JP2009545480A - ステアリングシステムの連結デバイス - Google Patents

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Abstract

本発明は、車両用ステアリングシステムのステアリング制御手段とステアリングギヤボックスの間の連結装置1に関し、本装置は、ステアリングギヤボックスに接続するピニオン20であって、ピニオン20の軸を画定するシャフト21を含むピニオンと、ステアリングギヤに接続するヨーク30であって、上流側の壁33と、上流側の壁33に垂直なヨーク30の軸3を画定する孔31とを有するヨークを備え、前記孔31の寸法は、ピニオン20の軸2とヨーク30の軸3が同軸であるときに画定される共通軸4に沿ってスライドさせることにより孔31内にシャフト21を挿入できるように選択され、共通軸4上におけるシャフト21に対するヨーク30の回転方向が正しくないとき、シャフト21が孔31に挿入されることを防止する指標手段を含むことを特徴とする。

Description

本発明は、二つの部品の間における運動の伝達を可能にする連結デバイスに関するものであり、具体的には、自動車のステアリングシステムの制御手段とステアリングボックスの間における運動の伝達を可能にする連結デバイスに関する。
自動車のステアリングシステムは、通常、運転者が回すことができるステアリングホイールを備えた制御手段と、ステアリングホイールの運動を伝達し、且つその運動を、対応するホイールの、垂直軸を中心とした回転に変換するための運動学的連結手段とを有する。
運転者によって加えられる運動の伝達により、運動の伝達に関与する運動学的連結手段トレインの上流方向及び下流方向が決定される。
ステアリングの制御手段は、特に、ステアリングホイールと、ステアリングコラムに収容されて、第一端がステアリングホイールに固定されたステアリングシャフトとを備えている。このステアリングシャフトは、コラム軸に沿って長手方向に延び、ステアリングホイールが回転するとこのコラム軸を中心にして回転する。
ステアリングホイールに加えられる回転運動は、特に、公知のステアリングボックスによって変換される。ステアリングボックスは通常、水平なステアリングシャフトに沿って延びるラックと噛みあうラックピニオンを備えている。一群のリンクロッドとピボット接続により、水平なステアリングシャフトはステアリングナックルに接続され、この水平なステアリングシャフトの並進運動に応じて車輪が回転する。
制御手段の下流及びステアリングボックスの上流に、ステアリングアセンブリは連結デバイスを備える。
この連結デバイスは、制御手段からステアリングボックスへ運動を伝達するために使用されるもので、本発明の主題である。
制御手段の下流側の端部は連結デバイスに取り付けられ、本明細書では以降上流部材と呼ばれる。
ステアリングボックスの上流側の端部は連結デバイスに取り付けられ、本明細書で以降下流部材と呼ばれる。
制御手段とステアリングボックスを連結するために、様々な解決法が提案されている。
第1の解決法は、上流部材に取り付けられたヨークの孔に、下流部材によって支持されるシャフトを挿入することであり、このような挿入は、孔の軸に沿った並進運動により達成される。
シャフトとヨークはそれぞれ、共に挿入軸に垂直な、切り込み又は溝と、開放端を有する穴である。ヨークに対して設定されるシャフトの相対的位置は基準位置として知られ、ネジを挿入できるように切り込みと穴は位置合わせされる。
このネジが挿入された後は、孔とシャフトとが、回転方向及び直線方向の両方について正確に位置することになる。
実際、このネジは、シャフトとヨークが基準位置に位置している場合しか穴及び切り込みに導入することができない。
しかしながら、このネジは、回転方向の点で構成要素の相対的配置に寄与するものではなく、挿入後にこの配置が正確であることを保証することしかしないので、指標となることはできない。
結果として、この連結方法は、組み立てを行うために十分正確でなく、単純でもない。特に、この方法では、シャフトの軸を中心とする回転方向の位置を決定する前に、シャフトをヨークに挿入しなければならない。
よって、挿入の前に行われる回転方向の位置決めが不正確であった場合、取り外してから組み立て直すことが必要となる。加えて、ヨークにシャフトが挿入された後は、ネジが導入されるまで、この回転位置の確認を容易に行うことができない。製造ラインにおいては、イベントの連続が非常に重要であり、ある工程がうまく実行されたかどうかを決定できないことは特に不利である。
従って、実際にそのような連結部を組み立てるには、このような正確な位置決めを確実に行うために、検査を行うもう一人の作業員が必要であるか、又は高価な検査用具を使用しなければならない。
更に、この連結部は、シャフトの軸に沿った単純で安定した並進運動の位置決めを行なうことができない。
従って、この解決法では、上流の部材と下流の部材の間に、完全且つ単純で、素早く組み立てられる連結部は提供されない。
つまり、挿入を行う作業員は、回転方向と直線方向の両方について、正確な相対的位置決めが達成されたかどうかを確認することができない。
別の解決法は、ピニオンに、追加のいわゆるガイド片を加えることである。このガイド片の目的は、ピニオンのシャフトがヨークに挿入されるときにヨークの方向をガイドすることである。
この解決法も、大きな欠点となる不利益を有する。
具体的には、ガイド片は、単純にピニオン上にクリップ留めされるので、ピニオン上にヨークを導入する前の組み立てステップの間に外れる危険がある。実行の時間尺度が非常に短く、ピニオン上にヨークが導入される時点では、連結部を形成する部品が車両の他の要素によって隠れることが多いため、作業員はガイド片の欠落に気づかない。従って、組み立てはもはや正確に行われず、その結果上述のような不利益を生じる。
更に、ガイド片は脆弱で、破損する危険が高い。
加えて、この解決法では、ガイド片自体、及びガイド片を形成するために必要な用具に関連してコストが増大する。
最後に、このガイド片は、その後使用されることはないのに組み立て後もピニオン上に永久的に残る。
上記以外にも、他の解決法によって、横方向の幅がピニオンの幅より大きい軸方向の開口を有するクレビス形ヨークが提案されている。ヨークは、ピニオン上に、この開口部を介して、これら二つの構成部品に共通の軸に垂直な並進運動を使用して導入される。この解決法では、トルク伝達手段の設計に対する制約が大きい。よって、トルク伝達手段の疲労強度は限られ、時間の経過に伴って遊びと雑音を生じる。
従って、この解決法は、満足のゆく安全性又は運転の快適さを提供できない。
本発明は、車両のステアリングシステムの制御手段とステアリングボックスの間の連結部を形成する既存のデバイスの改良を目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明は、車両用ステアリングシステムの制御手段とステアリングボックスの間を連結するデバイスを提供し、本デバイスは、ステアリングボックスに接続するピニオンと、ステアリング部材に接続するヨークとを備え、ピニオンは、ピニオンの軸を画定するシャフトを含み、ヨークは、上流側の壁部と、上流側の壁部に垂直なヨークの軸を画定する孔とを含み、この孔は、ピニオンの軸とヨークの軸が同軸であるときに画定される共通軸に沿ってスライドさせることによりシャフトを挿入できるような寸法を有している。本デバイスは更に、共通軸を中心とする回転方向の点でヨークがシャフトに対して正しく配置されていないときに、孔にシャフトが挿入されることを防止するように設計された指標手段を備えている。
つまり、ヨークにピニオンが挿入されるとき、回転方向に関する位置決めは必然的に正確に行われる。従って、この解決法は、組み立てを有意に単純化し、且つ検査の必要を無くすことができる。加えて、得られる連結部は非常に頑丈なものとなる。
本発明による連結デバイスは更に、随意で、以下の特徴のうちの少なくとも一つを有することができる。
−指標手段が、ピニオンに沿って軸方向に、ピニオンの上流側の端部に位置する下流側の壁部からピニオンの軸にほぼ垂直に延びる長手方向キーから構成され、このキーは、ヨークに設けられた、上流側の壁部に向かって開口する軸方向キー溝と協働するように設計されている。
−本デバイスが、ピニオン上におけるヨークの軸方向位置を設定及び維持する手段を備えており、この手段が、
−ピニオンに設けられてピニオンの軸に垂直に走る切込み又は溝、
−ピニオンがヨークに対して基準位置を占めるときに切り込みと整列するように設計された、ヨークに設けられたヨークの軸に垂直な穴、及び
−基準位置において穴と切り込みとを貫通し、主軸に沿った並進運動の二方向停止端を形成するネジ又はピン
から構成される。
−前記切り込みが環状の溝を形成する。
−前記軸方向位置を設定及び維持する手段が、ピニオン上に形成された肩部を備え、この肩部が上流側壁部と協働することにより主軸に沿った並進運動の一方向停止端となる。
−本デバイスが、それぞれピニオン及びヨーク上に第1及び第2のトルク伝達手段を備え、これらが互いに協働することにより、共通軸を中心とするトルクがヨークとピニオンの間で伝達される。
−第1及び第2トルク伝達手段の外形が、それぞれピニオンの軸及びヨークの軸に沿って延びる相補的なスプラインを有している。
−第1及び第2トルク伝達手段が、それぞれ、シャフト上の少なくとも一の平面と、孔内に形成された少なくとも一の平坦な壁とを含み、ヨークと穴が互いに基準位置を占めるとき、これら平面と平坦な壁が互いに対向する。
−キーが、ピニオンに取り付けられるか、又はピニオンの一体部分として形成される。
本発明の更なる主題は、前述の連結デバイスの組み立て方法であり、本方法では、
−ピニオンの軸とヨークの軸とを共通軸上に配置し、
−共通軸に沿ってスライドさせることにより、孔にシャフトを挿入し、
本方法は、共通軸に沿ってスライドさせることにより孔にシャフトを挿入する前に、主軸を中心とする回転方向について、キーとキー溝とが整列するようにヨークを方向付けることを特徴とする。
本発明の更なる特徴、目的及び利点は、非限定的な実施例として示す後述の詳細な説明と添付図面により明らかにする。
本発明によるデバイスのピニオンとヨークの斜視図である。 a及びbはそれぞれ、図1のピニオンの縦及び横断面図であり、c及びdはそれぞれ、図1のヨークの縦及び横断面図である。 a〜eは、図1のヨークとピニオンを完全に組み立てるまでの各ステップの縦又は横断面図である。
運動学的連結トレインによって、ステアリングホイールの回転運動が、車両の車輪に伝達されて車輪の回転運動に変換される。
この運動学的連結トレインに沿った運動の伝達により、下流方向と上流方向が画定される。
このトレインに属する連結デバイスにより、車両のステアリングシステムの、制御手段の下流側端部とステアリングボックスの上流側の端部の間で運動の伝達が可能になる。
このようなデバイスは、図1ないし図2dに示されるようなピニオンとヨークとを備える。
ピニオン20は、ステアリングボックスの上流側の端部に接続される。この端部を以降下流部材と呼ぶ。
ピニオン20は、ピニオン20の軸2を画定するシャフト21を含む。シャフト21の上流側の端部は軸に垂直な面を有し、この端面を以降下流側の壁部23と呼ぶ。
ピニオン20はまた、下流側の端部23からシャフト21の周囲に沿って軸方向に延びるキー24を備える。
キー24の一次元的な外形寸法はキー24の長さであり、ピニオンの下流側の壁部23から軸に沿って下流側に亘る。キーの二次元的な外形寸法はキー24の高さであり、シャフト21の周囲から半径方向に亘る。断面のラジアル平面におけるキー24の接線方向の寸法をキー24の幅と呼ぶ。
このキー24は、シャフト21に取り付けることができるか、又は有利には、シャフト21の一体部分として形成することができる。
また、ピニオン20は、ピニオン20の軸に垂直に延びる切込み25を有する。この切り込み25は、キー24を横断するように半径方向に沿って位置している。
第1の実施形態では、キー24の高さは、切り込み25がキー24の高さ全体を横断するように選択される。切り込み25は、半径方向にシャフト21の一部にも切り込むことができる。このような切り込み25は、例えばミリング加工により設けることができる。
別の実施形態では、キー24と切り込み25の相対的な外形寸法は、切込み25がキー24内に半径方向に収容されるように設計することができる。このように、切り込み25はキー24のいずれかの側に開口する穴35を形成する。
別の実施形態では、切り込み25はシャフト21の周囲全体に亘って延びて環状の溝を形成する。この切り込み25はターニング工程によって形成することができ、これにより特に簡単に設けることができる。
有利には、ピニオン20の直径を変化させて肩部26を形成する。よって、ピニオン20の直径は、下流側の方がシャフト21の上流側の部分より大きい。
ヨークは、ステアリング制御手段の下流側の端部に取り付けられ、この端部を以降上流部材と呼ぶ。
ヨーク30は、ヨーク30の軸3を画定する孔31を有する。ヨーク30の下流側の端部は軸に垂直な面を有し、この面を以降上流側の壁部33と呼ぶ。
有利には、孔の下流側の端部は面取り部37を有する。
ヨーク30はまたキー溝34を含み、キー溝の一次元的な外形寸法はキー溝34の長さであり、上流側の壁部33から軸に沿って上流側に亘る。キー溝の二次元的な外形寸法はキー溝34の高さであり、孔31の周囲から半径方向に亘る。
断面のラジアル平面におけるキー溝34の接線方向の寸法をキー溝34の幅と呼ぶ。
ヨーク30は、ピニオン20の軸に垂直な、開放端を有する穴35も有している。この穴35は、キー溝34を横切るように半径方向に設けられる。
図3a〜eは、ピニオン20上にヨーク30を組み立てて連結部を形成する複数のステップを示す。後述する実施例では、連結部が組み立てられる際、ステアリングボックスの上流側端部がボディーシェルに対して固定され、制御手段の下流側端部が可動であると仮定する。その逆の構成も可能であることは明らかであり、そのような場合にも本発明の教示を同様に適用することができる。
図3aに示すように、ヨーク30とピニオン20とは、それぞれの軸2及び3が同軸4上に位置するように互いに位置合わせされる。この軸を以降共通軸4と呼ぶ。
加えて、ヨーク30とピニオン20の位置合わせは、上流側の壁部33と下流側の壁部23が互いに対向するように行われる。
ヨーク30とピニオン20のこの基準位置は、導入位置として知られている。
図3bは、ピニオン20に対するヨーク30の、導入位置に基づく回転位置を示す。
このステップでは、ヨーク30の回転位置は、キー溝34の下流側の端部がキー24の上流側の端部と対向して位置するように配置される。
図3cは、ヨーク30内へのシャフト21の挿入を示す。この挿入は、孔31の下流側の端部に設けられた面取り形状37によって容易に行われる。
キー24及びキー溝34それぞれの幅は、キー24がキー溝34内に挿入可能な大きさである。加えて、シャフト21及び孔31それぞれの直径は、孔31内にシャフト21が挿入可能な大きさである。
この挿入は、回転方向の位置合わせが正確に行われた場合にのみ可能である。具体的には、回転方向の位置合わせが不正確である場合、キー24はキー溝34と整列しないので、上流側の壁部33と下流側の壁部23がほぼ同一平面内に位置するとき、キー24は上流側の壁部33につかえる。このとき、ヨーク30にピニオン20を挿入することはできない。
キー24とキー溝34のこのような特殊な構成により、共通軸4を中心とする回転方向の指標付けが行われる。本明細書において、指標という用語は、共通軸4を中心としたシャフトに対するヨークの回転方向の位置決めを意味する。
作業員又は自動化されたシステムは、共通軸4を中心としてヨーク30を回転させ、且つヨーク30に対して軸方向に軽く圧力を掛けることにより、確実にキー溝34とキー24とを整列させることができ、これにより軸方向の軽い圧力下でキー24をキー溝34内に挿入することができる。
作業員にピニオン20とヨーク30がよく見えない場合も、デバイス1ではそのような位置決めが可能である。
加えて、このような組み合わせにより、この回転位置が確実に維持される。これは、キー溝34に挿入されたキー24が、共通軸4を中心とする回転の二方向停止端を形成するためである。
このようにして、デバイス1では、挿入が開始された後は回転位置が正確であることが保証される。このような特殊な性質により組み立ての安全性及び単純性が得られ、これは、可視性が低く生産性に対する制約が厳しい環境において特に有利である。
加えて、このデバイス1により、回転位置を検査するいかなるシステムも不要となる。従って、連結デバイス1だけで回転方向の位置決めを完全に行うことができる。
シャフト21及び孔31それぞれの長さ及び直径と、それらが互いに適合することとにより、共通軸4に垂直な軸を中心とする回転の二つの自由度と、共通軸4の方向に垂直な並進運動の二つの自由度が排除される。
キー24及びキー溝34それぞれの幅と、それらが互いに適合することとにより、残りの並進運動の自由度が排除される。
有利には、ピニオン20は肩部26を有する。図3dに示すように、この肩部26は、孔31にシャフト21が挿入されると上流側の壁部33につかえる。こうして、この肩部26は、ヨーク30の、ピニオン20に対する並進運動を止める。
切り込み25に対する肩部26の配置は、この肩部26がつかえたときに切り込み25がヨーク30に設けられた穴35と整列するように設計される。
従って、ヨーク30とピニオン20は、全ての自由度に関して、意図された相対位置に配置される。この位置は基準位置として知られる。
穴35と切り込み25の相対的な寸法は、穴35と同軸の横断要素、例えばネジ50又はピン等を受けることができるように選択される。
この穴35は、開放端を有してもよく、又は外側からは見えなくしてもよい。挿入されるものがネッジ50であるとき、穴35が開放端を有するのであれば、ネジとナットからなるアセンブリを設けることができる。穴35が外側からは見えない構成であるか、又は開放端を有する場合、図3eに示すように、穴35内に、ネジ50を受けるためのネジ切りされた部分36を設けることができる。こうしてネジ50を締めることにより、連結が所定の位置に維持される。
開放端を有する穴の場合、ネジ50が誤った方向から嵌め込まれること、つまりクリアランスホールからではなく、ねじ切りされた部分36からヨーク31内に導入されることを防ぐために、プラグとして機能する追加の構成要素を設けることが好ましい。この追加の構成要素は、ねじ切りされた部分36の外側に向かう端部を塞ぎ、よってネジ50が同端部から導入されることを防止する。
プラグの使用に代わる別の解決法は、ねじ切りされた部分36の外側に向かう端部の材料を局所的に押し潰すことである。このように押し潰すことによっても、ネジ50がこの端部から導入されることが防止される。
外側から見えない構成の穴は、ネジ50が必然的に所望の方向から嵌め込まれ、且つ追加の製造工程又は構成要素を必要としないという利点を有する。
これらの解決法により、連結部を組み立てるときのエラーの危険を低減することができる。
横断要素は、共通軸に沿った並進運動の、軸方向の二方向停止端を形成する。具体的には、シャフト21が孔31に対して共通軸に沿って一方の方向又は他方の方向に並進運動するとき、キー24が横断要素につかえる。
この横断要素により、残りの並進運動の自由度が排除される。
好ましくは、穴35は、孔31の下流側の端部の面取り領域37と交わるような位置に設けられる。
これにより、シャフト21がヨーク30内へ導入され始めた直後から、シャフトが基準位置に挿入されるまで、横断要素50を挿入することが不可能となる。これにより、シャフト21の上流側の端部23が面取り領域37に到達すると、その直後から穴35を横断することになるので、横断要素50を嵌め込むことが防止される。
加えて、シャフト21が孔31に導入される前に横断要素50が穴35内に差し込まれると、ピニオンの上流側の端部23が面取り領域37においてこの横断要素50につかえる。このような場合、横断要素50は、シャフト21がこの面取り領域37を越えて挿入されることを防止する停止端として機能する。このとき、シャフト21をこの領域に保持することもクランプ留めすることも不可能である。
穴35のこのような特殊な位置取りは、面取り領域37と交わることにより、シャフトが孔31内において基準位置まで正確に導入されていないときに横断要素50が嵌め込まれる危険を排除する。
従って、この連結部を組み立てる際のエラーの危険が有意に低減する。
最後に、共通軸4を中心とするトルクの伝達は、シャフト21及び孔31にそれぞれの相補的な形状によって可能となる。
第1の実施形態では、これらの相補的形状はスプライン形状である。この種の形状は、大きなトルクを伝達し、且つ時間の経過に伴う二つの形状の齟齬を低減することができる。
第2の実施形態では、これらの相補的形状は、互いに対向して位置する、シャフト21に設けられた少なくとも一つの平面と、ヨーク30の孔31内に設けられた平坦な壁とから構成される。有利には、相補的形状は、それぞれが同一の直径を挟んで共通軸の一方の側に配置された、二つの平面と二つの平坦壁とから構成される。
従って、この実施例によるデバイスでは、完全な組み立てが行われる。つまり、六つの自由度の全てにおいて確実に正確な位置決めが行われ、且つこの基準位置が維持される。
この完全な組み立てには、いかなる検査又は試験も不要であり、不正確な位置決めに起因する分解作業が行われる可能性も排除される。よって、このような検査に必要な時間と、この検査の結果生じるコストとが削減される。
有利なことに、このデバイスでは、制御手段とステアリングボックスの相対的な位置決めが必然的に正確に行われるので、安全性が著しく向上する。
更に、このデバイスは、連結部の組み立てが単純であるので、組み立て時間と組み立てエラーが減り、従って製造コストが削減されるという点で有利である。
更に、ヨークとピニオンは簡単に得られるので、これらの部品の製造コストも削減される。
有利なことに、得られる連結部は頑丈で耐久性が向上している。
最後に、このデバイスは、ピニオン上にヨークを配置するための特別な構成要素を必要としない。
結果として、本発明は、上述の実施形態に限定されず、その精神に従うあらゆる実施形態を含む。

Claims (10)

  1. 車両用ステアリングシステムのステアリング制御手段とステアリングボックスの間を連結するデバイス(1)であって、
    −ステアリングボックスに接続するピニオン(20)であり、
    −ピニオンの軸(2)を画定するシャフト(21)
    を含むピニオン(20)と、
    −ステアリング部材に接続するヨーク(30)であり、
    −上流側の壁部(33)、及び
    −上流側の壁部(33)にほぼ垂直なヨーク(30)の軸(3)を画定する孔(31)であって、ピニオン(20)の軸(2)とヨーク(30)の軸(3)とが同軸であるときに画定される共通軸(4)に沿ってスライドさせることによりシャフト(21)を挿入できるように設計された寸法を有する孔(31)
    を含むヨーク(30)と
    を備え、共通軸(4)を中心とする回転方向の点でヨーク(30)がシャフト(21)に対して正しく位置していないとき、孔(31)にシャフト(21)が挿入されることを防止する指標手段を備えていることを特徴とする、デバイス(1)。
  2. 指標手段が、ピニオンの上流側の端部において、ピニオンの軸にほぼ垂直な下流側壁部(23)からピニオン(20)に沿って軸方向に延びる長手方向のキー(24)から構成され、このキーが、ヨーク(30)上の、上流側壁部(33)に開口する軸方向に延びるキー溝(34)と協働することを特徴とする、請求項1に記載のデバイス(1)。
  3. ピニオン(20)上におけるヨーク(30)の軸方向の位置を設定且つ維持する手段を備えており、この手段が、
    −ピニオン(20)の軸(2)に垂直なピニオン(20)上の切込み(25)と、
    −ヨーク(30)の軸(3)に垂直なヨーク(30)の穴(35)であって、ピニオン(20)がヨーク(30)に対して基準位置を占めるとき、切り込み(25)と整列する穴(35)と、
    −基準位置において穴(35)と切り込み(25)とを貫通することにより、主軸に沿った並進運動の二方向の停止端を形成するネジ(50)又はピンと
    から構成されることを特徴とする、請求項1又は2に記載のデバイス(1)。
  4. 切り込み(25)が環状溝を形成することを特徴とする、請求項3に記載のデバイス(1)。
  5. 軸方向の位置を設定且つ維持する手段を備え、この手段が、上流側の壁部(33)と協働することにより主軸に沿った並進運動の一方向の停止端を形成する、ピニオン(20)に形成された肩部(26)から構成されることを特徴とする、請求項1ないし4のいずれか一項に記載のデバイス(1)。
  6. 互いに協働することにより共通軸(4)を中心とするトルクをヨーク(30)からピニオン(20)に伝達する、ピニオン(20)に配置された第1のトルク伝達手段と、ヨーク(30)に配置された第2のトルク伝達手段とを備えることを特徴とする、請求項1ないし5のいずれか一項に記載のデバイス(1)。
  7. 第1のトルク伝達手段と第2のトルク伝達手段とが、それぞれピニオン(20)の軸(2)とヨーク(30)の軸(3)に沿って延びる相補的スプラインを有する形状を含むことを特徴とする、請求項6に記載のデバイス(1)。
  8. 第1のトルク伝達手段がシャフト(21)に設けられた少なくとも一つの平面から構成され、第2のトルク伝達手段が孔(31)内に形成された少なくとも一つの平坦な壁から構成されており、ヨーク(30)及び孔(31)が相対的基準位置を占めるとき、この平面と平坦な壁とが互いに対向することを特徴とする、請求項6に記載のデバイス(1)。
  9. キー(24)が、ピニオン(20)に取り付けられるか、又はピニオン(20)の一体部分として形成されることを特徴とする、請求項1ないし8のいずれか一項に記載のデバイス(1)。
  10. 請求項1に記載の連結デバイス(1)を組み立てる方法であって、
    −ピニオン(20)の軸(2)とヨーク(30)の軸(3)とを共通軸(4)上に配置し、
    −共通軸(4)に沿ってスライドさせることにより孔(31)にシャフト(21)を挿入するもので、
    共通軸(4)に沿ってスライドさせることにより孔(31)にシャフト(21)を挿入する前に、主軸を中心とする回転方向についてヨーク(30)の方向を決定することにより、キー溝(34)とキー(24)とを整列させることを特徴とする方法。
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