JP2009537057A - 記録再生装置及びトラッキング制御方法 - Google Patents

記録再生装置及びトラッキング制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2009537057A
JP2009537057A JP2009510877A JP2009510877A JP2009537057A JP 2009537057 A JP2009537057 A JP 2009537057A JP 2009510877 A JP2009510877 A JP 2009510877A JP 2009510877 A JP2009510877 A JP 2009510877A JP 2009537057 A JP2009537057 A JP 2009537057A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
region
gain
light
reflected light
tracking error
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009510877A
Other languages
English (en)
Inventor
ジョン キョ ソ
イン ホ チョイ
Original Assignee
エルジー エレクトロニクス インコーポレーテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from KR1020060042750A external-priority patent/KR20070109586A/ko
Priority claimed from KR1020060052578A external-priority patent/KR20070118435A/ko
Application filed by エルジー エレクトロニクス インコーポレーテッド filed Critical エルジー エレクトロニクス インコーポレーテッド
Publication of JP2009537057A publication Critical patent/JP2009537057A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/08Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
    • G11B7/09Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B7/094Methods and circuits for servo offset compensation
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/08Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
    • G11B7/09Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B7/0941Methods and circuits for servo gain or phase compensation during operation
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/12Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
    • G11B7/135Means for guiding the beam from the source to the record carrier or from the record carrier to the detector
    • G11B7/1356Double or multiple prisms, i.e. having two or more prisms in cooperation
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/12Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
    • G11B7/135Means for guiding the beam from the source to the record carrier or from the record carrier to the detector
    • G11B7/1387Means for guiding the beam from the source to the record carrier or from the record carrier to the detector using the near-field effect
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/08Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
    • G11B7/09Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B7/0901Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following only

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
  • Optical Head (AREA)

Abstract

確実に記録媒体にデータを記録再生するデータ処理を行うことのできる記録再生装置及びトラッキング制御方法を提供する。記録媒体からの反射光から発生した差信号(A−B)を用いてトラッキングエラー信号(TE)を生成し、差信号内に含まれたオフセットが、反射光と別途に受信された他の反射光を用いて補償される。オフセットが補償されたトラッキングエラー信号「(A−B)−k(C−D)」は、差信号(A−B)から、利得(k)による別途に受信された反射光から発生した他の差信号(C−D)を減算することによって得られる。相異なる反射性を持つ記録媒体上の領域に対して相異なる利得が使われることができる。したがって、トラッキングエラー信号に対して相異なる反射性によるオフセット及びレンズ移動による光オフセットを補償でき、記録媒体に放射された光がそのトラックを正確に追従するようにし、確実なデータ処理を行うことができる。

Description

本発明は、記録再生装置及びそのトラッキング制御方法に関する。特に、記録媒体に確実にデータを記録再生するためのデータ処理を行う装置及びそのトラッキング制御方法に関する。
記録再生装置とは、CD(Compact Disc)またはDVD(Digital Versatile Disc)を含む光ディスクなどの記録媒体にデータを記録再生するためのデータ処理を行う装置である。トラックを追従しながら記録媒体にデータを記録再生するデータ処理を行うために再生記録装置がトラッキング制御を行うことが必要である。
このような従来のトラッキング制御は、1−ビームプッシュプル(1-beam push-pull)方法を使用する。この1−ビームプッシュプルトラッキング制御を、図1を参照して詳細に説明すると、次の通りである。記録媒体から反射されたレーザービームは、対物レンズ200を通じて光検出器300に入射する。領域A及びBに分離された光検出器300は、領域A及びBを通じて受信したレーザービームを電気信号に変換し、信号A及びBとして出力する。信号A及びB間の差信号は、トラッキングエラー信号(TE)として用いられる。レーザービームがトラックの中心に位置すると、トラッキングエラー信号の大きさは最小化(すなわち、TE=0)する。したがって、トラッキング制御は、トラッキングエラー信号(TE)の大きさが最小化(すなわち、TE=0)するように、記録媒体に対して対物レンズ200を左右に水平移動することによって行われる。このため、レーザービームがトラックを離脱せずにトラックを追従するように制御することができる。
しかしながら、従来技術は下記のような問題点を有する。
1−ビームプッシュプル方法で、対物レンズが左右に水平移動すると、光検出器に入射したレーザービームもまた左右に水平移動し、領域A及びB間の光オフセットを誘発させる。光オフセットがトラッキングエラーによって発生した信号変化から分離されないので、光オフセットは偏心(eccentric)記録媒体のためのトラッキング制御にエラーを発生させる。
また、光オフセットは、実時間(real-time)トラッキング制御を行う時にトラック離脱によって発生する信号変化と分離されないので、光オフセットは偏心記録媒体のためのトラッキング制御にエラーを発生させる。
また、光オフセットは、記録媒体から反射される光強度によって変わる。したがって、高い反射性を持つ非記録領域と低い反射性を持つ記録領域を含む書き換え可能記録媒体などの記録媒体の光オフセットは除去し難い。
本発明の目的は、記録媒体に放射される光が記録媒体上のトラックを正確に追従するようにすることによって確実なデータ処理を行う方法及び装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、光オフセットが補償されたトラッキングエラー信号(TE)を算出し、放射された光が上記の方式でトラックを正確に追従するようにする方法及び装置を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、相異なる反射性を持つ記録媒体上の領域に対する光オフセットが補償されたトラッキングエラー信号(TE)を算出し、放射された光がトラックを正確に追従するようにする方法及び装置を提供することにある。
本発明の目的は、記録媒体から反射された後に受信した反射光から生成されたトラッキングエラー信号(TE)を用いて光が記録媒体上のトラックを追従するように制御するトラッキング制御方法であって、前記反射された光は第1の反射光及び第2の反射光に分離され、トラッキングエラー信号(TE)は第2の反射光から発生した差信号を用いて生成され、前記差信号に含まれたオフセットは、前記第2の反射光と別途に受信された第1の反射光を用いて補償されるトラッキング制御方法を提供することによって達成される。好ましくは、前記記録媒体に放射された光は、高屈折率レンズを通過して放射された光の一部が歪み、記録媒体から反射された歪光は、前記第1の反射光として別途に受信される。また、好ましくは、前記トラッキングエラー信号(TE)は、前記第2の反射光から発生した差信号から、利得による前記第1の反射光から発生した差信号を減算することによって生成される。
好ましくは、利得(k)は、レンズ移動によって前記第1の反射光から発生した差信号の変化及び前記第2の反射光から発生した差信号の変化の割合から決定される。前記利得(k)は、前記トラッキングエラー信号(TE)にサイン波を適用し、利得値を変化させながらサイン波が適用されるトラッキングエラー信号(TE)の最大値及び最小値間の間隔が最小化される利得値を決定することによって決定されることができる。
本発明の他の形態では、記録媒体から反射された光から生成されたトラッキングエラー信号(TE)を用いて、光が相異なる反射性を持つ領域を含む記録媒体上のトラックを追従するように制御するトラッキング制御方法であって、相異なる反射性を持つ記録媒体上の領域のそれぞれのトラッキングエラー信号は、相異なる利得(k)によって生成されるトラッキング制御方法が提供される。ここで、利得(k)は、相異なる反射性を持つ記録媒体上の第1の領域及び第2の領域のそれぞれに対して個別的に決定されることができる。他の方法として、前記第1の領域及び第2の領域のトラッキングエラー信号の利得(k1及びk2)は、第1の領域のトラッキングエラー信号の利得(k1)をまず決定し、前記第1の領域で検出された光強度と前記第2の領域で検出された光強度との割合によって前記第2の領域のトラッキングエラー信号の利得を決定することによって決定されることができる。
本発明のさらに他の形態で、光が記録媒体上のトラックを追従するように制御するトラッキング制御方法であって、前記記録媒体から反射された光は第1の反射光及び第2の反射光に分離され、第2の反射光から生成されたトラッキングエラー信号(TE)を用いて光が前記記録媒体上のトラックを追従するように制御され、トラッキングエラー信号(TE)に含まれたオフセットは、第2の反射光と別途に受信された第1の反射光を用いて補償され、ギャップエラー信号を生成するトラッキング制御方法が提供される。ここで、好ましくは、前記記録媒体に放射された光は、高屈折率レンズを通過し、高屈折率レンズを通過しながら歪んだ光の一部が前記第2の反射光とは別個に前記第1の反射光として受信される。
本発明のさらに他の形態で、同一方向に位置するレンズを通じて記録媒体に放射された後に前記記録媒体から反射された光を反射光ビームに分離する光分離器と、前記分離された反射光ビームをそれぞれ受信する第1の光検出器及び第2の光検出器と、前記第2の光検出器によって発生した差信号から、利得による前記第1の光検出器によって発生した差信号を減算することによってトラッキングエラー信号を生成する信号発生器と、前記トラッキングエラー信号によって光が前記記録媒体上のトラックを追従するように制御信号を出力する制御器と、を含む記録再生装置が提供される。ここで、好ましくは、第2の光検出器は、前記分離された反射光ビームのうち一つを受信してRF信号を生成し、第1の光検出器は、前記分離された反射光ビームのうち他の一つを受信してギャップエラー信号を生成する。また、第1の光検出器は、前記記録媒体の表面から反射された光を受信し、第2の光検出器は、前記記録媒体の記録層から反射された光を受信することができる。
本発明は、様々な利点を有する記録再生装置及びそのトラッキング制御方法を提供する。例えば、記録媒体に放射された光は、記録媒体上のトラックを正確に追従し、確実なデータ処理を行うことができる。また、トラッキングエラー信号に対して記録媒体上の領域の相異なる反射性によるオフセット及びレンズ移動による光オフセットを補償することができる。
従来のトラッキング制御方法として、1−ビームプッシュプル方法の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る記録再生装置の構成を示す図である。 本発明に係る記録再生装置に含まれた光ピックアップの光学系及び記録媒体を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る光ピックアップのレンズ部を記録媒体と一緒に示す概略断面図である。 本発明の一実施形態に係る記録再生装置でトラッキングエラー信号を生成する方法を示す図である。 検出されたトラッキングエラー信号の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る記録再生装置でトラッキングエラー信号を生成する方法を示す図である。 本発明に係るトラッキングエラー信号生成方法において利得を決定する方法の第1の実施形態を示す図である。 本発明に係るトラッキングエラー信号生成方法において利得を決定する方法の第2の実施形態を示す図である。 本発明に係るトラッキングエラー信号方法において利得を決定する第4の実施形態を示す図である。
以下、添付図面の例を参照しつつ、本発明の実施形態に係る記録再生装置及びそのトラッキング制御方法について説明する。本発明の上記目的及び特徴及び他の利点は、添付図面と結合した実施形態の詳細な説明から明白になるだろう。
本発明で使われる大部分の用語は、可能な限り現在広く使用されている一般的な用語を選択したが、特定の場合は、出願人が任意に選定した用語もあり、この場合には該当する発明の説明部分において詳細にその意味を記載しておくので、単純な用語の名称や意味ではなくその用語が意図する意味でもって本発明を把握すべきである。
本発明に係る記録再生装置は、光を記録媒体に放射し、記録媒体の記録層にデータを記録再生するためのデータ処理を行うように構成される。正確で確実なデータ処理のため、光ピックアップを通じて光が放射される記録装置上の位置を制御する必要がある。
本発明において、記録再生装置は、記録媒体から反射される光を複数の光ビームに分離し、分離された光ビームを受信し、個別的に受信される光ビームから生成されたトラッキングエラー信号(TE)によってトラッキング制御を行い、記録媒体上の正確な位置に光が放射されるように構成される。本発明は、記録媒体の記録層及び表面から反射された光ビームを分離して受信する近接場(near-field)記録再生装置を取り上げて詳細に説明するが、本発明は同じ方式で他の記録再生装置にも適用可能である。本発明で使われる用語「記録再生装置」は、記録媒体にデータを記録し、記録媒体からデータを再生することが可能な任意の装置を示す。本発明で使われる用語「記録媒体」は、例えば、光ディスク、磁気ディスクまたは磁気テープなどの任意の記録類型の媒体を含む任意のデータ記録媒体を示す。本発明の実施形態では説明の便宜上、記録再生装置が近接場光を用いた記録再生装置によって具現されるとしたが、本発明が、近接場光を用いた記録再生装置に限定されることはない。
以下、本発明に係る記録再生装置の好適な実施形態及び添付図面の実施例について説明する。図面中、同一または類似の構成要素には可能な限り同一の参照番号を使用する。
図2は、本発明の一実施形態に係る記録再生装置の構成を示す概略図である。以下、図2及び他の図面を参照して記録再生装置の構成について詳細に説明する。
光ピックアップ(P/U)1は、光を記録媒体に放射し記録媒体から反射された光を受信し、対応する信号を生成する。光ピックアップ1に含まれた光学系(optical system)の構成例は図3に示す。光ピックアップ1に含まれた光学系は、光源10、分離/結合部20及び30、レンズ部40、光検出器60及び70を含むことができる。以下、光ピックアップ1の構成について詳細に説明する。
コヒーレント光の近接平行高集中ビームを生成するレーザーが、光源10として使われることができる。特に、レーザーダイオードが光源10として使われることができる。光ピックアップ1は、記録媒体に放射される光ビームが互いに平行となるように出射された光ビームを平行にすべく光源10から出射された光ビームの経路に提供されるコリメータなどのレンズをさらに含むことができる。
分離/結合部20及び30は、同一方向に入射した光ビームを分離し、または異なる方向に入射した光ビームを結合する。本実施形態で、光ピックアップ1は、第1の及び第2の分離/結合部20及び30を含む。次に、第1の及び第2の分離/結合部20及び30を詳細に説明する。第1の分離/結合部20は、入射光ビームの一部は通過させ、他の部分は反射させる。例えば、非偏光ビームスプリッタ(non-polarized beam splitter:NBS)を第1の分離/結合部20として使うことができる。第2の分離/結合部30は、特定方向に偏光された光のみを通過させる。例えば、偏光ビームスプリッタ(polarized beam splitter:PBS)を第2の分離/結合部30として使うことができる。特に、第2の分離/結合部30は、線形的に偏光された光の垂直偏光部分を通過させ、水平偏光部分を反射させるように構成することができる。第2の分離/結合部30はまた、線形的に偏光された光の水平偏光部分を通過させ、垂直偏光部分を反射させるように構成することができる。
レンズ部40は、光源10から出射された光を記録媒体50へ向かうようにする。特に、本実施形態のレンズ部40は、図4に示すように、対物レンズ41、及び対物レンズ41を通過した後に記録媒体に入射する光の経路に提供された高屈折率レンズ42を含む。対物レンズ41に加えて高屈折率レンズ42を含むことによって、光ピックアップ1は、対物レンズ41の開口数を増加させ、高屈折率レンズ42を通じてエバネセント波(evanescent wave)を生成する。説明の便宜上、高屈折率レンズ42は「近接場発生レンズ」とする。球形レンズを切断して形成された半球形または超半球形レンズを使用できる近接場発生レンズ42としてSIL(solid immersion lens)を使うことができる。ここで、「超半球形」という用語は、球の厚さと半球の厚さ間の厚さを持つ球の一部を意味する。近接場発生レンズ42の切断面は円錐の形態で研磨されることができ、円錐は、円錐の先端に光ビームが集中するように、その先端に面積を持つように形成されることができる。
レンズ部40を含む光ピックアップの光学系は、記録媒体50に非常に近接して配置される。その具体的な例を説明すると、次の通りである。レンズ部40及び記録媒体50が光波長の1/4(すなわち、λ/4)より小さい距離を置いて位置すると、レンズ部40を通じて生成されたエバネセント波は記録再生に使われることができるようにその特性を維持できる。しかし、レンズ部40及び記録媒体50がλ/4よりも大きい距離を置いて位置すると、レンズ部40から放射された光はエバネセント波の特性を失い、その本来の波に戻る。したがって、近接場光を用いた記録再生装置は一般的にレンズ部40及び記録媒体50間の間隔を維持し、近接場光の範囲である約λ/4を超過しないようにする。
光検出器60及び70は、反射された光を受信し光電変換して、反射された光の強度に対応する電気信号を生成する。本実施形態で、光ピックアップ1は、2個の光検出器、すなわち、第1の光検出器60及び第2の光検出器70を含む。第1の及び第2の光検出器60及び70のそれぞれは、例えば、トラック及び放射方向などの記録媒体50の特定方向に分離された2個の光検出素子(PDA及びPDB)を含む。光検出素子(PDA及びPDB)は、受信した光強度に比例するレベルを持つ電気信号A及びBを生成する。第1の及び第2の光検出器60及び70のそれぞれはまた、記録媒体50のトラック及び放射方向のそれぞれに二つに分離された4個の光検出素子(PDA、PDB、PDC及びPDD)を含むことができる。光検出器60及び70に含まれた光検出素子の構成は、実施形態に記載された構成に限定されず、必要に応じて多様な方式で変更可能である。
光ピックアップ1で生成された信号を用いて、信号発生器2は、図2に示すように、データ再生に必要なRF信号、並びにサーボ制御に必要なギャップエラー信号(GE)及びトラッキングエラー信号(TE)を生成する。信号発生器2は、生成された信号に含まれるオフセットを補償し、オフセットの補償された信号を生成するように構成可能である。例えば、信号発生器2は、相異なる反射光強度によるオフセットまたはレンズ移動によるトラッキングエラー信号(TE)に含まれた光オフセットを補償するように構成可能である。オフセット補償はまた、制御器3または信号発生器2以外の他の構成要素によって行われても良い。信号発生器2を通じて信号を生成する処理は、図面を参照して後述する。
制御器3は、光検出器60及び70または信号発生器2により生成された信号を受信し、制御信号または駆動信号を生成する。例えば、制御器3は、ギャップエラー信号(GE)を処理し、レンズ部40及び記録媒体50間の間隔を制御する駆動信号をギャップサーボ駆動器4に出力する。制御器3はまた、トラッキングエラー信号(TE)を処理し、トラッキング制御のための駆動信号をトラッキングサーボ駆動器5に出力する。
ギャップサーボ駆動器4は、光ピックアップ1内のアクチュエータ(図示せず)を駆動し、光ピックアップ1または光ピックアップ1内のレンズ部40を垂直に移動させる。これにより、レンズ部40及び記録媒体50間の間隔を一定に保つことができる。ギャップサーボ駆動器4はフォーカスサーボとして働くことができる。例えば、制御器3からのフォーカス制御のための信号によって、ギャップサーボ駆動器4は、記録媒体50の回転時に光ピックアップ1または光ピックアップ1内のレンズ部40が記録媒体50の垂直移動を追従するようにすることができる。
トラッキングサーボ駆動器5は、光ピックアップ1内のトラッキングアクチュエータ(図示せず)を駆動し、光ピックアップ1または光ピックアップ1内のレンズ部40を放射方向に移動させることによって、記録媒体50上の光の位置を補正する。したがって、光ピックアップ1または光ピックアップ1内のレンズ部40は、記録媒体50上に定義されたトラックを追従することとなる。トラックシフト命令に応答して、トラッキングサーボ駆動器5は光ピックアップ1または光ピックアップ1内のレンズ部40を放射方向に移動させることができる。
トラックシフト命令に応答して、スレッドサーボ駆動器6は、光ピックアップ1を移動させるために提供されたスレッドモーター(図示せず)を駆動することによって光ピックアップ1を放射方向に移動させることができる。
パーソナルコンピュータ(PC)などのホストがこのような記録再生装置に接続可能である。ホストは、記録再生命令をインターフェースを通じてマイクロ・コンピュータ100に伝送し、デコーダ7から再生されたデータを受信し、記録されるべきデータをエンコーダ8に伝送する。ホストからの記録再生命令によって、マイクロ・コンピュータ100はデコーダ7、エンコーダ8及び制御器3を制御する。
一般に、ATAPI(Advanced Technology Attached Packet Interface)110がインターフェースとして使われることができる。ATAPI 110は、ホストとCDまたはDVD駆動器などの光記録再生装置間の標準インターフェースである。この標準インターフェースは、光記録再生装置によってデコードされたデータをホストに伝送し、デコードされたデータがホストで処理可能なパケットデータに変換する。
以下、記録再生装置の動作手順は、光学系内の光源10から出射された光経路または移動方向及び他の構成要素における信号流れを参照しつつ詳細に説明する。
光ピックアップ1内の光源10から出射された光は、第1の分離/結合部20に入射する。入射した光の一部は第1の分離/結合部20から反射され、その残りの部分は第1の分離/結合部20を通過して第2の分離/結合部30に入射する。第2の分離/結合部30は、線形偏光された光の垂直偏光成分は通過させ、水平偏光成分は反射させる。第2の分離/結合部30はまた、水平偏光成分を通過させ、垂直偏光成分を反射させるように構成されても良い。偏光変更プレート(図示せず)が第2の分離/結合部30を通過する光の経路にさらに配置されても良い。偏光変更プレートの詳細は後述される。
第2の分離/結合部30を通過した光は、レンズ部40に入射する。レンズ部40内の対物レンズに入射した光は、近接場発生レンズを通過してエバネセント波を生成する。特に、臨界角よりも大きい角度で近接場発生レンズに入射した光は、レンズの表面及び記録媒体50の表面間で全反射される。一方、臨界角以下の角度で近接場発生レンズに入射した光は、記録媒体50の記録層から反射される。この処理で生成されたエバネセント波は、記録媒体の記録層に到達して記録再生を行う。
記録媒体50から反射された光は、レンズ部40を通じて第2の分離/結合部30に入射する。上述したように、偏光変更プレート(図示せず)が、第2の分離/結合部30に入射する光の経路に配置されることができる。偏光変更プレートは、記録媒体50に入射した光の偏光方向及び記録媒体50から反射された光の偏光方向を変更する。例えば、1/4波長板(quarter wave plate:QWP)が偏光変更プレートとして使われると、記録媒体50に入射した光を左円偏光し、記録媒体50から反射された光を右円偏光することによって入射光の反対方向に移動させる。その結果、1/4波長板を通過した反射光の偏光方向は、入射光の偏光方向と90°だけずれている。入射光の垂直偏光成分のみが第2の分離/結合部30を通過すると、光は記録媒体50から反射された後に第2の分離/結合部30に戻ってくる時に水平偏光成分のみを持つ。したがって、第2の分離/結合部30は、水平偏光成分を持つ復帰光を反射させ、第2の光検出器70に入射させる。一方、本発明に係る近接場記録再生装置のレンズ部40の開口数は「1」よりも大きいので、光が放射されてレンズ部40を通過する間に光の偏光が歪む。すなわち、第2の分離/結合部30に入射した反射光の一部はまた、偏光歪による垂直偏光成分を持つので第2の分離/結合部30を通過する。第2の分離/結合部30を通過した後、反射光は第1の分離/結合部20に入射する。第1の分離/結合部20は、入射光の一部を通過させ、残りの部分は反射させる。第1の分離/結合部20から反射された光は、第1の光検出器60に入射する。
第1の光検出器60及び第2の光検出器70は、受信した反射光の強度に対応する電気信号を出力する。光検出器60及び70から出力された電気信号を用いて信号発生器2はギャップエラー信号(GE)、トラッキングエラー信号(TE)及びRF信号を生成する。例えば、第1の及び第2の光検出器60及び70のそれぞれが2個の光検出素子を含むとき、第1の光検出器60に含まれた2個の光検出素子は、受信した光の強度に対応する電気信号C及びDを出力する。第2の光検出器70に含まれた2個の光検出素子は、受信した光の強度に対応する電気信号A及びBを出力する。第1の光検出器60から出力された信号C及びDを用いて信号発生器2はレンズ及び記録媒体間の間隔を制御するギャップエラー信号(GE)を生成できる。特に、信号発生器2は、第1の光検出器60に含まれた光検出素子から出力された信号C及びDのレベルの和(C+D)を得、ギャップエラー信号(GE)を生成する。ギャップエラー信号(GE)のレベルは、レンズ部40及び記録媒体50間の間隔に比例するので、ギャップエラー信号(GE)を用いて間隔を調節することができる。また、信号発生器2は、第2の光検出器70により生成された信号を用いてRF信号またはトラッキングエラー信号(TE)を生成できる。したがって、正確なデータ記録再生が可能となる。
以下、トラッキングエラー信号(TE)を生成し、トラッキング制御を行うことによって、確実にデータを記録再生する方法について詳細に説明する。まず、正確なトラッキング制御のためにトラッキングエラー信号(TE)を生成する方法の詳細な例を、図面を参照しつつ説明する。
図5は、本発明の一実施形態に係る記録再生装置でトラッキングエラー信号(TE)を生成する方法を示す。トラッキングエラー信号生成方法はまた、同一または類似の部分には同一参照番号を付した図6及び図7を参照して詳細に説明する。図5に示すように、第1の及び第2の光検出器60及び70のそれぞれは、相異なる領域の2個または4個の検出素子に分離されることができ、必要に応じて多様な変形が可能である。
本実施形態で、第2の光検出器70から出力された信号を用いて信号発生器2は、図1を参照して説明したように、1−ビームプッシュプル方法によってトラッキングエラー信号(TE)を生成することができる。以下、この方法について詳細に説明する。
二つの領域A及びBに分離された第2の光検出器70は、領域A及びBを通じて受信された反射光を電気信号に変換して信号A及びBとして出力する。光が記録媒体50からトラックの中心で反射されると、反射光は、検出領域の中心で第2の光検出器70を通じて受信される。したがって、信号A及びBのレベルは同一となるので、その差はゼロ(A−B=0)である。一方、光が記録媒体50からトラックの中心を外れた位置で反射されると、反射光は、検出領域の中心を外れた位置で第2の光検出器70を通じて受信され、第2の光検出器70から出力された信号A及びBのレベルは互いに異なってくる。
この方法は、上述したように、記録媒体50に入射した光がトラックの中心に位置すると、記録媒体50から反射された光から生成された信号がバランスした対称光分布を提供し、入射光がトラックの中心を外れると非対称光分布を提供するという事実に基づく。したがって、出力信号が対称であるか否かを示す第2の光検出器70から出力された信号A及びBのレベル差(A−B)は、トラック制御のためのエラー信号であるトラッキングエラー信号(TE)として使われることができる。したがって、記録媒体50に対してレンズ部40を水平移動しながらトラックを追従するようにレンズ部40を制御し、トラッキングエラー信号(TE)を最小限にすることができる。
第2の光検出器70により検出されたトラッキングエラー信号(TE)は、光オフセットを含むことができる。特に、光オフセットがないと、第2の光検出器70により検出されたトラッキングエラー信号(TE)は、図6Aに示すように、「A1」の振幅を持つサイン波(sinusoidal wave)を生成することができる。本発明の説明でいう「振幅」という用語は、図6A及び図6Bで「A1」及び「A2」で表された平均値よりは、その最小値から振動信号の最大変位を指す。一方、レンズ部40が移動すると、その移動によってトラッキングエラー信号が変化し、図6Bに示すように、約「A2」の間隔を持つ最大値及び最小値によって変わるサイン波を生成する。図6Bに示すように、トラッキングエラー信号(TE)を用いると、正確なトラッキング制御を行い難く、トラッキングエラー信号(TE)を用いてトラッキング制御を行う時にエラーが発生する。
したがって、レンズ部40の移動によって変わる信号の成分である図6Bのトラッキングエラー信号のオフセットを補償し、図6Aに示すように、サイン波を検出する必要がある。これを達成するために、本発明は、第1の光検出器60により検出された信号を用いてトラッキングエラー信号(TE)の光オフセットを補償する。
図7は、第1の光検出器60により検出された信号を用いて第2の光検出器70により検出されたトラッキングエラー信号(TE)を補償し、レンズ部40の移動によって発生したオフセットを除去し、オフセットが補償されたトラッキングエラー信号(TE)を生成する方法を概略的に示す。
図7に示すように、本発明で、第1の及び第2の光検出器60及び70のそれぞれは、同一位置に位置するレンズ部40によって放射されて反射された光を分離して受信する。したがって、レンズ部40が左右に移動するにつれて、第1の光検出器60に入射した反射光が第2の光検出器70に入射した反射光と共に左右に移動する。したがって、レンズ移動による光オフセットは、第1の光検出器60により検出された反射光を用いて検出されることができる。オフセットの補償されたトラッキングエラー信号(TE)は、第2の光検出器70により検出された差信号に対して検出されたオフセットを補償することによって検出されることができる。ここで、差信号(difference signal)とは、第2の光検出器70により検出されたトラッキングエラー信号(TE)のことを意味する。この方法について詳細に説明すると、下記の通りである。
信号発生器2は、第2の光検出器70から出力された信号A及びBのレベル差を示す差信号を生成する。この処理は上述したのでその説明は省略する。信号発生器2は、第1の光検出器60により検出された信号を用いて光オフセットを検出する。2個の領域C及びDに分離された第1の光検出器60は、領域C及びDを通じて受信された反射光を電気信号に変換して信号C及びDとして出力する。第1の光検出器60から出力された信号C及びDのレベル差(C−D)に比例する値「k(C−D)」は、差信号(A−B)に含まれたレンズ移動によって生成した光オフセット成分に対応する。利得「k」は、レンズ移動による第1の及び第2の光検出器60及び70により発生した2個の差信号の変化割合に対応する。信号発生器2により生成された光オフセットの補償されたトラッキングエラー信号(TE)は、下記の式で示される。
Figure 2009537057
すなわち、信号発生器2は、第2の光検出器70により生成された差信号(A−B)から、第1の光検出器60から出力された差信号(C−D)及び利得「k」の和を減算する。信号C及びD間の差(C−D)に比例する値「k(C−D)」は、差信号(A−B)に含まれたレンズ移動による光オフセット成分に対応する。利得「k」は、レンズ移動によって第1の及び第2の光検出器60及び70により生成された2個の差信号の変化割合に対応する。利得「k」は、記録媒体の記録領域及び非記録領域に対して相異なる値を持つ。
本実施形態で、第1の光検出器60から出力された信号は、記録媒体50とレンズ部40間の間隔(またはギャップ)を保持するのに使われることができる。特に、図2に示す信号発生器2は、第1の光検出器60から出力された和信号によってギャップエラー信号(GE)を生成し、ギャップエラー信号(GE)を一定に維持することによって記録媒体50及びレンズ部40間の間隔を一定に保持するように制御できる。ギャップエラー信号(GE)のレベルは、反射光の強度に比例するレベルを持つ出力信号の和(C+D)に対応し、近接場範囲内の記録媒体50及びレンズ部40間の間隔に比例する。本実施形態で、ギャップエラー信号GEを生成するために提供される第1の光検出器60により検出された信号を用いて、レンズ移動によるトラッキングエラー信号(TE)の光オフセットを補償することができる。
次に、利得「k」を決定する方法の詳細な実施形態について説明する。
まず、利得「k」を決定する方法の第1の実施形態を、図8A〜図8Cを参照しつつ説明する。第1の及び第2の光検出器60及び70は、反射光を受信して電気信号に変換し、AC(RF)信号として出力する。本実施形態によれば、レンズ部40を任意に移動させながら、第1の及び第2の光検出器60及び70により生成された信号の変化を直接測定することによって利得「k」を算出することができる。
図8A〜図8Cは、レンズ部40の移動によって第2の光検出器70により生成された差信号(A−B)の変化及び第1の光検出器60により生成された差信号(C−D)の変化を示す。特に、図8Aは、レンズ部40が左側に移動する時の差信号の変化を示し、図8Bは、レンズ部40がトラックの中心に対応する位置に位置する時の差信号の変化を示し、図8Cは、レンズ部40が右側に移動する時の差信号の変化を示す。トラッキングエラー信号(TE)がAC信号であるから、説明の便宜のために出力AC信号の平均が実線で表示され、平均変化が検出される。
レンズ部40が、図8Bに示すように、トラックの中心に対応するレンズ部40の位置から左側または右側に移動する時、「X」が第2の光検出器70により生成された差信号(A−B)の平均変化を表し、「Y」が第1の光検出器60により生成された差信号(C−D)の平均変化を表す場合、利得「k」は、下記の式2から得られる。
Figure 2009537057
すなわち、レンズ部40が左右にある程度移動しながら第1の及び第2の光検出器60及び70を通じて受信された反射光の変化が検出される。検出された変化は、光検出器により検出された差信号の変化を表す。したがって、利得「k」は、変化割合(特に、変化大きさ割合)を算出することによって決定されることができる。
次に、利得「k」を決定する方法の第2の実施形態を、図9A〜図9Cを参照して説明する。レンズ部40が左右に反復して振動しながら検出されたトラッキングエラー信号(TE=(A−B)−k(C−D))にサイン波が適用される。初期に、利得「k」が固定される。その後、利得「k」を変更しながらサイン波をトラッキングエラー信号(TE)に適用することによって生成された信号の最大レベル及び最小レベルが検出される。その後、最大レベル及び最小レベル間の間隔が最小化される利得「k」の値が検出される。
図9A〜図9Cは、トラッキングエラー信号(TE)にサイン波を適用しながらレンズ部40が左右に振動する時に、利得「k」の変化によるトラッキングエラー信号(TE)の変化を示す。利得「k」がレンズ部40の移動によって第1の及び第2の光検出器60及び70からのエラー信号の変化割合「(A−B)/(C−D)」よりも小さいと、レンズ部40の移動による変化(すなわち、オフセット)は除去されず、エラー信号として残る。したがって、図9Aに示すように、検出されたトラッキングエラー信号(TE)は、適用されたサイン波と同一極性で変化し、最大レベル及び最小レベル間の間隔が大きい。利得「k」が、レンズ部40の移動によって第1の及び第2の光検出器60及び70からのエラー信号変化割合「(A−B)/(C−D)」と同一であれば、レンズ部40の移動によるオフセットが除去され、検出されたトラッキングエラー信号(TE)は、図6Aに示すように、サイン波の形状を持つ。したがって、検出されたトラッキングエラー信号(TE)の最大レベル及び最小レベル間の間隔(すなわち、信号(TE)の振幅)が、図9Bに示すように最小化される。一方、利得「k」が、レンズ部40の移動によって第1の及び第2の光検出器60及び70からのエラー信号変化割合「(A−B)/(C−D)」よりも大きいと、第2の光検出器70からのエラー信号から、レンズ部40の移動により発生したより大きいオフセットが減算される。したがって、図9Cに示すように、検出されたトラッキングエラー信号(TE)は、適用されたサイン波と反対極性で変化し、最大レベル及び最小レベル間の間隔が大きい。
初期に利得「k」を固定し、上記方式でサイン波をトラッキングエラー信号(TE)に適用した後に利得「k」の値を変更しながらトラッキングエラー信号の振幅が最小化される利得「k」の値を見つけることによって利得「k」が決定されることができる。
一方、利得「k」は、相異なる反射光強度に対して相異なる値を持つ。したがって、トラッキング制御を行うため、反射光強度によって利得「k」の相異なる値を決定する必要がある。相異なる反射光強度に対して相異なる利得「k」を決定する方法の詳細な実施形態を、図面を参照しつつ説明する。本実施形態は、相異なる反射光強度を提供する記録領域及び非記録領域を含む記録媒体によって具現されるが、本発明がこのような記録媒体に限定されることはない。記録媒体50の記録層(図示せず)から反射された後に第2の光検出器70により受信された光の強度は、光が高反射性を持つ非記録領域(図示せず)から反射される時に高く、光が比較的小さい反射性を持つ記録領域(図示せず)から反射される時に低い。一方、記録媒体50の表面から反射された後に第1の光検出器60により受信された光強度は、光が記録領域から反射されるか否かによらず、レンズ部40及び記録媒体50間の間隔によってあらかじめ決定された値を持つ。すなわち、光が相異なる反射性を持つ領域から反射されると、第2の光検出器70のみが相異なる強度の反射光ビームを受信する。反射光の強度が増加すると、第2の光検出器70により生成された差信号(A−B)の変化Xは増加し、利得「k」は補正されなければならない。
次に、利得「k」を決定する方法の第3の実施形態について説明する。記録領域の第1の利得「k1」は、第1のまたは第2の実施形態に係る方法を用いて決定される。非記録領域の第2の利得「k2」は同じ方法で決定される。記録再生動作の間に、トラッキング制御は、記録領域の第1の利得「k1」及び非記録領域の第2の利得「k2」を用いて生成されたトラッキングエラー信号(TE)で行われることができる。
次に、利得「k」を決定する方法の第4の実施形態について説明する。記録領域の利得「k1」が決定された後、非記録領域の利得「k2」は相異なる反射性を持つ記録領域及び非記録領域から反射された光強度の割合によって算出されることができ、割合は反射性間の差に対応する値を持つ。この方法を、図10を参照しつつ詳細に説明すると、下記の通りである。
まず、記録領域の利得「k1」が決定される(S10)。利得「k1」は、第1または第2の実施形態の方法によって決定できる。非記録領域の利得「k2」がまず決定され、利得「k1」が、利得「k2」に基づいて決定されることができる。
記録領域及び非記録領域のそれぞれに対して、第2の光検出器70により受信される光強度が検出される(S20)。その後、記録領域で検出された光強度(R)及び非記録領域で検出された光強度(N)の割合が決定される(S30)。非記録領域の利得「k2」は、下記の式3で示されるように、記録領域の利得「k1」に、決定された光強度割合を乗算することによって得られる。
Figure 2009537057
以下、書き換え可能記録媒体にデータが記録される例を参照しつつ、本発明に係る近接場記録再生装置の動作について詳細に説明する。ユーザーは、記録再生装置を使って記録媒体にデータを記録再生するためにサーボをアクティブにする。ここで、記録媒体は、データを含む記録領域及びデータを含まない非記録領域を含むこととする。記録再生装置の光源10から出射された光は、レンズ部40を通じて記録媒体50に放射され、回転する記録媒体50にデータを記録する。記録媒体50から反射された光から、第1の及び第2の光検出器60及び70は電気信号を生成する。信号発生器2は、電気信号を用いてトラッキングエラー信号(TE)を生成する。特に、レンズ部40が記録領域で左右に移動する間に、信号発生器2は、第1の及び第2の光検出器60及び70により検出された信号変化を検出し、記録領域の利得「k1」を決定する。利得「k1」を用いて信号発生器2は、レンズ移動によるオフセットが除去されるトラッキングエラー信号(TE)を生成する。トラッキングエラー信号(TE)を受信すると、制御器は、レンズ部40が放射方向に移動してトラックを追従するようにアクチュエータ(図示せず)を駆動させることによって、実時間トラッキングサーボ制御を行う。
記録動作中に非記録領域へと移動する時、信号発生器2は非記録領域の利得「k2」を用いてトラッキングエラー信号(TE)を補正する。補正されたトラッキングエラー信号(TE)を受信すると、制御器3は、補正された信号(TE)によってトラッキングサーボ制御を行い、レンズ部40がトラックを追従するようにする。非記録領域の利得「k2」は、記録領域及び非記録領域のそれぞれに対して第2の光検出器70により受信された反射光の強度を検出し、記録領域の利得「k1」に反射光の検出強度の割合を乗算することによって決定されることができる。非記録領域の利得「k2」は、データ記録動作前に算出され、信号発生器2のためのメモリーまたは記録媒体50に保存され、データ記録動作に用いられることができる。他の方法として、非記録領域の「k2」は、データ記録動作中に記録領域から非記録領域へと移動する時に算出されて用いられることができる。
光強度を利用した利得算出方法は、記録領域及び非記録領域に分離された記録媒体に限定されず、相異なる光強度を提供する領域を含む任意の記録媒体にも適用できる。
本発明の要旨及び範囲を逸脱しない限度で様々な変更が可能であることは当業者には明らかであろう。したがって、添付の特許請求の範囲及びその同等範囲内で提供される変形はいずれも本発明に含まれる。

Claims (29)

  1. トラッキング制御方法であって、
    記録媒体から反射された光を第1の反射光及び第2の反射光に分離し、前記第1の反射光及び第2の反射光を受信するステップと、
    前記第1の反射光から発生した差信号を用いて前記第2の反射光から発生した差信号のオフセットを補償することによってトラッキングエラー信号を生成するステップと、
    前記トラッキングエラー信号を用いて光が前記記録媒体上のトラックを追従するように制御するステップと、
    を含むことを特徴とする方法。
  2. 前記記録媒体に放射された光は、高屈折率レンズを通過して放射された光の一部が歪み、記録媒体から反射された歪光は前記第1の反射光として別途に受信されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記トラッキングエラー信号が、前記第2の反射光から発生した差信号から、利得による前記第1の反射光から発生した差信号を減算することによって生成されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 前記トラッキングエラー信号が、「(A−B)」は前記第2の反射光から発生した差信号を表し、「(C−D)」は前記第1の反射光から発生した差信号を表し、「k」はレンズ移動による差信号の変化割合に対応する利得を表す、
    TE=(A−B)−k(C−D)
    によって生成されることを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 前記利得が、レンズ移動によって前記第1の反射光から発生した差信号の変化及び前記第2の反射光から発生した差信号の変化の割合から決定されることを特徴とする請求項3または4のいずれかに記載の方法。
  6. 前記利得が、前記トラッキングエラー信号にサイン波を適用し、利得値を変化させながらサイン波が適用されるトラッキングエラー信号の最大値及び最小値間の間隔が最小化される利得値を決定することによって決定されることを特徴とする請求項3または4のいずれかに記載の方法。
  7. トラッキング制御方法であって、
    記録媒体から反射された光を第1の反射光及び第2の反射光に分離し、前記第1の反射光及び第2の反射光を受信するステップと、
    前記第1の反射光から発生した差信号を用いて前記第2の反射光から発生した差信号のオフセットを補償することによってトラッキングエラー信号を生成するステップであって、相異なる反射性を持つ記録媒体上の領域に対して相異なるトラッキングエラー信号が生成されるステップと、
    前記トラッキングエラー信号を用いて光が前記記録媒体上のトラックを追従するように制御するステップと
    を含むことを特徴とする方法。
  8. 前記トラッキングエラー信号が、前記第2の反射光から発生した差信号から、利得による前記第1の反射光から発生した差信号を減算することによって生成され、
    相異なる反射性を持つ記録媒体上の領域に対する相異なるトラッキングエラー信号が、相異なる利得によって生成されることを特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. 相異なる反射性を持つ領域のそれぞれに対して、前記利得は、レンズ移動によって前記第1の反射光から発生した差信号及び前記第2の反射光から発生した差信号の相対的な変化割合から決定されることを特徴とする請求項8に記載の方法。
  10. 前記利得が、相異なる反射性を持つ領域のそれぞれに対してトラッキングエラー信号にサイン波を適用し、利得値を変化させながらサイン波が適用されるトラッキングエラー信号の最大値及び最小値間の間隔が最小化されるそれぞれの領域の利得値を決定することによって決定されることを特徴とする請求項8に記載の方法。
  11. 前記記録媒体が、相異なる反射性を持つ第1の領域及び第2の領域を含むとき、
    前記第1の領域及び第2の領域のトラッキングエラー信号の利得が、前記第1の領域のトラッキングエラー信号の利得をまず決定し、前記第1の領域で検出された光強度及び前記第2の領域で検出された光強度の割合によって前記第2の領域のトラッキングエラー信号の利得を決定することによって決定されることを特徴とする請求項8に記載の方法。
  12. 前記第2の領域の利得が、前記第1の領域及び第2の領域から反射された光強度を検出し、前記第1の領域の利得に前記検出された光強度の割合を乗算することによって決定されることを特徴とする請求項11に記載の方法。
  13. 前記第2の領域の利得が、「k1」は前記第1の領域の利得を表し、「k2」は前記第2の領域の利得を表す、
    Figure 2009537057
    によって算出されることを特徴とする請求項11に記載の方法。
  14. 前記第1の領域の利得が、前記第1の領域でのレンズ移動によって前記第1の反射光から発生した差信号及び前記第2の反射光から発生した差信号の相対変化割合から決定されることを特徴とする請求項11に記載の方法。
  15. 前記第1の領域の利得が、相異なる反射性を持つ前記第1の領域及び第2の領域のそれぞれの前記トラッキングエラー信号にサイン波を適用し、前記第1の領域の利得値を変化させながらサイン波が適用されるトラッキングエラー信号の最大値及び最小値間の間隔が最小化される第1の領域の利得値を決定することによって決定されることを特徴とする請求項11に記載の方法。
  16. トラッキング制御方法であって、
    近接場光を用いて記録媒体にデータを記録再生する処理において、前記記録媒体から反射された光を第1の反射光及び第2の反射光に分離し、前記第1の反射光及び第2の反射光を受信するステップと、
    ギャップエラー信号を生成するのに使われる前記第1の反射光から発生した差信号を用いて、前記第2の反射光から発生した差信号のオフセットを補償することによってトラッキングエラー信号を生成するステップと、
    前記トラッキングエラー信号を用いて光が前記記録媒体上のトラックを追従するように制御するステップと
    を含むことを特徴とする方法。
  17. 前記記録媒体に放射された光が、高屈折率レンズを通過し、高屈折率レンズを通過しながら歪んだ光の一部が前記第2の反射光とは別個に前記第1の反射光として受信されることを特徴とする請求項16に記載の方法。
  18. 前記トラッキングエラー信号が、前記第2の反射光から発生した差信号から、利得による前記第1の反射光から発生した差信号を減算することによって生成されることを特徴とする請求項16に記載の方法。
  19. 前記利得が、レンズ移動による前記第1の反射光から発生した差信号の変化及び前記第2の反射光から発生した差信号の変化の割合から決定されることを特徴とする請求項16に記載の方法。
  20. 前記利得が、前記トラッキングエラー信号にサイン波を適用し、前記利得値を変化させながらサイン波が適用されるトラッキングエラー信号の最大値及び最小値間の間隔が最小化される利得値を決定することによって決定されることを特徴とする請求項16に記載の方法。
  21. 前記記録媒体が相異なる反射性を持つ第1の領域及び第2の領域を含み、
    前記第1の領域及び第2の領域のそれぞれのトラッキング制御信号が相異なる利得によって生成されることを特徴とする請求項16に記載の方法。
  22. 前記第1の領域の利得及び第2の領域の利得が、前記第1の領域の利得をまず決定し、前記第1の領域から反射された光強度及び前記第2の領域から反射された光強度の割合によって前記第1の領域のために決定された利得を補正することによって前記第2の領域の利得を決定することによって決定されることを特徴とする請求項21に記載の方法。
  23. 前記第1の領域のトラッキングエラー信号及び前記第2の領域のトラッキングエラー信号が、「TE1」は第1の領域のトラッキングエラー信号を表し、「TE2」は第2の領域のトラッキングエラー信号を表し、「k1」は前記第1の領域の利得を表し、「k2」は前記第2の領域の利得を表す、
    TE1=(A−B)−k1(C−D)
    TE2=(A−B)−k2(C−D)
    によって算出され、
    前記第1の領域及び第2の領域の利得の関係が、
    Figure 2009537057
    によって算出されることを特徴とする請求項22に記載の方法。
  24. 同一方向に位置するレンズを通じて記録媒体に放射された後に前記記録媒体から反射された光を反射光ビームに分離する光分離器と、
    前記分離された反射光ビームを受信する第1の光検出器及び第2の光検出器と、
    前記第2の光検出器により発生した差信号から、利得による前記第1の光検出器により発生した差信号を減算することによってトラッキングエラー信号を生成する信号発生器と、
    前記トラッキングエラー信号によって光が前記記録媒体上のトラックを追従するように制御信号を出力する制御器と
    を含むことを特徴とする記録再生装置。
  25. 前記第2の光検出器が、前記分離された反射光ビームのうち一つを受信してRF信号を生成し、
    前記第1の光検出器が、前記分離された反射光ビームのうち他の一つを受信してギャップエラー信号を生成することを特徴とする請求項24に記載の記録再生装置。
  26. 前記第1の光検出器が、前記記録媒体の表面から反射された光を受信し、
    前記第2の光検出器が、前記記録媒体の記録層から反射された光を受信することを特徴とする請求項25に記載の記録再生装置。
  27. 前記利得が、レンズ移動によって前記第1の光検出器により受信された光から発生した信号及び前記第2の光検出器により受信された光から発生した信号間の相対的変化割合であることを特徴とする請求項24に記載の記録再生装置。
  28. 前記信号発生器が、相異なる反射性を持つ領域から反射された光強度の割合を用いて、相異なる反射性を持つ記録媒体上の領域のトラッキングエラー信号を補正することを特徴とする請求項24に記載の記録再生装置。
  29. 相異なる反射性を持つ記録媒体上の前記第1の領域及び第2の領域のそれぞれのトラッキングエラー信号が、「TE1」は第1の領域のトラッキングエラー信号を表し、「TE2」は第2の領域のトラッキングエラー信号を表し、「k1」は前記第1の領域の利得を表し、「k2」は前記第2の領域の利得を表す、
    TE1=(A−B)−k1(C−D)
    TE2=(A−B)−k2(C−D)
    によって算出され、
    前記第1の領域及び第2の領域の利得の関係が、
    Figure 2009537057
    によって算出されることを特徴とする請求項28に記載の記録再生装置。
JP2009510877A 2006-05-12 2007-01-25 記録再生装置及びトラッキング制御方法 Pending JP2009537057A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR1020060042750A KR20070109586A (ko) 2006-05-12 2006-05-12 기록 재생 방법 및 장치
KR1020060052578A KR20070118435A (ko) 2006-06-12 2006-06-12 기록 재생 장치 및 트랙 제어 방법
PCT/KR2007/000451 WO2007132974A2 (en) 2006-05-12 2007-01-25 Recording/reproducing apparatus and tracking control method

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009537057A true JP2009537057A (ja) 2009-10-22

Family

ID=38694317

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009510877A Pending JP2009537057A (ja) 2006-05-12 2007-01-25 記録再生装置及びトラッキング制御方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US8054724B2 (ja)
EP (1) EP2020003A4 (ja)
JP (1) JP2009537057A (ja)
WO (1) WO2007132974A2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101421785B (zh) * 2006-04-12 2011-07-27 松下电器产业株式会社 光盘装置
JP2010256081A (ja) * 2009-04-22 2010-11-11 Fujifilm Corp 光学式位置検出器及び光学装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04366428A (ja) * 1991-06-13 1992-12-18 Toshiba Corp 光ヘッドおよび光情報記録装置
JPH05258322A (ja) * 1992-03-10 1993-10-08 Toshiba Corp トラッキングエラーオフセット補償方法と装置
JPH10334484A (ja) * 1997-05-29 1998-12-18 Nec Corp 光ヘッドのトラッキング誤差信号補正装置

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3549301B2 (ja) 1995-09-08 2004-08-04 三菱電機株式会社 光ヘッドのトラッキング誤差検出装置
JPH09265642A (ja) 1996-03-26 1997-10-07 Sony Corp トラッキングエラー検出回路およびその方法
JPH1064086A (ja) * 1996-08-23 1998-03-06 Toshiba Corp 情報記録再生装置
JP3767786B2 (ja) * 1999-11-02 2006-04-19 パイオニア株式会社 トラッキング制御回路
CN1296915C (zh) 2002-08-26 2007-01-24 联发科技股份有限公司 差动推挽式寻轨误差信号的增益校正装置与方法
JP4366428B2 (ja) 2003-03-19 2009-11-18 株式会社リコー 画像処理装置、画像処理プログラム及び記録媒体
US7212485B2 (en) * 2003-04-14 2007-05-01 Hoya Corporation Objective lens and method for manufacture thereof
JP2005209246A (ja) * 2004-01-20 2005-08-04 Sony Corp 光ディスク装置及びその制御方法
JP2008508652A (ja) 2004-07-27 2008-03-21 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 光学走査装置のための初期焦点最適化
WO2006046176A1 (en) * 2004-10-26 2006-05-04 Koninklijke Philips Electronics N.V. Compensating gain of an optical recording apparatus
JP4026639B2 (ja) * 2004-11-04 2007-12-26 船井電機株式会社 光ディスク装置
WO2007049893A1 (en) * 2005-10-24 2007-05-03 Lg Electronics Inc. An apparatus and method for recording/reproducing data on/from a recording medium

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04366428A (ja) * 1991-06-13 1992-12-18 Toshiba Corp 光ヘッドおよび光情報記録装置
JPH05258322A (ja) * 1992-03-10 1993-10-08 Toshiba Corp トラッキングエラーオフセット補償方法と装置
JPH10334484A (ja) * 1997-05-29 1998-12-18 Nec Corp 光ヘッドのトラッキング誤差信号補正装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP2020003A2 (en) 2009-02-04
EP2020003A4 (en) 2010-02-17
WO2007132974A2 (en) 2007-11-22
US20090316550A1 (en) 2009-12-24
US8054724B2 (en) 2011-11-08
WO2007132974A3 (en) 2008-04-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007133967A (ja) 光学式情報記録再生装置
JP2006344351A (ja) 光記録再生装置、光学ヘッド、光記録再生方法及びスキュー検出方法
US20070171778A1 (en) Optical recording/reproducing apparatus, optical pickup, and tracking error detecting method
JP3574747B2 (ja) 光ピックアップ、情報再生装置及び情報記録装置
US20090003184A1 (en) Method of Moving Tracks, Method and Apparatus of Recording and/or Playback
JP4727971B2 (ja) 光ディスク記録再生装置
JP4662186B2 (ja) 光ディスク装置及び補正サーボ制御信号生成方法
US7933177B2 (en) Optical pickup apparatus, optical read/write apparatus, and gap control method
US7916586B2 (en) Near field optical recording/reproducing apparatus and method of normalizing gap error signal of the same
KR20090093834A (ko) 광학 픽업 장치 및 기록 재생 장치
JP2009537057A (ja) 記録再生装置及びトラッキング制御方法
WO2008100017A1 (en) Method of controlling focus of optical information storage media recording and/or reproduction apparatus and apparatus therefor
WO2006006296A1 (ja) 光ピックアップ装置および光ディスク装置
JP2001067701A (ja) 光学ヘッド、記録再生装置及び光学ヘッドの駆動方法
US20050122862A1 (en) Tracking servo control apparatus and method using rotatable grating
JP2004111032A (ja) アクチュエータ及びこれを採用した光ピックアップ
JP2628972B2 (ja) 光記録装置
JP5397395B2 (ja) 光ディスク装置
JP2011170931A (ja) 光情報装置
JP2009170036A (ja) 光ディスク装置及び対物レンズ制御方法
JP2009259347A (ja) 光ピックアップ及び光ディスク装置
JP2009009634A (ja) 光ピックアップ、光情報記録装置、光情報記録方法、光情報再生装置、光情報再生方法及び光情報記録媒体
JP2006244646A (ja) 光ピックアップ装置
WO2011105068A1 (ja) 光学的情報再生装置、光学的情報記録装置、光学的情報再生方法及び光学的情報記録方法
WO2006013927A1 (ja) 記録再生装置、球面収差補正方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100106

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110421

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110428

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20111014