JP2009519403A - カムシャフト・アジャスタ・フィードライン - Google Patents

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Abstract

本発明は、中央ネジと、カムシャフトと、少なくとも1個の抵抗素子とを有するカムシャフト・アジャスタ・フィードラインに関する。カムシャフトは中央ネジを保持するための保持ボアを有し、カムシャフトと中央ネジとの間にダクトが形成され、ダクトはダクト中の流体のフローに作用するための抵抗素子を有する。

Description

本発明は油圧分野に関する。本発明は特に、カムシャフト・アジャスタ・フィードライン、カムシャフト・アジャスタ・フィードラインの抵抗素子の利用、カムシャフト・アジャスタ・フィードラインを有するカムシャフト調整装置、および抵抗素子に関する。
内燃機関において、それぞれカムを持つカムシャフトはガス交換弁を開放する役目を果たし、弁は、弁ばねの力に抗して使用済みガスを排出し、新しいガスを吸引するよう別個に構成される。弁の固定制御時間は、常に、有用な回転速度帯における入手可能な平均有効圧と最大トルクおよびその位置と、公称回転速度における入手可能なパワーとの妥協を求める。
そのため、カムシャフトをエンジン回転数の関数として回転することにより、弁の制御時間を変化させることのできる回転可能カムシャフトが開発されてきた。内燃機関の制御時間の可変調整のためのこの種の油圧作動装置、いわゆるカムシャフト・アジャスタは、EP0806550またはDE19623818の例から周知である。
内燃機関の作動中、交番トルクがカムシャフトに作用するが、交番トルクは、例えば、カムと閉鎖弁との接触中の摩擦力の結果として発生するものである。該交番トルクは、例えば補正素子等、弁の遊びを補正するためのカムフォロア上のカムのローリングによって発生する。交番トルクによって発生した圧力ピークについては、例えばEP0590696に記載される。
圧力ピークはカムシャフト・アジャスタの圧力チャンバ内で生成され、実際には加圧されるべきチャンバが、望ましくないことだが圧力ピーク持続期間中に部分的に圧力が排出されることがある。カムシャフトのリードやラグを設定する調整速度が落ち、位相確度が悪影響を受ける。さらに、圧力ピークはそれ以降の圧力消費部位にも伝達されることによって、それら部位が損傷することがある。
カムシャフト・アジャスタの外部圧力回路または外部圧力ラインに逆止弁を一体化することが知られている。この例は、EP0590696、EP1291563またはEP1284340に記載される。
カムシャフト接続のためのネジに一体化される中央弁は、DE19944535C1の例から周知である。
本発明の目的は、改良されたカムシャフト・アジャスタ・フィードラインを提示することである。
そのため、カムシャフト・アジャスタ・フィードライン、カムシャフト・アジャスタ・フィードラインの抵抗素子の利用、カムシャフト調整装置および抵抗素子が提示される。
本発明の実施例によると、カムシャフト・アジャスタ・フィードラインが提示される。このカムシャフト・アジャスタ・フィードラインは、中央ネジと、保持ボアを持つカムシャフトとからなり、中央ネジは少なくとも部分的に保持ボア中に配置される。中央ネジは、中央ネジと保持ボアとの間に間隙が形成され、その間隙を流体が横切ることができるようにカムシャフトの保持ボア中に配置される。形成された間隙には少なくとも1個の抵抗素子が配置され、少なくとも1個の抵抗素子は、流体が流入するフロー方向に少なくとも部分的に対抗する。
間隙中の流体のフロー挙動は抵抗素子によって影響させることができる。ここで、フロー挙動は、流体のフロー方向を完全に閉鎖できることによっても影響させることができる。これによって流体のフロー方向を制御することができる。
保持ボアは例えば、カムシャフトの端部領域に配置することができる。これによって保持ボアは非貫通穴として形成することができる。
本発明の別の実施例によると、カムシャフト・アジャスタ・フィードラインの抵抗素子の利用が提示される。ここで、流体移動に対抗するため、抵抗素子をカムシャフトの保持ボアとカムシャフトの中央ネジとの間の間隙に挿入することができる。
流体のフロー方向を閉鎖するか妨害するため、抵抗素子はその間隙の断面または横断面への投影を満たすことによって該間隙を密封する。
本発明のさらに別の実施例によると、カムシャフト調整装置が提示される。ここで、カムシャフト調整装置は、カムシャフト・アジャスタ・フィードラインと、位相調整装置とからなり、カムシャフト・アジャスタ・フィードラインは流体によって位相調整装置に作用するよう設計される。そのため、位相調整装置の流体のフローは、その流体行動の点から影響を与えることができる。これにより、例えば位相調整装置に流体を供給すべきか、どのくらい供給すべきかを決定することが可能である。
さらなる実施例によると抵抗素子が提示され、この抵抗素子は抵抗体を有し、抵抗体は間隙の境界の間で、間隙中を半径方向に延びることができる。ここで境界は、例えば、カムシャフトの保持ボアと中央ネジによって形成することができる。抵抗素子は抵抗体を有し、これにより、該抵抗素子は間隙の流体移動に対抗することができる。
本発明のさらに別の実施例によると、カムシャフト・アジャスタ・フィードラインが提示され、中央ネジと保持ボアとの間の間隙が環状間隙として実現される。
中央ネジは、カムシャフトと中央ネジとの間に環状または円形の間隔が生成されるよう、対応して設計されるカムシャフトの保持ボア中に同軸に配置することができる。該間隔または間隙、特に環状間隙を、間隙を介して流体でカムシャフト調整装置に作用できるよう利用することができる。断面が環状の設計であるこの間隙は、中央ネジの長さに沿って軸方向に平行に延びることができる。したがって間隙は、中央ネジの長さに沿って、円筒のように環状に設計することができる。
さらに、本発明の別の実施例によると、カムシャフト・アジャスタ・フィードラインが提示され、その中央ネジとカムシャフトは互いに対して回転可能であるよう設計される。そのため、例えば組み立て中、中央ネジをカムシャフトまたはカムシャフトの保持ボアにねじ込み、固定することが可能である。ここで、抵抗素子はねじ込み工程中に発生するカムシャフトに対する中央ネジの回転を妨害しない。しかしながら、抵抗素子は、保持ボア内へ中央ネジを導入する際に発生する許容差逸脱を補正するよう設計することができる。
本発明のさらに別の実施例によると、カムシャフト・アジャスタ・フィードラインが提示され、その中央ネジは外周を限定され、抵抗素子は中央ネジの外周に配置される。これにより、少なくとも1個の抵抗素子を、該抵抗素子が中央ネジと堅固なシングルピースユニットを形成するよう中央ネジの外周に固着することが可能である。これにより抵抗素子の設置位置を決定することができる。
さらに、抵抗素子を中央ネジの外周に配置することにより、この抵抗素子には中央ネジを取り外す場合に容易にアクセス可能である。これは、例えば故障発見や抵抗素子の交換の際に有益である。
本発明のさらに別の実施例によると、カムシャフト・アジャスタ・フィードラインが提示され、少なくとも1個の抵抗素子がカラーのように中央ネジの外周を包囲する。抵抗素子がカラーのように中央ネジの外周を包囲することにより、中央ネジの外周の信頼できる完全な閉鎖または密封が得られる。
さらに、本発明の別の実施例によると、カムシャフト中またはカムシャフトの端部の保持ボアが内周を有し、その中に抵抗素子が配置されたカムシャフト・アジャスタ・フィードラインが作られる。保持ボア内周における抵抗素子の配置により、中央ネジを保持ボア内へ組み付ける際の追加ガイドを構成することができる。
本発明のさらに別の実施例によると、カムシャフト・アジャスタ・フィードラインが提供され、その抵抗素子は保持ボア内周と中央ネジ外周との間を半径方向に延びる。
ここで、抵抗素子は、中央ネジの外周から保持ボアの内周まで半径方向に、または保持ボアの内周から中央ネジの外周まで半径方向に延びることができる。本書の文脈において、「半径方向の延び」とは、角度を有する半径方向、即ち1つの方向成分が、実際に半径方向に延びる一方、他方の方向成分は軸方向に延びる方向を意味するとも理解しなければならない。言い換えるとこれは、その間隙の横断面への投影が半径方向に延びる抵抗素子を意味している。
この定義によると、中央ネジの外周から保持ボアの内周へ斜めに間隙を通る、または保持ボアの内周から中央ネジの外周へ斜めに通る抵抗素子の配置も該半径方向の定義を含むことができる。
間隙内の抵抗素子の半径方向配置により、抵抗素子の横断面への投影が、中央ネジの外周と保持ボアの内周との間に形成される円形間隙を抵抗素子によって完全にカバーまたは密封するという効果を持つことができる。したがって、抵抗素子は保持ボアの内周と中央ネジの外周両方に当接する。該当する場合、保持ボアの内周または中央ネジの外周に、ボアまたはショルダまたは隆起または切削部分を設けることにより、密封作用を改良することができる。
さらに、本発明の別の実施例によると、抵抗素子が交換可能に設計されたカムシャフト・アジャスタ・フィードラインが提供される。したがって抵抗素子は、例えば磨耗の際など入替・交換することができる。しかしながら、抵抗素子近くの領域を洗浄しやすくすることも可能である。
本発明のさらに別の実施例によると、カムシャフト、特にカムシャフトの端部がカムシャフトの保持ボアに開口する供給口を有するカムシャフト・アジャスタ・フィードラインが提供される。該供給口(いわゆるポートまたは加圧オイル供給口)により、保持ボアにカムシャフトの外側領域からの流体を作用させることができる。外側領域では、流体の供給は例えば外部圧力ラインによって行うことができる。
供給口は、中央ネジと保持ボアとの間の環状間隙に同時に開口しているため、間隙に流体を作用させることができる。間隙中、または中央ネジと保持ボアとの間に設けた供給ダクト中の流体の内圧は、供給口を介して流体を与える圧力によって発生させることができる。このようにして、カムシャフト・アジャスタ・フィードラインを介して供給する装置中の流体圧を決定することが可能である。
さらに別の実施例によると、中央ネジが中央ネジに対して軸方向を限定する軸を有するカムシャフト・アジャスタ・フィードラインが提供される。ここで、中央ネジと保持ボアとの間の間隙に配置される抵抗素子は、軸方向を向く流体のフロー方向と対抗するよう設計される。その結果、中央ネジの軸に沿った、特にカムシャフトの中央ネジと保持ボアとの間に形成されたダクト中の流体のフロー挙動に、抵抗素子によって影響を与えることが可能である。これにより、圧力を減少させたり増加させたり、流体のフロー方向に影響させたりすることが可能である。
さらに、本発明の別の実施例によると、少なくとも1個の抵抗素子が、軸方向に対抗して向くフロー方向とは異なる抵抗で軸方向を向く流体のフロー方向に対抗するよう設計される、カムシャフト・アジャスタ・フィードラインが提示される。
そのため、流体は事実上障害なしに中央ネジの軸に沿って一方向に伝わることができる一方、その伝わりは、反対方向においては妨害されることになる。これにより、前方への流れが可能だが、戻りの流れは妨げられる。
さらに、本発明の別の実施例によると、逆止弁として機能する抵抗素子を持つカムシャフト・アジャスタ・フィードラインが提供される。ここで、抵抗素子は、カムシャフトの保持ボアの内周と中央ネジの外周との間のラインシステム内で例えば前方方向と呼ぶ一方向に流れが通過できる一方、対応する逆に限定される戻り方向の流体フローは実質的に完全に妨げられるよう、間隙中に配置することができる。
本発明のさらに別の実施例によると、逆止弁は、環状スライド、ファン形バネ、異形弾性部材、またはフロー起動環状閉鎖体として設計することができる。
環状スライドは、例えば、コイルバネまたは波型バネの圧力に対抗して一方向に開放するが、別の方向の貫流を阻止することが可能なスチールからなり、対応するバネによって支援されるスライド要素とすることができる。ファン形バネは、個々のプレートのプレロードによってバネ作用を得ることができる板バネとすることができる。
異形弾性部材のリングは、プロファイリングにより、圧力によって折畳み移動が発生可能なように設計することができる。ただし、エラストマリングが接触面と接合する場合、開口は閉鎖することができる。
フロー起動環状閉鎖体は、例えば熱可塑体から製作することができる。設計にかかわらず、逆止弁は1つの移動方向を閉鎖可能で、これにより閉鎖機能を生成する。閉鎖機能は設置空間に対して、または弁に一体化されたストップ、特にフランジまたはショルダまたは切削部分に対して発生することができる。
本発明のさらに別の実施例によると、抵抗素子は、フィルタ要素として機能するよう設計することができる。流体移動に対抗する抵抗は、開口、特に密封構成要素の小さい開口によって形成することができる。密封構成要素は、流体の分子が浸透する開口がなかったら間隙の断面を完全に密封するよう、間隙中に配置することができる。
フィルタ要素の直径より大きい要素、例えば埃は、フィルタ要素の通過を阻止される。埃や汚染物質、望ましくない異物はこれによりろ過される。障壁のような作用により、フィルタ要素はフィルタ抵抗を持つ流体に対抗することができる。例えば、該抵抗は通過開口の大きさを選択することにより設定できる。これにより、埃粒子はフロー方向から見てフィルタの下流に配置された領域における堆積が阻止される。該領域はこれにより埃がない状態に維持される。
さらに、本発明の別の実施例によると、フィルタの設計が提示される。フィルタは、環状フィルタ板として例えば光化学的エッチングまたはレーザ加工で製作することができる。フィルタは、ファンネル形のフィルタ篩として製作することができ、その場合、フィルタの篩は大きな表面積を持つことができる。製作は同様に、光化学的エッチングまたはレーザ加工で行うことができる。さらに、フィルタは例えばスチールフィルタ生地、熱可塑性材料からなるインサート部分として環状フィルタとして製作することができる。ここで、熱可塑性材料は密封作用を提供できる一方、スチールフィルタ生地はフィルタ機能を実行することができる。さらに、フィルタはファンネル形フィルタ篩として設計でき、同様に大きな表面積が得られる。
上述項においては、カムシャフト・アジャスタ・フィードラインに関して、本発明の改良点について述べた。該実施例はまた、カムシャフト・アジャスタ・フィードラインの抵抗素子の利用およびカムシャフト調整装置に適用される。
別個構成要素として抵抗素子を組み合わせることでさらに別の有利な実施例となり、例えば、個々の構成要素としてのフィルタと逆止弁の組み合わせを実現することが可能である。
一方、抵抗素子は、逆止弁とフィルタとからなる構成要素に単一ユニットとして一体化することができる。該ユニットを中央ネジに固定的に一体化することができる。しかしながら、逆止弁とフィルタの組み合わせも中央ネジに取り外し可能に配置することができる。
フィルタおよび逆止弁は同様に異なる方法で配置することができる。例えば、まずフィルタに流れを横切らせ、汚染物質や埃があればこれを食い止め、これによってフロー方向で該フィルタの下流に位置する逆止弁に伝播することを防ぐことができる。これにより、逆止弁の故障を防ぐことができる。しかしながら逆の状況、すなわち、フロー方向から見て逆止弁を先に配置して、次にフィルタを配置することも考えられる。しかしながら、この場合、逆止弁を汚染物質から保護することはできない。
本発明の有利な実施例を、図面を参照しながら以下に説明する。
図面の図解は略図であり、正確な縮尺ではない。図1から図10の以下の説明において、同一または対応する要素には同じ参照番号を用いる。
図1は、本発明の1実施例によるカムシャフト・アジャスタ・フィードラインを持つカムシャフト調整装置を通る長手断面図である。カムシャフト調整装置117は、カムシャフト・アジャスタ・フィードラインと、位相調整装置118とからなる。位相調整装置118は、主にシューハウジング113と、カムシャフト・アジャスタ106とからなる。チェーンスプロケット111が、ネジ112によってシューハウジング113に堅固に連結される。そのため、シューハウジング113はチェーンスプロケット111の回転に同相で従う。回転は、カムシャフト101および中央ネジ109の軸周囲で発生する。
油圧チャンバ114は、シューハウジング113とチェーンスプロケット111の限界の間でシューハウジング113中に形成される。シューハウジング113に対してまたはその中でチェーンスプロケット111に対して、ある回転角度で回転可能なカムシャフト・アジャスタ106またはベーンロータ106は、該油圧チャンバ114内へ突出する。該回転は、油圧チャンバの対応する加圧によって得られるが、ここではこれ以上詳しく説明しない。
カムシャフト・アジャスタ106は、中央ネジハウジング104とカムシャフト2、特にカムシャフトの端部の両方に固定的に連結される。中央ネジ109と、カムシャフト・アジャスタ106と、カムシャフト101とから形成されるユニットは、これにより、チェーンスプロケット111に対して、ある角度で回転することができる。そのため、カムシャフト101に配置されるが図1に図示しないカムは、チェーンスプロケット111の回転に対してその位相位置を調整することができる。これにより、カムシャフトのカムが作用するガス交換弁の早期または遅延開閉が可能になる。
中央ネジ109は、中央ネジハウジング104と、中央ネジ軸部110とからなる。中央ネジハウジング104は中央弁119を含むが、ここではこれ以上詳しく説明しない。油圧チャンバ114の加圧のため、油圧チャンバ114には流体、特にオイルを一定の圧力で供給しなければならない。このため、カムシャフト101の端部は保持ボア120を備える。
保持ボア120は、カムシャフト101の端部領域中に延び、異なる断面でそれぞれ異なって設計される。第1領域116において、カムシャフトの保持ボアは、同様にねじ山を備える中央ネジ109の軸部110をねじ込むことができるねじ山を備える。ねじ山領域116において、保持ボア120の内周は軸部110の外周に一致する。
カムシャフト101の端部において、チェーンスプロケット111は、カムシャフト101の外径に回転可能に取り付けられる。ねじ山を備える領域116と、カムシャフト101の端部との間に位置する保持ボア120の領域において、保持ボア120の内径は中央ネジ109の軸部110の外径より大きい周を有する。このようにして、中央ネジ109と保持ボア120との間には環状間隙115が形成され、環状間隙115は中央ネジ109の軸方向に延びる。中央ネジ109がカムシャフト101に組み込まれる領域において、該間隙115は中央ネジ109の外径形状に従う。中央ネジ109の外径は、中央弁119からなる中央ネジハウジング104の領域において軸110の外径に対して広がる。
間隙115は、中央ネジの軸部110が保持ボア120にねじ込まれる領域116から、中央ネジハウジング104がカムシャフト・アジャスタ106に固定的に連結される中央ネジハウジング104の部分へ延び、保持ボア120よりもカムシャフト・アジャスタ106によって部分的に画定される。
保持ボア120のねじ山を備える部分116と、カムシャフト101の端部との間の領域において、加圧されたオイル供給P103がカムシャフト101中に半径方向に配置される。該加圧オイル供給口P103またはボア103はカムシャフトの半径方向ベアリング102に配置され、間隙115に圧力ライン系(これ以上詳しく示さない)を介してオイルが作用できるようにする。
加圧オイル供給口のボア103は、カムシャフトの保持ボア120内へ開口するため、中央ネジ109の外周とカムシャフト101の保持ボア120の内周との間の間隙115に開口することになる。そのため、カムシャフト102のラジアルベアリングにおいて加圧オイル供給口P103を介して進入するオイルは、迂回または偏向し、カムシャフト101の方向から軸方向に、軸部110に沿って、またはカムシャフト・アジャスタ106の軸方向に中央ネジハウジング104に沿って通過する。
オイルは圧力により、カムシャフト・アジャスタ106の内側ロータ内の4/3方向制御比例弁として形成される中央弁119から油圧チャンバ114に押し入れられる。円形フィルタ107および/または逆止弁108は、加圧オイル供給口P103の入口と、中央ネジハウジング104を形成する中央ネジ軸部110の拡大部との間の間隙115に配置される。中央ネジハウジング104を形成する拡大部は線形増加方式で広がり、中央弁119を保持する役割を果たす。保持ボア120の形状は、保持ボアの内径からの中央ネジの間隔が間隙の長さに渡って一定であり続けるよう、中央ネジ109の線形隆起に従う。
フィルタ107および逆止弁108について図2でより詳しく説明する。図2は、本発明の1実施例によるカムシャフト・アジャスタ・フィードラインの間隙115に位置する抵抗要素、特にフィルタ107と逆止弁108の拡大長手断面図である。図2は、カムシャフト調整装置117の領域を詳細に示す。加圧オイル供給口103を持つカムシャフト101の一部と、中央ネジ109の中央ネジ軸部110および中央ネジハウジング104の詳細が示される。図2において、流体の供給は加圧オイル供給口103を介して上から行われる。
中央ネジ軸部110から中央ネジハウジング104への過渡部において、中央ネジハウジング104の領域の中央ネジ109の外周が、中央ネジ軸部110の外周に対して軸方向で増加することがわかる。加圧オイルは、加圧オイル供給口103を介して半径方向201を環状間隙115に供給される。環状間隙115は、カムシャフト101の保持ボア120の内径に対して中央ネジ軸部110の、または中央ネジハウジング104の相対的に小さい外径のために形成される。
図2からわかるように、半径方向に導入されるオイルフロー201は、比較的低圧の方向に軸方向に位置する方向202に偏向する。ここで、油圧の圧力差が高いため、堅固なフィルタ107にオイルが侵入し、オイルは方向120を中央ネジハウジング104に沿って逆止弁108を過ぎて伝わる。例えば、加圧オイル供給口103から離れた環状間隙115の側に位置する圧力チャンバにオイルを充満しなければならない場合、この状況が発生し得る。そして該遠隔端は加圧オイル供給口103より低い圧力となる。
フィルタ107は、カラーのように軸部110を包囲する。図2の断面図において、フィルタ107は2本の延長部を有する。第1延長部204により、フィルタ107は中央ネジ軸部110の外径に配置される。フィルタ107の第2延長部205はカムシャフト101の保持ボアの内径の方向に半径方向斜めに延び、ここで第2延長部205は固定されるか、切削部のストップに係止する。フィルタ107の第2延長部205はオイルが侵入できる開口を有し、汚染物質は加圧オイル供給口103に近接する環状間隙115の領域に残される。第2延長部205は抵抗素子107の抵抗体を形成する。
逆止弁108は、同様にカラーのように軸部110を包囲し、図2の断面図で同様に第1延長部206および第2延長部207を有する。しかしながら、第2延長部207は第1延長部206に対して可動で、これにより逆止弁は軸部110の外径に配置される。すなわち、第1延長部206と第2延長部207との間に形成された鈍角を、流体の方向203の貫流の際に増加させることができる。
逆止弁108の第2延長部207は環状間隙115内を半径方向に突出する結果、環状間隙115の断面の突出部分は、逆止弁108の第2延長部207によって完全に密封される。このようにして、第2延長部207は抵抗素子108の抵抗体を形成する。逆止弁の第1延長部206と第2延長部207との間の鈍角の増加は、第2延長部207がカムシャフト101の保持ボアの内周に対して押圧される復元力に抗して発生する。
逆止弁108は、図2に示す方向203に対向する方向に流体が伝播する際、該反対方向へ流体が伝播できないよう、逆止弁108の第2延長部207がカムシャフト101の保持ボアの内周に対して押圧されるように環状間隙115に配置される。これにより、流体が伝播し、加圧オイル供給口103から方向202および方向203を通過し、例えば図2に図示しない油圧チャンバに入る。しかしながら、逆止弁108の第2延長部207による密封はまた、方向203の反対方向と、方向202の反対方向へ発生するフローを防止する役割も果たす。
オイルのこのような復元力は、例えば、カムフォロア上のカムのローリング中に発生する交番トルクによって発生することがある。逆止弁108による密封の結果、圧力ピークによって生じる望ましくない悪影響を回避することができる。圧力ピークは例えば、カムシャフト・アジャスタ106の圧力チャンバまたは油圧チャンバに発生することがある。油圧チャンバ114も、望ましくない、少なくとも部分的な圧力抜けを防止される。
具体的には、逆止弁108またはフィルタ107を中央弁119において用いて、加圧オイル供給口P103がカムシャフト101の方向から軸方向に通過する内燃機関のカムシャフトを調整できることを意味する。カムシャフト101のラジアルベアリング102で進入したオイルは、軸部110と中央ネジハウジング104に沿って軸方向204、203をカムシャフト・アジャスタ106に向かって偏向する。ここでオイルは、カムシャフト101の中央ネジ軸部110と保持ボア120との間の環状間隙115を通って流れる。
カムシャフト調整システム117の性能は、円形フィルタ107および/または逆止弁108の取り付けによって影響を与えることができる。中央弁119は、カムシャフト接続のため中央ネジ109に一体化される。埃の堆積をフィルタ107と逆止弁108によって減少させ、調整速度と制御可能性の性能を改善することができる。そのため、カムシャフト・アジャスタの適用において、加圧オイル供給口P103にフィルタ107を導入することにより、汚染に関して堅牢性を増すことができる。
逆止弁108の実装により、内燃機関のある作動点におけるカムシャフト・アジャスタ106の性能を改善する。オイル供給103の圧力と、ひいては調整速度または制御可能性は高温時、特に対応してオイル粘度が低い時と、低エンジン回転数時に制限される。さらに逆止弁108は、カムシャフト・アジャスタ106、118が非起動状態でドライ運転するのを防ぐことができる。
図2に示すような逆止弁108とフィルタ107との別個配置に加えて、逆止弁とフィルタを1個のユニットに一体化し、中央弁ネジ109、特に中央軸部110に固定的に一体化することも考えられる。逆止弁とフィルタを1個のユニットに一体化し、中央弁ネジ109に取り外し可能に配置することも可能である。
フィルタ107と逆止弁108は、異なる方法で配置することができる。フロー方向204、203から見て、フローにまずフィルタを横切らせ、その結果、汚染物質があれば食い止め、逆止弁の故障につながらないようにすることができる。しかしながら逆の状況、すなわち、逆止弁を先に配置して、次にフィルタを配置することも考えられる。しかしながら、この場合、逆止弁108を汚染物質から保護することはできない。
図3は、本発明の1実施例によるカムシャフト・アジャスタ・フィードラインの、間隙に位置する抵抗素子の別の拡大長手断面図である。図3は、軸部110がネジハウジングの方向の領域301を越えて保持ボア120のねじ山116にそれ以上ねじ込まれないことを示す。事実、この領域301において、保持ボア120の内周が軸部110の外周に対して広がり、これにより、円形間隙115を形成する。図3は、逆止弁108とフィルタ107とが包囲構造101に対して円錐形に支持されるところを示す。
図4は、本発明の1実施例による抵抗素子の側面図である。図4に示す抵抗素子は逆止弁401である。図4は、逆止弁401のカラー状半径方向構造を示す。逆止弁401は円筒形フランジ402を有し、これにより、該逆止弁401を中央ネジ109の軸部110またはハウジング104に固着することができる。ここで、円筒402の内径は、軸部の外径に対応する。軸部に対する密封接触はこのように得ることができる。
プレート404は軸403から離れて半径方向に延び、逆止弁のバネ作用はプレートの作用で発生させることができる。このため、プレート404の間にスロット405を設け、スロット405により個々のプレートの程度の可動性を可能にする。プレートは、軸403から離れて円筒402の外周から鈍角で延びる。力が作用することにより、鈍角はさらに増し、これにより、板バネ404のバネ作用により復元力を発生させることができる。軸403から遠いプレート404の端部は、例えばカムシャフト101の保持ボア102の内周に当接することができる。設置中、軸方向許容差を構成要素404の圧縮によって補正することができる。
図5は、本発明による抵抗素子の正面図である。図4の逆止弁の正面図が示される。ここで、図5は、逆止弁401を保持ボアの内周に対して支持することができる外径501を示す。外径は実質的に内側円筒402に対して同心の円である。逆止弁401は、管状フランジ402の直径からプレート501の外径に延びる環状間隙を密封する役割を果たすことができる。
図6は、本発明の1実施例による抵抗素子の別の実施例である。図6は、中央ネジ軸部110と、図3に関して改変したカムシャフト101の保持ボアの両方の形状を示す。保持ボアの内径は、図3のように連続的に増加して広がるように設計されておらず、内径にはステップ603を持つ環状ショルダが形成される。環状ショルダ605は、軸部110と中央ネジハウジング104との間の過渡領域に対応して形成される。
圧力バネ604は、環状ショルダ605に対して係止している。フィルタ601と逆止弁602は、中央ネジ110の軸部に半径方向に配置される。フィルタ601は軸部とストップ603に固定されるが、逆止弁602は軸部110の軸に平行な軸方向に可動である。ここで、バネ604はステップ603に対して逆止弁602を押圧する。間隙115に中央ネジハウジングの方向で流体が作用すると、逆止弁は圧力ばね604の復元力に抗して間隙115を通して液体を流すことができる。
加圧オイル供給口103からの圧力を減じる際、特に圧力反転の際、液体に対向する抵抗が高くオイルがオイル供給103の方向に通過できないよう、逆止弁602は環状ショルダ603に対して押圧される。フィルタ601は、汚染物質が中央ネジハウジング104の方向に加圧オイル供給口103の側から通過できないようにする。逆止弁602とフィルタ601はショルダ603に対して平坦に密封する。バネ作用は、コイル圧力ばね604によって発生する。軸方向許容差は構成要素、特に抵抗素子601、602の圧縮によって補正される。
図7は、本発明の1実施例による抵抗素子のさらに別の実施例を示す。フィルタ要素701はU字形長手断面を有する。該フィルタ要素701は管状または円筒形フランジ704からなり、これにより、該フィルタ要素701は軸部110の外径に固定的に接続される。ここで、フランジ704はバネ703の下を延びる。フランジ704は同時に、逆止弁702の管状サポート705の支持面を提供する。逆止弁702はL形長手断面を持って形成され、2本の直角延長部を有する。一方の延長部は管状サポート705を形成し、他方の延長部は間隙115を密封するよう設計される。ここで、逆止弁702は弁スライドとして機能し、すなわち、変位により密封機能を生成する要素である。
サポート705は、軸方向に可動になるよう、バネ703の下のフィルタ要素701の円筒704に配置され、すなわち、バネと円筒704との間に位置する。フィルタ要素701は、該フィルタ要素701が移動できず、半径方向に外向きのフィルタ構成要素により、ダクト115を通って流れる液体にのみ抵抗を与えるよう、円筒704の一端領域を軸部110のショルダ605において支持される。
該半径方向外向きのフィルタ要素は、ショルダ603と密封的に当接する。サポート705は、逆止弁の直角ステップとともに中央ネジハウジングの方向に軸方向に移動することができる。このため、上述と同様、十分に高い圧力差が必要である。圧力減少の際、バネの力が逆止弁702をフィルタ701とステップ603に対しても押圧し、これによりダクト15が密封的に閉鎖される。
フィルタ701は、フランジ704を持つ柔軟部分として実現可能で、フランジ704は同時に弁スライド702のサポートとして、およびバネ703のリテーナとしての役割を果たすことができる。バネの保持機能のため、ショルダを円筒704に形成し、このショルダは中央ネジ109のショルダ605に当接し、ショルダ605と同じ高さを有する。バネは軸部110のショルダ605とは直接当接せず、U字形フィルタ701の延長部に隣接し、逆止弁702はフィルタ701とともにワンピースに組み立てることができる。
図8は、本発明の1実施例による抵抗素子のさらに別の実施例を示す。ここで、少なくとも1個の抵抗素子はフィルタ801として、およびエラストマ設計の逆止弁802として実現される。逆止弁802は、半径方向にカラーのように軸部110を包囲し、軸部110とカムシャフト101との間の凹形密封リップを形成する。
ここで、逆止弁802の外側端は、カムシャフト101の保持ボアの環状ショルダ603に当接する。これにより、間隙115の2つのチャンバを互いと分離することができる。間隙115にオイル供給103を介してある圧力のオイルが作用する際、エラストマ逆止弁802の弾性特性により、ステップ603に対して当接するエラストマ逆止弁802の密封リップが側方へ押される。そして流体はフィルタ801と、環状ショルダ603と逆止弁802の密封リップとの間の開放領域を通って流れることができる。逆止弁802の変位は発生しない。
逆止弁802がネジハウジング104に面する側に対する流体の圧力が増して、流体がネジハウジングから離れて流れると、逆止弁802の密封リップはショルダ603に対して押圧される。この圧力はエラストマ材料の弾性特性に支援される。ここで、密封リップはショルダ603、特にフィルタ801に対して、フィルタ801内の両開口と環状間隙115の全直径とが密封されるように押圧される。
これにより、流体の流出は抑制される。外径の逆止弁802の密封リップは、フィルタ801のフィルタ縁と周囲構造、特にカムシャフト101の保持ボアに対して密封する。エラストマ材料の弾性特性により、高度な許容差補償が可能である。
具体的にこれは、不均等が存在する場合さえ、弾性密封リップが該不均等まで支持できるため、弾性材料が密封機能を実行できることを意味する。
図9は、本発明の1実施例による抵抗素子のさらに別の実施例を示す。フィルタ901は篩904を有する篩キャリアで、篩キャリアはプラスチック射出成形部品中のインサート部分として実現できる。篩キャリアは、内側フランジ902と外側フランジ903とからなる。ここで、内側フランジ902はネジ軸部110の外径に、外側フランジ903はカムシャフト101の保持ボアの内径に当接する。このようにして、間隙115は保持ボアの内径と軸部の外径に対して密封され、流体は、内側フランジ902と外側フランジ903との間のみ環状間隙115を通過することができる。
内側フランジ902は円筒形または管状設計である。それに対して同軸の外側フランジ903は円筒形設計で、内側フランジの長さは外側フランジの長さより大きい。オイル供給103に面する内側フランジと外側フランジの端部は半径面に位置する。外側フランジの長さを超えて突出する内側フランジ部分は、逆止弁906の摺動面としての役割を果たすことができる。
逆止弁スライド906は、ネジハウジング104に面する外側フランジ903の端部に対してバネ905によって押圧される。このようにして、外側フランジ903と内側フランジ902との間の貫流を防ぐことができる。フィルタ要素901を通るオイルフローの場合、オイルは篩904を通過しなければならず、汚染物質は篩904に食い止められる。内側フランジ902は同時に、逆止弁が摺動する逆止弁スライド906の摺動面としての役割を果たすことができる。内側フランジ902の一端はバネ905のストップとして設計することができる。このようにバネのための追加ストップが必要ないため、抵抗素子903、902、906、904はワンピース中で交換可能である。
図10は、本発明の1実施例による抵抗素子のさらに別の実施例を示す。図10に示す抵抗素子1001はフロー起動逆止弁スライド1001である。
図10にはフィルタ要素は示されない。逆止弁1001は、軸部110の外径に軸方向に可動に配置される。逆止弁スライド1001は、軸部の外径からカムシャフト101の保持ボア120の内径へ半径方向に延びる。軸部110の外径が一定であり続けるのに対して、ネジハウジング104の方向にカムシャフト101の保持ボア120の内径が増加するため、液体はネジハウジング104の方向にダクト15を通って流れることができる。
逆止弁スライド1001はショルダ605までネジハウジング104の方向に移動することができる。ここで、逆止弁スライド1001の外周とカムシャフト101の保持ボア120の内径との間に間隙が生じ、この間隙を通って図10に図示しない加圧からの流体がハウジング104の方向に流れることができる。
Pポート103の閉鎖または加圧オイル供給口103への戻りフローは、戻りフロー媒体のフロー力のみで発生する。ここで、逆止弁スライド101は軸部110上を軸方向に平行に移動する。
逆止弁スライド1001がカムシャフト101の保持ボア120の内周に対して戻りフロー媒体の力によって押圧されると、間隙115の密封が得られる。
「からなる」という表現は、他のあらゆる要素または工程を除外せず、「1つの」または「ある」は複数を除外しないことをさらに指摘しなければならない。また、上記実施例の1つを参照して説明した特徴または工程は、上述の他の実施例の特徴または工程と組み合わせて用いることもできることも指摘しなければならない。請求の範囲中の参照記号は限定的と考えてはならない。
本発明の一実施例によるカムシャフト・アジャスタ・フィードラインを持つカムシャフト調整装置を通る長手断面図である。 本発明の別の実施例によるカムシャフト・アジャスタ・フィードラインの、間隙に配置された抵抗素子の拡大長手断面図である。 本発明の別の実施例によるカムシャフト・アジャスタ・フィードラインの、間隙に配置された抵抗素子の別の拡大長手断面図である。 本発明のさらに別の実施例による抵抗素子の側面図である。 本発明のさらに別の実施例による抵抗素子の正面図である。 本発明のさらに別の実施例による抵抗素子の別の実施例を示す。 本発明のさらに別の実施例による抵抗素子のさらに別の実施例を示す。 本発明のさらに別の実施例による抵抗素子のさらに別の実施例を示す。 本発明のさらに別の実施例による抵抗素子のさらに別の実施例を示す。 本発明のさらに別の実施例による抵抗素子のさらに別の実施例を示す。

Claims (24)

  1. 中央ネジ(109)と、
    保持ボア(120)を持つカムシャフト(101)と、
    少なくとも1個の抵抗素子(107、108、401、601、602、701、702、801、802、906、904、1001)とからなり、
    該中央ネジ(109)は該保持ボア(120)中に少なくとも部分的に配置され、
    間隙(115)が該中央ネジ(109)と該保持ボア(120)との間に形成され、
    該間隙(115)は流体が横切るよう設計され、
    少なくとも1個の該抵抗素子(107、108、401、601、602、701、702、801、802、906、904、1001)は、少なくとも1個の該抵抗素子(107、108、401、601、602、701、702、801、802、906、904、1001)が一方向の流体のフロー(203、204)に少なくとも部分的に対抗するよう該間隙(115)中に配置されることを特徴とするカムシャフト・アジャスタ・フィードライン。
  2. 該間隙(115)は環状間隙として設計されることを特徴とする請求項1に記載のカムシャフト・アジャスタ・フィードライン。
  3. 該中央ネジ(109)と該カムシャフト(101)は互いに対して回転可能であるよう設計されることを特徴とする請求項1または2に記載のカムシャフト・アジャスタ・フィードライン。
  4. 該中央ネジ(109)は外周を有し、
    少なくとも1個の該抵抗素子(107、108、401、601、602、701、702、801、802、906、904、1001)は該中央ネジ(109)の外周に配置されることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のカムシャフト・アジャスタ・フィードライン。
  5. 少なくとも1個の該抵抗素子(107、108、401、601、602、701、702、801、802、906、904、1001)は、カラーのように該中央ネジ(109)の外周を包囲することを特徴とする請求項4に記載のカムシャフト・アジャスタ・フィードライン。
  6. 該保持ボア(120)は内周を有し、
    少なくとも1個の該抵抗素子(107、108、401、601、602、701、702、801、802、906、904、1001)は、該保持ボア(120)の該内周に配置されることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のカムシャフト・アジャスタ・フィードライン。
  7. 少なくとも1個の該抵抗素子(107、108、401、601、602、701、702、801、802、906、904、1001)は、該保持ボア(120)の該内周と該中央ネジ(109)の外周との間に半径方向に延びることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載のカムシャフト・アジャスタ・フィードライン。
  8. 該抵抗素子(107、108、401、601、602、701、702、801、802、906、904、1001)は、交換可能に設計されることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載のカムシャフト・アジャスタ・フィードライン。
  9. 該カムシャフト(101)は供給開口(103)を有し、
    該供給開口(103)は、流体を該間隙(115)に作用させるため、該保持ボア(120)に開口することを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載のカムシャフト・アジャスタ・フィードライン。
  10. 該中央ネジ(109)は軸方向を限定する軸を有し、
    少なくとも1個の該抵抗素子(107、108、401、601、602、701、702、801、802、906、904、1001)は、軸方向に向く流体のフロー方向(203、204)に対抗するよう設計されることを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載のカムシャフト・アジャスタ・フィードライン。
  11. 少なくとも1個の抵抗素子(107、108、401、601、602、701、702、801、802、906、904、1001)は、軸方向に反する流体のフロー方向(203、204)に対する抵抗とは異なる抵抗で、該軸方向に一致するフロー方向に対して対抗するよう設計されることを特徴とする請求項10に記載のカムシャフト・アジャスタ・フィードライン。
  12. 少なくとも1個の該抵抗素子(107、108、401、601、602、701、702、801、802、906、904、1001)は、逆止弁(108、401、602、702、802、906、1001)として機能するよう設計されることを特徴とする請求項1から11のいずれかに記載のカムシャフト・アジャスタ・フィードライン。
  13. 該逆止弁は環状スライドとして設計されることを特徴とする請求項12に記載のカムシャフト・アジャスタ・フィードライン。
  14. 該逆止弁(108、401、602、702、802、906、1001)は、ファン型バネとして設計されることを特徴とする請求項12に記載のカムシャフト・アジャスタ・フィードライン。
  15. 該逆止弁(108、401、602、702、802、906、1001)は、異形弾性部材として設計されることを特徴とする請求項12に記載のカムシャフト・アジャスタ・フィードライン。
  16. 該逆止弁(108、401、602、702、802、906、1001)は、フロー起動環状閉鎖体として設計されることを特徴とする請求項12に記載のカムシャフト・アジャスタ・フィードライン。
  17. 少なくとも1個の該抵抗素子(107、108、401、601、602、701、702、801、802、906、904、1001)は、フィルタ要素(107、601、701、801、904)として機能するよう設計されることを特徴とする請求項1から16のいずれかに記載のカムシャフト・アジャスタ・フィードライン。
  18. 該フィルタ要素(107、601、701、801、904)は、環状フィルタプレートとして設計されることを特徴とする請求項17に記載のカムシャフト・アジャスタ・フィードライン。
  19. 該フィルタ要素(107、601、701、801、904)は、ファンネル形フィルタ篩として設計されることを特徴とする請求項17に記載のカムシャフト・アジャスタ・フィードライン。
  20. 該フィルタ要素(107、601、701、801、904)は、環状フィルタとして設計されることを特徴とする請求項17に記載のカムシャフト・アジャスタ・フィードライン。
  21. 少なくとも1個の該抵抗素子は、逆止弁(108、401、602、702、802、906、1001)およびフィルタ要素(107、601、701、801、904)として設計されることを特徴とする請求項1から20のいずれかに記載のカムシャフト・アジャスタ・フィードライン。
  22. カムシャフト(101)の保持ボア(120)とカムシャフト(101)の中央ネジ(109)との間の間隙(115)中の流体移動に対抗するため、請求項1から21のいずれかに記載のカムシャフト・アジャスタ・フィードラインの抵抗素子の利用。
  23. 請求項1から20のいずれかに記載のカムシャフト・アジャスタ・フィードラインと、
    位相調整装置(118)とからなり、
    該カムシャフト・アジャスタ・フィードラインは該位相調整装置(118)に液体によって作用するよう設計されることを特徴とするカムシャフト調整装置。
  24. 抵抗体(205、207)からなり、
    該抵抗体(205、207)は、カムシャフト(101)の保持ボア(120)とカムシャフト(101)の中央ネジ(109)との間の間隙(115)中に半径方向に延びるよう設計され、
    該抵抗体(205、207)は、該間隙(115)中の流体移動に対抗するよう設計されることを特徴とする抵抗素子。
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