JP2009533490A5 - - Google Patents

Claims (18)

1. 乳濁液であって、第一のポリマー成分と、添加物質とを含み、該添加物質が微生物油を含みかつ約５ダイン／ｃｍ未満の界面張力を有し、および該乳濁液が約６．０を超えるｐＨまたは約５．０未満のｐＨを有する、乳濁液。
2. 抗酸化剤をさらに含む、請求項１に記載の乳濁液。
3. 前記抗酸化剤がフェノール化合物、植物抽出物、イオウ（ｓｕｌｐｈｕｒ）含有化合物、またはアスコルビン酸もしくはアスコルビン酸の塩を含む、請求項２に記載の乳濁液。
4. 前記ｐＨが約３．５〜約４．９である、請求項１に記載の乳濁液。
5. 前記ｐＨが約９．０〜約１１．０である、請求項１に記載の乳濁液。
6. 前記第一のポリマー成分がＢ型ゼラチン、ポリリン酸塩、アラビアゴム、アルギン酸塩、キトサン、カラゲナン、ペクチン、低メトキシルペクチン、デンプン、改変されたデンプン、α−ラクトアルブミン、β−ラクトグロブミン、オボアルブミン、ポリソルビタン、マルトデキストリン、シクロデキストリン、セルロース、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロプロピルメチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、乳タンパク質、乳漿タンパク質、大豆タンパク質、菜種タンパク質、アルブミン、キサンタン、ジェランガム、寒天、コーシャゼラチン、非コーシャゼラチン、ハラルゼラチン、非ハラルゼラチン、またはその混合物を含む、請求項１に記載の乳濁液。
7. 前記添加物質が約２ダイン／ｃｍ未満の界面張力を有する、請求項１に記載の乳濁液。
8. 前記添加物質が約１ダイン／ｃｍ未満の界面張力を有する、請求項１に記載の乳濁液。
9. 前記添加物質が約０．５ダイン／ｃｍ未満の界面張力を有する、請求項１に記載の乳濁液。
10. 前記添加物質が藻類の油を含む、請求項１に記載の乳濁液。
11. 前記添加物質がＴｈｒａｕｓｔｏｃｈｙｔｒｉｕｍ、Ｓｃｈｉｚｏｃｈｙｔｒｉｕｍ、またはその混合物に由来する油を含む、請求項１に記載の乳濁液。
12. 前記添加物質がω３脂肪酸、ω３脂肪酸のアルキルエステル、ω３脂肪酸のトリグリセリドエステル、ω３脂肪酸のフィトステロールエステル、および／またはその混合物を含む、請求項１に記載の乳濁液。
13. 前記添加物質がドコサヘキサエン酸および／またはエイコサペンタエン酸、そのＣ_１−Ｃ_６アルキルエステル、そのトリグリセリドエステル、そのフィトステロールエステル、またはその混合物を含む、請求項１に記載の乳濁液。
14. 前記添加物質が前記乳濁液の約１重量％〜約５０重量％である、請求項１〜１３のいずれかに記載の乳濁液。
15. 乳濁液を調製するためのプロセスであって、第一のポリマー成分と添加物質との水性混合物を提供する工程であって、該添加物質が海洋性油を含みかつ約５ダイン／ｃｍ未満の界面張力を有し、該混合物が、約６．０を超えるｐＨまたは約５．０未満のｐＨを有する、工程と、該混合物を乳化する工程とを含む、プロセス。
16. 被験体に添加物質を送達する薬物を調製するための、請求項１に記載の乳濁液の使用。
17. 製剤ビヒクルであって、請求項１に記載の乳濁液を含む、製剤ビヒクル。
18. 前記製剤ビヒクルが食料品、飲料、栄養補助製剤、または医薬品製剤である、請求項１７に記載の製剤ビヒクル。