JP2009543220A - 多次元空間の調査を自動的に実行する方法及びシステム - Google Patents
多次元空間の調査を自動的に実行する方法及びシステム Download PDFInfo
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Abstract
マスタステーションと、プロセッサと、1つ又は複数のターゲットとを備える方法及びシステムであって、上記システムのユーザが、建設現場の3次元グラフィカル表現を自動的に生成すると共に、そのグラフィカル表現の上に図面を重ね合わせることができるようにして、ユーザをプロセッサによって表示されている仮想空間内で案内する、方法及びシステム。
【選択図】図1
【選択図】図1
Description
本発明は、多次元空間のグラフィカル表現を自動的に生成するシステム及び方法に関する。
設計を概念から実現に具現化することは、特に建設業界に関する場合には難題である。建設業界では、建築家、計画者、技術者等には、構想を概念化し、この概念を、後に建設業者が現場で実現することができる設計図等の有形な形態に変えるという仕事が課される。実現すなわち建設工程は困難な作業である可能性があり、その成功は、当面の特定の計画に関連する図面又は設計文書に示されている寸法及び空間的関係を正確に再現する、建設業者の能力に大きく依存する。建設業者による、設計文書が指示するものを再現する際の誤りは、建設施工の共通する特徴であり、費用のかかる是正措置をもたらすことが多いものである。場合によっては、誤りは、建設が行われる現場の特徴が現実通りに認識されていないことによる。たとえば、改修すべき空間の設計に、ドアを特定の位置に配置することが必要であり、建設現場におけるその位置に対し、ドアが必要な正確な位置に柱があることが分かった場合、設計図面の費用のかかる再設計が必要となる可能性がある。費用のかかる改善策を行うことになる別の一般的な事件は、建設現場のレイアウトが不正確であることにより、設計の主な要素が間違った場所で建設されることになり、誤りが最終的に発見されたときの改修に費用がかかることになる場合である。
一般に、いかなる建設計画の成功も、設計において企図された空間的関係を現場で正確に再現することができるように、信頼することができる、優れた寸法管理に大きく依存する。寸法管理は、通常、建築家、職人(たとえば電気工、配管工、乾式壁取付業者)又は測量技師の分野である。通常の「現況調査(as built study)」すなわち測量作業は、現場を測定又は測量して、既存の状況、並びにベンチマーク、基準点、及び設計されたものを作り上げる際に設計業者が適当に方向を決めるために使用することができる他のモニュメントのレイアウトを確定することを含む。これらの作業を行う際に誤りが発生すると、上述したタイプの誤りが生じる。誤りは、不正確な測定又は「現況調査」によらず、杭等のモニュメント又はベンチマークが不注意で倒されるか、又は鉛筆で付けたマークが、現場において人又は機器の部品によって不注意で汚される場合等、モニュメントの不十分な管理による場合がある。このような状況において作業員が、鉛筆で付けたマーク又は杭を、その元の位置であったと考えられる位置に単純に再配置することはまったく珍しいことではないが、それは実際には元の位置ではない。こうなると、後にこのベンチマークを参照する場合はいつでも、このときすでに寸法管理が間違った場所で行われているが間違った場所にあることが知られていないという事実から誤りが発生する。さらに、このとき不正確な基準点を使用することから発生する誤りは、誤りがしばらくの間発見されない可能性があるという事実によりさらに悪化する可能性がある。
測定又は測量の誤りは、現場の調査に関するものであっても設計のレイアウトに関するものであっても、ベンチマーク及びモニュメントの正確な「現況検証(as built verification)」及び用心深い保護並びにそれらの頻繁な再検証から始めることによってしか回避することができない。実際には、この作業は極めて時間がかかり、大きな労働力を有し、通常、作業員が現場に頻繁に再訪し既存のベンチマーク及びモニュメントを手作業で検証するか、又は必要に応じて新たなベンチマーク及びモニュメントを手作業で設置することが必要になる可能性がある。
本発明は、多次元空間のN次元(Nは2以上の整数)グラフィカル表現を自動的に生成するシステム及び方法を提供する。
本発明のシステムを使用して多次元空間(たとえば3D空間)の自動調査を実行する方法は、多次元空間内におけるシステム機器から1つ又は複数の選択された基準点までの距離の測定と、多次元空間内におけるシステム機器からさまざまな既存の物体及び構造までの距離の測定とを含む。本発明のシステムは、これらの測定値を使用して、少なくとも一部が多次元空間内に位置するシステム機器によって為される測定に基づいて、多次元空間の図面(デジタルフォーマットであってもよい)又はグラフィカル表現を、リアルタイムで自動的に生成する。
さらに、調査されている多次元空間のグラフィカル表現をリアルタイムで作成することに加えて、本発明のシステムはまた、調査されている多次元空間の測定された位置に対するその構成要素(たとえばターゲット)のうちの1つの位置をリアルタイムに示すことも可能である。したがって、このような構成要素がシステムのユーザに取り付けられるか又はユーザによって所持されると、本方法及びシステムは、調査されている空間内において、又は調査されている空間に重ね合わされる仮想空間内においてユーザの位置を表示することにより、ユーザを空間内で案内することができる。
本発明の方法及びシステムによる多次元空間又は建設現場の自動レイアウトは、ベンチマーク及びターゲット等の基準点を使用して、多次元空間内に配置されるように指定された1つ又は複数の構造及び/又は物体の位置、場所及び方向を確立することを含む。通常、多次元空間の展開のための設計は、建設される多次元空間の物体及び/又は構造の間の空間的関係を正確に示す1つ又は複数の図面(たとえば、CADすなわちコンピュータ支援設計の図面)として記憶される(memorialized)。設計は、グラフィカルに示される場合、特定の物理的特徴を有する仮想空間を表す。本発明のシステムのユーザによる多次元空間の自動レイアウトの実行中、システムは、設計図面を参照して、多次元空間内で自身の位置を確定し、次いで設計図面に含まれる選択された物体及び/又は構造が多次元空間に変換される際に、それらの正確な位置を指し示す。このように、本発明は、多次元空間内でユーザを単一点(又はエリア若しくはボリューム又は他のより高次元の領域)に案内することができ、それによりユーザは、多次元空間の境界において又はその中で建設される物体及び/又は構造の特定の位置決め、方向及び/又は配置を指定して、多次元空間内でマーキングを行うことができる。本発明の一実施形態では、ユーザは、本発明のシステムの機器を制御して、設計で指定されている構造及び/又は物体に対するマーキングを自動的に行うことができる。
本発明のシステムは、少なくとも1つのマスタステーションと、プロセッサと、1つ又は複数のターゲットとを含む構成要素を備える。本発明のシステムの構成要素は、互いに通信することにより、システムが多次元空間の自動調査及びレイアウトを実行することができるようにする。多次元空間の調査及び/又はレイアウト中、システムは、既知の又はすでに調査された物体及び/又は構造とユーザの物理的な現在位置とを含む多次元空間(たとえば3Dグラフィックス表現)を表示すること、同時に多次元空間内でユーザを効率的に案内すること、及びユーザに対し、ユーザが多次元空間のレイアウトを実行しているときにマーキングを行う場所をユーザに効率的に指示することにより、多次元空間内でユーザを案内することができる。さらに、本発明のシステムは、多次元空間描写に対するオーバレイとして仮想空間を表示することができる。このため、ユーザが多次元空間内で物理的に移動する際、本発明のシステムは、ユーザの位置を追跡し、当該位置をリアルタイムで実際の空間及び/又は仮想空間のグラフィカル表現内で表示することができる。ディスプレイは、マスタステーションの一部であってもプロセッサの一部であってもよく、又は両構成要素がディスプレイを有してもよい。
上記は、当業者が以下の本発明の詳細な説明をより理解することができるように、本発明の好ましい特徴をやや広範に概説したものである。本発明の特許請求の範囲の主題を形成する本発明のさらなる特徴を、以下に説明する。当業者は、開示されている概念及び特定の実施形態を、本発明の同じ目的を成し遂げるように他の装置を設計するか又は変更するための基礎として容易に使用することができ、且つ、このような他の装置は最も広い形態での本発明の精神及び範囲から逸脱しない、ということを理解するべきである。
ここで、本発明の好ましい実施形態を詳細に参照する。それらの実施形態の例は、添付図面に示されている。
本発明は、多次元空間のN次元(Nは2以上の整数)グラフィカル表現の自動生成システム及び方法を提供する。説明を容易にし記述を明確にするために、本発明のシステム及び方法を、以下のような建設計画の文脈で説明する。すなわち、構造及び/又は物体が、多次元空間において互いに対して建造され、配置され、位置決めされ且つ方向付けられ、その多次元空間の特定の物理的特徴は、建築家及び/若しくは技術者又は他の建設専門家によって生成されるCAD(コンピュータ支援設計)図面等の図面に表現される。本発明の方法及びシステムは、建設計画の自動調査及び/又はレイアウトに限定されず、空間にすでに存在しているか又は空間に導入される物体及び/又は構造を使用する任意の多次元空間の再配置を包含する。
本発明のシステムを使用して多次元空間(たとえば3D空間)の自動調査を実行する方法は、多次元空間内におけるシステム機器から1つ又は複数の選択された基準点までの距離の測定と、多次元空間内におけるシステム機器からさまざまな既存の物体及び構造までの距離の測定とを含む。本発明のシステムは、これらの測定値を使用して、少なくとも一部が多次元空間内に位置するシステム機器によって為される測定に基づいて、多次元空間の図面(デジタルフォーマットであってもよい)又はグラフィカル表現を、リアルタイムで自動的に生成する。
さらに、調査されている多次元空間のグラフィカル表現をリアルタイムで作成することに加えて、本発明のシステムはまた、調査されている多次元空間の測定された位置に対するその構成要素(たとえばターゲット)のうちの1つの位置をリアルタイムに示すことも可能である。したがって、このような構成要素がシステムのユーザに取り付けられるか又はユーザによって所持されると、本方法及びシステムは、調査されている空間内において、又は調査されている空間に重ね合わされる仮想空間内においてユーザの位置を表示することにより、ユーザを空間内で案内することができる。
本発明の方法及びシステムによる多次元空間又は建設現場の自動レイアウトは、ベンチマーク及びターゲット等の基準点を使用して、多次元空間内に配置されるように指定された1つ又は複数の構造及び/又は物体の位置、場所及び方向を確立することを含む。通常、多次元空間の展開のための設計は、建設される多次元空間の物体及び/又は構造の間の空間的関係を正確に示す1つ又は複数の図面(たとえば、CADすなわちコンピュータ支援設計図面)として記憶される。設計は、グラフィカルに示される場合、特定の物理的特徴を有する仮想空間を表す。本発明のシステムのユーザによる多次元空間の自動レイアウトの実行中、システムは、設計図面を参照して、多次元空間内で自身の位置を確定し、次いで設計図面に含まれる選択された物体及び/又は構造が多次元空間に変換される際に、それらの正確な位置を指し示す。このように、本発明は、多次元空間内でユーザを単一点(又はエリア若しくはボリューム又は他のより高次元の領域)に案内することができ、それによりユーザは、多次元空間の境界において又はその中で建設される物体及び/又は構造の特定の位置決め、方向及び/又は配置を指定して、多次元空間内でマーキングを行うことができる。本発明の一実施形態では、ユーザは、本発明のシステムの機器を制御して、設計で指定されている構造及び/又は物体に対するマーキングを自動的に行うことができる。
本発明のシステムは、少なくとも1つのマスタステーションと、プロセッサと、1つ又は複数のターゲットとを含む構成要素を備える。本発明のシステムの構成要素は、互いに通信することにより、システムが多次元空間の自動調査及びレイアウトを実行することができるようにする。多次元空間の調査及び/又はレイアウト中、システムは、既知の又はすでに調査された物体及び/又は構造とユーザの物理的な現在位置とを含む多次元空間(たとえば3Dグラフィックス表現)を表示すること、同時に多次元空間内でユーザを効率的に案内すること、及びユーザに対し、ユーザが多次元空間のレイアウトを実行しているときにマーキングを行う場所をユーザに効率的に指示することにより、多次元空間内でユーザを案内することができる。さらに、本発明のシステムは、多次元空間描写に対するオーバレイとして仮想空間を表示することができる。このため、ユーザが多次元空間内で物理的に移動する際、本発明のシステムは、ユーザの位置を追跡し、当該位置をリアルタイムで実際の空間及び/又は仮想空間のグラフィカル表現内で表示することができる。
本明細書を通して明確に示すように、タスクは、そのタスクを完了するために必要なステップのいくつか又はすべてが、本発明の方法により本発明のシステム機器によって実行されるときに、「自動的に」行われる。本明細書で説明するさまざまなタスクに対する最終ステップのいくつか又はすべては、内部に組み込まれているファームウェア及び/又はソフトウェアによって指示され得るシステム機器によって実行され、したがって、このようなタスクは自動的に実行される。
仮想空間は、建設現場の設計の境界、特定の物体及び/又は構造、多次元空間における互いに対する、且つ指定された確立されている基準点に対する物体及び/又は構造の位置決め及び方向、並びに定義された物体及び/又は構造の実際の物理的寸法を記述する情報(たとえばグラフィカル及び/又はテキスト)に基づいて示すことができる、多次元空間の視覚表現又は数学的表現である。設計を記憶する情報を、仮想情報と呼ぶ。仮想情報の一例は、建設計画に対し建築家又は技術者によって生成された図面(たとえば、2D又は3DのCAD(コンピュータ支援設計)図面)のセットである。以下、「建設現場」及び「多次元空間」という用語は同義で用いる。
本明細書で使用する場合、「調査」という用語は、ユーザ(好ましくは建築ナビゲータ(Architectural Navigator))が本発明の方法により本発明のシステムを使用して、建設現場において基準点及び他の指定された場所(たとえば、モニュメント、ベンチマーク)の位置を特定し、これらの指定された地点の間の距離を測定し、建設現場内の既存の構造及び/又は物体を識別し、既存の物体及び/又は構造の実際の物理的寸法を測定し、且つ建設現場内に位置する既存の物体及び/又は構造間の距離を測定することにより、建設現場の表現(たとえば、グラフィカル2D又は3DのCAD図面又は他のタイプの表現)をリアルタイムで、すなわち調査が為されている際に自動的に生成するプロセスを指す。基準点は、測定が最初に行われる地点として指定される建設現場内の特別に規定された地点又は位置である。基準点は、通常、設計者(たとえば、建築家、技術者)によって仮想情報において特定され、通常、多次元空間の現場の測量技師によって多次元空間においてマークされる。調査から生成される情報は、仮想情報の一部となり得る。
本明細書で使用する場合、「レイアウト」という用語は、設計及び/又は調査から生成される基準点及び仮想情報に基づいて、建設現場内における、特定の地点の正確な位置及び/又は物体及び構造の位置、方向及び配置をリアルタイムで自動的に識別するプロセスを指す。レイアウトプロセスはまた、正確な位置にレイアウトされている多次元空間内においてシステムのユーザを案内することを含んでもよい。したがって、正確な位置をユーザがマークすることができるか、又は本発明のユーザは、本発明のシステムの一部である機器を使用して、建設現場内の物体及び構造の位置を自動的にマークすることができる。
本発明のシステム及び方法により、ユーザは、建設現場(すなわち多次元空間)と仮想空間との間のマッピングを実行することにより、建設現場の調査及び/又はレイアウトを実行することができる。マッピングは、1つの空間において既知の点を指定し、別の空間において対応する点を計算するか又は確定することを指し、この場合、2つの空間の間に明確に規定された関係(たとえば数学的)がある。たとえば、レイアウト中に行われるように、本発明の方法が設計者の図面内の点に明確に規定された関係を適用することによって、多次元空間内の対応する点の位置を確定するか又は計算する場合、仮想空間から多次元空間へのマッピングが発生する。
本明細書で使用する場合、「建設現場」という用語は、物体及び構造の建造並びにそれらの互いに対する位置決め及び方向づけを行うことができる、画定された境界を有する任意の多次元空間を含むように理解される。すなわち、建設現場はまた、建設の一部又はすべてが行われた任意の多次元空間も含む。このため、「建設現場」及び「多次元空間」という用語を、以下では同義に使用する。
本発明の方法は、ベンチマーク、ターゲット及び/又は提供される基準等の基準点を使用することに関連するプロセスを自動化して、多次元空間の自動調査若しくは自動レイアウト又は両方を実行する。通常、建設現場での建設の開始に先立ち、測量技師により基準線及びベンチマークが提供される。これらの提供される基準は、通常、互いに垂直な2つの線であり、建設現場において職人(たとえば、大工、配管工、電気工)によって物体及び構造を位置決めし且つ/又は方向付けるための測定が開始される線として、測量技師によって確立されるx−y座標系(一方がx軸であり他方がy軸である垂直線)を表す2次元平面を形成する。さらに、測量技師はまた、提供された基準線から測定される建設現場における特定の点である「ベンチマーク」を提供してもよく、それによりさらに職人が建設現場内で物体及び/又は構造を方向付けることができるようにする。ベンチマークは、通常、基準線に沿った任意の場所からずれた、建設現場内の既存の構造(たとえば柱)上に識別される点である。このため、たとえば、2次元空間の基準線が建設現場の床上に引かれる場合、ベンチマークは、2つの基準線のいずれかに沿った任意の場所から測定された点であってもよく、その場合、このような点は、この基準線によって形成されるx−y平面内に存在してもよく、又は、第3の次元の3次元空間におけるx及びy両方に対して垂直なz軸に沿って存在してもよい。このように、ベンチマークは、N次元空間(Nは2以上の整数)内に存在する基準点である。
I.本発明の方法及びシステム
本発明の方法により、ユーザは、多次元空間内に、多次元空間の調査及び/又はレイアウト中に使用される追加の基準点であるターゲットを導入することができる。ターゲットは、追加の基準点を確立するために本発明のシステムに情報を(能動的に又は受動的に)送受信することができる、多次元空間を通して任意に配置された装置であるという点において、ベンチマークとは異なる。たとえば、ターゲットは、赤外線又は他の電磁信号(光、無線信号、レーザビーム)を反射して多次元空間内の基準点が本発明のシステムにより確立され文書化されることを可能にすることができる反射面を有する、比較的小型の正方形状の偏平な材料であってもよい。このようなターゲットを、本発明のシステムのユーザによって多次元空間内のさまざまな表面に取り付けることができ、それにより多次元空間の自動調査及び/又はレイアウトが可能になる。ターゲットの別の一例は建設空間内に配置されるポール上に位置するプリズムである。ターゲットは、固定されていても可動であってもよい。能動的なターゲットは、多次元空間内のその位置を示す信号を生成し本発明のシステムの他の機器に送信してもよい。受動的なターゲットは、本発明のシステムの他の構成要素又は機器から受け取るエネルギーを、多次元空間内の識別されたその位置に反映する。
I.本発明の方法及びシステム
本発明の方法により、ユーザは、多次元空間内に、多次元空間の調査及び/又はレイアウト中に使用される追加の基準点であるターゲットを導入することができる。ターゲットは、追加の基準点を確立するために本発明のシステムに情報を(能動的に又は受動的に)送受信することができる、多次元空間を通して任意に配置された装置であるという点において、ベンチマークとは異なる。たとえば、ターゲットは、赤外線又は他の電磁信号(光、無線信号、レーザビーム)を反射して多次元空間内の基準点が本発明のシステムにより確立され文書化されることを可能にすることができる反射面を有する、比較的小型の正方形状の偏平な材料であってもよい。このようなターゲットを、本発明のシステムのユーザによって多次元空間内のさまざまな表面に取り付けることができ、それにより多次元空間の自動調査及び/又はレイアウトが可能になる。ターゲットの別の一例は建設空間内に配置されるポール上に位置するプリズムである。ターゲットは、固定されていても可動であってもよい。能動的なターゲットは、多次元空間内のその位置を示す信号を生成し本発明のシステムの他の機器に送信してもよい。受動的なターゲットは、本発明のシステムの他の構成要素又は機器から受け取るエネルギーを、多次元空間内の識別されたその位置に反映する。
図1を参照すると、本発明のシステムを使用して具現化される本発明の方法のフローチャートが示されている。本発明のシステムのさまざまな実施形態を、図2〜図15に示す。図示するシステム実施形態では、本発明の方法を、プロセッサデバイス(たとえばラップトップコンピュータ)に存在するソフトウェアプログラムとして実装することができる。プロセッサデバイスは、ソフトウェアがシステムのさまざまな他のコンポーネントへのコマンドとして本発明の方法のステップを実行して、多次元空間の自動調査及び/又はレイアウトを実行する、任意のデバイスである。
以下、Theocad(SM)と呼ぶシステムソフトウェアを、ユーザが多次元空間のグラフィカル表現を生成することを可能にするAutoCAD(登録商標)ソフトウェア等のコンピュータ支援設計(CAD)ソフトウェアの一部として実装することができる。ソフトウェアはまた、建設及び建築の市場内で容易に使用されるように構築されたグラフィカルユーザインタフェース(GUI)も有する。このように、Theocad(SM)は、AutoCAD(登録商標)内にシームレスに統合されることにより、このようなソフトウェアのグラフィック生成機能を利用することができる。Theocad(SM)を、それ自体のグラフィックスを生成することができるスタンドアロンソフトウェアパッケージとして実装することができる、ということが留意されるべきである。Theocad(SM)は、特定の位置特定、ナビゲーション、読取り及び書込みの建設タスクを迅速に実行するように適応されている。
Theocad(SM)を、ハンドヘルドコンピュータ、ラップトップコンピュータ、タブレットコンピュータ又はデスクトップコンピュータ若しくはマスタステーションモジュールと通信する(情報を送信するか又は情報を受信する)能力を有する他のプロセッサ内に配置することができる。情報は、マスタステーションモジュール又はプロセッサによって生成されるコマンド及び/又は応答であり得る。プロセッサは、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、マイクロコンピュータ、メインフレームコンピュータ、デスクトップコンピュータ、又はソフトウェアプログラムの形式の命令を実行することができ且つグラフィックスを表示するディスプレイを有する他の処理デバイスであってもよい。マスタステーションモジュールは、多次元空間内に配置される基準線、ベンチマーク及びターゲットの距離、角度及び他の位置を測定することができる、任意の既知のデバイスであってもよい。たとえば、図2に示すマスタステーションモジュールは、一般にトータルステーションとも呼ばれるデバイスであってもよく、1つの特定の適用可能なトータルステーションは、Leica Geosystems Series 1200 Model 3であり得る。Leica 1200トータルステーションは、3秒間内に±3/16インチの精度で1000フィート距離で位置特定を行うことができる。Leica 1200 Series Model 3トータルステーションは、移動するプリズムを追跡することができ、そのため、プリズム及び他の反射性ターゲット等のターゲットまでの距離を測定するために任意の移動デバイスを追跡することができる。このため、システムソフトウェアは、距離測定、ナビゲーション及び文書化制御ソフトウェアとして機能することができる。システムソフトウェアは、マスタステーションにコマンドを送出し、且つマスタステーションから遠隔測定データを受け取る。システムソフトウェアは、マスタステーションファームウェアにコマンドを送出して、要求に応じて指定されたタスクを実行する(たとえば、指定された方向に曲がるか又は特定の角度位置まで下降若しくは上昇する、可視レーザポインタをオン又はオフにする、距離又は角度を測定する等)ように命令する。マスタステーションは、要求された機能を実行し、その後実行又は測定遠隔測定データをシステムソフトウェアに返送することによって応答する。ソフトウェア(たとえばTheoCAD及びAutoCAD)のすべてをプロセッサ若しくはマスタステーションに配置してもよく、又はソフトウェアの一部がプロセッサ及びマスタステーションの両方に存在してもよい、ということが留意されるべきである。
ここで図2を参照すると、三脚(107)、レーザ測距器104、最上部に位置する無線通信デバイス102(アンテナを含む)並びにコンピュータ及びユーザインタフェース106を有するマスタステーションモジュール100(固定ロボット装置として示す)を備える本発明のシステムの第1実施形態が示されている。本システムは、プロセッサ114とプリズム108等の少なくとも1つのターゲットとをさらに備える。トータルステーションとして実装されるマスタステーションモジュールは、レーザ104を移動させてポール112上に位置するプリズム108を常に追跡するロボット装置である。ポール112は、図示するようにそれもまた端部の一方に無線通信デバイス110が配置されている以外は、測量技師のポールと同様である。トータルステーションはプリズムの位置を知っており、その位置は、マスタステーションモジュール100によって通信デバイス110を介してプロセッサ114に通信される。通信デバイス110はプロセッサ114に結合されており、プロセッサ114により、マスタステーションモジュール100(それ自体の通信デバイス102を有する)に情報を受信し且つ/又は送信するために使用される。通信デバイス110及び102は、プロトコルに従って互いと情報を交換することができる、いかなるタイプの無線通信デバイスであってもよい。プロトコルは、情報を送信し且つ/又は受信するデバイスにより情報がいかにフォーマットされ送信され、受信され、且つ解釈されるかを指示する規則のセットである。プロトコルは、既知のプロトコルであってもよく、又は本発明のシステムの製造業者によって設計されるプロトコルであってもよい。プリズムの位置の通信が中断されると、マスタステーションモジュール100は、プリズムを見つけるためにパターン検索プログラムを設定する。プロセッサ114がポール112に取り付けられているため、建設現場内のプロセッサ114の位置を、マスタステーションモジュール100が確定することができる。より詳細には、マスタステーションモジュール100は、既知の三角測量の手続きを使用して建設現場内のその位置を確定することができる。したがって、マスタステーションモジュール100はその位置及びプロセッサ114の相対位置を知っているため、建設現場内のプロセッサの位置を、マスタステーションモジュール100によって確定することも可能である。このため、プロセッサ114は、AutoCAD(登録商標)及びTheoCAD(SM)ソフトウェアを実行するポータブル処理デバイスとして示されており、デバイスは、現場の修正されたCAD図面(平面図及び立面図の両方)を表示する特別なソフトウェアがロードされており、建設現場の仮想マップを形成する。そのため、ここで、ハンドヘルドデバイスを、仮想マップの上のその位置に重ね合わせることができる。
再び図1を参照すると、本発明の方法は、通信デバイスが互いとの通信を確立するステップ10を示す。図2のマスタステーションモジュール100、ターゲット及びプロセッサ114に、通信デバイスが関連していてもよい。本発明のシステムの初期起動の(すなわち、システムが最初にONされる)とき、種々の通信デバイス間のさまざまな通信リンクが確立される。任意の2つのデバイス間の通信リンクの確立には、デバイスがONであること、及びデバイスが互いに通信することができることを確認することが必要である。さらに、デバイス間の通信は、互いの情報を正しく解釈することができるようなものである。通常、2つのデバイス間のハンドシェーキング手続きを使用して、2つのデバイス間のリンクが確立される。このように、リンクは、システムが採用しているプロトコルに従って効率的に通信する能力である。
本発明の方法のステップ12において、さまざまな基準点が識別され位置が特定される。測量技師は通常、基準線及びベンチマークを提供する。さらに、建設現場に戦略的に配置されるターゲットもまた位置が特定され識別される。さらに、マスタステーションは、建設現場内で基準線又はベンチマーク又はターゲットに対して配置される。建設現場に利用可能な基準線がない場合もあり得る。そのような場合、ターゲットが基準点として使用され、それに対してマスタステーションが位置決めされる。ベンチマーク及び基準線を、多次元空間のCAD図面において識別してもよく、多次元空間では、上記図面はシステムのプロセッサ(たとえば図2のプロセッサ114)に格納されるか、又はシステムプロセッサにダウンロードされることが可能である。ターゲットは、ユーザにより建設現場内のさまざまな点に取り付けられるか又は付着され、そのため、それらの位置はユーザに既知であることは十分に推定される。マスタステーションとしてLeicaモデル1200トータルステーションが使用される場合、それは、プリズム等の特定のタイプのターゲットの位置を自動的に特定することができる。
本発明の方法のステップ14において、Leica Model 1200トータルステーション(たとえば図2のマスタステーション100)を使用してさまざまな基準点が測定される。特に、基準点からマスタステーションへの距離及び基準点のマスタステーションに対する角度(垂直及び水平)が、トータルステーションにおいて測定され格納される。トータルステーションは、この情報をプロセッサ(たとえば図2のプロセッサ114)に送信する。プラットフォームとしてAutoCAD(登録商標)を使用するTheoCAD(SM)の制御下にあるプロセッサ(図2のプロセッサ114等)は、上記情報を処理して、本発明の方法のステップ16及びステップ18につながる少なくとも2つの特定のタイプの情報を生成することができる。TheoCAD(SM)は、スタンドアロンソフトウェアとして使用されてもよく、それ自体の命令のセットを使用して、本発明の方法のステップ16及びステップ18において説明される情報を生成してもよい、ということが留意されるべきである。
本発明の方法のステップ16において、TheoCAD(SM)ソフトウェアは、既知の三角測量のプロセスを通して、調査されている多次元空間内のマスタステーションの位置を計算する。少なくとも2つの基準点を使用して、マスタステーションの位置が確定される。プロセッサに存在するTheoCAD及びAutoCADソフトウェアは、少なくとも2つの基準点位置を使用してマスタステーションの実際の位置を確定し、上記位置をプロセッサのディスプレイに表示する。衛星信号がアクセス可能な建設現場では、本発明の方法は既知のGPS(全地球測位システム)を使用してマスタステーションの位置、したがってプロセッサの位置を確定することができる。
ステップ18において、TheoCAD及びAutoCADソフトウェアは、上述したように基準点が、位置が特定され、識別され、測定され、格納され、処理される際に、建設現場の3次元グラフィカル表現を生成することができる。さらに、ターゲットではないが非反射面である空間の他の基準点を使用して、3次元グラフィックスの生成に役立てることができる。(本発明のシステムを使用せずに)技術者又は建築家によって別個に生成される建設現場の格納されたCAD図面をプロセッサにダウンロードした後、マッピング操作を通して、本発明のシステムによって生成された建設現場の3次元グラフィカル表現と位置合せすることができる。マッピング操作は、1つの空間において既知の点を指定し、別の空間において対応する点を計算するか又は確定することであり、それらの2つの空間の間には明確に規定された関係(たとえば数学的)がある。2つの空間が位置合せされると、ユーザは、調査された空間と、建設現場の建築家によって別個に生成された空間との不一致を容易に見ることができる。各点が生成される際、点の間の接続もまた生成され、それにより、本発明のシステムは建設現場の3次元グラフィカル表現をリアルタイムに生成することができる。さらに、ユーザが保持しマスタステーションが追跡することができるプロセッサの位置もまた、生成されている空間と、たとえば建築家がAutoCADを用いて別個に生成した重ね合わされた空間とを同時に表示することが可能である。このように、本発明のシステムのユーザは、本発明の方法を使用して上記システムを操作して、仮想空間をナビゲートし、且つ仮想空間の物体及び/又は構造の位置を表す実際の空間におけるマーキングを作成することができる。すなわち、本システムのユーザを、上記システムによってリアルタイムに案内して建設現場のレイアウトを実行することができる。
II.本発明のシステムの他の実施形態
図3は、本発明のシステムの第2の実施形態を示し、そこでは、マスタステーションモジュール100(たとえばLeicaトータルステーション1200シリーズモデル3)は、ターゲット118にそのレーザビーム109を向け、ターゲット118の位置は、ユーザ116がプロセッサ114に座標を入力することによって確定され、それらの座標がトータルステーションに無線で通信される。ユーザはプロセッサ114に対し、レーザに照明させたい位置を指示し、マスタステーションモジュールのレーザビームはその位置に向けられる。
II.本発明のシステムの他の実施形態
図3は、本発明のシステムの第2の実施形態を示し、そこでは、マスタステーションモジュール100(たとえばLeicaトータルステーション1200シリーズモデル3)は、ターゲット118にそのレーザビーム109を向け、ターゲット118の位置は、ユーザ116がプロセッサ114に座標を入力することによって確定され、それらの座標がトータルステーションに無線で通信される。ユーザはプロセッサ114に対し、レーザに照明させたい位置を指示し、マスタステーションモジュールのレーザビームはその位置に向けられる。
図4は、第3の実施形態を示し、そこでは、マスタステーションモジュール100が、サブステーション120が取り付けられている移動ロボット122に物理的に位置するプリズム108の位置を特定する。マスタステーションモジュール100ステーションは、移動ロボットを、無線通信を介して特定の位置に誘導することができるソフトウェアを含む。移動体は「視覚がない(blind)」が、マスタステーションモジュール100回路により、マスタステーションモジュール100のコンピュータ106に存在するソフトウェアの制御下でナビゲートされる。移動ユニット122に取り付けられているサブステーション120は、マスタステーションモジュール100と同様の動作を実行することができるが、モジュール100の制御に基づく。移動ロボットはまた、無線通信デバイス110及びレーザ118も備える。そして、移動ロボットのレーザは、マスタステーションモジュール100によって要求される任意の点位置に照明することができる。これは、マスタステーションモジュール100が固定されており、位置によっては、マスタステーションモジュールが視線によって得ることができないため、有用である。
図5は、図4の第3の実施形態に類似する第4の実施形態を示すが、そこでは、移動ロボット122は、所望のパターン124に従ってそのレーザビーム111を迅速に移動させることにより表面上にグラフィックオーバレイを投影する。これは、構造材を配置する場所を建設作業員に指示することが望まれる場合に有用である。たとえば、12インチパイプを垂直に置くことが望まれる場合、移動ロボットレーザは床又は水平面に12インチ径円を投影する。
図6もまた、上述した第4の実施形態を示し、そこでは、表示されるパターンが3次元オーバレイ126の2次元投影である。
図7は、第5の実施形態を示し、そこでは、移動ロボット122が特定の位置座標に誘導され、塗料噴霧器機構128を使用して塗料又は染料により床にマークするように指示される。たとえば、CAD図面の平面図全体をこのように床にペイントすることができる。
図8は、第6の実施形態を示し、移動ロボット122が特定の位置座標に誘導され、ドリルヘッド又はマーキングツール130を使用して床に穴を空ける等、いくつかのツーリング操作を実行するように指示される。
図9は、第7の実施形態を示し、移動ロボット122が計測測定を実行するように特定の位置座標に誘導される。移動ロボットは機械的アーム132を有し、それにはコンピュータ化測定、ポインティング又はマーキングデバイス133が取り付けられている。図は、このような計測が行われていることを示す。
図10は、上述した第7の実施形態を示すが、計測が壁に行われている。
図11は、第8の実施形態を示し、そこでは、マスタステーションモジュール100ステーションが複数のポール(各々、図2の第1の実施形態に示すようなもの)と通信する。ユーザ116A、116B及び116Cによって操作されるプロセッサ(114A、114B及び114C)は、それぞれローカルエリアネットワーク(LAN)において互いに通信する。ユーザ116Bはポールを有していないが、プロセッサ(114A及び114C)と通信してプリズム108C及び108Aの位置を特定することができる。LANは、クライアント/サーバプロトコルか又はピア・ツー・ピアプロトコルのいずれかを有することができる。いずれの場合も、任意のハンドヘルドユニットの位置座標がすべての他のハンドヘルドユニットに対して既知である。
図12〜図14は、第9の実施形態を示す。この実施形態では、トータルステーションが採用されていない。代りに、ユーザ216が操作するプロセッサ214と通信することができる2つの固定レーザ測距器ユニット221A及び221B(図12、図13及び図14参照)が、レーザビーム223A及び223Bを使用して地面からのそれらの垂直距離とそれらを隔てる距離とを測定する。図12Aに、測距器ユニットの詳細を示す。各測距器は、光センサ21、回転プリズム22、レーザ23及び通信機器(図示せず)を有する。測距器ユニットは、それら自体の位置を符号化し、遠隔測距データをターゲットセンサに送出する。ターゲットセンサは、三角測量のために測距器ユニット(221A及び221B)の各々までの距離とともに、形成された三角形の角度(A及びB)を読み出すことができる。これを図13に示す。図14は、ポール自体を使用して測距器ユニットの高さを正確に測定する代替方法を示し、ポールの可動ユニット230にはレーザ215が取り付けられており、可動ユニット230の高さに沿ってセンサ217が取り付けられ、可動ユニット230の各端部にはミラー211、213が取り付けられている。センサが測距器221Aのレーザビーム219を捕捉すると、基準を超える真の高さを、ポール上のセンサアレイの既知の位置を使用して測定することができる。可動ユニットは、プロセッサ214に情報を送信する通信装置を有してもよい。
図15は、ポータブルプロセッサハンドヘルドユニットであって、3つのジャイロスコープ及び加速器を使用してその位置を測定するユニットを示す。ハンドヘルドユニットの他のデバイスとの通信は、無線周波数信号を使用して行われる。慣性誘導システムは、1つ又は複数のジャイロスコープと、ジャイロドリフトを補償する共振リングと、少なくとも1つの非常に高精度の可変容量加速度計とを備える、慣性測定ハードウェア及び/又は電子機器及び/又はソフトウェアと結合される、マルチプラットフォーム無線ハンドヘルドコンピュータ、PDA、ラップトップ、タブレット等である。ユニットを初期化するために、操作者はまず、空間において制御点を参照しなければならない。
本発明を、詳細に且つその特定の実施形態を参照して説明したが、当業者には、その精神及び範囲から逸脱することなくさまざまな変形及び変更を行うことができる、ということが明らかとなろう。したがって、本発明は、添付の特許請求の範囲及びそれらの均等物の範囲内にある本発明の変更及び変形を包含することが意図されている。
Claims (1)
- 多次元空間のN次元表現を、空間内の基準点に基づいて自動的に生成することであって、ユーザが、少なくとも一部が前記空間内に位置するシステムを使用して前記空間内でナビゲートされることが可能になり、ここで、Nは2以上の整数である、生成することを含む、方法。
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