JP2009522531A - 電気機械式の摩擦ブレーキ - Google Patents

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Abstract

本発明は、たとえば楔機構を有する自己倍力装置(19)を備えた、自己倍力式の電気機械式の摩擦ブレーキ(1)に関する。本発明によれば、当該摩擦ブレーキ(1)にブレーキ操作のためのリニア駆動装置(14)、たとえば電磁石(15)を装備することが提案される。手間のかかる電動モータや減速伝動装置や回転/並進変換伝動装置を不要にすることができる。本発明は当該摩擦ブレーキ(1)のコンパクトでかつ頑丈な構造を可能にする。

Description

背景技術
本発明は、請求項1の上位概念部に記載の形式の、自動車に用いられる車両ブレーキとして設けられたエレクトロメカニカル式、つまり電気機械式の摩擦ブレーキ、すなわち制動のために操作装置によってブレーキボディに圧着可能である摩擦ブレーキパッドと、自己倍力装置とが設けられており、該自己倍力装置が、回転するブレーキボディにより制動時に該ブレーキボディに圧着された摩擦ブレーキパッドに加えられた摩擦力を、操作装置により付与された押圧力に対して付加的に摩擦ブレーキパッドをブレーキボディに圧着させる押圧力に変換するようになっている形式の自己倍力式の電気機械式の摩擦ブレーキに関する。
電気機械式の摩擦ブレーキは公知である。たとえば国際公開第02/40887号パンフレットが参照される。公知の摩擦ブレーキはディスクブレーキとして形成されている。この摩擦ブレーキは摩擦ブレーキパッドを有しており、この摩擦ブレーキパッドは制動のために電気機械式の操作装置を用いてブレーキディスクに圧着可能である。ブレーキディスクはブレーキボディを形成しており、ドラムブレーキの場合にはブレーキボディはブレーキドラムである。本発明は別のブレーキ構造にも使用可能である。公知の摩擦ブレーキの操作装置は電動モータと、該電動モータの回転運動を、ブレーキボディに摩擦ブレーキパッドを圧着させるための並進運動へ変換するためのボールねじ山伝動装置の構造のねじ伝動装置とを有している。電動モータとボールねじ山伝動装置との間には、減速伝動装置が接続されていてよい。
公知の電気機械式の摩擦ブレーキは自己倍力装置を有している。この自己倍力装置は、回転するブレーキディスクにより制動時に該ブレーキディスクに圧着された摩擦ブレーキパッドへ加えられた摩擦力を押圧力に変換し、この押圧力は、操作装置により生ぜしめられた押圧力に対して付加的に摩擦ブレーキパッドをブレーキディスクに圧着させる。操作装置により生ぜしめられる押圧力と区別するために、自己倍力装置により生ぜしめられる押圧力を以下において「自己倍力力」と呼ぶ。公知の摩擦ブレーキは摩擦ブレーキパッドの、ブレーキディスクとは反対の側の裏面に複数の楔エレメントを備えた楔機構を有している。楔エレメントはブレーキディスクに対して斜めの楔角度を成して延びている。楔エレメントはブレーキキャリパに設けられた受け面に支持されており、これらの受け面は同じくブレーキディスクに対して斜めの楔角度を成して延びている。回転するブレーキディスクにより周方向で、制動時に該ブレーキディスクに圧着された摩擦ブレーキパッドに加えられた摩擦力は、楔原理に基づいて、ブレーキディスクに対して直交する横方向の力成分もしくは分力を有する力を生ぜしめる。この力成分もしくは分力は、以下において「自己倍力力」と呼ばれる、自己倍力装置によって生ぜしめられる押圧力である。
公知の摩擦ブレーキは楔エレメントと受け面とを有しており、これらの楔エレメントと受け面とは、ブレーキディスクの両回転方向において自己倍力を得るために互いに逆向きの方向に上昇している。種々異なる高さの自己倍力を得るために、前進走行のための楔角度と、後退走行のための楔角度とは互いに異なっていてよい。また、別の自己倍力装置、たとえば引張負荷または圧縮負荷を受ける支持レバーを備えた自己倍力装置も可能である。その場合、これらの支持レバーは、ブレーキディスクに対する垂線に対して斜めの支持角度で摩擦ブレーキパッドを支持している。このような手段は前記楔機構に対して機械的に等価の機構であり、この場合、レバー機構の支持角度は楔機構の楔角度に相当している。また、さらに別の、たとえばハイドロリック式の自己倍力装置も公知であり、かつ可能である。
発明の説明および利点
請求項1の特徴部に記載の特徴を有する本発明による摩擦ブレーキの操作装置は、摩擦ブレーキパッドをブレーキボディに圧着させるためのリニア駆動装置を有している。リニア駆動装置は摩擦ブレーキパッドをブレーキボディに圧着させるための並進的な、ただし特に必ずしも直線的である必要はない運動を形成する。リニア駆動装置は有利には電気式であり、たとえば1つまたは複数の圧電素子を有していてよい。リニア駆動装置はソレノイドもしくは電磁石を有していると有利である。リニア駆動装置には次のような利点がある。すなわち、リニア駆動装置は、摩擦ブレーキパッドを直接に運動させかつブレーキボディに圧着させることのできる並進運動を形成する。回転運動を並進運動へ変換する必要はない。リニア駆動装置は直接駆動装置として、つまり減速伝動装置あるいはまた増速伝動装置の中間接続なしに形成されていてよい。伝動装置が不要となることにより、製造手間は減少し、構成サイズおよび質量が低減され得る。伝動装置の摩耗および保守も不要となり、保守手間は減じられている。また、リニア駆動装置の故障確率は電動モータに比べて減じられている。別の利点としては、リニア駆動装置の、構造に帰因して制限された行程である。この行程は構造に関連して、摩擦ブレーキパッドのための終端ストッパなしに車両ブレーキの構成を可能にする。
請求項2以下には、請求項1に記載の発明の有利な構成および改良形が記載されている。
請求項3には、リニア駆動装置の電磁石の非比例的な磁力特性線が規定されており、請求項4には、プログレッシブな磁力特性線が規定されている。磁力特性線は電磁石の力とストローク(たとえば一定の電圧における)との間の関係を表している。磁力とストロークとの関係には、とりわけ電磁石のアーマチュアと磁極片とのジオメトリ的な形状によって影響を与えることができる。非比例的な磁力特性線によって、摩擦ブレーキの特性に対する適合が可能となる。プログレッシブな磁力特性線により、大きなブレーキ力において過比例的に増大する操作力が達成される。目的設定は、たとえば行程作業に関する電磁石の最適化(摩擦ブレーキの操作エネルギ)および/または電磁石の構成サイズに関する電磁石の最適化である。
電磁石の作業範囲、つまり摩擦ブレーキの操作時に使用される行程範囲における所望の磁力特性線形状で十分である。作業範囲外の偏倚した磁力特性線形状は重要でない。
請求項5に記載の構成では、自己倍力装置がセルフロック式に形成されている。楔角度は、セルフロックが生じるように鋭角に設定される。ブレーキボディのロックを回避するためには、摩擦ブレーキが操作された状態で摩擦ブレーキパッドが操作装置によって、摩擦ブレーキの緊締方向における運動に抗して引き留められなければならない。楔角度は、摩擦ブレーキパッドとブレーキボディとの間の最小摩擦係数においてセルフロックが生じるように鋭角に設定され得る。最小摩擦係数においては、本発明による摩擦ブレーキは理論的に無エネルギに操作され得る。実際の使用時にしばしば認められる平均摩擦係数においては、摩擦ブレーキの操作が小さな操作エネルギを用いて行われる。補償のためには、請求項6に記載されているように、摩擦ブレーキパッドを摩擦ブレーキの解除方向に負荷する戻しばねエレメントが設けられている。この戻しばねエレメントは特に、その戻しばね力が摩擦ブレーキパッドとブレーキボディとの間の最大摩擦係数において摩擦ブレーキパッドを摩擦ブレーキの緊締方向における運動に抗して引き留めるように設計される。場合によっては、安全マージンを加えることができる。すなわち、セルフロック式の自己倍力装置にもかかわらずブレーキボディのロックを信頼性良く回避するために、戻しばね力が一層大きく設定される。摩擦ブレーキパッドは、回転するブレーキボディにより制動時にブレーキボディに圧着された摩擦ブレーキパッドにより加えられた摩擦力によって摩擦ブレーキの緊締方向に負荷される。戻しばねエレメントには次のような利点がある。すなわち、該戻しばねエレメントの戻しばね力が、回転するブレーキボディによって制動時に該ブレーキボディに圧着された摩擦ブレーキパッドに加えられる摩擦力とは逆方向に向けられているので、操作装置によって加えられるべき操作力は減じられている。戻しばねエレメントが最大摩擦係数において摩擦ブレーキパッドを緊締方向における運動に抗して引き留める場合、このことは、摩擦ブレーキのセルフロックが操作装置の故障時にも回避される、つまりブレーキボディの意図されていないロックが阻止されるという利点を有している。
図面
以下に、本発明の実施例を図面につき詳しく説明する。
図1は、本発明による摩擦ブレーキを示す概略図であり;
図2は、図1に示した摩擦ブレーキの操作装置の電磁石を示す断面図であり;
図3は、図2に示した電磁石の磁力特性線を示す線図であり;
図4は、図1に示した摩擦ブレーキの戻しばねエレメントを示す概略図であり;
図5は、本発明による摩擦ブレーキの別の実施例を示す概略図であり;
図6は、図1に示した本発明による摩擦ブレーキのさらに別の変化形を示す詳細図である。
これらの図面は、本発明を理解するための概略化されかつ簡素化された図面であると理解され得る。
実施例の説明
図1に示した本発明による電気機械式の摩擦ブレーキは、ディスクブレーキ1として形成されている。このディスクブレーキ1はブレーキキャリパ2を有しており、このブレーキキャリパ2はフローティングキャリパとして、シンボリックに図示されたキャリパガイド4によってブレーキディスク3に対して直交する横方向に移動可能に案内されている。ブレーキディスク3は、ディスクブレーキ1を用いて制動したいブレーキボディを形成している。ブレーキキャリパ2はフレームキャリパとして形成されており、このブレーキキャリパ2はブレーキディスク3の一方の側に設けられたベースボディ5と、ブレーキディスク3の他方の側に設けられたプレート6とを有している。ベースボディ5とプレート6とは、2つの抗張材7によって互いに固く結合されている。抗張材7内のばねシンボル8により、ブレーキキャリパ2の弾性的な変形可能性もしくは拡開可能性が表されている。
ブレーキキャリパ2のプレート6には、摩擦ブレーキパッド9が不動に配置されている。以下においては、この摩擦ブレーキパッド9を「定位置の摩擦ブレーキパッド9」もしくは「固定の摩擦ブレーキパッド9」と呼ぶ。ブレーキディスク3の他方の側には、ブレーキディスク3の周方向または弦方向に運動可能な可動の摩擦ブレーキパッド10がブレーキキャリパ2に配置されている。ブレーキディスク3は、ディスクブレーキ1を用いて制動したいブレーキボディを形成している。可動の摩擦ブレーキパッド10は、ブレーキディスク3とは反対の側の裏側に互いに平行な複数の楔面12を備えた楔体11を有している。これらの楔面12はブレーキディスク3の周方向に対して楔角度αを成して延びている。これらの楔面12を用いて、可動の摩擦ブレーキパッド10はブレーキディスク3の周方向に移動可能に、ブレーキキャリパ2のベースボディ5に設けられた対応する相補的な受け面13に支持されている。これらの受け面13は同じくブレーキディスク3に対して楔角度αを成して延びている。厳密に云えば、可動の摩擦ブレーキパッド10は、楔角度αに相当するピッチと、ブレーキディスク3の仮想回転軸線と一致する仮想軸線とを有する螺旋状の軌道に沿って運動可能である。また、たとえば弦方向に延びると同時にブレーキディスク3に対して楔角度αを成している別の軌道経過も可能である(図示しない)。さらに説明したい自己倍力を得るために重要となるのは、ディスクブレーキ1が操作された状態において、回転するブレーキディスク3により該ブレーキディスク3に圧着された摩擦ブレーキパッド10に加えられた摩擦力が、ブレーキディスク3と受け面13との間の楔ギャップが狭まってゆく方向で摩擦ブレーキパッド10を負荷することである。
ディスクブレーキ1は操作装置としてリニア駆動装置14を有している。本実施例では、リニア駆動装置14が直線駆動装置であるが、もちろん必ずしも直線駆動装置である必要はない。リニア駆動装置14は、図2に軸方向断面図で拡大して図示されたソレノイドもしくは電磁石15を有している。この電磁石15はブレーキキャリパ2のベースボディ5に支持されていて、プランジャ16によって可動の摩擦ブレーキパッド10の楔体11に作用している。リニア駆動装置14の作用方向は可動の摩擦ブレーキパッド10の移動方向に延びている。
楔体11は戻しばねエレメント17によって、ディスクブレーキ1の解除方向に負荷されている。
ディスクブレーキ1を操作するためには、操作装置14の電磁石15が通電され、これにより可動の摩擦ブレーキパッド10を備えた楔体11をブレーキディスク3に対して楔角度αで移動させるので、可動の摩擦ブレーキパッド10はブレーキディスク3に圧着される。反力により、ブレーキキャリパ2はブレーキディスク3に対して直交する横方向に移動させられるので、定位置の固定の摩擦ブレーキパッド9はブレーキディスク3の他方の側に圧着され、ブレーキディスク3は制動される。矢印18で示した回転方向に回転するブレーキディスク3は、該ブレーキディスク3に圧着された摩擦ブレーキパッド9,10に周方向で摩擦力を加え、この摩擦力は可動の摩擦ブレーキパッド10をブレーキディスク3の周方向でかつ受け面13とブレーキディスク3との間の楔ギャップが狭まる方向に負荷する。楔原理に基づき、ブレーキキャリパ2のベースボディ5に設けられた受け面13は楔体11に、ブレーキディスク3に対して直交する横方向の力成分もしくは分力を有する力を加える。この力成分は、操作装置14により加えられた押圧力に対して付加的に摩擦ブレーキパッド10をブレーキディスク3に圧着させる押圧力である。こうして、操作装置14により加えられるブレーキ力は増幅される。楔体11と、ブレーキキャリパ2のベースボディ5の受け面13とは、本発明による摩擦ブレーキ1の自己倍力装置19を形成しており、この自己倍力装置19は回転するブレーキディスク3から該ブレーキディスク3に圧着された可動の摩擦ブレーキパッド10に加えられた摩擦力を、可動の摩擦ブレーキパッド10をブレーキディスク3に圧着させる押圧力に変換する。自己倍力装置19により生ぜしめられた、ブレーキディスク3に対する摩擦ブレーキパッド10の押圧力は、操作装置14により生ぜしめられる押圧力と区別するために、以下においては「自己倍力力」と呼ばれる。
図2に軸方向断面図で図示された操作装置14の電磁石15は、円筒状のアーマチュア20を有している。このアーマチュア20の一方の端部は磁極ポット21内に突入している。アーマチュア20内には、プランジャ16が圧入されており、このプランジャ16は軸方向で磁極ポット21を貫通している。電磁石15のコイル22を通電することにより、磁界および磁力が生ぜしめられ、この磁力はアーマチュア20を磁極ポット21内へ引き込む。磁力特性線23は比例的ではなく、たとえば図3に示した線図に描かれた経過もしくは形状を有している。電磁石15の、可動の摩擦ブレーキパッド10を移動させるために利用される行程範囲または作業範囲において、電磁石15の磁力特性線23はプログレッシブ(逓増的)であり、すなわち磁力はストロークと共に過比例的(ueberproportional)に増大する。磁力特性線23は、コイル22に一定の電圧が印加された場合の、電磁石15の磁力Fと行程もしくはδで示した、アーマチュア20と磁極ポット21の端面壁との間のギャップとの関係を表している。アーマチュア20が磁極ポット21の端面壁に近づくにつれて、磁極Fは著しく増大する。アーマチュア20と磁極ポット21とのジオメトリ的(幾何学的)な形状付与によって、磁力特性線23の形状に影響を与えることができる。たとえばアーマチュア20および/または磁極ポット21の円錐形状により、アーマチュア20と磁極ポット21との間の環状ギャップの大きさは電磁石15の行程にわたって変化する。これにより、磁気的な抵抗、磁界強さおよび磁力が変えられる。選択されたプログレッシブな磁力特性線23により、電磁石15の磁力は可動の摩擦ブレーキパッド10の移動量が増大するにつれて、つまり高い操作力、押圧力およびブレーキ力において、過比例的に増大する。
ディスクブレーキ1の楔角度αは、可動の摩擦ブレーキパッド10とブレーキディスク3との間の所定の最小摩擦係数μminにおいてディスクブレーキ1のセルフロックが生じるように設定されている。すなわち、可動の摩擦ブレーキパッド10は、ディスクブレーキ1が操作された場合に、力を受けずにその位置に留まり、可動の摩擦ブレーキパッド10は受け面13とブレーキディスク3との間の楔ギャップ内に進入する方向でも該楔ギャップから進出する方向でも運動しない。
戻しばねエレメント17は、可動の摩擦ブレーキパッド10とブレーキディスク3との間の所定の最大摩擦係数μmaxにおいて該戻しばねエレメント17が可動の摩擦ブレーキパッド10において力平衡を生ぜしめるように設計されている。すなわち、回転するブレーキディスク3により該ブレーキディスク3に圧着された可動の摩擦ブレーキパッド10に加えられる摩擦力は、前記最大摩擦係数μmaxにおいて、戻しばねエレメント17の、ディスクブレーキ1の解除方向に作用する戻し力と同じ大きさとなる。これにより、操作装置14の故障時でも、ブレーキディスク3のロック(Blockieren)が阻止される。ディスクブレーキ1を操作するためには、操作装置14が、回転するブレーキディスク3により該ブレーキディスク3に圧着された可動の摩擦ブレーキパッド10に加えられる摩擦力と、戻しばねエレメント17の戻し力との間の差力を付与するだけでよい。これにより、ディスクブレーキ1の操作力および操作エネルギは減じられている。ディスクブレーキ1のセルフロック式の設計および戻しばねエレメント17を用いた補償により、本発明によるディスクブレーキ1の、規定のブレーキ力を得るために必要となる操作力および操作エネルギは、セルフロックフリーに設計されていてかつ戻しばねエレメント17を有していない自己倍力式のディスクブレーキと比べて減少する。
図4に示した2つのばね29,30の直列接続を用いると、戻しばねエレメント17のばね力の制限、ひいては可動の摩擦ブレーキパッド10に加えられる戻し力の制限が可能となる。両ばねのうちの一方のばね30は、ブレーキキャリパ2のベースボディ5(図4には一部しか図示されていない)に支持されている。他方のばね29は、可動の摩擦ブレーキパッド10を支持している楔体11を負荷している。楔体11および可動の摩擦ブレーキパッド10についても、図4にはその一部しか図示されていない。両ばね29,30の間には、ディスク31が配置されており、このディスク31はブレーキキャリパ2のベースボディ5に支持された方のばね30によって、シンボリックに図示されている受け32に押圧される。この受け32はベースボディ5の一部である。ばね30は予荷重もしくはプリロードをかけられている。ディスクブレーキ1が操作されると、つまり可動の摩擦ブレーキパッド10を備えた楔体11が緊締方向に移動させられると、まず、楔体11を負荷している方のばね29だけが変形させられる。このばね29のばね力および戻し力が、ブレーキキャリパ2のベースボディ5に支持された方のばね30の予荷重もしくはプリロードよりも大きくなるとはじめて該ばね30が弾性的に変形させられる。このばね30のばね定数は、楔体11を負荷している方のばね29のばね定数よりも小さく設定されている。これにより、両ばね29,30のばね特性線は、ディスク31が受け32から引き離されると、ますますなだらかになる。すなわち、ばね力の増大は楔体11の移動と共に減少し、ブレーキキャリパ2のベースボディ5に支持された方のばね30の小さなばね定数によって制限されている。直列接続された両ばね29,30は、図1に示した戻しばねエレメント17の代わりに使用される。
楔体11を負荷する方のばね29のばね特性線は、可動の摩擦ブレーキパッド10と、図4には図示されていないブレーキディスク3との間の最大摩擦係数μmaxにおいて、ブレーキディスク3により制動時に該ブレーキディスク3に圧着された摩擦ブレーキパッド10に加えられる摩擦力と、ばね29の戻し力との間に平衡が生じるように設定される。ブレーキキャリパ2のベースボディ5に支持された方のばね30の予荷重もしくはプリロードは、最大摩擦係数μmaxにおいて最大ブレーキ力が達成されるとディスク31が受け32から引き離されるように設定されている。両ばね29,30により加えられた戻し力の増大、ひいては操作装置14によって加えられるべき操作力は、ばね30の予荷重もしくはプリロード力が達成された後に極めて僅かにしか増大せず、ばね力は制限されている。
デグレッシブ(逓減的)なばね特性線またはそれどころか最大ばね力の超過時におけるばね力減少は、たとえば戻しばねエレメント17としての皿ばねまたは皿ばねユニットによって達成され得る(図示しない)。皿ばねは、変形によって該皿ばねが平坦な(孔付)ディスクの形に近づくと、そのばね力が減少するという性質を持っている。
2つのばね29,30の直列接続による屈曲するばね力特性線、ばね力制限、デグレッシブなばね特性線または最大ばね力超過後に再び低下するばね力を実現するための前で述べた手段は、大きなブレーキ力でかつ最大摩擦係数μmaxよりも小さい摩擦係数μにおいて操作装置14により付与されるべきディスクブレーキ1の所要の操作力および操作エネルギを減少させる。
図5には、本発明によるディスクブレーキ1の変化実施例のブレーキキャリパ2のベースボディ5と、可動の摩擦ブレーキパッド10とが図示されている。図5に示したディスクブレーキ1の自己倍力装置19は楔機構の代わりに斜面機構を有している。ブレーキキャリパ2のベースボディ5に設けられた受け面13は直線の代わりに曲線であり、斜面角度αは受け面13の延在長さにわたって変化する。これにより、自己倍力の高さは斜面25とも呼ばれる受け面13の延在長さにわたって変化する。可動の摩擦ブレーキパッド10は支持体24に取り付けられており、この支持体24を介して可動の摩擦ブレーキパッド10は斜面25に支持されている。図5に示したディスクブレーキ1では、戻しばねエレメント17が設けられていないが、戻しばねエレメント17を設けることも可能である。
斜面25はまず真っ直ぐな形状を有しており、斜面角度αはこの範囲では、ブレーキディスク3と可動の摩擦ブレーキパッド10との間の最大可能な摩擦係数μmaxにおいてセルフロックが生じるように設定されている。斜面25の真っ直ぐな区分の長さは、最大摩擦係数μmaxにおいてディスクブレーキ1の規定の最大ブレーキ力が達成されるように設定されている。このことは、たとえば最大摩擦係数μmaxにおけるブレーキディスク3のロックになり得る。引き続き延在する斜面25の形状では、つまり緊締方向における可動の摩擦ブレーキパッド10の移動量が引き続き増大してゆくと、斜面角度αはますます鋭角となってゆき、斜面25は湾曲させられた形状を有する。これにより、自己倍力の高さは、より大きくなる。理想的には、斜面25の形状は、摩擦係数μに関連して最大ブレーキ力においてセルフロックが達成されるように設定されている。これにより、所要の操作力および操作エネルギは小さくなる。顧慮すべき点は、可動の摩擦ブレーキパッド10が常に最大でも、ディスクブレーキ1の最大ブレーキ力が達成される程度にまでしか移動させられないことである。移動ストロークは摩擦係数μに関連している。さらに、ブレーキキャリパ2の弾性的な拡開も考慮されなければならない。大きな摩擦係数μにおいて、規定のブレーキ力を得るためにはブレーキディスク3に対する摩擦ブレーキパッド10の小さな押圧力で十分となる。これによって、ブレーキキャリパ2の弾性的な拡開も小さくなる。摩擦係数μが小さくなるにつれて、規定のブレーキ力を得るために必要となる押圧力は大きくなり、ひいてはブレーキキャリパ2の弾性的な拡開も大きくなる。また、規定のブレーキ力を得るための摩擦ブレーキパッド10の移動ストロークも増大する。斜面25の湾曲させられた形状により、規定のブレーキ力を摩擦係数μに関連して得るために必要となる可動の摩擦ブレーキパッド10の移動ストロークは、セルフロックのための限界が超過されることなしに短縮される。
前で説明した相違点を除いて、図1および図5に示したディスクブレーキ1は同一に形成されていて、かつ同様の機能形式を有している。繰り返しを避けるために、図5に示したディスブレーキのその他の構成については、図1に関する説明が参照される。同じ構成部分に対しては同一の符号が使用される。特に操作装置14は図面を見易くする目的で図5には図示されていない。
図6には、図1に示したディスクブレーキ1の別の実施態様が示されている。可動の摩擦ブレーキパッド10には、別の摩擦ブレーキパッド26が配置されている。この摩擦ブレーキパッド26は可動の摩擦ブレーキパッド10の、楔体11に固く結合されていない範囲であってもよい(図示しない)。この別の摩擦ブレーキパッド26はプランジャ27に取り付けられており、このプランジャ27は楔体11に収容されている。プランジャ27は、受け面13に設けられた溝の底部により形成されている曲線軌道28に支持されている。受け面13には、図1につき説明したように、可動の摩擦ブレーキパッド10を支持している楔体11の楔面12が支持されている。図面では遮られて見えていないプランジャ27と曲線軌道28とは、図6においては破線で示されている。曲線軌道28を形成する底部を有する溝の深さは、受け面13の延在長さにわたって減少する。すなわち、曲線軌道28は受け面13に近づく。曲線軌道28と受け面13との間の間隔変化は、分かり易くするために著しく誇張して描かれている。
ディスクブレーキ1を操作するために可動の摩擦ブレーキパッド10が移動させられると、曲線軌道28に支持されているプランジャ27により、可動の摩擦ブレーキパッド10に対する別の摩擦ブレーキパッド26の相対運動が生ぜしめられる。この別の摩擦ブレーキパッド26は、可動の摩擦ブレーキパッド10の移動量が増大するにつれて、該可動の摩擦ブレーキパッド10よりも強力にブレーキディスク3に圧着される。これにより、可動の摩擦ブレーキパッド10の移動量と共にストロークに関連して、ブレーキディスク3と摩擦ブレーキパッド10,26との間の合計した全有効摩擦係数μが変化する。摩擦係数μはストロークに関連している。これによっても、ディスクブレーキ1の自己倍力に所望の影響を与えることができる。
図6に関しても、繰り返しを避けるために補足的に図1の説明が参照される。
本発明による摩擦ブレーキを示す概略図である。 図1に示した摩擦ブレーキの操作装置の電磁石を示す断面図である。 図2に示した電磁石の磁力特性線を示す線図である。 図1に示した摩擦ブレーキの戻しばねエレメントを示す概略図である。 本発明による摩擦ブレーキの別の実施例を示す概略図である。 図1に示した本発明による摩擦ブレーキのさらに別の変化形を示す詳細図である。

Claims (12)

  1. 自己倍力式の電気機械式の摩擦ブレーキであって、制動のために操作装置(14)によってブレーキボディ(3)に圧着可能である摩擦ブレーキパッド(10)と、自己倍力装置(19)とが設けられており、該自己倍力装置(19)が、回転するブレーキボディ(3)により制動時に該ブレーキボディ(3)に圧着された摩擦ブレーキパッド(10)に加えられた摩擦力を、操作装置(14)により付与された押圧力に対して付加的に摩擦ブレーキパッド(10)をブレーキボディ(3)に圧着させる押圧力に変換するようになっている形式のものにおいて、操作装置(14)が、摩擦ブレーキパッド(10)をブレーキボディ(3)に圧着させるためのリニア駆動装置を有していることを特徴とする、電気機械式の摩擦ブレーキ。
  2. リニア駆動装置(14)が電磁石(15)を有している、請求項1記載の摩擦ブレーキ。
  3. 電磁石(15)が、非比例的な磁力特性線(23)を有している、請求項2記載の摩擦ブレーキ。
  4. 電磁石(15)が、プログレッシブな磁力特性線(23)を有している、請求項3記載の摩擦ブレーキ。
  5. 自己倍力装置(19)が、セルフロック式に形成されている、請求項1記載の摩擦ブレーキ。
  6. 当該摩擦ブレーキ(1)が、当該摩擦ブレーキ(1)を解除方向に負荷する戻しばねエレメント(17)を有している、請求項1記載の摩擦ブレーキ。
  7. 自己倍力装置(19)がセルフロック式に形成されており、戻しばねエレメント(17)が、摩擦ブレーキパッド(10)とブレーキボディ(3)との間の最大摩擦係数(μmax)において、自己倍力装置(19)により生ぜしめられた押圧力と、戻しばねエレメント(17)の戻し力との間の力平衡を生ぜしめる、請求項6記載の摩擦ブレーキ。
  8. 戻しばねエレメント(17)が、非比例的なばね特性線を有している、請求項1記載の摩擦ブレーキ。
  9. 戻しばねエレメント(17)が、ばね力制限を有している、請求項8記載の摩擦ブレーキ。
  10. 戻しばねエレメント(17)が、デグレッシブなばね特性線を有している、請求項8記載の摩擦ブレーキ。
  11. 当該摩擦ブレーキ(1)の緊締が増大するにつれて自己倍力が増大する、請求項1記載の摩擦ブレーキ。
  12. 当該摩擦ブレーキ(1)が、緊締ストロークに関連した摩擦係数(μ)を有している、請求項1記載の摩擦ブレーキ。
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