JP2009544684A5

JP2009544684A5 -

Info

Publication number: JP2009544684A5
Application number: JP2009521350A
Authority: JP
Filing date: 2007-07-20
Publication date: 2010-10-14

Claims

水性媒体と、その中に分散されたデンプンと、前記水性媒体による前記デンプンの膨潤を制御する皮膜形成剤とを含むコーティング組成物であって、
前記コーティング組成物が、有効成分の被験体における結腸への送達のための使用であるコーティング組成物。
前記有効成分が、被験体における障害の治療または診断のための使用である請求項１記載の組成物。
前記水性媒体が、水である請求項１または請求項２に記載の組成物。
前記水性媒体が、水およびアルコール（例えばエタノール）を含む請求項１または請求項２に記載の組成物。
前記デンプンが、約１０〜約８０％のアミロースと約２０〜約９０％のアミロペクチンとを含む、請求項１〜請求項４のいずれか一項に記載の組成物。
前記デンプンが、約３０〜約８０％アミロースを含み、随意に約５０〜約７０％アミロースを含む、請求項１〜請求項５のいずれか一項に記載の組成物。
前記皮膜形成剤が、前記水性媒体による前記デンプンの膨潤を阻害し、随意に前記皮膜形成剤が実質的に水に不溶性である請求項１〜請求項６のいずれか一項に記載の組成物。
前記皮膜形成剤が、実質的に水に不溶性ポリマーである請求項７に記載の組成物。
前記皮膜形成剤が、エチルセルロースを含む請求項８に記載の組成物。
可塑剤をさらに含み、随意に当該可塑剤がセバシン酸ジブチルである請求項１〜請求項９のいずれか一項に記載の組成物。
請求項１〜請求項１０のいずれか一項に記載の組成物でコーティングされる製剤。
少なくとも１種類の有効成分を含む、請求項１１に記載の製剤。
少なくとも１種類の有効成分を含有するコアを含む請求項１２に記載の製剤であって、前記コアが請求項１〜請求項１０のいずれか一項に記載される前記組成物でコーティングされる製剤。
前記有効成分が、医薬品、ワクチン、タンパク質、ペプチド、または診断薬である、請求項１２または請求項１３に記載の製剤。
外部腸溶性コーティングをさらに含み、随意に前記腸溶性コーティングが、メタクリル酸およびアクリル酸エチルを含むモノマーの重合によって得ることができるコポリマーを含む請求項１１〜請求項１４のいずれか一項に記載の製剤。
治療または診断に使用される、請求項１２〜請求項１５のいずれか一項に記載の製剤。
結腸の疾患または症状の治療または診断に使用される、請求項１６に記載の製剤。
放出制御製剤である、請求項１２〜請求項１７のいずれか一項に記載の製剤。
水性媒体と、デンプンと、前記水性媒体による前記デンプンの膨潤を制御する皮膜形成剤とを混合するステップを含む、請求項１〜請求項１０のいずれか一項に記載の組成物の製造方法。
デンプンを含む分散体と前記皮膜形成剤を含有する分散体とを混合するステップを含み、随意に前記皮膜形成剤を含有する前記分散体が可塑剤も含有する請求項１９に記載の製造方法。
前記組成物で製剤をコーティングするステップをさらに含む、請求項１９または請求項２０に記載の製造方法。
結腸の疾患または症状の治療または診断のための、請求項１２〜請求項１８のいずれか一項に記載の製剤の使用。