JP2010000454A - 汚染物質の除去方法および汚染物質除去システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】土壌中における汚染物質存在領域6の一端に、上段注入口22および下段注入口24を含む2以上の注入口を有する注入井戸2を設ける注入井戸設置工程と、汚染物質存在領域6の他端に、上段回収口42および下段回収口44を含む2以上の回収口を有する回収井戸4を設ける回収井戸設置工程と、上段注入口22および下段注入口24を含む2以上の注入口から薬剤を含有する液体を注入すると共に、上段回収口42および下段回収口44を含む2以上の回収口から薬剤を含有する液体を回収し、且つ上段回収口42および/または下段回収口44から汚染物質を回収する汚染物質回収工程と、を有する汚染物質の除去方法。
【選択図】図1
Description
例えば、気体溶解水注入による地盤および/または水質改良工法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。しかし、気泡を混入させた溶解水は透水係数が低下し、薬剤が浸透しないという欠点を有する。地盤改良を目的とする場合には気泡が混入すればよいが、特に浄化を目的とした場合には薬剤の浸透が必要であり、適切な方法ではなかった。
<1> 土壌中における汚染物質存在領域の一端に、少なくとも上段注入口および下段注入口を含む2以上の注入口を有する注入井戸を設ける注入井戸設置工程と、前記汚染物質存在領域の他端に、少なくとも上段回収口および下段回収口を含む2以上の回収口を有する回収井戸を設ける回収井戸設置工程と、前記上段注入口および下段注入口を含む2以上の注入口から薬剤を含有する液体を注入すると共に、前記上段回収口および下段回収口を含む2以上の回収口から薬剤を含有する液体を回収し、且つ上段回収口および下段回収口から選択される少なくとも1以上の回収口から汚染物質を回収する汚染物質回収工程と、を有することを特徴とする汚染物質の除去方法である。
また、発泡性薬剤を下段注入口から注入することによって、発泡性薬剤から発生される気泡が土壌中で上昇し界面活性剤と混合され、界面活性剤と気泡とが汚染物質存在領域に到達する。汚染物質は気泡によって土壌中の土粒子から剥離されると共に、界面活性剤によって液体に可溶化されるため、上段回収口および下段回収口から選択される少なくとも1以上の回収口から吸引されることで効率良く回収される。
これらにより、例えば既存構造物下における土壌等において広い範囲にわたって存在する汚染物質であっても効率良く除去することができる。
また、下段回収口が設けられる深度を下段注入口が設けられる深度と重なるようにすることによって、下段注入口から注入される発泡性薬剤の移動性をより向上させることができる。更に下段回収口では、下段注入口から注入された発泡性薬剤を含有する液体が回収されるが、下段回収口から回収される液体には汚染物質存在領域を通過していない未反応の発泡性薬剤が主に含有されるため、該液体には汚染物質が含有されていないか、または汚染物質の含有が極めて少ない。従って、例えば回収後に汚染物質と液体との分離処理等の後処理を施す場合には、上段回収口から回収された液体にのみ前記後処理を施せばよく、後処理の負担を軽減できる。
<9> 少なくとも薬剤を含有する液体を注入する上段注入口および下段注入口を含む2以上の注入口を有する注入井戸と、少なくとも前記注入井戸から注入された薬剤を含有する液体を回収する上段回収口および下段回収口を含む2以上の回収口を有すると共に、前記上段回収口および下段回収口から選択される少なくとも1以上の回収口から汚染物質を回収する回収井戸と、を有することを特徴とする汚染物質除去システムである。
図1は、本発明の汚染物質除去システムを用いた汚染物質の除去方法を示す概略構成図である。本発明の汚染物質除去システムは、少なくとも薬剤を含有する液体、矢印A方向および矢印B方向に向かって注入する上段注入口22および下段注入口24を含む2以上の注入口を有する注入井戸2と、少なくとも前記注入井戸から注入された薬剤を含有する液体を回収する上段回収口42および下段回収口44を含む2以上の回収口を有すると共に、前記上段回収口42および下段回収口44から選択される少なくとも1以上の回収口から汚染物質を回収する回収井戸4と、を有することを特徴とする。
また、本発明の汚染物質の除去方法は、土壌中における汚染物質存在領域6の一端に、少なくとも上段注入口22および下段注入口24を含む2以上の注入口を有する注入井戸2を設ける注入井戸設置工程と、前記汚染物質存在領域6の他端に、少なくとも上段回収口42および下段回収口44を含む2以上の回収口を有する回収井戸4を設ける回収井戸設置工程と、前記上段注入口22および下段注入口24を含む2以上の注入口から薬剤を含有する液体を、矢印A方向および矢印B方向に向かって注入すると共に、前記上段回収口42および下段回収口44を含む2以上の回収口から薬剤を含有する液体を回収し、且つ上段回収口42および下段回収口44から選択される少なくとも1以上の回収口から汚染物質を回収する汚染物質回収工程と、を有することを特徴とする。
また、発泡性薬剤としては、水に溶解すると過酸化水素に解離し酸素を発生させる過酸化水素発生剤(過炭酸塩、過硫酸塩、過硼酸塩、過酢酸塩、硫酸アルカリ金属塩過酸化水素付加物、硫酸アルカリ土類金属塩過酸化水素付加物、尿素過酸化水素付加物、メラニン過酸化水素付加物、アミノ酸過酸化水素付加物、過酸化アルカリ金属、過酸化アルカリ土類金属など)や過酸化水素等が挙げられる。
また、上記薬剤を含有する液体としては、例えば、水等が挙げられ、特に水を用いることが好ましい。
≪第1実施形態≫
<注入井戸設置工程>
第1実施形態に係る汚染物質の除去方法は、図1に示すように、土壌中における汚染物質存在領域6の一端に、少なくとも上段注入口22および下段注入口24を含む2以上の注入口を有する注入井戸2を設ける注入井戸設置工程を有する。尚、汚染物質が存在する土壌中に地下水流が存在する場合には、注入井戸2は該地下水流における上流側に設けることが好ましい。
図2(A)に示すように、注入井戸2は、複数の上段注入用穴222および複数の下段注入用穴242を有するケーシングパイプ20を有する。上段注入用穴222の周辺および下段注入用穴242の周辺は、礫石、豆砂利、珪砂、砂等によって形成されたフィルター層220および240で覆われており、該フィルター層220は薬剤を含有する液体が透過する構造となっている。上記上段注入用穴222およびフィルター層220によって上段注入口22が形成されており、また下段注入用穴242およびフィルター層240によって下段注入口24が形成されている。また、ケーシングパイプ20の上段注入用穴222および下段注入用穴242周辺以外の周辺部は、ベントナイト、モルタル等によって形成されたシール材30で覆われており、該シール材30は液体を透過しない構造となっている。
また同様に、ケーシングパイプ20の上段注入用穴222が形成されている領域より下側であって、且つ下段注入用穴242が形成されている領域より上側にも、パッカー32が配置され、パッカー用配管34からの圧力によってパッカー32が膨張しケーシングパイプ20内を密閉している。該パッカー32により上段注入用パイプ224から注入される薬剤を含有する液体が、ケーシングパイプ20の下方へ漏れること、並びに下段注入用パイプ244から注入される薬剤を含有する液体が、ケーシングパイプ20の上方へ漏れることが防止される。これによって上段注入用パイプ224から注入される液体と下段注入用パイプ244から注入される液体とがケーシングパイプ20内にて混合してしまうことが防止される。
第1実施形態に係る汚染物質の除去方法は、図1に示すように、汚染物質存在領域6の他端に、少なくとも上段回収口42および下段回収口44を含む2以上の回収口を有する回収井戸4を設ける回収井戸設置工程を有する。尚、汚染物質が存在する土壌中に地下水流が存在する場合には、回収井戸4は該地下水流における下流側に設けることが好ましい。
図2(C)に示すように、回収井戸4は、複数の上段回収用穴422および複数の下段回収用穴442を有するケーシングパイプ40を有する。上段回収用穴422の周辺および下段回収用穴442の周辺は、礫石、豆砂利、珪砂、砂等によって形成されたフィルター層420および440で覆われており、該フィルター層420は薬剤を含有する液体や汚染物質が透過する構造となっている。上記上段回収用穴422およびフィルター層420によって上段回収口42が形成されており、また下段回収用穴442およびフィルター層440によって下段回収口44が形成されている。また、ケーシングパイプ40の上段回収用穴422および下段回収用穴442周辺以外の周辺部は、ベントナイト、モルタル等によって形成されたシール材30で覆われており、該シール材30は液体や汚染物質を透過しない構造となっている。
また同様に、ケーシングパイプ40の上段回収用穴422が形成されている領域より下側であって、且つ下段回収用穴442が形成されている領域より上側にも、パッカー36が配置され、パッカー用配管38からの圧力によってパッカー36が膨張しケーシングパイプ40内を密閉している。該パッカー36により上段回収用穴422から回収される薬剤を含有する液体や汚染物質が、ケーシングパイプ40の下方へ漏れること、並びに下段回収用穴442から回収される薬剤を含有する液体や汚染物質が、ケーシングパイプ40の上方へ漏れることが防止される。これによって上段回収用穴422から回収される液体や汚染物質と下段回収用穴442から回収される液体や汚染物質とがケーシングパイプ40内にて混合してしまうことが防止される。
第1実施形態に係る汚染物質の除去方法は、上段注入口22および下段注入口24を含む2以上の注入口から薬剤を含有する液体を注入すると共に、上段回収口42および下段回収口44を含む2以上の回収口から薬剤を含有する液体を回収し、且つ上段回収口42および下段回収口44から選択される少なくとも1以上の回収口から汚染物質を回収する汚染物質回収工程を有する。
また、発泡性薬剤を下段注入口24から注入することによって、発泡性薬剤から発生される気泡が土壌中で上昇し界面活性剤と混合され、界面活性剤と気泡とが汚染物質存在領域6に到達する。ここで図3に示される通り、汚染物質106は気泡108によって土壌中の土粒子102から剥離されると共に、界面活性剤110によって液体に可溶化されるため、上段回収口42および下段回収口44から選択される少なくとも1以上の回収口から吸引されることで効率良く回収される。
これらにより、例えば既存構造物8下における土壌等において広い範囲にわたって存在する汚染物質であっても効率良く除去することができる。
また、下段回収口44が設けられる深度を下段注入口24が設けられる深度と重なるようにすることによって、下段注入口24から注入される発泡性薬剤112の移動性をより向上させることができる。更に下段回収口44では、下段注入口24から注入された発泡性薬剤112を含有する液体が回収されるが、下段回収口44から回収される液体には汚染物質存在領域6を通過していない未反応の発泡性薬剤112が主に含有されるため、該液体には汚染物質が含有されていないか、または汚染物質の含有が極めて少ない。従って、例えば回収後に汚染物質と液体との分離処理等の後処理を施す場合には、上段回収口42から回収された液体にのみ前記後処理を施せばよく、後処理の負担を軽減できる。
<注入井戸設置工程>
第2実施形態に係る汚染物質の除去方法においては、上段注入口および下段注入口が深さ方向に可動である注入井戸を設ける注入井戸設置工程を有する。上段注入口が深さ方向に可動であることにより、深度ごとに汚染物質の濃度が変化する場合に、上段注入口が設けられる深度を汚染物質の濃度がもっとも高い深度に容易に調節することができ、薬剤を汚染物質存在領域へ効率良く到達させることができる。
図5(A)に示すように、注入井戸は、複数の上段注入用穴222bおよび複数の下段注入用穴242bを有するケーシングパイプ20bを有する。上段注入用穴222bの周辺および下段注入用穴242bの周辺は、礫石、豆砂利、珪砂、砂等によって形成されたフィルター層220bおよび240bで覆われており、該フィルター層220bは薬剤を含有する液体が透過する構造となっている。上記上段注入用穴222bおよびフィルター層220bによって上段注入口22bが形成されており、また下段注入用穴242bおよびフィルター層240bによって下段注入口24bが形成されている。また、ケーシングパイプ20bの上段注入用穴222bおよび下段注入用穴242b周辺以外の周辺部は、ベントナイト、モルタル等によって形成されたシール材30bで覆われており、該シール材30bは液体を透過しない構造となっている。
また同様に、ケーシングパイプ20bの下段注入用穴242bが形成されている領域の上下には、円筒状のパッカー324bおよび326bが配置され、下部パッカー用配管34bからの圧力によってパッカー324bおよび326bが膨張しケーシングパイプ20b内を密閉している。該パッカー324bおよび326bにより下段注入用パイプ244bから注入される薬剤を含有する液体が、ケーシングパイプ20bの上方および下方へ漏れることが防止される。
尚、パッカー322bにより上段注入用パイプ224bから注入される液体の、ケーシングパイプ20bの下方への漏れが防止されること、およびパッカー324bにより下段注入用パイプ244bから注入される液体の、ケーシングパイプ20bの上方への漏れが防止されることによって、上段注入用パイプ224bから注入される液体と下段注入用パイプ244bから注入される液体とがケーシングパイプ20b内にて混合してしまうことが防止される。
尚、稼動(軸方向への移動)させる際には、ケーシングパイプ20bの内壁面に回転体としてのボール260が当接し、回転することで、移動抵抗が低減する。なお、このとき、前述したように露出したボール260は、ケーシングパイプ20bに形成されたスリットや孔よりも格段に大きいので、ボール260がスリットや孔に嵌ることはない。
第2実施形態に係る汚染物質の除去方法においては、上段回収口および下段回収口が深さ方向に可動である回収井戸を設ける回収井戸設置工程を有する。上段回収口が深さ方向に可動であることにより、地下水位の変動に対応して上段回収口を稼動させることができ、水より軽い汚染物質の除去をより効率良く行うことができる。
尚、第2実施形態に係る回収井戸は、上述の第2実施形態に係る注入井戸設置工程において設置された注入井戸において、可撓性があり伸縮自在な材料で構成されている上段注入用パイプ224bおよび下段注入用パイプ244bを、剛性が高い材料(例えば、鋼鉄、鋳鉄、アルミなどの金属製の管)で構成される上段回収用パイプおよび下段回収用パイプに変更した構成を採用することができる。回収用パイプは、負圧の影響を受けるためである。
図15は、図14に示す回収井戸の要部を模式的に示す正面図である。なお、この図15では、パッカー用配管38b、38cの図示を省略している。
上記のようにして設置された第2実施形態に係る注入井戸および回収井戸を用い、前述の第1実施形態に記載の方法によって汚染物質の除去を効率よく行うことができる。
<注入井戸設置工程>
第3実施形態に係る汚染物質の除去方法においては、注入井戸設置工程において設置される注入井戸は、前述の第1実施形態または第2実施形態において設置される注入井戸と同様の構成のものを採用することができる。
第3実施形態に係る汚染物質の除去方法においては、上段回収口が深さ方向に可動である回収井戸を設ける回収井戸設置工程を有する。上段回収口が深さ方向に可動であることにより、地下水位の変動に対応して上段回収口を稼動させることができ、水より軽い汚染物質の除去をより効率良く行うことができる。
図16(A)に示すように、回収井戸は、複数の上段回収用穴422dおよび複数の下段回収用穴442dを有するケーシングパイプ40dを有する。上段回収用穴422dの周辺および下段回収用穴442dの周辺は、礫石、豆砂利、珪砂、砂等によって形成されたフィルター層420dおよび440dで覆われており、該フィルター層420dおよび440dは薬剤を含有する液体が透過する構造となっている。上記上段回収用穴422dおよびフィルター層420dによって上段回収口42dが形成されており、また下段回収用穴442dおよびフィルター層440dによって下段回収口44dが形成されている。また、ケーシングパイプ40dの上段回収用穴422dおよび下段回収用穴442d周辺以外の周辺部は、ベントナイト、モルタル等によって形成されたシール材30dで覆われており、該シール材30dは液体を透過しない構造となっている。
また、土壌中での薬剤の移動速度は、実流速として0.2m/日〜20m/日である。薬剤の移動速度が高いほど、汚染物質の移動効果も高いが、移動速度を高めるほど回収量も大きくなるため、処理装置による回収後の処理能力に応じた移動速度で実施することが好ましい。
(比較例1)
図17に示すような深さ方向に80cm(5cm×16)、横方向に70cm(5cm×14)の砂の層80により構成された地盤をモデルとして、薬剤を含有する液体を注入すると共に回収し、薬剤の移動の仕方について拡散シミュレーションを行った。尚、上記地盤には注入井戸を想定した上段注入口22eおよび下段注入口24e、並びに揚水(回収)井戸を想定した上段揚水(回収)口42eおよび下段揚水(回収)口44eが備えられ透水係数:2.1×10−3cm/sec、注入井戸における水頭:+3.0m、揚水(回収)井戸における水頭:−3.0m(尚、水頭1m=0.1kgf/cm2である)である。また、用いた砂はK=2.122×10−8m2、n=0.37である。
上記の条件で薬剤を注入し、24時間後における土壌中の薬剤濃度を測定し、図18にプロットした。
上記拡散シミュレーションにおいて、上段注入口および下段注入口の何れからも界面活性剤を0.05質量%含有し且つ発泡性薬剤を2.5質量%含有する水溶液を、40L/分で注入した。また、上段揚水口および下段揚水口の何れにおいても上記の条件で揚水をした。
上記の条件で薬剤を注入し、24時間後における土壌中の薬剤濃度を測定し、図19にプロットした。
図19は発泡性薬剤によって、透水係数が1/2に下がった条件での拡散である。
上記拡散シミュレーションにおいて、上段注入口からは、0.1質量%界面活性剤水溶液を40L/分で注入した。また、下段注入口からは、5.0質量%発泡性薬剤水溶液(過炭酸ナトリウム)を、40L/分で注入した。また、上段揚水口および下段揚水口の何れにおいても上記の条件で揚水をした。
上記の条件で薬剤を注入し、24時間後における土壌中の薬剤濃度を測定し、図20にプロットした。
図20より、上段注入口からの薬剤は拡散しやすいが、下段注入口からの薬剤の拡散は変わらないことがわかる。
4 回収井戸
6 汚染物質存在領域
8 既存構造物
10 処理槽
12 薬剤注入用水槽
20 ケーシングパイプ
20b ケーシングパイプ
22 上段注入口
22b 上段注入口
22e 上段注入口
24 下段注入口
24b 下段注入口
24e 下段注入口
30 シール材
30b シール材
32 パッカー
34 パッカー用配管
34b 下部パッカー用配管
34c 上部パッカー用配管
36 パッカー
36d パッカー
38 パッカー用配管
38b パッカー用配管
38d パッカー用配管
40 ケーシングパイプ
40d ケーシングパイプ
42 上段回収口
42d 上段回収口
42e 上段揚水(回収)口
44 下段回収口
44d 下段回収口
44e 下段揚水(回収)口
80 砂の層
102 土粒子
106 汚染物質
108 気泡
110 界面活性剤
112 発泡性薬剤
212 パッカー袋
213 凹部
214 円板部
214A 周壁
215 穴
216 円板部
218 円板部
219 円板部
220 フィルター層
220b フィルター層
222 上段注入用穴
222b 上段注入用穴
224 上段注入用パイプ
224b 上段注入用パイプ
226 パイプ注入穴
226b パイプ注入穴
240 フィルター層
240b フィルター層
242 下段注入用穴
242b 下段注入用穴
244 下段注入用パイプ
244b 下段注入用パイプ
246 パイプ注入穴
246b パイプ注入穴
260 ボール
262 嵌込部
263 孔
313 凹部
314 円板部
314A 周壁
320b パッカー
322b パッカー
324b パッカー
326b パッカー
360b パッカー
362b パッカー
370 凸部
372 嵌込部
413 凹部
414 円板部
414A 周壁
415 穴
420 フィルター層
420d フィルター層
422 上段回収用穴
422d 上段回収用穴
424 上段回収用パイプ
424d 上段回収用パイプ
426 パイプ回収穴
426d 揚水ポンプ
440 フィルター層
440d フィルター層
442 下段回収用穴
442d 下段回収用穴
444 下段回収用パイプ
444d 下段回収用パイプ
446 パイプ回収穴
446d 揚水ポンプ
460 車輪
461 回転軸
462 車輪保持部材
600 ロッド
602 雄ネジ部
610 連結ロッド
620 調整ロッド
629 調整用下段回収用パイプ
632 フランジ
644b 下段回収用パイプ
650 高ナット
660 スリーブ管
660A 周壁
661 ボルト
662 雌ネジ孔
W 地下水位
Claims (9)
- 土壌中における汚染物質存在領域の一端に、少なくとも上段注入口および下段注入口を含む2以上の注入口を有する注入井戸を設ける注入井戸設置工程と、
前記汚染物質存在領域の他端に、少なくとも上段回収口および下段回収口を含む2以上の回収口を有する回収井戸を設ける回収井戸設置工程と、
前記上段注入口および下段注入口を含む2以上の注入口から薬剤を含有する液体を注入すると共に、前記上段回収口および下段回収口を含む2以上の回収口から薬剤を含有する液体を回収し、且つ上段回収口および下段回収口から選択される少なくとも1以上の回収口から汚染物質を回収する汚染物質回収工程と、
を有することを特徴とする汚染物質の除去方法。 - 前記汚染物質が鉱物油、揮発性有機塩素化合物および重金属類から選択される少なくとも一種であることを特徴とする請求項1に記載の汚染物質の除去方法。
- 前記薬剤として、界面活性剤および発泡性薬剤から選択される少なくとも1種を用いることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の汚染物質の除去方法。
- 前記汚染物質回収工程において、前記注入井戸の上段注入口から界面活性剤を含有する液体を注入すると共に、前記下段注入口から発泡性薬剤を含有する液体を注入することを特徴とする請求項3に記載の汚染物質の除去方法。
- 前記注入井戸において、下段注入口が設けられる深度を前記汚染物質存在領域よりも深い深度とすると共に、前記回収井戸において、下段回収口が設けられる深度を前記下段注入口が設けられる深度と重なるようにすることを特徴とする請求項4に記載の汚染物質の除去方法。
- 前記注入井戸において、上段注入口が設けられる深度を前記汚染物質の濃度がもっとも高い深度とすると共に、前記回収井戸において、上段回収口が設けられる深度を地下水位が存在する深度とすることを特徴とする請求項1〜請求項5の何れか1項に記載の汚染物質の除去方法。
- 前記回収井戸における上段回収口が、深さ方向に可動であることを特徴とする請求項6に記載の汚染物質の除去方法。
- 前記注入井戸における上段注入口が、深さ方向に可動であることを特徴とする請求項6に記載の汚染物質の除去方法。
- 少なくとも薬剤を含有する液体を注入する上段注入口および下段注入口を含む2以上の注入口を有する注入井戸と、
少なくとも前記注入井戸から注入された薬剤を含有する液体を回収する上段回収口および下段回収口を含む2以上の回収口を有すると共に、前記上段回収口および下段回収口から選択される少なくとも1以上の回収口から汚染物質を回収する回収井戸と、を有することを特徴とする汚染物質除去システム。
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