JP2009515089A - グロープラグユニット、および複数のグロープラグユニットの駆動システム - Google Patents
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Abstract
本発明は、グロープラグユニット(120a、120b)を制御線路(110a、110b、110c)に接続するための入力端(10)を有するグロープラグユニット(120a、120b)であって、前記制御線路を介して前記グロープラグユニット(120a、120b)のグロープラグ(51)が駆動制御される形式のグロープラグユニットに関する。本発明によれば、前記グロープラグユニット(120a、120b)は出力端(20)を有し、該出力端を介して少なくとも1つの別のグロープラグユニット(120a、120b)が前記制御線路(110a、110b、110c)と接続される。
Description
従来技術
本発明は、グロープラグユニットに関するものである。このグロープラグユニットは、これを制御線路に接続するための入力端を有し、この制御線路を介してグロープラグユニットのグロープラグが制御される。
本発明は、グロープラグユニットに関するものである。このグロープラグユニットは、これを制御線路に接続するための入力端を有し、この制御線路を介してグロープラグユニットのグロープラグが制御される。
本発明はさらに、複数のグロープラグを駆動するためのシステムに関するものであり、このシステムは中央グロー時間制御装置と、それぞれ1つのグロープラグを備える少なくとも2つのグロープラグユニットとを有する。
さらに本発明は、複数のグロープラグユニットの駆動方法に関するものである。ここで各グロープラグユニットはそれぞれ1つのグロープラグを有し、グロープラグユニットを制御するための中央グロー時間制御装置が設けられている。
従来のグロープラグユニットと、相応の装置は各グロープラグごとに少なくも1つの電気線路を、相応するグロープラグにエネルギーを供給するために必要とする。そのためとりわけ多数のグロープラグを使用する場合、中央グロー時間制御装置と種々異なるグロープラグとを接続するために甚だしい配線コストが発生する。
従来の装置のさらなる欠点は、個々のグロープラグないしはグロープラグユニットと接続するために、中央グロー時間制御装置が多数のコネクタピンと、相応に複雑で高価な接続コネクタを必要とすることである。
発明の課題
したがって本発明の課題は、冒頭に述べた形式のグロープラグユニット、ならびに相応の装置および駆動方法を改善し、必要な配線コストが小さく、しかも従来のシステムに対して機能性が低下しないように構成することである。
したがって本発明の課題は、冒頭に述べた形式のグロープラグユニット、ならびに相応の装置および駆動方法を改善し、必要な配線コストが小さく、しかも従来のシステムに対して機能性が低下しないように構成することである。
この課題は、冒頭に述べた形式のグロープラグユニットにおいて本発明により、グロープラグユニットが出力端を有し、この出力端を介して少なくも1つの別のグロープラグユニットが制御線路と接続されることによって解決される。
発明の利点
入力端および出力端を備える本発明のグロープラグユニットの構成により、従来のシステムに対して、複数のグロープラグユニットを直列に接続することができ、例えば中央グロー時間制御装置を中心にグロープラグユニットが配置された星形接続よりも配線コストが低下する。これによりグロー時間制御装置でのコネクタピンの数が低下する。
入力端および出力端を備える本発明のグロープラグユニットの構成により、従来のシステムに対して、複数のグロープラグユニットを直列に接続することができ、例えば中央グロー時間制御装置を中心にグロープラグユニットが配置された星形接続よりも配線コストが低下する。これによりグロー時間制御装置でのコネクタピンの数が低下する。
本発明のこの課題のさらなる解決手段として、請求項9によるシステムおよび請求項12による方法がそれぞれ示されている。
本発明の別の有利な実施形態は従属請求項の対象である。
本発明のその他の特徴、実施態様および利点は、図面に示された本発明の実施例の以下の説明から明らかになる。
請求の範囲および明細書に述べられた特徴的構成はそれぞれ個別にも、または任意の組み合わせでも実施可能である。
図1は、本発明によるシステムのブロック回路図を示す。
図2は、本発明によるグロープラグユニットの実施形態のブロック回路図を示す。
図3aは、本発明の位置評価ユニットの第1実施形態を示す。
図3bは、本発明の位置評価ユニットの第2実施形態を示す。
図4は、本発明のさらなる実施形態を示した図である。
図5は、本発明による方法の有利な実施形態に関するフローチャートを示す。
図1は、本発明によるシステムのブロック回路図を示す。
図2は、本発明によるグロープラグユニットの実施形態のブロック回路図を示す。
図3aは、本発明の位置評価ユニットの第1実施形態を示す。
図3bは、本発明の位置評価ユニットの第2実施形態を示す。
図4は、本発明のさらなる実施形態を示した図である。
図5は、本発明による方法の有利な実施形態に関するフローチャートを示す。
実施例の説明
図1は、本発明のシステム100の第1実施例の簡素化したブロック回路図を示す。このシステムは中央グロー時間制御装置110と複数のグロープラグユニット120a、120bを有する。システム100は例えば自己着火型内燃機関の自動車に使用される。個々のグロープラグユニット120a、120bに設けられ、図1には詳細に図示されていないグロープラグによって内燃機関の主従異なる気筒の燃焼室が予加熱される。
図1は、本発明のシステム100の第1実施例の簡素化したブロック回路図を示す。このシステムは中央グロー時間制御装置110と複数のグロープラグユニット120a、120bを有する。システム100は例えば自己着火型内燃機関の自動車に使用される。個々のグロープラグユニット120a、120bに設けられ、図1には詳細に図示されていないグロープラグによって内燃機関の主従異なる気筒の燃焼室が予加熱される。
本発明によれば、複数のグロープラグユニット120a、120bのうち第1のグロープラグユニットだけが中央グロー時間制御装置110と接続されている。さらなるグロープラグユニット120b...は、図1から分かるように、第1のグロープラグユニット120aに直接に接続されている。このようにして本発明のシステム100では、中央グロー時間制御装置110の領域での配線コストが低減される。さらに中央グロー時間制御装置110では、ただ1つのコネクタピンだけが、本発明による複数のグロープラグユニット120a、120b,...を接続するために必要なだけである。
内燃機関の隣接する気筒に配属された個々のグロープラグユニット120a、120bは、内燃機関の構造上、通常は直接並置されているから、制御線路110aのさらなる区間110b、110cにおけるオーム性線路損失は従来のシステムの線路接続の場合よりも小さい。この制御線路110a自体は、中央グロー時間制御装置110と従来の構造形式のグロープラグユニットとの間の接続線路よりも格段に短いと見なされる。
図2は、本発明によるグロープラグユニット120の実施形態のブロック回路図を示す。図1に示したグロープラグユニット120a、120bは同じ構造を有する。
図2は、本発明によるグロープラグユニット120の実施形態のブロック回路図を示す。図1に示したグロープラグユニット120a、120bは同じ構造を有する。
図2から分かるように、グロープラグユニット120は入力端10と出力端20を有する。入力端10を介してグロープラグユニット120は、中央グロー時間制御装置110から発する制御線路110aと直接接続される。一方、グロープラグユニット120の出力端20は、別のグロープラグユニット120の入力端1−と、例えば制御線路110a、110b、110cの別の区間110b(図1)を介して接続されている。
入力端10を出力端20と第1のグロープラグユニット120a内で電気接続することによって、第1のグロープラグユニット120a(図1)の入力端10に接続された制御線路110aを第1のグロープラグユニット102aによって接続し、そして後続のグロープラグユニット120b,...のために使用することができる。入力端10を出力端20と接続することは、例えば相応のスイッチ(図示せず)によって行うことができる。このスイッチは有利には低抵抗の半導体スイッチとして構成されている。さらなるグロープラグユニット120b,..は同じようにして、制御線路110b,110c,..がそれぞれ後続のグロープラグユニットに接続されているか否かを検出することができる。これにより中央グロー時間制御装置110から発する駆動制御信号を相応にさらに導通することができる。
入力端10と出力端20の接続過程と、ダイアグノシスを実行するための過程とをローカルで調和するために、本発明のグロープラグユニット120(図2)はロ―カル制御ユニット40を有する。このローカル制御ユニット40はマイクロコントローラまたはアプリケーション専用集積回路、ASICとして構成されている。
ローカル制御ユニット40はさらに駆動制御信号の評価に用いられる。この駆動制御信号は、中央グロー時間制御装置110から制御線路110a,110b,110cを介してグロープラグユニット120a,120b,..に出力される。
この種の駆動制御信号を受信するために、グロープラグユニット120は図示しない通信ユニットを有する。この通信ユニットは、制御線路110a、110b、110cと基準電位、例えばアース電位との間の電圧レベルを評価し、この電圧レベルにより中央グロー時間制御装置110の相応のアドレス信号および駆動制御信号が符号化される。同じようにして、グロープラグユニット120の通信ユニットも信号を形成し、制御線路110a,110b、110cを介して伝送することができる。
本発明のグロープラグユニット120がそのアドレスコードを識別するためには、複数のグロープラグユニット120a,120b,..(図1)の直列回路内での自分の位置を識別できることが必要である。このために位置評価ユニットが設けられており、この位置評価ユニットは図2のブロック回路図に参照符合30により示されている。
この位置評価ユニット30は、少なくとも1つの抵抗素子および/または誘導性素子を有する。この素子は、位置検出過程中に入力端10と出力端20との間に接続可能である。このことにより、第1のグロープラグユニット120aの入力端10と、位置検出過程中に有利にはアース電位と接続される最後のグロープラグユニットの出力端との間に分圧構成体が発生する。この分圧構成体は、各グロープラグユニット120の抵抗素子ないしは誘導性素子の直列回路からなる。
オーム抵抗を抵抗素子として使用する場合、相応に簡単なオーム性分圧器が生じる。またすべてのオーム抵抗を同じ抵抗値により構成すれば、入力端10ないしは出力端20とアース電位との間の電圧を検出することによって、分圧法則を適用することにより簡単に直列回路内での各グロープラグユニット120の位置を推定することができる。
図3aは、位置評価ユニット30を例として示す。この位置評価ユニット30はオーム抵抗Rを有し、この抵抗Rはスイッチ15a、15bによってグロープラグユニット120(図2)の入力端10と出力端20との間に接続することができる。図示の実施形態ではさらに、電圧測定のための手段Vが設けられている。この手段Vは、オーム抵抗Rの図3aで左にある端子とアース電位(図示せず)との間の電位差を測定する。位置識別の終了後、スイッチ15a、15bは開放され、図3aに示された状態となる。スイッチ15a、15bは有利には半導体スイッチ、とりわけ電界効果トランジスタとして構成することができる。
本発明の特に有利な別の実施形態では、オーム抵抗Rとスイッチ15a、15bの代わりに、ただ1つの半導体スイッチ(図示せず)を位置評価ユニット30に設けることができる。この場合、半導体スイッチは有利は電界効果トランジスタとして構成されており、ゲート電極を相応に制御することによって、図3aの実施例で設けられたオーム抵抗Rをその固有のドレイン−ソース抵抗によりシミュレートする。このドレイン−ソース抵抗はドレイン電極とソース電極との間に形成される。すなわちこの場合、電界効果トランジスタは、入力端10を出力端20に接続するためのスイッチ15a、15b(図3a)の機能と、電位識別のために必要な直列抵抗の機能とを同時に実現する。電圧測定は、図3aに示した実施例と同様に行うことができる。
本発明の位置評価ユニット30の別の実施形態では、位置評価ユニット30が誘導性素子L、例えばインダクタンスが設定可能なコイルを有する。これが図3bに示されている。前の説明と同じように、ここでも誘導性分圧器がグロープラグユニット120a,120b,..(図1)の直列回路内に生じる。
制御線路110aに、中央グロー時間制御装置110によってピーク状の駆動制御信号を印加すると、コイルLを介して降下する各電圧の立上がり時間から相応するグロープラグユニット120の位置を推定することができる。なぜなら、グロープラグユニット120の位置に応じて、コイルの直列回路であるので、立上がり時間に影響する、それぞれ異なるインダクタンスが作用するからである。コイルLを介する電圧はさらに前に説明した手段Vによりローカルに電圧測定することができ、一方、立上がり時間の相応の監視は有利にはローカル制御ユニット40によって行われる。
本発明の位置評価ユニット30の別の特に有利な実施形態では、誘導性素子Lの代わりに容量性素子が設けられている。この容量性素子により、前に説明した方法と同じように位置検出することができ、容量性素子は誘導性素子Lより簡単かつ安価に実現することができる。
位置検出が上手くいくと、各グロープラグユニット120a,120b,..は相応の情報を得ることができ、この情報を有利には不揮発性メモリ、例えばローカル制御ユニット40に集積されたEEPROMに記憶する。スイッチ15a、15b(図3a)の制御は有利には同様にローカル制御ユニット40によって行われる。
図4は、グロープラグユニット120に同様に含まれるモジュール50の第1実施例を示す。このモジュール50はグロープラグ51を有する。図4から分かるように、グロープラグ51のアース端子51bはアース電位に固定的に接続されており、グロープラグ51の駆動電圧端子51aはスイッチ16を介して入力端10と接続される。例えばグロープラグ51の駆動電圧端子51aは、グロープラグ51を駆動制御すべき場合、スイッチ16を介して常に入力端10と接続される。この場合、グロープラグ51には入力端10と相応の制御線路110a,110b,..を介して中央グロー時間制御装置110から電気エネルギーが供給される。すなわちこの場合、中央グロー時間制御装置110は、通常は制御線路110a,110b,..を介して交換される駆動制御信号の代わりに、十分に大きな電力を提供し、グロープラグ51への十分なエネルギー供給を確保しなければならない。
この場合、注目するグロープラグユニットに前置されるグロープラグユニットでは、そのモジュール50を相応に次のように設定しなければならない。すなわち、それぞれのスイッチ16が入力端10を出力端20と直接接続し、これにより電気エネルギーが駆動制御すべきグロープラグ51に伝達されるように設定しなければならない。すなわち、グロープラグ51が駆動制御されるべきではないグロープラグユニットでは、スイッチ16が入力端10を出力端20と接続する。
グロープラグ51の駆動診断は、図4に示した電圧測定手段Vによって可能である。このために手段Vは、ローカル制御ユニット40による制御の下で、グロープラグ51に調整される電圧経過を記録し、典型的な電圧値ないしは電圧経過から異なる場合、該当するグロープラグユニット120の診断通報を中央グロー時間制御装置110に送信することができる。
これによって短絡識別が実現される。グロープラグ51の駆動制御中に、このグロープラグ51に印加される電圧が低下すると、このグロープラグ51の領域での短絡が推測される。グロープラグ51の老化も、このグロープラグ51の駆動制御時に調整される電圧経過の変化によって同様に検出することができる。
図4に示された電圧測定手段Vは、図3aに示した手段と同じにすることができる。この場合、測定装置Vは入力端10と固定的に直接接続することができ、位置識別のために、またはグロープラグ51の駆動時に診断のためにアクティベートされる(図4)。
特に有利には電圧測定手段Vはローカル制御ユニット40に直接集積することもできる。この集積は例えば、マイクロコントローラとして構成されたローカル制御ユニット40の少なくとも1つのA/D(アナログ/デジタル)変換器チャネルの形態で行われる。
グロープラグ51に供給される電力は、一方では中央グロー時間制御装置110から制御線路110a,110b,..に印加される電圧の選択によって調整することができ、他方ではローカルにグロープラグユニット120でローカル制御ユニット40によって調整することができる。ローカルに制御する場合、ローカル制御ユニット40はスイッチ16を、例えば所定のパターンにしたがって開放および閉鎖し、これによりグロープラグ51のパルス幅変調駆動制御を可能にする。
図4に示したモジュール50の構成の代わりに、グロープラグ51を駆動制御するために、すべてのグロープラグユニット120で入力端10(図2)を出力端20と接続し、相応のグロープラグ51の駆動電圧端子51aをモジュール50に設けられたスイッチ(図示せず)によって選択的に入力端10ないしは出力端20と接続するか、またはこれから分離することも可能である。この場合、複数のグロープラグユニット120のグロープラグ51を同時に並列に駆動制御できるので特に有利である。なぜなら、すべてのグロープラグユニット120ないしはモジュール50にそれぞれの入力端10を介して電気エネルギーが供給されるからである。この場合、中央グロー時間制御装置110(図1)が十分に大きな電力を、制御線路110a,110b,..を介して提供できることが保証されなければならず、ローカルのグロープラグユニット120では、入力端10をそれぞれの出力端20と接続するために設けられたスイッチが発生する電流用に設計されていなければならない。
特に有利には本発明のグロープラグユニット120はエネルギー供給ユニット(図示せず)を有する。このエネルギー供給ユニットは、グロープラグユニット120に制御線路110a,110b,110cを介して供給される電気エネルギーを蓄積し、および/またはグロープラグユニット120、とりわけローカル制御ユニット40の素子に提供する。エネルギー供給ユニットにはこのためにそれ自体公知のように、電圧変換器、保護ダイオードまたはローカル電荷蓄積器を装備することができる。
本発明の方法の実施形態を以下、図5に示されたフローチャートに基づいて説明する。
ステップ120で、中央グロー時間制御装置110(図1)はまず所定の電圧を制御線路110aに印加し、種々異なるグロープラグユニット120a,120b,..の位置評価ユニット30のそれぞれのスイッチ15a,15bは閉成される。これにより位置評価を行うことができる。
引き続きステップ210で、各グロープラグユニット120a,120b,..の求められた位置がローカル制御ユニット40の例えば不揮発性メモリに格納される。場合により、個々のグロープラグユニット120の状態フィードバックを中央グロー時間制御装置110に通報することができる。この状態フィードバックでは、個々のグロープラグユニット120の相応の位置情報も有利には共に伝送される。
ステップ220では、所定のグロープラグユニット120bの駆動制御が行われる。駆動制御は例えば次のように行うことができる。すなわち、中央グロー時間制御装置110が制御線路110a,110b,..を介してまず、駆動制御すべきグロープラグユニット120bのアドレスないしは位置を、場合により駆動制御パラメータ、例えば駆動制御持続時間または電力プロフィールと共に出力するのである。
相応するグロープラグユニット120bの通信ユニットは、アドレス比較ないしは位置比較が行われた後、制御線路110a,110b,..を介して受信された情報を、グロープラグユニット120bのローカル制御ユニット40にさらに伝送する。引き続き、グロープラグユニット120bのグロープラグ51は相応に駆動制御される。
本発明のシステム100の利点は、すべてのグロープラグユニット120を同じに構成することができることであり、前記の位置識別を介していわば自動的に初期化されることである。これによりグロープラグユニット120の組立ての際に特別に順序等に注意する必要がない。さらに中央グロー時間制御装置110に接続されたグロープラグユニット120の絶対数を簡単に求めることもできる。
さらに本発明の直列回路によって、従来にシステムと比較して電力損失が低減され、特に簡単かつ低コストで配線が可能である。特に有利には制御線路の第1区間110aは特に断面積の大きな線路として構成することができる。なぜなら、この区間110aにおける電力損失の低減は直列回路であるのですべての駆動制御過程に作用するからである。
さらなる利点として本発明のシステム100では、制御線路110aの接続に用いられるただ1つのコネクタピンを中央グロー時間制御装置110に設ければ良い。
さらにそれぞれのグロープラグユニット120に集積された測定装置V(図3a、4)によって、各グロープラグ51の診断を行うこともできる。
素子110,120と制御線路110a,110b,110c,..を介して通信するために、シングルワイヤ伝送に適した従来のプロトコルを使用することができる。
ノイズ耐性がある自己同期型のマンチェスター符号化を、伝送すべきデータの符号化のために使用することもできる。
さらに制御線路110a,110b,110c,..を介したエネルギー伝送のために、とりわけグロープラグ51の給電のためにローパス周波数領域を使用し、駆動制御信号はバンドパス周波数領域で伝送することができる。これにより駆動制御信号を相応のフィルタによってそれ自体公知のように、エネルギー伝達のために設けられた直流信号から分離することができる。
一般的に、11Vの駆動電圧に対して設計されたグロープラグも、低電圧グロープラグも共に、本発明のグロープラグユニット120ないしはシステム100により使用することができる。
中央グロー時間制御装置110とグロープラグユニット120a,120b,..との間の通信を確実にするために、次のような標準状態を設けることができる。すなわちこの標準状態では、各グロープラグユニット120内で入力端10が出力端20と、例えば相応のスイッチを介して接続されており、それぞれの通信ユニットはアクティブであり、発生する駆動制御信号を評価することができる。
Claims (16)
- グロープラグユニット(120a、120b)を制御線路(110a、110b、110c)に接続するための入力端(10)を有するグロープラグユニット(120a、120b)であって、
前記制御線路を介して前記グロープラグユニット(120a、120b)のグロープラグ(51)が駆動制御される形式のグロープラグユニットにおいて、
前記グロープラグユニット(120a、120b)は出力端(20)を有し、
該出力端を介して少なくとも1つの別のグロープラグユニット(120a、120b)が前記制御線路(110a、110b、110c)と接続される、ことを特徴とするグロープラグユニット。 - 請求項1記載のグロープラグユニット(120a、120b)において、
ローカル制御ユニット(40)が設けられており、該ローカル制御ユニットはマイクロコントローラ、またはアプリケーション専用集積回路、ASICとして構成されているグロープラグユニット。 - 請求項1または2記載のグロープラグユニット(120a、120b)において、
通信ユニットが設けられているグロープラグユニット。 - 請求項1から3までのいずれか一項記載のグロープラグユニット(120a、120b)において、
位置評価ユニット(30)が設けられており、該位置評価ユニットは少なくとも1つの抵抗素子および/または誘導性素子(R,L)を有し、該素子は、前記入力端(10)と出力端(20)との間に接続されているグロープラグユニット。 - 請求項4記載のグロープラグユニット(120a、120b)において、
電圧測定手段(V)が設けられており、
該電圧測定手段は、前記抵抗素子および/または誘導性素子および/または容量性素子(R,L)における電圧降下、および/または前記抵抗素子および/または誘導性素子および/または容量性素子(R,L)の端子と基準電位、とりわけアース電位との間の電圧を検出するグロープラグユニット。 - 請求項1から5までのいずれか一項記載のグロープラグユニット(120a、120b)において、
前記グロープラグ(51)のアース端子はグロープラグユニット(120a、120b)内で前記アース電位と固定的に接続されており、
前記グロープラグ(51)の駆動電圧端子(51a)が前記入力端(10)と接続されているグロープラグユニット。 - 請求項1から6までのいずれか一項記載のグロープラグユニット(120a、120b)において、
前記電圧測定手段(V)は、前記入力端(10)と出力端(20)との間に印加される電圧、および/または前記入力端(10)と基準電位との間の電圧、ないしは前記出力端(20)と基準電位との間の電圧を検出するグロープラグユニット。 - 請求項1から7までのいずれか一項記載のグロープラグユニット(120a、120b)において、
エネルギー供給ユニットが設けられており、
該エネルギー供給ユニットは、前記グロープラグユニット(120a、120b)に制御線路(110a、110b、110c)を介して供給される電気エネルギーを蓄積し、および/または前記グロープラグユニット(120a、120b)、とりわけローカル制御ユニット(40)の素子に提供するグロープラグユニット。 - 複数のグロープラグ(51)を駆動するためのシステム(100)であって、
該システムは中央グロー時間制御装置(110)と、それぞれ1つのグロープラグ(51)を備える少なくとも2つのグロープラグユニット(120a、120b)とを有する形式のシステムにおいて、
前記中央グロー時間制御装置(110)は制御線路(110a)を介して第1のグロープラグユニット(120a)とだけ接続されており、
さらなるグロープラグユニット(120b)は前記第1のグロープラグユニット(120a)に直列に接続されているシステム。 - 請求項9記載のシステムにおいて、
制御線路(110a、110b、110c)を介して、前記グロープラグユニット(120a、120b)を駆動するための駆動制御信号と、前記グロープラグユニット(120a、120b)の素子、とりわけグロープラグ(51)に供給するための電気エネルギーとが伝達されるシステム。 - 請求項9または10記載のシステムにおいて、
少なくとも1つのグロープラグユニット(120a、120b)は請求項1から8までのいずれか一項記載に従い構成されているシステム。 - 複数のグロープラグユニット(120a、120b)の駆動方法であって、
各グロープラグユニット(120a、120b)はそれぞれ1つのグロープラグ(51)を有し、
前記グロープラグユニット(120a、120b)を駆動制御するための中央グロー時間制御装置(110)が設けられている方法において、
前記グロープラグユニット(120a、120b)を駆動制御するために、制御線路(110a)を介して前記グロー時間制御装置(110)と直接接続された第1のグロープラグユニット(120a)には該グロー時間制御装置(110)から相応の駆動制御信号が印加され、
該駆動制御信号は、前記第1のグロープラグユニット(120a)に直列に接続されたさらなるグロープラグユニット(120b)にさらに伝送される方法。 - 請求項12記載の方法において、
前記制御線路(110a)は、前記第1のグロープラグユニット(120a)によって別のグロープラグユニット(120b)に接続され、これにより前記駆動制御信号をさらに伝送する方法。 - 請求項12または13記載の方法において、
前記各グロープラグユニット(120a、120b)は、当該グロープラグユニット(120a、120b)の直列回路における自分の位置を検出する方法。 - 請求項12から14までのいずれか一項記載の方法において、
診断通報および/または状態通報が前記グロープラグユニット(120a、120b)から前記中央グロー時間制御装置(110)に伝送される方法。 - 請求項12から15までのいずれか一項記載の方法において、
前記制御線路(110a、110b、110c)は、負荷に電気エネルギーを供給するために、とりわけグロープラグ(51)に供給するために使用される方法。
Applications Claiming Priority (2)
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