JP2009521256A5 - - Google Patents

Claims (15)

1. 乾燥粉末吸入器などの粒状薬剤を投薬するための送達デバイスであって、
   複数の面で形成された、使用時にユーザにより吸引される空気フローが流れる流路と、
   本体部（１）とを備え、
   流路は空気フローの入口および出口を含むチャンバを有し、
   チャンバは本体部（１）に対して相対的に回転可能であり、
   除去手段がチャンバの内側表面に当接して配置され、
   除去手段およびチャンバは、互いに対して相対的に回転可能であって、除去手段およびチャンバが互いに対して回転するとき、チャンバの内部が除去手段によりクリーニングされ、その結果、チャンバの内部への薬剤の蓄積が抑制されることを特徴とする送達デバイス。
2. 請求項１に記載の送達デバイスであって、
   チャンバは少なくとも部分的にマウスピースインサート（３）により形成され、
   除去手段およびマウスピースインサートは、互いに対して相対的に回転可能であり、除去手段およびマウスピースインサートが互いに対して相対的に回転したとき、マウスピースインサートの内部が除去手段によりクリーニングされ、その結果、マウスピースインサートの内部への薬剤の蓄積が削減されることを特徴とする送達デバイス。
3. 請求項２に記載の送達デバイスであって、
   送達デバイスの入口および出口の間に配設された螺旋部であって、使用時、送達デバイスに吸引された空気に回転移動を与えるための螺旋部をさらに有し、
   螺旋部はマウスピースインサートの内部に当接するように配置され、
   螺旋部は除去手段（４）に含まれ、除去手段およびマウスピースインサートが互いに対して回転するとき、マウスピースインサートの内側表面が螺旋部によりクリーニングされることを特徴とする送達デバイス。
4. 請求項３に記載の送達デバイスであって、
   螺旋部は複数のより合わさった螺旋領域（４ａ，４ｂ）を有することを特徴とする送達デバイス。
5. 請求項４に記載の送達デバイスであって、
   螺旋部は２つのより合わさった螺旋領域（４ａ，４ｂ）を有することを特徴とする送達デバイス。
6. 請求項２〜５のいずれか１に記載の送達デバイスであって、
   螺旋部はマウスピースインサート（３）の内部に付勢力を与える付勢手段を有し、
   付勢力は送達デバイスの長手方向軸に対して実質的に垂直方向に加えられることを特徴とする送達デバイス。
7. 請求項５または６に記載の送達デバイスであって、
   より合わさった螺旋領域は弾性を有し、マウスピースインサート（３）の内部に付勢力を与え、付勢力は送達デバイスの長手方向軸に対して実質的に垂直方向に加えられることを特徴とする送達デバイス。
8. 請求項２〜７のいずれか１に記載の送達デバイスであって、
   マウスピースインサート（３）は第１の部分（３ａ）および第２の部分（３ｂ）を有し、
   除去手段（４）は、マウスピースインサートの第１の部分（３ａ）の内側表面に当接して配置される除去部（４ｃ）をさらに有し、
   螺旋部は、マウスピースインサートの第２の部分（３ｂ）の内側表面に当接して配置され、
   除去手段およびマウスピースインサートが互いに対して回転するとき、第１の部分（３ａ）の内側表面が除去部（４ｃ）によりクリーニングされ、第２の部分（３ｂ）の内側表面が螺旋部によりクリーニングされることを特徴とする送達デバイス。
9. 請求項２〜８のいずれか１に記載の送達デバイスであって、
   送達デバイスはマウスピースインサートホルダ（２）をさらに備え、
   マウスピースインサート（３）およびマウスピースインサートホルダはそれぞれ、互いに対して係合する部分を有し、
   除去手段（４）およびマウスピースインサート（３）は、インサートホルダをねじ回して固定または外す際に、互いに対して相対的に回転することを特徴とする送達デバイス。
10. 請求項２〜９のいずれか１に記載の送達デバイスであって、
    除去手段（４）および本体部（１）はそれぞれ、本体部およびマウスピースインサートが互いに対して確実に固定されるように、互いに対して係合する部分を有することを特徴とする送達デバイス。
11. 請求項１０に記載の送達デバイスであって、
    除去手段（４）は、本体部およびインサートが互いに対して確実に固定されるように、本体部（１）の切り込みに係合するように構成された突起部（４ｄ）を有することを特徴とする送達デバイス。
12. 送達デバイスをクリーニングする方法であって、
    この送達デバイスは、
    複数の面で形成された、使用時にユーザにより吸引される空気フローが流れる流路と、
    本体部（１）とを備え、
    流路は空気フローの入口および出口を含むチャンバを有し、
    チャンバは本体部（１）に対して回転可能であり、
    除去手段がチャンバの内側表面に当接して配置され、
    チャンバの内部が除去手段（４）によりクリーニングされ、その結果、チャンバの内部への薬剤の蓄積が抑制されるように、除去手段（４）およびチャンバを互いに対して回転させるステップを有することを特徴とする方法。
13. 請求項１２に記載の方法であって、
    吸入する前において、除去手段（４）およびチャンバを互いに対して回転させるステップを有することを特徴とする方法。
14. 請求項１２または１３に記載の方法であって、
    除去手段（４）が付勢手段を有し、
    除去手段がチャンバの内部に付勢力を与え、付勢力は送達デバイスの長手方向軸に対して実質的に垂直方向に加えられることを特徴とする方法。
15. 請求項１〜１０に記載の送達デバイスの使用。