JPH07327972A - データ収集装置 - Google Patents
データ収集装置Info
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- JPH07327972A JPH07327972A JP6131581A JP13158194A JPH07327972A JP H07327972 A JPH07327972 A JP H07327972A JP 6131581 A JP6131581 A JP 6131581A JP 13158194 A JP13158194 A JP 13158194A JP H07327972 A JPH07327972 A JP H07327972A
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- 238000012545 processing Methods 0.000 claims abstract description 44
- 238000012546 transfer Methods 0.000 claims abstract description 15
- 238000013480 data collection Methods 0.000 claims description 8
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 claims 2
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 claims 1
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 abstract 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 11
- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
- 230000006870 function Effects 0.000 description 4
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 4
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- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 1
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- Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】複数の検出器からの出力をデジタル変換する変
換手段がシリアル出力を有し、各変換手段からのシリア
ルデータをパラレルに取り込み順次メモリの上位に格納
する。 【効果】検出器の出力に対応する変換データを変換手段
からシリアルに取り出し、メモリに直接取り込むため
に、データの格納が高速になるとともに、配線の数を減
らすことができるため、実装密度の向上と、同時に測定
する検出器のチャンネル数を増やすことができる。
換手段がシリアル出力を有し、各変換手段からのシリア
ルデータをパラレルに取り込み順次メモリの上位に格納
する。 【効果】検出器の出力に対応する変換データを変換手段
からシリアルに取り出し、メモリに直接取り込むため
に、データの格納が高速になるとともに、配線の数を減
らすことができるため、実装密度の向上と、同時に測定
する検出器のチャンネル数を増やすことができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の検出器からの信
号を処理するデータ処理装置に係り、特に、データの収
集の高速化に好適な技術に関する。
号を処理するデータ処理装置に係り、特に、データの収
集の高速化に好適な技術に関する。
【０００２】
【従来の技術】複数の検出器からの信号を処理する例と
して、たとえば、Ｘ線ＣＴ装置がある。Ｘ線ＣＴ装置
は、被検体の任意の断面構造を非破壊で検査できる装置
で、Ｘ線を発生するＸ線源と、このＸ線の強度を検出す
る放射線検出器と、検出器からの出力を処理し強度デー
タを作成する信号処理装置と、強度データを処理する演
算装置と、強度データから計算した被検体の断面構造に
対応する演算結果を表示する表示手段を備えている。Ｘ
線ＣＴ装置では多数の検出器で異なる位置でのＸ線の強
度データを同時に取ることにより高速撮影が可能にな
る。このように、Ｘ線ＣＴ装置では、全く相関のない多
数の検出器の強度を同時に測定し、その値を蓄積するデ
ータ処理装置が必要である。
して、たとえば、Ｘ線ＣＴ装置がある。Ｘ線ＣＴ装置
は、被検体の任意の断面構造を非破壊で検査できる装置
で、Ｘ線を発生するＸ線源と、このＸ線の強度を検出す
る放射線検出器と、検出器からの出力を処理し強度デー
タを作成する信号処理装置と、強度データを処理する演
算装置と、強度データから計算した被検体の断面構造に
対応する演算結果を表示する表示手段を備えている。Ｘ
線ＣＴ装置では多数の検出器で異なる位置でのＸ線の強
度データを同時に取ることにより高速撮影が可能にな
る。このように、Ｘ線ＣＴ装置では、全く相関のない多
数の検出器の強度を同時に測定し、その値を蓄積するデ
ータ処理装置が必要である。
【０００３】従来のデータ処理装置の例として、たとえ
ば、特開平5−72556号公報に示されているものがある。
（以下、第１の従来技術と称する。） 第１の従来技術では、各検出器に対して各検出器出力を
一時的に保持するサンプルホールド回路を備えており、
複数のサンプルホールドからの出力をマルチプレクサに
より順次切り替えてＡ／Ｄ変換している。
ば、特開平5−72556号公報に示されているものがある。
（以下、第１の従来技術と称する。） 第１の従来技術では、各検出器に対して各検出器出力を
一時的に保持するサンプルホールド回路を備えており、
複数のサンプルホールドからの出力をマルチプレクサに
より順次切り替えてＡ／Ｄ変換している。
【０００４】また、従来のデータ処理装置の他の例とし
て、たとえば、特開平5−212023 号公報に示されている
ものがある。（以下、第２の従来技術と称する。） 第２の従来技術では、各検出器毎にＡ／Ｄ変換器を備
え、デジタルデータバスで画像再構成部と接続してい
る。
て、たとえば、特開平5−212023 号公報に示されている
ものがある。（以下、第２の従来技術と称する。） 第２の従来技術では、各検出器毎にＡ／Ｄ変換器を備
え、デジタルデータバスで画像再構成部と接続してい
る。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかし、第１の従来技
術では、検出器の数が増加するとサンプルホールド回路
とマルチプレクサの数も増加し、検出器の高密度実装が
難しくなるとともに、マルチプレクサの切り替えとＡ／
Ｄ変換結果を順次転送する時間が増加し、高速化が難し
くなるという問題があった。
術では、検出器の数が増加するとサンプルホールド回路
とマルチプレクサの数も増加し、検出器の高密度実装が
難しくなるとともに、マルチプレクサの切り替えとＡ／
Ｄ変換結果を順次転送する時間が増加し、高速化が難し
くなるという問題があった。
【０００６】また、第２の従来技術では、Ａ／Ｄ変換の
精度を向上するにつれてデータバスの本数が増加し、検
出器の高精度化が難しくなるという問題があった。ま
た、検出器の数が増加すると、Ａ／Ｄ変換結果を、順
次、転送する時間が増加し、高速化が難しくなるという
問題があった。
精度を向上するにつれてデータバスの本数が増加し、検
出器の高精度化が難しくなるという問題があった。ま
た、検出器の数が増加すると、Ａ／Ｄ変換結果を、順
次、転送する時間が増加し、高速化が難しくなるという
問題があった。
【０００７】本発明の目的は、検出器の実装密度を向上
し、多数の検出器からのデータを高速に採取できるデー
タ収集装置を提供することにある。
し、多数の検出器からのデータを高速に採取できるデー
タ収集装置を提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、第一の発明は、複数の検出器と、前記各検出器か
らの出力をデジタル変換する変換手段と、変換結果を受
け取りデータ処理をする処理装置から成るデータ処理装
置において、前記変換手段がシリアル出力を有し、前記
各変換手段からのシリアルデータを蓄積する蓄積手段
と、前記変換手段と蓄積手段の間のデータ転送を制御す
る制御手段を備えたことを特徴とするデータ収集装置が
提供される。
めに、第一の発明は、複数の検出器と、前記各検出器か
らの出力をデジタル変換する変換手段と、変換結果を受
け取りデータ処理をする処理装置から成るデータ処理装
置において、前記変換手段がシリアル出力を有し、前記
各変換手段からのシリアルデータを蓄積する蓄積手段
と、前記変換手段と蓄積手段の間のデータ転送を制御す
る制御手段を備えたことを特徴とするデータ収集装置が
提供される。
【０００９】また、上記の目的を達成するために、第二
の発明は、複数の検出器と、前記各検出器からの出力を
デジタル変換する変換手段と、変換結果を受け取りデー
タ処理をする処理装置から成るデータ処理装置におい
て、前記変換手段がシリアル出力を有し、前記各変換手
段からのシリアルデータを蓄積する蓄積手段と、前記変
換手段と前記蓄積手段の間のデータ転送を制御する制御
手段と、前記蓄積データを転送する転送手段と、転送デ
ータを各検出器の出力に対応したパラレルデータに変換
する変換手段を備えたことを特徴とするデータ収集装置
が提供される。
の発明は、複数の検出器と、前記各検出器からの出力を
デジタル変換する変換手段と、変換結果を受け取りデー
タ処理をする処理装置から成るデータ処理装置におい
て、前記変換手段がシリアル出力を有し、前記各変換手
段からのシリアルデータを蓄積する蓄積手段と、前記変
換手段と前記蓄積手段の間のデータ転送を制御する制御
手段と、前記蓄積データを転送する転送手段と、転送デ
ータを各検出器の出力に対応したパラレルデータに変換
する変換手段を備えたことを特徴とするデータ収集装置
が提供される。
【００１０】また、上記の目的を達成するために、第三
の発明は、複数の検出器と、前記各検出器からの出力を
デジタル変換する変換手段と、変換結果を受け取りデー
タ処理をする処理装置から成るデータ処理装置におい
て、前記変換手段がシリアル出力を有し、前記変換手段
と処理装置の間のデータ転送を制御する制御手段と、転
送データを各検出器の出力に対応したパラレルデータに
変換する変換手段を備えたことを特徴とするデータ収集
装置が提供される。
の発明は、複数の検出器と、前記各検出器からの出力を
デジタル変換する変換手段と、変換結果を受け取りデー
タ処理をする処理装置から成るデータ処理装置におい
て、前記変換手段がシリアル出力を有し、前記変換手段
と処理装置の間のデータ転送を制御する制御手段と、転
送データを各検出器の出力に対応したパラレルデータに
変換する変換手段を備えたことを特徴とするデータ収集
装置が提供される。
【００１１】
【作用】第１の発明では、検出器からの出力をデジタル
変換する変換手段の出力をシリアル出力にすることで、
変換手段からの信号線の数を減らすことができ、変換手
段の変換精度の向上にも信号線の数を増やすことなく対
応できる。また、蓄積手段は変換手段による変換結果を
一時的に蓄積するもので、短時間で次の測定に対応でき
る。
変換する変換手段の出力をシリアル出力にすることで、
変換手段からの信号線の数を減らすことができ、変換手
段の変換精度の向上にも信号線の数を増やすことなく対
応できる。また、蓄積手段は変換手段による変換結果を
一時的に蓄積するもので、短時間で次の測定に対応でき
る。
【００１２】第２の発明では、検出器からの信号を変換
する変換手段からのシリアル出力を演算装置に直接入力
せずに検出器の出力に対応したパラレルデータに変換す
るので、演算装置は即座にそのデータの処理を始めるこ
とができる。
する変換手段からのシリアル出力を演算装置に直接入力
せずに検出器の出力に対応したパラレルデータに変換す
るので、演算装置は即座にそのデータの処理を始めるこ
とができる。
【００１３】第３の発明では、検出器からの信号を変換
する変換手段からのシリアル出力を演算装置側まで直接
転送するので、リアルタイムで測定結果を処理すること
ができる。また、シリアルデータからパラレルデータへ
の変換手段を備えているので、演算装置は即座にそのデ
ータの処理を始めることができる。
する変換手段からのシリアル出力を演算装置側まで直接
転送するので、リアルタイムで測定結果を処理すること
ができる。また、シリアルデータからパラレルデータへ
の変換手段を備えているので、演算装置は即座にそのデ
ータの処理を始めることができる。
【００１４】
【実施例】以下に、本発明の実施例について図面を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
【００１５】図１は、本発明の実施例１のデータ収集装
置の構成を示すブロック図である。複数の検出器１から
の出力は、信号処理回路により増幅または波形処理され
たあとデジタルデータへ変換するために変換手段へ送ら
れる。変換手段２は、たとえば、Ａ／Ｄコンバータのよ
うな素子で構成する。変換手段からのシリアル出力６
は、メモリ回路４に送られて一時的にデータを保持す
る。メモリ回路は、例えば、ＳＲＡＭやＤＲＡＭのメモ
リＩＣ１９などで構成することができ、シリアル出力を
メモリＩＣのデータ入力に接続する。図４と図５に検出
器の数が４個の場合のメモリＩＣへの接続方法を示す。
図４は、例えば、４ビット入力のメモリＩＣの場合を示
す。各メモリＩＣへは入力のビット数に対応した検出器
を接続することができる。図５は１ビット入力のメモリ
ＩＣの場合を示す。メモリＩＣの入力が１ビットである
ため検出器の数に対応したメモリＩＣが必要になる。メ
モリＩＣには制御回路５からアドレスＡＤとコントロー
ルＣＯＮ信号を入力する。メモリＩＣからのデータは図
示しないデータバスを通して読みだす。複数回の検出器
の変換データは、順次、メモリの上位のアドレスに格納
する。図６には、例えば、８ビット入力のメモリで、検
出器の数が８個で、Ａ／Ｄコンバータの精度が４ビット
の場合のメモリマップを示す。あるアドレスのメモリの
各ビットはそれぞれ別の検出器のデータに対応する。ま
た、ある検出器のある変換のデータはアドレスの４バイ
ト分を占める。各変換のデータは、順次、上位のアドレ
スに格納することにより多数回分の変換データを蓄積す
ることができる。
置の構成を示すブロック図である。複数の検出器１から
の出力は、信号処理回路により増幅または波形処理され
たあとデジタルデータへ変換するために変換手段へ送ら
れる。変換手段２は、たとえば、Ａ／Ｄコンバータのよ
うな素子で構成する。変換手段からのシリアル出力６
は、メモリ回路４に送られて一時的にデータを保持す
る。メモリ回路は、例えば、ＳＲＡＭやＤＲＡＭのメモ
リＩＣ１９などで構成することができ、シリアル出力を
メモリＩＣのデータ入力に接続する。図４と図５に検出
器の数が４個の場合のメモリＩＣへの接続方法を示す。
図４は、例えば、４ビット入力のメモリＩＣの場合を示
す。各メモリＩＣへは入力のビット数に対応した検出器
を接続することができる。図５は１ビット入力のメモリ
ＩＣの場合を示す。メモリＩＣの入力が１ビットである
ため検出器の数に対応したメモリＩＣが必要になる。メ
モリＩＣには制御回路５からアドレスＡＤとコントロー
ルＣＯＮ信号を入力する。メモリＩＣからのデータは図
示しないデータバスを通して読みだす。複数回の検出器
の変換データは、順次、メモリの上位のアドレスに格納
する。図６には、例えば、８ビット入力のメモリで、検
出器の数が８個で、Ａ／Ｄコンバータの精度が４ビット
の場合のメモリマップを示す。あるアドレスのメモリの
各ビットはそれぞれ別の検出器のデータに対応する。ま
た、ある検出器のある変換のデータはアドレスの４バイ
ト分を占める。各変換のデータは、順次、上位のアドレ
スに格納することにより多数回分の変換データを蓄積す
ることができる。
【００１６】図２は、本発明の実施例２のデータ収集装
置の構成を示すブロック図である。複数の検出器１から
の出力は、信号処理回路２により増幅または波形処理さ
れたあとデジタルデータへ変換するために変換手段へ送
られる。変換手段は、たとえば、Ａ／Ｄコンバータ３の
ような素子で構成する。変換手段からのシリアル出力６
は、メモリ回路４に送られて一時的にデータを保持す
る。シリアルデータは、制御回路５でタイミングを取り
ながらＡ／Ｄコンバータからメモリ回路へ転送する。メ
モリ回路の変換データは上位の制御回路１１を通してパ
ラレル変換回路１３へ送られ、変換精度に相当するビッ
ト数から成るワードデータに変換する。ワードデータは
データバス１４を通して演算装置１５へ送られ、各種演
算処理を行う。シリアルデータからワードデータへの変
換は、ハードウエアに限ったものでなく、ソフトウエア
により同等の機能を実現することができる。
置の構成を示すブロック図である。複数の検出器１から
の出力は、信号処理回路２により増幅または波形処理さ
れたあとデジタルデータへ変換するために変換手段へ送
られる。変換手段は、たとえば、Ａ／Ｄコンバータ３の
ような素子で構成する。変換手段からのシリアル出力６
は、メモリ回路４に送られて一時的にデータを保持す
る。シリアルデータは、制御回路５でタイミングを取り
ながらＡ／Ｄコンバータからメモリ回路へ転送する。メ
モリ回路の変換データは上位の制御回路１１を通してパ
ラレル変換回路１３へ送られ、変換精度に相当するビッ
ト数から成るワードデータに変換する。ワードデータは
データバス１４を通して演算装置１５へ送られ、各種演
算処理を行う。シリアルデータからワードデータへの変
換は、ハードウエアに限ったものでなく、ソフトウエア
により同等の機能を実現することができる。
【００１７】図３は、本発明の実施例３のデータ収集装
置の構成を示すブロック図である。複数の検出器１から
の出力は、信号処理回路２により増幅または波形処理さ
れたあとデジタルデータへ変換するために変換手段へ送
られる。変換手段は、たとえば、Ａ／Ｄコンバータ３の
ような素子で構成する。変換手段からのシリアル出力６
は、ドライバ／レシーバ回路１６を通して演算装置側の
他のドライバ／レシーバ回路１８へ送られる。シリアル
データは、制御回路５でタイミングを取りながらＡ／Ｄ
コンバータからドライバ／レシーバ回路へ転送する。シ
リアルデータは、ドライバ／レシーバ回路に含まれるハ
ードウエアによりパラレルデータに変換したのちに、演
算装置１５へ送る場合もある。また、演算装置を利用し
たソフトウエアによりパラレル変換を行う方法もある。
演算装置は、検出器からのデータにより各種演算を実施
するとともに、図示しない手段を用いて、結果の表示あ
るいは印刷などの結果の出力を行う。
置の構成を示すブロック図である。複数の検出器１から
の出力は、信号処理回路２により増幅または波形処理さ
れたあとデジタルデータへ変換するために変換手段へ送
られる。変換手段は、たとえば、Ａ／Ｄコンバータ３の
ような素子で構成する。変換手段からのシリアル出力６
は、ドライバ／レシーバ回路１６を通して演算装置側の
他のドライバ／レシーバ回路１８へ送られる。シリアル
データは、制御回路５でタイミングを取りながらＡ／Ｄ
コンバータからドライバ／レシーバ回路へ転送する。シ
リアルデータは、ドライバ／レシーバ回路に含まれるハ
ードウエアによりパラレルデータに変換したのちに、演
算装置１５へ送る場合もある。また、演算装置を利用し
たソフトウエアによりパラレル変換を行う方法もある。
演算装置は、検出器からのデータにより各種演算を実施
するとともに、図示しない手段を用いて、結果の表示あ
るいは印刷などの結果の出力を行う。
【００１８】図７は、本発明の実施例１，２または３の
データ収集装置を適用したＸ線ＣＴ装置の構成を示す図
である。
データ収集装置を適用したＸ線ＣＴ装置の構成を示す図
である。
【００１９】Ｘ線ＣＴ装置のＸ線検出器１は、図に示す
ように、被検体２４を挟んでＸ線発生装置２２と対向す
るように配置する。Ｘ線検出器１のＸ線入射部の前面に
は、Ｘ線発生装置から放射状に発生し、被検体を透過
し、Ｘ線検出器に向かうＸ線の中から特定の方向からの
Ｘ線を選択的に通過させるための、スリットを備えたコ
リメータ２５を設置している。コリメータは、被検体に
照射したＸ線のうち、完全に吸収されずに散乱し、被検
体から無秩序に放射される散乱Ｘ線が検出器に入射する
のを防止する機能も持つ。Ｘ線検出器は、入射したＸ線
の強度に対応した電気信号を信号処理回路２６に送る。
信号処理回路以降のユニットの機能は、Ｘ線ＣＴ装置の
測定対象，使用条件などによって異なるので、ここで
は、その一例により説明する。信号処理回路は、複数の
Ｘ線検出器からの電気信号と、図示しない補正情報とな
る電気信号を対応するディジタル値に変換し、演算装置
２７に電送するまで、その値を一時的に保持する。スキ
ャナ２３により被検体の姿勢を複数回にわたって変え、
それぞれの姿勢でＸ線を照射し、被検体のＸ線透過デー
タを収集する。演算装置は、信号処理回路から電送され
てくるデータを蓄積し、スキャナの位置情報と対応さ
せ、再構成演算を行う。ここで、本発明に記載のデータ
収集装置は、上記の検出器，信号処理装置，演算装置に
含まれて機能する。
ように、被検体２４を挟んでＸ線発生装置２２と対向す
るように配置する。Ｘ線検出器１のＸ線入射部の前面に
は、Ｘ線発生装置から放射状に発生し、被検体を透過
し、Ｘ線検出器に向かうＸ線の中から特定の方向からの
Ｘ線を選択的に通過させるための、スリットを備えたコ
リメータ２５を設置している。コリメータは、被検体に
照射したＸ線のうち、完全に吸収されずに散乱し、被検
体から無秩序に放射される散乱Ｘ線が検出器に入射する
のを防止する機能も持つ。Ｘ線検出器は、入射したＸ線
の強度に対応した電気信号を信号処理回路２６に送る。
信号処理回路以降のユニットの機能は、Ｘ線ＣＴ装置の
測定対象，使用条件などによって異なるので、ここで
は、その一例により説明する。信号処理回路は、複数の
Ｘ線検出器からの電気信号と、図示しない補正情報とな
る電気信号を対応するディジタル値に変換し、演算装置
２７に電送するまで、その値を一時的に保持する。スキ
ャナ２３により被検体の姿勢を複数回にわたって変え、
それぞれの姿勢でＸ線を照射し、被検体のＸ線透過デー
タを収集する。演算装置は、信号処理回路から電送され
てくるデータを蓄積し、スキャナの位置情報と対応さ
せ、再構成演算を行う。ここで、本発明に記載のデータ
収集装置は、上記の検出器，信号処理装置，演算装置に
含まれて機能する。
【００２０】
【発明の効果】本発明によれば、変換手段をシリアル出
力としたことにより、変換手段からの信号線の数が低減
し、多数の回路を高密度に実装することが可能になる。
また、途中に蓄積手段を設けたことにより、変換結果を
演算装置へ転送する必要がなくなり高速になる。
力としたことにより、変換手段からの信号線の数が低減
し、多数の回路を高密度に実装することが可能になる。
また、途中に蓄積手段を設けたことにより、変換結果を
演算装置へ転送する必要がなくなり高速になる。
【００２１】また、変換手段のシリアル出力を各検出器
の出力に対応したパラレルデータに変換する変換手段を
備えたことにより、演算装置によるデータ変換が不要と
なりデータの演算処理を即座に開始できる。
の出力に対応したパラレルデータに変換する変換手段を
備えたことにより、演算装置によるデータ変換が不要と
なりデータの演算処理を即座に開始できる。
【００２２】さらに、変換結果を即座に処理装置へ転送
するため、変換結果の処理を測定と平行して実施でき
る。
するため、変換結果の処理を測定と平行して実施でき
る。
【図１】本発明の一実施例であるデータ収集装置の一部
のブロック図。
のブロック図。
【図２】本発明の一実施例であるデータ収集装置のブロ
ック図。
ック図。
【図３】本発明の第二実施例であるデータ収集装置のブ
ロック図。
ロック図。
【図４】本発明の一実施例であるデータ収集装置のメモ
リ回路内部のメモリＩＣへの接続を示すブロック図。
リ回路内部のメモリＩＣへの接続を示すブロック図。
【図５】本発明の第二実施例であるデータ収集装置のメ
モリ回路内部のメモリＩＣへの接続を示すブロック図。
モリ回路内部のメモリＩＣへの接続を示すブロック図。
【図６】本発明の一実施例であるデータ収集装置のメモ
リＩＣのメモリの説明図。
リＩＣのメモリの説明図。
【図７】本発明の一実施例であるデータ収集装置を適用
したＸ線ＣＴ装置のブロック図。
したＸ線ＣＴ装置のブロック図。
１…検出器、２…信号処理回路、３…Ａ／Ｄコンバー
タ、４…メモリ回路、５，１１…制御回路、６…シリア
ル出力、７…Ａ／Ｄコンバータ制御信号、８…メモリ制
御信号、９…データ、１０…コントロール信号、１２…
データ転送、１３…パラレル変換回路、１５…演算装
置。
タ、４…メモリ回路、５，１１…制御回路、６…シリア
ル出力、７…Ａ／Ｄコンバータ制御信号、８…メモリ制
御信号、９…データ、１０…コントロール信号、１２…
データ転送、１３…パラレル変換回路、１５…演算装
置。
Claims (4)
- 【請求項１】複数の検出器と、前記各検出器からの出力
をデジタル変換する変換手段と、変換結果を受け取りデ
ータ処理をする処理装置から成るデータ処理装置におい
て、前記変換手段がシリアル出力を有し、前記各変換手
段からのシリアルデータを蓄積する蓄積手段と、前記変
換手段と前記蓄積手段の間のデータ転送を制御する制御
手段を備えたことを特徴とするデータ収集装置。 - 【請求項２】複数の検出器と、前記各検出器からの出力
をデジタル変換する変換手段と、変換結果を受け取りデ
ータ処理をする処理装置から成るデータ処理装置におい
て、前記変換手段がシリアル出力を有し、前記各変換手
段からのシリアルデータを蓄積する蓄積手段と、前記変
換手段と前記蓄積手段の間のデータ転送を制御する制御
手段と、前記蓄積データを転送する転送手段と、転送デ
ータを各検出器の出力に対応したパラレルデータに変換
する変換手段を備えたことを特徴とするデータ収集装
置。 - 【請求項３】複数の検出器と、前記各検出器からの出力
をデジタル変換する変換手段と、変換結果を受け取りデ
ータ処理をする処理装置から成るデータ処理装置におい
て、前記変換手段がシリアル出力を有し、前記変換手段
と前記処理装置の間のデータ転送を制御する制御手段
と、転送データを前記各検出器の出力に対応したパラレ
ルデータに変換する変換手段を備えたことを特徴とする
データ収集装置。 - 【請求項４】請求項１，２または３において、 被検体と、前記被検体にＸ線を照射するためのＸ線発生
源と、前記被検体を透過したＸ線を通す複数のスリット
を備えたコリメータと、前記スリットに対応して前記ス
リットを通過するＸ線の強度を測定する半導体検出器
と、前記半導体検出器の信号を処理する信号処理回路
と、前記信号処理回路からのデータを蓄積するとともに
再構成演算を実行する演算装置と、前記演算装置による
演算結果を表示する表示手段を備えたＸ線ＣＴ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6131581A JPH07327972A (ja) | 1994-06-14 | 1994-06-14 | データ収集装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6131581A JPH07327972A (ja) | 1994-06-14 | 1994-06-14 | データ収集装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07327972A true JPH07327972A (ja) | 1995-12-19 |
Family
ID=15061407
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6131581A Pending JPH07327972A (ja) | 1994-06-14 | 1994-06-14 | データ収集装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07327972A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005118373A (ja) * | 2003-10-17 | 2005-05-12 | Toshiba Corp | 放射線ｃｔ装置 |
| JP2010000389A (ja) * | 2009-10-05 | 2010-01-07 | Toshiba Corp | 放射線ｃｔ装置 |
| JP2014050497A (ja) * | 2012-09-06 | 2014-03-20 | Hitachi Medical Corp | 放射線検出装置のデータ収集装置及びこれを用いたｘ線ｃｔ装置 |
-
1994
- 1994-06-14 JP JP6131581A patent/JPH07327972A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005118373A (ja) * | 2003-10-17 | 2005-05-12 | Toshiba Corp | 放射線ｃｔ装置 |
| JP4542762B2 (ja) * | 2003-10-17 | 2010-09-15 | 株式会社東芝 | 放射線ｃｔ装置 |
| JP2010000389A (ja) * | 2009-10-05 | 2010-01-07 | Toshiba Corp | 放射線ｃｔ装置 |
| JP2014050497A (ja) * | 2012-09-06 | 2014-03-20 | Hitachi Medical Corp | 放射線検出装置のデータ収集装置及びこれを用いたｘ線ｃｔ装置 |
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