JP2009520671A - 板状ナノ粒子の調製方法および得られるナノ粒子 - Google Patents

板状ナノ粒子の調製方法および得られるナノ粒子 Download PDF

Info

Publication number
JP2009520671A
JP2009520671A JP2008546550A JP2008546550A JP2009520671A JP 2009520671 A JP2009520671 A JP 2009520671A JP 2008546550 A JP2008546550 A JP 2008546550A JP 2008546550 A JP2008546550 A JP 2008546550A JP 2009520671 A JP2009520671 A JP 2009520671A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nanoparticles
layered material
plate
group
weight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008546550A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5706067B2 (ja
Inventor
モワロー,パトリック
デニ,ジャン−バプティスト
Original Assignee
サンーゴバン テクニカル ファブリックス ヨーロッパ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by サンーゴバン テクニカル ファブリックス ヨーロッパ filed Critical サンーゴバン テクニカル ファブリックス ヨーロッパ
Publication of JP2009520671A publication Critical patent/JP2009520671A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5706067B2 publication Critical patent/JP5706067B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09CTREATMENT OF INORGANIC MATERIALS, OTHER THAN FIBROUS FILLERS, TO ENHANCE THEIR PIGMENTING OR FILLING PROPERTIES ; PREPARATION OF CARBON BLACK  ; PREPARATION OF INORGANIC MATERIALS WHICH ARE NO SINGLE CHEMICAL COMPOUNDS AND WHICH ARE MAINLY USED AS PIGMENTS OR FILLERS
    • C09C1/00Treatment of specific inorganic materials other than fibrous fillers; Preparation of carbon black
    • C09C1/0078Pigments consisting of flaky, non-metallic substrates, characterised by a surface-region containing free metal
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B82NANOTECHNOLOGY
    • B82YSPECIFIC USES OR APPLICATIONS OF NANOSTRUCTURES; MEASUREMENT OR ANALYSIS OF NANOSTRUCTURES; MANUFACTURE OR TREATMENT OF NANOSTRUCTURES
    • B82Y30/00Nanotechnology for materials or surface science, e.g. nanocomposites
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09CTREATMENT OF INORGANIC MATERIALS, OTHER THAN FIBROUS FILLERS, TO ENHANCE THEIR PIGMENTING OR FILLING PROPERTIES ; PREPARATION OF CARBON BLACK  ; PREPARATION OF INORGANIC MATERIALS WHICH ARE NO SINGLE CHEMICAL COMPOUNDS AND WHICH ARE MAINLY USED AS PIGMENTS OR FILLERS
    • C09C1/00Treatment of specific inorganic materials other than fibrous fillers; Preparation of carbon black
    • C09C1/40Compounds of aluminium
    • C09C1/42Clays
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09CTREATMENT OF INORGANIC MATERIALS, OTHER THAN FIBROUS FILLERS, TO ENHANCE THEIR PIGMENTING OR FILLING PROPERTIES ; PREPARATION OF CARBON BLACK  ; PREPARATION OF INORGANIC MATERIALS WHICH ARE NO SINGLE CHEMICAL COMPOUNDS AND WHICH ARE MAINLY USED AS PIGMENTS OR FILLERS
    • C09C3/00Treatment in general of inorganic materials, other than fibrous fillers, to enhance their pigmenting or filling properties
    • C09C3/12Treatment with organosilicon compounds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01PINDEXING SCHEME RELATING TO STRUCTURAL AND PHYSICAL ASPECTS OF SOLID INORGANIC COMPOUNDS
    • C01P2004/00Particle morphology
    • C01P2004/60Particles characterised by their size
    • C01P2004/64Nanometer sized, i.e. from 1-100 nanometer
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/29Coated or structually defined flake, particle, cell, strand, strand portion, rod, filament, macroscopic fiber or mass thereof
    • Y10T428/2982Particulate matter [e.g., sphere, flake, etc.]
    • Y10T428/2991Coated

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Nanotechnology (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Dispersion Chemistry (AREA)
  • Composite Materials (AREA)
  • Silicates, Zeolites, And Molecular Sieves (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Pigments, Carbon Blacks, Or Wood Stains (AREA)
  • Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)
  • Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
  • Colloid Chemistry (AREA)
  • Silicon Polymers (AREA)

Abstract

【課題】本発明は、膨張剤を用いる層状物質の処理による板状ナノ粒子の調製方法、また、グラフト変性板状ナノ粒子の調製方法に関する。
【解決手段】本発明は、
a)層状物質をポリオールから選ばれる膨張剤と混合する工程、
b)膨張した層状物質をグラフト剤と、水および酸の存在下で反応させる工程であって、該グラフト剤は一般式RXY4−aに相当し、
ここで、Rは水素原子もしくは1〜40の炭素原子を含む炭化水素を主成分とする基であり、R基は同じでも、異なっていてもよく、Xはケイ素、ジルコニアもしくはチタン原子を表し、Yは1〜12の炭素原子を含むアルコキシ基もしくはハロゲンを表し、またaは1、2もしくは3である工程、および
c)板状ナノ粒子を回収する工程、
からなる上記の工程を含むことを特徴とする板状ナノ粒子を調製する方法に関する。
得られる該ナノ粒子は、特にはポリマーの補強用である。
【選択図】なし

Description

本発明は、板状ナノ粒子の調製方法およびその結果として得られる板状ナノ粒子に関する。
多くの種類のポリマーの補強用に、無機粒子が広く用いられている。
それらの粒子は、プレートレット(plaquettes)の形態のものが特に追求されている、何故ならば、プレートレットの粒子は補強されるポリマー中で所定の方向に配向することができ、そしてそれ故に、ポリマーにバリア性、特に水および気体に対するバリア性を与えるためである。これらの粒子の特有の形状および互いに概ね平行であるそれらの配置が、ポリマーマトリックスを通した水および気体の移動をより困難にし、そしてそれらの拡散を遅くする。
プレートレット形態の粒子は通常は層状物質から得られ、ほとんどの場合は、粘土などの天然の層状物質から得られる。通常は、所望の寸法および粒子径分布を有する粒子を得るために、層状物質は、1つまたはそれ以上の機械的処理、例えば研削または転削、および/または化学処理、例えばイオン交換に付される。得られた粒子は、次いでそれらに特有の性能を与えるように、例えばポリマーを通した水および気体の拡散を更に低減するために、それらの表面を疎水性にするように変性することができる。
例えば、欧州特許出願公開第927748号明細書には、疎水性の粘土粒子の調製が記載されており、それは粘土の水性懸濁液を、ケイ素を組み込まれた有機化合物、例えば有機シランまたは有機シロキサンに、酸および水混和性の溶剤の存在下で接触させること、そして粒子の分離をもたらすように水非混和性の溶剤を添加することからなっている。
最近では、小さい径の粒子により大きな関心が示されてきており、それは典型的にはその最も小さい寸法において、100nm未満のものであり、それは「ナノ粒子」と呼ばれる。
上記と同様に、プレートレットの形態のナノ粒子が、それらをポリマー中に組み込んだときに、水および気体に対するバリア効果を与えるために適切である。しかしながら、ナノ粒子がプレートレットの凝集体ではなく、個別のプレートレットの形態である時に、この効果がより大きいことが観察されている。
欧州特許出願公開第927748号明細書
本発明の1つの主題は、薄層の間に、それらを分離させるために挿入することができる膨張剤を用いる層状物質の処理による板状ナノ粒子の調製方法に関する。
本発明の他の主題は、グラフト変性板状ナノ粒子の調製方法に関する。
本発明による方法は、
a)層状物質をポリオールから選ばれる膨張剤と混合する工程、
b)膨張した層状物質をグラフト剤と、水および酸の存在下で反応させる工程であって、ここで該グラフト剤は下記の一般式に相当し、
XY4−a
ここで、Rは水素原子もしくは1〜40の炭素原子を含む炭化水素系基であり、R基は同じでも、異なっていてもよく、Xはケイ素、ジルコニアもしくはチタン原子を表し、Yは1〜12の炭素原子を含むアルコキシ基もしくはハロゲンを表し、またaは1、2もしくは3である工程、および
c)板状ナノ粒子を回収する工程、
からなる上記の工程を含むことを特徴としている。
用語「層状物質」は、数ナノメータの厚さを有する複数の概ね平行の薄層からなる無機物質を意味すると理解される。通常、このような物質の薄層は、全体にまたは部分的にのみ、薄層の表面に存在する遊離の水酸基と薄層間の空間に含まれる水および/またはカチオンとの間の水素もしくはイオン型の相互作用によって互いに結合されている。層状物質は、天然の物質でもよく、または化学合成によって得られたものでもよい。
本発明は、特には粘土およびベーマイトの群に属する層状物質に関する。
用語「粘土」は、当業者によって通常受け入れられている定義通りに解釈され、すなわち、一般式Al・SiO・xHO(ここでxは水和度である)の水和したアルミノケイ酸塩と定義される。
例として、雲母型のフィロケイ酸塩鉱物を挙げることができ、例えばスメクタイト、モンモリロナイト、ヘクトライト、ベントナイト、ノントロナイト、バイデライト、ヴォルコンスキー石、サポナイト、ソーコナイト、マガディアイト、バーミキュライト、雲母、ケニヤイトおよび合成ヘクトライトが挙げられる。
好ましくは、粘土は、2:1型のフィロケイ酸塩、有利にはスメクタイトから選ばれる。特に好ましい粘土はモンモリロナイトである。
多くの製造業者がこのような粘土を粉末の形態で供給しており、その粒子は、トランプの一組の様に相互に積み重なったプレートレットでなっている。必要であれば、この粒子はその大きさを小さくするために、および/または所望の粒径分布を得るために、例えば高速で運転される混合機中での機械的処理によって、処理することができる。
粘土は、例えば750℃以上の温度での、か焼工程を経た粘土でもよい。
粘土は、更に変性された粘土でもよく、例えば、アンモニウム塩、ホスホニウム塩、ピリジニウム塩またはイミダゾリニウム塩の溶液、好ましくは1つまたはそれ以上のアルキル基を組み込んだもの、そしてより好ましはこれらの塩のモノアルキル誘導体、の存在下での陽イオン交換によって変性されたものである。
これらの変性された粘土は良く知られており、また商業的に入手可能である。
層状物質は、更に水酸化アルミナから作られたベーマイトであってもよく、より好ましくはプレートレットの形態である水酸化アルミニウムから水熱反応によって得られた合成ベーマイトである。粉末化されたベーマイトが商業的に入手可能である。必要であれば、その大きさを小さくするために、および/または所望の粒径分布を得るために、粘土について上記したような機械的処理を加えてもよい。
工程a)において、層状物質は膨張剤と混合され、膨張剤は薄層の間に挿入され、そしてそれらの間の距離を増大させ、そのことが薄層が個別のプレートレットへと分離するのを促進する。
本発明による膨張剤は、ポリオール、好ましくはジオールから選ばれ、例えばエチレングリコール、1,3−プロパンジオール、1,4−ブタンジオールおよびポリエチレングリコールが挙げられる。有利には、ポリエチレングリコールは分子量が1200以下であり、またより好ましくは600以下である。
混合物中の層状物質の量は、大幅に変わってもよく、10%〜70%、好ましくは20%〜50%である。
必要であれば、混合物は薄層をプレートレットへと分離するのを助ける操作を受けてもよく、例えば、粒子が高速で、もしくは超音波作用によって、剪断を受けることを可能にさせる装置中で、機械的な処理を受けてもよい。
混合は、層状物質を、撹拌しながら、ポリオールへ加えることによって行われ、そしてこの混合は約20℃〜25℃の室温で維持され、ポリオールが薄層間に侵入し、そして層状物質の遊離の水酸基と相互作用するのに十分な時間、維持される。通常は、10分間以上程度の接触時間が必要であり、好ましくは2時間以上、そしてより好ましくは6時間以上である。
混合物は、更に、層状物質が分散するのを助ける薬剤を含んでもよく、例えばポリアルコキシ化化合物、例えばエトキシ化/プロポキシ化アルキルフェノール、エトキシ化/プロポキシ化ビスフェノールもしくはエトキシ化/プロポキシ化脂肪族アルコールが挙げられ、エチレンオキサイド単位の数は、1〜50、好ましくは1〜40の範囲で変わり、そしてプロピレンオキサイド単位の数は、0〜40、好ましくは0〜15の範囲で変わる。
工程b)において、膨張した層状物質は、水および酸の存在下でグラフト剤と反応する。
用語「グラフト剤」は、ここでは層状物質の水酸基と共有結合を形成することができる化合物を意味すると理解され、そしてグラフトは層状物質の表面に特有の性能を与える、特に表面に疎水性もしくは親水性の性質を与えるために、層状物質の表面を変性することを可能にする。
通常は、膨張した層状物質の懸濁液を得るために水が最初に加えられ、次いでグラフト剤と酸が加えられる。
加えられる水の量は、混合物の5質量%〜90質量%の範囲で変えられ、好ましくは10質量%〜70質量%である。
前記のように、グラフト剤は次の式の化合物である。
XY4−a
ここで、Rは水素原子もしくは1〜40の炭素原子を含む炭化水素系基であり、この基は飽和もしくは不飽和の、線状の、分岐したまたは環状の基であってよく、1つまたはそれ以上のOもしくはNのヘテロ原子を含んでいてもよく、または1つまたはそれ以上のアミノ基、カルボン酸基、エポキシ基もしくはアミド基で置換されていてもよく、そしてR基は同じでも、異なっていてもよく、XはSi、ZrもしくはTiを表し、Yは1〜12の炭素原子を含むアルコキシ基もしくはハロゲン、好ましくはClを表し、またaは1、2もしくは3である。
好ましくは、グラフト剤は有機シランであり、有利には2つまたは3つのアルコキシ基を有する有機シランである。
例としては、γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、N−フェニル−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、N−スチリルアミノエチル−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、γ−アクリロキシプロピルトリメトキシシラン、ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、ターシャリ−ブチルカルバモイルプロピルトリメトキシシランおよびγ−(ポリアルキレンオキサイド)プロピルトリメトキシシランが挙げられる。
好ましくは、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、N−フェニル−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、N−スチリルアミノエチル−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシランおよびγ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシランが選ばれる。
グラフト剤は、出発原料の層状物質の15質量%〜75質量%に相当する量、好ましくは30質量%〜70質量%が加えられる。
工程b)において、グラフト剤と層状物質の水酸基の間の反応の触媒として、酸が加えられる。
無機でも有機でも、いずれの型の酸も用いることができる。好ましくは、酢酸が用いられる。クロロシランが用いられる場合には、クロロシランの加水分解によって、または層状物質の表面に存在する水酸基とクロロシランとの反応によって、酸をその場で発生させることができる。
好ましくは、酸の量は、層状物質の懸濁液のpHが1〜6の範囲、好ましくは3〜5の範囲、そしてより好ましくは約4であることを可能にするものでなければならない。
工程b)の反応は、約20℃〜25℃の室温で行うことができるが、しかしながら反応時間は温度がより高い場合に大幅に短縮される。原則として、工程b)の構成物質は室温で混合され、次いでそれが90℃を超えない温度にまで加熱される。
懸濁液の中に、工程a)で前述したように層状物質の分散を助ける薬剤、および/またはpHを調整するための塩基、例えば水酸化アンモニウムを導入することができる。
工程c)において、板状ナノ粒子が、いずれかの知られた方法、例えばろ過、または遠心分離、水非混和性の溶剤の添加による相分離、または水および場合によっては工程b)でのグラフト剤のアルコキシ基の加水分解の結果であるアルコールの蒸発、によって回収される。
このようにして得られた板状ナノ粒子は、グラフト剤の残基によって表面変性されている。これらの板状ナノ粒子は、6%超の、好ましくは12%超の、そしてより好ましくは16%超の強熱減量を有している。
これらの粒子は、薄層の分離に寄与する更なる処理に付すことができ、そしてその結果、厚さの薄いナノ粒子の最終的な比率を増大させることができる。
例えば、適切な媒体中に懸濁しているナノ粒子を、強力な剪断を可能にする処理、例えばウルトラチュラックス(Ultraturax)(登録商標)装置を用いた方法による処理、または超音波による処理、に付させることができる。この処理は、好ましくは、先に明示したように懸濁液にナノ粒子の分散を助ける薬剤、および/または粘度調整剤、例えばポリビリルアセテート、ポリビニルピロリドン、ヒドロキシメチルセルロースもしくはポリエチレングリコールを加えることによって行われる。
他の可能な処理は、ナノ粒子を熱可塑性もしくは熱硬化性ポリマー、例えばエポキシ樹脂と、押出機(extrudeuse)中でそして押出し物を水中で乳化して、混合することからなる。
板状ナノ粒子は、特にポリマー材料を補強するのに用いることができる。
以下の例は本発明を説明するものであるが、しかしながら本発明を限定するものではない。
実施例1
冷水循環凝縮器を上部に備え、そして温度計を備えた三口の丸底フラスコ中へ、45gの粘土(デライト(Dellite)(登録商標)67G、ラビオサシミカミネラリア(Laviosa Chimica Mineraria))および300gのポリエチレングリコール(平均分子量が300)を導入した。
粘土は、四級アンモニウム塩での陽イオン交換によって処理した天然のモンモリロナイトであった。
数分後に、混合物中に、撹拌しながら、100gの水および90gの酢酸(水中に90%)を加えた。
この混合物を、十分な撹拌下に50℃に加熱し、粘土の良好な分散液を得た。
次に、50gのN−スチリルアミノエチル−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン(シルクエスト(Silquest)(登録商標)A1128、ジーイーシリコーンズ(GE Silicones)を添加した。懸濁液のpHは5であった。
この懸濁液を、還流下に4時間加熱し、次いで室温まで冷却し、そしてろ過した。
回収した粘度を水で洗浄し、105℃で1時間乾燥し、粉砕して、そして同じ条件下で再度乾燥した。
この粘土は、ナノ粒子を20質量%超含有しており、また17.4%の強熱減量を有していた。
実施例2
粘度を、変性されていない天然のモンモリロナイト(デライト(Dellite)(登録商標)HPS、ラビオサシミカミネラリア(Laviosa Chimica Mineraria))とし、また膨張剤をエチレングリコールとした以外は実施例1の条件に従った。
更に、還流下での加熱の工程の後に、ろ過によって回収した粘土を、500mLの6g/L炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄し、そして1リットルの蒸留水で洗浄した。
製造された粘土は20質量%超のナノ粒子を含み、そして14.9%の強熱減量を有していた。
実施例3
実施例1の装置中に、165gのN−スチリルアミノエチル−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン(シルクエスト(Silquest)(登録商標)A1128、ジーイーシリコーンズ(GE Silicones)、50gの蒸留水、50gの酢酸および100gのプロパン−2−オールを導入した。この混合物を60℃に30分間加熱し、シランを加水分解した。
500gのエチレングリコールを入れた容器中に、激しく撹拌しながら、180gの粘土(デライト(Dellite)(登録商標)67G、ラビオサシミカミネラリア(Laviosa Chimica Mineraria))を注ぎいれた。得られた混合物を、9000rpmでウルトラチュラックス(Ultraturax)(登録商標)処理に10分間付し、次いでこの混合物を前述の装置中へ導入した。
この反応混合物を、還流下に5時間加熱し、次いで室温まで冷却し、そしてろ過した。
回収した粘土は、実施例1の条件下で処理した。これは26.7%の強熱減量を有していた。
実施例4
四級アンモニウム化合物によって変性した粘土(ナノフィル(Nanofil)(登録商標)5、スードケミー(Sud-Chemie AG))16.5g、10gの2−アミノ−2−エチル−1,3−プロパンジオール、20gのポリビニルアルコール(加水分解度が88%、分子量が22000)および300gの蒸留水を容器中に導入した。この混合物を、分散液を得るために、強力な撹拌下に30分間以上維持した。
この分散液を、ウルトラチュラックス(Ultraturax)(登録商標)によって、6000rpmで、5分間処理し、30分間静置し、そして再度ウルトラチュラックス(Ultraturax)で、9000rpmで、1分間処理した。
この分散液と200gの水を実施例1の装置に導入し、続いて50gの酢酸(水中に90%)を加えた。この混合物を十分な撹拌下に50℃に加熱して良好な分散液を得、次いで50gのγ−アミノプロピルトリエトキシシラン(シルクエスト(Silquest)(登録商標)A1100、ジーイーシリコーンズ(GE Silicones))をゆっくりと加えた。この懸濁液のpHは5.2であった。
この懸濁液を、還流下に4時間加熱し、次いで室温まで冷却し、そしてろ過した。
回収した粘土は、実施例1の条件下で処理した。これは24.4%の強熱減量を有していた。
実施例5
実施例1の装置中に、四級アンモニウム化合物で変性した粘土50g(ナノフィル(Nanofil)(登録商標)5、スードケミー(Sud-Chemie AG))、200gのポリエチレングリコール(平均分子量が300)および10gのポリビニルアルコール(加水分解度が88%、分子量が22000)を導入した。
数分後、この混合物に、撹拌下で、250gの水と90gの酢酸(水中に90%)を加えた。
この混合物を、十分な撹拌下で、50℃に加熱し、粘土の良好な分散液を得た。この分散液を、ウルトラチュラックス(Ultraturax)(登録商標)で、6000rpmで、5分間処理し、30分間静置し、そして再度ウルトラチュラックス(Ultraturax)で、9000rpmで、1分間処理した。
次いで、得られた分散液に、30gのγ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン(シルクエスト(Silquest)(登録商標)A−174、ジーイーシリコーンズ(GE Silicones)、15gのN−(ポリエチレンオキシエチレン)−N−β−アミノエチル−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン(シルクエスト(Silquest)(登録商標)A−1126、ジーイーシリコーンズ(GE Silicones)および10gのシリル化ポリアザミド(シルクエスト(Silquest)(登録商標)A−1387、ジーイーシリコーンズ(GE Silicones)をゆっくりと加えた。この懸濁液のpHは4.6であった。
この懸濁液を、還流下で5時間加熱し、室温に冷却し、そしてろ過した。
回収した粘度を、実施例1の条件下で処理した。これは35.9%の強熱減量を有していた。

Claims (12)

  1. 板状ナノ粒子を調製する方法であって、
    a)層状物質をポリオールから選ばれる膨張剤と混合する工程、
    b)膨張した層状物質をグラフト剤と、水および酸の存在下で反応させる工程であって、ここで該グラフト剤は下記の一般式に相当し、
    XY4−a
    ここで、Rは水素原子もしくは1〜40の炭素原子を含む炭化水素系基であり、R基は同じでも、異なっていてもよく、Xはケイ素、ジルコニアもしくはチタン原子を表し、Yは1〜12の炭素原子を含むアルコキシ基もしくはハロゲンを表し、またaは1、2もしくは3である工程、および
    c)板状ナノ粒子を回収する工程、
    からなる上記の工程を含むことを特徴とする方法。
  2. 膨張剤がジオールであることを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. ジオールが、エチレングリコール、1,3−プロパンジオール、1,4−ブタンジオールまたはポリエチレングリコールであることを特徴とする請求項2記載の方法。
  4. 工程a)において、層状物質の量が混合物の10質量%〜70質量%であり、好ましくは20質量%〜50質量%であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の方法。
  5. 工程a)において、混合が約20℃〜25℃の温度で行われることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の方法。
  6. R基が、飽和もしくは不飽和の、線状の、分岐したもしくは環状の基であり、1つまたはそれ以上のOもしくはNのヘテロ原子を含んでいてもよく、または1つまたはそれ以上のアミノ基、カルボン酸基、エポキシ基もしくはアミド基で置換されていてもよいことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載の方法。
  7. グラフト剤が有機シランであり、好ましくは2つまたは3つのアルコキシ基を有していることを特徴とする請求項6記載の方法。
  8. グラフト剤が、出発原料の層状物質の15質量%〜75質量%、好ましくは30質量%〜70質量%に相当する量加えられることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項記載の方法。
  9. 工程b)の混合物のpHが、1〜6の範囲、好ましくは3〜5の範囲、そして有利には約4であるのに十分な量の酸が加えられることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項記載の方法。
  10. 工程b)の配合物が、約20℃〜25℃の温度で混合され、次いで90℃を超えない温度まで加熱されることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項記載の方法。
  11. 層状物質が粘土またはベーマイトであることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項記載の方法。
  12. 請求項1〜10のいずれか1項記載の方法によって得られる板状ナノ粒子であって、6%超の、好ましくは12%超の、そしてより好ましくは16%超の強熱減量を有する板状ナノ粒子。
JP2008546550A 2005-12-23 2006-12-18 板状ナノ粒子の調製方法および得られるナノ粒子 Expired - Fee Related JP5706067B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR0554076A FR2895412B1 (fr) 2005-12-23 2005-12-23 Procede de preparation de nanoparticules en feuillets et nanoparticules obtenues.
FR0554076 2005-12-23
PCT/FR2006/051373 WO2007074280A2 (fr) 2005-12-23 2006-12-18 Procede de preparation de nanoparticules en feuillets et nanoparticules obtenues.

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009520671A true JP2009520671A (ja) 2009-05-28
JP5706067B2 JP5706067B2 (ja) 2015-04-22

Family

ID=36651357

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008546550A Expired - Fee Related JP5706067B2 (ja) 2005-12-23 2006-12-18 板状ナノ粒子の調製方法および得られるナノ粒子

Country Status (9)

Country Link
US (1) US20090305042A1 (ja)
EP (1) EP1963439A2 (ja)
JP (1) JP5706067B2 (ja)
CN (1) CN101379146B (ja)
BR (1) BRPI0620402A2 (ja)
CA (1) CA2634227C (ja)
FR (1) FR2895412B1 (ja)
RU (1) RU2429261C2 (ja)
WO (1) WO2007074280A2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014534400A (ja) * 2011-08-30 2014-12-18 ヴィソカ スコラ バンスカ − テクニカル ユニバーシティ オブ オストラヴァ, セントラム ナノテクノロジー ナノ粒子またはサブミクロン粒子の分散液の制御された真空凍結乾燥によるラメラナノ構造材料の調製方法
JP2018150200A (ja) * 2017-03-14 2018-09-27 東亞合成株式会社 シリル化層状無機化合物の製造方法
CN110526253A (zh) * 2019-09-12 2019-12-03 浙江工业大学之江学院 一种亲水性有机镁皂石的制备方法

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2895397B1 (fr) * 2005-12-23 2008-03-28 Saint Gobain Vetrotex Fils de verre et structures de fils de verre pourvus d'un revetement renfermant des nanoparticules.
FR2895398B1 (fr) * 2005-12-23 2008-03-28 Saint Gobain Vetrotex Fils de verre revetus d'un ensimage renfermant des nanoparticules.
US20090246529A1 (en) * 2008-03-28 2009-10-01 Conopco, Inc., D/B/A Unilever Particle with Bipolar Topospecific Characteristics and Process for Preparation Thereof
CN102320618B (zh) * 2011-06-28 2013-06-26 淮阴工学院 基于高压膨胀保护物料高长径比结构的粘土微纳米化方法
CN109851278B (zh) * 2019-03-27 2021-07-13 常熟京常智能科技有限公司 交通检测设备墙体固定膨胀剂及其制备方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06505224A (ja) * 1991-01-11 1994-06-16 モービル オイル コーポレーション 多層酸化物物質及びその膨張した及び柱で支えた形状物
WO1999023162A1 (fr) * 1997-10-30 1999-05-14 Kaneka Corporation Compositions de resines de polyester et leur procede de preparation
JPH11240713A (ja) * 1997-12-17 1999-09-07 Dow Corning Corp 疎水性クレーの製造方法
WO2005043203A1 (en) * 2003-10-21 2005-05-12 Eastman Kodak Company Optical film for display devices

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4367163A (en) * 1981-04-15 1983-01-04 Research Corporation Silica-clay complexes
US4510257A (en) * 1983-12-08 1985-04-09 Shell Oil Company Silica-clay complexes
US4830673A (en) * 1986-10-03 1989-05-16 E.C.C. America Inc. Method for reducing the abrasion of calcined clay
US4957889A (en) * 1987-03-05 1990-09-18 Uop Stable intercalated clays and preparation method
US5008227A (en) * 1989-05-16 1991-04-16 Engelhard Corporation Process for making acid activated bleaching earth using high susceptibility source clay and novel bleaching earth product
US5700560A (en) * 1992-07-29 1997-12-23 Sumitomo Chemical Company, Limited Gas barrier resin composition and its film and process for producing the same
US5558777A (en) * 1995-04-13 1996-09-24 Rheox, Inc. Oil spill flocculating agent and method of remediating oil spills
US5721306A (en) * 1995-06-07 1998-02-24 Amcol International Corporation Viscous carrier compositions, including gels, formed with an organic liquid carrier and a layered material:polymer complex
US5830528A (en) * 1996-05-29 1998-11-03 Amcol International Corporation Intercalates and exfoliates formed with hydroxyl-functional; polyhydroxyl-functional; and aromatic compounds; composites materials containing same and methods of modifying rheology therewith
US6239195B1 (en) * 1996-05-13 2001-05-29 Kaneka Corporation Thermoplastic resin composition containing silan-treated foliated phyllosilicate and method for producing the same
JP3686260B2 (ja) * 1997-07-01 2005-08-24 株式会社カネカ 層状無機物含有樹脂フィルム
US6271297B1 (en) * 1999-05-13 2001-08-07 Case Western Reserve University General approach to nanocomposite preparation
JP4469063B2 (ja) * 2000-06-08 2010-05-26 東レ・ダウコーニング株式会社 アルミナ粉末用表面処理剤
KR100866367B1 (ko) * 2001-09-06 2008-10-31 유니티카 가부시끼가이샤 성형체용 생분해성 수지조성물 및 그것을 성형하여이루어지는 성형체
US20030050380A1 (en) * 2001-09-07 2003-03-13 Lon Risley Calcined flint clay filler and solid surface made therewith
US6762233B2 (en) * 2001-10-09 2004-07-13 The University Of Chicago Liquid crystalline composites containing phyllosilicates
US20040241482A1 (en) * 2003-06-02 2004-12-02 Grah Michael D. PVdC film with nanocomposite tie layer
EP1677908B1 (en) * 2003-10-10 2007-08-29 Dow Gloval Technologies Inc. Composite of exfoliated clay in soot and the preparation thereof

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06505224A (ja) * 1991-01-11 1994-06-16 モービル オイル コーポレーション 多層酸化物物質及びその膨張した及び柱で支えた形状物
WO1999023162A1 (fr) * 1997-10-30 1999-05-14 Kaneka Corporation Compositions de resines de polyester et leur procede de preparation
JPH11240713A (ja) * 1997-12-17 1999-09-07 Dow Corning Corp 疎水性クレーの製造方法
WO2005043203A1 (en) * 2003-10-21 2005-05-12 Eastman Kodak Company Optical film for display devices

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
JPN6012031150; 中尾俊章、野上正行: '3-アミノプロピルトリエトキシシランによって合成するシリカ架橋粘土へ及ぼすポリビニルアルコールの添加' Journal of the Ceramic Society of Japan 113/6, 200506, 435-438 *

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014534400A (ja) * 2011-08-30 2014-12-18 ヴィソカ スコラ バンスカ − テクニカル ユニバーシティ オブ オストラヴァ, セントラム ナノテクノロジー ナノ粒子またはサブミクロン粒子の分散液の制御された真空凍結乾燥によるラメラナノ構造材料の調製方法
JP2018150200A (ja) * 2017-03-14 2018-09-27 東亞合成株式会社 シリル化層状無機化合物の製造方法
CN110526253A (zh) * 2019-09-12 2019-12-03 浙江工业大学之江学院 一种亲水性有机镁皂石的制备方法
CN110526253B (zh) * 2019-09-12 2022-07-22 浙江工业大学之江学院 一种亲水性有机镁皂石的制备方法

Also Published As

Publication number Publication date
FR2895412A1 (fr) 2007-06-29
JP5706067B2 (ja) 2015-04-22
CN101379146A (zh) 2009-03-04
RU2008130376A (ru) 2010-01-27
BRPI0620402A2 (pt) 2011-11-16
FR2895412B1 (fr) 2008-05-23
CA2634227A1 (fr) 2007-07-05
EP1963439A2 (fr) 2008-09-03
US20090305042A1 (en) 2009-12-10
CA2634227C (fr) 2014-07-15
WO2007074280A3 (fr) 2007-08-16
CN101379146B (zh) 2012-09-05
WO2007074280A2 (fr) 2007-07-05
RU2429261C2 (ru) 2011-09-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5706067B2 (ja) 板状ナノ粒子の調製方法および得られるナノ粒子
JP5997208B2 (ja) ナノ粒子を含有するサイズ剤でコートされたガラスストランド
JP5034264B2 (ja) 酸化物複合体及びその製造方法
JP5671516B2 (ja) 無機−有機ナノ複合体
JP5086100B2 (ja) ポリヘドラルオリゴメリックシルセスキオキサンシラノールによる表面変性
US20030060555A1 (en) Modified clays and methods for making and using same
Girginova et al. Inorganic nanomaterials for restoration of cultural heritage: synthesis approaches towards nanoconsolidants for stone and wall paintings
JP7442659B2 (ja) 液状積層造形用組成物
Penaloza Jr Modified clay for the synthesis of clay-based nanocomposites.
Ruiz-Hitzky et al. Advanced biohybrid materials based on nanoclays for biomedical applications
JP4205223B2 (ja) 多孔質層状珪酸及びその製造方法
DE102004027493A1 (de) Funktionalisierung oxidischer Partikeloberflächen
JP2002541051A5 (ja)
JPH09295809A (ja) 粘土複合体及びその製造方法
KR20100012725A (ko) 초음파 처리를 이용한 유기화 점토의 제조 방법 및 이를이용한 고분자 나노복합체의 제조 방법
JP2003055030A (ja) 改質層状粘土材料およびそれを含有するエポキシ/粘土ナノ複合材料
JP3493109B2 (ja) 有機基含有シリカ微粒子分散ゾルの製造方法
US7897526B1 (en) Silicone nanocomposite coatings for fabrics
MX2008008061A (es) Metodo para preparar nanoparticulas estratificadas, y nanoparticulas, obtenidas
Goldstein et al. Exfoliable organo-montmorillonite nano-fillers for polymer/ceramic composites
JP4507499B2 (ja) 球状多孔体の製造方法
US20240254035A1 (en) Hollow glass microspheres coated from reactive graphene
JPH0667762B2 (ja) 多孔質構造を有する粘土誘導体
KR100847044B1 (ko) 점토계 나노 입자가 분산된 우레탄 폼 제조용 폴리올의제조 방법
JP4324662B2 (ja) 有機基含有非シリカ系酸化物及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091118

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120619

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120919

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130702

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20131001

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20131008

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140624

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20140922

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20140930

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141224

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150127

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150226

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5706067

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees