JP2009538554A - 標準聴力特性を用いたイコライゼーション方法及びそれを用いた音響出力装置 - Google Patents

標準聴力特性を用いたイコライゼーション方法及びそれを用いた音響出力装置 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、標準聴力特性を利用したイコライゼーション方法に関するものであって、本発明によれば、通信装備(例えば、電話端末機、送信機、中継器など)に適用する場合、明瞭度と音質の向上を図ることができる。また、MP3プレーヤーや一般オーディオ、カーオーディオなどの音響機器に適用する場合、明瞭度、音質、聴力保護の効果を期待することができ、補聴器としての役割をも奏しえるという長所がある。
【解決手段】本発明による標準聴力特性を利用したイコライゼーション方法は、 通信中継器、通信装備及び音響機器のオーディオ信号イコライゼーション方法において、オーディオ信号のラウドネスを増加させるためにオーディオ信号を標準聴力図特性曲線を用いてイコライジング(equalizing)することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、人間の標準聴力特性を利用したイコライゼーション方法及びそれを用いた音響出力装置に関するものであって、より詳しくは、通信装備の中継器や端末機又は音響機器に2003年アップグレードされたIS0266標準聴力図や聴力の統計を利用して入力される音響データをイコライジング(equalizing)することによって、音の質を向上する方法及び音響出力装置に係る。
物理的又は電気的に測定される音圧(音の強度)は、人間の聴覚機関を通じて実際に知覚できる音のレベルと一致しない。人間の耳は、可聴周波数の音に対して不規則な応答特性を有しているので、実際、物理的には同じ音圧の音であっても人間が知覚する音のレベルは各周波数の帯域によって異なって認識されるのである。このような人間の聴力特性により、同じ物理的音圧で出力される音を聞くようになっても、使用者は、音の周波数帯域によってそれぞれ違うレベルものと認識することになる。
最近、市販されている通信端末機、音響機器などの個人用情報通信機器(音響又は再生可能な個人用情報通信機器)は、使用者の聴力を損傷するに充分な音量増幅機能を持っていて、多くの使用者はボリュームを高く上げて音響又は音声を再生するので、使用者らの聴力損傷がますます深刻となり、軽度難聴が生じてしまう場合が多くなっている実情である。しかも、音楽をよく楽しむ人であるほど、音量を最大にしたうえで音楽を再生する傾向があり、こうした使用者の場合には聴力損失がさらに深刻になるので、重度難聴ないし深度難聴が発生する場合が多くなっている。
従来、個人用情報通信機器を通じて音響、音声を再生する場合、聴力損失がさらに深刻な状況になった理由は、従来の個人用情報通信機器が人間の聴力図特性を無視したまま、音響、音声などのオーディオ信号を再生していたからである。
従来、個人用情報通信機器の多くは、ボリュームの線形的制御のみが行われていたので、例えば、ボリュームを90dBHLに調整した場合、特定部分は60dBHLだけが露出されて疲労感を少なく与えるが、他の部分は90dBHLだけオーバー露出されるので、音響歪曲及び疲労感を感じるようになり、90dBHLだけオーバー露出される他の部分が容易に損傷してしまう問題点があった。即ち、自分によく聞こえない特定周波数帯域の音を大きくして聞くためにボリュームを調整した場合、ボリュームが線形的に制御されるので、全ての周波数帯域の音の音圧が増加することになり、特定周波数帯域の音を感知する聴覚細胞が損傷を受けることになる。
このように個人用情報通信機器の線形的な制御に起因して生じる聴覚細胞の損失を防止すべく、周波数帯域別に独立的な音響調節が可能となるようにするイコライゼーションを行うことができる。
一般に、イコライザー(equalizer:等化器)は、使用者自身が所望する音色で音楽を楽しむことができるようにするものであって、例えば、透明で清らかな高周波数帯域を好む人の場合は、イコライザーの高い周波数帯域を増大することによって、本人が所望するサウンドをつくることができ、且つ、勇壮で力のあるサウンドを好む人の場合は、低い周波数帯域を増大するようになっている。
しかしながら、このようなイコライザーを利用するというのは、使用者にイコライザーをセッティングしなければならない不便さを感じさせるという問題があった。しかも、使用者のイコライザーのセッティングが必ずしも聴力保護、音質向上、音感向上などのような肯定的効果を奏しえるとは言えなかった。
本発明は、前述したような問題点を解決するために、通信装備の中継器や端末器又は音響機器に2003年アップグレードされたISO266標準聴力図(standard audiogram)や聴力の統計(statistics of hearing)を利用して入力される音響データをイコライジングする方法を提供することをその目的としている。
また、本発明は、人間の標準聴力図特性曲線を利用してイコライゼーションを行える音響出力装置を提供することをその目的としている。
前述した目的を達成するために、本発明の望ましい一実施例によれば、 通信中継器、通信装備及び音響機器のオーディオ信号イコライゼーション方法において、オーディオ信号のラウドネスを増加するためにオーディオ信号を標準聴力図特性曲線を利用してイコライジングすることを特徴とする標準聴力特性を用いたイコライゼーション方法が提供される。
また、前述した目的を達成するために、本発明の他の望ましい一実施例によれば、電気的オーディオ信号を人が聞けるような音に変換してくれる音響出力装置において、音響機器に連結され、前記音響機器から出力されるオーディオ信号を入力されるインターフェースと、標準聴力図特性曲線が保存されるメモリと、前記メモリに保存してある標準聴力図特性曲線に従って前記インターフェースを介して入力されるオーディオ信号をイコライゼーションし、アナログ信号に変えた後、増幅して出力するオーディオ信号処理部と、前記オーディオ信号処理部から出力されるアナログオーディオ信号を音に変換して出力する出力部と、前記メモリ及びオーディオ信号処理部の動作を制御する制御部とを包含して構成することを特徴とする標準聴力特性を用いた音質補正音響出力装置が提供される。
以上で述べたように、本発明を通信装備(例えば、電話端末機、送信機、中継器など)に適用する場合、明瞭度と音質の向上を図ることができ、通話品質を向上することができる。
また、本発明を、MP3プレーヤーや一般オーディオ、カーオーディオなどの音響機器に適用する場合、明瞭度、音質、聴力保護の効果を併せて期待することができ、補聴器としての役割をも奏しえるという長所がある。
以下では、添付図面を参照として本発明による標準聴力特性を用いたイコライゼーション方法に対する望ましい実施例について詳述する。
図1は、本発明の望ましい一実施例による標準聴力特性を用いたイコライゼーションの過程を示したフローチャートである。
本発明による標準聴力特性を用いたイコライゼーション方法は、モジュール形態で具現され、通信端末機、音楽再生可能な個人用情報通信機器又は通信中継器などに搭載されて駆動されることができ、且つ、ハードウェア的に具現されることもできる。
以下では、モジュール形態で具現し、MP3プレーヤーなどのような音楽再生可能な個人用情報機器(以下、情報通信機器という)に搭載した場合を仮定して説明するが、これに限定されるものではない。
先ず、情報通信機器の使用者が標準聴力特性を用いたイコライゼーション過程を施すために情報通信機器の特定キーを操作し、イコライゼーション機能を奏する制御信号を出力すると、本発明による標準聴力特性を用いたイコライゼーション過程がスタートすることになる(S100)。もちろん、使用者がオプションを設定することによっては、別のキー入力がなくても基本的にイコライゼーションがセットされるように構成することも可能である。
続いて、使用者がイコライゼーションに使用される聴力図統計を選択すると、使用者の選択した聴力図統計を用いたイコライゼーションが始まることになる(S102)。こうした聴力図特性曲線としては、韓国人の標準聴力図統計、年齢別聴力図統計、人間標準聴力図統計など、様々な標準聴力図統計が用いられると共に、使用者自身がイコライゼーションに使用しようとする聴力図統計を選択することができる。そこで、聴力図統計(audiogram statistic)とは、各周波数帯域に応じる人間の聴覚特性を表した標準統計をいう。
図2は、ISO226:2003標準による等感曲線図として、国際標準化機構(ISO)で勧告している国際的な聴感曲線である。
より望ましくは、本発明で利用している標準聴力図統計は、図2に示した ISO226:2003標準による等感曲線(以下、Equal Loudness Contour、以下‘ELC’と称する)を利用することができる。図2に示したように、人間の聴覚特性は、低周波帯域では極めて鈍感であるが、高周波帯域では極めて敏感であることを確認できる。
2003年アップグレードされたISO226によれば、ダイナミックな変化にも250Hzから8KHzまでの周波数カーブ(ELCカーブ)には変化がないが、これは既存のELC(ISO226)に比して顕著な差を有している。
これにより、既存のELCをオーディオ機器に使用し得なかった反面、2003年以降アップグレードされたELCカーブをそのまま音響装備に適用すると、人間の聴力図に最も似た音響装備になる。これは単に音質の向上だけでなく、明瞭度の向上、聴力保護の効果を期待することができる。
したがって、本発明では、図2に示したISO226:2003標準による等感曲線を用いて、使用者が全ての周波数帯域で均一な音量の音を聞くことができるように、オーディオ信号の周波数帯域別信号を補正する過程を行う。
前述したオーディオ信号の補正を行うために先ずdBHLスケールによる ISO226:2003標準に基づいた等感曲線データをSPL(Sound Pressure Level)スケールのデータに変換する(S104)。
次いで、騒音による影響を最小化するために騒音基準曲線(noise criteria curve、Approximate threshold hearing for continues noise)を前記S104でSPL(sound pressure level)スケールに変換された等感曲線に適用する(S106)。
図3は、ISO標準による騒音基準曲線(noise criteria curve)として、NC等級(NC-20、NC-30など)は、各周波数帯域による騒音基準を示している。
本発明では、ISO標準に基づいた騒音基準曲線を利用してイコライゼーションを行った後のオーディオ信号を、NC-20等級からNC-40等級内に維持することができるようにイコライゼーションを行う。
次いで、騒音基準曲線が適用された等感曲線データを用いてオーディオ信号をイコライジング(equalizing)する。この際、より望ましくはオーディオ信号の250Hz、500Hz、1KHz、2KHz、4KHz、8KHz周波数帯域の信号を、騒音基準曲線が適用された等感曲線データを介して調整する(S108)。
最後に、前述したS108段階の周波数帯域による調整が行われた後、調整されたオーディオ信号の250Hzと8KHz帯域に近接した周波数帯域のオーディオ信号を線形化する(S110)。250Hzと8KHzの場合、周波数イコライザー値を基に近接周波数を線形に適用し、音の拒否感を最小化する。即ち、図2に示したように、250Hzと8KHzの周波数帯域で等感曲線の変化が急激に起こるので、250Hzと8KHz帯域の信号のみを補正する場合、音の拒否感が生じることになる。こうした問題点を解決するために、本発明では、250Hzと8KHz帯域をそれぞれ中心として一定範囲の信号を、補正された250Hzと8KHz帯域のオーディオ信号に合わせて線形化する過程を行うようになっている。
図4は、本発明の他の望ましい一実施例による標準聴力特性を用いた音質補正音響出力装置の構成ブロック図である。このような標準聴力特性を利用した音質補正音響出力装置は、移動通信端末機などの通信機器の音響出力部、MP3プレーヤーなどの音響機器につながっている音響出力部(スピーカー、ヘッドホン、イヤホンなど)に適用することができる。図4に示したように、音響出力装置は、前述したような標準聴力特性を用いたイコライゼーション方法を適用した音響出力装置400として、図示のようにインターフェース410、メモリ420、オーディオ信号処理部430、出力部440及び制御部450を含めることができる。
インターフェース410は、有線又は無線で伝送されるオーディオ信号を受信することになる。もし、近距離無線通信方式を介してオーディオ信号を伝送するようになっている場合、インターフェース410は、アンテナ(図示せず)を通じてオーディオ信号を受信し、復調及び増幅をすることになる。この際、インターフェース410は、使用しようとする通信方式によって様々な形態のインターフェース(無線の場合、RFID、Bluetoothなどの近距離無線通信方式を支援することができるインターフェース、有線の場合、USB、シリアルポートなどのインターフェース)が一つ又は二つ以上組み合わせられて構成されることができる。
即ち、前述したインターフェース410は、ブルートゥース(Bluetooth)規格に準拠した通信である場合、ブルートゥースモジュールとなり、また他の無線通信規格であるIrDA(Infrared Data Association)方式やRF(Radio Frequency)方式の場合には、それぞれIrDA受信部やRF受信部から構成される。
メモリ420には人間標準聴力図特性曲線が貯蔵される。また、本発明のメモリ420は、前述したような標準聴力特性を用いたイコライゼーション過程を行って生成された標準イコライゼーション設定データを保存することができる。こうした方式で本発明による音響出力装置400が構成される場合、オーディオ信号処理部430は別途の演算過程を経ず、メモリ420に保存してあるイコライゼーション設定データを利用して入力されたオーディオ信号をイコライゼーションすることになる。
オーディオ信号処理部430は、制御部450の命令にしたがってメモリ420に保存の人間標準聴力図特性曲線又は標準イコライゼーション設定データを基にインターフェース410から出力されるオーディオ信号をイコライゼーションし、アナログ信号に変換した後、増幅して出力する。
オーディオ信号処理部430の出力段に接続する出力部440は、オーディオ信号処理部430から出力されるアナログオーディオ信号を、人が聞けるような音に変えて出力する。
制御部450は、前述したインターフェース410、メモリ420及びオーディオ信号処理部430の各機能を制御することによって、本発明による聴力図基盤の音質補正音響出力装置が適宜に動作を行うようになっている。
以下では、前述したように構成した音響出力装置200の動作過程について詳述する。
先ず、音響装置400の使用者が、標準聴力特性を用いたイコライゼーション機能を行うために音響出力装置400の特定キー(図示せず)を操作し、イコライゼーション機能を行うための制御信号を出力すると、本発明による音響出力装置400は、標準聴力特性を用いたイコライゼーションを実行し始める。もちろん、使用者がオプションを設定することによっては、別のキー入力なしに基本的に標準聴力特性を用いたイコライゼーションを設定し、行えるように構成することもできる。
次いで、使用者がイコライゼーションに使用する聴力図統計を選択することになれば、音響出力装置400は、メモリ420に貯蔵の標準聴力図特性曲線のうち、使用者が選択した聴力図統計を用いてイコライゼーションを行う。こうした聴力図特性曲線としては、韓国人の標準聴力図統計、年齢別聴力図統計、人間標準聴力図統計など、様々な標準聴力図統計を利用することができ、使用者自信はイコライゼーションに使用したい聴力図統計を選択することができる。そこで、聴力図統計(audiogram statistics)とは、各周波数帯域に応じる人間の聴覚特性を示した標準統計をいう。より望ましくは、本発明で用いる標準聴力図統計は、図2に示したISO226:2003標準に基づいた等感曲線(Equal Loudness Contour)を利用することができる。即ち、本発明による音響出力装置400は、図2に示したISO226:2003標準による等感曲線を利用して使用者が全ての周波数帯域で均一な音量の音を聞くことができるようにオーディオ信号の周波数帯域別信号を補正する過程を行う。
前述したオーディオ信号の補正を行うために、先ず、音響出力装置400は、メモリ420に保存のdBHLスケールによるISO226:2003標準に基づいた等感曲線データをSPL(sound pressure level)スケールのデータに変換する。
次いで、音響出力装置400は、騒音による影響を最小化するために騒音基準曲線を、SPLスケールに変換された等感曲線に適用する。この際、図3に示したようなISO標準に基づいた騒音基準曲線(noise criteria curve)を利用することができる。本発明では、ISO標準に基づいた騒音基準曲線を利用してイコライゼーションを行った後のオーディオ信号を、NC-20等級からNC-40等級内に維持するようにイコライゼーションを行う。
続いて、音響出力装置400は、騒音基準曲線が適用された等感曲線データを用いてオーディオ信号をイコライジング(equalizing)する。そこで、より望ましくはオーディオ信号の250Hz、500Hz、1KHz、2KHz、4KHz、8KHz周波数帯域の信号を、騒音基準曲線が適用された等感曲線データを利用して調整するように構成されることができる。
最後に、音響出力装置400は、周波数帯域に応じた調整が行われた後、調整されたオーディオ信号の250Hzと8KHz帯域に近接した周波数帯域のオーディオ信号を線形化する。250Hzと8KHzの場合、周波数イコライザー値を基に近接周波数を線形的(linearly)に適用し、音の拒否感を最小化する。
反面、音響出力装置400のメモリ420に本発明による標準イコライゼーション設定データが保存されている場合、前述した過程を行う必要がなく、音響出力装置400は、メモリ420に保存の標準イコライゼーション設定データによって入力されるオーディオ信号をイコライゼーションして出力する。
前述した本発明の望ましい実施例は、例示の目的のために開示されたものであって、本発明に関して通常の知識を持った当業者であれば、本発明の思想と範囲内にて様々な変形、修正及び付加が可能であり、こうした変形、修正及び付加は、特許請求範囲に属すものとみなすべきである。
本発明の望ましい一実施例による標準聴力特性を用いたイコライゼーション過程を示したフローチャートである。 ISO226:2003標準による等感曲線図である。 ISO標準による騒音基準曲線図である。 本発明の望ましい一実施例による標準聴力特性を用いた音質補正音響出力装置の構成ブロック図である。
符号の説明
400 聴力図基盤の音質補正音響出力装置
410 インターフェース
420 メモリ
430 オーディオ信号処理部
440 出力部
450 制御部

Claims (12)

  1. 通信中継器、通信装備及び音響機器のオーディオ信号イコライゼーション方法において、
    オーディオ信号のラウドネスを増加させるためにオーディオ信号を標準聴力図特性曲線(standard audiogram)を用いてイコライジング(equalizing)することを特徴とする標準聴力特性を用いたイコライゼーション方法。
  2. 前記標準聴力図特性曲線は、ISO266:2003標準に基づいている等感曲線(equal loudness contour)であることを特徴とする請求項1に記載の標準聴力特性を用いたイコライゼーション方法。
  3. 前記標準聴力特性を用いたイコライゼーション方法は、
    (a1)dBHLスケールによる前記ISO266:2003標準に基づいた等感曲線データをSPLスケールのデータに変換する段階と、
    (b)前記(a1)段階で変換されたSPLスケールの等感曲線データを用いてオーディオ信号をイコライジングする段階とを包含することを特徴とする請求項2に記載の標準聴力特性を用いたイコライゼーション方法。
  4. 前記標準聴力特性を用いたイコライゼーション方法は、
    (a2)前記(a1)段階で変換されたSPLスケールの等感曲線データに騒音基準曲線(Noise Criteria Curve)のデータを適用する段階をさらに包含し、
    前記(b)段階は、前記(a2)段階で算出するデータを用いてオーディオ信号をイコライジングすることを特徴とする請求項3に記載の標準聴力特性を用いたイコライゼーション方法。
  5. 前記(b)段階は、オーディオ信号の250Hz、500Hz、1KHz、2KHz、4KHz、8KHz周波数帯域のオーディオ信号を、前記(a2)段階で算出されるデータを用いてイコライジングすることを特徴とする請求項4に記載の標準聴力特性を用いたイコライゼーション方法。
  6. 前記標準聴力特性を用いたイコライゼーション方法は、
    (c)前記(b)段階でイコライジングされたオーディオ信号の250Hz及び8KHz帯域に近接した周波数帯域の信号を線形化する段階をさらに包含することを特徴とする請求項5に記載の標準聴力特性を用いたイコライゼーション方法。
  7. 電気的オーディオ信号を人が聞けるような音に変換してくれる音響出力装置において、
    音響機器に連結され、前記音響機器から出力されるオーディオ信号を入力されるインターフェースと、
    標準聴力図特性曲線(standard audiogram)が保存されているメモリと、
    前記メモリに保存してある標準聴力図特性曲線に従って前記インターフェースを介して入力されるオーディオ信号をイコライゼーションし、アナログ信号に変えた後、増幅して出力するオーディオ信号処理部と、
    前記オーディオ信号処理部から出力されるアナログオーディオ信号を音に変化して出力する出力部と、
    前記メモリ及びオーディオ信号処理部の動作を制御する制御部とを包含して構成することを特徴とする標準聴力特性を用いた音質補正音響出力装置。
  8. 前記メモリには、標準聴力図特性曲線(ISO266:2003標準に基づいている等感曲線)が保存されており、
    前記オーディオ信号処理部は、標準聴力図特性曲線に従ってイコライゼーションを行う場合、前記メモリに保存してあるdBHLスケールによるISO266:2003標準に基づいた等感曲線データをSPLスケールのデータに変換し、前記SPLスケールの等感曲線データを用いて入力されるオーディオ信号をイコライジングすることを特徴とする請求項7に記載の標準聴力特性を用いた音質補正音響出力装置。
  9. 前記オーディオ信号処理部は、標準聴力図特性曲線に従ってイコライゼーションを行う場合、変換されたSPLスケールの等感曲線データに騒音基準曲線(Noise Criteria Curve)データを適用して入力されるオーディオ信号をイコライジングすることを特徴とする請求項8に記載の標準聴力特性を用いた音質補正音響出力装置。
  10. 前記オーディオ信号処理部は、標準聴力図特性曲線に従ってイコライゼーションを行う場合、入力されるオーディオ信号の250Hz、500Hz、1KHz、2KHz、4KHz、8KHz周波数帯域のオーディオ信号をイコライジングすることを特徴とする請求項9に記載の標準聴力特性を用いた音質補正音響出力装置。
  11. 前記オーディオ信号処理部は、標準聴力図特性曲線に従ってイコライゼーションを行う場合、イコライジングされたオーディオ信号の250Hz及び8KHz帯域に近接した周波数帯域の信号を線形化して出力することを特徴とする請求項10に記載の標準聴力特性を用いた音質補正音響出力装置。
  12. 電気的信号を人が聞けるような音に変えてくれる音響出力装置において、
    音響機器に連結され、前記音響機器から出力されるオーディオ信号を入力されるインターフェースと、
    標準イコライゼーション設定データを保存しているメモリと、
    前記メモリに保存してある標準イコライゼーション設定データによって前記インターフェースを介して入力されるオーディオ信号をイコライゼーションし、アナログ信号に変えた後、増幅して出力するオーディオ信号処理部と、
    前記オーディオ信号処理部から出力されるアナログオーディオ信号を音に変えて出力する出力部と、
    前記メモリ及びオーディオ信号処理部の動作を制御する制御部とを包含するが、
    前記標準イコライゼーション設定データは、請求項1ないし6のうちの何れかの一項による標準聴力特性を用いたイコライゼーション方法により生成されたイコライゼーション設定データであることを特徴とする標準聴力特性を用いた音質補正音響出力装置。
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