JP2009543099A5 - - Google Patents

Claims (13)

1. 少なくとも１種の標的分子を親和性捕捉する方法であって、
   前記標的分子を含む試料を得るステップと、
   前記標的分子を含む前記試料と変性剤とを混合するステップと、
   前記標的分子及び前記変性剤を、担体に固定化されたラクダ抗体又はその抗原結合部分と接触させるステップと、
   前記標的分子に特異的に結合する前記ラクダ抗体又はその抗原結合部分で前記標的分子を親和性捕捉するステップと、
   を含む方法。
2. 前記変性剤は、界面活性剤をさらに含む、請求項１に記載の方法。
3. 前記担体は、ビーズ又は膜を含む、請求項１又は２に記載の方法。
4. 前記ビーズは、クロマトグラフィーカラムに配置されている、請求項３に記載の方法。
5. 前記ビーズ又は前記膜は、スピンデバイスに配置されている、請求項３に記載の方法。
6. 前記ビーズ又は前記膜は、マルチプルウェルデバイスに配置されている、請求項３に記載の方法。
7. 前記ラクダ抗体又はその抗原結合部分から前記標的分子を溶出するステップと、
   溶出された前記標的分子を回収するステップと、
   をさらに含む、請求項１〜６のいずれか一項に記載の方法。
8. 前記標的分子は、タンパク質又はペプチドである、請求項１〜７のいずれか一項に記載の方法。
9. 前記標的分子は、アルブミン及び／又はＩｇＧである、請求項１〜８のいずれか一項に記載の方法。
10. 前記試料は２種以上の異なる標的分子を含有し、
    少なくとも２種の異なる標的分子を親和性捕捉する、請求項１〜９のいずれか一項に記載の方法。
11. 前記変性剤は、尿素、ＣＨＡＰＳ、ＣＴＡＢ、グアニジンＨＣＬ、アセトニトリル及び酢酸塩からなる群より選択される、請求項１〜１０のいずれか一項に記載の方法。
12. 少なくとも１つの担体と、
    前記担体に固定化された少なくとも第１のラクダ抗体又はその抗原結合部分と、
    少なくとも１つの緩衝液と、
    前記ラクダ抗体又はその抗原結合部分を含有するのに適切なデバイスと、
    を含むキット。
13. 少なくとも第１及び第２のラクダ抗体又はその抗原結合部分を含み、
    前記第１のラクダ抗体は、前記第２のラクダ抗体と異なる結合特異性を有する、請求項１２に記載のキット。