JP2009528407A - ホルムアルデヒド不含の、ホルムアルデヒドをベースとするカルボニル水素化されたケトン−アルデヒド樹脂およびその製造法 - Google Patents
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Abstract
Description
R=芳香族性(aromatisch)で6〜14個の炭素原子を有し、(環状)脂肪族性((cyclo-)aliphatisch)で1〜12個の炭素原子を有し、
R'=H、CH2OH、
k=2〜15、有利には3〜12、とりわけ有利には4〜12、
m=0〜13、有利には0〜9、
l=0〜2]に従う構造要素を含む、3ppm未満の遊離ホルムアルデヒドの含有量を有するホルムアルデヒドをベースとするカルボニル水素化されたケトン−アルデヒド樹脂であり、その際、k+l+mからの合計は5〜15でありかつ、k>mであり、有利には5〜12であり、3つの構造要素は交互にまたは統計的に分布していてよくかつ、その際、該構造要素はCH2基を介して線状にかつ/またはCH基を介して分岐状に結合している。
A)溶媒不含でまたは水混和性有機溶媒の使用下で、少なくとも1つの塩基性触媒および場合により少なくとも1つの相間移動触媒の存在において少なくとも1つのケトンと少なくとも1つのアルデヒドとを縮合させることによる基本樹脂(Grundharze)の製造、
B)圧力50〜350bar、有利には100〜300bar、とりわけ有利には150〜300barおよび温度40〜140℃、有利には50〜140℃にて触媒の存在下での溶融液におけるまたは適した溶媒に溶解しての水素によるケトン−アルデヒド樹脂(A)のカルボニル基の連続的、半連続的または不連続的な水素化
によって得られる、実質的に式II
R=芳香族性で6〜14個の炭素原子を有し、(環状)脂肪族性で1〜12個の炭素原子を有し、
R'=H、CH2OH、
k=2〜15、有利には3〜12、とりわけ有利には4〜12;
m=0〜13、有利には0〜9、
l=0〜2]に従う構造要素を含む、3ppm未満の遊離ホルムアルデヒドの含有量を有するホルムアルデヒドをベースとするカルボニル水素化されたケトン−アルデヒド樹脂であり、その際、k+l+mからの合計は5〜15でありかつ、k>mであり、有利には5〜12であり、3つの構造要素は交互にまたは統計的に分布していてよくかつ、その際、該構造要素はCH2基を介して線状にかつ/またはCH基を介して分岐状に結合している。
・遊離ホルムアルデヒドの含有量が、3ppmを下回り、有利には2.5ppmを下回り、とりわけ有利には2.0ppmを下回り、
・結晶性化合物の含有量が、5質量%を下回り、有利には2.5質量%を下回り、とりわけ有利には1質量%を下回り、
・カルボニル価が、0〜100mg KOH/g、有利には0〜50mg KOH/g、とりわけ有利には0〜25mg KOH/gであり、
・ヒドロキシル価が、50〜450mg KOH/g、有利には150〜400mg KOH/g、とりわけ有利には200〜375mg KOH/gであり、
・ガードナーによる色数(酢酸エチル中で50%)が、1.5を下回り、有利には1.0を下回り、とりわけ有利には0.75を下回り、
・該樹脂の熱負荷(24h、150℃)後のガードナーによる色数(酢酸エチル中で50%)が、2.0を下回り、有利には1.5を下回り、とりわけ有利には1.0を下回り、
・該樹脂の多分散性(Mw/Mn)が、1.35〜1.6、とりわけ有利には1.4〜1.58であり、
・フェノキシエタノール中で40%の時の溶液粘度が、5000〜12000mPa・s、とりわけ有利には6000〜10000mPa・sであり、
・融点/溶融範囲が、50〜150℃、有利には75〜140℃、とりわけ有利には100〜130℃であり、かつ
・150℃で24hにわたる熱処理後の揮発性でない成分の含有量が、97.0%を上回り、有利には97.5%を上回る
ことを特徴とする。
A)溶媒不含でまたは水混和性有機溶媒の使用下で、少なくとも1つの塩基性触媒および場合により少なくとも1つの相間移動触媒の存在において少なくとも1つのケトンと少なくとも1つのアルデヒドとを縮合させることによる基本樹脂の製造、
および引き続く
B)圧力50〜350bar、有利には100〜300bar、とりわけ有利には150〜300barおよび温度40〜140℃、有利には50〜140℃にて触媒の存在下での溶融液におけるまたは適した溶媒に溶解しての水素によるケトン−アルデヒド樹脂(A)のカルボニル基の連続的、半連続的または不連続的な水素化
を特徴とする。
ケトンおよびアルデヒド
ホルムアルデヒドをベースとするカルボニル水素化されたケトン−アルデヒド樹脂を製造するためのケトンとして、カルボニル基に対するα’位において反応可能性を有さないかまたはα’位においてわずかな反応性のみを有する全てのケトン、殊に全てのα−メチルケトン、例えばアセトフェノン、アセトフェノンの誘導体、例えばヒドロキシアセトフェノン、フェニル環上に1〜8個の炭素原子を有するアルキル置換されたアセトフェノン誘導体、メトキシアセトフェノン、3,3−ジメチルブタノン、メチルイソブチルケトン、しかしまたプロピオフェノン単独または混合したものが適している。これらのケトン、殊にα−メチルケトンは、本発明に従う樹脂中の成分に対して70〜100モル%含まれている。
カルボニル基を含有する基本樹脂A)の製造のために、そのつどのケトンまたは種々のケトンとホルムアルデヒドまたはホルムアルデヒドと付加的なアルデヒドとからの混合物との混合物が、少なくとも1つの塩基性触媒の存在において反応させられる。殊に、水溶液としてのホルムアルデヒドおよびその水溶性が限定されているケトンが使用される場合、有利には水混和性有機溶媒が使用されうる。なかでもそれと結合したより良好な位相結合(Phasenmischung)ゆえに、反応転化率はその時にはより素早くかつより完全なものとなる。それ以外に、場合により少なくとも1つの相間移動触媒が付加的に使用されえ、それによって、例えばアルカリ金属化合物の量を減少させることが可能である。反応の終了後、水相が樹脂相から分離される。粗製生成物は、樹脂の溶融液試料が透明に現れるまで酸性水により洗浄される。次いで該樹脂は蒸留によって乾燥させられる。
X:窒素原子またはリン原子、
R1,R2,R3,R4:同じまたは異なっていてよくかつ、炭素鎖中に1〜22個のC原子を有するアルキル基および/またはフェニル基および/またはベンジル基を意味しかつ、
Y:有[無]機酸のアニオンまたはヒドロキシドイオンを意味する]
の相間移動触媒が−ケトンに対して−0.01〜15質量%使用される。
とりわけ有利な一実施態様において、まずカルボニル基を含有する基本樹脂A)が製造される。このために、50〜90%のメタノール性溶液中のケトン10モル、相間移動触媒0〜5質量%およびホルムアルデヒド水溶液1〜5モルが装入されかつ、攪拌下で均質化される。それに続いて、攪拌下で苛性ソーダ水溶液0.1〜5モルが添加される。次いで70〜115℃にて、攪拌下でホルムアルデヒド水溶液4〜10モルが30〜120分にわたり添加される。攪拌機は、還流温度でさらに0.5〜5h攪拌した後に停止される。任意に、運転時間の約3分の1が経過した後に、ホルムアルデヒド水溶液をさらに0.1〜1モル添加してよい。水相が樹脂相から分離される。粗製生成物は、樹脂の溶融液試料が透明に現れるまで有機酸の使用下で水により洗浄される。次いで該樹脂は蒸留によって乾燥させられる。
ケトンおよびアルデヒドとからの樹脂が、触媒の存在において水素により水素化される。その際、ケトン−アルデヒド樹脂のカルボニル基は第二級ヒドロキシ基に変換される。反応条件に応じて、該ヒドロキシ基の一部が脱離されえ、その結果メチレン基が生じる。反応条件は、還元されなかったカルボニル基の割合がわずかとなるように選択される。具体的に示すために、以下の簡略化された図式が用いられる:
製造されたカルボニル基を含有する樹脂A)の水素化のために、連続的な固定床反応器中で作業される。本発明に従う樹脂の製造のためにとりわけ適しているのは、有利にはトリクルベッド運転方式において運転される高炉(Sahachtoefen)および管束(Rohrbeundel)である。その際、水素および水素化されるべき樹脂は、場合により溶媒に溶解して、反応器の頭部で触媒層(Katalysatorschuettung)に供給される。代替的に、水素は下方から上方への逆流でも送ってよい。場合により含まれる溶媒は−所望される場合−引き続き分離されうる。
遊離ホルムアルデヒドの含有量の測定
ホルムアルデヒド含有量を、HPLCを用いたLutidin法によるポストカラム誘導化により算出する。
測定は、DIN53240−2"ヒドロキシル価の測定"に依拠して行う。
この際、3hのアセチル化時間が厳密に保たれることに注意しなければならない。
測定は、FT−IR−分光法でNaCl−キュベット内のTHF中での2−エチルヘキサノンを用いて校正することにより行う。
揮発性でない成分の含有量は、二重測定からの平均値として出す。清浄されたアルミニウム−小ざら(風袋質量(Taramasse) m1)に、分析秤上で約2gの試料を量り入れる(物質の質量 m2)。
引き続き、アルミニウム−小ざらを150℃で24hにわたり循環空気−ウォーミングキャビネット内に入れる。該小ざらを室温に冷却しかつ、0.1mgまで正確に量りなおす(m3)。揮発性でない成分(nfA)は、以下の等式により計算される:
ガードナーによる色数の測定は、DIN ISO 4630に依拠して、酢酸エチル中で50%の樹脂の溶液中で行う。
溶液粘度の測定のために、樹脂をフェノキシエタノール中に40%で溶解する。粘度の測定は、20℃で平板/円錐型−回転粘度計(1/40s)を用いて行う。
本発明に従う樹脂の分子量分布の測定を、ゲル浸透クロマトグラフィーを用いて、基準としてのポリスチレンに対するテトラヒドロフラン中で行う。多分散性(Mw/Mn)は、質量平均(Mw)対数平均(Mn)の比率から計算される。
測定は、DIN 53181に依拠して、キャピラリー融点測定装置(Buechi B−545)により行う。
フェノキシエタノール中の水素化された樹脂の溶液を、結晶形成のために貯蔵する。結晶を分離してメタノールで希釈し、膜フィルターを介して単離しかつ量り取る。
k、lおよびmの値を計算するために、以下のように処理を行う。
分子量(Mn)は1000g/モルであり、OH価は300g KOH/gであり、カルボニル価は10mg KOH/gである。
10mg KOH/gのC=O価から、(10/56110*1000)0.18個のC=O基が1000g/モル当たりにつき生じる。これはl=0.18であることを意味する。
mの計算:(1000g/モル−(5.35モル*134g/モル)−(0.18モル*132g/モル))/118g/モル=259/118=2.2
それにより、k+m+lからの合計は5.35+2.2+0.18=7.73である。
実施例:
本発明に従わない比較例
従来技術を最良に記載する文献は、DE3334631A1である。
ここで用いられるアセトフェノン/ホルムアルデヒド樹脂を、DE892974の実施例2に従って得た。
アセトフェノン1200gに、50%の苛性カリ溶液240gおよびメタノール400gの添加後に、30%のホルムアルデヒド溶液1000gを2hかけて強い攪拌下で添加する。その際、温度は90℃に高まる。この温度を10h保つ。硫酸により酸性化しかつ、生じた縮合生成物を高温の水で洗浄、溶融しかつ真空中で脱水する。
DE3334631A1の実施例3に相応して、実施例Aから得られた樹脂を300barおよび180℃で連続的にトリクルベッド反応器中で水素化する。反応器には、Harshaw−Ni−5124−触媒100mL(Engelhard Corpを介して入手されうる)を充填していた。1時間毎に、i−ブタノール中で30%の樹脂の溶液50mLを送り込み、その際、反応器中の圧力は、消費された水素を再調整することによって300barにて一定に保った。
本発明に従う実施例I)
アセトフェノンおよびホルムアルデヒドをベースとするさらなる水素化のための基本樹脂の製造
アセトフェノン1200g、メタノール220g、ベンジルトリブチルアンモニウムクロリド0.3gおよび30%のホルムアルデヒド水溶液360gを装入しかつ、攪拌下で均質化する。それに続いて、攪拌下で25%の苛性ソーダ水溶液32gの添加を行う。次いで80〜85℃で、攪拌下で30%のホルムアルデヒド水溶液655gを90分にわたり添加する。攪拌機を、還流温度で5hの攪拌後に停止しかつ、水相を樹脂相から分離する。粗製生成物を、樹脂の溶融液試料が透明に現れるまで酢酸水により洗浄する。次いで該樹脂を蒸留によって乾燥する。
本発明に従う実施例1:
実施例l)からの樹脂300gを、加温下でi−ブタノール700gに溶解する。それに続いて、水素化を260barおよび120℃で、ラネー型ニッケル触媒100mLが充填されている触媒バスケットを有するオートクレーブ(Parr社)中で行う。8h後、反応混合物をフィルターを介して反応器から放出する。
実施例l)からの樹脂300gを、テトラヒドロフラン700g(約7%の水含有率)に溶解する。それに続いて、水素化を260barおよび120℃で、市販のRu触媒(酸化アルミニウム上でRu3%)100mLが充填されている触媒バスケットを有するオートクレーブ(Parr社)中で行う。20h後、反応混合物をフィルターを介して反応器から放出する。
実施例l)からの樹脂を、加温下でi−ブタノールに30%で溶解する。水素化を、市販のシリカ担持銅−クロム−触媒400mLが充填されている連続的に運転される固定床反応器中で行う。300barおよび130℃で、1時間毎に反応混合物500mLを上方から下方へと反応器を通して送り込む(トリクルベッド運転方式)。圧力は、水素を再調整することによって一定に保つ。
実施例l)からの樹脂を、加温下でi−ブタノールに30%で溶解する。水素化を、市販のラネー型ニッケル触媒400mLが充填されている連続的に運転される固定床反応器中で行う。300barおよび130℃で、1時間毎に反応混合物400mLを上方から下方へと反応器を通して送り込む(トリクルベッド運転方式)。圧力は、水素を再調整することによって一定に保つ。
Claims (43)
- 実質的に式II
R=芳香族性で6〜14個の炭素原子を有し、(環状)脂肪族性で1〜12個の炭素原子を有し、
R'=H、CH2OH、
k=2〜15、
m=0〜13、
l=0〜2]に従う構造要素を含む、3ppm未満の遊離ホルムアルデヒドの含有量を有するホルムアルデヒドをベースとするカルボニル水素化されたケトン−アルデヒド樹脂であって、その際、k+l+mからの合計は5〜15でありかつ、k>mであり、3つの構造要素は交互にまたは統計的に分布していてよくかつ、その際、該構造要素はCH2基を介して線状にかつ/またはCH基を介して分岐状に結合している、3ppm未満の遊離ホルムアルデヒドの含有量を有するホルムアルデヒドをベースとするカルボニル水素化されたケトン−アルデヒド樹脂。 - A)溶媒不含でまたは水混和性有機溶媒の使用下で、少なくとも1つの塩基性触媒および場合により少なくとも1つの相間移動触媒の存在において少なくとも1つのケトンと少なくとも1つのアルデヒドとを縮合させることによる基本樹脂の製造、
および引き続く
B)圧力50〜350bar、有利には100〜300bar、とりわけ有利には150〜300barおよび温度40〜140℃、有利には50〜140℃で触媒の存在下での溶融液におけるまたは適した溶媒に溶解しての水素によるケトン−アルデヒド樹脂(A)のカルボニル基の連続的、半連続的または不連続的な水素化
によって得られる、実質的に式II
R=芳香族性で6〜14個の炭素原子を有し、(環状)脂肪族性で1〜12個の炭素原子を有し、
R'=H、CH2OH、
k=2〜15、有利には3〜12、とりわけ有利には4〜12、
m=0〜13、有利には0〜9、
l=0〜2]に従う構造要素を含む、3ppm未満の遊離ホルムアルデヒドの含有量を有するホルムアルデヒドをベースとするカルボニル水素化されたケトン−アルデヒド樹脂であって、その際、k+l+mからの合計は5〜15でありかつ、k>mであり、有利には5〜12であり、3つの構造要素は交互にまたは統計的に分布していてよくかつ、その際、該構造要素はCH2基を介して線状にかつ/またはCH基を介して分岐状に結合している、3ppm未満の遊離ホルムアルデヒドの含有量を有するホルムアルデヒドをベースとするカルボニル水素化されたケトン−アルデヒド樹脂。 - 請求項1または2記載のカルボニル水素化されたケトン−アルデヒド樹脂において、
・遊離ホルムアルデヒドの含有量が、3ppmを下回り、有利には2.5ppmを下回り、とりわけ有利には2.0ppmを下回り、
・結晶性化合物の含有量が、5質量%を下回り、有利には2.5質量%を下回り、とりわけ有利には1質量%を下回り、
・カルボニル価が、0〜100mg KOH/g、有利には0〜50mg KOH/g、とりわけ有利には0〜25mg KOH/gであり、
・ヒドロキシル価が、50〜450mg KOH/g、有利には150〜400mg KOH/g、とりわけ有利には200〜375mg KOH/gであり、
・ガードナーによる色数(酢酸エチル中で50%)が、1.5を下回り、有利には1.0を下回り、とりわけ有利には0.75を下回り、
・該樹脂の熱負荷(24h、150℃)後のガードナーによる色数(酢酸エチル中で50%)が、2.0を下回り、有利には1.5を下回り、とりわけ有利には1.0を下回り、
・該樹脂の多分散性(Mw/Mn)が、1.35〜1.6、とりわけ有利には1.4〜1.58であり、
・フェノキシエタノール中で40%の時の溶液粘度が、5000〜12000mPa・s、とりわけ有利には6000〜10000mPa・sであり、
・融点/溶融範囲が、50〜150℃、有利には75〜140℃、とりわけ有利には100〜130℃であり、
・150℃で24hにわたる熱処理後の揮発性でない成分の含有量が、97.0%を上回り、有利には97.5%を上回る
ことを特徴とする、請求項1または2記載のカルボニル水素化されたケトン−アルデヒド樹脂。 - ケトン−アルデヒド樹脂の製造のために、カルボニル基に対するα’位において反応可能性を有さないか、またはα’位においてわずかな反応性のみを有するα−メチルケトンが使用されることを特徴とする、請求項1から3までのいずれか1項記載のカルボニル水素化されたケトン−アルデヒド樹脂。
- ケトン−アルデヒド樹脂の製造のための出発化合物として、アセトフェノン、アセトフェノンの誘導体、例えばヒドロキシアセトフェノン、フェニル環上に1〜8個の炭素原子を有するアルキル置換されたアセトフェノン誘導体、メトキシアセトフェノン、3,3−ジメチルブタノン、メチルイソブチルケトン、またはプロピオフェノンが単独でまたは混合して、ケトン成分に対して70〜100モル%の量で使用されることを特徴とする、請求項1から4までのいずれか1項記載のカルボニル水素化されたケトン−アルデヒド樹脂。
- ケトン−アルデヒド樹脂の製造のための出発化合物として、ケトン成分に対して30モル%まで、有利には15モル%まで、アセトン、メチルエチルケトン、ヘプタノン−2、ペンタノン−3、シクロペンタノン、シクロドデカノン、2,2,4−および2,4,4−トリメチルシクロペンタノンからの混合物、シクロヘプタノン、シクロオクタノン、シクロヘキサノンおよび計1〜8個の炭化水素原子を有する1つ以上のアルキル基を有する全てのアルキル置換されたシクロヘキサノン、例えば4−t−ブチルシクロヘキサノン、2−メチルシクロヘキサノンおよび3,3,5−トリメチルシクロヘキサノンから選択されたCH−酸のケトンが単独でまたは混合して使用されることを特徴とする、請求項1から5までのいずれか1項記載のカルボニル水素化されたケトン−アルデヒド樹脂。
- ケトン−アルデヒド樹脂の製造のための出発化合物として、ケトン成分に対して30モル%まで、有利には15モル%まで、シクロヘキサノン、メチルエチルケトン、2−t−ブチルシクロヘキサノン、4−t−ブチルシクロヘキサノンおよび/または3,3,5−トリメチルシクロヘキサノンから選択されたCH−酸のケトンが使用されることを特徴とする、請求項1から6までのいずれか1項記載のカルボニル水素化されたケトン−アルデヒド樹脂。
- ケトン−アルデヒド樹脂の製造のための出発化合物として、ホルムアルデヒドおよび/またはホルムアルデヒド供給性化合物が使用されることを特徴とする、請求項1から7までのいずれか1項記載のカルボニル水素化されたケトン−アルデヒド樹脂。
- ケトン−アルデヒド樹脂の製造のための出発化合物として、ホルムアルデヒドおよび/またはパラホルムアルデヒドおよび/またはトリオキサンが使用されることを特徴とする、請求項1から8までのいずれか1項記載のカルボニル水素化されたケトン−アルデヒド樹脂。
- ケトン−アルデヒド樹脂の製造のための出発化合物として、ホルムアルデヒドに加えて、アセトアルデヒド、n−ブチルアルデヒド、イソブチルアルデヒド、バレリアンアルデヒド、ドデカナールから選択されたアルデヒドが単独でまたは混合して、アルデヒド成分に対して0〜75モル%、有利には0〜50モル%、とりわけ有利には0〜25モル%の割合で使用されることを特徴とする、請求項1から9までのいずれか1項記載のカルボニル水素化されたケトン−アルデヒド樹脂。
- ケトン−アルデヒド樹脂の製造のための出発化合物として、アセトフェノン、3,3−ジメチルブタノンおよび/またはメチルイソブチルケトン、および場合によりシクロヘキサノン、メチルエチルケトン、2−t−ブチルシクロヘキサノン、4−t−ブチルシクロヘキサノンおよび3,3,5−トリメチルシクロヘキサノンから選択されたCH−酸のケトンが単独でまたは混合して、およびホルムアルデヒドが使用されることを特徴とする、請求項1から10までのいずれか1項記載のカルボニル水素化されたケトン−アルデヒド樹脂。
- ケトンおよびアルデヒド成分とのモル比が、1:0.25〜1対15、有利には1:0.9〜1:5およびとりわけ有利には1:0.95〜1:4であることを特徴とする、請求項1から11までのいずれか1項記載のカルボニル水素化されたケトン−アルデヒド樹脂。
- 請求項1から12までのいずれか1項記載の、3ppm未満の遊離ホルムアルデヒドの含有量を有するカルボニル水素化されたケトン−アルデヒド樹脂の製造法において、
A)溶媒不含でまたは水混和性有機溶媒の使用下で、少なくとも1つの塩基性触媒および場合により少なくとも1つの相間移動触媒の存在において少なくとも1つのケトンと少なくとも1つのアルデヒドとを縮合させることによる基本樹脂の製造、
および引き続く
B)圧力50〜350bar、有利には100〜300bar、とりわけ有利には150〜300barおよび温度40〜140℃、有利には50〜140℃で触媒の存在下での溶融液におけるまたは適した溶媒に溶解しての水素によるケトン−アルデヒド樹脂(A)のカルボニル基の連続的、半連続的または不連続的な水素化
を特徴とする、請求項1から12までのいずれか1項記載の、3ppm未満の遊離ホルムアルデヒドの含有量を有するカルボニル水素化されたケトン−アルデヒド樹脂の製造法。 - 反応A)を塩基性環境において実施することを特徴とする、請求項13記載の方法。
- カルボニル基を含有するケトン−アルデヒド樹脂A)の製造のために、塩基性触媒として、カチオンNH4、NR4、Li、NaまたはKのヒドロキシド、有利にはカチオンNH4、NR4、Li、Naのヒドロキシドを使用することを特徴とする、請求項14記載の方法。
- カルボニル基を含有するケトン−アルデヒド樹脂A)の製造を補助溶媒の使用下で行うことを特徴とする、請求項13から15までのいずれか1項記載の方法。
- カルボニル基を含有するケトン−アルデヒド樹脂A)の製造を、水混和性アルコールおよび/またはケトンから選択された補助溶媒の使用下で行うことを特徴とする、請求項16記載の方法。
- カルボニル基を含有するケトン−アルデヒド樹脂A)の製造のために、付加的に相間移動触媒を、重縮合混合物中で−使用したケトンに対して−0.01〜15質量%、有利には0.1〜10.0質量%の量で、および殊に0.1〜5.0質量%の量で使用することを特徴とする、請求項13から17までのいずれか1項記載の方法。
- 第四級アンモニウム塩として、セチルジメチルベンジルアンモニウムクロリド、ベンジルトリブチルアンモニウムクロリド、および/またはトリエチルベンジルアンモニウムクロリドを、および第四級ホスホニウム塩として、トリフェニルベンジルホスホニウムクロリドおよび/またはトリフェニルベンジルホスホニウムヨージドを使用することを特徴とする、請求項18記載の方法。
- 基本樹脂A)を精製するために酸の使用下で水により洗浄することを特徴とする、請求項13から19までのいずれか1項記載の方法。
- 基本樹脂A)を精製するために、1〜6個、有利には1〜4個の炭素原子を有する有機酸の使用下で水により洗浄することを特徴とする、請求項20記載の方法。
- カルボニル基を含有する基本樹脂A)の水素化のために不均一系触媒を使用することを特徴とする、請求項13から21までのいずれか1項記載のカルボニル水素化されたケトン−アルデヒド樹脂の製造法。
- 金属−触媒を水素化のために使用することを特徴とする、請求項13から22までのいずれか1項記載のカルボニル水素化されたケトン−アルデヒド樹脂の製造法。
- ニッケル、銅、銅−クロム、パラジウム、白金、ルテニウムおよびロジウムを単独でまたは混合して、有利にはニッケル、銅−クロムおよびルテニウムを単独でまたは混合して、主金属として含む金属−触媒を水素化のために使用することを特徴とする、請求項13から23までのいずれか1項記載のカルボニル水素化されたケトン−アルデヒド樹脂の製造法。
- 金属−触媒が付加的にドープ金属および/または他の変性剤を含むことを特徴とする、請求項13から24までのいずれか1項記載のカルボニル水素化されたケトン−アルデヒド樹脂の製造法。
- Mo、Fe、Ag、Cr、Ni、V、Ga、In、Bi、Ti、ZrおよびMnならびに希土類から選択された付加的なドープ金属が含まれていることを特徴とする、請求項25記載のカルボニル水素化されたケトン−アルデヒド樹脂の製造法。
- アルカリ金属およびアルカリ土類金属および/またはそれらの化合物、および/またはリン酸および/または硫酸ならびにそれらの化合物から選択された変性剤が含まれていることを特徴とする、請求項13から26までのいずれか1項記載のカルボニル水素化されたケトン−アルデヒド樹脂の製造法。
- 触媒を粉末または成形体の形で使用することを特徴とする、請求項13から27までのいずれか1項記載のカルボニル水素化されたケトン−アルデヒド樹脂の製造法。
- 触媒を完全触媒、ラネー型触媒または担持触媒として使用することを特徴とする、請求項13から28までのいずれか1項記載のカルボニル水素化されたケトン−アルデヒド樹脂の製造法。
- 担持材料として、珪藻土、二酸化ケイ素、酸化アルミニウム、アルミノケイ酸塩、二酸化チタン、二酸化ジルコニウム、アルミニウム−ケイ素−混合酸化物、酸化マグネシウムおよび/または活性炭を使用することを特徴とする、請求項29記載のカルボニル水素化されたケトン−アルデヒド樹脂の製造法。
- 接触水素化を、溶融液において、適した溶媒に溶解してまたは"溶媒"としての水素化生成物自体中で実施することを特徴とする、請求項13から30までのいずれか1項記載のカルボニル水素化されたケトン−アルデヒド樹脂の製造法。
- 溶媒として、n−ブタノール、i−ブタノール、テトラヒドロフラン、酢酸エチルおよび酢酸ブチル、キシレン、ジオキサン、ジエチルエーテルおよび/またはジエチレングリコールを使用することを特徴とする、請求項31記載のカルボニル水素化されたケトン−アルデヒド樹脂の製造法。
- 場合により含まれる溶媒を反応の終了後に分離しかつ循環路に返送することを特徴とする、請求項31または32記載のカルボニル水素化されたケトン−アルデヒド樹脂の製造法。
- 請求項1から12までのいずれか1項記載の化合物を使用することを特徴とする、請求項13から33までのいずれか1項記載のカルボニル水素化されたケトン−アルデヒド樹脂の製造法。
- 触媒負荷が、触媒1立方メールおよび1時間当たり樹脂0.05〜4t、有利には触媒1立方メートルおよび1時間当たり樹脂0.1〜2tであることを特徴とする、請求項13から34までのいずれか1項記載のカルボニル水素化されたケトン−アルデヒド樹脂の製造法。
- 水素化を不連続的、連続的または半連続的に行うことを特徴とする、請求項13から35までのいずれか1項記載のカルボニル水素化されたケトン−アルデヒド樹脂の製造法。
- 水素化を連続的に行うことを特徴とする、請求項13から36までのいずれか1項記載のカルボニル水素化されたケトン−アルデヒド樹脂の製造法。
- 固定床反応器中で水素化することを特徴とする、請求項13から37までのいずれか1項記載のカルボニル水素化されたケトン−アルデヒド樹脂の製造法。
- 水素化を高炉または管束において行うことを特徴とする、請求項13から38までのいずれか1項記載のカルボニル水素化されたケトン−アルデヒド樹脂の製造法。
- 水素化をトリクルベッド運転方式において行うことを特徴とする、請求項13から39までのいずれか1項記載のカルボニル水素化されたケトン−アルデヒド樹脂の製造法。
- 水素および水素化されるべき樹脂を、場合により溶媒に溶解して、反応器の頭部で触媒層に供給することを特徴とする、請求項13から40までのいずれか1項記載のカルボニル水素化されたケトン−アルデヒド樹脂の製造法。
- 水素を下方から上方への逆流で送ることを特徴とする、請求項13から41までのいずれか1項記載のカルボニル水素化されたケトン−アルデヒド樹脂の製造法。
- まずカルボニル基を含有する基本樹脂A)を、
・50〜90%のメタノール性溶液中の請求項に記載のケトン10モル(またはその数倍)、相間移動触媒0〜5質量%およびホルムアルデヒド水溶液1〜5モル(またはその数倍)の装入および撹拌下での均質化、
・苛性ソーダ水溶液0.1〜5モル(またはその数倍)の攪拌下での添加、
・70〜115℃で攪拌下での30〜120分にわたるホルムアルデヒド水溶液4〜10モル(またはその数倍)の添加、
・還流温度でさらに0.5〜5hの攪拌後の攪拌機の停止、その際、任意に、運転時間の約3分の1が経過した後、ホルムアルデヒド水溶液をさらに0.1〜1モル添加してよい、
・樹脂相からの水相の分離
・樹脂の溶融液試料が透明に現れるまでの、有機酸の使用下での水による粗製生成物の洗浄および
・引き続く蒸留による樹脂の乾燥
によって製造することを特徴とする、請求項13から42までのいずれか1項記載のホルムアルデヒドをベースとするカルボニル水素化されたケトン−アルデヒド樹脂の製造法。
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