図12に示す、本開示の第3の実施形態においては、ブレーキローターは、ハブフランジ100の周囲を取り巻いて、ハブフランジのアウトボード側面の平面の下方でマウントされる。図11に示す第1のバリエーションにおいては、ハブフランジ100の外周部は、アウトボード側面に隣接する環状ショルダー部112を含む。ブレーキローター200のハット部位202は、短縮された軸方向長さを有し、該ハット部位202のアウトボード側端部において半径方向内向きに突き出た環状リップ210を含む。該環状リップ210は、ハブのアウトボード側面からインボード側で、ハブフランジの環状ショルダー部112に嵌るように形成されている。ローター200は、ローター環状リップ210をハブフランジ100の環状ショルダー部112に対して固定する締め付けネジ又はその他の金具類(不図示)を用いて、ハブ10上に保持されるが、該締め付けネジ又はその他の金具類は、マウントされたホイールリムとの干渉を避けるように、ハブ10のアウトボード側面よりインボード側に留まる。例えば、図11に示すように、環状ショルダー部112に隣接して、ネジ山を付与された複数の保持ボア114をハブフランジ100に配することができる。ネジ山を付与された保持ボア114はそれぞれ、環状ショルダー部112と重なり合うカウンターボア114cを含み、ローター環状リップ210の対応する切除部214と揃えられる。直径を大きくされたキャップ部又は頭部がカウンターボア114cとブレーキローター環状リップ210の切除部214との両方に重なるような頭付ネジ又はボルト(不図示)が、上記保持ボア114に螺入され、これによって環状リップ210が環状ショルダー部112に対して捕捉される。ブレーキローター200にかけられる制動トルクは、頭付ネジ、ボルト、又はその他の留め金具を介して、間接的にホイールリムに伝達される。制動トルクに耐えるためローターを確実に固定支持するようにするために、テーパーカウンターボア又はその他の機構を任意に付加してもよい。
図12に、ローター200をハブフランジ100の外周部に取り付けるための他の手段を示す。ローター環状リップ210が、ハブのアウトボード側面からインボード側へ向けてハブフランジの環状ショルダー部112上に嵌った際に、ローターハット部202の、放射状に配列されカウンターボアを付与されたボア220が、ハブフランジ100の外周に放射状にある、ネジ山を付与されたボア120と揃えられる。それから、保持ボルト又はピンを使用して、ブレーキローター200をハブフランジ100に固定し得る。
当業者は、上述の各設計に関連する、ハブフランジとブレーキローターとの接触部表面における腐食防止が、被膜剤、焼付き防止剤、シールド、ガスケット、Oリングを含む種々の従来の手段により提供され得ることを認識するであろう。
上記の構成においては、本発明の技術的範囲を外れることなく種々の変更を行うことが可能である。よって、上記の記載に含まれ又は付随する図面に示されている全ての事項は、限定的な意味にではなく例示として解釈されるべきである旨、意図されるものである。
Claims (22)
- インボード側面とアウトボード側面とを有するハブ、該ハブに支持されるブレーキローター、及び、車両に連結するための軸受けアセンブリを含む、ホイール・ハブ・アセンブリであって、
前記ハブのアウトボード側面の周部に配設された複数の凹部と、
前記ブレーキローターの円筒状のハット部位のアウトボード側端部から、半径方向内向きに突き出している複数のスカロップとを含み、
前記凹部はそれぞれ、半径方向、及び、軸方向アウトボード側向きの方向に開いており、
前記複数のスカロップは、前記複数の凹部との連動させるかみ合わせに適合されており、
前記ホイール・ハブ・アセンブリの前記アウトボード側面は、直接に隣接して接触するようにホイールリムを受け入れるように適合されており、かつ、
前記複数のスカロップのアウトボード側面は、前記複数の凹部との連動させるかみ合わせの際に、前記ホイール・ハブ・アセンブリの前記アウトボード側面の軸方向インボード側にある、
ホイール・ハブ・アセンブリ。 - 前記ハブがさらに、前記凹部のそれぞれの、アウトボード側を向いた面内に、機械加工によるポケットを含み、
前記ブレーキローターがさらに、前記複数のスカロップのそれぞれのインボード側方向を向いた表面から突き出している突起を含み、
前記突起のそれぞれが、対応する前記機械加工によるポケットに嵌るように配置されている、
請求項1に記載のホイール・ハブ・アセンブリ。 - 前記ブレーキローターが、前記複数の凹部のそれぞれに配置された連結部材を介して前記ホイール・ハブ・アセンブリに固定されており、
前記連結部材のそれぞれが、前記ホイール・ハブ・アセンブリの前記アウトボード側面の軸方向インボード側に配置されている、
請求項1に記載のホイール・ハブ・アセンブリ。 - 前記ブレーキローターが、
前記スカロップ中のボアを通り抜けて、前記複数の凹部のそれぞれに配設された受け入れボアに螺入されている、複数の組み込まれた保持ボルトによって、
固定式の配置で固定されている、請求項3に記載のホイール・ハブ・アセンブリ。 - 前記ブレーキローターが、
前記スカロップ中の滑らかなボアを通り抜けて、前記複数の凹部のそれぞれに配設された受け入れボアに螺入されている、複数の、ネジ山を有するショルダーボルトによって、浮動式の配置で固定されており、
前記ネジ山を有するショルダーボルトのそれぞれが、軸方向の長さが前記スカロップの軸方向の厚さを超えている、ネジ山を有しないショルダー部位を有することにより、
前記ブレーキローターが、前記ハブの前記凹部の中で、前記ネジ山を有しないショルダー部位に沿う、軸方向の動きの限られた範囲を有する、
請求項3に記載のホイール・ハブ・アセンブリ。 - 前記ブレーキローターの、前記ハブの前記凹部の中での、前記ネジ山を有するショルダーボルトの前記ネジ山を有しないショルダー部位に沿う、軸方向の動きの限られた範囲が、
アウトボード側方向には、それぞれの前記ネジ山を有するショルダーボルト上の頭部によって制限されており、かつ、
インボード側方向には、前記凹部のアウトボード側方向を向いた面によって制限されている、
請求項5に記載のホイール・ハブ・アセンブリ。 - 前記ブレーキローターの、前記ハブの前記凹部の中での、前記ネジ山を有するショルダーボルトの前記ネジ山を有しないショルダー部位に沿う、軸方向の動きの限られた範囲が、
アウトボード側方向には、前記ネジ山を有するショルダーボルトのそれぞれに固定されたクリップによって制限されており、かつ、
インボード側方向には、前記凹部のアウトボード側方向を向いた面によって制限されている、
請求項5に記載のホイール・ハブ・アセンブリ。 - 前記ブレーキローターが、前記スカロップ中のボアを通り抜けて、前記ハブの複数の前記凹部に配設された受け入れボア中に固定されている、複数のピンによって、浮動式の配置で固定されており、
前記複数のピンのそれぞれが、軸方向の長さが前記ブレーキローターの軸方向の厚さを超えている露出したシャフト部位を有することにより、
前記ブレーキローターが、それぞれのピン上の保持手段と、前記ホイール・ハブ・アセンブリの前記凹部のアウトボード側を向いた面との間に、前記凹部の中での軸方向の動きの限られた範囲を有する、
請求項3に記載のホイール・ハブ・アセンブリ。 - 前記ホイール・ハブ・アセンブリのインボード側面に連結された環状部材をさらに含み、
前記環状部材が、複数のホイールリムスタッドボルト孔を含み、
それぞれの前記ホイールリムスタッドボルト孔が、前記ホイール・ハブ・アセンブリの対応するホイールリムスタッドボルト孔に連通している、
請求項1に記載のホイール・ハブ・アセンブリ。 - 前記環状部材が、前記ホイール・ハブ・アセンブリと一体に形成されている、請求項9に記載のホイール・ハブ・アセンブリ。
- 前記ブレーキローターの前記スカロップのそれぞれが、前記ホイール・ハブ・アセンブリ中の関連付けられる凹部の側面とかみ合ってトルクを伝達するように形成された少なくとも一の接触面を含む、請求項1に記載のホイール・ハブ・アセンブリ。
- 前記ブレーキローターの前記スカロップのそれぞれが、前記ホイール・ハブ・アセンブリ中の関連付けられる凹部の嵌合するスプラインとかみ合ってトルクを伝達するように形成された複数のスプラインを含む、請求項1に記載のホイール・ハブ・アセンブリ。
- インボード側面とアウトボード側面とを有するハブ、該ハブに支持されるブレーキローター、及び、車両に連結するための軸受けアセンブリを含む、ホイール・ハブ・アセンブリであって、
前記ハブのアウトボード側面の周のまわりに半径方向外向きに広がる、複数のフランジと、
前記ブレーキローターの内径面上の、複数の凹部と、
それぞれの前記凹部の間に配設された、前記ブレーキローターの前記内径面上の複数のタブとを含み、
それぞれの前記フランジが、少なくとも一つの、軸方向に配置されたボアを有し、
それぞれの前記凹部が、前記ブレーキローターの第1の回転位置において、前記ハブの前記フランジが前記ブレーキローターの内径部を通り抜けることができるように形成されており、
前記タブが、前記ブレーキローターの第2の回転位置において、前記ハブの前記フランジのインボード側面に隣接して前記ブレーキローターを連結することを容易にするように形成されており、
前記ホイール・ハブ・アセンブリ及び前記フランジの、前記アウトボード側面が、ホイールリムを直接に接触するように隣接して受け入れるように適合されている、ホイール・ハブ・アセンブリ。 - 前記複数のタブが前記ブレーキローター上にスタッドボルト受け入れ孔を含み、
さらに、複数のホイールスタッドボルトを含み、
それぞれの前記ホイールスタッドボルトが、
前記フランジの前記ボアを通り抜けように形成された、アウトボード側のネジ山を有する部位と、
インボード側の部位と、
前記アウトボード側のネジ山を有する部位と前記インボード側の部位との間に配された、大きくされたショルダー部位とを有し、
前記大きくされたショルダー部位が、前記フランジのインボード側面と、前記ブレーキローターの前記タブのアウトボード側面との間の間隔を維持するように形成されている、
請求項13に記載のホイール・ハブ・アセンブリ。 - インボード側面とアウトボード側面とを有するハブ、該ハブに支持されるブレーキローター、及び、車両に連結するための軸受けアセンブリを含む、ホイール・ハブ・アセンブリであって、
前記ハブのアウトボード側面の外周部に、環状ショルダー部を含み、
前記ブレーキローターの内径部に、環状リップを含み、
前記環状リップが、前記ブレーキローターのアウトボード側軸方向端部が前記ハブのアウトボード側面から軸方向インボード側に向けて間隔をあけるように、前記ハブの前記環状ショルダー部に嵌るように形成されており、
前記ホイール・ハブ・アセンブリのアウトボード側面が、ホイールリムを直接に接触するように隣接して受け入れるように適合されている、
ホイール・ハブ・アセンブリ。 - 前記ブレーキローターが、複数の半径方向取り付け手段によって、前記ハブに固定されている、請求項15に記載のホイール・ハブ・アセンブリ。
- 前記複数の半径方向取り付け手段が、複数の、ネジ山を有するボルトを含み、
該ネジ山を有するボルトが、それぞれ、前記ブレーキローターにある、関連付けられる半径方向のボアを通り抜け、かつ、前記ハブの外周面にある、ネジ山を有する関連付けられる半径方向のボアとかみ合う、
請求項16に記載のホイール・ハブ・アセンブリ。 - 前記ブレーキローターが、前記ブレーキローターの環状リップを前記ハブの環状ショルダー部に対して留めるように構成された複数の留め手段によって前記ハブに固定されており、
前記留め手段がそれぞれ、前記ハブのアウトボード側面から軸方向インボード側に向けて間隔をあけたアウトボード側端部を有する、
請求項15に記載のホイール・ハブ・アセンブリ。 - 前記ハブが、複数の、それぞれが前記環状ショルダー部と重なり合うカウンターボアを有する、軸方向に並んだ、ネジ山を有するボアを含み、
前記ブレーキローターが、前記アウトボード側軸方向端部に複数の、それぞれが前記環状リップと重なり合いかつ前記ハブのカウンターボアと整列されている、凹部を含み、
前記留め手段のそれぞれが、螺入により前記軸方向に並んだネジ山を含むボアとかみ合わせた際に前記カウンターボア及び前記凹部の中に嵌る頭部を有する頭付ボルトであり、
前記凹部の中に嵌った前記頭部が、前記ブレーキローターの環状リップが前記ハブの環状ショルダーから軸方向に分離することを防ぐ、
請求項18に記載のホイール・ハブ・アセンブリ。 - ホイールリムを軸方向に支持するためのアウトボード側面を有するホイールハブ、該ホイールハブのフランジに支持されるブレーキローター、及び、車両に連結するための軸受けアセンブリを含む、ホイール・ハブ・アセンブリであって、
軸方向の動きに対して前記ブレーキローターを支持し、かつ前記ブレーキローターから前記ホイールリムに制動トルクを間接的に伝達するように適合された、前記ホイールハブ上のマウント構造と、
前記ブレーキローターを前記マウント構造に連結するように構成された保持手段とを含み、
前記マウント構造が、前記ブレーキローターを、前記ホイールハブのアウトボード側面から軸方向インボード側に、前記ホイールリムから軸方向に離して支持する、
ホイール・ハブ・アセンブリ。 - インボード側面とアウトボード側面とを有するハブ、該ハブに支持されるブレーキローター、及び、車両に連結するための軸受けアセンブリを含む、ホイール・ハブ・アセンブリであって、
前記ハブのアウトボード側面の周部に配設された複数の凹部と、
前記ブレーキローターの円筒状部位のアウトボード側端部から、半径方向内向きに突き出している複数のスカロップとを含み、
前記凹部がそれぞれ、半径方向、及び、軸方向アウトボード側向きの方向に開いており、
前記複数のスカロップが、前記複数の凹部とかみ合うように適合されており、
前記複数のスカロップのそれぞれの、半径方向内側の部位が、関連付けられる凹部の半径方向内側の面を案内するように形成されており、
前記ブレーキローターのアウトボード側端部が、前記複数の凹部とのかみ合わせの際に、前記ホイール・ハブ・アセンブリのアウトボード側面の軸方向インボード側にある、
ホイール・ハブ・アセンブリ。 - 前記複数のスカロップの、半径方向に突き出している側壁の表面が、前記関連付けられる凹部の半径方向に突き出している側壁の表面から間隔をあけて配されることにより、
前記スカロップと前記凹部との間の腐食性固着が低減されている、
請求項21に記載のホイール・ハブ・アセンブリ。
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