JP2009528318A5 - - Google Patents

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  1. 一般式(I):
    Figure 2009528318
    (ここで、
    は、水素原子;F;Cl;Br;I;CF;OH;SH;NH;CN;非分枝状または分枝状の、飽和または不飽和の、任意に少なくとも一置換のC1−6の脂肪族基;非分枝状または分枝状の、飽和または不飽和の、任意に少なくとも一置換のアルコキシラジカル;任意に少なくとも一置換の単環系または多環系と縮合され得る、飽和または不飽和の、任意に少なくとも一置換の、環の構成要素として任意に少なくとも1つの異種原子を含むシクロアルキル基;シクロアルキル基が任意に少なくとも一置換される、分枝状または非分枝状の、環の構成要素として任意に少なくとも1つの異種原子を含むアルキル−シクロアルキル基;任意に少なくとも一置換の単環系または多環系と縮合され得る、任意に少なくとも一置換のアリール基;任意に少なくとも一置換の単環系または多環系と縮合され得る、任意に少なくとも一置換のヘテロアリール基;アリール基が任意に少なくとも一置換される、および/または単環系もしくは多環系と縮合される、分枝状または非分枝状のアルキル−アリール基;ヘテロアルキル基が任意に少なくとも一置換されるおよび/または単環系もしくは多環系と縮合される、分枝状または非分枝状のアルキル−ヘテロアリール基;(C=O)−R基;(C=O)−O−R基;(S=O)−R基;または(C=O)−NR1011基を表し;
    同一のまたは異なるRおよびRは、水素原子;F;Cl;Br;I;CF;OH;SH;NH;CN;非分枝状または分枝状の、飽和または不飽和の、任意に少なくとも一置換の脂肪族基;非分枝状または分枝状の、飽和または不飽和の、任意に少なくとも一置換のアルコキシラジカル;任意に少なくとも一置換の単環系または多環系と縮合され得る、飽和または不飽和の、任意に少なくとも一置換の、環の構成要素として任意に少なくとも1つの異種原子を含むシクロアルキル基;シクロアルキル基が任意に少なくとも一置換される、分枝状または非分枝状の、環の構成要素として任意に少なくとも1つの異種原子を含むアルキル−シクロアルキル基;任意に少なくとも一置換の単環系または多環系と縮合され得る、任意に少なくとも一置換のアリール基;任意に少なくとも一置換の単環系または多環系と縮合され得る、任意に少なくとも一置換のヘテロアリール基;アリール基が任意に少なくとも一置換されるおよび/または単環系もしくは多環系と縮合される、分枝状または非分枝状のアルキル−アリール基;ヘテロアリール基が任意に少なくとも一置換されるおよび/または単環系もしくは多環系と縮合される、分枝状または非分枝状のアルキル−ヘテロアリール基;(C=O)−R基;(C=O)−O−R基;(S=O)−R基;または(C=O)−NR1011基を表し;
    同一のまたは異なるRおよびRは、
    水素原子;非分枝状または分枝状の、飽和または不飽和の、任意に少なくとも一置換の脂肪族基;非分枝状または分枝状の、任意に少なくとも一置換のアルコキシラジカル;任意に少なくとも一置換の単環系または多環系と縮合され得る、飽和または不飽和の、環の構成要素として任意に少なくとも1つの異種原子を含むシクロアルキル基;シクロアルキル基が任意に一置換され得る、分枝状または非分枝状の、環の構成要素として任意に少なくとも1つの異種原子を含むアルキル−シクロアルキル基;任意に少なくとも一置換の単環系または多環系と縮合され得る、任意に少なくとも一置換のアリール基;任意に少なくとも一置換の単環系または多環系と縮合され得る、任意に少なくとも一置換のヘテロアリール基;アリール基が任意に少なくとも一置換されるおよび/または単環系もしくは多環系と縮合される、分枝状または非分枝状のアルキル−アリール基;ヘテロアリール基が任意に少なくとも一置換されるおよび/または単環系もしくは多環系と縮合される、分枝状または非分枝状のアルキル−ヘテロアリール基;(C=O)−R基;(C=O)−O−R基;(S=O)−R基;または(C=O)−NR1011基を表すか;
    任意に少なくとも一置換の単環系もしくは多環系と任意に縮合される、任意に少なくとも一置換のヘテロ環式基を、架橋窒素原子とともに形成し;
    Xは、酸素原子;−CH、SH、OH、NH、CF基であるR12を有するCH−R12基;Cl、F、Br、IまたはCNを表し;
    Yは(S=O)基を表し;
    mは1、2、3または4から選択され;
    nは0または1から選択され;
    pは0または1から選択され;
    sは1、2、3または4から選択され;
    かつn+pは1であり;
    同一のまたは異なるR、R、R、R10およびR11は、水素原子;非分枝状または分枝状の、飽和または不飽和の、任意に少なくとも一置換のC1−6脂肪族基;分枝状または非分枝状の少なくとも一置換のC1−6アルコキシラジカル;飽和または不飽和の、任意に少なくとも一置換の、環の構成要素として任意に少なくとも1つの異種原子を含むシクロアルキル基;分枝状または非分枝状の、任意に少なくとも一置換の、環の構成要素として任意に少なくとも1つの異種原子を含むC1−6アルキル−シクロアルキル基;任意に少なくとも一置換のアリール基;任意に少なくとも一置換のヘテロアリール基;分枝状または非分枝状の、任意に少なくとも一置換のC1−6アルキル−アリール基;分枝状または非分枝状の、任意に少なくとも一置換のC1−6アルキル−ヘテロアリール基を表し;
    −(CH−(X)−(Y)−(CH−が直鎖状の−(CH)−(CH)−(CH)−基、または直鎖状の−(CH)−(CH)−(CH)−(CH)−基を表し得ないという条件を有し;
    nが1であり、かつpが0であり、かつXが、OHであるR12を有するCH−R12基を表す場合に、RおよびRが、任意に少なくとも一置換の単環系もしくは多環系と任意に縮合される、少なくとも一置換のヘテロ環式基を、架橋窒素原子とともに形成するという条件の下にある)
    の化合物(任意に、立体異性体(好ましくは鏡像異性体またはジアステレオ異性体)の1つの形態、ラセミ化合物、もしくは少なくとも2つの立体異性体(好ましくは鏡像異性体および/またはジアステレオ異性体)のあらゆる混合比における混合物の形態、または対応するそれらの塩、または対応するそれらの溶媒和物)。
  2. が、水素原子;F;Cl;Br;I;CF;OH;SH;NH;CN;F、Cl、Br、I、NH、SH、OH、SOもしくはCFからなる群から独自に選択される置換基を用いて任意に少なくとも一置換される、非分枝状または分枝状のC1−6アルキル基;F、Cl、Br、I、NH、SH、OH、SOもしくはCFからなる群から独自に選択される置換基を用いて任意に置換される、非分枝状または分枝状のアルコキシラジカル;F、Cl、Br、I、NH、SH、OH、SOもしくはCFからなる群から独自に選択される置換基を用いて任意に少なくとも一置換される、飽和または不飽和の、環の構成要素として任意に少なくとも1つの異種原子を含むシクロアルキル基;F、Cl、Br、I、NH、SH、OH、SOもしくはCFからなる群から独自に選択される置換基を用いてシクロアルキル基が任意に少なくとも一置換される、分枝状または非分枝状の、環の構成要素として任意に少なくとも1つの異種原子を含むアルキル−シクロアルキル基;F、Cl、Br、I、NH、SH、OH、SOもしくはCFからなる群から独自に選択される置換基を用いて任意に少なくとも一置換されるアリール基;F、Cl、Br、I、NH、SH、OH、SOもしくはCFからなる群から独自に選択される置換基を用いて任意に少なくとも一置換されるヘテロアリール基;F、Cl、Br、I、NH、SH、OH、SOもしくはCFからなる群から独自に選択される置換基を用いて任意に少なくとも一置換される、分枝状または非分枝状のアルキル−アリール基;F、Cl、Br、I、NH、SH、OH、SOもしくはCFからなる群から独自に選択される置換基を用いて任意に少なくとも一置換される置換される、分枝状または非分枝状のアルキル−ヘテロアリール基を表すことを特徴とする請求項1に記載の化合物。
  3. が、水素原子;F;Cl;Br;I;CF;OH;SH;NH;CN;F、Cl、Br、I、NH、SH、OH、SOもしくはCFからなる群から独自に選択される置換基を用いて任意に少なくとも一置換される、非分枝状または分枝状のC1−6アルキル基;F、Cl、Br、I、NH、SH、OH、SOもしくはCFからなる群から独自に選択される置換基を用いて任意に置換される、非分枝状または分枝状のアルコキシラジカル;F、Cl、Br、I、NH、SH、OH、SOもしくはCFからなる群から独自に選択される置換基を用いてシクロアルキル基が任意に少なくとも一置換される、飽和または不飽和の、環の構成要素として任意に少なくとも1つの異種原子を含むシクロアルキル基;F、Cl、Br、I、NH、SH、OH、SOもしくはCFからなる群から独自に選択される置換基を用いて任意に少なくとも一置換される、分枝状または非分枝状の、環の構成要素として任意に少なくとも1つの異種原子を含むアルキル−シクロアルキル基;F、Cl、Br、I、NH、SH、OH、SOもしくはCFからなる群から独自に選択される置換基を用いて任意に少なくとも一置換されるアリール基;F、Cl、Br、I、NH、SH、OH、SOもしくはCFからなる群から独自に選択される置換基を用いて任意に少なくとも一置換されるヘテロアリール基;F、Cl、Br、I、NH、SH、OH、SOもしくはCFからなる群から独自に選択される置換基を用いて任意に少なくとも一置換される、分枝状または非分枝状のアルキル−アリール基;F、Cl、Br、I、NH、SH、OH、SOもしくはCFからなる群から独自に選択される置換基を用いて任意に少なくとも一置換される、分枝状または非分枝状のアルキルヘテロアリール基を表すことを特徴とする請求項1または2に記載の化合物。
  4. が、水素原子;F;Cl;Br;I;CF;OH;SH;NH;CN;F、Cl、Br、I、NH、SH、OH、SOもしくはCFからなる群から独自に選択される置換基を用いて任意に少なくとも一置換される、非分枝状または分枝状のC1−6アルキル基;F、Cl、Br、I、NH、SH、OH、SOもしくはCFからなる群から独自に選択される置換基を用いて任意に置換される、非分枝状または分枝状のアルコキシラジカル;F、Cl、Br、I、NH、SH、OH、SOもしくはCFからなる群から独自に選択される置換基を用いて任意に少なくとも一置換される、飽和または不飽和の、環の構成要素として任意に少なくとも1つの異種原子を含むシクロアルキル基;F、Cl、Br、I、NH、SH、OH、SOもしくはCFからなる群から独自に選択される置換基を用いてシクロアルキル基が任意に少なくとも一置換される、分枝状または非分枝状の、環の構成要素として任意に少なくとも1つの異種原子を含むアルキル−シクロアルキル基;F;Cl;Br;I;CF;OH;SH;NH;CNからなる群から独自に選択される置換基を用いて任意に少なくとも一置換されるアリール基;F、Cl、Br、I、NH、SH、OH、SOもしくはCFからなる群から独自に選択される置換基を用いて任意に少なくとも一置換されるヘテロアリール基;F、Cl、Br、I、NH、SH、OH、SOもしくはCFからなる群から独自に選択される置換基を用いて任意に少なくとも一置換される、分枝状または非分枝状のアルキル−アリール基;F、Cl、Br、I、NH、SH、OH、SOもしくはCFからなる群から独自に選択される置換基を用いて任意に少なくとも一置換される、分枝状または非分枝状のアルキル−ヘテロアリール基を表すことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の化合物。
  5. 同一のまたは異なるRおよびRが、水素原子;F、Cl、Br、I、NH、SH、OH、SOもしくはCFからなる群から独自に選択される置換基を用いて置換される、非分枝状もしくは分枝状のC1−6アルキル基;F、Cl、Br、I、NH、SH、OH、SOもしくはCFからなる群から独自に選択される置換基を用いて任意に置換される、非分枝状もしくは分枝状のアルコキシラジカル;F、Cl、Br、I、NH、SH、OH、SOもしくはCFからなる群から独自に選択される置換基を用いて任意に少なくとも一置換される、飽和もしくは不飽和の、環の構成要素として任意に少なくとも1つの異種原子を含むシクロアルキル基;F、Cl、Br、I、NH、SH、OH、SOもしくはCFからなる群から独自に選択される置換基を用いてシクロアルキル基が任意に少なくとも一置換される、分枝状もしくは非分枝状の、環の構成要素として任意に少なくとも1つの異種原子を含むアルキル−シクロアルキル基;F、Cl、Br、I、NH、SH、OH、SOもしくはCFからなる群から独自に選択される置換基を用いて任意に少なくとも一置換されるアリール基;F、Cl、Br、I、NH、SH、OH、SOもしくはCFからなる群から独自に選択される置換基を用いて任意に少なくとも一置換されるヘテロアリール基;F、Cl、Br、I、NH、SH、OH、SOもしくはCFからなる群から独自に選択される置換基を用いて任意に少なくとも一置換される、分枝状もしくは非分枝状のアルキル−アリール基;F、Cl、Br、I、NH、SH、OH、SOもしくはCFからなる群から独自に選択される置換基を用いて任意に少なくとも一置換される、分枝状もしくは非分枝状のアルキル−ヘテロアリール基を表すか;
    または
    任意に少なくとも一置換の、環の構成要素として少なくとも1つの異種原子を含むシクロアルキル基を、架橋窒素原子とともに形成するかのいずれかであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の化合物。
  6. が、水素原子;F;Cl;Br;I;CF;OH;SH;NH;CN;F、Cl、Br、I、NH、SH、OH、SOもしくはCFからなる群から独自に選択される置換基を用いて、任意に少なくとも一置換されるエチル基、プロピル基;n−プロピル基、i−プロピル基;tert−ブチル基、n−ブチル基、i−ブチル基、シクロヘキシル基、フェニル基、ベンジル基、フェネチル基またはナフチル基を表し;
    が、水素原子;F、Cl、Br、I、NH、SH、OH、SOもしくはCFからなる群から独自に選択される置換基を用いて任意に少なくとも一置換される、非分枝状または分枝状のC1−6アルキル基;F、Cl、Br、I、NH、SH、OH、SOもしくはCFからなる群から独自に選択される置換基を用いて任意に少なくとも一置換されるベンジルまたはナフチルからなる群から選択される、分枝状または非分枝状のアルキル−アリール基;F、Cl、Br、I、NH、SH、OH、SOもしくはCFからなる群から独自に選択される置換基を用いて任意に少なくとも一置換される、分枝状または非分枝状のアルキル−ヘテロアリール基を表し;
    が、水素原子;F、Cl、Br、I、NH、SH、OH、SOもしくはCFからなる群から独自に選択される置換基を用いて任意に少なくとも一置換される、非分枝状または分枝状のC1−6アルキル基;F、Cl、Br、I、NH、SH、OH、SOもしくはCFからなる群から独自に選択される置換基を用いて任意に少なくとも一置換されるベンジルまたはナフチルからなる群から選択される、分枝状または非分枝状のアルキル−アリール基;F、Cl、Br、I、NH、SH、OH、SOもしくはCFからなる群から独自に選択される置換基を用いて任意に少なくとも一置換される、分枝状または非分枝状のアルキル−ヘテロアリール基を表し;
    およびRが、F、Cl、Br、I、NH、SH、OH、SOもしくはCFからなる群から独自に選択される置換基を用いて任意に少なくとも一置換される、任意に少なくとも一置換されるピペリジン基、モルホリン基、ピロリジン基またはピペラジン基を、架橋窒素原子とともに形成し;
    Xが、酸素原子、またはOHであるR12を有するCH−R12基を表し;
    Yが(S=O)基を表し;
    mが1または2から選択され;
    nが0または1から選択され;
    pが0または1から選択され;
    sが1または2から選択され;
    かつn+pが1であることを特徴とする
    化合物(任意に、立体異性体(好ましくは鏡像異性体またはジアステレオ異性体)の1つの形態、ラセミ化合物、もしくは少なくとも2つの立体異性体(好ましくは鏡像異性体および/またはジアステレオ異性体)のあらゆる混合比における混合物の形態、または対応するそれらの塩、または対応するそれらの溶媒和物)であって、請求項1〜5のいずれか1項に記載の化合物。
  7. mが、1、2、3または4から;好ましくは1または2から選択されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の化合物。
  8. nが0または1から;好ましくは1から選択されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の化合物。
  9. pが0または1から;好ましくは0から選択されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の化合物。
  10. その−(CH−(X)−(Y)−(CH−が、直鎖状の−(CH)−(CH)−(CH)−基、または直鎖状の−(CH)−(CH)−(CH)−(CH)−基を表し得ないことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の化合物。
  11. sが、1、2、3または4から;好ましくは1または2から選択されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の化合物。
  12. およびRが、ピロリジン、モルホリン、ピペリジンまたはピペラジン、好ましくはモルホリン、ピロリジンまたはピペリジンからなる群から選択される、任意に少なくとも一置換の5員環または6員環を、架橋窒素原子とともに形成することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の化合物。
  13. nが1から選択され、かつXが、酸素原子;−CH、SH、OH、NH、CF基であるR12を有するCH−R12基;Cl、F、Br、IまたはCNを表すことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の化合物。
  14. nが1から選択され、かつXが、酸素原子またはCH−OH基を表すことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の化合物。
  15. 1−(1−(3,4−ジクロロフェニル)−1H−ピラゾール−3−イルオキシ)−3−モルホリノプロパン−2−オール、
    1−(1−(3,4−ジクロロフェニル)−1H−ピラゾール−3−イルオキシ)−3−(ピペリジン−1−イル)プロパン−2−オール、
    1−(1−(3,4−ジクロロフェニル)−1H−ピラゾール−3−イルオキシ)−3−(ピロリジン−1−イル)プロパン−2−オール、
    1−(1−(3,4−ジクロロフェニル)−1H−ピラゾール−3−イルオキシ)−3−(4−メチルピペラジン−1−イル)プロパン−2−オール、
    2−(1−(3,4−ジクロロフェニル)−1H−ピラゾール−3−イルオキシ)エチル 2−モルホリン、
    1−(2−(2−(1−(3,4−ジクロロフェニル)−1H−ピラゾール−3−イルオキシ)エトキシ)エチル)ピペリジン、
    4−(2−(2−(1−(3,4−ジクロロフェニル)−1H−ピラゾール−3−イルオキシ)エトキシ)エチル)モルホリン
    からなる群から選択される化合物(またはそれらのあらゆる受容可能な塩または溶媒和物)であって、請求項1〜6のいずれか1項に記載の化合物。
  16. 一般式(II)
    Figure 2009528318
    (R、RおよびRは、請求項1と一致した意味を有する)の化合物の、一般式(III)
    Figure 2009528318
    (R、R、X、Y、m、n、pおよびsは、請求項1と一致して定義される)の化合物との反応による、式(I)の化合物の調製方法。
  17. 一般式(II)
    Figure 2009528318
    (R、RおよびRは、請求項1と一致した意味を有する)の化合物の、一般式(IV)
    Figure 2009528318
    (X、Y、m、n、pおよびsは、請求項1と一致した意味を有する)の化合物との反応;任意にその後に、一般式(V)
    Figure 2009528318
    (RおよびRは請求項1と一致した意味を有する)を有するアミンとの反応による、式(I)の化合物の調製方法。
  18. 請求項1〜15の1つ以上の項に記載の式(I)の化合物(任意に、立体異性体(好ましくは鏡像異性体またはジアステレオ異性体)の1つの形態、ラセミ化合物、もしくは少なくとも2つの立体異性体(好ましくは鏡像異性体および/またはジアステレオ異性体)のあらゆる混合比における混合物の形態であるか、または対応するそれらの塩であるか、または対応するそれらの溶媒和物である)の少なくとも1つを包含する薬剤。
  19. 薬剤の製造における、請求項1〜15の1つ以上の項に記載の一般式(I)の化合物の利用。
  20. シグマ受容体媒介の疾患または好ましくない健康状態を処置または予防する薬剤の製造における、請求項1〜15の1つ以上の項に記載の一般式(I)の化合物の利用。
  21. 上記疾患が、下痢、リポタンパク障害、偏頭痛、肥満、高いトリギセリド(trigyceride)の濃度、キロミクロン血症、異常ベータリポタンパク血症、高リポタンパク血症、高脂血症、混合型高脂血症、高コレステロール血症、リポタンパク障害、高トリグリセリド血症、散発性の高トリグリセリド血症、遺伝性の高トリグリセリド血症および異常ベータポリタンパク質血症、関節炎、高血圧、不整脈、潰瘍、学習障害、記憶障害および注意障害、認識障害、神経変性疾患、脱髄疾患、薬物および化学物質(コカイン、アンフェタミン、エタノールおよびニコチンを含む)に対する中毒;遅発性ジスキネジア、虚血性脳卒中、癲癇、脳卒中、ストレス、がんまたは精神異常状態、特にうつ病、不安症または精神分裂病;炎症、または自己免疫疾患を包含することを特徴とする請求項20に記載の利用。
  22. 上記疾患が、痛み、特に神経障害性の痛み、炎症性の痛みか、異痛症および/または痛覚過敏症に関する他の痛みの状態を包含することを特徴とする請求項20に記載の利用。
  23. 上記疾患が、高いトリギセリドの濃度、キロミクロン血症、異常ベータリポタンパク血症、高リポタンパク血症、高脂血症、混合型高脂血症、高コレステロール血症、リポタンパク障害、高トリグリセリド血症、散発性の高トリグリセリド血症、遺伝性の高トリグリセリド血症および異常ベータリポタンパク血症からなる群から選択されることを特徴とする請求項20および21に記載の利用。
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