JP2009516176A - ローカルに順序付けられたストロービング - Google Patents

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Abstract

ジッター測定の方法が提供され、所望の期間に渡って非同期サンプリングクロックを使って繰り返しパターンを有した試験下の装置(DUT)出力信号をサンプリングすることと、サンプルを繰り返しパターンの単一の周期にマッピングすることを含む。繰り返しパターンの各周期は少なくとも2回サンプリングされる。非同期クロックのサンプリング周波数はユーザ入力に基づいている。DUT信号のサンプリングは、DUT信号の単一の周期の各エッジを表す論理状態情報を少なくとも1回捕捉することからなる。方法は更に、サンプルをサブセットに分けて、サンプルサブセットを繰り返しパターンの単一の周期にマッピングすることと、他のサブセットのサンプルとは独立して各サブセット内のサンプルを処理することと、処理されたサブセットの結果を組み合わせてサブセットの組み合わされた結果を処理することと、を含む。

Description

本発明は一般に信号試験に関し、特に信号のジッター測定のためのローカルに順序付けられたストロービング(locally in-order strobing)方法に関する。
[関連ケースへのクロスリファレンス]この出願は、”DETERMINING FREQUENCY COMPONENTS OF JITTER”(ジッターの周波数成分の決定)という名称で同日に出願された、米国特許出願番号11/272,027、代理人ケース番号05-2006-US(2006年出願と称する)と関連しており、その全体をここに引用によって組み入れる。
自動化試験設備は、一般に電子装置製造者によって製造の欠陥を検出するために用いられる。例えば、自動化試験設備は半導体デバイス製造者に、市場で売られた各デバイスの機能性を、大量に試験することを許容する。試験機は試験下の装置(DUT)への信号を駆動し、そこからの信号を検出し、期待値に対して検出結果を評価する。タイミングジッターは電子システムを劣化させ、より高いデータレートとより低い論理スイングへ押し上げることには、ジッターの測定と特性付けのために高まる関心と必要性がある。
ジッターは高速データ通信において鍵となる性能ファクターである。ジッターは、データビットの系列における有意なエッジの理想的な位置からの不揃いとして定義される。不揃いはデータエラーを招き得る。引き延ばされた期間に渡ってこれらのエラーを追跡することはシステムの安定性を決定する。ジッターは決定論的でランダムな現象によるものであることができる。これらのジッター成分のレベルを決定することは設計改良を導く。
ジッター測定技術は典型的にはデータストリーム中の有意なエッジのタイミングを測定する能力を有する。例えば、オシロスコープやデジタイザーは、固定された時間間隔で信号の電圧を測定し、このデータを分析してエッジ時間を決めるために使われてきた。他の例としては時間間隔分析器やタイムスタンプ器がある。これらの装置はエッジ時間やエッジのペアの間の時間を直接測定する。更に別の例では、固定された時間間隔で信号が閾値より上であるか下であるかを測定するために、非同期ストロービング比較器技術が使われる。非同期ストロービング比較器技術は、確率的数学テクニックを測定データ上で使ってエッジ時間の特性を決定する。今日非同期比較器技術には、順序付けられた(In-Order)及び順序付けられていない(Out-of-order)ストロービング技術という2つの一般的な方法が存在する。順序付けられた及び順序付けられていないストロービング技術の両方に短所が存在する。例えば、順序付けられたストロービングは低いノイズ免疫性と長い取得時間を持つが、順序付けられていないストロービングは周波数エラーに敏感で測定のために複雑なセットアップを要求し、信号の周波数特性を分析する能力は限られたものしか許容しない。
上述した理由のため、及び本明細書を読んで理解することによって当業者には明白になるであろう下記のその他の理由のため、改良されたストロービング技術の必要が当技術分野にはある。
上述した問題やその他の問題は本発明の実施形態によって対処され、以下の記載を読んで研究することによって理解されるであろう。
ジッター測定の方法が提供される。方法は、所望の期間に渡って非同期サンプリングクロックを使って試験下の装置出力信号をサンプリングすることを含む。DUT出力信号は繰り返しパターンを有し、繰り返しパターンの各周期は少なくとも2回サンプリングされる。非同期サンプリングクロックのサンプリング周波数はユーザ入力に基づいている。DUT出力信号のサンプリングは、DUT出力信号の単一の周期の各エッジを表す論理状態情報を少なくとも1回捕捉することからなる。方法は更に、サンプルを繰り返しパターンの単一の周期にマッピングすることを含む。方法は更に、サンプルを一つ以上のサブセットに分けて、各サンプルサブセットは実効的に順番にDUT出力信号に跨ってウォーキングしたサンプルを含んでいることと、他のサブセットのサンプルとは独立して各サブセット内のサンプルを処理することと、処理されたサブセットの結果を組み合わせてサブセットの組み合わされた結果を処理することと、を含む。
好ましい実施形態の記載と以下の図面に鑑みて考えられると、本発明はより容易に理解され、その更なる利点や用途はより簡単に明白となるであろう。
一般的な慣例にしたがって、各種の記載された特徴はスケール通りには描かれていないが、本発明に関連する特定の特徴を強調するように描かれている。
以下の詳細な記載において、ここの一部を成し、発明が実施され得る特定の説明的な実施形態を描写によって示している添付された図面を参照する。これらの実施形態は、当業者が発明を実施することを可能とするのに十分な詳細によって記載されるが、本発明の精神と範囲を逸脱することなく、他の実施形態を利用し得ることと論理的、機械的、電気的な変更をし得ることは理解されたい。従って、以下の詳細な記載は限定的な意味で取られるべきものではない。
本発明の実施形態は、改良された信号ストロービング技術のための方法とシステムを提供する。一実施形態では、現在のストロービング技術よりも取得時間を低減したジッター測定を行うために信号ストロービング技術が使われる。本発明の実施形態は、現在のストロービング技術と改良された周波数分析の欠点を克服するシステムと方法を提供する。
本発明の実施形態は、非同期ストロービング技術に基づいている。一実施形態では、非同期ストロービング方法は、試験下の装置(DUT)の出力信号に跨ってウォーキングするように見えるストローブを使う。DUT信号波形は繰り返しパターンを有し、信号波形の繰り返しパターンに渡って全ての時間Tsでサンプルが取られる。Ts=(M×Tpat+Tres)/Nであって、Nは整数>1、Mは整数≧1である。TpatはDUT波形の単一のパターンが起こるための期間である。Tresは実効サンプリング分解能である。
アンダーサンプリングの方法は、非同期クロックが試験下の信号の特性を記述するために使われるため、「ウォーキングストローブ」と記載される。試験下の信号は繰り返しパターンを有さなければならない。ストローブの非同期な性質はそれが試験信号に跨ってウォーキングするように見えるようにする。その結果、実際のサンプルは試験パターン(Tpat)よりも何倍も大きい期間に渡って取られるにも拘らず、それらはTpat内の実効的時間にマッピングすることができる。サンプルは「ストローブサブセット」と呼ばれるM個のサブシークエンスで分析される。一旦DUT波形の単一の周期Tpat上にマッピングされると、与えられたストローブサブセットのためのストローブはローカルに順序付けられたものになる。ローカルに順序付けられたとは、特定のサブセット内のストローブがTresの間隔がある時間の組にマッピングすることができ、ストローブが取得されたのと同じ順序に出来ることを意味する。これは、各々がDUT出力波形の一部についての論理状態情報を含んだローカルに順序付けられたストローブからなる多数のストローブサブセットをもたらす。この取得されたデータは、ランダムジッター、データ依存ジッター、総ジッターなどのDUT出力波形の特性を決定するために使われる。
図1aは、全般的に100で示される、アンダーサンプリングされたDUT出力信号のグラフィックな表現である。グラフ100は、Tpat104の20周期に渡ってストローブ106から10619によって時間間隔TsでサンプリングされるDUT信号102の表現を含んでいる。図1aが描かれている紙面上のスペースの問題によって、図1aではTpatの20周期の内の5つだけが示されていることに注意されたい。この実施形態では、データを取得するのに20×Tsがかかり、Ts=( Tpat+Tres)である。
図1bは、順序付けられたストロービングのグラフィックな表現であり、図1aからのDUT信号102の20周期とストローブ106から10619の各々は、それぞれ互いの上にオーバーレイされている。DUT信号120の単一の周期Tpatは、Tresの間隔があるストローブ106から10619のそれぞれと共に拡大して示されている。
図2aは、全般的に200で示される、本発明の一実施形態によるアンダーサンプリングされたDUT信号のグラフィックな表現である。ローカルに順序付けられたアンダーサンプリングの方法が適用され、「ウォーキングストローブ」が利用される。この実施形態では、データの取得は、図1aに示されたDUTのデータの取得よりも4倍速い。グラフ200は、Tpat204の5周期に渡ってストローブ206から20619によって時間間隔TsでサンプリングされるDUT信号202の表現を含んでいる。この実施形態では、データを取得するのにやはり20×Tsがかかるが、Ts=( Tpat+Tres)/4であり、Tsは4倍短いものとなっている。その結果、図1aについてはデータの取得に20×(Tpat+Tres)必要とされるのに対し、データを取得するのに5×(Tpat+Tres)しか要求されない。
図2bは、図2aからのDUT信号202の5周期がそれぞれ互いの上にオーバーレイされているグラフィックな表現である。DUT信号220の単一の周期Tpat204は、約Tresの間隔があるストローブ206から20619のそれぞれと共に示されている。この実施形態では、ストローブのサブセットが更なる分析のためにグループ化されている。この例では、5つのストローブの4つのサブセットが定義されている。サブセット1(SS)はサンプル番号0,4,8,12,16からのサンプル206、206、206、20612、20616を含んでおり、サブセット2(SS)はサンプル番号1,5,9,13,17からのサンプル206、206、206、20613、20617を含んでおり、サブセット3(SS)はサンプル番号2,6,10,14,18からのサンプル206、206、20610、20614、20618を含んでおり、サブセット4(SS)はサンプル番号3,7,11,15,19からのサンプル206、206、20611、20615、20619を含んでいる。各サブセットSS−SSは、実効的にローカルに順序付けられていて、各々がTresで分離されているサンプルを含む。しかも、DUT信号をサンプリングするのに要求される5周期を通してサブセットSS、SS、SS、SSのストローブは互いにインターリーブするため、ローカルに順序付けられたストロービングの総取得時間(即ち、ローカルに順序付けられたストロービングのために集められた全てのデータを取得するのにかかった時間)は、DUT信号の5周期をストロービングする総取得時間に近い。
一実施形態では、各ストローブサブセットSS−SSは隣接するストローブサブセットSS−SSと重なる。例えば、サブセットSSのサンプルは、隣接するサブセットSSおよび/またはSSのサンプルと重なるDUT信号202の部分を表す論理状態情報を含む。一実施形態では、各ストローブサブセットSS−SSは、DUT信号202の単一の周期Tpat内の少なくとも一つのエッジを表す論理状態情報を含んだサンプルを含む。
試験パターンTpatの各繰り返しについてローカルに順序付けられたストローブが取られるサンプリングの方法が提供される。各ストローブサブセットSS−SSのストローブはパターンの一部に跨ってウォーキングするように見える。一実施形態では、図2a、2bのローカルに順序付けられたストロービングはジッター測定に応用可能であり、現在のジッター測定のためのストロービングの方法に対する利点を提供する。例えば、上述したローカルに順序付けられたストロービング方法はストロービングサンプルを取得する時間を低減する。典型的には、測定によって検出された低周波数ノイズの量は、その測定を行うための時間が増加するにつれて増加する。ローカルに順序付けられたサンプリングは一般的に順序付けられたサンプリングよりも少ない測定時間しかかからないので、それは低周波数ノイズについてより影響され易くない。
与えられたストローブサブセットのストローブはローカルに順序付けられているので、それらは順序付けられていないサンプリングに関連する多くの問題点の対象とはならない。試験パターンの各繰り返しについて一つより多くのストローブが取られるので、取得には順序付けられていないサンプリングの低減された時間しかかからない。各ストローブサブセットは順序付けられて分析され、結果は組み合わされてパターン全体の結果を提供する。ローカルに順序付けられたストロービングと分析技術を使うことは、順序付けられたストロービング技術と順序付けられていないストロービング技術の利益を、どちらかの技術を示す問題点もなしに、達成する。
図2a、2bは描写のためのものであって、DUT出力信号202またはその部分を表す論理状態情報を得るためにいかなる数のストローブを利用してもよいことは理解されたい。
本発明のいくつかの実施形態では、取得時間を増加させるか減少させて測定の周波数内容を変更する。
図3aは、全般的に300で示される、本発明によるアンダーサンプリングされたDUT波形の別の実施形態のグラフィックな描写である。ローカルに順序付けられたアンダーサンプリングの方法が適用され、「ウォーキングストローブ」が利用される。この実施形態では、データの取得は、図2aに示されたDUTのデータの取得よりも3倍多いサンプルを含む。
図3bは、図3aからのDUT信号302の5周期がそれぞれ互いの上にオーバーレイされているグラフィックな表現である。DUT信号302の単一の周期Tpat304は、約Tresの間隔があるストローブ306から30659のそれぞれと共に示されている。この実施形態では、DUT波形302の各エッジを表す論理状態情報が3つの異なるサンプル領域で捕捉されている。例えば、サンプル領域1(310)のストローブ30632と30636、サンプル領域2(311)のストローブ30613と30617、サンプル領域4(313)のストローブ30655と30659が、単位間隔(UI)3の一部を表す論理状態情報を捕捉し、その結果、単位間隔3内の実効的なエッジが3つのサンプル領域で捕捉されている。
各サンプル領域310−313で取られた追加のサンプルは測定を3通りに改善する。第一に、サンプル領域の重なりは実効的なエッジが2つのサンプル領域の交点で起こり、そのためどちらでも捕捉されないリスクを低減する。第二に、増加されたサンプル数は僅かなサンプルのエラーの影響を低減する。第三に、パターンエッジの一つより多くの発生が捕捉されている限り、パターン(Tpat)の測定時間をパターンの期待された時間と比較することができる。測定されたものと期待されたものの比は、ストローブ周波数エラーとDUTドリフトによって起こされるエラーを低減するために使う。
ローカルに順序付けられたサンプリングの方法は、論理状態情報(ハイまたはロー)の遷移領域および/または単位間隔を、分析のためにユーザが所望するまたは必要とするだけの回数捕捉することに適応させることができる。図3bはTpatの各単位間隔についての論理状態情報を3回捕捉する、重なったサンプル領域によって描写されているが、いかなる量の捕捉も可能であることは理解されたい。一実施形態では、Tpatの各エッジについての論理状態情報は一度だけ捕捉される。一実施形態では、各サンプル領域は、関連する遷移領域に加えて遷移領域を囲んでいる安定領域の一部についての論理状態情報を含む。一実施形態では、サンプル領域の重なりは、遷移領域の各側の安定領域の約.25の単位間隔についての論理状態情報を捕捉するのに十分である。本発明のいくつかの実施形態では、取得時間を減少させて、改善された正確さを犠牲にして測定を行うのに要求される時間を低減する。
図4は、全般的に400で示される、本発明の一実施形態によるローカルに順序付けられたストロービングシステムのブロック図である。システム400は、試験下の装置404から一つ以上の出力信号を受け取り、分析のために出力405をプロセッサ406に提供する自動化試験設備402を含む。一実施形態では、ATE402は、バッファリングされたDUT出力信号401を比較器416に供給するバッファ418を含む。一実施形態では、バッファ418は差動バッファであり、出力信号401と411を介してDUT404から差分データを受け取る。一つ以上の出力信号がバッファリングされ、出力バッファ信号は参照信号V(期待された信号)と比較されて、DUTが期待された通りに作動したか決定する。一実施形態では、Vはエッジ遷移電圧を表す閾値である。比較器416の出力は、DUTの出力波形の論理状態を表しており、ソースクロック420によって生成されたサンプリングクロック407に基づいた波形のサンプリングのためのラッチ回路414に供給される。サンプリングクロック407はカウンタ412とラッチ414に供給されて、DUT波形のサンプルが取得される。サンプルは、更なる分析のためのプロセッサ406への送信のためにメモリ装置410に格納される。
一実施形態では、クロックソース420は装置仕様とユーザ入力に基づいてDUT波形をストロービングするようにプログラムされている。ユーザ入力はDUTと要求される所望の信号情報に特定のものである。一実施形態では、ATE402は更に、ATE402と一体化されているかまたは遠隔的に結合されているユーザ入力装置450を含む。一実施形態では、ローカルに順序付けられたストロービングを行うソフトウェアはシステム400内にあって、ユーザ入力装置450から受け取ったユーザ入力を利用して、ジッター特性化のためにシステム400を計算してセットアップする。一実施形態では、ユーザ入力はジッター測定ピンの一つ以上のビット周期または単位間隔、ジッター測定ピン、パターン当たりのビット数、目標実効サンプリング分解能、パターン繰り返し数を含む。ジッター測定ピンはどのDUT送信ピンが測定されるかを示す。パターン当たりのビット数は繰り返しパターンTpatのビット数である。目標実効サンプリング分解能(Tres)は実効サンプリング周波数を決定する。繰り返しパターン数は何回実効的に繰り返しDUT波形パターンに跨ってウォーキングするかを示す。
一実施形態では、プロセッサ406はDUT出力波形の部分を表す論理状態情報、ユーザ入力と装置データを使ってDUT波形のランダムジッターRjを計算する。一実施形態では、ユーザ入力装置450から受け取ったユーザ入力は更に、測定帯域幅を示すパラメータを含む。一実施形態では、ローカルに順序付けられたストロービングを行うソフトウェアはシステム400内にあって、ユーザ入力装置450から受け取ったユーザ入力を利用して、各々が異なる帯域幅の複数ジッター捕捉のためにシステム400を計算してセットアップする。一実施形態では、プロセッサ406はサンプリングストローブサブセット/領域を使って、アイ測定を行う。ローカルに順序付けられたストロービング方法を使い、複数捕捉を異なるVodレベル設定で行って、アイダイアグラムを作成する。一実施形態では、Vodレベル設定は20,50,80パーセントである。
動作としては、DUT出力信号401,411は繰り返しパターンを有し、ウォーキングストローブを使ってサンプリングされる。サンプリングクロック407のクロック周期は繰り返しパターンの周期よりも大きい時間の断片に設定されて、各クロックが実効的に前のサンプルより時間の断片分後か前にパターンをサンプリングするようになる。一実施形態では、例えば、時間の断片はピコ秒であり、繰り返しパターン出力信号の周期はミリ秒である。
図5aは、全般的に500で示される、本発明の一実施形態によるローカルに順序付けられたストロービング技術のフローチャートである。方法は、試験下の装置(DUT)出力波形を非同期的にデジタルにアンダーサンプリングすることからなる。方法は502から始まり、一つ以上のDUT波形を受け取る。DUT波形は繰り返しパターンを有する。ユーザ入力に基づいて、方法はローカルに順序付けられたストロービング方式を使い、504で非同期クロックを使ってDUT波形をストロービングする。方法は506に進み、所望の期間に渡って信号のサンプルを取得する。ストローブの非同期な性質はそれらがDUT波形に跨ってウォーキングするように見えるようにする。方法は、一つより多いサンプルをDUT波形の周期Tpat毎に取得する。各サンプルは、(M×Tpat+Tres)で、TresはTpatの断片、Mは整数≧1である所望の期間に取られたサンプルをもつサンプルサブセットの一部である。方法は508に進み、サンプルのデジタル表現を格納する。方法は510に進み、格納されたサンプルを処理する。
一実施形態では、ローカルに順序付けられたストロービング方式は、DUT波形の一周期Tpatの各エッジを少なくとも一回ストロービングし、各エッジを囲んでいる安定領域の一部を含めることからなる。ローカルに順序付けられたストロービング方式は、ユーザ入力に基づいている。一実施形態では、ユーザ入力はジッター測定ピンの一つ以上のビット周期または単位間隔、ジッター測定ピン、パターン当たりのビット数、目標実効サンプリング分解能Tres、パターン繰り返し数を含む。ジッター測定ピンはどのDUT送信ピンが測定されるかを示す。パターン当たりのビット数は繰り返しパターンTpatのビット数である。目標実効サンプリング分解能(Tres)は実効サンプリング周波数を決定する。繰り返しパターン数は何回実効的に繰り返しDUT波形パターンに跨ってウォーキングするかを示す。
一実施形態では、格納されたサンプルの処理は、サンプルをDUTの単一の周期Tpat内の「実効的時間」にマッピングすることを含む。一旦サンプルが再マッピングされると、関連するサンプル領域内の各サンプルは隣接するサンプルから約Tres離される。一実施形態では、処理はランダムジッター、決定論的ジッター、総ジッターの一つ以上を含むジッターを計算することを含む。一実施形態では、ジッターを分析するため、各サンプル領域は分けて分析されて、サンプル領域/サブセット内で起こっている全ての平均エッジ位置を見つける。
加えて、本発明の実施形態における格納されたサンプルの処理を、図5bに全般的に550で示されるフローチャートで更に説明する。描かれているように、サンプルは552でサブセットに分けられる。554で、サンプルは繰り返しパターンの単一の周期にマッピングされる。特に、特定のサブセット内のサンプルはサンプルが取得されたときと同じ順序をもった時間の組にマッピングされる。各サブセットのサンプルはそれから他のサブセットのサンプルから分けて556で処理される。各処理されたサブセットの結果は、558で組み合わされる。組み合わされた結果はそれから560で処理される。
一実施形態では、ローカルに順序付けられたストロービングの方法は、DUT波形の特性がDUTの電圧対時間要求に合致するかどうか決定するために使われる。これらの要求は、立ち上がり時間、落ち下がり時間、またはテンプレートからなり得る。この実施形態では、ローカルに順序付けられたストロービングは複数回繰り返されて、波形データの複数セグメントをもたらす。各回において、DUT出力信号は異なる電圧に設定された参照信号V(期待された信号)と比較される。波形セグメントは、隣接するものでも、DUT信号のより広い幅で離されたサンプルでも良い。別の実施形態では、DUTは回路を複製することによって同時に複数のレベルでストロービングされる。動作としては、波形データの複数のセグメントは、各電圧レベルでの最初、最後、平均のエッジ位置などの特性を決定するために処理される。2つの電圧レベルでのエッジの平均位置は、エッジの立ち上がり時間または落ち下がり時間を決めるために使うことができる。各エッジが起こる最初と最後の時間は、DUT出力波形のエッジが要求されるテンプレートまたはアイダイアグラム内に収まるかどうかを決定するために使うことができる。
一実施形態では、ローカルに順序付けられたストロービング方式は、DUT波形の一周期Tpatの各エッジを少なくとも一回ストロービングし、各エッジを囲んでいる安定領域の一部を含めることからなる。方法は、一つより多いサンプルをDUT波形の周期Tpat毎に取得する。各サンプルは、Tpat×M+Tresで、TresはTpatの断片、Mは整数≧1である所望の期間に取られたサンプルをもつサンプルサブセットの一部である。
一実施形態では、格納されたサンプルの処理は、サンプルをDUTの単一の周期Tpat内の「実効的時間」にマッピングすることを含む。一旦サンプルがマッピングされると、各サンプルは隣接するサンプルからTres離される。一実施形態では、処理はランダムジッター、データ依存ジッター、決定論的ジッター、総ジッターの一つ以上を含むジッターを計算することを含む。一実施形態では、ジッターを分析するため、各サンプル領域は分けて分析されて、サンプル領域/サブセット内で起こっている全ての平均エッジ位置を見つける。
図6は、全般的に600で示される、本発明の一実施形態による波形中のジッターを決定するためのフローチャートである。まず602で、サンプル領域内のデータを一度に一サンプルずつ、サンプリングされた最初のビットから始めてサンプリングされた最後のビットで終わるまで、ループしていく。殆どのデータは同じ状態のデータに取り囲まれた論理的なローまたはハイからなることになる。604で、データ内の遷移領域が同定される。遷移領域は、ここに組み込まれた2006年出願の図2dの例のように0と1の混交を含んだデータの組として同定される。一般に、何がある遷移領域を他のものから分けるかを定義するためにルールが必要となる。例えば、波形中のデータが定常状態の単位間隔(UI)/4と等価なものを含んでいる時には、いかなる異なるデータも新たな遷移領域の始まりと考えられるであろう。更に、サンプル領域の始めまたは終りで遷移領域を示し得るデータを無視するための一般的なルールも必要となる。
各遷移領域は明白なエッジを示すので、606で計算を行って各遷移領域の標準偏差を決定する。実用的には、標準偏差は、無視できる量の周期ジッター等を含み得るものの、ランダムジッターである。606ではまた、計算を行って各明白なエッジの平均位置と、明白なエッジが起こった最初と最後の時間を決定する。方法は608に進み、最後の領域中の最後のデータがループされたかどうかを決める。もしそうであれば、方法は610に進む。もし最後の領域中の最後のデータがループされていなければ、方法は602に進んで再び開始される。
方法は610に進み、そこで各サンプル領域中の各明白なエッジがデータパターン中のエッジと関連づけられる。一般に、エッジはそれらの理想的な時間には起こらないのでルールが必要となる。例えば、もし見つけられた最初の明白なエッジが時間0にあると考えられてパターンエッジ0と関連付けられた時、別の明白なエッジは、そのエッジが実効的にN(UI)+/−.5UIの範囲内で起こっている時には、パターンエッジNと関連付けられても良い。
ドリフトおよび/または周波数差が、期待されたデータレートとDUTのデータレートとの間に起こり得る。エラーはまたサンプリングレートにも存在し得る。これらの事柄はフローチャート600のステップ612−620内で対処される。ドリフトおよび/または周波数差は、測定の取得を通じて一定のレートで増加するエラーとしてそれら自体を明示する。従って、もしエラーが増加するレートを時間の関数として決めることができれば、そのエッジが取得された時間と関連付けられているエラーを計算することによって、エラーを各明白なエッジの位置から除去することができる。612−616で、各パターンエッジについて、そのパターンエッジと関連付けられている全ての明白なエッジに基づいて、測定されたUIが計算される。一実施形態では、ステップ614は最小2乗線形回帰の方法論を使って行われる。方法は618に進み、そこで全てのパターンエッジの測定されたUIが各パターンエッジについて計算された測定されたUIの平均として計算される。エラーが増加するレートは、期待されたUIと測定されたUIの間の比によって決定することができる。方法は620に進み、決定されたレートと、取得の開始とその明白なエッジが取得された時間との間に起こったUIの数とに基づいて、各明白なエッジの平均位置が調節される。順序付けられていないサンプリングでは明白なエッジの平均位置を決める情報が測定全体を通じて広がっている時間の範囲で取得されるという点で、ローカルに順序付けられたストロービングは順序付けられていないサンプリングとは異なっている。順序付けられていないサンプリング計算の場合のように、全く異なる取得時間からのデータをマージして明白なエッジの平均実効位置を生成すると、そのエッジが取得された時間を決めることができない。このため、エラーが増加するレートは確立することも明白なエッジの位置に適用することもできない。
方法は622−628に進み、各パターンエッジの平均位置とエラーを決定する。624で、各パターンエッジの平均位置は、そのパターンエッジと関連付けられている全ての明白なエッジの平均位置として計算される。626で、各パターンエッジのエラーは。エッジの平均実効位置とその理想的位置との間の差として計算される。方法は630に進み、データ依存ジッターを最もポジティブなパターンエッジエラーと最もネガティブなパターンエッジエラーとの間の差として計算する。
本発明の実施形態は、高速なサンプリング周波数を有するローカルに順序付けられたストロービングのシステムと方法を提供し、その結果取得時間を最小化し、周期的ジッターのような低周波数ジッターを拒絶する。
上述した通り、ここに記載した方法と技術はローカルに順序付けられたストロービングシステムによって実装される。ローカルに順序付けられたストロービングシステムを構成する装置の実施形態は、デジタル電子回路に実装されても良いし、プログラム可能なプロセッサ(例えば、コンピュータファームウェア、ソフトウェアまたはそれらの組み合わせのような特別目的用プロセッサまたは汎用プロセッサ)で実装されても良い。これらの技術を具現化する装置は、適当な入力および出力装置、プログラム可能なプロセッサ、およびプログラム可能なプロセッサによる実行のためのプログラム命令を実体的に具現化する格納媒体を含んでも良い。これらの技術を具現化するプロセスは、入力データに演算を施し適当な出力を生成することによって所望の機能を行うための命令のプログラムを実行するプログラム可能なプロセッサによって行われても良い。技術は、データ格納システム、少なくとも一つの入力装置、および少なくとも一つの出力装置からデータと命令を受け取り、それらにデータと命令を送ることと結合された少なくとも一つのプログラム可能なプロセッサを含んだプログラム可能なシステム上で実行可能な一つ以上のプログラムに実装されても良い。一般に、プロセッサはリードオンリーメモリおよび/またはランダムアクセスメモリから命令とデータを受け取ることになる。コンピュータプログラム命令およびデータを実体的に具現化するのに好適な格納装置は、EPROM,EEPROM、フラッシュメモリ装置などの半導体メモリ装置や、内部ハードディスクやリムーバブルディスクなとの磁気ディスクや、磁気光学ディスクや、CD−ROMディスクを例として含む、あらゆる形の非揮発性メモリを含む。前記のいずれもは、特定の設計をされた特定アプリケーション用集積回路(ASICs)によって補足されるか、またはそれに組み込まれるかしても良い。
ここでは特定の実施形態が説明され記載されたが、同じ目的を達成するように計算されたあらゆる配置を、示された特定の実施形態に代用しても良いことは当業者には理解されるであろう。この出願は本発明のあらゆる適応例や変形例を包含することが意図されている。従って、この発明は請求項とそれらに等価なものによってのみ限定されることが意図されている。
図1aは、従来技術の教えに従ったウォーキングストローブを使った信号ストローブ測定の一実施形態のグラフィックな描写である。図1bは、従来技術の教えに従った図1aの信号ストローブ測定の順序付けられたストロービングのグラフィックな描写である。 図2aは、本発明の教えに従ったウォーキングストローブ(ローカルに順序付けられたストロービング)を使った信号ストローブ測定の一実施形態のグラフィックな描写である。図2bは、本発明の一実施形態における図2aの信号ストローブ測定のローカルに順序付けられたストロービングのグラフィックな描写である。 図3aは、本発明によるウォーキングストローブ(ローカルに順序付けられたストロービング)を使った信号ストローブ測定の別の実施形態のグラフィックな描写である。 図3bは、本発明の一実施形態における図3aの信号ストローブ測定のローカルに順序付けられたストロービングのグラフィックな描写である。 図4は、本発明の教えに従った信号をストロービングするシステムの一実施形態のブロック図である。 図5aは、本発明の教えに従ったローカルに順序付けられたストロービングの方法の一実施形態のフローチャートである。 図5bは、本発明の一実施形態におけるローカルに順序付けられたストロービングからの処理情報を説明するフローチャートである。 図6は、本発明の教えに従ったローカルに順序付けられたストロービングの方法の一実施形態のフローチャートである。

Claims (39)

  1. ローカルに順序付けられたストロービング方法であって、
    少なくとも一つの試験下の装置(DUT)出力信号を受け取り、DUT出力信号は繰り返しパターンを有することと、
    所望の期間に渡って非同期サンプリングクロックを使ってDUT出力信号をサンプリングし、繰り返しパターンの各周期を少なくとも2回サンプリングすることと、
    非同期サンプリングクロックのサンプリング周波数は1つ以上のユーザ入力に基づいており、
    DUT出力信号のサンプリングは、DUT出力信号の単一の周期の各エッジを表す論理状態情報を少なくとも1回捕捉することからなり、
    サンプルをサブセットに分けて、サンプルを繰り返しパターンの単一の周期にマッピングし、特定のサブセット内のサンプルはサンプルが取得されたときと同じ順序をもった時間の組にマッピングされることと、
    他のサブセットのサンプルとは独立して各サブセット内のサンプルを処理することと、
    処理されたサブセットの結果を組み合わせることと、
    サブセットの組み合わされた結果を処理することと、
    からなる方法。
  2. 一つ以上のユーザ入力が、繰り返しパターンの一周期毎のビット数と、単一のビット周期の長さと、目標実効サンプリング分解能と、実効的に繰り返しパターンに跨ってウォーキングする回数と、サンプリングすべきジッター測定ピンと、からなる請求項1の方法。
  3. DUT出力信号のサンプリングが更に、各エッジと隣接する安定した領域の一部を表す論理状態情報を少なくとも1回捕捉することからなる、請求項1の方法。
  4. DUT出力信号の単一の周期内の各サンプルは異なるサンプルサブセットに属する、請求項1の方法。
  5. 更に、サンプルをメモリに格納することからなる、請求項1の方法。
  6. 更に、格納されたサンプルを処理することからなる、請求項1の方法。
  7. 単一のサブセットのサンプルの実効位置が、隣接するサブセットのサンプルと重なる、請求項1の方法。
  8. 更に、関連したサブセットのサンプルに基づいた各エッジのジッターを計算することからなる、請求項1の方法。
  9. 更に、DUT出力信号のランダムジッター、データ依存ジッター、総ジッターの一つ以上を計算することからなる、請求項1の方法。
  10. 更に、DUT出力信号のジッターの周波数成分を計算することからなる、請求項9の方法。
  11. 更に、実効的なエッジが2つのサンプルサブセットの交点で起こり、どちらのサブセットでも捕捉されないリスクを、各サンプルサブセット内のサンプル数を増やして低減することからなる、請求項1の方法。
  12. 更に、僅かなサンプルのエラーの影響を、サンプル数を増やして低減することからなる、請求項1の方法。
  13. 更に、ストローブ周波数エラーとDUTドリフトによって起こされるエラーを、エラーが時間の関数として増加する割合を決定し、これらの決定されたエラーを測定結果に影響を与えるファクターとして適用することにより低減することからなる、請求項1の方法。
  14. 更に、測定を行うのに必要とされる時間を、取得されたサンプル数を減らすことによって低減することからなる、請求項1の方法。
  15. ジッター測定の方法であって、
    所望の期間に渡って非同期サンプリングクロックを使って試験下の装置(DUT)出力信号をサンプリングすることと、
    DUT出力信号は繰り返しパターンを有し、繰り返しパターンの各周期を少なくとも2回サンプリングし、
    非同期サンプリングクロックのサンプリング周波数は1つ以上のユーザ入力に基づいており、
    DUT出力信号のサンプリングは、DUT出力信号の単一の周期の各エッジを表す論理状態情報を少なくとも1回捕捉することからなり、
    サンプルをサブセットに分けて、サンプルを繰り返しパターンの単一の周期にマッピングし、特定のサブセット内のサンプルはサンプルが取得されたときと同じ順序をもった時間の組にマッピングされることと、
    他のサブセットのサンプルとは独立して各サブセット内のサンプルを処理することと、
    処理されたサブセットの結果を組み合わせることと、
    サブセットの組み合わされた結果を処理することと、
    からなる方法。
  16. ジッターを測定する方法であって、
    少なくとも一つの試験下の装置(DUT)出力信号を受け取り、DUT出力信号は繰り返しパターンを有することと、
    複数のユーザ入力を受け取ることと、
    ユーザ入力に基づいてサンプリング周波数を計算することと、
    計算されたサンプリング周波数に基づいてDUT出力信号をサンプリングすることと、
    サンプルを繰り返しパターンの単一の周期にマッピングし、サンプルはサンプルサブセットに分けられており、各サンプルサブセットのサンプリング周波数は繰り返しパターンの周期よりも大きい時間の断片に設定されて、関連するサンプルサブセットの各クロックが実効的に前のサンプルよりも時間の断片分遅く繰り返しパターンをサンプリングするようになることと、
    他のサブセットのサンプルとは独立して各サブセット内のサンプルを処理することと、
    処理されたサブセットの結果を組み合わせることと、
    サブセットの組み合わされた結果を処理することと、
    からなる方法。
  17. ユーザ入力が、繰り返しパターンの一周期毎のビット数と、単一のビット周期の長さと、目標実効サンプリング分解能と、実効的に繰り返しパターンに跨ってウォーキングする回数と、サンプリングすべきジッター測定ピンと、の一つ以上からなる請求項16の方法。
  18. 各サンプルサブセットが、DUT信号の単一の周期の少なくとも一つのエッジを含む、請求項16の方法。
  19. 各サンプルサブセットが、DUT信号の単一の周期の少なくとも一つのエッジと、各エッジを囲んでいる安定した領域の一部を含む、請求項16の方法。
  20. 更に、サンプルをメモリに格納することからなる、請求項16の方法。
  21. 更に、格納されたサンプルを処理することからなる、請求項20の方法。
  22. 更に、関連したサブセットのサンプルに基づいて各エッジのジッターを計算することからなる、請求項16の方法。
  23. 更に、DUT出力信号のランダムジッター、データ依存ジッター、総ジッターの一つ以上を計算することからなる、請求項16の方法。
  24. 更に、DUT出力信号の特性が、試験下の装置の電圧対時間要求に合致するかどうか決定すること、からなる請求項16の方法。
  25. 特性が実効的なエッジの立ち上がり時間と落ち下がり時間の一つ以上を含む、請求項24の方法。
  26. 更に、DUT出力信号のエッジが、要求されるテンプレートまたはアイダイアグラム内に収まるかどうかを決定すること、からなる請求項16の方法。
  27. 自動化試験設備システムであって、
    少なくとも一つの出力信号を試験下の装置から受け取り、出力信号を期待された出力信号と比較するようになっている比較器であって、出力信号は繰り返しパターンを有するものと、
    ユーザ入力に基づいてサンプリングクロックを生成するようになっているクロックソースと、
    サンプリングクロックに基づいて出力信号のサンプルを取得するようになっているラッチング回路であって、サンプルはサンプルサブセットに分けられており、各サンプルサブセットのサンプリング周波数は繰り返しパターンの周期よりも大きい時間に設定されて、関連するサンプルサブセットの各クロックが実効的に前のサンプルよりも時間の断片分遅く繰り返しパターンをサンプリングするようになるものと、
    他のサブセットのサンプルとは独立して各サブセット内のサンプルを処理するようになっているプロセッサであって、プロセッサは更に全ての処理されたサブセットの結果を組み合わせ、組み合わされた結果を処理するようになっているものと、
    からなるシステム。
  28. ユーザ入力が、繰り返しパターンの一周期毎のビット数と、単一のビット周期の長さと、目標実効サンプリング分解能と、実効的に繰り返しパターンに跨ってウォーキングする回数と、サンプリングすべきジッター測定ピンと、の一つ以上からなる請求項27のシステム。
  29. 更に、サンプルされたデータを格納するようになっているメモリからなる、請求項27のシステム。
  30. 更に、格納されたデータを分析するようになっているプロセッサからなる、請求項29のシステム。
  31. プロセッサは、サンプルを繰り返しパターンの単一の周期にマッピングする、請求項30のシステム。
  32. プロセッサは、関連したサブセットのサンプルに基づいて出力信号の周期の各エッジのジッターを計算する、請求項30のシステム。
  33. 出力信号の単一の周期内の各エッジを表す論理状態情報を少なくとも1回捕捉する、請求項27のシステム。
  34. 出力信号の単一の周期内の各エッジと隣接する安定した領域の一部を表す論理状態情報を少なくとも1回捕捉する、請求項27のシステム。
  35. 出力信号の単一の周期内の各サンプルは異なるサンプルサブセットに属する、請求項27のシステム。
  36. プロセッサは、出力信号のランダムジッター、データ依存ジッター、総ジッターの一つ以上を計算する、請求項30のシステム。
  37. プロセッサは、出力信号の特性が、試験下の装置の電圧対時間要求に合致するかどうか決定し、特性が実効的なエッジの立ち上がり時間と落ち下がり時間の一つ以上を含む、請求項30のシステム。
  38. プロセッサは、DUT出力信号のエッジが、要求されるテンプレートまたはアイダイアグラム内に収まるかどうかを決定する、請求項30のシステム。
  39. 自動化試験設備システムであって、
    少なくとも一つの出力信号を試験下の装置から受け取るようになっているバッファであって、出力信号は繰り返しパターンを有するものと、
    バッファの出力と結合され、バッファリングされた出力信号を期待された出力信号と比較するようになっている比較器と、
    ユーザ入力に基づいてサンプリングクロックを生成するようになっているクロックソースと、
    サンプリングクロックに基づいて比較器の出力信号のサンプルを取得するようになっているラッチング回路であって、サンプルはサンプルサブセットに分けられており、各サンプルサブセットのサンプリング周波数は繰り返しパターンの周期よりも大きい時間の断片に設定されて、関連するサンプルサブセットの各クロックが実効的に前のサンプルよりも時間の断片分遅く繰り返しパターンをサンプリングするようになるものと、
    他のサブセットのサンプルとは独立して各サブセット内のサンプルを処理するようになっているプロセッサであって、プロセッサは更に全ての処理されたサブセットの結果を組み合わせ、組み合わされた結果を処理するようになっているものと、
    からなるシステム。
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