JP2009535194A - 半導体装置の副産物捕集装置 - Google Patents
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Abstract
本発明は、半導体素子製造工程においてプロセスチャンバから排出される排気ガスに含まれる反応副産物を効率良く捕集するための副産物捕集装置に関する。本発明による副産物捕集装置は、ガス流入ポートとガス排出ポートを有するハウジングと、前記ハウジング内部に設けられ、排気ガスの流れを曲線(curve)状に誘導するために湾曲してまたは傾斜して形成された第1プレートを有するトラップモジュールと、を含む。
Description
本発明は、半導体素子製造工程において、プロセスチャンバから排出される排気ガスに含まれる反応副産物を效率良く捕集するための副産物捕集装置に関する。
一般に、半導体製造工程は、大きく前工程(Fabrication process)と後工程(Assembly process)からなる。前工程とは、各種プロセスチャンバ(Chamber)内でウェハ(Wafer)上に薄膜を蒸着し、蒸着された薄膜を選択的にエッチングする過程を繰り返して特定のパターンを加工することにより、いわゆる半導体チップ(Chip)を製造する工程をいう。後工程とは、前記の前工程で製造されたチップを個別的に分離した後、リードフレームと結合させて完成品に組み立てる工程を言う。
この際、前記ウェハ上に薄膜を蒸着したり、ウェハ上に蒸着された薄膜をエッチングしたりする工程は、プロセスチャンバ内でシラン(Silane)、アルシン(Arsine)及び塩化ホウ素などの有害ガスと水素などのプロセスガスを使用して高温で行われる。前記工程が行われる間、プロセスチャンバ内部には各種の発火性ガスや腐蝕性異物及び有毒成分を含む有害ガスなどが多量発生する。
従って、半導体製造装備においては、プロセスチャンバを真空状態にする真空ポンプの後端に、前記プロセスチャンバから排出される排気ガスを浄化した後大気に放出するスクラバー(Scrubber)を設ける。しかし、前記プロセスチャンバから排出される排気ガスは、大気と接触したり周辺の温度が低かったりすると固形化してパウダーに変わってしまう。かかるパウダーは、排気ラインに固着して排気圧力を上昇させると共に、真空ポンプに流入する場合には真空ポンプの故障を誘発し、排気ガスの逆流をもたらしてプロセスチャンバ内におけるウェハを汚染させる問題点があった。
前記のような問題点を解決するため、図14に示すように、プロセスチャンバ10と真空ポンプ30の間に、前記プロセスチャンバ10から排出される排気ガスをパウダー状態に凝着させるパウダートラップ装置を設けている。
即ち、図14に示すように、プロセスチャンバ1と真空ポンプ3はポンプライン5に連結され、前記ポンプライン5には前記プロセスチャンバ1で発生した反応副産物をパウダー形態にトラップして滞積させるためのトラップ管7が前記ポンプライン5から枝分して設けられる。
このような従来のパウダートラップ装置の場合、前記プロセスチャンバ1内部で薄膜の蒸着やエッチング時に発生した未反応ガスが前記プロセスチャンバ1に比べて相対的に低い温度雰囲気を有するポンプライン5に流入し、粉末状態のパウダー9に固形化された後、前記ポンプライン5から枝分設けられたトラップ管7に積もるようになる。
しかし、前記のような従来技術のパウダートラップ装置には次のような問題点があった。
先ず、プロセスチャンバ内部で発生した反応副産物がパウダー状態に転換されてトラップ管に滞積するまでの時間が長くかかるので、その分全体工程時間が長くなる問題点があった。即ち、薄膜を蒸着したりエッチングする時に発生した反応副産物が迅速にパウダーに転換されてトラップ管に滞積することで、前記プロセスチャンバ内部に反応副産物が存在しなくなってこそ次の薄膜蒸着またはエッチング工程が行われることができる。しかし、前記反応副産物がパウダーに転換されるのに多くの時間が要されるので、前記プロセスチャンバから反応副産物が全部除去されるまで工程を行うことができず、待機しなければならない時間が長くなり、それによって装備稼動率が低下するのは勿論、プロセスチャンバの長い待機時間によってその分全体工程時間(TAT)が長くなってしまう。
尚、パウダーが滞積するトラップ管の捕集面積(空間)が非常に狭いので、前記トラップ管に滞積したパウダーを頻繁に除去しねばならなくて不便であった。特に、パウダーはトラップ管の入口側にだけ集中的に積もるため、トラップ管のクリーニング周期が短いという短所がある。
そこで、本発明の目的は、反応副産物を迅速に捕集できる副産物捕集装置を提供することにある。
また、本発明の目的は、交換周期の長い副産物捕集装置を提供することにある。
上記の目的を達成すべく、本発明による副産物捕集装置は、ガス流入ポートとガス排出ポートを有するハウジングと、前記ハウジング内部に設けられ、排気ガスの流れを曲線(curve)状にまたは傾斜するように誘導するために湾曲してまたは傾斜して形成された第1プレートを有するトラップモジュールと、を含む。
本発明の実施の形態によると、前記トラップモジュールの前記第1プレートが放射状に配置される。
本発明の実施の形態によると、前記トラップモジュールは、前記ハウジング内部に設けられ、前記排気ガスの流れをジグザグ(zigzag)状に案内するように形成された多数の第2プレートをさらに含む。
本発明の実施の形態によると、前記トラップモジュールは、前記第1プレートが設けられる第1トラップ部と、一定間隔離隔するように多段に配置され、排気ガスが流れる通路を提供する多数の開口(opening)が形成された第2プレートが設けられる第2トラップ部と、をさらに含む。
本発明の実施の形態によると、前記第2トラップ部は、前記第1トラップ部に比べて前記ガス排出ポートに隣接する位置に提供される。
本発明の実施の形態によると、前記第1プレートは、外側面が前記ハウジングの内側面と接するように提供され、前記ハウジングの内側面と前記第1プレートの外側面の間に排気ガスが通過するように、前記第1プレートの前記外側面には切開部が形成される。
本発明の実施の形態によると、前記第1プレートには複数の貫通孔が形成され、前記貫通孔の大きさは前記ガス流入ポートから遠いほど小くなる。
本発明の実施の形態によると、前記トラップモジュールは、排気ガスが通過する内部通路を有し、外周面に前記第1プレート及び前記第2プレートが固定されるされる内部管と、前記内部管の内部通路に設けられ、前記内部通路を通過する排気ガスの反応副産物を捕集する第3トラップ部と、をさらに含む。
本発明の実施の形態によると、前記第3トラップ部は、前記内部管の内部通路中央に垂直に位置する支持台と、傾斜して提供されるように前記支持台に設けられる第3プレートと、水平方向に提供されるように前記支持台に設けられる第4プレートと、を含む。
本発明の実施の形態によると、前記副産物捕集装置は、前記トラップモジュールから剥がれたパウダー固まりが前記ガス排出ポートを介して抜けることを防止する遮断部材をさらに含む。
本発明の実施の形態によると、前記遮断部材は、前記ガス排出ポートが提供された前記ハウジングの一面から前記ハウジングの内部方向に突出形成される遮断あごと、前記ガス排出ポートの上部に位置する遮断板とを含む。
本発明の実施の形態によると、前記ハウジングは、上部と下部が開口された円筒状の本体と、前記本体の上部に結合され、前記ガス流入ポートが備えられた上板と、前記本体の下部に結合され、前記ガス排出ポートが備えられた下板と、で構成される。
本発明の実施の形態によると、前記副産物捕集装置は、前記ハウジングを冷却するための第1冷却部と、前記トラップモジュールの前記内部管を冷却するための第2冷却部とを含む冷却部材をさらに含む。
本発明の実施の形態によると、前記第1冷却部は、前記ハウジングの壁に提供される第1冷却ラインを含み、前記第2冷却部は、前記内部管の壁に提供される第2冷却ラインを含む。
本発明の実施の形態によると、前記副産物捕集装置は、前記ハウジング内部に流入する排気ガスを加熱するための加熱部材をさらに含む。
上記の目的を達成すべく、本発明による副産物捕集装置は、ガス流入ポートとガス排出ポートを有するハウジングと、前記ハウジング内に提供され、表面に反応副産物を捕集する第1プレートが設けられた第1トラップ部と、前記ハウジング内に提供され、表面に反応副産物を捕集する第2プレートが設けられた第2トラップ部と、を備え、前記第1プレートと前記第2プレートは、排気ガスの流れを互いに相違する方向に案内するように形成される。
本発明の実施の形態によると、前記第1プレート各々は排気ガスの流れを曲線状に誘導するよう傾斜して形成され、各々の前記第2プレートは、前記ハウジングの長さ方向と垂直に配置され、前記第2プレート同士は互いに対向するように一定距離離隔するように提供され、前記第2プレートにはガスの流れ方向がジグザグになるように開口が形成される。
本発明の実施の形態によると、前記第1プレートは、排気ガスがハウジングの長さ方向に流れる時に垂直方向の流れから外れるように、案内するように形成される。
本発明の実施の形態によると、前記第1プレートは、排気ガスがハウジングの長さ方向に流れる時に流線形の流れに案内するように形成される。
本発明の実施の形態によると、前記第1プレート各々は、ハウジングの長さ方向を基準に50〜60度の傾斜を有して設けられる。
本発明は、2重のクーリング管構造からなるので、反応副産物をより迅速に冷却することができるという効果を有する。
本発明は、反応副産物をハウジングの外側と内側で同時に冷却するので反応副産物の捕集有効を向上させることができる。
本発明は、ハウジングの内部空間を環状空間と中央空間とに区画し、それぞれの空間には様々な形状のプレートを配置することで、パウダー吸着面積をさらに拡張し、捕集量を極大化することができる利点を有する。
本発明は、トラップモジュール全体にかけて均一にパウダーが捕集されるので、捕集装置の使用周期を延長することができ、頻繁な交換による工程中断を減少させて生産性向上などの効果を得ることができる。
本発明は、捕集モジュールから落下するパウダーの固まりがガス排出ポートを介して抜けないようにすることで、真空ポンプの損傷などを防止することができる。
本発明の捕集装置は、排気ガスが前部分では単純で広い移動経路を通過し、後部分では複雑で狭い移動経路を通過するようにして、パウダーが前部分だけでなく後部分でも均一に積もるようにする構造を有する。また、本発明の捕集装置は、排気ガスの温度をより迅速に下げるために、ハウジングの外部と内部で2重に冷却できる構造を有する。
図1は、本発明の実施の形態による副産物捕集装置を示す外観図であり、図2は、副産物捕集装置を示す部分断面図であり、図3は、副産物捕集装置を示す分解斜視図であり、図4は、副産物捕集装置を示す側面図である。図5は、図4に表示されたA−A線断面図である。
本発明の副産物捕集装置は、半導体、LCD製造工程またはその他の類似工程で薄膜の蒸着やエッチング時に反応副産物が発生するプロセスチャンバの排気ライン上に及びポンプ後端に設けられる。
図1乃至図5を参照すると、本発明による半導体装置の副産物捕集装置100は、ハウジング110、加熱手段120、トラップモジュール130及び冷却部材170を含んで構成される。
ハウジング110は、分離及び結合が容易であるように、円筒状の本体112と、ボルト締結によって本体112の上部に結合される上板114と、ボルト締結によって本体112の下部に結合される下板116とで構成される。
本体は112は、内側壁112a及び外側壁112bの二重壁構造を有し、内側壁112aと外側壁112bの間には冷媒が循環する第1冷却ライン172が螺旋状に設けられる。本体112の表面温度とハウジング110の内部温度は第1冷却ライン172によって下降するようになる。上板114は、プロセスチャンバから排気ガスが流入するガス流入ポート114aを有し、下板116は、排気ガスが排出されるガス排出ポート116aを有する。ガス流入ポート114aには、プロセスチャンバと連結される排気ラインが連結され、ガス排出ポート116aには、真空ポンプと連結される排気ラインが連結される。ちなみに、ハウジング110には排気ガスの漏れを防止するためのシール手段であるOリング111などが設けられることが好ましい。
本体は112は、内側壁112a及び外側壁112bの二重壁構造を有し、内側壁112aと外側壁112bの間には冷媒が循環する第1冷却ライン172が螺旋状に設けられる。本体112の表面温度とハウジング110の内部温度は第1冷却ライン172によって下降するようになる。上板114は、プロセスチャンバから排気ガスが流入するガス流入ポート114aを有し、下板116は、排気ガスが排出されるガス排出ポート116aを有する。ガス流入ポート114aには、プロセスチャンバと連結される排気ラインが連結され、ガス排出ポート116aには、真空ポンプと連結される排気ラインが連結される。ちなみに、ハウジング110には排気ガスの漏れを防止するためのシール手段であるOリング111などが設けられることが好ましい。
上述したように、ハウジング110は分離及び結合が容易な構造を有することにより、維持及び補修における便宜性が得られる。例えば、ハウジング110の維持及び補修は、ハウジング110の内壁(本体の内側壁)及びトラップモジュールに蒸着されるパウダーを除去するために施される。
加熱手段120はハウジング110の上板114の下に設けられる。加熱手段120は、ヒーター122及びヒーター122の上面に設けられる多数のヒーティングプレート124を含む。ヒーティングプレート124は、中央部に流入する排気ガスが回りの外側、即ち、ハウジング110の内側壁112aの方に向かって拡散されるように放射状に設けられる。排気ガスはヒーター122の上面に放射状に設けられたヒーティングプレート124によってハウジング110の内側壁がある周辺部に均一に拡散される。さらに、ヒーティングプレート124は、排気ガスがヒーター122の上面中央に到逹した直後、周縁に拡散されるまでの加熱経路を提供し、これにより、排気ガスはヒーティングプレート124によって十分加熱されて、化学的変化に必要なエネルギーが供給されるようになる。
ヒーター122は外部電源部と連結され、その内部には熱線が設けられ、排気ガスによって腐蝕しないようにセラミック、インコネル(inconel)などの素材で構成されることが好ましい。また、ヒーター122にはハウジング110の外部から熱線を引入し引出するための被覆管127が連設される。
一方、加熱手段120は、ガス流入ポート114aを介してハウジング110内部に流入する排気ガスがヒーター122の中央部分に向かうように排気ガスの流れを案内する円筒状ガイド128を有する。円筒状ガイド128は、ヒーティングプレート124の上部に設けられる。本発明による前記ヒーティングプレート124は、真空圧下で排気ガスの流れが最大限保障されるように若干変形されて構成されることができる。
図2、図5、図6及び図7を参照すると、トラップモジュール130はパウダーを捕集するのに非常に重要な構成である。トラップモジュール130は、第1トラップ部134、第2トラップ部142、第3トラップ部150及び内部管132からなる。
内部管132はハウジング110の内部中央に位置する。内部管132は、複数の水平支持ピン133によってハウジング110の下板116から離隔するように設けられる。水平支持ピン133はハウジング110のフランジリング119部分に設けられる。内部管132の外周面に第1トラップ部134と第2トラップ部142が設けられ、内部通路には第3トラップ部150が設けられる。内部管132は第2冷却ライン174によって冷却される。第2冷却ライン174は、内部管132の外側壁132bと内側壁132aの間の空間に螺旋状に設けられる。
即ち、ハウジング110の内部空間は、内部管132によって、内部管132外側に該当する環状空間a1と、内部管132の内側(内部通路)に該当する中央空間a2とに区画される。ハウジング110の内部空間に流入した排気ガスの一部は環状空間a1に流れ、残りの排気ガスは中央空間a2に流れるようになる。環状空間a1には第1、2トラップ部134、142が位置し、中央空間a2には第3トラップ部150が位置する。環状空間a1に流れる排気ガスは外側のハウジング110と内側の内部管132の温度影響を受けて温度が下がり、中央空間(内部管の内部通路)a2に流れる排気ガスは内部管132の温度影響を受けて温度が下がるようになる。このように、本発明はハウジング110の内部空間を通過する排気ガスが均一に冷却されるので、反応副産物がパウダー形態に変換されてトラップモジュール130に捕集される効率が大きく向上する。
このように、本発明のパウダー捕集装置130は、ハウジング110及びハウジング内部の内部管132からなる2重管構造を有するだけでなく、ハウジング110と内部管132の両方が冷却される多重冷却構造を有することに、その構造的な特徴がある。
第1トラップ部134は、内部管132の外周面に放射状(60度間隔)に傾斜して設けられる6個の第1プレート136を有する。第1プレート136は、排気ガスの流れを曲線(curve)状に誘導するため、湾曲して形成される。第1プレート136同士は排気ガスの円滑な流れのために十分な距離を置いて位置する。即ち、第1プレートは湾曲形状に内部管132の外周面に傾斜して設けられる。この時、第1プレート136は所定角度(50〜60度)の傾斜を持って設けられることができる。例えば、第1プレート136の傾斜度が大きいと(大きく傾いた状態になると)パウダーが第1プレート136にだけ集中的に積もるようになり、逆に第1プレート136の傾斜度が小さいと(殆ど直立した状態になると)パウダーが第1プレートには積もらないで第2プレートにだけ積もるようになる。一方、第1プレート136には複数の貫通孔136aが形成される。貫通孔136aは、ガス流入ポート114aから遠くなるほど大きさが小くなることが好ましい。第1プレート136の外側面137がハウジング110の内側面(本体の内側壁)112aと接するようになって、ハウジング110との熱交換が容易に行われる。即ち、第1プレート136はハウジング110と内部管132によって冷却される。第1プレート136は、外側面137に一部分が切開された切開部136bを有する。例えば、第1プレート136は平板形状を有し、所定角度傾くように内部管132の外周面に設けられることができる。
上述した第1トラップ部134における排気ガスの流れは次の通りである。排気ガスは、第1プレート136同士の間の曲線通路に沿って旋回しながら移動し、排気ガスの一部は第1プレート136の貫通孔136a及び切開部136bを介して垂直下方に移動する。このように第1トラップ部134は、排気ガスの円滑な流れのために傾いたメイン経路の他に多数の垂直な補助経路を提供する。
第2トラップ部142は第1トラップ部134の下端に位置する。第2トラップ部142は、内部管132の外周面に排気ガスがジグザグ(zigzag)状に通過できる水平及び垂直通路を提供する3段の第2プレート144を有する。水平通路は第2プレート144同士の間に提供され、垂直通路は第2プレート144に形成された多数の開口(opening)144aによって提供される。第2プレート144の開口144aは互いに異なる位置に形成される。第1トラップ部134と隣接する最上端の第2プレート144は、第1トラップ部132の第1プレート136の間を通過した排気ガスが第2トラップ部142に容易に流入するように、上方に傾いた傾角部分144bを有する。もし、傾角部分144bが備えられなければ、第1トラップ部134と第2トラップ部142の間の空間で渦流が発生してしまう。このような渦流はパウダーの円滑な流れを妨害して、第2トラップ部142上端にだけパウダーが集中的に積もる原因となる。
図面に示すように、第1トラップ部134の長さは第2トラップ部142の長さより長く形成される。例えば、第1トラップ部134と第2トラップ部142の長さ比率は7:3が好ましい。例えば、第1トラップ部と第2トラップ部の長さ比率が5:5に調節される場合、反応副産物が第1トラップ部に集中的に積もる現象が発生する。このような現象は第1トラップ部における反応副産物の停滞が一つの原因になる場合があり、反応副産物の停滞は第1トラップ部の第1プレートの傾斜角度及び第2トラップ部の長い移動経路によって発生しうる。
第3トラップ部150は内部管132の内部通路a2に設けられる。第3トラップ部150は内部管132の内部通路a2を通過する排気ガスの反応副産物を捕集する。第3トラップ部150は、内部管132の内部通路a2の中央に垂直常態に位置する支持台152と、支持台152に傾くように設けられる4個の第3プレート154と、支持台152に水平状態に設けられる複数の第4プレート156とを有する。支持台152の上部は内部管132に3個のボルトによって締結される。第4プレート154は支持台152に6段に設けられ、最下端に設けられる第4プレート154はパウダーの固まりがガス排出ポート116aを介して抜けないよう円板からなり、外側面は折曲形状に形成されて、排気ガスの排出を容易にする。
図8乃至図11は、第3トラップ部の様々な変形例を示す図である。
図8には、支持台152と、支持台152に多段に設けられる第4プレート158とで構成される第3トラップ部150aが図示されている。そして、図9乃至図11には、貫通孔159aが形成された6個の第5プレート159及び水平状態の第6プレート160で構成された第3トラップ部150aが図示されている。第5プレート159は内部管132の内部通路a2に傾斜して位置し、外側面が内部管132の内側壁132aと接するように設けられる。そして、第6プレート160は下板116の上面から3個の支持台161によって支持された状態で多段に設けられる。
一方、本発明の捕集装置は遮断部材を有する。遮断部材はトラップモジュール130から剥がれたパウダーの固まりがガス排出ポート116aを介して抜けないように遮断する。遮断部材は、下板116の内面から上方向に突出形成される遮断あご162からなる。前記遮断あご162は、側方向から流入するパウダーの固まりを遮断する。例えば、遮断部材は、第3トラップ部130に設けられることができ、図6に図示された第3トラップ部150で最下端に位置する第4プレート154と、図10に図示された第3トラップ部150bで最下端に位置する第6プレート160が遮断板の機能を行う。
トラップモジュール130におけるプレートの取付け個数は限定されないが、多すぎる場合は排気ガスの円滑な流れを妨害し、プレート同士の間隔が細すぎる場合はパウダーが蒸着された時に通路が早く詰まる結果をもたらす虞がある。従って、プレートの取付け個数は、取付け環境、ハウジングの内圧、行われている工程などの様々な要因を総合的に考慮して適切に選択することができる。
上述したように、本発明の副産物捕集装置は、排気ガスが前部分では単純で広い移動経路を通過し、後部分では複雑で狭い移動経路を通過するようにして、パウダーが前部分だけでなく後部分でも均一に蒸着されるようにする。言い替えれば、ハウジング110の内部に流入する排気ガスの反応副産物は、ハウジング110内部の低い温度雰囲気によってパウダー形態に変化する。この時、排気ガスが第1トラップ部134の傾いた広い移動経路を通過しながら、排気ガスのパウダーの一部が第1トラップ部134の第1プレート136及び内部管132の外周面に積もるようになる。そして、第1トラップ部134を通過した残りのパウダーは、第2トラップ部142の第2プレート144によって提供される狭く複雑な通路を通過しながら、第2プレート144の表面と内部管132の外周面に積もるようになる。
冷却部材170は、ハウジング110の内部に流入する排気ガスに含まれた反応副産物をトラッピング(trapping)するためにハウジング110内部を低温の雰囲気にする。図面に示すように、冷却部材170は、ハウジング110の本体112を冷却するための第1冷却ライン172と、トラップモジュール130の内部管132を冷却するための第2冷却ライン174と、第1、2冷却ライン172、174に冷媒を供給するための供給管176と、冷却ラインを通過した冷媒が排出される排出管177とを含む。
ここで、第1冷却ライン172と第2冷却ライン174はハウジング110と内部管132の表面を冷却するのは勿論、ハウジング110の内部温度及びトラップモジュール130のプレートの温度を下げるようになる。第1、2冷却ライン172、174に冷媒を流すと、ハウジング110、内部管132、プレート136、144、154、156及びハウジング内部温度は排気ガスの温度に比べて相対的に著しく低くなる。
従って、排気ガス(特に反応副産物)はハウジング110に流入しながら加熱部材120によって加熱された直後、蒸気状態で低い温度に冷却されたハウジング110、内部管132そしてプレート136、144、154、156の表面に接すると瞬間的に膜質化されて蒸着されながら急速度の捕集が行われる。ここで、トラップモジュール130の表面に蒸着される瞬間の反応副産物は蒸気(Vapor)状態から固形(Solid)状態に転換される時点で膜質化され、プレート136、144、154、156表面及び内部管132の表面にさらに迅速、均一且つ確実に蒸着される。
特に、本発明は、ハウジング110の内部温度及びプレート136、144、154、156の表面温度を迅速に下げるよう、ハウジング110と内部管132が第1、2冷却ライン172、174によって冷却され、第1、2プレート136、144はハウジング110の内側壁と内部管132の外側壁に接触するように設けられ、第3、4プレート154、156は内部管132の内側壁に接触するように設けられて、プレート136、144、154、156の熱交換面積が増加する。これにより、ハウジング110に流入する反応副産物をさらに迅速に固形化できる雰囲気を造成するようになる。
このように、本発明の副産物捕集装置は、ハウジングに流入する反応副産物をさらに迅速に固形化できるようにハウジングの外部と内部で2重に冷却できる構造を有する。
以下では、上記のように構成された本発明による半導体装置の副産物捕集装置の動作を、図面を参照して反応副産物の流れを中心に説明する。
先ず、外部の冷媒タンクと連結された冷媒供給管40を介して第1冷却ライン410及び第2冷却ライン420に冷媒が供給される。第1冷却ラインと第2冷却ラインに冷媒が流れながら、ハウジング、内部管、プレート表面及びハウジング内部温度が下降するようになる。そして、加熱部材のヒーター作動で高温の熱を放出することで、ヒーター220と接触したヒーティングプレート210が高温に加熱される。
上記のように、本発明の捕集装置が稼動されている状態で、本発明の捕集装置と連結されたプロセスチャンバで発生する多量の反応副産物を含む排気ガスはガス流入ポートを介してハウジング内部に流入する。排気ガスは加熱部材によって加熱された後ハウジングの内部空間に拡散される。
ハウジング110の内部空間に拡散される排気ガスの一部は環状空間a1に流れ、残りの排気ガスは中央空間a2に流れるようになる。環状空間a1に流れる排気ガスは既に低温に冷却されたハウジングの内側壁、第1プレート、内部管の外側壁表面と接触するようになり、ハウジングの内側壁、第1プレート、内部管の外側壁表面と接触する瞬間冷却されて、蒸気状態から急速に固形化が進行されながら各表面に蒸着される。
また、中央空間(内部管の内部通路)a2に流れる排気ガスは既に低温に冷却された内部管の内側壁及び第3プレート表面と接触するようになり、内部管の内側壁及び第3プレート表面と接触する瞬間冷却されて、蒸気状態から急速に固形化が進行されながら各表面に蒸着される。
このように、本発明はハウジングの外部と内部で2重に冷却する構造を有するので、ハウジング内部温度を低く維持することができ、従って反応副産物をさらに迅速に固形化できる利点を有する。ちなみに、気体状態の反応副産物は急激に温度が低下すると吸着性の強いパウダーになり、特に反応副産物は所定温度以下に冷却された部位でさらに吸着性が強い特性を有する。従って、ハウジング110の内部空間を通過する反応副産物が迅速に冷却されるので、反応副産物がパウダー形態に変換されてトラップモジュール130に捕集される効率が大きく向上する。
一方、トラップモジュールの第1トラップ部で捕集されなかった他の反応副産物は、第2トラップ部の水平垂直通路をジグザグに通過しながら所定温度以下に冷却され固形化されて、第2プレート表面と内部管の外側壁、そしてハウジングの内側壁に積もるようになる。そして、第3トラップ部の上端部で捕集されなかった他の反応副産物は、第3トラップ部の第4プレートをジグザグに通過しながら固形化されて、第4プレート表面と内部管の内側壁に積もるようになり、図12のようにトラップモジュール全体にかけて均一にパウダーが蒸着される。図13に示すように、円板のプレートが多段に設けられたトラップモジュールの場合は、上部のプレート上面にだけパウダーが積もるため、交換周期が非常に短いだけでなく捕集効率が著しく低下することが判る。
即ち、本発明の副産物捕集装置は、排気ガスが前部分では単純で広い移動経路を通過し、後部分では複雑で狭い移動経路を通過するようにして、パウダーが前部分だけでなく後部分でも均一に蒸着される。従って、捕集装置の交換周期が画期的に延長され、それによって工程遅延の減少による生産性向上及び原価節減の効果を得ることができる。
一方、本発明による副産物捕集装置は様々に変形されることができ、様々な形態に具現されることができる。しかし、本発明は前記の詳細な説明で言及される特別な形態に限定されることではなく、むしろ添付の請求の範囲によって定義される本発明の精神と範囲内におけるすべての変形物と均等物及び代替物を含むと理解されるべきである。
[産業上の利用可能性]
[産業上の利用可能性]
本発明は、半導体、LCDを製造する全ての製造設備に応用が可能である。特に、本発明の副産物捕集装置は、半導体、LCD製造工程またはその他の類似工程で薄膜の蒸着やエッチング時に反応副産物が発生するプロセスチャンバの排気ライン上に及びポンプ後端に適用されて、排気ライン上に排気される反応副産物の效率的な捕集を可能とする。
110 ハウジング
120 加熱手段
130 トラップモジュール
170 冷却部材
120 加熱手段
130 トラップモジュール
170 冷却部材
Claims (34)
- プロセスチャンバで発生する排気ガス内の反応副産物を捕集するための副産物捕集装置であって、
ガス流入ポートとガス排出ポートを有するハウジングと、
前記ハウジング内部に設けられ、排気ガスの流れを曲線状に誘導するために湾曲してまたは傾斜して形成された第1プレートを有するトラップモジュールと、を含むことを特徴とする半導体製造装置の副産物捕集装置。 - 前記トラップモジュールの前記第1プレートが放射状に傾斜して配置されることを特徴とする請求項1に記載の半導体製造装置の副産物捕集装置。
- 前記トラップモジュールは、
前記ハウジング内部に設けられ、前記排気ガスの流れをジグザグ状に案内するように形成された多数の第2プレートをさらに含むことを特徴とする請求項2に記載の半導体製造装置の副産物捕集装置。 - 前記トラップモジュールは、
前記第1プレートが設けられる第1トラップ部と、
一定間隔離隔するように多段に配置され、排気ガスが流れる通路を提供する多数の開口が形成された第2プレートが設けられる第2トラップ部と、をさらに含むことを特徴とする請求項2に記載の半導体製造装置の副産物捕集装置。 - 前記第1トラップ部の長さは前記第2トラップ部の長さより長いことを特徴とする請求項4に記載の半導体製造装置の副産物捕集装置。
- 前記第2トラップ部は、前記第1トラップ部に比べて前記ガス排出ポートに隣接する位置に提供されることを特徴とする請求項4に記載の半導体製造装置の副産物捕集装置。
- 前記第1プレートは、外側面が前記ハウジングの内側面と接するように提供され、
前記ハウジングの内側面と前記第1プレートの外側面の間に排気ガスが通過するように、前記第1プレートの前記外側面には切開部が形成されることを特徴とする請求項4に記載の半導体製造装置の副産物捕集装置。 - 前記第1プレートには複数の貫通孔が形成されていることを特徴とする請求項4に記載の半導体製造装置の副産物捕集装置。
- 前記貫通孔の大きさは前記ガス流入ポートから遠いほど小さくなることを特徴とする請求項8に記載の半導体製造装置の副産物捕集装置。
- 前記トラップモジュールは、
排気ガスが通過する内部通路を有し、外周面に前記第1プレート及び前記第2プレートが固定される内部管と、
前記内部管の内部通路に設けられ、前記内部通路を通過する排気ガスの反応副産物を捕集する第3トラップ部と、をさらに含むことを特徴とする請求項4に記載の半導体製造装置の副産物捕集装置。 - 前記第3トラップ部は、
前記内部管の内部通路中央に垂直に位置する支持台と、
傾斜して提供されるように前記支持台に設けられる第3プレートと、
水平方向に提供されるように前記支持台に設けられる第4プレートと、を含むことを特徴とする請求項10に記載の半導体製造装置の副産物捕集装置。 - 前記トラップモジュールから剥がれたパウダー固まりが前記ガス排出ポートを介して抜けることを防止する遮断部材をさらに含むことを特徴とする請求項10に記載の半導体製造装置の副産物捕集装置。
- 前記遮断部材は、
前記ガス排出ポートが提供された前記ハウジングの一面から前記ハウジングの内部方向に突出形成される遮断あごを含むことを特徴とする請求項12に記載の半導体製造装置の副産物捕集装置。 - 前記遮断部材は、
前記ガス排出ポートの上部に位置する遮断板をさらに含むことを特徴とする請求項13に記載の半導体製造装置の副産物捕集装置。 - 前記ハウジングは、
上部と下部が開口された円筒状の本体と、
前記本体の上部に結合され、前記ガス流入ポートが備えられた上板と、
前記本体の下部に結合され、前記ガス排出ポートが備えられた下板と、で構成されることを特徴とする請求項1に記載の半導体製造装置の副産物捕集装置。 - 前記ハウジング内部を通過する排気ガスを冷却するための冷却部材をさらに含むことを特徴とする請求項10に記載の半導体製造装置の副産物捕集装置。
- 前記冷却部材は、
前記ハウジングを冷却するための第1冷却部と、
前記トラップモジュールの前記内部管を冷却するための第2冷却部と、を含み、
前記第1プレート及び前記第2プレートは、前記冷却部材によって冷却された前記ハウジング及び前記内部管と熱交換が行われることを特徴とする請求項16に記載の半導体製造装置の副産物捕集装置。 - 前記第1冷却部は、前記ハウジングの壁に提供される第1冷却ラインを含み、
前記第2冷却部は、前記内部管の壁に提供される第2冷却ラインを含むことを特徴とする請求項17に記載の半導体製造装置の副産物捕集装置。 - 前記ハウジング内部に流入する排気ガスを加熱するための加熱部材をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の半導体製造装置の副産物捕集装置。
- プロセスチャンバで発生する排気ガス内の反応副産物を捕集するための副産物捕集装置であって、
ガス流入ポートとガス排出ポートを有するハウジングと、
前記ハウジング内に提供され、表面に反応副産物を捕集する第1プレートが設けられた第1トラップ部と、
前記ハウジング内に提供され、表面に反応副産物を捕集する第2プレートが設けられた第2トラップ部と、を備え、
前記第1プレートと前記第2プレートは、排気ガスの流れを互いに相違する方向に案内するように形成されることを特徴とする半導体製造装置の副産物捕集装置。 - 前記第1プレート各々は排気ガスの流れを曲線状に誘導するよう傾斜して形成され、
各々の前記第2プレートは、前記ハウジングの長さ方向と垂直に配置され、前記第2プレート同士は互いに対向するように一定距離離隔するように提供され、前記第2プレートにはガスの流れ方向がジグザグになるように開口が形成されることを特徴とする請求項20に記載の半導体製造装置の副産物捕集装置。 - 前記第1プレート各々は、ハウジングの長さ方向を基準に50〜60度の傾斜を有して設けられることを特徴とする請求項21に記載の半導体製造装置の副産物捕集装置。
- 前記第1プレートは、排気ガスがハウジングの長さ方向に流れる時に垂直方向の流れから外れるように、案内するように形成されることを特徴とする請求項21に記載の半導体製造装置の副産物捕集装置。
- 前記第1プレートは、排気ガスがハウジングの長さ方向に流れる時に流線形の流れに案内するように形成されることを特徴とする請求項21に記載の半導体製造装置の副産物捕集装置。
- プロセスチャンバで発生する排気ガス内の反応副産物を捕集するための副産物捕集装置であって、
ガス流入ポートとガス排出ポートを有し、排気ガスが流れる内部通路を有するハウジングと、
前記ハウジング内部に設けられる冷却塔と、
前記ハウジング内部に提供され、表面に反応副産物を捕集する複数のプレートを有するトラップモジュールと、を含むことを特徴とする半導体製造装置の副産物捕集装置。 - 前記ハウジングと前記冷却塔を冷却する冷却部材をさらに含むことを特徴とする請求項25に記載の半導体製造装置の副産物捕集装置。
- 前記内部通路が外側の環状空間と内側の中央空間とに区画されるように、前記冷却塔は管形状からなることを特徴とする請求項26に記載の半導体製造装置の副産物捕集装置。
- 前記複数のプレートは、前記ハウジングの内側面と前記冷却塔の外側面に接することを特徴とする請求項26または請求項27に記載の半導体製造装置の副産物捕集装置。
- 前記複数のプレートは、排気ガスの流れを互いに相違する方向に案内するように形成された第1プレートと第2プレートを含むことを特徴とする請求項26または請求項27に記載の半導体製造装置の副産物捕集装置。
- 前記トラップモジュールは、
前記第1プレートが設けられる第1トラップ部と、前記第2プレートが設けられる第2トラップ部を含み、
前記第1プレートは、排気ガスの流れを曲線状に誘導するために湾曲してまたは平面状に形成され、
前記第2プレートは、前記排気ガスの流れをジグザグ状に案内するように形成されることを特徴とする請求項29に記載の半導体製造装置の副産物捕集装置。 - 前記第1プレートが放射状に傾斜して配置されることを特徴とする請求項30に記載の半導体製造装置の副産物捕集装置。
- 前記冷却塔の中央空間に設けられ、前記中央空間を通過する排気ガスの反応副産物を捕集する第3プレートをさらに含むことを特徴とする請求項27に記載の半導体製造装置の副産物捕集装置。
- 前記トラップモジュールから剥がれたパウダー固まりが前記ガス排出ポートを介して抜けることを防止する遮断部材をさらに含むことを特徴とする請求項26または請求項27に記載の半導体製造装置の副産物捕集装置。
- 前記冷却部材は、
前記ハウジングの壁に提供される第1冷却ラインを有する第1冷却部と、
前記冷却塔の壁に提供される第2冷却ラインを有する第2冷却部とを含み、
前記プレートは前記冷却部材によって冷却された前記ハウジング及び前記冷却塔と熱交換が行われることを特徴とする請求項26または請求項27に記載の半導体製造装置の副産物捕集装置。
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