JP2014208655A5 - - Google Patents

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本発明によれば、有効医薬成分を含む内側コアビーズと、内側コアビーズを実質的に取り囲む中間コーティングと、中間コーティングを実質的に取り囲みpH非依存性ポリマーを含む外側コーティングとをそれぞれが有する徐放性粒子を備える医薬製剤(pharmaceutical formulation)が見出された。本発明の一実施形態によれば、有効医薬成分は水溶性薬物である。本発明の別の実施形態によれば、水溶性薬物はプロプラノロールまたはその医薬的に受け入れ可能な塩である。本発明の別の実施形態によれば、内側コアビーズは少なくとも1種の添加剤をさらに含む。本発明の別の実施形態によれば、内側コアビーズは微結晶性(microcrystalline)セルロースおよびヒドロキシプロピルセルロースをさらに含む。本発明の別の実施形態によれば、内側コアビーズ中の有効医薬成分(active pharmaceutical ingredient:「API」)の量が、内側コアビーズの約5重量%〜約80重量%の範囲に及ぶ。本発明の別の実施形態によれば、内側コアビーズ中の有効医薬成分の量が、内側コアビーズの約40重量%〜約70重量%の範囲に及ぶ。
本発明の一実施形態は、有効医薬成分を含む内側コアビーズと、内側コアビーズを実質的に取り囲む中間コーティングと、中間コーティングを実質的に取り囲みpH非依存性ポリマーを含む外側コーティングとをそれぞれが有する徐放性粒子またはビーズを備える医薬製剤である。
本発明を特定の諸実施形態に関して本明細書中で説明してきたが、これらの諸実施形態は、本発明の原理および用途の例示にすぎないことを理解されたい。したがって、これら例示的な諸実施形態に数多くの変更を加えることができることを、また添付の特許請求の範囲によって定義される本発明の精神および範囲から逸脱することなく他の構成を考案することができることを理解されたい。
本願は、特願2009−548269(国際出願番号PCT/US2008/000926)を原出願とする分割出願であるが、原出願の出願当初の特許請求の範囲は以下の通りである。
[請求項1]有効医薬成分を含む内側コアビーズと、前記内側コアビーズを実質的に取り囲む中間コーティングと、前記中間コーティングを実質的に取り囲みpH非依存性ポリマーを含む外側コーティングとを有する徐放性粒子を備える医薬製剤。
[請求項2]前記有効医薬成分が、水溶性薬物である請求項1に記載の医薬製剤。
[請求項3]前記水溶性薬物が、プロプラノロールである請求項2に記載の医薬製剤。
[請求項4]前記内側コアビーズが、少なくとも1種の添加剤をさらに含む請求項1に記載の医薬製剤。
[請求項5]前記少なくとも1種の添加剤が、結合剤、充填剤、浸透圧剤、希釈剤、吸収剤、着色剤、染料、顔料、崩壊剤、分散剤、封入剤、流動助剤、硬化剤、浸透促進剤、粘滑薬、安定剤、崩壊剤、タブレット化助剤、流動促進剤、潤滑剤、可塑剤および湿潤剤からなる群から選択される請求項5に記載の医薬製剤。
[請求項6]前記内側コアビーズが、微結晶性セルロースおよびヒドロキシプロピルセルロースをさらに含む請求項1に記載の医薬製剤。
[請求項7]前記内側コアビーズ中の前記有効医薬成分の量が、前記内側コアビーズの約5重量%〜約80重量%の範囲にある請求項1に記載の医薬製剤。
[請求項8]前記内側コアビーズ中の前記有効医薬成分の量が、前記内側コアビーズの約40重量%〜約70重量%の範囲にある請求項7に記載の医薬製剤。
[請求項9]前記中間コーティングが、水溶性成分と、水不溶性成分と、水溶性成分および水不溶性成分の混合物とからなる群から選択される成分を含む請求項1に記載の医薬製剤。
[請求項10]前記水溶性成分が、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ラクトース、ヒドロキシプロピルセルロース、メチルセルロース、ポリエチレングリコール、ポリビニルピロリドン、グリセリン、塩、プロピレングリコール、糖、糖アルコール、ポリビニルアルコールおよびこれらの混合物からなる群から選択される請求項9に記載の医薬製剤。
[請求項11]前記水不溶性成分が、エチルセルロース、酢酸酪酸セルロース、酢酸セルロース、硝酸セルロース、ポリ酢酸ビニルおよびこれらの混合物からなる群から選択される請求項9に記載の医薬製剤。
[請求項12]前記水不溶性成分対前記水溶性成分の比が、約1:6から約9:1の範囲にある請求項9に記載の医薬製剤。
[請求項13]前記水不溶性成分対前記水溶性成分の比が、約1:3から約3:1の範囲にある請求項12に記載の医薬製剤。
[請求項14]前記中間コーティングが、少なくとも1種の添加剤をさらに含む請求項9に記載の医薬製剤。
[請求項15]前記少なくとも1種の添加剤が、結合剤、充填剤、浸透圧剤、希釈剤、吸収剤、着色剤、染料、顔料、崩壊剤、分散剤、封入剤、流動助剤、硬化剤、浸透促進剤、粘滑薬、安定剤、崩壊剤、タブレット化助剤、流動促進剤、潤滑剤、可塑剤および湿潤剤からなる群から選択される請求項14に記載の医薬製剤。
[請求項16]前記内側コアビーズに塗布される前記中間コーティングの量が、前記徐放性粒子の約0.5重量%〜約25重量%の範囲にある請求項1に記載の医薬製剤。
[請求項17]前記内側コアビーズに塗布される前記中間コーティングの量が、前記徐放性粒子の約0.6重量%〜約、15重量%の範囲にある請求項16に記載の医薬製剤。
[請求項18]前記pH非依存性ポリマーが、メタクリレート系ポリマー、アクリレート系ポリマー、アクリレートとメタクリレートとの共重合体、第四アンモニウム基を有するアクリレート/メタクリレート共重合体、アンモニウムアクリレート/メタクリレート共重合体からなる群から選択される請求項1に記載の医薬製剤。
[請求項19]前記pH非依存性ポリマーの量が、前記外側コーティングの約40重量%〜約80重量%の範囲にある請求項18に記載の医薬製剤。
[請求項20]前記pH非依存性ポリマーの量が、前記外側コーティングの約50重量%〜約70重量%の範囲にある請求項19に記載の医薬製剤。
[請求項21]前記外側コーティングが、少なくとも1種の添加剤をさらに含む請求項1に記載の医薬製剤。
[請求項22]前記少なくとも1種の添加剤が、結合剤、充填剤、希釈剤、吸収剤、着色剤、染料、顔料、崩壊剤、分散剤、封入剤、流動助剤、硬化剤、浸透促進剤、粘滑薬、安定剤、崩壊剤、タブレット化助剤、流動促進剤、潤滑剤、可塑剤および湿潤剤からなる群から選択される請求項21に記載の医薬製剤。
[請求項23]前記中間コーティングを施したビーズに塗布される前記外側コーティングの量が、前記徐放性粒子の約2重量%〜約35重量%の範囲にある請求項1に記載の医薬製剤。
[請求項24]前記中間コーティングを施したビーズに塗布される前記外側コーティングの量が、前記徐放性粒子の約4重量%〜約25重量%の範囲にある請求項23に記載の医薬製剤。
[請求項25]前記外側コーティングが、可塑剤をさらに含む請求項1に記載の医薬製剤。
[請求項26]前記可塑剤が、セバシン酸ジブチル、フタル酸ジブチル、フタル酸ジエチル、クエン酸トリエチル、クエン酸トリブチル、安息香酸ベンジル、グリセリン、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、トリアセチン、アセチル化モノグリセリド、クエン酸エステル、フタル酸エステルおよびこれらの混合物からなる群から選択される請求項25に記載の医薬製剤。
[請求項27]追加のコーティングをさらに含む請求項1に記載の医薬製剤。
[請求項28]前記追加のコーティングが、前記内側コアビーズと前記中間コーティングとの間のサブコーティングである請求項27に記載の医薬製剤。
[請求項29]前記サブコーティングが、ヒドロキシプロピルメチルセルロースおよびヒドロキシプロピルセルロースからなる群から選択される請求項27に記載の医薬製剤。
[請求項30]1種以上の添加剤をさらに含む請求項1に記載の医薬製剤。
[請求項31]前記1種以上の添加剤が、結合剤、充填剤、希釈剤、粘着防止剤、吸収剤、着色剤、染料、人工甘味料、顔料、分散剤、封入剤、化学調味料、流動助剤、酸化防止剤、硬化剤、浸透促進剤、粘滑薬、安定剤、崩壊剤、タブレット化助剤、保存料、流動促進剤、潤滑剤、可塑剤および湿潤剤からなる群から選択される請求項30に記載の医薬製剤。
[請求項32]絶食条件についての曲線下面積に対する給食条件についての曲線下面積の比が、約0.8〜約1.25の範囲にある請求項1に記載の医薬製剤。
[請求項33]絶食条件についてのピーク濃度に対する給食条件についてのピーク濃度の比が、約0.8〜約1.25の範囲にある請求項1に記載の医薬製剤。
[請求項34]前記徐放性粒子が、カプセル内に含まれる請求項1に記載の医薬製剤。
[請求項35]前記徐放性粒子が、タブレットに圧縮されている請求項1に記載の医薬製剤。
[請求項36]第1のビーズ母集団と、
第2のビーズ母集団とを備える医薬製剤であって、
前記第1および第2のビーズ母集団のそれぞれが、
有効医薬成分を含む内側コアビーズと、
前記内側コアビーズを実質的に取り囲む中間コーティングと、
前記中間コーティングを実質的に取り囲みpH非依存性ポリマーを含む外側コーティングとを備え、
前記第1および第2のビーズ母集団のそれぞれが、異なる薬物放出プロファイルを有する医薬製剤。
[請求項37]前記第1および第2のビーズ母集団が、前記中間コーティングを異なる量含有する請求項36に記載の医薬製剤。
[請求項38]前記第1および第2のビーズ母集団が、前記外側コーティングを異なる量含有する請求項36に記載の医薬製剤。
[請求項39]前記第1および第2のビーズ母集団が、異なる中間コーティングを含有する請求項36に記載の医薬製剤。
[請求項40]前記第1および第2のビーズ母集団が、異なる外側コーティングを含有する請求項36に記載の医薬製剤。
[請求項41]前記第1および第2のビーズ母集団が、前記内側コア中に前記有効医薬成分を異なる量含有する請求項36に記載の医薬製剤。
[請求項42]前記第1のビーズ母集団対前記第2のビーズ母集団の比が、約100:1から約1:100の範囲にある請求項36に記載の医薬製剤。
[請求項43]前記有効医薬成分が、プロプラノロールである請求項36に記載の医薬製剤。
[請求項44]前記中間コーティングが、水溶性成分と、水不溶性成分と、水溶性成分および水不溶性成分の混合物とからなる群から選択される成分を含む請求項36に記載の医薬製剤。
[請求項45]前記水溶性成分が、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ラクトース、ヒドロキシプロピルセルロース、メチルセルロース、ポリエチレングリコール、ポリビニルピロリドン、グリセリン、塩、プロピレングリコール、糖、糖アルコール、ポリビニルアルコールおよびこれらの混合物からなる群から選択される請求項44に記載の医薬製剤。
[請求項46]前記水不溶性成分が、エチルセルロース、酢酸酪酸セルロース、酢酸セルロース、硝酸セルロース、ポリ酢酸ビニルおよびこれらの混合物からなる群から選択される請求項44に記載の医薬製剤。
[請求項47]前記水不溶性成分対前記水溶性成分の比が、約1:6から約9:1の範囲にある請求項45に記載の医薬製剤。
[請求項48]前記水不溶性成分対前記水溶性成分の比が、約1:3から約3:1の範囲にある請求項47に記載の医薬製剤。
[請求項49]前記pH非依存性ポリマーが、メタクリレート系ポリマー、アクリレート系ポリマー、アクリレート/メタクリレート共重合体、アクリレートとメタクリレートとの共重合体、第四アンモニウム基を有するアクリレート/メタクリレート共重合体、およびアンモニウムアクリレート/メタクリレート共重合体からなる群から選択される請求項36に記載の医薬製剤。
[請求項50]前記外側コーティングが、可塑剤をさらに含む請求項36に記載の医薬製剤。
[請求項51]前記可塑剤が、セバシン酸ジブチル、フタル酸ジブチル、フタル酸ジエチル、クエン酸トリエチル、クエン酸トリブチル、安息香酸ベンジル、グリセリン、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、トリアセチン、アセチル化モノグリセリド、クエン酸エステル、フタル酸エステルおよびこれらの混合物からなる群から選択される請求項50に記載の医薬製剤。
[請求項52]追加のコーティングをさらに含む請求項36に記載の医薬製剤。
[請求項53]前記追加のコーティングが、前記内側コアビーズと前記中間コーティングとの間のサブコーティングである請求項52に記載の医薬製剤。
[請求項54]前記第1および第2のビーズ母集団が、前記内側コアビーズと前記中間コーティングとの間に前記サブコーティングを異なる量含有する請求項53に記載の医薬製剤。
[請求項55]前記第1および第2のビーズ母集団が、前記内側コアビーズと前記中間コーティングとの間に、異なるサブコーティングを含有する請求項53に記載の医薬製剤。
[請求項56]前記サブコーティングが、ヒドロキシプロピルメチルセルロースおよびヒドロキシプロピルセルロースからなる群から選択される請求項53に記載の医薬製剤。
[請求項57]1種以上の添加剤をさらに含む請求項34に記載の医薬製剤。
[請求項58]前記1種以上の添加剤が、結合剤、充填剤、希釈剤、粘着防止剤、吸収剤、着色剤、染料、人口甘味料、顔料、分散剤、封入剤、化学調味料、流動助剤、酸化防止剤、硬化剤、浸透促進剤、粘滑薬、安定剤、崩壊剤、タブレット化助剤、保存料、流動促進剤、潤滑剤、可塑剤および湿潤剤からなる群から選択される請求項57に記載の医薬製剤。
[請求項59]前記第1のビーズ母集団および前記第2のビーズ母集団が、カプセル内に含有される請求項36に記載の医薬製剤。
[請求項60]前記第1のビーズ母集団および前記第2のビーズ母集団が、タブレットに圧縮されている請求項36に記載の医薬製剤。
[請求項61]前記有効医薬成分が、水溶性薬物である請求項36に記載の医薬製剤。
[請求項62]前記水溶性薬物が、プロプラノロールである請求項63に記載の医薬製剤。
[請求項63]絶食条件についての曲線下面積に対する給食条件についての曲線下面積の比が、約0.8〜約1.25の範囲にある請求項36に記載の医薬製剤。
[請求項64]絶食条件についてのピーク濃度に対する給食条件についてのピーク濃度の比が、約0.8〜約1.25の範囲にある請求項36に記載の医薬製剤。
[請求項65]医薬製剤を調製する方法であって、
a)有効医薬成分を含む内側コアビーズを調製するステップと、
b)i.前記内側コアビーズを実質的に取り囲むように前記内側コアビーズに中間コーティングを、
ii.前記中間コーティングを施した内側コアビーズにpH非依存性ポリマーを含む外側コーティングを、
順次塗布することによって、前記内側コアビーズから徐放性粒子を調製するステップと
を含む方法。
[請求項66]前記有効医薬成分が、水溶性薬物である請求項65に記載の方法。
[請求項67]前記水溶性薬物が、プロプラノロールである請求項66に記載の方法。
[請求項68]前記中間コーティングが、水溶性成分と、水不溶性成分と、水溶性成分および水不溶性成分の混合物とからなる群から選択される成分を含む請求項65に記載の方法。
[請求項69]前記水不溶性成分が、エチルセルロース、酢酸酪酸セルロース、酢酸セルロース、硝酸セルロース、ポリ酢酸ビニルおよびこれらの混合物からなる群から選択される請求項68に記載の方法。
[請求項70]前記水溶性成分が、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ラクトース、ヒドロキシプロピルセルロース、メチルセルロース、ポリエチレングリコール、ポリビニルピロリドン、グリセリン、塩、プロピレングリコール、糖、糖アルコール、ポリビニルアルコールおよびこれらの混合物からなる群から選択される請求項68に記載の方法。
[請求項71]前記水不溶性成分対前記水溶性成分の比が、約1:6から約9:1の範囲にある請求項68に記載の方法。
[請求項72]前記水不溶性成分対前記水溶性成分の比が、約1:3から約3:1の範囲にある請求項71に記載の方法。
[請求項73]前記pH非依存性ポリマーが、メタクリレート系ポリマー、アクリレート系ポリマー、アクリレート/メタクリレート共重合体、アクリレートとメタクリレートとの共重合体、第四アンモニウム基を有するアクリレート/メタクリレート共重合体、アンモニウムアクリレート/メタクリレート共重合体からなる群から選択される請求項72に記載の方法。
[請求項74]前記外側コーティングが、可塑剤をさらに含む請求項65に記載の方法。
[請求項75]前記可塑剤が、セバシン酸ジブチル、フタル酸ジブチル、フタル酸ジエチル、クエン酸トリエチル、クエン酸トリブチル、安息香酸ベンジル、グリセリン、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、トリアセチン、アセチル化モノグリセリド、クエン酸エステル、フタル酸エステルおよびこれらの混合物からなる群から選択される請求項74に記載の方法。
[請求項76]前記内側コアビーズに、追加のコーティングを塗布するステップをさらに含む請求項65に記載の方法。
[請求項77]前記追加のコーティングが、前記中間コアビーズと前記内側コーティングとの間のサブコーティングである請求項76に記載の方法。
[請求項78]前記サブコーティングが、ヒドロキシプロピルメチルセルロースおよびヒドロキシプロピルセルロースからなる群から選択される請求項77に記載の方法。
[請求項79]前記内側コアビーズ中の前記有効医薬成分の量が、前記内側コアビーズの約5重量%〜約80重量%の範囲にある請求項65に記載の方法。
[請求項80]前記内側コアビーズ中の前記有効医薬成分の量が、前記内側コアビーズの約40重量%〜約70重量%の範囲にある請求項79に記載の方法。
[請求項81]第1の徐放性粒子母集団を第2の徐放性粒子母集団と混合するステップをさらに含み、前記第1および第2の徐放性粒子母集団が、異なる薬物放出プロファイルを有する請求項65に記載の方法。
[請求項82]前記第1の徐放性粒子母集団対前記第2の徐放性粒子母集団の比が、約100:1から約1:100の範囲にある請求項81に記載の方法。
[請求項83]前記中間コーティングを調製するために使用される溶媒が、イソプロピルアルコールおよびエチルアルコールからなる群から選択される請求項65に記載の方法。
[請求項84]前記外側コーティングを調製するために使用される溶媒が、エチルアルコールである請求項65に記載の方法。
[請求項85]前記有効医薬成分の約0.25%〜約14%が約1.5時間後に放出され、前記有効医薬成分の約5%〜約35%が約4時間後に放出され、前記有効医薬成分の約20%〜約65%が約8時間後に放出され、前記有効医薬成分の約50%〜約85%が約14時間後に放出され、前記有効医薬成分の約75%〜約100%が約24時間後に放出されるような溶解プロファイルを水性媒体中でもたらす請求項1または請求項36に記載の医薬製剤。

Claims (1)

  1. 薬製剤を調製する方法であって、
    a)効医薬成分の顆粒を含む内側コアビーズを調製するステップと、
    b)i.前記内側コアビーズを実質的に取り囲むように前記内側コアビーズに、水不溶性成分対水溶性成分の比が1:3から3:1の範囲にある該水溶性成分および該水不溶性成分の混合物を含む中間コーティングを、
    ii.前記中間コーティングを施した内側コアビーズにpH非依存性ポリマーを含む外側コーティングを、
    順次塗布することによって、前記内側コアビーズから徐放性粒子を調製するステップと
    を含み、
    前記有効医薬成分の0.25%〜14%が1.5時間以内に放出され、前記有効医薬成分の5%〜35%が4時間以内に放出され、前記有効医薬成分の20%〜65%が8時間以内に放出され、前記有効医薬成分の50%〜85%が14時間以内に放出され、前記有効医薬成分の75%〜100%が24時間以内に放出されるような溶解プロファイルを水性媒体中でもたらす方法。
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