JP2007145044A - キャスタ - Google Patents

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Abstract

【課題】路面、床面等が簀の子状、格子条等に形成されていたり、煉瓦、タイル等を所定間隔を開けて敷設したものである等のために凹凸がある路面、床面等上に走行させても、該凹凸から受ける衝撃を小さく抑制できるキャスタを提供する。
【解決手段】キャスタ支持軸装着部12’を有するローラ支持体1’、支持体1’の周囲に配置された複数ローラ2’及びローラ2’群に外嵌された無端外輪ベルト3’を含み、支持体1’は、平坦状下部分111’と凸湾曲状部分112’とからなる外周面11’を有するとともに薄肉部Tと緩衝部材Kとからなる緩衝部を有し、ローラ2’は支持体外周面11’に接触しているとともにベルト内周面33’に接触しており、ベルト3’は、ローラ2’の支持体1’及びベルト3’に対する転動を伴って支持体1’の周囲に回動可能であるキャスタA’。
【選択図】 図5

Description

本発明は、物品を人力やバッテリー等で移動させるために該物品に取り付けて使用するキャスタ(足車)に関する。
買物用、旅行用等のカバン、バッグ、ケース等の持ち運び収納具、各種機器その他の荷物を乗せて運ぶ手押し車、乳母車、車椅子等の福祉物品、冷蔵庫等の電化製品、家庭用や事務用の家具、オルガン等の楽器、事務機その他の機械などには、それらを人力で移動させやすいようにキャスタ(車椅子等では操舵用として)を取り付けることが多々あり、また、足こぎ等或いはバッテリーで動く子供用三輪車、子供用自動車玩具等の子供用乗物はキャスタを車輪として備えている。
かかるキャスタは自動車、自転車の車輪などと比べると小型のものであり、代表例としては、図11や図12に示すようなものが知られている。
図11のキャスタは、ハブ部H1、リム部R1及び該ハブ部とリム部に両端を接続したスポークSP1とからなるキャスタ基体のリム部R1に弾性材料からなる外輪部T1を装着したものである。
また、図12に示すキャスタは、ハブ部H2、リム部R2及びそれらと一体的に形成されたスポーク部SP2とからなるキャスタ基体のリム部R2に弾性材料からなる外輪部T2を装着したものである。
また、以上のほか、衝撃吸収性(クッション性)を有する車輪として、ハブ部とリム部との間のスポークをバネ材で形成して、全体にクッション性を持たせた車輪(特開平8−127201号公報)、ハブ部とリム部との間のスポーク部を弾性変形可能の屈曲構造のものとして、全体にクッション性を持たせた車輪(特開2002−29201号公報)等が知られている。
特開平8−127201号公報 特開2002−29201号公報
ところが、図11や図12に示すキャスタはスポークSP1やスポーク部SP2がハブ部からリム部へ向かって、直線的に放射状に延びているので、全体としてクッション性に乏しく、キャスタが路面、床面等上を転動するとき、該路面や床面等の凹凸による衝撃を受けやすく、該衝撃が直接的に該キャスタにより運ばれているものに伝わりやすい。
この点、特開平8−127201号公報等に開示された車輪はクッション性を有するから、該車輪が路面、床面等上を転動するとき、該路面や床面等の凹凸による衝撃がそれだけ吸収されされやすく、該衝撃が該車輪により運ばれているものに伝わりにくい。
しかしながら、かかる従来のキャスタや車輪は、たとえクッション性を有するキャスタ等であっても、それらは円形のものであるから、路面、床面等との接触面積は小さく、路面、床面等に凹凸がある場合、その凹凸が小さい場合でも凹部を跨いだり、凸部を乗り越えたりするときに衝撃を受けることは免れない。
例えば、全体としては平坦面状であっても、路面、床面等が簀の子状に形成されていたり、煉瓦やタイルを所定間隔を開けて敷設したもの等であるために凹凸部がある場合は、その凹凸部により衝撃を受けることは免れない。
今日においては、例えば塵埃による汚染を嫌う各種電子機器、精密機器、それらの部品が製作されているが、そのような機器や部品の製作はしばしば所謂クリーンルームで行われており、クリーンルームの床は、室内からの排気のために簀の子状或いは格子条等の部材から形成されていることがあり、そのような簀の子状等の部材からなる床面上を、振動を嫌う機器や部品がキャスタを有する手押し車等により運搬されると、キャスタが円形であるために、凹凸部のある簀の子状等の床面から衝撃を受けつつ運ばれることになり、これが運搬中の機器等に、好ましくない振動を与えてしまうことがある。
そこで本発明は、路面、床面等が、例えば簀の子状、格子条等に形成されていたり、煉瓦、タイル等を所定間隔を開けて敷設したものである等のために凹凸部がある路面、床面等上に走行させても、該凹凸部から受ける衝撃を小さく抑制できるキャスタを提供することを課題とする。
本発明は、前記課題を解決するため、
キャスタ支持軸装着部を有するローラ支持体と、
該ローラ支持体の周囲に順次間隔をおいて配置された複数のローラと、
該複数のローラからなるローラ群に外嵌された、可撓性を有する無端外輪ベルトとを含み、
該ローラ支持体は、側面から見るとキャスタ前進後退方向において真っ直ぐ状に延びる平坦状下部分と、該平坦状下部分に両端部が連続して、キャスタ前進後退方向において前後及び上向きに凸湾曲状を呈する部分とからなる無端に連続する外周面を有し、
前記複数のローラのそれぞれは、前記ローラ支持体の外周面に接触しているとともに前記無端外輪ベルトの内周面に接触しており、該無端外輪ベルトは、該ローラの前記ローラ支持体及び無端外輪ベルトに対する転動を伴って前記ローラ支持体の周囲に回動可能であるキャスタを提供する。
本発明に係るキャスタは、ローラ支持体のキャスタ支持軸装着部にキャスタ支持軸を装着し、該キャスタ支持軸を介して例えば手押し車本体等の、キャスタ取付け対象体に取り付けて用いることができる。さらに言えば、そのようにキャスタ取付け対象体に取り付けた状態で、ローラ支持体の外周面のうち側面から見るとキャスタ前進後退方向において真っ直ぐ状に延びる平坦状下部分に対応する無端外輪ベルトの部分を路面、床面等に載置してキャスタ取付け対象体を押す、引っ張る等して移動させると、無端外輪ベルトが、ローラ支持体と無端外輪ベルトとの間に配列されたローラの該ローラ支持体及び無端外輪ベルトに対する転動を伴って、従ってまた該転動によるローラ支持体周囲の回動(遊星運動)も伴って、回転しつつ走行することができる。
かかるキャスタの走行においては、ローラ支持体の外周面のうちローラ支持体側面から見ると真っ直ぐ状に延びる平坦状下部分に対応する無端外輪ベルトの部分(従って、該ベルト部分も平坦状部分となっている)が、従来の円形のキャスタや車輪と比べると、キャスタ移動方向において長く路面、床面等に接触しつつ走行する。
そのため、路面、床面等が、例えば簀の子状、格子条等に形成されていたり、煉瓦、タイル等を所定間隔を開けて敷設したものである等のために凹凸部がある路面、床面等上に走行させても、キャスタは該凹部の前後の凸部に接触したり、隣り合う凸部に接触するなどして、該凹凸部から受ける衝撃が小さく抑制される状態で、それだけ円滑に路面、床面等上を走行できる。
前記ローラ支持体の外周面の平坦状下部分は、ローラ支持体側面からみると真っ直ぐ延びる平坦下部分でもよいが、下向きに凸湾曲した平坦状下部分となっていてもよい。ローラ支持体の大きさ等にもよるが、例えば、曲率半径10cm程度以上で僅かに下向きに凸湾曲した平坦状下部分となっていてもよい。前記の「ローラ支持体の外周面における平坦状下部分」にはこのような部分も含まれる。
ローラ支持体の外周面の平坦状下部分が、このように下向きに凸湾曲した平坦状部分となっている場合でも、ローラ支持軸装着部の中心から該平坦状下部分に対応する無端外輪ベルト部分の外面までの最短距離を半径とする円形外輪郭を有するキャスタや車輪と比べると、路面、床面等における凹凸部から受ける衝撃は小さく抑制される。また、ローラ支持体外周面の平坦状下部分が、このように下向きに凸湾曲した平坦状部分となっていると、キャスタの移動方向の変更がそれだけ容易となる。換言すれば、ローラ支持体外周面の平坦状下部分を下向きに凸湾曲した平坦状部分とする場合、その曲率半径は、キャスタの移動方向の変更を行える(無理なく行える)程度のものとすればよい、とも言える。
前記ローラは、例えば前記ローラ支持体及び無端外輪ベルトの幅方向において間隔をおいた一対のコロと、該一対のコロを連結する該一対のコロ間の、該コロより外径の小さいコロ軸とを含む形態のものとすることができる。この場合、該一対のコロを前記ローラ支持体の外周面及び無端外輪ベルトの内周面に転動可能に接触させればよい。
また、このようにローラが、一対のコロとその間のコロ軸とを含む形態のものである場合、ローラ支持体の外周面及び無端外輪ベルトの内周面のそれぞれは、該一対のコロと該コロ軸とで形成されるローラ凹所が、該コロの前記転動を許すように外嵌する凸条部を有していてもよい。かかる凸条部は、ローラがローラ支持体及び無端外輪ベルトの間で位置ずれしたり、該ローラ支持体及び無端外輪ベルトの間から外れたりすることを抑制して、ローラをそれだけ安定して転動させることができる。
前記無端外輪ベルトは、外層部と該外層部の内周面に積層された内層部とを含むものとし、該外層部は、ゴム材等からなる可撓性を有する弾性層とし、該内層部は、例えば布に合成樹脂を含ませた材料等からなる可撓性を有するが、非伸縮性の層としてもよい。無端外輪ベルトの構成をこのようにすることで、無端外輪ベルトを衝撃吸収性を有するものとし、且つ、好ましくない延び或いは緩みが生じないように形状、寸法を安定化させてキャスタを円滑に走行させることができる。
前記複数のローラからなるローラ群における各隣り合うローラに対し、各ローラの前記ローラ支持体及び無端外輪ベルトに対する転動を許しつつ(従ってまた、該転動によるローラ支持体周囲の回動(遊星運動)を許しつつ)該隣り合うローラ同士の接触を防止するスペース付与部材を設けてもよい。
かかるスペース付与部材としては、例えば、各ローラの前記ローラ支持体及び無端外輪ベルトに対する転動を許しつつ各隣り合うローラを連結するリンク部材や、各隣り合うローラ間に配置されるスペーサ部材等を挙げることができる。
本発明に係るキャスタのローラ支持体は、前記キャスタ支持軸装着部と、該ローラ支持体外周面のうち前記平坦状下部分との間に緩衝部を備えていてもよい。
このうよなローラ支持体の緩衝部としては、例えば、ローラ支持体の、キャスタ支持軸装着部とローラ支持体外周面の前記平坦状下部分との間の部分をクッション性を有する弾性材料で形成して、それを緩衝部としてもよい。また、ローラ支持体の外周面のうち、少なくとも前記平坦状下部分とキャスタ支持軸装着部との間にローラ支持体幅方向に貫通する空間を形成することで形成された、可撓性を示す、ローラ支持体外周に沿う薄肉部を含むものも例示できる。
ローラ支持体の緩衝部として、かかる薄肉部を含むものを採用する場合、該緩衝部は、さらに、ローラ支持体幅方向に貫通する空間において、キャスタ支持軸装着部と該薄肉部のうち少なくとも一部との間に装填された緩衝部材を含んでいてもよい。
このような緩衝部材としては、バネのほか、弾性材料、例えば前記無端外輪ベルトの路面等に接触する部分より柔らかい(反発性の低い)弾性材料からなるもの等であってもよい。
前記ローラ支持体に前記ローラ群を覆うカバー部材を設けてもよい。
かかるカバー部材を設けることで、例えば、ローラ群に土等の異物が入り込み難くなる。
例えば、前記のように、ローラを一対のコロとコロ軸とを含む形態のものとして、該一対のコロとコロ軸とで形成されるローラ凹所をローラ支持体及び無端外輪ベルトの凸条部に外嵌させるような構成を採用しない場合には、該カバー部材にローラの位置ずれや外れ止めのための部材を兼ねさせてもよい。
以上説明したように本発明によると、路面、床面等が、例えば簀の子状、格子条等に形成されていたり、煉瓦、タイル等を所定間隔を開けて敷設したものである等のために凹凸部がある路面、床面等上に走行させても、該凹凸部から受ける衝撃を小さく抑制できるキャスタを提供することができる。
以下に本発明の実施形態について説明する。以下に説明するキャスタA、A’は、物品を人力やバッテリー等で移動させるために該物品に取り付けて使用することができるものである。かかる物品として、例えば、買物用、旅行用等のカバン、バッグ、ケース等の持ち運び収納具、各種機器その他の荷物を乗せて運ぶ手押し車、乳母車、車椅子等の福祉物品、冷蔵庫等の電化製品、家庭用や事務用の家具、オルガン等の楽器、事務機その他の機械などを挙げることができ、それらに取り付けて、それらを人力で移動させることに利用できる。
また、足こぎ等或いはバッテリーで動く子供用三輪車、子供用自動車玩具等の子供用乗物における車輪として用いることもできる。
本発明に係るキャスタは自動車や自転車の車輪と比べると、構造や強度の点からして、簡易な小型のキャスタとして用いるのに適しており、それには限定されないが、例えば、無端外輪ベルトの最大外径が70mm程度〜200mm程度の小型キャスタとして用いるのに適している。
(第1実施形態)
図1は本発明に係るキャスタの1例の斜視図であり、図2は図1のキャスタにおいて手前側のカバー部材を外した状態の斜視図である。図3は図1に示すキャスタを分解して示す斜視図である。図4は2分割されたローラの断面図である。
図示のキャスタAは、ローラ支持体1、ローラ支持体1の周囲に順次間隔をおいて配置された複数のローラ2、ローラ2の群れに外嵌された、可撓性を有する無端外輪ベルト3及びローラ支持体両側のプレート状のカバー部材4を含んでいる。
ローラ支持体1の外周面11は、ローラ支持体側面から見ると、真っ直ぐに延びる部分111と部分111に両端がつながって、キャスタ前進後退方向α(図1参照)において前後及び上方へ凸湾曲状に延びる部分112とからなる連続無端の面である。ローラ支持体1は、中央部よりやや下がった部位に図示省略のキャスタ支持軸を挿入する貫通孔121を有するキャスタ支持軸装着部12を備えている。
複数のローラ2は隣り合うもの同士が互いに擦れ合わないように、隣り合うもの同士の間に若干の間隔が保たれるようにローラ支持体1の周囲に順次配置されている。各隣り合うローラ2は、各ローラ2の後述するローラ支持体1及び無端外輪ベルト3に対する転動を許しつつ(従ってまた、該転動によるローラ支持体周囲の回動(遊星運動)を許しつつ)該隣り合うローラ2同士の接触を防止するリンク部材20(図2参照)で互いに連結されている。図2には、リンク部材20を2本しか示していないが、また、図3ではリンク部材の図示を省略しているが、リンク部材20は、各隣り合うローラ2に対し、且つ、ローラ両側面のそれぞれに対して設けられている。
各リンク部材20は、各ローラがローラ支持体1の外周面に沿って転動するとき、隣り合うローラが若干接近離反することが許されなければならないときでも、それを許すように、各端部に長孔201を有し、ここに遊嵌された止めネジ200でローラ側面中心部に回動可能に連結されている。
なお、かかるリンク部材20のようなスペース付与部材は、それを設けなくても隣り合うローラ同士が接触し合わないのであれば、省略することも可能である。
各ローラ2は、それには限定されないが、本例では、図3に示すように、一対のコロ21とそれらの間のコロ軸22とからなり、一部のローラを除いて、これらは一体的に形成されている。しかし、一部のローラ2(2a、2b)(図2参照)は、図4に示すように、ボルト通し孔hが形成されているとともに、コロ軸22で2分割されており、分割されたコロ軸部分221にもう一つのコロ軸部分222を差し込み、ボルト通し孔hにボルトB1を通し、該ボルトに反対側からナットN1を螺合緊締することで、ローラを組み立てることができるものである。このようなローラ2a、2bを採用する理由は後述する。
ローラ支持体1の外周面11には該周面に沿って凸条部13が一体的に形成されており、各ローラ2の一対のコロ21は該凸条部13の両外側においてローラ支持体の外周面11に転動可能に接触配置されている。一対のコロ21とコロ軸22とで形成されるローラ凹所23が、ローラ2のローラ支持体1に対する転動を許すように該凸条部13に外嵌している。
無端外輪ベルト3は、外層部31と外層部31の内周面に積層された内層部32とを含んでおり 外層部31は、それとは限定されないが、本例ではゴム硬度65°〜70°程度のシリコンゴム製のものであり、その外周面にはベルト幅方向の溝311が所定間隔をおいて形成されており、これによりベルト3全体がそれだけ曲がり易くなっている。
内層部32は、それとは限定されないが、本例では帆布にポリウレタンを含ませた布材からなる可撓性を有する非伸縮性層である。内層部32の内周面33が無端外輪ベルト3の内周面となっている。該内周面33には、ここに凸条部34が積層形成されている。凸条部34は、それとは限定されないが、本例ではポリウレタン製のものである。
各ローラ2の一対のコロ21は該凸条部34の両外側において無端外輪ベルト3の内周面33に転動可能に接触している。一対のコロ21とコロ軸22とで形成されるローラ凹所23が、ローラ2のベルト3に対する転動を許すように凸条部34に外嵌している。
ローラ支持体1の周囲に配列されたローラ2に無端外輪ベルト3を外嵌するとき、全てのローラ2をローラ支持体1の周囲に配列した状態では、非伸縮性の内層部32を有するベルト3をそれらに外嵌することは困難である。そこで本例では、図4に示す一部のローラ12a、12bを残して他のローラ2をローラ支持体1の周囲に配列し、それらローラ群にベルト3を外嵌したのち、ローラ12a、12bのそれぞれについて、該ローラの2分割部分をローラ支持体1の両側から該支持体1とベルト3との間に嵌め、それらを図4に示すように、ボルトB1とナットN1を用いて接続し、ローラ2に組み立てる。
かくして、無端外輪ベルト3は、各ローラ2のローラ支持体1及び無端外輪ベルト3に対する転動を伴って、従ってまた、各ローラ2のローラ支持体周囲の遊星運動を伴って、ローラ支持体1の周囲に回動することができる。
各カバー部材4は孔41を有しており、この孔41をローラ支持体1の軸装着部12のローラ支持体本体から若干突出した部分122に外嵌させて、ローラ支持体1の側面に固定してある。かかる固定は、本例では接着にて行われるが、例えばネジ部材を用いて取り外し可能になされてもよい。なお、各ローラ2の幅や前記リンク部材20の厚さ等は、このようにカバー部材41をローラ支持体1に取り付けた状態において、該ローラやリンク部材が該カバー部材に接触しないように選択してある。
次に、図5から図10を参照して、本発明に係るキャスタの他の例A’について説明する。図5はカバー部材を取り外したキャスタA’の側面図であり、図6はカバー部材を取り付けたキャスタA’の側面図である。
キャスタA’は、前記キャスタAと同様、ローラ支持体1’、ローラ支持体1’の周囲に順次間隔をおいて配置された複数のローラ2’、ローラ2’の群れに外嵌された、可撓性を有する無端外輪ベルト3’及びローラ支持体両側のプレート状のカバー部材4’を含んでいる。
ローラ支持体1’の外周面11’は、ローラ支持体側面から見ると、真っ直ぐに延びる平坦下部分111’と部分111’に両端がつながって、キャスタの前進後退方向αにおける前後及び上方へ凸湾曲状に延びる部分112’とからなる連続無端の面である。ローラ支持体1’は、中央部よりやや下がった部位に図示省略のキャスタ支持軸を挿入する貫通孔121’を有するキャスタ支持軸装着部12’を備えている。さらに、側面3箇所にネジ孔1s(図5参照)を有している。
また、ローラ支持体1’には、キャスタ支持軸装着部12’と、ローラ支持体外周面のうち前記平坦下部分111’との間にローラ支持体幅方向に貫通する空間Sが形成されており、それにより、可撓性を示す、ローラ支持体外周に沿う薄肉部Tが形成されている。空間Sは、キャスタ前進後退方向αにおいてキャスタ支持軸装着部12’の前後領域にまで及んでいる。
さらに、該空間Sにおいて、キャスタ支持軸装着部12’と、該薄肉部Tのうち前記外周面11’の平坦下部分111’に対応する部分との間に、弾性ゴムからなる緩衝部材Kが装填されている。それとは限定されないが、本例では、該緩衝部材Kはゴム硬度30°程度の、後述する無端外輪ベルト3’の外層部31’より柔らかく、反発力の低いものである。
複数のローラ2’は隣り合うもの同士が互いに擦れ合わないように、隣り合うもの同士の間に若干の間隔が保たれるようにローラ支持体1’の周囲に順次配置されている。
各ローラ2’は、それには限定されないが、本例では、図7に示すように、一対のコロ21’とそれらの間のコロ軸22’とからなり、一部のローラを除いて、これらは一体的に形成されている。各コロ21’には、隣り合うローラ2’間の間隔を保持するための後述するスペーサ部材20’の翼部202’(図10参照)を摺動可能に嵌合させるための溝24’が周設されている。
一部のローラ2(2a’、2b’)(図5参照)は、図8に示すように、ボルト通し孔h’が形成されているとともに、コロ軸22’で2分割されており、分割されたコロ軸部分221’にもう一つのコロ軸部分222’を差し込み、ボルト通し孔h’にボルトB1を通し、該ボルトに反対側からナットN1を螺合緊締することで、ローラを組み立てることができるものである。このようなローラ2a’、2b’を採用する理由は後述する。ローラ2a’、2b’のコロ21’にも図10に示すスペーサ部材20’を摺動可能に嵌める溝24’が周設されている。
各隣り合うローラ2’間には、図5、図10等に示すスペーサ部材20’が配置されている。スペーサ部材20’は、各ローラ2’の後述するローラ支持体1’及び無端外輪ベルト3’に対する転動を許しつつ(従ってまた、該転動によるローラ支持体周囲の回動(遊星運動)を許しつつ)該隣り合うローラ2’同士の接触を防止するものである。
スペーサ部材20’は、隣り合うローラ2’において隣り合うコロ21’の外周間に配置される本体部分201’と、コロ溝24’に摺動可能に嵌合される翼部202’とを有している。
各スペーサ部材20’は、各ローラ2’がローラ支持体1’の外周面に沿って転動するとき、隣り合うローラ2’が若干接近離反することが許されなければならないときでも、それを許す形状、寸法に形成されている。
スペーサ部材20’は、図9に示すように、各隣り合うローラ2’における一対のコロ21’のそれぞれに対して設けられている。
ローラ支持体1’の外周面11’には該周面に沿って、断面形状台形の凸条部13’(図5参照)が一体的に形成されており、各ローラ2’の一対のコロ21’は該凸条部13’の両外側においてローラ支持体の外周面11’に転動可能に接触配置されている。一対のコロ21’とコロ軸22’とで形成される台形状のローラ凹所23’が、ローラ2’のローラ支持体1’に対する転動を許すように該凸条部13’に外嵌している。
無端外輪ベルト3’は、外層部31’と外層部31’の内周面に積層された内層部32’とを含んでおり 外層部31’は、それとは限定されないが、本例ではゴム硬度65°〜70°程度のシリコンゴム製のものであり、その外周面にはベルト幅方向の、断面円弧状の溝311’が所定間隔をおいて形成されており、これによりベルト3’全体がそれだけ曲がり易くなっているとともに、路面等における凸部に乗り上がるときに、該凸部を掴み易くなっている。
内層部32’は、それとは限定されないが、本例では帆布にポリウレタンを含ませた布材からなる可撓性を有する非伸縮性層である。内層部32’の内周面33’が無端外輪ベルト3’の内周面となっている。該内周面33’には、ここに断面形状台形の凸条部34’が積層形成されている(図5参照)。凸条部34’は、それとは限定されないが、本例ではポリウレタン製のものである。
各ローラ2’の一対のコロ21’は該凸条部34’の両外側において無端外輪ベルト3’の内周面33’に転動可能に接触している。一対のコロ21’とコロ軸22’とで形成される台形状のローラ凹所23’が、ローラ2’のベルト3’に対する転動を許すように凸条部34’に外嵌している。
キャスタA’の組み立てにあたっては、ローラ支持体1’の周囲に図7に示す一体型のローラ2’を配列したのち、それらローラ群にベルト3’を外嵌し、そのあと、図8に示すタイプのローラ2a’、2b’のそれぞれについて、該ローラの2分割部分をローラ支持体1’の両側から該支持体1’とベルト3’との間に嵌め、それらを図8に示すように、ボルトB1とナットN1を用いて接続し、ローラ2’に組み立てる。
かくして、無端外輪ベルト3’は、各ローラ2’のローラ支持体1’及び無端外輪ベルト3’に対する転動を伴って、従ってまた、各ローラ2’のローラ支持体周囲の遊星運動を伴って、ローラ支持体1’の周囲に回動することができる。
各カバー部材4’は、図6に示すようにローラ支持体1’の側面に当てがわれ、ネジ41’とローラ支持体1’のネジ孔1sを用いて支持体1’に固定される。
以上説明したキャスタA、A’の動作等について説明する。以下の説明において、キャスタAに関する部品や部分の符号は括弧書き無しで、キャスタA’についての部品や部分の符号は括弧書きで示すことがある。
キャスタA(A’)は、ローラ支持体1(1’)のキャスタ支持軸装着部12(12’)に図示省略のキャスタ支持軸を装着し、該キャスタ支持軸を介して例えば手押し車本体等の、キャスタ取付け対象体に取り付けて用いることができる。さらに言えば、そのようにキャスタ取付け対象体に取り付けた状態で、ローラ支持体1(1’)の外周面の平坦下部分11(11’)に対応する無端外輪ベルト3(3’)の部分35(35’)を路面、床面等に載置してキャスタ取付け対象体を押す、引っ張る等して移動させると、無端外輪ベルト3(3’)が、該ベルトとローラ支持体との間に配列されたローラ2(2’)のローラ支持体1(1’)及び無端外輪ベルト3(3’)に対する転動を伴って走行することができる。
かかるキャスタA(A’)の走行においては、ローラ支持体1(1’)の外周面の平坦下部分111(111’)に対応する無端外輪ベルトの部分35(35’)(従って、該ベルト部分も側面から見ると真っ直ぐに延びる平坦部分である)が、従来の円形のキャスタや車輪と比べると、長く路面、床面等に接触しつつ走行する。
そのため、路面、床面等が簀の子状、格子条等に形成されていたり、煉瓦、タイル等を所定間隔を開けて敷設したものである等のために凹凸部がある路面、床面等上に走行させても、例えば図1に例示するように、格子条に形成されて凸部91、凹部92を有する床9上にキャスタA(A’)を走行させても、キャスタA(A’)は凹部92の前後の凸部91、或いは隣り合う凸部91に跨がって乗り、該凹凸部から受ける衝撃が抑制される状態で円滑に走行することができる。
また、以上説明したキャスタA(A’)では、ローラ2(2’)が一対のコロ21(21’)と、コロ軸22(22’)とを含む形態のものであり、該一対のコロ21(21’)とコロ軸22(22’)とで形成されるローラ凹所23(23’)が、ローラ支持体外周面11(11’)における凸条部13(13’)及びベルト3(3’)の内周面33(33’)における凸条部34(34’)に外嵌しているので、ローラ2(2’)は支持体1(1’)及びベルト3(3’)間で位置ずれし難く、支持体1(1’)及びベルト3(3’)の間から外れ難く、安定して転動できる。
無端外輪ベルト3(3’)は、外層部31(31’)と内層部32(32’)とを含んでおり、外層部31(31’)は可撓性を有する弾性層であり、内層部32(32’)は可撓性を有する非伸縮性層であるから、ベルト3(3’)は、衝撃吸収性を有するとともに、好ましくない延びや緩みが生じ難く、それだけキャスタA(A’)が円滑に走行できる。また、カバー部材4(4’)を設けてあるから、ローラ2(2’)群に土等の異物が入り込み難い。
キャスタA’においては、ローラ支持体1’に、可撓性薄肉部Tと緩衝部材Kとからなる緩衝部が形成されているから、これにより、一層、路面等の凹凸部による衝撃を緩和することができる利点がある。なお、緩衝部材Kは空間Sを全体的に埋めるようにもうけてもよい。
以上説明したキャスタA(A’)では、ローラ支持体1(1’)の外周面11(11’)の下部分111(111’)は、ローラ支持体側面から見て真っ直ぐな、平坦なものであった。しかし、キャスタAの場合、該下部分111は、図2に鎖線L1で示すように、大きい曲率半径で僅かに下方へ凸湾曲した状態に形成してもよい。この場合は、ベルト3のそれに対応する部分も僅かに下方へ凸湾曲した状態L2となる。キャスタA’の場合も、下部分111’は、図5に鎖線L1’で示すように、大きい曲率半径で僅かに下方へ凸湾曲した状態に形成してもよい。この場合は、ベルト3’のそれに対応する部分も僅かに下方へ凸湾曲した状態L2’となる。
キャスタA(A’)のいずれの場合も、例えば、ローラ支持体1(1’)の側面から見て左右方向(キャスタ前進後退方向において前後方向)における最大サイズが90mm程度、上下方向における最大サイズが70mm程度とすると(いずれも凸条部を除いたローラ支持体外周面11(11’)で計測したサイズ)、平坦状下部分111(111’)の下向き凸湾曲の曲率半径として125mm程度を挙げることができる。
このように、ローラ支持体1(1’)の外周面11(11’)の下部分111(111’)が、下向きに僅かに凸湾曲した平坦状部分となっている場合でも、ローラ支持軸装着部12(12’)の中心から該平坦状下部分に対応するベルト3(3’)の部分の外面までの最短距離を半径とする円形外輪郭を有するキャスタや車輪と比べると、路面、床面等における凹凸部から受ける衝撃は小さく抑制される。
また、下向きに凸湾曲した平坦状部分となっていることで、キャスタA(A’)の移動方向の変更が容易となる。
本発明は、人力等で移動させる物品等に取り付けて用いるキャスタであって、路面、床面等が簀の子状、格子条等に形成されていたり、煉瓦、タイル等を所定間隔を開けて敷設したものである等ために凹凸がある路面、床面等上に走行させても、該凹凸から受ける衝撃を小さく抑制できるキャスタを提供することに利用できる。
本発明に係るキャスタの1例の斜視図である。 図1のキャスタにおいて手前側のカバー部材を外した状態の斜視図である。 図1に示すキャスタを分解して示す斜視図である。 図1のキャスタのローラのうち2分割タイプのローラの断面図である。 本発明に係るキャスタの他の例のカバー部材を外した側面図である。 図5のキャスタの、カバー部材を取り付けた状態の側面図である。 図5のキャスタのローラのうち一体型ローラを示す図である。 図5のキャスタのローラのうち2分割型ローラの断面図である。 隣り合うローラにスペーサ部材を組み合わせる状態を示す図である。 図10(A)はスペーサ部材の平面図、図10(B)は同部材の側面図である。 従来キャスタの1例を示す図である。 従来キャスタの他の例を示す図である。
符号の説明
A、A’ キャスタ
1、1’ ローラ支持体
11、11’ ローラ支持体の外周面
111、111’ ローラ支持体外周面の下部分
112、112’ ローラ支持体外周面の凸湾曲状部分
12、12’ キャスタ支持軸装着部
121、121’ 貫通孔
122 突出部分
T 薄肉部
13、13’ 凸条部
1s ネジ孔
2、2a、2b、2’、2a’、2b’ ローラ
21、21’ コロ
22、22’ コロ軸
221、221’、222、222’ コロ軸部
23、23’ ローラ凹所
24’ コロ21’の溝
h、h’ ローラのボルト通し孔
B1 ボルト
N1 ナット
20 リンク部材
200 ネジ
201 長孔
20’ スペーサ部材
201’ 本体部分
202’ 翼部
3、3’ 無端外輪ベルト
31、31’ 外層部
311、311’ 溝
32、32’ 内層部
33、33’ ベルト内周面
34、34’ 凸条部
35、35’ ベルトの下部分
4、4’ カバー部材
41 孔
41’ ネジ
α キャスタの前進後退方向
9 床面
91 凸部
92 凹部

Claims (10)

  1. キャスタ支持軸装着部を有するローラ支持体と、
    該ローラ支持体の周囲に順次間隔をおいて配置された複数のローラと、
    該複数のローラからなるローラ群に外嵌された、可撓性を有する無端外輪ベルトとを含み、
    該ローラ支持体は、側面から見るとキャスタ前進後退方向において真っ直ぐ状に延びる平坦状下部分と、該平坦状下部分に両端部が連続して、キャスタ前進後退方向において前後及び上向きに凸湾曲状を呈する部分とからなる無端に連続する外周面を有し、
    前記複数のローラのそれぞれは、前記ローラ支持体の外周面に接触しているとともに前記無端外輪ベルトの内周面に接触しており、該無端外輪ベルトは、該ローラの前記ローラ支持体及び無端外輪ベルトに対する転動を伴って前記ローラ支持体の周囲に回動可能であることを特徴とするキャスタ。
  2. 前記ローラ支持体の外周面の平坦状下部分は、下向きに凸湾曲した平坦状下部分となっている請求項1記載のキャスタ。
  3. 前記ローラは前記ローラ支持体及び無端外輪ベルトの幅方向において間隔をおいた一対のコロと、該一対のコロを連結する該一対のコロ間の、該コロより外径の小さいコロ軸とを含むものであり、該一対のコロが前記ローラ支持体の外周面及び無端外輪ベルトの内周面に転動可能に接触しており、該ローラ支持体の外周面及び無端外輪ベルトの内周面のそれぞれは、該一対のコロと該コロ軸とで形成されるローラ凹所が、該コロの前記転動が可能に外嵌する凸条部を有している請求項1又は2記載のキャスタ。
  4. 前記無端外輪ベルトは、外層部と該外層部の内周面に積層された内層部とを含んでおり 該外層部は可撓性を有する弾性層であり、該内層部は可撓性を有する非伸縮性層である請求項1、2又は3記載のキャスタ。
  5. 前記複数のローラからなるローラ群における各隣り合うローラに対し、各ローラの前記ローラ支持体及び無端外輪ベルトに対する転動を許しつつ該隣り合うローラ同士の接触を防止するスペース付与部材が設けられている請求項1から4のいずれかに記載のキャスタ。
  6. 前記スペース付与部材は、前記各隣り合うローラ間に配置されたスペーサ部材である請求項5記載のキャスタ。
  7. 前記ローラ支持体は、前記キャスタ支持軸装着部と、該ローラ支持体外周面のうち前記平坦状下部分との間に緩衝部を備えている請求項1から6のいずれかに記載のキャスタ。
  8. 前記ローラ支持体の緩衝部は、該ローラ支持体の外周面のうち、少なくとも前記平坦状下部分と前記キャスタ支持軸装着部との間にローラ支持体幅方向に貫通する空間を形成することで形成された、可撓性を示す、ローラ支持体外周に沿う薄肉部を含んでいる請求項7記載のキャスタ。
  9. 前記ローラ支持体の緩衝部は、さらに、前記ローラ支持体幅方向に貫通する空間において、前記キャスタ支持軸装着部と前記薄肉部のうち少なくとも一部との間に装填された緩衝部材を備えている請求項8記載のキャスタ。
  10. 前記ローラ支持体に前記ローラ群を覆うカバー部材が設けられている請求項1から9のいずれかに記載のキャスタ。
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