JP2010000389A - 放射線ct装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】マルチスライスX線CT装置内の複数のユニット(再構成ユニット、記憶ユニットなど)間でデータを高速に転送できるようにする。
【解決手段】被検体Pへの放射線のスキャンに伴って放射線検出器システム14により検出され且つ伝送路を介して入力されるデジタル量の収集データに、各別に割り当てられた画像再構成用の所定処理を順次施して最終画像を生成する、複数の再構成ユニット23A〜23Zを有する再構成装置23を備えた放射線CT装置10において、再構成装置23に、複数の再構成ユニット23A〜23Zを相互に接続するデータリンクを伝送路とは別に設けるとともに、当該複数の再構成ユニット23A〜23Zを、所定処理を施したデータをデータリンクを介して次の再構成ユニット23A〜23Zに転送させるように構成した。
【選択図】 図1

Description

本発明は、X線CT装置などの放射線CT装置に係り、とくに、複数の検出素子列を有する放射線検出器を搭載し、この放射線検出器により検出された大量のデータを記憶させる記憶装置を備えた、マルチスライスCTやボリュームCTと呼ばれる方式に基づく放射線CT装置に関する。
コンピュータ断層撮影装置として、X線コンピュータ断層撮影装置(以下、X線CT装置と呼ぶ)がある。このX線CT装置は、比較的旧くから医療診断用或いは各種の研究用に用いられており、歴史的にも大きな変遷を重ねている。
初期の頃には、シングルスライスX線CT装置が用いられていた。このシングルスライスX線CT装置の場合、被検体のある一つのスライスの画像を得るものであるため、短時間に広い範囲の画像を撮影することは難しく、医師等から単位時間に、より高精細(高解像度)且つ広範囲に画像を撮影したいという強い要望が出されていた。
この要望に応えるために、近年、マルチスライスX線CT装置が開発され、かなり普及している。このマルチスライスX線CT装置は、シングルスライスX線CT装置で用いられている検出器の列(1列)を、その列に直交する方向に複数列(例えば4列、8列など)を並べて、全体でmチャンネル×nセグメント(m,nは正の整数)の検出素子を有する構造の2次元検出器を用いる。この2次元検出器の出力側には、DAS(データ収集装置)が置かれる。
マルチスライスX線CT装置は、スライス方向に広がり幅を有するファンビームX線を曝射するX線源と、上述した2次元検出器とを有しており、円錐状のX線ビーム(有効視野直径FOV)に基づいて被検体を透過したX線を2次元検出器で検出することにより、その被検体のマルチスライスの投影データを一度に収集できる。このため、マルチスライスX線CT装置は、シングルスライスX線CT装置に比べて、高精細且つ広範囲な画像を収集することができる。
このようなマルチスライスX線CT装置において、2次元検出器で収集されたデータは、ハードディスクドライブなどの記憶装置に、データ収集に対してリアルタイムに保存しなければならない。このリアルタイムなデータ保存を行なうため、2次元検出器で収集されたデータは、ガントリ内のデータ収集装置(DAS)にてデジタル量のデータに変換された後、例えば光伝送システムで成る非接触伝送装置を介してコンソールに送られる。このコンソールでは、送られてくる収集データがインターフェースを介してデータストレージに送られる。このデータストレージに送られた収集データは、ストレージコントローラの制御の元で、多芯ケーブルを介してハードディスクドライブに送られて格納される。
この多芯ケーブルを用いてデータ収集側とデータ保存側とがパラレルインターフェースで結ばれる。このインターフェースは一般的にはSCSI(mall Computer System Inte rface)と呼ばれている。
記憶装置に格納された収集データは、再構成装置と呼ばれる専用の演算装置により、所定の演算アルゴリズムの元に画像データに再構成される。この再構成装置は、通常、複数の演算ユニット(CPU)を備え、この複数のCPUをパラレル接続方式に拠るバスラインで相互に接続することで構成されている。
特開2001−215281号公報
上述したマルチスライスX線CT装置は、現状では、その内部におけるデータ伝送に関して必ずしも満足できるものはない。これを、収集したデータを記憶する記憶装置と、収集データを再構成する再構成装置とについて夫々、現状のデータ伝送を詳述する。
まず、記憶装置について説明する。前述したように、マルチスライスX線CT装置にあっては、データ収集効率をできるだけ上げたいとする理由等によって、より多くの検出器列の搭載が要求されている。将来は、例えば10〜20列程度のものから、100列以上の検出器列を搭載したマルチスライスX線CT装置の実現も視野に入っている。
しかしながら、このような多列化に拍車が掛かっているものの、ガントリで収集したデータを記憶装置内の記憶ユニットとしてのハードディスクドライブに伝送するときに、その伝送速度は、パラレルバスにおける信号のスキューに因り、制限されることから、多列化に見合った速い伝送速度を確保することが困難である。
とくに、8列以上の検出器列を備えたマルチスライスX線CT装置の場合、収集データのレートがパラレルバスによるデータ伝送速度を上回り、収集したデータをリアルタイムにハードディスクに保存できなくなるという事態も起こり得る。一般的に、パラレルバスの伝送速度は20MHzが限界である。例えば8ビットのパラレルバス(多芯ケーブル)の場合、20MB/sが限界であり、16ビットのパラレルバスになると、40MB/sが限界である。
これに対して、例えば16列の検出器列を搭載しているマルチスライスX線CT装置の場合、その収集データレートは、
[数1]
2バイト×1000チャンネル×1000ビュー×16列/0.5秒回転=64MB/s
となる。したがって、この場合、合計128MB/s程度のデータ伝送速度が、ガントリのデータ収集部と記憶装置(ハードディスクドライブ)との間を繋ぐインターフェースに要求される。したがって、従来のインターフェース構造のまま、16列の検出器列を備えた検出器を用いたとしても、0.5秒回転のスキャンは実現できない。つまり、収集データの転送速度の上限によって、スキャン速度が抑制されるという問題がある。この問題は、検出器列の数が大きくなるほど、マルチスライスX線CT装置で扱うデータレートも上がるため、その影響はより顕著になる。
なお、上述した収集データの伝送速度の制限を打破するには、複数のパラレルバスインターフェースを備えることも考え得るが、この場合、インターフェースの構成が非常に複雑になり、かつ、装置の製造コストも高くなるので、実際問題として採用し難い。
次に、再構成装置について説明する。従来の再構成装置は、複数の再構成ユニット(CPUを備える演算ユニット)をパラレルバスによりシェアードバス接続しているが、信頼性や信号スキューのために、プロセッサ間のデータの伝送速度を上げることができないという問題がある。
例えば、64ビットで8個の再構成ユニットを接続した場合、33MHz程度が限界であり、トータルのバンド幅は266MB/sとなる。
従来の再構成装置の内部構成を模式的に例示すると、図15に示すように表される。通常、収集データ(生データ)は再構成ユニット#1に送られ、ある特定の処理に付される。この特定の処理に付されたデータは、次いで再構成ユニット#2に送られ、その次の処理に付される。この手順を順次繰り返して、再構成ユニット#8により再構成された画像が最終的に生成される。この画像は、ホストバスBを介してメインコントローラMCに送られる。この構成の場合、収集データに相当する大量のデータがホストバスBを介して、処理毎に、次段の再構成ユニットに伝送される必要がある。
再構成時間を高速化しようとすると、再構成ユニットの数は20以上にもなることもある。再構成ユニット数を20個とすると、それぞれの再構成ユニットに割り当てられるバンド幅は、266MB/s÷20、すなわち13MB/sでしかなく、このバンド幅は高速な再構成時間を得る上でネックとなる。
マルチスライスX線CT装置に要求される速度として、例えば16列の検出器列を有する装置の場合、収集データレートは、
[数2]
2バイト×1000チャネル×1000ビュー×16列=32MB
となる。再構成時間が0.5秒であるとすると、0.5秒の間に、32MBのデータが再構成ユニット#8まで伝送されなければならず、バンド幅としては、
[数3]
32MB×8再構成ユニット/0.5秒=512MB/s
が必要となる。
検出器列が16列である場合、この程度のバンド幅で済む。しかしながら、さらに多列化の進んだ50列や100列のマルチスライスX線CT装置の場合、1枚の画像を再構成するためには、より多くのデータを必要とすることから、かかるバンド幅の確保の問題はよりクリティカルになる。
このように、多くの再構成ユニット(CPU)をパラレル動作させる再構成装置おいて、パラレル接続方式によるホストバスを採用した場合、トータルのバンド幅が制限され、再構成装置の再構成時間を上げることはできずに、非常に遅い速度を甘受しなければならない。
そこで、本発明は、上述した現状に鑑みてなされたもので、検出器列の多列化度合いが進んだマルチスライスX線CT装置のように、大量のデータを装置内の複数のユニット(再構成ユニット、記憶ユニットなど)間で転送(送受)する必要がある放射線CT装置であっても、ユニット間でデータを高速に転送できるようにし、これにより、各ユニットの処理能力を存分に発揮させることができるようにすることを、その目的とする。
上述した目的を達成するため、本発明の一態様によれば、被検体への放射線のスキャンに伴って放射線検出器システムにより検出され且つ伝送路を介して入力されるデジタル量の収集データに、各別に割り当てられた画像再構成用の所定処理を順次施して最終画像を生成する、複数の再構成ユニットを有する再構成装置を備えた放射線CT装置において、前記再構成装置に、前記複数の再構成ユニットを相互に接続するデータリンクを前記伝送路とは別に設けるとともに、当該複数の再構成ユニットを、前記所定処理を施したデータを前記データリンクを介して次の再構成ユニットに転送させるように構成する。
本発明によれば、収集データをより高速に記憶ユニットに伝送でき、とくに、8列以上の検出器列を備えた検出器で収集したデータであっても、記憶ユニットにリアルタイムに伝送して、記憶ユニットに収集データを確実に記憶させることができるマルチスライスX線CT装置を提供することができる。
また、再構成装置において、ホストバスを使うことなく、ある再構成ユニットから次の再構成ユニットにデータを送ることができるので、ホストバスが再構成時間のネックにならず、再構成処理をより高速に実行できる。特に1枚の画像を作るのに、大量のデータを必要とする、マルチスライスCTの再構成時間を短縮することができる。また、ホストバスのバンド幅を小さく押さえられるので、収集データを記憶装置に確実に保存することができる。
さらに詳細な構成として、例えば、データ専用のデータリンクを再構成ユニット間に持たせたり、再構成ユニット同士をクロスバーで接続したりすることにより、シェアードバス構造は不要になって、トータルのバンド幅をより大きくでき、再構成処理をより高速に実行できる。また、データリンクとしてのシリアルリンクで再構成ユニットの相互間を接続することにより、再構成ユニット相互間の高速なデータ伝送が可能になり、これによっても、再構成時間の短縮させることができる。
本発明の実施形態に係る、放射線CT装置としてのマルチスライスX線CT装置の全体構成を記憶装置の構成と共に示すブロック図。 第1の実施形態の第1の変形例に係る記憶装置の概要を説明するブロック図。 第1の実施形態の第2の変形例に係る記憶装置の概略構成を説明するブロック図。 第1の実施形態の第2の変形例において更に変形可能な別の例に係る記憶装置の概略構成を説明するブロック図。 第1の実施形態の第3の変形例に係る記憶装置の概略構成を説明するブロック図。 本発明の第2の実施の形態に係る、放射線CT装置としてのマルチスライスX線CT装置により採用された再構成装置の概要を示すブロック図。 第2の実施形態に係るマルチスライスX線CT装置の再構成装置に搭載される複数の再構成ユニットそれぞれの概要を示すブロック図。 本発明の第3の実施の形態に係る、放射線CT装置としてのマルチスライスX線CT装置により採用された再構成装置の概要を示すブロック図。 本発明の第4の実施の形態に係る、放射線CT装置としてのマルチスライスX線CT装置により採用された再構成装置の概要を示すブロック図。 第4の実施形態で採用されたクロスバーの構成を示す図。 第4の実施形態の第1の変形例に係る再構成装置の概略構成を示すブロック図。 第4の実施形態の第1の変形例を更に変形させた一例に係る再構成装置の概略構成を示すブロック図。 第4の実施形態の第2の変形例に係る再構成装置におけるデータリンクの概略構成を示すブロック図。 第4の実施形態の第3の変形例に係る再構成装置の概略構成を示すブロック図。 従来のX線CT装置で採用している再構成装置の一例を説明する図。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
第1の実施形態を図1に基づいて説明する。
図1には、この実施形態に係る、放射線CT装置としての、X線CT装置の一形態であるマルチスライスX線CT装置の構成を示している。このマルチスライスX線CT装置は、マルチスライスのヘリカルスキャンを行なうことができるのみならず、コンベンショナルスキャン(シングルスライススキャン及びマルチスライススキャン)を実行できるようになっている。
このマルチスライスX線CT装置10は、図1に示すように、被検体(例えば患者)Pを載置させる図示しない寝台と、被検体Pを挿入して診断を行なうための診断用開口部OPを有し、被検体Pの投影データの収集を行なう架台Gと、架台Gの全体の動作を制御するとともに、投影データを収集して画像再構成処理や画像表示等を行なうコンソールCSとを備えている。
寝台は、図示しない寝台駆動部の駆動により、その長手方向にスライド可能な天板を有する。通常、被検体Pは、その体軸方向が長手方向に一致するように載置される。
架台Gは、その診断用開口部OPに挿入された被検体Pを挟んで対向配置された放射線源としてのX線管11と、放射線検出器としてのX線検出器12及びデータ収集装置(DAS13)を含むX線検出器システム(放射線検出器システム)14とを備えるほか、非接触のデータ伝送装置15、架台駆動部16、及びスリップリング17を備えている。
X線管11及びX線検出器システム14(X線検出器12及びDAS13を含む)は、架台G内で回転可能な回転リング体21に設けられており、架台駆動部16からの駆動制御により、この回転リング体21が回転する。これにより、X線管11及びX線検出器システム14は、架台Gの診断用開口OP内に挿入された被検体Pの体軸方向に平行な回転中心軸の周りに両者が一体で回転可能になっている。回転リング体21は、1回転あたり1秒以下という高速速度で回転駆動される。
X線管11は、有効視野領域FOV内に載置された被検体Pに対してコーンビーム(四角錐)状又はファンビーム状のX線を発生する。X線管11には、X線の曝射に必要な電力(管電圧、管電流)が高電圧発生装置18からスリップリング17を介して供給される。これにより、X線管11は、回転中心軸に並行なスライス方向及びこのスライス方向に直交するチャンネル方向の2方向に広がる、いわゆるコーンビームX線又はファンビームX線を発生させることができる。通常の診断では、被検体Pが寝台の長手方向に沿って天板に載るので、スライス方向は被検体Pの体軸方向に一致する。
X線検出器システム14は、被検体Pを透過したX線を検出するデバイスであり、全体としては、X線検出素子を互いに直交する2方向(スライス方向及びチャンネル方向を成す)それぞれにアレイ状に複数個配列した構造を有し、これにより、複数の検出素子列を有して2次元的にX線を検出するシステムを成している。
なお、架台Gにおいて、X線管11と被検体Pとの間には、X線管11のX線焦点から曝射されたコーン状又はファン状のX線ビームを整形し、所要の大きさのX線ビームを形成するためのコリメータ19が設けられている。
また、コンソールCSには、ホストコントローラ20を中心として、データ補正などの前処理機能を備えたデータ収集インターフェース21、収集データなどのデータを保存するための記憶装置22、収集データから画像を再構成する再構成装置23、及びインターフェース24を備え、これらの要素がデータ伝送及び制御信号伝送用のホストバス25を介して相互に接続されている。インターフェース24には、コンソール外部に置いた高電圧発生装置18及びガントリG内に設置された架台駆動部16のほか、モニタ30、操作部31、及び電話回線32が接続されている。操作部31には、キーボードやマウスなどの操作器が備えられている。
データ収集インターフェース21は、非接触データ伝送装置15を介して伝送されてきた投影データに感度補正やX線強度補正等を施す。このインターフェース21で感度補正やX線強度補正等を受けた360゜分、例えば1000セット(1000ビュー)の2次元投影データは記憶装置22に一旦記憶される。
再構成装置23は、記憶装置22に記憶された投影データにファンビーム再構成方式又はコーンビーム再構成方式の再構成処理を施してスライスの断層像データを生成(再構成)する。
記憶装置22は、ホストバス25に接続され且つ当該記憶装置全体の記憶動作を制御するストレージコントローラ40と、このストレージコントローラ40にシリアルに接続された複数(M個)の波形整形回路41A,41B,…,41Mと、この波形整形回路41A,41B,…,41Mを介して接続された複数(M+1)個の記憶ユニットとしてのハードディスクドライブ42A,42B,…,42Nとを備える。ストレージコントローラ40の出力ポートには1本の伝送ライン43が接続され、この伝送ライン43は、シリアル接続方式により、波形整形回路41A,41B,…,41Mをそれぞれ介して、複数のハードディスクドライブ42A,42B,…,42Nを繋いでいる。
各波形整形回路41A(41B,…,41M)は、複数のハードディスクドライブ42A,42B,…,42Nを同じ伝送ラインにシリアルに接続することに起因する信号波形のなまりをハードディスクドライブ毎に補正する。
伝送ライン43を成す物理的媒体は、同軸ケーブル、ツイストペアケーブル、光ケーブル、基板上の配線などで構成される。この物理的媒体として光ケーブルを採用した場合、外部ノイズに対する高い耐性を発揮できるとともに、外部への放射ノイズを低く抑えることができる。さらに、光ケーブルを使用することで、X線管球の放電に対する耐性をも得ることができ、装置の信頼性をより一層高めることができる。
このように、従来のパラレル接続方式のバスラインに代えて、シリアル接続方式の1つの伝送ライン43を用いることで、ストレージコントローラ40の1つの出力ポートに多数のハードディスクドライブを接続することができ、非常に高速に収集データ(生データとも呼ばれる)を格納したり、読み出したりすることができる。データの伝送速度に関しては、約2Gbps程度もの高い伝送速度を得ることができる。符号化による実質レートを考慮すると、約200MB/sもの高速の伝送速度を得ることができる。
このシリアル転送の利点について更に別の観点から説明する。前述したように、従来の場合、X線CT装置におけるアナログユニット(検出器/DAS)からデジタルユニット(コンソール側のユニット)への収集データの伝送はパラレル方式で行なわれていた。これに加えて、図1における非接触データ伝送装置15では、DAS13から送信されてくる収集データ(パラレルデータ)をシリアルデータに一度変換し、このシリアルデータの状態で架台Gの回転部と固定部との間の光伝送を行なっている。この光伝送された収集データは再度、パラレルデータに変換されてコンソールCSに伝送される。
このため、シリアルデータからパラレルデータに変換し戻すには、その分の回路が必要であり、製造コスト増の要因にもなっていた。また、アナログユニットはノイズに対する耐性が低く、パラレル伝送の場合、アナログユニットとデジタルユニットとの間を電気的には完全に切り離すことはできない。パラレルデータを光伝送することも可能ではあるが、製造コストが非常に高くなり、実用向きではない。
これに対して、上述した実施形態のように、アナログユニット及びデジタルユニットの間をシリアル接続方式で接続することで、非接触データ伝送装置15におけるパラレル/シリアル変換回路も不要になり、装置の製造コスト低減に寄与できる。また、シリアルデータで伝送することで、伝送回路自体も安価に製造できるし、ノイズに弱いアナログユニットとノイズ源となるデジタルユニットとを電気的に完全に分離でき、ノイズの混入を抑制した信頼性のより高い再構成処理が可能になるのである。
(第1の実施の形態の変形例)
第1の変形例を図2に示す。この例は、ストレージコントローラ40に複数の出力ポートを設け、この複数の出力ポートに、上述したシリアル接続方式の伝送ライン(伝送ライン43A、43B)を並列に接続するようになっている。これにより、より多くのハードディスクドライブ42A,…,42Zを接続することができ、より多くの検出器列を有し、高速に収集データを伝送することができるマルチスライスCT装置を実現することができる。
第2の変形例を図3に示す。この例は、ストレージコントローラ40にシリアル接続方式の伝送ライン43を接続するものであるが、この伝送ライン43をリング状に引き回した構成を採る。これを更に発展させて、図4に示すように、リング状に張った伝送ラインを2重化(伝送ライン43A、43B)させたものである。この2重化により、収集データの伝送に関する冗長システムを構築することができ、一方の伝送ライン43A(4B)をバックアップ用に使用でき、マルチスライスCT装置の信頼性をより一層向上させることができる。
第3の変形例を図5に示す。この例は、高速のハードディスクアレイを構成し、ストレージコントローラ40にシリアル接続方式の伝送ライン43でハードディスクアレイ4ALを繋ぐようになっている。このディスクアレイ42ALは、それ自体で一つの高速なデータ書込及びデータ読出が可能なディスクとして機能し、しかも、高いデータ伝送能力を有する。このため、ディスクアレイ42ALを用いるには、高いデータ伝送能力のインターフェースが必要である。本変形例のように、シリアル接続方式を採用することで、高速のディスクアレイをマルチスライスCT装置に適用することができる。したがって、マルチスライスCT装置は、検出器列の多列化を推進でき、かつ、高速なデータ伝送を行なうことができる。
この高速ディスクアレイ42ALの場合、複数のディスクのうち、1台に不具合が発生した場合でも、その不具合の発生に係るディスクのデータをバックアップし、かつ、復元が可能なように構成することが望ましい。例えば、N台のデータディスクに対し、1台のパリティディスクを持つようにすることで、1台のディスクドライブに障害が発生した場合でも、処理を継続して行なうことができる。このパリティディスクに、どの1台のディスクに障害が発生したとしても、そのほかのディスクの情報を用いてデータを復元できるようなデータ書込みを行なう。不具合が発生した場合、他のドライブからのパリティを逆合成して元のデータを作成でき、データを消失させることなく、処理を継続させることできる。また、このとき、パリティディスクに不具合が発生した場合でも、データディスクが正常である限り、データアクセスを通常通り行なうことができるように構成される。
(第2の実施の形態)
次いで、本発明に係る第2の実施形態を説明する。この第2の実施形態は、第1の実施形態と同様にマルチスライスX線CT装置に関するが、とくに、再構成装置23の内部における複数の再構成ユニット間のデータ転送に関する。なお、本実施形態において、本発明を、かかる再構成装置23のみならず、前述した記憶装置22にも併せて実施するようにしてもよい。
このマルチスライスX線CT装置の全体の構成及び機能は、前述した図1のものと同様である。このことは、第2以降の実施の形態においても同様である。
図6に、本実施形態に係る再構成装置23の構成を示す。この再構成装置23は、複数の再構成ユニット23A〜23Nを有する。再構成ユニット23A〜23Nは、夫々ホストバス25に接続される一方で、それらの再構成ユニット23A〜23Nの間を、ホストバス25とは別に、専用のデータリンク50で相互に接続する。このデータリンク50は、パラレル接続方式のシェアードバスで構成される。
再構成ユニット23A〜23Nは夫々、図7に示すように構成されている。各再構成ユニット23A(〜23N)は、その内部にキャッシュ(メモリ)230を有し、内部バス231を介してプログラムシーケンサ232と演算部233とが相互に接続される。演算部233はレジスタ233A、マルチプライヤ233B、シフタ233C、ALU233Dを備える。
プログラムシーケンサ232は、キャッシュ230に予めストアされているプログラムを読み込み、このプログラムに基づいて再構成ユニットの全体を制御する。演算部233は、レジスタ233Aからデータを読み込み、マルチプライヤ233B、シフタ233C、ALU233Dに、プログラムシーケンサ232からの指令に基づいた所定の計算を実行させ、その計算結果をレジスタ233Aに書き込ませる。キャッシュ230からレジスタ233Aへのデータ伝送、及び、レジスタ233Aからキャッシュ230へデータ伝送は、同じくプログラムシーケンサ232からの指令により行なわれる。マルチプライヤ233Bは掛け算を、シフタ233Cはビットやバイトのシフト、ALU233Dは足し引き算等の数学計算をそれぞれ担うようになっている。
各再構成ユニット23A(〜23N)に割り当てられる処理は、X線曝射及びスキャンにより収集されたデータを画像に再構成するのに必要な、例えば、コンボリューション、バックプロジェクション、画像フィルタ等の演算処理である。なお、一部の再構成ユニットは、メモリとして使用することもできる。
このため、再構成装置23の内部において、再構成ユニット23A〜23Nの相互間でデータ伝送を行なうときに、ホストバス25を使うことなく、かかる専用のデータリンク50を介して次の再構成ユニットにデータを伝送することができる。したがって、従来のように、再構成ユニット23A〜23Nの相互間のデータのやり取りを、ホストバス25を介して行なう必要が無くなるので、その分、ホストバス25の伝送負荷を減らすことができる。したがって、ホストバス25の伝送速度が再構成時間のネックにならず、再構成を高速に実行できる。特に、1枚の画像を作るのに大量のデータを必要とする、マルチスライスCTの再構成時間を大幅に短縮できる。また、ホストバス25に必要なバンド幅を小さい値に押さえることができる。
(第3の実施形態)
図8を参照して、本発明に係る第3の実施の形態を説明する。この実施形態は、再構成装置23の複数の再構成ユニット23A〜23Nの相互のデータリンクに関する別の態様を提供するものである。
つまり、図8に示すように、ホストバス25とは別に、再構成ユニット23A〜23Nの相互間を、ポイント・ツー・ポイントのデータリンク(データバス)51により接続する。このデータリンク51は、シリアル接続方式のデータバス又はパラレル接続方式のデータバスの何れであってもよい。
コンソールCSでは、ホストコントローラ20が、再構成モードに応じて、各再構成ユニットに所定のプログラムをダウンロードさせる。その後、ホストコントローラ20の指示の元に、記憶装置22から収集データが第1番目の再構成ユニット23Aに伝送される。この再構成ユニット23Aは、収集データに指定されたアルゴリズムに基づく再構成のための演算を施し、その演算の結果生じたデータをデータリンク51を介して次の再構成ユニット23Bに送る。このように、再構成演算の各ステップで生成されるデータが、専用のデータリンク51を介して順次、次段の再構成ユニットに送られ、最後の再構成ユニット23Nで最終の再構成画像が生成される。この再構成画像のデータは、ホストバス25を介して記憶装置22に転送される。
このため、専用のデータリンク51を介して、ある再構成ユニットから次の再構成ユニットにデータを伝送することができるので、ホストバス25に掛かる伝送負荷を減らすことがきる。また、データリンク51を2つの再構成ユニット間に配置する、いわゆるポイント・ツー・ポイントのデータリンク構造であることから、シェアードバス構造とは異なり、トータルのバンド幅をより大きく設定でき、再構成を高速に行なうことができる。
(第4の実施形態)
図9,10を参照して、本発明に係る第3の実施の形態を説明する。この実施形態は、再構成装置23の複数の再構成ユニット23A〜23Nの相互のデータリンクに関する別の態様を提供するものである。詳しくは、かかるデータリンクの一部に、クロスバーを採用している。
図9に示すように、複数の再構成ユニット23A〜23Nは、ホストバス25とは別に、再構成ユニット間のデータ伝送を担うデータリンク52は、例えばパラレル接続方式のデータバス521と、このデータバス521の途中に介挿さえた切換手段としてのクロスバー522とを用いている。
クロスバー522は、例えば図10に示すような構成を採る。この例は、4ポートで示されているが、何ポートでも可能である。任意の2ポートがスイッチSにより接続されて、データの伝送が可能になる。また、同時に2つに経路の伝送も可能になるので、トータルのバンド幅を大きくできるメリットがある。例えば、6ポートの場合、内部に接続すべきバスを3本用意すれば、同時に3つの経路が確立できることになる。
なお、このクロスバー522は、データバスがパラレルバスであるとして説明しているが、クロスバー522は、データバスをシリアルバスで構成した場合にも、同様の構成で対処できる。また、このクロスバー522の切換手段としてスイッチを例示したが、必ずしもスイッチに限定されるものでは無く、スイッチ以外でも任意の複数の経路を機能的に選択可能な機能を有する手段であればよい。
(第4の実施の形態の変形例)
上述した第4の実施形態の係る各種の変形例を説明する。
図11に第1の変形例を示す。この変形例に係る再構成装置23にあっては、上述したクロスバー522の複数(522A〜522C)を更に別のクロスバー523で接続している。これにより、より多くの再構成ユニット23A〜23Zの相互間を、より少ないポートのクロスバーで接続することができる。
なお、図11に示す接続例にあっては、第1段目のクロスバー522で接続される再構成ユニット23A〜23Nのグループ毎にバスインターフェース54を介してホストバス25に接続されている。
なお、この図11に示すクロスバーを用いた構成は、図12に示すように、2つのクロスバー524,525を直列に接続して用いるように構成してもよい。このときのデータバス526はシリアルバス又はパラレルバスで構成できる。
図13に第2の変形例を示す。この変形例は、再構成ユニット又はクロスバーの相互間を接続するときに、1つのデータリンクではなく、複数のデータリンクを配置する構成に関する。このように複数のデータリンクを設けることで、バンド幅をより大きくできるので、再構成ユニット又はクロスバーの相互間のデータ伝送速度を上げることができる。これにより、再構成装置23における再構成処理をより高速化することができる。
例えば図13(a)に模式的に示すように、パラレル接続方式の64ビットバス530(33MHz)の場合、266MB/sのデータ伝送が可能になる。また同図(b)に模式的に示すように、2GHzのシリアルバス531を5本配置することで、1GB/sのデータ伝送の構成が可能となり、5本のラインでありながら、同図(a)の構成の伝送能力をしのぐバンド幅が実現される。このため、再構成もその分、高速に実行される。
なお、同図(c)に示すように、1本のシリアル接続方式の伝送ライン532で接続することも可能であり、これにより、200MB/s程度のデータ伝送能力を有する。
図14に第3の変形例を示す。この変形例は、ホストバス25と再構成ユニット23A〜23Zの間にデータリンクを設けた構成に関する。
すなわち、再構成装置23は、ホストバス25に接続されたバスインターフェース60と、このバスインターフェース60に内部バスを介して接続されたメモリ61及びクロスバー527と、このクロスバー527に別の内部バス529を介して接続された複数のクロスバー528A〜526Dとを備える。この例における内部バス529は、データのみならず、制御信号などの各種の信号の伝送に兼用される。このため、この内部バス529、クロスバー527、及びクロスバー528A〜526Dにより、データリンク52が構成される。
このため、ホストコントローラ20やその他の演算装置は、クロスバー527、528A〜526Dを介して、その再構成ユニットに自由にアクセスできる。したがって、データフローの自由度が増し、システムのフレキシビリティが向上するという新たなメリットがある。
また、一部の再構成ユニットを大容量のメモリ(図のメモリ61参照)に置き換えることにより、どの再構成ユニット23A〜3Zも、直接にアクセスできる大容量メモリをシステムに持たせることができる。例えばFeldkamp再構成などの、非常に多量のデータを処理する必要がある再構成アルゴリズムを実行するときに、かかるデータを1箇所のメモリ(メモリ60参照)に格納しておくことができ、再構成をより高速に且つ確実に実行できるようになる。
なお、再構成装置23に備える複数の再構成ユニットは、必ずしも同一なものである必要はない。さらに、再構成ユニットとしては、図8で説明した構成以外に、FPGAやASIC、CPLD等を用いてハードウェア的に構成したものであってもかまわない。非常に時間のかかる計算であるバックプロジェクションやコンボリューション処理を、それらのハードウェア構成の再構成ユニットにより実行するようにしてもよい。これにより、再構成時間を更に短縮できる。
また、上述した実施形態では、マルチスライスX線CT装置として、現在主流のX線管と放射線検出器とが一体として被検体の周囲を回転する回転/回転(ROTATE/ROTATE)タイプを一例として説明したが、リング状に多数の検出素子がアレイとして配置され、X線管のみが被検体の周囲を回転する固定/回転(STATIONARY/ROTATE)タイプ等様々なタイプに適用しても良い。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することが可能である。
10 放射線CT装置としてのマルチスライスX線CT装置
11 X線管
14 X線検出器システム
15 非接触データ伝送装置
20 ホストコントローラ
21 データ収集インターフェース
22 記憶装置
23 再構成装置
23A〜23Z 再構成ユニット
25 ホストバス
40 ストレージコントローラ
41A〜41M 波形整形回路
42A〜42N、42O〜42Z 記憶ユニット
42AL ディスクアレイ
43,43A,43B、530 伝送ライン
50、51,52 データリンク
521,526,529〜531 バス
522,522A〜522C、523〜525,527,528A〜528D クロスバ

G ガントリ
CS コンソール

Claims (6)

  1. 被検体への放射線のスキャンに伴って放射線検出器システムにより検出され且つ伝送路を介して入力されるデジタル量の収集データに、各別に割り当てられた画像再構成用の所定処理を順次施して最終画像を生成する、複数の再構成ユニットを有する再構成装置を備えた放射線CT装置において、
    前記再構成装置に、前記複数の再構成ユニットを相互に接続するデータリンクを前記伝送路とは別に設けるとともに、
    当該複数の再構成ユニットを、前記所定処理を施したデータを前記データリンクを介して次の再構成ユニットに転送させるように構成したことを特徴とする放射線CT装置。
  2. 前記データリンクは、前記複数の再構成ユニットを相互にデータ送受信可能に接続するパラレルバスであることを特徴とする請求項1に記載の放射線CT装置。
  3. 前記データリンクは、前記複数の再構成ユニットの中で互いにデータ送受信の関係にある2つの再構成ユニットの対を、その対毎に、データ送受信可能に相互に接続するバスであることを特徴とする請求項1に記載の放射線CT装置。
  4. 前記バスは、1又は複数のシリアル接続方式のバス、又は、パラレル接続方式のバスであることを特徴とする請求項3に記載の放射線CT装置。
  5. 前記データリンクは、前記複数の再構成ユニットそれぞれにデータ送受信可能に接続されたバスと、このバスの途中に介挿され且つ各再構成ユニットへの当該各バスを介して経路を切り換える切換手段とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の放射線CT装置。
  6. 前記切換手段は、クロスバーである請求項5に記載の放射線CT装置。
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