JP2009537599A5

JP2009537599A5 -

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Publication number: JP2009537599A5
Application number: JP2009511493A
Authority: JP
Filing date: 2007-05-21
Publication date: 2010-04-15

Claims

式Ｉによって表される８，１０−ジアザ−ビシクロ［４．３．１］デカン誘導体又は医薬として許容可能なその塩

［式中、
Ａは、単環式又は二環式の炭素環式又は複素環式基を表し、
Ｌは、単（共有）結合（即ちＬは存在しない）又は連結基−Ｃ≡Ｃ−を表し、
Ｂは、単環式又は二環式の炭素環式又は複素環式基を表し、該炭素環式又は複素環式基は、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロ、ハロアルキル、ハロアルコキシ、シアノ、ニトロ、アミノ、オキソ、カルボキシ、アルキル−カルボニル、アルコキシ−カルボニル、アルキル−カルボニル−オキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル、フェニル、及び／又はベンジルで１回又は複数回、任意選択で置換されており、
Ｒは、水素又はアルキルを表す］。
Ｌが単（共有）結合（即ちＬは存在しない）又は連結基−Ｃ≡Ｃ−を表す、請求項１に記載の８，１０−ジアザ−ビシクロ［４．３．１］デカン誘導体又は医薬として許容可能なその塩。
Ａが単環式又は二環式の炭素環式又は複素環式基を表す、請求項１又は２に記載の８，１０−ジアザ−ビシクロ［４．３．１］デカン誘導体又は医薬として許容可能なその塩。
Ｂが単環式又は二環式の炭素環式又は複素環式基を表し、該炭素環式又は複素環式基が、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキル−アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロ、ハロアルキル、ハロアルコキシ、シアノ、ニトロ、アミノ、オキソ、カルボキシ、アルキル−カルボニル、アルコキシ−カルボニル、アルキル−カルボニル−オキシ、カルバモイル、アミド、スルファモイル、フェニル、及び／又はベンジルで１回又は複数回、任意選択で置換されている、請求項１から３までのいずれか一項に記載の８，１０−ジアザ−ビシクロ［４．３．１］デカン誘導体又は医薬として許容可能なその塩。
Ｒが水素又はアルキルを表す、請求項１から４までのいずれか一項に記載の８，１０−ジアザ−ビシクロ［４．３．１］デカン誘導体又は医薬として許容可能なその塩。
１０−メチル−８−（６−フェニル−ピリダジン−３−イル）−８，１０−ジアザ−ビシクロ［４．３．１］デカン、
１０−メチル−８−（６−フェニルエチニル−ピリダジン−３−イル）−８，１０−ジアザ−ビシクロ［４．３．１］デカン、
１０−メチル−８−（６−チオフェン−３−イル−ピリダジン−３−イル）−８，１０−ジアザ−ビシクロ［４．３．１］デカン、若しくは
１０−メチル−８−（６−チオフェン−２−イル−ピリダジン−３−イル）−８，１０−ジアザ−ビシクロ［４．３．１］デカン
である、請求項１に記載の８，１０−ジアザ−ビシクロ［４．３．１］デカン誘導体又は医薬として許容可能なその塩。
請求項１から６までのいずれか一項に記載の治療有効量の８，１０−ジアザ−ビシクロ［４．３．１］デカン誘導体、又は医薬として許容可能なその付加塩、又はそのプロドラッグを、少なくとも１つの医薬として許容可能な担体又は希釈剤と一緒に含む医薬組成物。
請求項１から６までのいずれか一項に記載の８，１０−ジアザ−ビシクロ［４．３．１］デカン誘導体又は医薬として許容可能なその付加塩を含む、コリン作動性受容体の変調に応答する、ヒトを含む哺乳動物の疾患又は障害又は状態を治療、防止、又は緩和するための医薬組成物。
前記疾患、障害、又は状態が、認知障害、学習障害、記憶欠損及び記憶障害、ダウン症候群、アルツハイマー病、注意欠陥、注意欠陥多動性障害（ＡＤＨＤ）、トゥーレット症候群、精神病、うつ病、双極性障害、躁病、躁うつ病、統合失調症、統合失調症に関係する認知障害又は注意欠陥、強迫性障害（ＯＣＤ）、パニック障害、神経性食欲不振、過食症、及び肥満などの摂食障害、ナルコレプシー、痛覚、ＡＩＤＳ−認知症、老年性認知症、自閉症、パーキンソン病、ハンチントン病、筋萎縮性側索硬化症、不安症、非ＯＣＤ不安障害、痙攣性疾患、てんかん、神経変性障害、一過性無酸素症、誘発性神経変性、神経障害、糖尿病性神経障害、末梢性失読症、遅発性ジスキネジー、運動過剰症、軽度疼痛、中程度又は重度疼痛、急性、慢性若しくは再発性の疼痛、片頭痛によって生じる疼痛、術後疼痛、幻肢痛、炎症性疼痛、神経障害性疼痛、慢性頭痛、中心性疼痛、糖尿病性神経障害に関係する疼痛、治療後神経痛に関係する疼痛、若しくは末梢神経損傷に関係する疼痛、過食症、外傷後症候群、社会恐怖症、睡眠障害、偽認知症、ガンザー症候群、月経前症候群、後期黄体期症候群、線維筋痛、慢性疲労症候群、無言症、抜毛癖、時差ぼけ、不整脈、平滑筋収縮、狭心症、早産、下痢、喘息、遅発性ジスキネジー、運動過剰症、早漏、勃起困難、高血圧、炎症性疾患、炎症性皮膚疾患、座瘡、酒さ、クローン病、炎症性腸疾患、潰瘍性大腸炎、下痢、又は煙草などのニコチン含有製品、ヘロイン、コカイン、及びモルヒネなどのオピオイド、ベンゾジアゼピン及びベンゾジアゼピン様薬物、並びにアルコールを含む中毒性物質の使用の中止によって生じる禁断症状である、請求項８に記載の医薬組成物。