JP2009526906A - パーツウォッシャー - Google Patents

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Abstract

パーツウオッシャー10は、ウォッシングチャンバー14、および所定の量の液体を保持するためのタンク18を規定しているキャビネット12を備えている。液的な連通路20は、タンク18とディスチャージバルブ22との間に延びている。通常の洗浄サイクルの間、洗浄液はタンク18から吸引され連通路20を通ってウォッシングチャンバー16内のマニフォールド42に戻されウォッシングチャンバー16に保持されている物品を洗浄する。セパレータ48は、タンク18と液的に連通しており、液体から汚濁を分離し、タンク18へ還流される浄化された液体を生成する。ドレインシステムは、セパレータ48からタンク18へ排水でき、さらに、セパレータ48およびタンク18を液的に連通するドレインバルブ78を備えている。アクチュエータシステム84はディスチャージバルブ22およびドレインバルブ78と連結されており、ドレインバルブ78を開いてセパレータからタンク18へ排水し、ディスチャージバルブ22を開いてタンク(そして、セパレータ48も)を、ディスチャージバルブ22を介してパージするようになっている。

Description

本発明は、特にパーツウォッシャーに関するものであり、限定するものではないが、自動車の修理工場にある機械的なパーツやコンポーネントを洗浄するためのものである。
本発明者は、パーツの洗浄装置の設計および製造に長年にわたり携わっている。パーツ洗浄装置は、典型的には、ウォッシングチャンバー、および、ある(所定の)量の洗浄液を保持するためのタンクを規定しているキャビネットを備えている。その液体はタンクから吸引されマニフォールドを介してウォッシングチャンバー内に放出され、ウォッシングチャンバー内に設置されている物品を洗浄する。その後、その液体はタンクに戻る。洗浄工程中にタンクに還流されるオイルなどの汚濁は、ときどき除去する必要がある。また、良好な洗浄状態を維持するには、タンクを完全にパージすることが望ましい。
独立したオイルセパレータ(油水分離装置)を設け、タンク内に保持されている所定の量の洗浄液から汚濁を除去することを目的としてパーツウォッシャーに配管することが可能である。この方式ではタンクをパージする間の時間が長くなる。その際、さらに、オイルセパレータも通常は洗浄されることが多い。
いかなる従来技術の公報が、ここで参照されたとしても、その参照文献が、オーストラリアまたはその他の国において、本技術に関して共通の一般知識の一部であることを認めるものではない。
この出願の請求項および発明の説明において、言葉または必要な言外の意味を表現するために文脈上の意味が異なる場合を除き、単語“comprise(有する、含む、備える)”または“comprises”または“comprising”のようなバリエーションは、含むという意味で用いられ、述べられた特徴があることを明記するものであり、本発明のそれぞれの実施形態におけるさらなる特徴の存在や追加を妨げるものではない。
本発明の一態様のパーツウォッシャー(パーツ洗浄装置)は、
ウォッシングチャンバー(洗浄室)、および、ある量の液体を保持するためのタンクを規定するキャビネットと、
前記タンクおよびディスチャージバルブ(放出弁)の間に延びている液的な連通路と、
前記タンクと液的に連通しているセパレータ(分離装置、分離槽)であって、前記液体から汚濁を分離し、前記タンクに還流する浄化された液体を生成できるセパレータと、
前記セパレータから前記タンクへ排水可能なドレインシステム(排水システム)であって、前記セパレータおよび前記タンクの間の液的な連通を制御するドレインバルブ(排水弁)を含むドレインシステムと、
前記ディスチャージバルブおよび前記ドレインバルブと連動した(連結された)アクチェータシステム(駆動システム)であって、前記ドレインバルブを開くことにより、前記セパレータから前記タンクへ排水でき、前記ディスチャージバルブを開くことにより前記ディスチャージバルブを介して前記タンクをパージ(排水、清浄)できるアクチュエータシステム(作動装置)とを有する。
一実施形態において、前記キャビネットはタンクカバーを有し、前記タンクカバーの少なくとも一部は前記ウォッシングチャンバーの底を形成し、前記タンクカバーは前記アクチュエータシステムと連動し、前記タンクカバーは、前記タンクの上を覆い閉じている洗浄位置(ウォッシュ位置)、および前記タンクの内部へアクセスできるように前記タンクカバーが動いたサービス位置(点検位置)の間を移動可能であり、前記タンクカバーが前記サービス位置に移動するときに、前記ドレインバルブおよび前記ディスチャージバルブを開くように、前記タンクカバーは前記アクチュエータシステムと連動している。
パーツウォッシャーは、前記セパレータおよび前記タンクの間を液的に連通するリターンラインを有してもよく、前記リターンラインを通って前記浄化された液体が前記タンクに還流され、前記リターンラインは、前記アクチュエータシステムにより動かされるリターンバルブを含み、前記アクチュエータシステムは、前記ドレインバルブが閉じられると前記リターンバルブを開き、前記ドレインバルブが開けられると前記リターンバルブを閉じる。
さらに、パーツウォッシャーは、前記セパレータおよび汚濁容器の間を液的に連通する汚濁ラインを備えてもよく、前記汚濁ラインは、前記アクチュエータシステムにより動かされる汚濁バルブを含み、前記アクチュエータシステムは、前記ドレインバルブが閉じられると前記汚濁バルブを開き、前記ドレインバルブが開かれると前記汚濁バルブを閉じる。
一実施形態において、前記液的な連通路は、第1の導管と、ポンプと、第2の導管と、ツーウエイバルブ(二方弁)とを含む。
前記第1の導管は、前記タンクおよび前記ポンプの吸込口の間を液的に連通し、前記ツーウエイバルブは前記ポンプの吐出口と液的に連通するとともに第1および第2のポートを備え、前記第2の導管は、前記第1のポートに繋がるとともに前記キャビネットへ、その中の物品を洗浄するために給水し、さらに、前記ディスチャージバルブは前記ツーウエイバルブの前記第2のポートと液的に連通している。
上記の実施形態において、パーツウォッシャーは、前記ウォッシングチャンバーへアクセスできるオープン位置(開位置)、および前記ウォッシングチャンバーを閉じるクローズ位置(閉位置)の間を旋回する蓋と、前記ツーウエイバルブを動かすアクチュエータとを有してもよい。前記アクチュエータは、前記オープン位置および前記クローズ位置の間で前記蓋の位置が変化することにより操作され、前記蓋が前記クローズ位置のときは前記ツーウエイバルブは、前記第1のポートが開き前記第2のポートが閉じた洗浄位置になり、前記蓋が前記オープン位置のときは前記アクチュエータが前記ツーウエイバルブを前記第1のポートが閉じて前記第2のポートが開いたサービス位置(点検位置)に動かす。
上記に加え、あるいは代替実施例において、前記セパレータは、前記セパレータの内部構造物および内面へ液体を導くように前記セパレータ内に配置されたセパレータクリーニングマニフォールド(分離槽洗浄用のマニフォールド)をさらに有してもよい。供給管がさらに含まれてもよく、供給管は、前記セパレータクリーニングマニフォールド、および前記キャビネットの内部に配置された吸込口の間を液的に連通し、前記蓋が前記オープン位置のときは、液体は前記吸込口に導かれ前記供給管により前記セパレータクリーニングマニフォールドに供給される。
さらに、パーツウォッシャーは、前記ポンプの吐出口、および前記ツーウエイバルブの間において前記ポンプに配管された手持ち式の流体ガン(ハンドヘルド/流体ガン)をさらに有してもよく、洗浄液が前記手持ち式の流体ガンにより放出できる。
本発明の別の態様は、ウォッシングチャンバーを規定するとともに、ある量の液体を保持するためのタンクを備えているキャビネットと、前記タンクおよびディスチャージバルブの間の液的な連通路とを有するパーツウォッシャーの使用する方法である。
当該方法は、
セパレータを前記タンクへ液的に連通するように接続し、前記タンクからの液体を、前記オイルセパレータを通し、前記パーツウォッシャーの洗浄サイクルの間、前記タンクに還流する浄化された液体を生成することと、
ドレインシステムを設け、前記セパレータから前記タンクへ排水できるようにすることと、
前記ドレインシステムを開けて、前記セパレータの中に溜まった液体および汚濁を前記タンクの中に流すことと、
前記ディスチャージバルブを介して前記タンクを排水することとを有する。
添付の図面を参照して本発明の実施形態を単に例として説明する。
添付の図面に示すように、発明の実施例のパーツウォッシャー10は、旋回する蓋14を含むキャビネット12を有し、そのキャビネット12は、洗浄される物品を保持するウォッシングチャンバー(洗浄室、洗浄槽)16と、それらのパーツの洗浄に使用される、ある(所定の)量の液体を保持するためのタンク18(特に図2および図3を参照)とを規定している。典型的には、その液体は、水と洗剤の混合物である。図7に詳しく示すように、液的な連通路20が、タンク18とディスチャージバルブ22との間に延びている。この連通路20は、導管24と、ポンプ26と、ポンプ26の吐出口30に配管されたツーウエイバルブ(二方弁)28とを含む。導管24は、タンク18の集水孔32から、ポンプ26の吸込口34へ延びている。ツーウエイバルブ28の一方のポート35は、導管36を介してディスチャージバルブ(放出弁)22に繋がり、さらに、他方のポート38は導管40に繋がり、その導管40はタンク18からウォッシングチャンバー16の中に配置されたスプレイマニフォールド42に液体を供給する。
ロッド31は、一方の端がアーム33を介し蓋14に旋回するように連結され、他方の端がエルボーレバー37を介してツーウエイバルブ28に連結されている。
蓋14が閉じられると、ロッド31およびレバー37はバルブ28を洗浄位置へ動かし、バルブ28はポート35を閉じてバルブ22および導管36を分離し、さらに、液体がポンプ26からポート38および導管40を通ってマニフォールド42へ流れるようにする。蓋が、オープン位置に移動すると、図1、3、4、および5に示すように、ロッド31およびレバー37は、バルブ28をサービス位置(点検位置)へ動かしポート38を閉じてポンプ26から導管40を分離し、ポート35を開き、液体をポンプ26から導管36を通ってディスチャージバルブ22に導く。
通常の洗浄サイクルの間は、蓋14は閉じており、バルブ28はロッド31により洗浄位置に動かされ、ディスチャージバルブ22は閉位置にあり、導管24およびポンプ26を通ってタンク18から吸引された液体は導管28および40を介してスプレイマニフォールド42に供給される。
図2に示すように、上方が開いた円形のバスケット44の形状のプラットホームが、洗浄されるパーツや他の物品を支えるためにウォッシングチャンバーの中に配置されている。スプレイマニフォールド42は移動可能なマニフォールドであってもよく、バスケット44の中または上に支持されている物品をスプレイするように設けられた複数の孔を備えている。マニフォールド42およびバスケット44の詳細な作動と構成とは本発明の主眼ではない。しかしながら、本発明の例として、マニフォールド42とバスケット44の例は、本出願人の豪州仮出願番号2005905202号および国際出願公開公報WO2004/091817号に記載されているものであってもよく、それらの公報の内容は本明細書においても参照され組み込まれる。
特に図3および4に示すように、タンク18は、「D」字形のプレートの形状のタンクカバー46を有し、このカバー46は、図1および2に示すようにカバー46がタンクの上を覆う、閉位置または洗浄位置と、図3および4に示すサービス位置との間を旋回し、サービス位置においては、カバー46は旋回などの方法で洗浄位置から離れるように動かされ、タンク18の内部にアクセス可能になる。
セパレータ48はタンク18と液的に連通しており、液体からオイルのような廃棄物および汚濁を分離し、浄化された液体を生成してタンク18に還流するようになっている。セパレータ48とタンク18とを液的に連通するために、導管50によりタンク18とポンプ52との間が配管され、さらに、導管54がポンプ52とセパレータ48とを接続しているポンプ52は、タンク18から導管50を通して液体を吸引し、それを導管54を通ってセパレータ48へ圧送する。図3および8に示すように、タンク18の内側の導管50にフローティングヘッド(浮動ヘッド)51を設け、洗浄液に浮いているオイルや他の汚濁をすくいとるようにしてもよい。
セパレータ48は、液体からオイルのような汚濁および廃棄物を分離し、リターンライン(戻り配管)56(図4および7)を介して浄化された液体をタンク18に戻し、それとともに、廃棄物およびオイルを汚濁ライン(汚濁配管)58を介して汚濁容器59に排出する。水からオイルや他の炭化水素を分離する多くの異なるタイプの市販されているセパレータを、本発明の様々な実施例において使用可能である。セパレータの詳細な形状は発明の実施例において重要ではない。セパレータ48は、取り外しまたは開くことができる蓋55を備えており、セパレータ48の内部へアクセスでき、蓋55には、さらに、水および空気漏れしないシールが設けられており、蓋が閉じられるとセパレータの内を密閉できる。これによりセパレータをある程度加圧でき、自身をクリーニング/パージする際に有効である。
リターンライン56は、セパレータの側壁に配管されたエルボーパイプ60と、タンク18へ戻るように延びている導管62と、パイプ60および導管62の間でリターンライン56を通る液体の流れを制御するバルブ64とを備えている。同様に、汚濁ライン58は、セパレータの側壁に配管されたエルボーパイプ66と、汚濁容器(コンテナ)59へ延びている導管68と、パイプ66および導管68の間で汚濁ライン56を通る液体の流れを制御するバルブ70とを備えている。
パーツウオッシャー10は、パーツウォッシャー10のサービス(点検)および/またはメンテナンス(整備)中にセパレータ48を排水するためのドレインシステム72をさらに備えている。ドレインシステム72(図5および8を参照)は、セパレータ48およびタンク18の間を液的に連通するものであり、セパレータ48の下側のコーナーに設けられた排水口(ドレイン出口)76からタンク18へ戻るように延びているドレインライン74と、ドレインライン74の途中のドレインバルブ78とを備えている。さらに詳しくは、ドレインライン74は、エルボーパイプ80と、導管82と、パイプ80および導管82の間のバルブ78とを備えている。
パーツウォッシャー10の通常の洗浄サイクルの間、液体はポンプ26によってタンク18からスプレイマニフォールド42へ循環される。ポンプ52は、典型的にはポンプ26がオフのときに作動し、液体をタンク18からセパレータ48を通して循環することにより、その液体を連続して浄化し、バルブ64および70は開いているので浄化された液体はリターンライン56を介してタンク18へ戻され、さらに、オイルおよび他の廃棄物は、汚濁ライン58を経て、汚濁容器59に運ばれ、そして、ドレインバルブ78は閉じている。ポンプ52はタイマーに起動されてもよく、また、コンピュータ制御でもよく、例えば、洗浄サイクルが終わった後、あるいは、午後9時以降などの通常の仕事時間外に、たとえば10分間程度、ポンプ52を稼働させる。洗浄サイクル中にポンプ52を稼働させ、それによりセパレータ48を稼働させることも可能であるが、タンク18内の液体が攪拌されているので、その効率は低下すると考えられる。
アクチュエータシステム(作動装置)84(図6および7参照)は、ディスチャージバルブ22とドレインバルブ78とに連動(連結)しており、ドレインライン(ドレイン配管)72を開いてセパレータ48からタンク18へ排水し、ディスチャージバルブ22を開いて、ディスチャージバルブ22を介してタンク18をパージ(タンク18から液体などを一掃)できるようになっている。また、アクチュエータシステム84は、リターンライン56のバルブ64、および汚濁ライン58のバルブ70にも連結している。
アクチュエータシステム84は、複数の機械的なアーム、ロッドおよびリンクを備えており、それらは、タンクカバー46およびバルブ22、78(同様にバルブ64および70)との間を連結しており、タンクカバー46がサービス位置(点検位置)に移動すると、バルブ22および78は開になり、セパレータ48からタンク18への排水が可能になり、さらに、タンク18内の液体は、ポンプ26が起動され、さらに、蓋14が開いてツーウエイバルブ28がサービス位置になりポート38が閉じてポート35が開くと、パージまたは放出されることになる。
アクチュエータシステム84は、キャビネット12の後壁87を貫通するロッド86を備えており、ロッド86の一方の端はタンクカバー46に連結している。ロッド86の反対の端は、順番に連結されたリンク88、90および92(図5、6、7および8参照)を介してバルブ22に連結している。ロッド94の両端はブラケット95内で軸支され、長手方向の途中がリンク88に取り付けられており、ロッド86によってリンク88が旋回されるとロッド94がその長手方向の軸のまわりに回転する。ロッド94は、さらにレバー96に接続され、レバー96はリンク97に接続されており、さらに、リンク97はブーメランアーム98に連結している。ブーメランアーム98のコーナーはバルブ78に連結し、ブーメランアームの反対の端は、垂直に延びているリンク100に連結している。リンク100は、バルブ64を操作するアーム102と、バルブ70を操作するアーム104とに連結している。
タンクカバー46がサービス位置に移動すると、アクチュエータシステム84を構成するアーム、リンクおよびロッド86、88、90、92、94、96、97、98、100、102および104が動いてバルブ22および78を開き、バルブ64および70を閉じる。タンクカバー46をサービス位置に移動させるためには蓋14を最初に開かねばならない。上記で説明したように、蓋14がオープン位置であれば、バルブ28はサービス位置に動いている。
バルブ78が開くことにより、セパレータ48内の全ての液体は重力によってタンク18へ流れる。バルブ78の開放とポンプ26の作動との間に時間的な遅れを設けることができる。これにより、タンク18がパージされるより先にセパレータ48内の全ての液体をタンク18へ排水することができる。この遅延は、単に、オペレータがタンクカバー46をサービス位置に動かし、ポンプ26を運転するためにパーツウォッシャー10のスイッチを操作する間の遅延であってもよく、あるいは、ポンプ26を起動するためのスイッチに時間的な遅延を内蔵させてしまってもよい。例えば、単なるタイマー回路をスイッチに設けることにより、いったんスイッチが操作または押されると、タイマーがポンプ26が起動する前に所定の遅延期間をカウントする。
上記の構成により、パーツウォッシャー10の点検および/あるいはメンテナンスにおいて、全ての液体を共通で単一のディスチャージバルブ22および導管36を介してパージまたは放出でき、単一の操作によりセパレータ48およびタンク18の両方をパージし、きれいにできるはずなので非常に効率的である。いったんセパレータ48およびタンク18がパージされると、残っているオイル残留物あるいは廃棄物は、物理的にはがしとられ、取り除くことができる。
セパレータ48をさらに洗浄するために、マニフォールド110(図2および8参照)をセパレータ48内に設けることが可能であり、それにより、点検中に、セパレータ48の内部の構成部品に向けて液体あるいは空気を噴射できる。詳細には、マニフォールド110は、セパレータの底面に液体/空気を噴射する(ジェットを放つ)枝管を備え、底に溜まった沈着物を出口76の方へ吹き飛ばすようにしてもよく、また、液体/空気をセパレータ48の内のオイルピックアップベルト、ディスク、あるいは他の油水分離の構造体に噴出するための枝管を備えていてもよい。マニフォールドは、供給ライン(供給管)あるいは導管112を介してキャビネット16へ配管された供給口を備えていてもよく、さらに、導管112は手持ち式の流体ガン(ハンドヘルド/流体ガン)、すなわち、液体/空気を分注するガンのノズルを受けるための入口114を備えていてもよく、その分注ガンはポート106を介して吐出口30と液的に連通している。ポンプ26が作動すれば、バルブ22の位置に関係なく液体はポート106に供給される。それゆえ、セパレータ48のマニフォールド110は、パーツウォッシャーの通常の洗浄サイクルの間であっても、サービスサイクル(点検サイクル)の間であっても、手持ち式のガンにより液体を充填できる。セパレータ48のマニフォールドに空気を供給するために、そのガンを単独でエアーコンプレッサーに連結してもよく、あるいは単にベンチュリバルブまたは開口を設け空気が液体に混入するようにしてもよい。
以上に本発明のひとつの実施形態を詳述したが、基本的な発明の概念から逸脱することなしに、当業者が多くの改善および変更を成しえることは明らかである。例えば、アクチュエータシステム84は機械的な接続により記載されているが、同様の動作を成しえる他のいかなるアクチュエータシステムであっても採用でき、例えば、これらのバルブを電磁駆動するための電気的なスイッチであってもよく、そのスイッチ自身がタンクカバーを洗浄位置からサービス位置へ移動することにより作動させることができる。
そのようなすべての改変および変更は、本発明の範囲に含まれ、本発明は、上述した詳細な説明および添付の特許請求の範囲により決定される。
パーツウォッシャーの実施形態の斜視図であり、蓋はオープン位置である。 図1に示すパーツウォッシャーを上から見た平面図であり、蓋は除いている。 図1および図2に示すパーツウォッシャーの斜視図であり、パーツウォッシャーの回転プラットホームおよびタンクカバーは表面位置に移動している。 図3に示すパーツウォッシャーの側面図である。 図1から図4に示すパーツウォッシャーの一部の背面を拡大した図である。 横から見たウォッシャーの一部を拡大した図である。 パーツウォッシャーの部分的な側面図であり、明確にするためにいくつかのコンポーネントを取り除いている。 パーツウォッシャーの機械的接続および配管の様子を示す図である。

Claims (10)

  1. ウォッシングチャンバー、および、ある量の液体を保持するためのタンクを規定するキャビネットと、
    前記タンクおよびディスチャージバルブの間に延びている液的な連通路と、
    前記タンクと液的に連通しているセパレータであって、前記液体から汚濁を分離し、前記タンクに還流する浄化された液体を生成できるセパレータと、
    前記セパレータから前記タンクへ排水可能なドレインシステムであって、前記セパレータおよび前記タンクの間の液的な連通を制御するドレインバルブを含むドレインシステムと、
    前記ディスチャージバルブおよび前記ドレインバルブと連動したアクチェータシステムであって、前記ドレインバルブを開くことにより、前記セパレータから前記タンクへ排水でき、前記ディスチャージバルブを開くことにより前記ディスチャージバルブを介して前記タンクをパージできるアクチュエータシステムとを有する、パーツウォッシャー。
  2. 請求項1において、前記キャビネットはタンクカバーを有し、前記タンクカバーの少なくとも一部は前記ウォッシングチャンバーの底を形成し、前記タンクカバーは前記アクチュエータシステムと連動し、前記タンクカバーは、前記タンクの上を覆い閉じている洗浄位置、および前記タンクの内部へアクセスできるように前記タンクカバーが動いたサービス位置の間を移動可能であり、前記タンクカバーが前記サービス位置に移動するときに、前記アクチュエータシステムが前記ドレインバルブおよび前記ディスチャージバルブを開くように、前記タンクカバーは前記アクチュエータシステムと連動している、パーツウォッシャー。
  3. 請求項1または2において、前記セパレータおよび前記タンクの間を液的に連通するリターンラインをさらに有し、前記リターンラインを通って前記浄化された液体が前記タンクに還流され、前記リターンラインは、前記アクチュエータシステムにより動かされるリターンバルブを含み、前記アクチュエータシステムは、前記ドレインバルブが閉じられると前記リターンバルブを開き、前記ドレインバルブが開けられると前記リターンバルブを閉じる、パーツウォッシャー。
  4. 請求項1ないし3のいずれかにおいて、前記セパレータおよび汚濁容器の間を液的に連通する汚濁ラインをさらに有し、前記汚濁ラインは、前記アクチュエータシステムにより動かされる汚濁バルブを含み、前記アクチュエータシステムは、前記ドレインバルブが閉じられると前記汚濁バルブを開き、前記ドレインバルブが開かれると前記汚濁バルブを閉じる、パーツウォッシャー。
  5. 請求項1ないし4のいずれかにおいて、前記液的な連通路は、第1の導管と、ポンプと、第2の導管と、ツーウエイバルブとを含み、
    前記第1の導管は、前記タンクおよび前記ポンプの吸込口の間を液的に連通し、前記ツーウエイバルブは前記ポンプの吐出口と液的に連通するとともに第1および第2のポートを備え、前記第2の導管は、前記第1のポートに繋がるとともに前記キャビネットへ、その中の物品を洗浄するために給水し、さらに、前記ディスチャージバルブは前記ツーウエイバルブの前記第2のポートと液的に連通している、パーツウォッシャー。
  6. 請求項5において、前記ウォッシングチャンバーへアクセスできるオープン位置、および前記ウォッシングチャンバーを閉じるクローズ位置の間を旋回する蓋と、前記ツーウエイバルブを動かすアクチュエータとをさらに有し、
    前記アクチュエータは、前記オープン位置および前記クローズ位置の間で前記蓋の位置が変化することにより操作され、前記蓋が前記クローズ位置のときは前記ツーウエイバルブは、前記第1のポートが開き前記第2のポートが閉じた洗浄位置になり、前記蓋が前記オープン位置のときは前記アクチュエータが前記ツーウエイバルブを前記第1のポートが閉じて前記第2のポートが開いたサービス位置に動かす、パーツウォッシャー。
  7. 請求項1ないし6のいずれかにおいて、前記セパレータの内部構造物および内面へ液体を導くように前記セパレータ内に配置されたセパレータクリーニングマニフォールドをさらに有する、パーツウォッシャー。
  8. 請求項7において、前記セパレータクリーニングマニフォールド、および前記キャビネットの内部に配置された吸込口の間を液的に連通する供給管をさらに有し、
    前記蓋が前記オープン位置のときは、液体は前記吸込口に導かれ前記供給管により前記セパレータクリーニングマニフォールドに供給される、パーツウォッシャー。
  9. 請求項7において、前記ポンプの吐出口、および前記ツーウエイバルブの間において前記ポンプに配管された手持ち式の流体ガンをさらに有し、洗浄液を前記手持ち式の流体ガンにより放出できる、パーツウォッシャー。
  10. ウォッシングチャンバーを規定するとともに、ある量の液体を保持するためのタンクを備えているキャビネットと、前記タンクおよびディスチャージバルブの間の液的な連通路とを有するパーツウォッシャーを使用する方法であって、
    当該方法は、
    セパレータを前記タンクへ液的に連通するように接続し、前記タンクからの液体を、オイルセパレータを通して、前記パーツウォッシャーの洗浄サイクルの間、前記タンクに還流する浄化された液体を生成することと、
    ドレインシステムを設け、前記セパレータから前記タンクへ排水できるようにすることと、
    前記ドレインシステムを開けて、前記セパレータの中に溜まった液体および汚濁を前記タンクの中に流すことと、
    前記ディスチャージバルブを介して前記タンクを排水することとを有する、方法。
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