JP4209107B2 - マルチスライス型ct検出器用のfetスイッチングの方法及び装置 - Google Patents

マルチスライス型ct検出器用のfetスイッチングの方法及び装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4209107B2
JP4209107B2 JP2001386864A JP2001386864A JP4209107B2 JP 4209107 B2 JP4209107 B2 JP 4209107B2 JP 2001386864 A JP2001386864 A JP 2001386864A JP 2001386864 A JP2001386864 A JP 2001386864A JP 4209107 B2 JP4209107 B2 JP 4209107B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
detector
collection
data
rows
collecting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2001386864A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002219121A (ja
Inventor
トマス・ルイス・トス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GE Medical Systems Global Technology Co LLC
Original Assignee
GE Medical Systems Global Technology Co LLC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by GE Medical Systems Global Technology Co LLC filed Critical GE Medical Systems Global Technology Co LLC
Publication of JP2002219121A publication Critical patent/JP2002219121A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4209107B2 publication Critical patent/JP4209107B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B6/00Apparatus or devices for radiation diagnosis; Apparatus or devices for radiation diagnosis combined with radiation therapy equipment
    • A61B6/02Arrangements for diagnosis sequentially in different planes; Stereoscopic radiation diagnosis
    • A61B6/03Computed tomography [CT]
    • A61B6/032Transmission computed tomography [CT]
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01TMEASUREMENT OF NUCLEAR OR X-RADIATION
    • G01T1/00Measuring X-radiation, gamma radiation, corpuscular radiation, or cosmic radiation
    • G01T1/29Measurement performed on radiation beams, e.g. position or section of the beam; Measurement of spatial distribution of radiation
    • G01T1/2914Measurement of spatial distribution of radiation
    • G01T1/2985In depth localisation, e.g. using positron emitters; Tomographic imaging (longitudinal and transverse section imaging; apparatus for radiation diagnosis sequentially in different planes, steroscopic radiation diagnosis)

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • High Energy & Nuclear Physics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Radiology & Medical Imaging (AREA)
  • Pulmonology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、全般的にはコンピュータ断層(CT)イメージングに関し、さらに詳細には、別々の多数のスライス画像を作成するようにCTアレイ内のすべての検出器素子に対応するデータを収集するための方法及び装置に関する。
【0002】
【発明の背景】
少なくとも1つの周知のコンピュータ断層(CT)イメージング・システムの構成では、X線源は、デカルト座標系のXY平面(一般に「画像作成面」と呼ばれる)内に位置するようにコリメートされた扇形状のビームを放出する。被検体により減衰を受けたX線ビームは放射線検出器のアレイ上に入射する。検出器アレイで受け取った減衰したビーム状放射線の強度は、被検体によるX線ビームの減衰に依存する。この検出器アレイの各検出器素子は、それぞれの検出器位置でのビーム減衰の計測値に相当する電気信号を別々に発生させる。すべての検出器からの減衰量計測値を収集し、透過プロフィールが作成される。
【0003】
周知の第3世代CTシステムでは、X線源及び検出器アレイは、X線ビームが被検体を切る角度が一定に変化するようにして、画像作成面内でこの被検体の周りをガントリと共に回転する。あるガントリ角度で検出器アレイより得られる一群のX線減衰量計測値(すなわち投影データ)のことを「ビュー(view)」という。また、被検体の「スキャン・データ(scan)」は、X線源と検出器が1回転する間に、様々なガントリ角度またはビュー角度で得られるビューの集合からなる。アキシャル・スキャンでは、この投影データを処理し、被検体を透過させて得た2次元スライスに対応する画像を構成する。投影データの組から画像を再構成するための一方法に、当技術分野においてフィルタ補正逆投影法(filtered back projection)と呼ぶものがある。この処理方法では、スキャンにより得た減衰量計測値を「CT値」、別名「ハウンスフィールド値」という整数に変換し、これらの整数値を用いて陰極線管ディスプレイ上の対応するピクセルの輝度を制御する。
【0004】
データ収集の間で、テーブルはガントリの回転中にガントリを貫通して並進し、「ヘリカル」のデータセットが収集される。例示的なヘリカル収集システムの1つは米国特許第5,974,110号に記載されている。当技術分野でよく知られているように、テーブル並進速度はヘリカル収集の間に収集できるデータ横列の数に関連している。このため、収集するデータ横列数を増加させることによりテーブル並進速度を増加させることができる。
【0005】
典型的な検出器アレイは、その各々が平坦な検出器表面を形成している複数の検出器モジュールを含んでいる。これらの検出器モジュールは、基本的にX線源を中心とする円弧を形成するように一体となって配置させる。典型的な検出器モジュールは、各検出器モジュール表面の下側において、x座標とz座標にそれぞれ一致している検出器素子の横列及び縦列を含んでいる。検出器素子は比較的小型(例えば、直径が1.25mm)である。これらの検出器モジュールは、典型的には、検出器モジュール横列を整列させた円弧状アレイを形成するように隣同士に配列させ、単一のアレイ横列に対応するデータを用いて患者を透過させた単一の薄層スライス画像が作成できるようにしている。
【0006】
典型的なCTシステムでは、上述のハードウェア以外に、検出器素子が発生させた強度信号を収集し、この強度信号をCTカウントに変換し、かつこのCTカウントを逆投影などを経て引き続き画像再構成するためのデータとして格納している収集回路も含んでいる。
【0007】
CTには多くの様々な用途があり、それぞれの用途では、理想的には用途に応じて薄層または厚層のいずれかの画像スライスに対応するデータが必要となる。この理由から、多くのCTシステムでは、ユーザが収集チャンネルに対して収集中に幾つかの隣接する検出器横列からのデータを効果的に合算させることができるようにしているスイッチを含んでいる。したがって、例えば、単一のアレイ横列に対応するデータの2倍の幅をもつ患者スライス用データを収集するには、その収集チャンネルを、2つの隣接する横列に対する投影データを同時に収集するようにその横列にリンクさせることができる。同様に、その収集チャンネルは、4つの隣接する横列からのデータを同時に収集するようにリンクさせ、さらに厚層のスライス画像を作成することもできる。この種のシステムを教示している例示的な従来技術については、米国特許第5,291,402号及び同第5,982,846号を参照されたい。
【0008】
検出器モジュールのコネクタ密度を低下させるために厚層スライスと薄層スライスの両方の画像を作成する要求が認識されており、さらに全体のシステムコストを最小限にしようとする試みにより、多くのCTシステム設計者は検出器素子と比べてより少ない数の収集チャンネルを備えるシステムを提供しようとしてきた。例えば、例示的な検出器モジュールの1つでは16の検出器素子の横列と16の検出器素子縦列とした全体で256個の検出器素子を含むと共に、このシステムが256個の検出器素子から信号を収集するのに128個の収集チャンネルだけしか含まないように(すなわち、検出器素子の収集チャンネルに対する比が2対1に)することができる。この場合には、データ収集の間に、1枚から8枚までの別々の薄層スライス画像に対応するデータや、2横列厚スライス画像、3横列厚スライス画像及び4横列厚スライス画像に対応するデータなどを含め幾つかの異なる収集選択肢から選択が可能である。
【0009】
8枚を超える薄層スライス画像をCT用途においてルーチンで必要とされることはなく、したがってCTハードウェアでは一般に対応していないが、ある種の用途では追加的な薄層スライス画像が必要となる。例えば、心臓撮影やCTアンギオグラフィ(CTA)撮影の場合では、効率の良い臨床的実施を容易にするには多数の薄層スライス画像を迅速に収集する必要がある。こうした場合では、8枚ではなく16枚の薄層スライス画像が有用となる。
【0010】
さらに、上で指摘したように、ヘリカルのデータ収集の間では、テーブル並進速度が最大となるようにできる限り多数の横列に対応するデータを収集すると有利である。
【0011】
収集するデータ横列数を増加させるための解決法の1つでは、全体で16枚の画像を得るために、上述のシステムを2度使用し、各使用ごとに8枚の薄層スライス画像に対応するデータを収集している。しかしながら、この選択では追加的な時間がかかるだけでなく、異なる患者位置(すなわち、患者が収集中に動く、呼吸する、など)に対応するデータを収集することにつながる。
【0012】
別の解決法では、追加の収集回路を提供し、検出器アレイ内のすべての検出器素子に対して別々のチャンネルを有するようにしている。この選択は可能ではあるが、全体のシステムコストがかなり増大し、したがって、最適ではない。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明の例示的な実施の一形態は、出器素子より少ない数の収集チャンネルを含むCTイメージング・システムで使用するようにした、収集期間中に収集チャンネルの数を超える検出器素子数に対応するデータを収集するための方法であって、少なくとも1つの収集チャンネルに関して(a)第1の副期間中に第1の検出器素子に対応する第1のデータセットを収集しこの第1のデータセットを格納するステップと、(b)第2の副期間中に第2の検出器素子に対応する第2のデータセットを収集しこの第2のデータセットを格納するステップと、を含む方法である。
【0014】
上述の方法により、収集チャンネルの数より多くの検出器素子に対応するデータの収集が可能となり、収集したデータを用いて被検体を透過させた薄層スライスに対応する多数の画像を構成することができる。より具体的には、その検出器素子が横列と縦列の形に配列されて1つの検出器アレイを形成しており、かつこの検出器アレイが、幾つかのガントリ位置に対応するデータを収集できるように縦列と平行な回転軸の周りを回転するようにガントリに装着されている場合には、本方法により、検出器横列の各1列に対する別々の画像を作成するために使用できるデータの収集が可能となり、ヘリカル・イメージングの場合では、テーブル並進速度を最大にできるように比較的多数の横列に対応するデータを同時に収集することが可能となる。
【0015】
本明細書の記載にあたっては、本発明の好ましい実施の一形態を図示している本明細書の一部をなす添付の図面を参照している。この実施形態は必ずしも本発明の全範囲を示しておらず、したがって、本発明の範囲を解釈するためには本特許請求の範囲を参照されたい。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1及び図2を参照すると、「第3世代」のCTスキャナに典型的なガントリ12を含むものとして、コンピュータ断層(CT)イメージング・システム10を示している。ガントリ12は、このガントリ12の対向面上に位置する検出器アレイ18に向けてX線ビーム16を放出するX線源14を有する。検出器アレイ18は、投射され被検体22(例えば、患者)を透過したX線を一体となって検知する検出器素子20により形成される。各検出器素子20は比較的小型であり、例示的な検出器素子では、アイソセンタの位置におけるz軸方向24の実効長さは概ね1.25mmである。各検出器素子20は、入射したX線ビームの強度(すなわち、入射X線ビームが患者22を透過する際のビームの減衰)を表す電気信号を発生させる。X線投影データを収集するためのスキャンの間に、ガントリ12及びガントリ上に装着されたコンポーネントは回転中心(すなわち、アイソセンタ)24の周りを回転する。
【0017】
ガントリ12の回転及びX線源14の動作は、CTシステム10の制御機構26により制御される。制御機構26は、X線源14に電力及びタイミング信号を供給するX線制御装置28と、ガントリ12の回転速度及び位置を制御するガントリ・モータ制御装置30とを含む。制御機構26内にはデータ収集システム(DAS)32があり、これによって検出器素子20からのアナログ・データをサンプリングし、このデータをディジタルCTカウント信号に変換している。このCTカウントは後続の処理のために大容量記憶装置38内に格納する場合と格納しない場合がある。データ収集の途中または収集後のいずれかにおいて、画像再構成装置34は、DAS32からサンプリングされディジタル化されたX線データを受け取るか、あるいは記憶装置38からデータを取り出し、高速で画像再構成を行う。再構成した画像はコンピュータ36に提供され、コンピュータは後続の検査のためにこの画像を大容量記憶装置38内に格納する。
【0018】
コンピュータ36はまた、キーボードを有するコンソール40を介して、オペレータからのコマンド及びスキャン・パラメータを受け取る。付属の陰極線管ディスプレイ42により、オペレータはコンピュータ36からの再構成画像やその他のデータを観察することができる。コンピュータ36は、オペレータの発したコマンド及びパラメータを用いて、DAS32、X線制御装置28及びガントリ・モータ制御装置30に対して制御信号や制御情報を提供する。さらにコンピュータ36は、モータ式テーブル46を制御してガントリ12内での患者22のz軸方向15での位置決めをするためのテーブル・モータ制御装置44を操作する。したがって、テーブル46により患者22の各部分はz軸15に沿ってガントリ開口48を通過できる。
【0019】
さらに図2を参照すると、検出器アレイ18の検出器素子20は、典型的には、複数の検出器素子を含んだ別々の検出器モジュール(図2では別々の番号を付していない)の形態で配列されており、さらにこれらの検出器モジュールは図2に示すような弓形を形成するように隣り合わせて配列させている
【0020】
図2及び3を参照すると、16個の横列(R−1からR−16まで)と16個の縦列(C−1からC−16まで)の形で配列させた256個の別々の検出器素子(1−1から16−16まで)を含む例示的な検出器モジュール50を図示している。図3では、横列(R−1からR−16まで)はx軸に沿って整列させ、また縦列(C−1からC−16まで)はz軸に沿って整列させている。検出器モジュールを隣り合わせた形で配列させて弓形の検出器アレイ18を形成した場合、別々の検出器モジュール内の横列(R−1からR−16まで)は、検出器アレイ面の端から端まで延びた16個の別々で比較的長い検出器横列を形成している。ガントリ12に装着させる場合、検出器アレイ18は、検出器横列がz軸15と直角になるように位置させる。このように構成すると、収集の間に各検出器横列により集めたデータはすべて、患者を透過した単一のスライスに対応し、このデータを用いて患者22を透過させた薄層スライスの画像を形成することができる。
【0021】
さらに図2及び3を参照すると、DAS32は、とりわけ、スイッチ・モジュール52と、収集回路(すなわち、収集チャンネル)54とを含む。スイッチ・モジュール52は、以下でより詳細に記載する方式によって検出器素子20を収集チャンネル54とリンクさせている。収集チャンネル54は、リンクさせた検出器素子20から強度信号を受け取り、この強度信号をCT技術分野でよく知られている方式によりCTカウントに変換している。チャンネル54はこのCTカウントをコンピュータ36に供給し、コンピュータ36は引き続いて処理してCT画像を作成するためにこのCTカウントを記憶装置38に格納する。
【0022】
ここで図4を参照すると、図3のうちから、検出器素子1−1から16−1までの単一の縦列C−1を、対応するスイッチ・モジュール回路52及び収集チャンネル54と共に図示している。図に示すように、この例示的システムは、縦列C−1内の各2個の検出器素子に対して1つの収集チャンネル54を備えている。例えば、収集チャンネルAC−1及びAC−2は検出器素子1−1、2−1、3−1及び4−1からの強度信号を収集するように設けられており、また収集チャンネルAC−3及びAC−4は検出器素子5−1、6−1、7−1及び8−1からの強度信号を収集するように設けられており、以下同様である。
【0023】
説明のため、同じ2つの収集チャンネル54にリンクさせた4個の隣接する検出器素子を示すために「検出器素子サブセット」という用語を使用することにする。例えば、1−1から4−1までの検出器素子は収集チャンネルAC−1及びAC−2とリンクしており、したがって、1−1から4−1までの検出器素子により1つの検出器素子サブセットが構成される。同様に、5−1から8−1までの検出器素子は収集チャンネルAC−3及びAC−4とリンクしており、したがって、これらの検出器素子により2つ目の検出器素子サブセットが構成される。
【0024】
検出器素子サブセットを収集チャンネル54とリンクさせるスイッチング回路構成は同一であり、したがって、簡潔とするため本明細書では、検出器素子1−1から4−1までを収集チャンネルAC−1からAC−2までとリンクさせているスイッチング構成60だけを詳細に記載することにする。
【0025】
構成60は、第1番目から第8番目までのFETスイッチ(S1からS8まで)をそれぞれ含んでいる。スイッチS1は検出器素子1−1を第1の共通ノード62とリンクさせており、第1の共通ノード62は第6のスイッチS6に対する入力として供給されている。第6のスイッチS6の出力は収集チャンネルAC−1に供給される。第2のスイッチS2は検出器素子2−1を共通ノード62とリンクさせており、これにより第6のスイッチS6を介して収集チャンネルAC−1とリンクさせている。第3のスイッチS3は検出器素子3−1を第2の共通ノード64とリンクさせており、第2の共通ノード64は第7のスイッチS7に対する入力として供給されている。第7のスイッチS7の出力は収集チャンネルAC−2に供給される。第4のスイッチS4は検出器素子4−1を共通ノード64とリンクさせており、これにより第7のスイッチS7を介して収集チャンネルAC−2とリンクさせている。第5のスイッチS5は第1の共通ノード62を第3のスイッチS3の入力とリンクさせている。同様に、第8のスイッチS8は第2の共通ノード64を第2のスイッチS2の入力とリンクさせている。
【0026】
スイッチS1からS8までは、収集チャンネルAC−1とAC−2のいずれかとリンクさせるように検出器素子1−1から4−1までの任意の検出器素子サブセットを選択するために開閉可能である。例えば、スイッチS1及びS6だけを閉じると、検出器素子1−1からの強度信号だけがチャンネルAC−1に供給される。スイッチS1、S2及びS6を閉じると、検出器素子1−1及び2−1の両方からの強度信号が収集チャンネルAC−1に供給される。スイッチS1、S2、S3、S6及びS8を閉じると、検出器素子1−1、2−1及び3−1からの強度信号が収集チャンネルAC−1に供給される。スイッチS1、S2、S3、S4、S6及びS8を閉じると、検出器素子1−1から4−1までのそれぞれからの強度信号がチャンネルAC−1に供給される。同様のスイッチ制御により検出器素子出力を任意に組み合わせて収集チャンネルAC−2に供給することができる。
【0027】
図2、3及び4を参照すると、検出器横列内の検出器素子に対応するスイッチ・チャンネルをすべて同様の方式で制御することにより、患者を透過した様々なスライス及びスライス厚さに対応するデータを収集できる。例えば、図3の横列R−1と整列したすべての検出器素子からのデータを収集することにより、横列R−1と整列した患者スライスに対応する画像を作成することができる。スイッチS1、S2及びS6を閉じて横列R−1及びR−2に対応するデータを合成し、横列R−1及びR−2内のその他の検出器素子に対しても同様に構成したスイッチによりリンクさせることにより、横列R−1及びR−2と整列した比較的より厚層の患者スライスに対応する画像を作成することができる。スイッチS1、S2、S3、S4、S6及びS8を閉じて横列R−1からR−4までに対応するデータを合成し、横列R−1からR−4までのその他の検出器素子に対しても同様に構成したスイッチによりリンクさせることにより、横列R−1からR−4までと整列した比較的より厚層の患者スライスに対応する画像を作成することができる。
【0028】
説明のために、収集チャンネル54が、各検出器モジュール間検出器横列ごとに1つの収集チャンネル(AC)横列が存在するようにして収集チャンネル(AC)横列の隣接する検出器横列の形に配列されていると仮定する。これにより、16個の別々の検出器横列が存在しているこの例では、8個のAC横列(ACR−1からACR−8まで)が存在することになる(全体的に、各AC横列ごとに1つの収集チャンネルを図示している図4を参照)。
【0029】
本発明によれば、患者を透過させたAC横列ACR−1からACR−8までの数を超えるスライス数に対応するデータが収集できるように、データ収集の間にスイッチ・モジュール52内のスイッチの開閉状態を変更している。このため、さらに図4を参照すると、それぞれのAC横列が第1の検出器横列に対応する第1のデータ・サブセット及び第2の検出器横列に対応する第2のデータ・サブセットを含む2つの別々のデータセットを収集するようにスイッチ・モジュール52のスイッチを制御している。これらのデータ・サブセットは、あるデータセットが別のデータセットにより破損されないようにして連続する期間中に収集される。
【0030】
さらに図3及び4を参照すると、第1の期間内では、横列R−1内の各検出器素子20に対するスイッチS1及びS6を閉じ、一方関連するスイッチS2は開放状態とし、AC横列ACR−1により横列R−1に対応する第1のデータ・サブセットを収集させることができる。次いで、第1の期間に続く第2の期間内では、横列R−2内の各検出器素子20に対するスイッチS2及びS6を閉じ、一方関連するスイッチS1は開放状態とし、AC横列ACR−1により横列R−2に対応する第2のデータ・サブセットを収集させることができる。第1のサブセットのデータに続いて第2のサブセットのデータを収集するというこのシーケンスは、テーブルの並進及びガントリの回転の間の収集工程全体にわたって反復され、ヘリカル・データセットが収集される。データ収集の後、このヘリカル・セットは患者を透過させたz軸「スライス」に従って蓄積され、次いで、この蓄積データを用いて画像が作成される。
【0031】
ガントリの回転及びデータの収集の間にテーブルをガントリを貫通して並進させている代替的な場合では、検出器素子間での切り換えをデータ収集の間継続させ、患者を透過した多数のスライスに対応するデータを収集している。
【0032】
さらに図3及び4を参照すると、上述した方式と同様の方式により、スイッチS3、S4及びS7、並びに横列R−3及びR−4内の検出器素子をAC横列ACR−2にリンクさせている同様のスイッチは、AC横列ACR−2により横列R−3及びR−4に対応する第1及び第2のデータ・サブセットを収集するように制御されている。横列R−4からR−16までの各々の検出器素子をリンクさせているその他のスイッチについても、各AC横列ACR−3からACR−8までにより2つの別々の検出器横列に対応する第1及び第2のデータ・サブセットを収集するように制御されており、これにより、横列R−1からR−16までの各横列ごとに1つの検出器素子サブセットの割合で全体で16個の別々のデータ・サブセットが収集される。
【0033】
検出器素子が収集チャンネルから切り離されている期間で強度データの一部が消失するように思われるが、比較的短い収集期間を選択することによりこうした消失を最小限にして受容可能なレベルに抑えることが可能であることが知られている。その理由は、現行の検出器素子20がメモリ特性を有することによる。
【0034】
このため、図4を参照すると、CT技術分野でよく知られていることであるが、検出器素子は、その他の構成要素も含むが、とりわけ、X線を吸収した際にある発光期間にわたって光を発するシンチレータ結晶70を含む。この光は検出器素子20のうちの1つ(例えば、1つのフォトダイオード)により検出され、その光の強度に関連する強度を有する電気信号に変換される。この発光期間内で、この結晶は引き続き検出を受けるためにX線を蓄積するメモリの役割を果たす。幾つかの場合では、そのシンチレータ結晶は、そのシンチレーションがサンプリング回数と概ね等しいかこれを超える時定数を有する単極性の低域通過の無限インパルス応答(IIR)フィルタとして動作するだけの十分な長さの1次速度を有している。そのシンチレーション応答が速すぎる場合には、FETの前に積分回路(図示せず)を配置し、これを用いてデータが消失しないようにする。
【0035】
第1及び第2の期間を発光期間より短くなるように選択することにより、検出器素子20が収集チャンネル54とリンクしていない期間に吸収したビーム信号は次の期間に検出される。例えば、再び図4を参照して、第1の期間に検出器素子1−1がチャンネルAC−1とリンクしており、一方、第1の期間で結晶70は検出器素子2−1の近傍で光を発生させていると仮定してみる。第1の期間中にチャンネルAC−1は検出器素子2−1からは信号を受け取っておらず、したがって、第1の期間中は対応する信号を全く発生させていない。例示的な期間は概ね0.5ms〜1.5msであり、幾つかの場合では、概ね0.9msである。
【0036】
第1の期間の終了時点で、第2の期間となるように検出器素子2−1を収集チャンネルAC−1とリンクさせる。第1の期間が発光期間より短いと仮定すると、第2の期間において、検出器素子2−1は結晶70が発生させた光を検出して収集チャンネルAC−1に強度信号を提供することができる。次いで、チャンネルAC−1はこの検出光、並びに検出器素子2−1が第2の収集期間中に検出したその他の光に対応するCTカウントを発生させる。
【0037】
図3及び4を参照すると、コンピュータ36は、スイッチ・モジュール52及びチャンネル54とリンクさせたプロセッサ(図示せず)を含み、スイッチ・モジュールの切り換えを制御することによりデータ収集を制御している。チャンネル54がデータを供給すると、プロセッサは、このデータを横列、検出器素子及びビーム角に従ってソートし、データを大容量記憶装置38内に格納する。収集期間ですべてのデータを収集した後、プロセッサは格納したデータを用いて1枚または複数枚の画像を作成し、さらにこの画像を格納するか、あるいは画像を観察のためにインタフェース(例えば、図2の42)を介して提供することができる。
【0038】
ここで図5を参照すると、本発明に従った例示的な一方法を表している流れ図を示している。図1〜4も参照すると、処理ブロック100において、検出器素子により線源14からの放射線を吸収させながらガントリの回転及びテーブルの並進が開始される。処理ブロック102において、第1の期間で、特定のビーム角Rで各奇数番の検出器横列に対してデータが収集される。図4を参照すると、このことは、検出器素子1−1、3−1、5−1、7−1、9−1、11−1、13−1及び15−1と整列した横列の各々が、スイッチ・モジュール52内の対応するスイッチ回路を経て収集チャンネル横列ACR−1からACR−8までの収集チャンネルの1つにリンクされることを意味している。処理ブロック102においては収集したデータの格納も行う。
【0039】
次に処理ブロック104において、第2の期間で、スイッチ・モジュール52のスイッチを、各偶数番の検出器横列2−1、4−1、6−1から16−1までが収集チャンネル横列ACR−1からACR−8までの1つの収集チャンネルとリンクするように切り換える。横列ACR−1からACR−8までの出力はコンピュータ36に供給される。
【0040】
次に判断ブロック110において、コンピュータ36はヘリカルスキャンが完了したか否かを判定する。スキャンが完了していない場合には、制御は処理ブロック102に渡り、再びブロック102、104及び110のステップが進められる。
【0041】
判断ブロック110においてスキャンが完了している場合、データ収集が完了し、コンピュータ36が格納データをスライスに従って蓄積するブロック111に制御が渡り、患者を透過した別々のスライスごとに、患者の周りのあらゆる角度からのデータが得られるようにする。ブロック112において、コンピュータ36はこのスライス・データを用い、逆投影技法やその他適当なアルゴリズムを介して画像を作成する。
【0042】
上述した方法及び装置は単に例示的なものであり本発明の範囲を制限するものではないこと、並びに当業者であれば本発明の範囲に属するような様々な修正をすることが可能であることを理解されたい。例えば、再び図4を参照して、本説明を簡略とするためにそのスイッチング回路を簡略に表しているが、典型的には、さらに複雑な回路を使用して、チャンネルAC−1からAC−4までの任意のチャンネルを検出器素子1−1から8−1までの任意の検出器素子とリンクさせることが可能である。したがって、例えば、チャンネルAC−1からAC−4までを、第1の期間では検出器素子1−1から4−1までとリンクさせ、第2の期間では検出器素子5−1から8−1までとリンクさせ、以下同様にリンクさせることも可能である。さらに、以上の記述では、収集チャンネルを2つの検出器素子の間で交替にリンクさせているシステムを教示しているが、本発明では、各チャンネルを3個以上の検出器素子(例えば、3個、4個、8個など)の間で交替にリンクさせることができるようなシステムも企図している。
【0043】
本特許請求の範囲は、本発明の範囲の公開を周知させるために示したものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】CTイメージング・システムの斜視図である。
【図2】図1に示すシステムのブロック概要図である。
【図3】図2のCTモジュールのうちの1つの概略図である。
【図4】図3の検出器モジュール内の別々の横列から幾つかの隣接する検出器素子を表している概略図である。
【図5】本発明に従った一方法を表した流れ図である。
【符号の説明】
10 コンピュータ断層(CT)イメージング・システム
12 ガントリ
14 X線源
15 z軸
16 X線ビーム
18 検出器アレイ
20 検出器素子
22 被検体、患者
24 回転中心
26 制御機構
28 X線制御装置
30 ガントリ・モータ制御装置
32 データ収集システム(DAS)
34 画像再構成装置
36 コンピュータ
38 大容量記憶装置
40 コンソール
42 陰極線管ディスプレイ
44 テーブル・モータ制御装置
46 モータ式テーブル
48 ガントリ開口
50 検出器モジュール
52 スイッチ・モジュール
54 収集回路、収集チャンネル
60 スイッチング構成
62 第1の共通ノード
64 第2の共通ノード
70 シンチレータ結晶
AC−1〜AC−8 収集チャンネル
ACR−1〜ACR−8 収集チャンネル(AC)横列
C−1〜C−16 検出器横列
R−1〜R−16 検出器縦列
S1〜S8 FETスイッチ

Claims (12)

  1. X線を吸収した際に所定の発光期間にわたって光を発するシンチレータ結晶を有する、アレイ(18)の形に配列させた複数の検出器素子を含む検出器を備え、検出器素子数未満の数の収集チャンネル(AC−1〜AC−8)を含むCTシステム(10)で使用するための、収集期間中に収集チャンネル数を超える素子数に対応したデータを収集する方法あって、
    少なくとも1つの収集チャンネル(AC−1)に関して、前記所定の発光期間内であるN回の副収集期間の各々の間で、データ収集の対象となる検出器素子が前記副収集期間の各々の間で異なる素子であるように検出器素子に対応したデータセットを収集するステップ(102,104)と、
    引き続き画像構成で使用するために前記データセットを格納するステップ(102,104)と、
    を含み、
    前記発光期間内で、前記シンチレータ結晶は引き続き検出を受けるためにX線を蓄積するメモリの役割を果たし、
    前記収集のステップ(102,104)が、前記シンチレータ結晶が引き続き検出を受けるためにX線を蓄積するメモリの役割を果たす前記発光期間内で、第1及び第2の検出器素子(1−1,2−1)に対応する第1及び第2のデータ・セットを収集するステップを含み、
    前記検出器の横列(R−1,R−2)の数が前記収集チャンネル(AC−1〜AC−8)の数を超える数である、
    方法。
  2. 前記システムが複数の異なる角度からデータを取得するようにデータ収集期間中に撮影領域(22)の周りで検出器素子(20)を回転させるためのガントリ(12)を含み、かつアレイ(18)の形に配列させた検出器素子が検出器素子(20)の横列(R−1,R−2)とガントリ回転軸(24)と平行に整列させた縦列(C−1,C−2)とを含むと共に、第1及び第2のデータ・セットを収集する前記ステップが第1及び第2の横列の検出器素子に対応したそれぞれ第1及び第2のデータ・セットを収集するステップを含む、請求項に記載の方法。
  3. 前記第1及び第2の横列(R−1,R−2)が互いに隣接している、請求項に記載の方法。
  4. 収集チャンネル(AC−1〜AC−8)の数が検出器横列(R−1,R−2)の数の半分であると共に、前記方法を第1及び第2の検出器横列からなる一意の対を用いて収集チャンネルの各々に対して実行している、請求項2に記載の方法。
  5. 前記システムが検出器素子(20)を収集チャンネル(AC−1〜AC−8)にリンクさせているスイッチング用モジュール(52)を含み、かつ前記収集のステップがスイッチング用モジュール(52)により検出器素子(20)を収集チャンネルにリンクさせるステップを含む、請求項1に記載の方法。
  6. X線を吸収した際に所定の発光期間にわたって光を発するシンチレータ結晶を有する、アレイ(18)の形に配列させた複数の検出器素子を含む検出器を備え、検出器素子数未満の数の収集チャンネル(AC−1〜AC−8)を含むCTシステムで使用するように、収集期間中に収集チャンネル(AC−1〜AC−8)の数を超える素子数に対応したデータを収集するための装置であって、
    少なくとも1つの収集チャンネル(AC−1)に関して、前記所定の発光期間内であるN回の副収集期間の各々の間で、データ収集の対象となる検出器素子が前記副収集期間の各々の間で異なる検出器素子であるように検出器素子(20)に対応したデータセットを収集するステップ(102,104)と、
    引き続き画像構成で使用するために前記データセットを格納するステップ(102,104)と、
    を実行するパルス・シーケンス・プログラムを起動させるプロセッサ(36)を備え、
    前記発光期間内で、前記シンチレータ結晶は引き続き検出を受けるためにX線を蓄積するメモリの役割を果たし、
    前記収集のステップ(102,104)が、前記シンチレータ結晶が引き続き検出を受けるためにX線を蓄積するメモリの役割を果たす前記発光期間内で、第1及び第2の検出器素子(1−1,2−1)に対応する第1及び第2のデータ・セットを収集するステップを含み、
    前記検出器の横列(R−1,R−2)の数が前記収集チャンネル(AC−1〜AC−8)の数を超える数である、装置。
  7. 前記システムが複数の異なる角度からデータを取得するようにデータ収集期間中に撮影領域(22)の周りで検出器素子(20)を回転させるためのガントリ(12)を含み、かつアレイ(18)の形に配列させた検出器素子(20)が検出器素子(20)の横列(R−1,R−2)とガントリ回転軸(24)と平行に整列させた縦列(C−1,C−2)とを含むと共に、前記プロセッサ(36)が、第1及び第2の横列の検出器素子(R−1,R−2)に対応したそれぞれ第1及び第2のデータ・セットを収集するステップを実行することによって第1及び第2のデータ・セットを収集する前記ステップを実行するように前記パルス・シーケンス・プログラムを起動させている、請求項6に記載の装置。
  8. 前記プロセッサ(36)が第1及び第2の隣接する検出器横列からのデータを収集する(102,104)ようにプログラムを起動している、請求項7に記載の装置。
  9. 収集チャンネル(AC−1〜AC−8)の数が検出器横列(R−1,R−2)の数の半分であると共に、前記プロセッサ(36)が第1及び第2の検出器横列からなる一意の対を用いて収集チャンネルの各々に対するステップを実行するようにプログラムを起動している、請求項6に記載の装置。
  10. 前記システムが検出器素子を収集チャンネルにリンクさせているスイッチング用モジュール(52)を含み、かつ前記プロセッサが、スイッチング用モジュール(52)により検出器素子(20)を収集チャンネル(54)にリンクさせることにより前記収集のステップを実行するようにプログラムを起動している、請求項6に記載の装置。
  11. 各検出器素子と各収集チャンネル(52)の間に、その各々が、検出器素子をチャンネルにリンクさせていない副収集期間内にリンクさせた検出器素子が発生した信号を積算している別々の積分器をさらに含む、請求項6に記載の装置。
  12. X線を吸収した際に所定の発光期間にわたって光を発するシンチレータ結晶を有する、複数の検出器素子を含む検出器アレイ(18)と、ガントリ(12)と、収集回路(54)とを含むCTシステム(10)で使用するための、収集期間中に各検出器横列の検出器素子に対応するデータを収集する方法であって、
    前記アレイ(18)は検出器素子の横列(R−1,R−2)と縦列(C−1,C−2)の形で配列させた複数の検出器素子(20)を含むと共にデータが様々なビーム角で収集できるようにガントリ回転軸(24)の周りを回転させるためのガントリ(12)に装着させており、前記縦列(C−1,C−2)は回転軸(24)と平行に整列しており、前記収集回路(54)は、前記横列の検出器素子の半分の数の収集チャンネルを含む収集チャンネル横列(ACR−1〜ACR−2)の形に配列させており、複数の前記横列の一対の検出器素子(1−1〜2−1)と同時に接続し、かつ前記一対の検出器素子の各々と別々に接続可能であると共に、該方法は、データを収集しようとする各ビーム角に対し、また各収集横列に対して、
    (a)第1及び第2の副収集期間が前記所定の発光期間内である、前記第1の副収集期間において、前記横列の第1番目に対応する第1のデータセットを収集するステップ(102)と、前記第1のデータセットを格納するステップ(102)と、
    (b)前記第2の副収集期間中において、前記横列の第2番目に対応する第2のデータセットを収集するステップ(104)と、前記第2のデータセットを格納するステップ(104)と、
    前記ステップ(a)と(b)を収集期間が経過するまで反復するステップ(110)と、を含み、
    前記発光期間内で、前記シンチレータ結晶は引き続き検出を受けるためにX線を蓄積するメモリの役割を果たし、
    前記第2のデータセットを収集するステップ(104)が、前記シンチレータ結晶が引き続き検出を受けるためにX線を蓄積するメモリの役割を果たす前記発光期間内で、前記横列の第2番目に対応する第2のデータセットを収集する、方法。
JP2001386864A 2000-12-21 2001-12-20 マルチスライス型ct検出器用のfetスイッチングの方法及び装置 Expired - Fee Related JP4209107B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/745319 2000-12-21
US09/745,319 US6359957B1 (en) 2000-12-21 2000-12-21 Fet switching method and apparatus for multi-slice CT detector

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002219121A JP2002219121A (ja) 2002-08-06
JP4209107B2 true JP4209107B2 (ja) 2009-01-14

Family

ID=24996194

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001386864A Expired - Fee Related JP4209107B2 (ja) 2000-12-21 2001-12-20 マルチスライス型ct検出器用のfetスイッチングの方法及び装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US6359957B1 (ja)
JP (1) JP4209107B2 (ja)
DE (1) DE10162590A1 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3847101B2 (ja) * 2001-05-22 2006-11-15 ジーイー・メディカル・システムズ・グローバル・テクノロジー・カンパニー・エルエルシー X線ct装置及び方法
US6963631B2 (en) * 2002-10-25 2005-11-08 Koninklijke Philips Electronics N.V. Dynamic detector interlacing for computed tomography
JP4299806B2 (ja) * 2005-05-11 2009-07-22 ジーイー・メディカル・システムズ・グローバル・テクノロジー・カンパニー・エルエルシー X線ct装置
US20100086238A1 (en) * 2008-10-02 2010-04-08 Victoria Sprehe Bag with a pocket for a thermal insulating material and method of making same
DE102017211677A1 (de) * 2017-07-07 2019-01-10 Siemens Healthcare Gmbh Bewegungsabhängige Rekonstruktion von Magnetresonanzabbildungen

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6047040A (en) * 1994-07-29 2000-04-04 Hu; Hui Detector signal integration in volumetric CT scanner detector arrays
US6188745B1 (en) * 1998-09-23 2001-02-13 Analogic Corporation CT scanner comprising a spatially encoded detector array arrangement and method

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002219121A (ja) 2002-08-06
DE10162590A1 (de) 2002-06-27
US6359957B1 (en) 2002-03-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6922457B2 (en) Computer tomography apparatus
JP4773596B2 (ja) 物体の画像を形成する方法及びイメージング・システム
JP4424709B2 (ja) 物体の像を形成する方法及びイメージング・システム
JP4127955B2 (ja) 心臓を撮像する走査型コンピュータ断層撮影(ct)イメージング・システム及び、走査型コンピュータ断層撮影(ct)イメージング・システムにより心臓を撮像するプログラムを格納する記憶装置
US7782999B2 (en) Systems and methods for scanning and data acquisition in computed tomography (CT) applications
US5982846A (en) Methods and apparatus for dose reduction in a computed tomograph
EP0982001A1 (en) Protocol driven image reconstruction, display, and processing in a multislice imaging system
EP0525954A2 (en) Imaging methods and apparatus
JP2000342577A (ja) 心臓イメージングのための立体型コンピュータ断層撮影システム
JP2005205220A (ja) 周期的に運動する検査対象の断層撮影による断層画像の作成方法およびコンピュータ断層撮影装置
IL137107A (en) Methods and device for compensation for noise in imaging systems
US6654440B1 (en) Methods and apparatus for computed tomography scanning using a two-dimensional radiation source
JP2005193035A (ja) 放射線散乱を抑えた多重型検出器計算機式断層写真法(ct)撮像方法及び装置
JPH07194590A (ja) 計算機式断層写真装置及び撮像されるべき物体の像を発生する方法
WO2003043499A1 (fr) Tomodensitometre et procede de preparation d'image tomographique associe
JP2001218763A (ja) 高速多数行型ファン・ビーム螺旋式検出器に用いられるハーフ・スキャン・アルゴリズム
JP2005205218A (ja) 検査対象の断層撮影による断層画像の作成方法およびコンピュータ断層撮影装置
JP4209107B2 (ja) マルチスライス型ct検出器用のfetスイッチングの方法及び装置
JP2001224587A (ja) Ct装置
JP4121198B2 (ja) コンピュータ断層撮影システム用の検出器
JP2000023966A (ja) 螺旋再構成アルゴリズム
JP4398525B2 (ja) X線コンピュータ断層撮影装置
JPH10201753A (ja) 断層撮影画像作成用データ測定値信号を得るための方法およびシステム
JP4175809B2 (ja) コンピュータ断層撮影装置
JP4606556B2 (ja) Ctスキャナにおける効率的なデータ収集方法及び装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041220

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061201

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071218

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080207

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080401

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080514

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080805

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080827

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080924

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081022

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4209107

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111031

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121031

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121031

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131031

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees