JP2010001000A - ソフトベアリング車輪 - Google Patents

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Abstract

【課題】 従来のベビーカー、介護用車椅子、医療用移動ベッド、幼児用自転車、歩行補助カー、旅行及び荷物鞄等の車輪は、路面等からの振動及び衝撃に対する吸収力の弱い硬質合成樹脂材製のために、その振動等が使用者に過大な負担を強いていた。本発明はそれらを改善して利用者等の負担を軽減させるソフトベアリング車輪を提供する。
【解決手段】 ベビーカー等の車輪の軸受部において、ゴム等により球状等に形成して振動及び衝撃吸収機能とベアリング機能を持たせたソフトベアリングと、その機能を十分に発揮させるための軸受を用いて、路面等からの振動及び衝撃をそのソフトベアリングが吸収し緩和することで利用者等の負担を軽減又は解消させるソフトベアリング車輪。
【選択図】図1

Description

本発明は、介護用車椅子、ベビーカー、医療用移動ベッド、医療機器、歩行補助カー、旅行及び荷物鞄、荷物運搬台、ワゴン及び自転車(特に幼児用)に用いられる車輪(以下「ベビーカー等の車輪」。)において、ゴム、天然及び合成繊維、合成樹脂、カーボン材、木材(以下「ゴム等」。)を単一又は複数用いて球状等に形成し振動及び衝撃吸収機能及びベアリング機能を持たせて、それらの機能を発揮させるための軸受とともに用いる(ソフトベアリング単独も可。)ソフトベアリング車輪に関する。
従来のベビーカー等の車輪における衝撃吸収の方法は、例えばベビーカーでは直径5〜15センチ程度で硬質の成樹脂製の車輪を一脚あたり2個用いて衝撃を吸収するタイプを主流としている。
しかし、硬質な合成樹脂製の車輪では、一脚2個としても路面等からの振動及び衝撃を十分に吸収や分散できないため、乳幼児には強い衝撃であることに変わりない。また、自転車タイプの一輪もあるが、直径や幅が大きいため電車、階段及び人混み等では不向きで、折畳み時にも収納しにくい。
特許文献1は、ベビーカーの車輪にサスペンション効果を持たせるもので、スポークが伸縮すればリムとタイヤだけが路面の凹凸で動き回転軸は動かないとして、車輪中心の回転軸(ハブ)と外側のリムを互いにバネや断衝材等で支え、車輪中心にある回転軸がリムに対して自由移動する構造の車輪としていて、リムと回転軸間にあるスポークを伸縮バネとしている。
特開2005−096717
従来のベビーカー等の車輪は、硬質の合成樹脂材で形成されているため、路面等からの振動及び衝撃の吸収効果及びその対応は不十分である。例えばベビーカーでは、一脚2個とした車輪は硬質で衝撃吸収装置がないために振動及び衝撃吸収効果は低く、しかも脚元の占有スペースが大きいために電車、階段及び人混み等では大きな負担となる。
旅行及び荷物鞄用車輪(一般にはキャスター)では、上記車輪より更に硬質でかつ小型車輪であるため堅い路面や段差の多い路面等では、使用者の手に伝わる振動及び衝撃はかなり強く、かつ車輪音も問題となる。
また、介護用車椅子や車輪径の小さい自転車、特に幼児用自転車には乗り心地を最優先に配慮した適切なサスペンション効果を持つ車輪はなかった。
さらに、医療用移動ベッド及び小型車輪を持つ医療機器でも、僅かな振動及び衝撃が患者の生命を危険にさらす恐れがあるため、可能な限り抑制する必要がある。
一方、荷物運搬台用の車輪でも、軽易なものは硬質の合成樹脂材を用い、大型のものは自転車タイプとしているが、商品価値を保持するためには、より振動及び衝撃を減らしたものが必要となっている。
本発明は、これら課題を改善するもので、使用者や貨物が受ける振動及び衝撃等の負担を可能な限り最小限として、より快適な生活及び活動を行えるようにしたソフトベアリング車輪の提供を目的とするものである。
問題を解決するための手段
本発明は、上記目的を達成するために、まずゴム等によって、例えばベビーカーでは数センチ径の球状体、旅行及び荷物鞄用ではそれと同等以下径の球状体としたソフトベアリングを形成する。ただしソフトベアリングはこの球状体や寸法に限らない。
上記において、例えばソフトベアリングを球状体とすると軸受は転がし軸受系のものとなり、細長い風船のようなドーナツ形状の柱状にすると、軸受を一周させる滑り軸受系のものとなる。
次に、それらのソフトベアリングに合致し機能を最大限に発揮させるための軸受として、例えば球状体に対しては、その表面形状に原則沿わせるように軸受中央部に向けて滑らかに凹ませた球面形状とする(沿わせずに平坦としても良い。)。
その形状は糸巻き台に似ており、その軸受によって球状体としたソフトベアリングが滑らかにかつ最大限の振動及び衝撃吸収とベアリング機能を発揮することとなる。
一方、角状のソフトベアリングの軸受とすると、軸方向の断面形状イメージが「H型」形状になり、通常では「H」の上下に角状としたそれが収まることとなる。
それらソフトベアリングを、軸、軸受及び関連部品(ソフトベアリング受け、スポーク、リム及びタイヤ部品等)と組み合わせることで本発明のソフトベアリング車輪が形成される。
発明の効果
まずベビーカーでは、ソフトベアリング車輪が路面等からの振動及び衝撃を十分に吸収し緩和するので、乳幼児や使用者への振動等による負担を軽減させる。また一脚2個の車輪を不要にできるので、電車、階段及び人混み等での不便さや負担も解消できる。
旅行及び荷物鞄用車輪では、ソフトベアリング車輪が使用者及び荷物への振動及び衝撃による負担を軽減し、かつ車輪音も減少させる。
介護用車椅子及び車輪径の小さい自転車、特に幼児用自転車では、ソフトベアリング車輪が路面等からの振動及び衝撃を十分に吸収し緩和するので、乗り心地だけでなく車椅子利用者や幼児等の身体が受ける負担を軽減させる。
また、医療用移動ベッド及び小型車輪を持つ医療機器でも、ソフトベアリング車輪が僅かな振動及び衝撃でも十分に吸収し緩和するので、患者の生命を危険にさらす恐れを減少させ、かつ移動時の車輪音をも低減させる。
さらに、荷物運搬台用の車輪でも振動及び衝撃を十分に吸収し緩和するので、商品に対する負担を軽減しその価値を保持することになり、また運搬作業もスムースとなる。
一方、上記に限らず車輪音を低減し、スムースな移動等が安心感をもたらすことで精神的ストレスの抑制及び解消にも寄与できる。
本発明について、図1から図4に基づいて説明する。ただし、本発明はこれらに限るものではない。
図1は、本発明のソフトベアリング車輪1の実施例(1)の断面図で、まずゴム等で直径数センチの球状体のソフトベアリング2を形成する。但し使用対象によってはその径が数ミリ程度から数十センチ程度になる。
次にソフトベアリング2の振動及び衝撃吸収機能とベアリング機能を適切に発揮させるための軸受4を形成するが、その材質は上記ゴム等に限らない(木製、金属製も可)。
軸受4の形状は、ソフトベアリング2の表面形状に沿わせることで上記機能が適切に発揮し安定するため、長方形断面の上下面をその表面形状に沿わせた曲線形状とする。
また、それを受けるソフトベアリング受け5も上記同様に形成し、それと軸受4によってソフトベアリング2を包み込むことでそれが安定して機能する。
そして、上記同様に形成(木製、金属製を含む。)したスポーク部6、リム部7及びタイヤ部8を軸受部9と組み合わせるが、それらの一部又は全部を一体的に形成して良く、タイヤ部8も従来の自転車のゴムタイヤのようにして良い。
最後に軸受4の外側に留め具10を配しフレーム12と組み合わせて、必要に応じて伸縮製ふた11を取り付けることで本発明のソフトベアリング車輪1ができる。
図2は、本発明のソフトベアリング車輪の実施例(2)の断面図で、図1のソフトベアリング車輪1において、スポーク部6を省略したソフトベアリング車輪1−1である。
図3は、本発明のソフトベアリング車輪1の実施例(3)の断面図で、軸受部9とリム部7間にあるスポーク部6を片側に集約させたソフトベアリング車輪1−2である。
図4は、図1のソフトベアリング車輪1の実施例(1)の断面図におけるA−A断面図で、図1から図3までの断面図がソフトベアリング車輪1を正面から見ているが、これは側面から見た断面図としている。
本発明の実施例(1)を示す断面図。 本発明の実施例(2)を示す断面図。 本発明の実施例(3)を示す断面図。 本発明の実施例(1)におけるA−A断面図。
符号の説明
1 本発明の実施例(1)
1−1 本発明の実施例(2)
1−2 本発明の実施例(3)
2 ソフトベアリング
3 軸
4 軸受
5 ソフトベアリング受け
6 スポーク部
7 リム部
8 タイヤ部
9 軸受部
10 留め具
11 伸縮性ふた
12 フレーム
13 支え棒

Claims (4)

  1. 介護用車椅子、ベビーカー、医療用移動ベッド、医療機器、歩行補助カー、旅行及び荷物鞄、荷物運搬台、ワゴン及び自転車(特に幼児用)に用いられる車輪において、ゴム、天然及び合成繊維、合成樹脂、カーボン材、木材を単一又は複数用いて球状(中空状含む。)又は角状又は柱状に形成して振動及び衝撃吸収機能及びベアリング機能を持たせたソフトベアリングとし、それらの機能を発揮させるための軸受とともに(ソフトベアリング単独も可。)用いたことを特徴とするソフトベアリング車輪。
  2. ゴム、天然及び合成繊維、合成樹脂、カーボン材を単一又は複数用いて球状(中空状含む。)又は角状又は柱状に形成して振動及び衝撃吸収機能及びベアリング機能を持たせたソフトベアリングとしたことを特徴とする請求項1記載のソフトベアリング車輪。
  3. 上記請求項1及び2記載のソフトベアリングの機能を発揮させるための軸受(ソフトベアリング受けを含む。)を形成し用いたことを特徴とする請求項1記載のソフトベリング車輪。
  4. 上記請求項1及び2記載のソフトベアリングにより、軸、軸受(ソフトベアリング受けを含む。)及びソフトベアリングを主たる構成部品とする軸受部に振動及び衝撃吸収機能とベアリング機能を持たせたことを特徴とする請求項1記載のソフトベアリング車輪。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010254263A (ja) * 2009-04-27 2010-11-11 Hiroshi Kitamura ソフトベアリング車輪

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