JP2009513262A - 骨折ブレイス - Google Patents

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Abstract

本発明は、様々な実施の形態において、負傷した四肢、特に負傷した手首を安定させることができるブレイスを提供する。例示的なブレイスは、負傷部位に亘って装着され、ユーザの四肢に接触し、調整可能な覆いおよび圧縮性材料を備える。

Description

四肢、特に手、腕、手首への傷害は、負傷した四肢をサポートし、ギプスまたは他のブレイスの使用で通常処置され、これは、特定の場合には、四肢が手首や他の適用可能な関節の廻りで回るのを防ぐ。このような傷害には、捻挫、骨折、挫傷や他の一般的でありがちな傷害が含まれ、適切に処置されなければ再発する。
ある種の傷害、特に四肢の骨折は、その正常な位置に対して四肢がずれることとなる。この影響は、例えば、開放性の手首の骨折において見られ、その場合、橈骨が皮膚を穿刺して突出し、折れた橈骨がさらに曲がるかさもなくば変形することとなる。このような骨折を処置するため、医師は、骨折した四肢を適切に位置合わせし、次いで、治癒する間、四肢を安定させるのに適当なサポートを適用する。治癒の開始のため骨折した四肢を適切に位置合わせをして安定させる処置は、骨折の「整復」として知られている。ブレイスは、骨折の縮小を維持するため、または負傷した四肢を他に処置するために広く使用されている。このようなブレイスには、ギプスが含まれ、これは、医師によって調製されて患者の四肢の周囲に石膏を形成することで適用される。やがて、石膏は硬化し、堅牢な型の内部で四肢を圧縮したままとする。このようなブレイスは、一般的に効果的ではあるが、患者に不快感や他の問題が生じる。例えば、通常の圧縮ギプスは、調節可能ではないため、四肢上のギプス位置が圧縮にあたって固定される。この圧縮が、患者にとってきつく加わり過ぎてしまうことがあり、また、やがて腕の腫れが引くに従って、緩くなり過ぎることもある。
従って、特に四肢の骨折処置において、ブレイスの機能において大きな自由度を可能としつつ、負傷した四肢に適切なサポートを提供するブレイスを有することが所望される。
本発明は、様々な実施の形態においては、負傷した四肢を固定でき、特定の実施の形態においては、骨折した手首を固定できる調節可能なブレイスを提供することによって、当分野における課題を解決する。また、ブレイスは、骨折、捻挫、打撲またはこれらの他の四肢の負傷の治療に適する。一実施の形態では、ブレイスは、負傷した四肢に亘って装着され、負傷した四肢を実質的に固定する。
一側面として、本発明は、負傷した手首をサポートするブレイスを提供する。ブレイスは、外側シェルおよび内側シェルを有し、負傷した手首の屈曲を阻止するように構成された調整可能な覆いと、外側シェルによって少なくとも部分的に囲まれた圧縮性部材と、調整可能な覆いを締め、および緩めるように構成された第1の機械的ファスナと、外側シェルおよび内側シェルを旋回可能に連結する接続部材とを備える。接続部材は、連続的に成形された接続帯、ヒンジ、折り目または他の適切な如何なる構成部材であってもよい。外側シェルおよび内側シェルの一方または両方は、高剛性シェルであり、任意ではあるが、患者の快適性を高めるために、可撓性材料から形成してもよい。ブレイスは、内側シェルによって少なくとも部分的に囲まれた第2の圧縮性部材をさらに有していてもよく、この圧縮性部材は、ユーザの手首の外側に亘ってフィットするように構成されていてもよい。ブレイスに使用される圧縮性部材は、発泡体、膨張性セル、ゴムまたは他の適切な如何なる材料から形成してもよい。機械的ファスナは、内側シェルおよび外側シェルを接続する少なくとも1つのストラップを有していてもよい。
他の側面として、本発明は、ユーザの手首および前腕の形状に応じた内面を有し、負傷した手首を治療するためのブレイスを提供する。ブレイスは、外側シェルおよび内側シェルを有し、負傷した手首の屈曲を阻止するように構成された調整可能な覆いと、覆いを締めおよび緩めるように構成された機械的ファスナと、調整可能な覆いの外側シェルによって少なくとも部分的に囲まれた第1の圧縮性部材と、調整可能な覆いの内側シェルによって少なくとも部分的に囲まれ、ユーザの手の内側のユーザの母指に隣接した領域の形状に応じた界面を構成する第2の圧縮性部材とを備える。一構成例においては、ブレイスの第2の圧縮性部材は、手領域、手首領域、および前腕領域を有し、手首領域の幅は、手領域の幅および前腕領域の幅より狭く形成されている。一具体例では、第2の圧縮性部材は、ユーザの母指を少なくとも部分的に包むように構成された内部の窪みを有する手領域を含む。また、ブレイスの内部の窪みには、ユーザの母指を挿入させるための開口部を設けてもよい。
さらなる具体例では、ブレイスは、ブレイスの一部に取り付けられ、ブレイスから第1の機械的ファスナを解放することによって解放されるように構成されたコンプライアンス監視部材をさらに備える。コンプライアンス監視部材によって、患者がブレイスを取り外したり緩めたりしたかを示唆する証拠として、医師は、コンプライアンス監視部材を取り外したか否かを識別できる。
本発明のこれらのおよびこの他の特徴および利点については、本発明の例示的な実施の形態に関連して、以下に詳細に説明する。
本明細書中に記載の器具と方法は、負傷した四肢を固定するためのブレイスと方法を提供する。発明の全体的理解の提供のために、本明細書中に特に図面に特定の例示の実施の形態を記載するが、本明細書に記載のシステムと方法が、他の好適な応用に適合、改変され得ることと、そのような他の追加や改変が、本範囲から逸脱するものでないことは、当業者にとって明らかである。
例えば、代表的な実施の形態は、前腕、手首、手、指、上腕の傷害に、脚や足首への傷害に、または前述のいずれかまたは全部の骨に、適用することができる。
図1Aおよび図1Bは、ブレイス100の実施の形態を示し、ブレイス100は、内側部102および外側部104を有する覆い111を有し、患者の四肢112にフィットしている。内側部102は、ユーザの腕および手首の手掌側99の手首に手掌側にフィットし、外側部104は、ユーザの腕および手首の手背側(99の裏側、図示せず)にフィットする。図示した実施の形態では、ブレイス100の内側部102は、拡張部121を有し、拡張部121は、母指を取り囲み、患者の指をサポートし、母指は、拡張部121に取り囲まれた開口部118に通され、これによってサポートされている。実際には、ブレイス100は、負傷した四肢112を挟み込むように構成され、四肢112の負傷部位をサポートする。このために、ブレイスは、中間ストラップ103、近位ストラップ105および遠位ストラップ107を含む調整可能ストラップによって、ユーザの四肢112に固定される。
覆い111は、内側部102および外側部104を備え、負傷部位を固定するための十分なサポートを提供するとともに、患者が不快に感じない程度の柔軟性を実現する。図2および図3は、覆い111の内側部102、外側部104の部品を詳細に示す、内側部102(図2)および外側部104(図3)の分解図である。図2は、内側部102の分解図を示し、内側部102は、内側表面シェル110および内側内面ライナ114を備え、これらは、内側圧縮性部材106を挟み込んでいる。表面シェル110、内面ライナ114、圧縮性部材106は、それぞれ開口部110a、114a、106aを有し、表面シェル110、内面ライナ114、圧縮性部材106が互いに重ね合わされると、開口部110a、114a、106aの位置が揃い、ここに母指が挿入される。図3は、外側部104の分解図を示し、外側部104は、外側表面シェル120および外側内面ライナ124を備え、これらは、外側圧縮性部材108を挟み込んでいる。
図示した実施の形態では、内側表面シェル110および外側表面シェル120の少なくとも一方または両方は、剛性を有し、例えば、高剛性シェルである。ここでは、例えば、高密度ポリマ、アルミニウム、または負傷部位をサポートするために十分な他の高剛性材料等、如何なる高剛性材料を用いてもよい。変形例においては、シェル110、120は、例えば、低密度ポリエチレン等の可撓性材料から形成され、ブレイス100は、ストラップ103、105、107を締めることによって、負傷した四肢の形状に従いながら、負傷部位をサポートする。図1Cに示すように、可撓性材料から形成された覆い111は、シェル110およびシェル120が継ぎ目207に沿って整合するように成形でき、これにより、内側シェル110および外側シェル120が負傷部位を包み込む。負傷部位を十分にサポートできる材料であれば、如何なる適切な可撓性材料を用いてもよい。
例示的な可撓性材料としては、低密度ポリエチレン等の低密度ポリマ、皮、デニム地、キャンバス地等がある。一実施の形態では、医師又は技師がブレイス100を取り外すことなく負傷部位に陰影の無いX線検査を実施するため、ブレイス100は、放射線透過性材料から形成してもよい。
また、覆い111は、可撓性部品と高剛性部品の両方を有するように構成してもよい。例えば、シェル110、120の一方または両方は、四肢を横切る方向には可撓性を有し、四肢の長手方向の次元においては、覆い111の剛性を高める1つ以上の要素を含んでいてもよい。
可撓性を有する覆いおよび可撓性を有する覆いの部品によって、覆いを解剖学的に適切に形成することができ、四肢に対して可撓的に適合し、締めたときは、四肢をサポートし、または固定することさえ可能である。一実施の形態では、ブレイス100を水に浸すことができるように、覆い111およびその部品を防水材料で形成する。
図2および図3に示すように、シェル110、120に挟み込まれた圧縮性部材106、108は、それぞれ、腕112の手掌側99および手背側(図示せず)をサポートするように配設され、患者に不快感を与えることなく、負傷部位をサポートする。圧縮性部材106、108は、例えば、膨張性セルまたは発泡パッド等、如何なる圧縮性材料から形成してもよい。膨張性セルは、ゲル、空気、水または他の適切な任意の流体を含むように適応化してもよい。パッドは、発泡体、ゴム、厚手の織地、または他の適切な任意の圧縮性材料から形成してもよい。複数のパッドまたは他の圧縮性材料アイテムを用いてもよい。圧縮性材料は、ブレイス100に適用された場合、覆い111によって部分的に覆われてもよく、完全に覆われてもよい。
圧縮性材料106、108は、四肢に沿って選択された部位へのカスタマイズされたサポートを提供するため、成形、採寸、および位置決めされる。このようなサポートは、「患部の形状に応じたサポート(contouredsupport)」としても知られている。図4は、周辺空気セル500の表面図を示しており、周辺空気セル500は、圧縮性部材106および/または108として用いることができる圧縮性材料の任意の実施の形態である。セル500は、セル500に空気を充填しおよび抜気を行うためのバルブ503を有する。
図に示す空気セル500は、2つの分離されたポケット504、505を含む空気区分室501を有し、ポケット504、505は、それぞれ空気区分室501の他の部分からポケットを分離する内壁506、507を備える。この実施の形態では、空気は、空気区分室501内を流れることができるが、内部のポケット504、505には流れない。空気セル500は、四肢の選択された場所に印加されるサポート圧力の量および/または分布を制御するように、寸法決めされ成形されている。空気セル500は、空気セル500内の1つ以上のエアポケットの圧力を調整するバルブ503を備える。また、図示していないが、空気セル500の圧力を調整するために、電気ポンプまたは手動ポンプを採用してもよい。一実施の形態においては、空気セル500の空気圧は、ユーザが手/指を屈曲させると変化する。さらに、図示していないが、一実施の形態においては、ブレイス100にハンドヘルド型のポンプ部品を取り付けてもよく、ユーザが握ることによって、ユーザは、手の指を曲げることができ、これにより、前腕の筋肉を曲げることができる。また、例えば、ボール等、ハンドへルド型のポンプ以外の膨張性の部品を用いてもよい。前腕を曲げることによって、腕の腫れが緩和されることがある。また、間欠的空気圧迫法として知られる、腕を曲げることによる腕の腫れの緩和のプロセスは、本発明によって促進され、患者の腕の痛みの緩和に役立つ可能性もある。
内部のポケット504および/または505は、例えば、外面に高剛性表面を有するために不撓性であってもよく、また伸縮性があってもよい。また、内部のポケットは、縫い目、接着等によって、空気区分室から分離されていてもよい。図示する実施の形態においては、内部のポケット504および/または505は、空気セルが膨らんでもあまり膨張しない。空気セル500は、膨張しない内部のポケット504および/または505が損傷部位の真上に位置する保護的なポケットとして機能するように四肢上に位置決めしてもよい。これにより、空気区分室501は、損傷部位の近傍で負傷した四肢に接触しながら、損傷部位の真上では、四肢と接触しないようにフィッティングすることができる。この実施の形態においては、空気セル500は、例えば、四肢に沿った空気区分室の周囲等の選択された位置に、選択されたレベルでサポート空気圧が印加されるように適応化してもよい。
例えば、図4に示す空気セル500等の圧縮性部材106、108に用いられる圧縮性材料は、区分された空気ポケットを形成し、空気ポケット間の流体の交換を抑制または阻止するために、キルティングし、窪みを設け、または他の手法によって適応化してもよい。区分室化された空気ポケットを有する空気セルは、区分室がほとんど無いか全く無いポケットよりも、膨張性が低くなるように構成でき、ポケットを区分室化することにより、ユーザは、四肢に沿った所定の位置において、空気セルの圧力および/または分布を制御することができる。
例えば、AircastInc.ofSummit,N.J.が製造および販売している種類の空気セル等の圧縮性材料は、骨折部位または他の負傷部位近傍の、負傷した四肢に接触するように適合した1つ以上の面または区分室を有し、四肢に所望のサポート圧力を加えつつ、材料の特定の面や区分室が四肢に接触しないようにしている。図4では、空気セル500を例示的に示しているが、負傷した四肢の形状に応じたサポートを提供するように発泡パッドまたは他の適切な圧縮性材料を適応化してもよい。一実施の形態においては、圧縮性材料106および/または108は、負傷した四肢に接触する1つ以上のセクションと、負傷した四肢にほとんどまたは全く接触しない1つ以上のセクションを提供するよう、材料に沿って異なる厚みを有していてもよい。一実施の形態においては、圧縮性材料は、四肢の骨折部位や他の負傷部位を支える枕のようなサポートを提供するよう構成してもよい。圧縮性部材として用いることができる膨張性セルの具体例は、例えば、米国特許出願第10/726343号(Johnson他による、発明の名称「Orthopedic Appliance with Moisture Management System」)に開示されている。他の具体例は、米国特許第6755798号(McCarthyおよびHargrave)にも開示されている。
一実施の形態において、圧縮性材料106および/または108は、その外縁に沿って、負傷部位にバランスの取れたサポートを提供する複数の区分室を有し、これにより、セル500がフットボール状に膨張することを妨げている。すなわち、セル500の中心が相対的に厚くなり、端部に向かって徐々に薄くなるような状態では、外部から力が加わると、ブレイス100の中心に空気が偏り、複数の区分室を有する空気セルに比べて、負傷部位のサポートが低下する。
図2および図3に示すブレイス100は、覆い111の内側部102および外側部104内に配設されたライナ114、124を備える。ライナ114、124は、ユーザの腕と、覆い111の内側部102および外側部104のそれぞれとの間に配設される。ライナ114、124は、四肢112からの湿気を吸収するように構成されている。一実施の形態において、ライナは、吸水材(wicking material)、多孔発泡体等の繊維であってもよく、他の適切な任意の材料であってもよい。ライナ114、124は、四肢に接触し、覆い111を四肢にフィットさせる際の補助となる。ライナは、如何なる位置に配設してもよく、例えば、ユーザの腕に隣接して、所望の快適性と効果を実現する。
図11A〜図11Dおよび図15を参照して後により詳細に説明するが、空気セル500は、通気と湿気管理を容易にするように構成してもよい。例えば、セル500には、周囲空気や冷却剤が腕に接触することを可能にするための孔を設けてもよい。変形例として、ブレイスは、冷水等の液体で充填された袋を有していてもよい。アルミニウム等の好適な熱伝達材料を用いて、ブレイスの少なくとも一部を形成し、これにより、通気および/または腕の冷却を実現してもよい。一実施の形態においては、ブレイスを取り外すことなく患者に冷却療法を施すことができるように、ブレイスを適応化する。
図1Aおよび図1Bに示すように、ブレイスは、ストラップ103、105、107の使用によって、調整可能に構成され、この結果、ユーザは、所望のサポートを達成するために必要なだけブレイス100を締めることができる。中間ストラップ103および近位ストラップ105は、ブレイス100に取り付けられている。具体的には、ストラップ103の上側の端部103aは、スロット91を介して取り付けられ、ストラップ103の下側の端部103bは、スロット95を介して取り付けられている。ストラップの端部103a、103bは、面ファスナまたは他の接続メカニズムとして構成され、各スロット91、95に挿入された後、ストラップの端部103a、103bは、折り返され、面ファスナまたは他の適切な接続メカニズムによって、ブレイス100の背面(図示せず)に沿って固定される。同様に、近位ストラップ105は、その端部105a、105bをそれぞれスロット93、97に挿入し、面ファスナまたは他の適切な接続メカニズムによって、ブレイス100の背面(図示せず)に沿って固定することによってブレイス100に取り付けられる。遠位ストラップ107は、開口部(図示せず)を介して、ブレイス100の先端部の下に取り付けられ、バックル107aによって、背面側で固定される。例示的な実施の形態では、ストラップを用いているが、覆い111は、バックル、締め紐または同様の目的を有する適切な如何なる機械的構造体を備えていてもよい。ストラップは、柔軟な弾性材料であってもよく、非弾性材料であってもよい。ストラップまたは他の適切な構造は、負傷した四肢を安定化させまたは固定する補助となる。
さらに、ストラップ103、105、107によって、ブレイス100は、患者または医師によって、必要に応じて、調整でき、取り外しでき、再び取り付けることができる。一側面においては、ストラップ103、105、107により、ユーザは、腕112上の初期の位置決めの間に、一般的な石膏ギプスを使用する際に生じやすい過剰な圧迫を回避しながら、負傷部位をサポートするために必要な程度、覆い111を締めることができる。他の側面として、調整可能な特徴は、負傷部位近傍の腫れの管理にも役立つ。治癒段階で腫れが引くにつれて、調節可能な覆い111により、ユーザは、これに応じてブレイス100を締めることができ、これにより、負傷部位からユーザの胴の中心側に腫脹部の体液を押しやることができる。この処置は、「水腫の絞り出し(milking
the edema)」として知られている。他の側面として、ストラップ103、105、107によって、医師による診察、X線撮像または他の何らかの理由のために、ユーザは、ブレイス100を取り外し、負傷した腕112を露出させることができ、さらに、必要であれば、負傷した腕に再び取り付けることができる。
上述のように、覆い111は、例えば、前腕から手首を越えて手に延び、手首の掌屈、背屈、橈屈、尺屈のうちの1つ以上を阻止し、また、任意の機能として、前腕の回内および回外を阻止する内側コンポーネント102上の拡張部121等の少なくとも1つの構成部材を備える。このような1つ以上の動きの阻止には、このような回転によって可能となる動きの範囲で、手首または前腕が延びることを阻止することも含まれる。一実施の形態では、ブレイス100は、腕および手に対して位置決めされ、前腕の回内または回外を阻止することなく、手首の背屈、掌屈、尺屈および橈屈を阻止する少なくとも1つの構成部材を備える。一実施の形態では、ブレイス100は、手首の掌屈および背屈を阻止するが、橈屈または尺屈を阻止しない1つ以上の構成部材を有していても、橈屈および尺屈を阻止するが、掌屈または背屈を阻止しない1つ以上の構成部材を有していてもよい。
図示のブレイスは、負傷した腕、特に負傷した手首を安定化させることができ、特定の実施の形態においては、ブレイスは、手、手首、指、母指、または上述したいずれかの部位を固定することができる。このため、ブレイスは、手首の回転を阻止して骨折または捻挫を安定させるように適応化できる。なお、ブレイスは、手根管症候群または靱帯や腱の負傷を患う腕を安定化させるためにも使用できることは、当業者にとって明らかである。一実施の形態においては、ブレイスは、例えば、手首関節を廻る手の回転を阻止することによって、手首を固定するように構成され、さらに、任意の機能として、指および母指の屈曲を阻止するように構成してもよい。ブレイスは、手首の掌屈、背屈、橈屈、尺屈に対して固定してもよく、また、前腕の回内や回外を固定してもよい。ブレイスは、必須ではないが、肘または肩を廻る腕の伸展および屈曲を阻止するように構成してもよい。また、ブレイスは、足首の屈曲、屈折、内反、外反を阻止する足首ブレイスとして構成してもよい。足首ブレイスは、ブレイスが、足首の底屈、背屈、内反および/または外反を阻止できるようにするための、例えば、調整可能な覆いロッドまたは他の高剛性部材等の少なくとも1つの構成部材を備えていてもよい。
また、ブレイス100およびこれに伴う構成部材は、負傷した四肢に所望のサポートを提供するさらなる構成を有するように適応化および変形してもよい。このような変形の具体例の1つとして、ブレイス100は、患者の四肢を安定化させるために使用される補助的な固定および補強部材と共に使用してもよい。このような構成の具体例を図5および図6に示す。図に示すように、ブレイス100は、ユーザの腕の一部812aを他の一部812bに連結し、これによって、前腕112の回内および回外を阻止する取り外し可能なサポート体817を備える。サポート体817は、取り外し可能であってもよく、腕バンド814によってユーザの上腕112aに固定されるプレート815およびロッド816を有するブラケット813を備える。図示した実施の形態は、覆い111に形成されたスロット808を介して、覆い111に取り付けられ、ユーザの腕112の基部からプレート815に延びるブラケットロッド816を示している。スロット808およびブラケット813は、ユーザが上腕と前腕との間の角度を調整し、固定できるように構成されている。この角度は、90度であってもよく、または他の如何なる所望の角度であってもよい。サポート体または他の任意の構成部材は、長さを調整できるように構成してもよい。一実施の形態では、サポート体は、ユーザによって取り付けられ、取り外される。他の代替となる変形例においては、ブレイス100は、負傷した四肢に掛け渡され、ユーザの前腕およびユーザの手に固定され、母指の自由度を確保しながら、屈曲、屈折等を阻止するロッドを備える。
さらに他の変形例においては、ブレイス100は、ユーザが母指を曲げることを可能にしたまま、四肢をサポートするように構成される。図7は、このようなブレイス900の具体例を内側側から見た図である。ブレイス900は、覆い111の一部が手首902上に延び、母指921を包囲することなく母指921に接しているという点で、ブレイス100に類似している。また、ブレイス900の外側部は、指919の指関節の背側まで延び、これにより、手首902の回転を阻止し、さらに、ストラップ920によって、ブレイスの外側部に対して手をサポートし、手首902の回転をさらに阻止している。図8は、他の具体例として、母指921を包囲することなく骨折部位をサポートするように構成されたブレイス930を内側側から見た図である。図に示すブレイスは、手首902上に延び、手931に接し、またはブレイスの外側側(図示せず)で、指の指関節の背側に接触する拡張部分を有し、この拡張部分は、母指921を包囲することなく手首902の回転を阻止する。図9は、代替的なブレイス930を示しており、ブレイス930は、母指をさらにサポートするための追加的な特徴的要素として、覆い111に連結されたスパイカ940を備える。図10は、他の実施の形態におけるブレイス950を内側側から見た図であり、ブレイス950は、ブレイス100の拡張部121と同様の拡張部952を備えるが、拡張部952は、手首902上に延びて母指を包囲することなく母指921に接する点が異なっており、このような拡張部952により、母指921を曲げることを可能にしたまま、手首902の回転を阻止することができる。
他の代替となる変形例においては、ブレイス100は、ユーザの四肢の形状に応じたサポートを提供するように構成される。ブレイスによる患部の形状に応じたサポートは、内側部102および外側部104の一方または両方で圧縮性部材を用いることによって実現される。図11A〜図11Dは、本発明の代替的な一実施の形態に基づく、ユーザの手首のための、患部の形状に応じたサポートを提供する右腕手首ブレイス130を、それぞれ尺側、掌側、背側および内側から見た図である。上述した内側部102、外側部104、ストラップ103、105、107を備える覆い111と同様に、ブレイス130は、内側筐体部材132、外側筐体部材138、近位ストラップ139、中間ストラップ141、遠位ストラップ143を有する調整可能な覆い111を備える。
図11A、図11Bおよび図11Dに示すように、内側筐体部材132は、内側表面シェル136と、内側サポートパッド134と、内側サポートパッド134内に開設された開口部142とを備える。1つの特徴的な具体例では、内側筐体部材136は、患者の右手、手首および前腕の手掌側にフィットするように成形され、ブレイス130を患者の右前腕に取り付ける際、患者の右母指は、ユーザの母指をサポートする開口部142に挿入される。内側筐体部材132は、患者の手を包むように寸法決めされ、患者の母指が挿入される開口部142を含む遠位セクション132aと、患者の手首に対応して配置される、傾斜が設けられた中間セクション132bと、患者の前腕を包むように寸法決めおよび成形された、徐々に拡がる近位セクション132cとを備える。
図12A〜図12Cは、内側筐体部材132の内側表面シェル136をより詳細に示しており、これらの図は、それぞれ、内側表面シェル136を手掌外面、手掌内面および橈側外面から見た図である。内側表面シェル136は、外面135と、内側サポートパッド134に重なり、これと整合する内面137とを有する。内側表面シェル136は、図11A〜図11Bおよび図12A〜12Cに示すように、内側表面シェル136の近位端136a近傍から遠位端近傍に向けて、内側136の長手方向に延びる第1の隆起部144および第2の隆起部145を備える。図11A〜図11Bに示すように、第1の隆起部144は、内側シェル136の尺側側に位置し、第1の隆起部144の両端は、近位ストラップ139および遠位ストラップ143がそれぞれ挿入される2つのスロット146、147に接する。遠位ストラップ143は、遠位スロット147に挿入され、ファスナ151によって、適切な位置に固定される。第2の隆起部145は、内側シェル136の橈側側に延び、その両端は、それぞれ近位ストラップ139および遠位ストラップ143の反対端が挿入される2つのスロット129、149に接している。内側シェル136の遠位端136aは、患者の母指が挿入される開口部142を囲んでおり、一方、内側シェル136の近位端136cは、内側サポートパッド134を露出する幾つかの大きな開口部160、161、162を備える(図12A〜図12Bには、開口部160は示されていない)。1つの特徴的な具体例では、内側サポートパッド134の近位セクション134cは、内側シェルの開口部160、161、162と協働して、患者の前腕に周囲の空気を通気させる複数の開口部163を備える。
図11Dおよび図13A〜図13Cに示すように、内側サポートパッド134は、ユーザの前腕、手首および母指の形状にフィットするように構成された内面182と、内側表面シェル136に重なり、これと整合する外面184とを有する。内側サポートパッド134は、上述のように、患者の手、手首および前腕の形状にフィットするように形成されている。図示した実施の形態では、サポートパッド134は、モールディングまたは他の加工によって、患者の手および腕の形状に整合するように、予め成形されている。1つの特徴的な具体例に基づく1つの例示的な加工として、手術において、患者の手、手首および前腕の型を取り、この型から、患部の形状に整合する内側サポートパッド134を成形してもよい。
内面サポートパッド134は、図13A〜図13Dに具体的に示すように、1つ以上の様々な特徴的要素によって、ユーザの四肢の形状に応じたサポートを提供するように構成される。図13A〜図13Dは、内面サポートパッド134の手掌内面、尺側外面および橈側外面を示している。患部の形状に応じたサポートを提供するパッド134の例示的な特徴として、パッド134の幅は、患部の形状に応じて変化させられている。すなわち、図に示すように、パッド134は、患者の手の手掌側を包み込むために十分な広さを有する遠位セクション134aと、患者の手首に従うように狭窄された、傾斜を有する中間セクション134bと、患者の前腕に沿って配置され、外側に向かって広くなる近位セクション134cとを備え、これらは、全て外縁172によって囲まれている。他の特徴として、図13Bおよび図13Cに示すように、パッド134の厚みも患部の形状に応じたサポートを提供するために、変化させられている。図に示すように、外縁156は、遠位セクション134aに頂部縁部203を有し、中間セクション134bにおける中間縁部205において厚くなり、近位セクション134cの底部縁部207に向かって薄くなるように構成されている。
また、他の特徴として、パッド134は、内面182の遠位セクション134aに形成され、患者の母指の周りにフィットするように成形された、患部の形状に応じた窪み174を設けることによって、患部の形状に応じたサポートを提供する。窪み174は、内面182において、外縁172から開口部142に向けて傾斜し、外面184において、開口部142のパッド付きの縁部157から外面184の外縁156に向かって下向きに傾斜する突起部159を形成する。パッド134の患部の形状に応じたサポートは、傾斜が設けられた中間セクション134bによってさらに補強され、傾斜が設けられた中間セクション134bは、図11Dに示すように、サポートパッド134の長手方向の中線に沿って、遠位セクション134aから近位セクション134cに延びる、成形された中間隆起部176を有する。
パッド134が患部の形状に応じたサポートを提供するための他の特徴として、図11A〜図11Bに示すように、開口部142を囲むパッド付きの縁部157がある。図に示すように、パッド付きの縁部157は、内面サポートパッド134の一部として構成され、内側表面シェル136を介して外側に突出する。図11Bに示すように、内面サポートパッド134は、開口部142の周囲に延び、患者の母指の指関節上に達する高さを有する。また、図11Dに示すように、パッド134には、パッド134を介して、四肢に周囲の空気を通気させるための複数の小さい孔163を設けている。
内側筐体部材132によって提供される患部の形状に応じたサポートは、外側筐体部材138によってさらに補強される。外側筐体部材138は、図11A、図11Cおよび図11Dにさらに詳細に示しており、上述した覆い111の外側部104と同様である。図に示すように、外側筐体部材138は、外側表面シェル150と、上述したセル500と同様の内部膨張性セル148とを備える。1つの特徴的な具体例においては、外側筐体部材138は、患者の右前腕の背面にフィットする。外側筐体部材138は、内部膨張性セル148内の空気セルを膨張させるために用いることができるバルブ164を備える。外側筐体部材138の中間セクション138bは、中間ストラップ141を挿入できる取付部材180を備える。
図14A〜図14Bおよび図15は、外側筐体部材138をより詳細に示している。図14Aおよび図14Bは、それぞれ、外側表面シェル150の背側の内側側および尺側の外側側を示している。外側シェル150は、外側シェル150の長手方向に延びる第1の隆起部166および第2の隆起部167を有する。図11Cに示すように、第1の隆起部166は、外側シェル150の橈側側179に位置し、それぞれ近位ストラップ139および遠位ストラップ143が挿入される近位スロット152および遠位スロット153を有する。近位ストラップ139は、近位スロット152に挿入され、ファスナ168によって、適切な位置に固定される。第2の隆起部167は、外側シェル150の尺側側に位置し、近位ストラップ139および遠位ストラップ143が挿入される近位スロット169および遠位スロット170を有する。橈側側の構成と同様に、近位ストラップ139は、近位スロット169に挿入されファスナ173によって、適切な位置に固定される。外側シェル150は、さらに、橈側側に、中間ストラップ141が挿入される取付部材180を備えると共に、尺側側に、ファスナが中間ストラップ141を外側シェル150の尺側側に固定するためのファスナ開口部181を備える。
また、図14Aに示すように、外側シェル150は、中線に沿って配設され、内部膨張性セル148の外表面190を露出させる近位開口部175および遠位開口部177を備える。1つの特徴的な具体例では、開口部175、177は、患者の前腕および手への通気を実現する。さらに、外側シェル150は、内部膨張性セル148のバルブ164、195を外側に露出させるためのより小さい中間開口部187および橈骨遠位端開口部189を備える(図14C参照)。
図15は、図11A〜図11Dに示す内部膨張性セル148をより詳細に示しており、膨張性セル148は、膨張流体が充填され、上述したセル500と同様に、四肢に対する加圧サポートを提供し、外側筐体部材138と共に用いられる。膨張性セル148は、遠位セクション148aと、中間セクション148bと、近位セクション148cとを備える。内部膨張性セル148は、図11Dに示す内面185と、図15に示す外面193とを有し、内面185の側にメッシュカバー191を備え、メッシュカバー191は、開口部197、198を介して露出している。外側膨張性セル148の内面185は、柔軟性を有し、したがって、患者の手、手首および前腕の形状に応じて適応化される。任意の実施の形態においては、図11Dに示すように、セル148の内面185は、さらなるパッド層を有し、膨張性セル148の遠位セクション148aから、中間セクション148bを介して近位セクション148cに向かって延びる成形された隆起部178を形成する。この隆起部178は、セル148をユーザの四肢にフィットさせるための補助となる。
図示した実施の形態では、セル148は、膨張性の近位区分室192、膨張性の中間区分室194および膨張性の遠位区分室196を含む複数の膨張性の区分室を有し、各区分室に膨張流体を供給するための第1のバルブ164および第2のバルブ195を備える。第1のバルブ164は、中間区分室194を膨張させるために使用され、第2のバルブ195は、近位区分室192および遠位区分室196を膨張させるために使用される。近位区分室192および遠位区分室196は、中間区分室194の下方に拡がる連続した膨張性セルを構成する。区分室内の膨張流体の膨張圧は、必要に応じて、ユーザが調節できる。
他の側面として、セル148は、図4のセル500に関して上述した外周の負荷と同様に、ブレイス130の外周を廻って、バランスのとれた膨張を実現するように構成されている。このために、近位区分室192および遠位区分室196は、それぞれ、セル148の厚み方向に開設された近位開口部197および遠位開口部198を有し、これにより、セル148は、開口部197、198の領域上で膨張しないようにされている。膨張流体は、開口部197、198の周囲および区分室192、196の周縁または中間セクションに沿って、区分室192、196に分布する。この周辺的な流体の分布によって、セル148の中間セクションが膨らみ過ぎる(フットボール状になる)ことを防止し、四肢に関してより均等に、膨張圧を分布させることができる。セル148内の膨張圧のレベルおよび分布は、中間区分室194内の圧力を増加または減少させることによっても調節できる。
さらに図11A〜図11Dに示すように、ブレイス130は、ブレイス130をユーザの前腕に固定するためのストラップを備える。図に示すように、内側筐体部材132は、ストラップ139、141、143によって、外側筐体部材138に取り付けられ、患者の前腕の周囲にブレイス130を固定する。一実施の形態においては、ストラップ139、141、143は、例えば、内側筐体部材132および外側筐体部材138内のスロット146、147、148、149、152、153、169、170、180等のスロットに挿入されて巻回され、折り返され、各ストラップ139、141および143は、面ファスナを用いて自らを固定する。このようにして、ストラップ139、141、143を調節することができる。なお、他の適切な如何なるストラップ部材および適切な如何なる取付機構を用いてもよい。
他の代替となる変形例においては、ブレイス130は、患者がブレイス130を早まって取り外したことを医師が識別できるように、医師によって適用されるコンプライアンス監視部材を備える。図16Aは、コンプライアンス監視部材230の例示的な実施の形態を含むブレイス130の拡大図である。コンプライアンス監視部材230は、コンプライアンスストラップ232と、ブレイス130の中間ストラップ141に取り付けられた第1の再使用不能ファスナ234および第2の再使用不能ファスナ236とを含む。第1の再使用不能ファスナ234および第2の再使用不能ファスナ236は、ストラップ232の両端部の近傍で、中間ストラップ141および内側表面シェル136に取り付けられている。コンプライアンス監視部材230は、再使用不能ファスナを解放しない限り、ブレイス130から取り外すことができない。さらに、コンプライアンス監視部材230が図示の通りブレイス130に取り付けられると、ファスナ234、236を解放しない限り、ストラップ141は調節できなくなり、また、ブレイス130は、患者の四肢から取り外せなくなり、且つ、一旦ファスナ234、236を解放すると、コンプライアンス監視部材230は、同じファスナ234、236を用いて再び取り付けることができない。これにより、医師は、患者が元のファスナ234、236を解放したか否かを特定でき、患者がブレイス130を取り外したか否かを確認することができる。ファスナ234、236は、リベット、スナップ、ピン、ネイル、ステープルまたは他の適切な如何なる取付機構であってもよい。さらに、ファスナ234、236は、コンプライアンスストラップ232上の如何なる適切な位置に配置してもよく、コンプライアンスストラップ244をブレイス130の上の如何なる適切な位置に取り付けてもよい。
図16Bは、代替となるコンプライアンス監視部材240を示しており、コンプライアンス監視部材240は、ブレイス130と共に使用される適応性ストラップ242と、再使用不能ファスナ244とを備える。コンプライアンスストラップ242は、図11A〜図11Cに示す中間ストラップ141と同様の取付用ストラップであり、ブレイス130を廻って患者の前腕の周囲に巻回され、ファスナ244によって、ブレイス130を患者の前腕に固定する。再使用不能ファスナ244は、ストラップ242の幅方向の略々中心に配設されている。任意の実施の形態においては、ファスナ244は、コンプライアンスストラップ244をブレイス130の外側表面シェル150に直接取り付けるように構成してもよい。代替となる例示的な実施の形態においては、ファスナ244は、コンプライアンスストラップ242上の如何なる適切な位置に配設してもよく、コンプライアンスストラップ242をブレイス130上の如何なる適切な位置に取り付けてもよい。ファスナ234、236に関して上述したように、ファスナ244は、再使用できず、医師は、患者がブレイス130を取り外したか否かを示唆する証拠として、患者がファスナ244を解放したか否かを識別できる。
他の例示的な変形例では、ブレイス130、100は、上述した外側側および内側側の個別のシェルに代えて、単一のシェルシステムとして構成され、単一のシェルシステムは、ブレイスの一側面において、外側シェルおよび内側シェルを旋回可能に連結する接続部材を有する。図17Aは、このようなブレイス260の具体例を示しており、ブレイス260は、第1のヒンジ266、第2のヒンジ268、第3のヒンジ270、第4のヒンジ272を含む接続部材によって、互いに連結された内側シェル262および外側シェル264を備える。ヒンジ266、268、270、272は、ブレイス260の尺側に沿って内側シェル262を外側シェル264に連結し、内側シェル262は、外側シェル264に対して、これらの尺側側のヒンジを軸に旋回させることができる。これらのヒンジは、標準的な機械的ヒンジ、ソフトヒンジ、可調節ヒンジまたは他の適切な如何なるヒンジであってもよい。さらに、図には示していないが、ブレイス260を四肢に固定するために、調整可能ストラップ、例えば、ストラップ139、141、または他の適切な如何なる機械的ファスナを使用してもよい。さらに、上述のように、シェル内に1つ以上の圧縮性部材を含ませてもよい。
図17Bは、単一のシェルシステムを有するブレイス280と共に使用される接続部材の代替的構成を示している。図に示すブレイス280は、患者の手掌にフィットするように構成および成形された遠位端280aを有する内側筐体部材282と、外側筐体部材284と、ブレイス280の尺側側に沿って、表面シェル290と、外側筐体部材284のシェル292とを連結する第1の接続帯286および第2の接続帯288とを備える。接続帯286、288は、アコーディオン状の帯体であり、帯286、288の収縮に応じて収縮する個別の面を有する。内側筐体部材282および外側筐体部材284は、それぞれ、上述したブレイス130の内側筐体部材132および外側筐体部材138と略々同様であるが、筐体部材282、284は、接続帯286、288によってそれぞれの表面シェル290、292に半永久的に取り付けられ、ブレイス280の単一の表面シェルを構成する点が異なり、これにより、筐体部材282、284は、ブレイス280の尺側側に沿って、互いに旋回可能になっている。接続帯286、288は、例えば、シェル290、292に成形された帯等の如何なる適切な接続要素であってもよく、ポリマ、キャンバスまたは他の適切な織地から構成してもよい。他の具体例では、表面のシェル290、292は、単一の材料片から連続的に成形され、1つ以上の接続帯は、シェル290、292間の折り目として形成される。図には示していないが、ブレイスの橈側側に適切な接続帯を形成してもよいことは明らかである。
他の例示的な変形例として、ブレイス100、130は、負傷した足首の治療のために適応化してもよい。図18は、このようなブレイス960の例示的な実施の形態を示しており、ブレイス960は、頂部961aおよび底部961bを有する覆い961を備える。また、図に示すように、内側ライナ969および圧縮性材料970は、覆い961によって、少なくとも部分的に覆われている。
ブレイス960は、頂部ストラップ964および底部ストラップ965によって、ユーザの脚958に固定することができる。また、図18は、ユーザの脚958aの一部を、足首を亘って延びる他の部分958bに接続するサポート967を示している。一実施の形態では、ブレイス960は、上述した圧縮性材料を材料とする頂部圧縮性部材969a、および底部圧縮性部材969b(図示せず)備える。このように、ブレイス960は、足首の内反、外反、底屈、背屈を阻止するように構成されている。
他の側面として、本発明は、ブレイスの使用方法および製造方法を含む。本明細書に開示した様々な特徴および部品から、その製造方法は明らかである。例えば、ブレイスは、覆いおよび圧縮性材料を含む外側部を準備し、覆いおよび圧縮性材料を含む内側部を準備し、ストラップを準備することによって、調整可能な覆いとして製造できる。また、ライナも、外側部、内側部、または両方を備えることができる。他の多くの製造方法および使用方法は、当業者にとって明らかである。例えば、掌部と背部を有するブレイスの製造に同様の方法を適用することができる。この製造方法により、ユーザの四肢の屈曲を十分に阻止するように、例えば、手首等の負傷した四肢にフィットし、ユーザの他の四肢に接触する調整可能な覆いを提供してもよい。一実施の形態では、ブレイスは、掌屈、背屈、橈屈、尺屈、前腕の回内および前腕の回外のうちの少なくとも1つを阻止するように構成される。さらにこの方法は、圧縮性材料を準備し、圧縮性材料の少なくとも一部を覆い内に包むことによっても利用できる。一実施の形態において、ブレイスは、足首の内反、外反、底屈、背屈のうちの1つ以上を阻止するように構成された少なくとも1つの構成部材を有する。
他の実施の形態において、ブレイスは、負傷した四肢を処置するために使用される。例えば、調節可能な覆いに少なくとも部分的に包まれた圧縮性材料を準備することによって、負傷した手首を処置できる。ブレイスは、掌屈、背屈、橈屈、尺屈、前腕の回内および前腕の回外の少なくとも1つを阻止するように、手首を挟んでフィットし、ユーザの手に接触する少なくとも1つの構成部材、例えば、調整可能な覆いの一部、ブレイスに適用されるロッドまたは他の高剛性部材等を備えていてもよい。一実施の形態では、前腕の回内または回外を妨害することなく、掌屈、背屈、橈屈および/または尺屈を阻止することによって、手首を処置する。このような方法は、通常、覆いをユーザの手首にフィットさせることが含まれる。同様に、調整可能な覆いに少なくとも部分的に包まれた足首に圧縮性材料を適用することによって負傷した足首を処置してもよく、この場合、覆いは、足首の屈曲、内反および外反のうちの1つ以上を阻止するように構成された少なくとも1つの構成部材を有する。
添付の図面は、本発明の例示的な実施の形態を示すものであり、限定的なものではない。右手用の実施の形態は、左手に適用するよう構成することもできる。本明細書に開示したブレイスおよび方法は、足首、肘、膝または肩への装着を含む他の用途に適応化および変形できる。このような追加や変更は、本特許請求の範囲から逸脱するものではない。従って、本明細書中に記載の説明や具体例は、例示の目的のみのためであり、如何なる場合も限定的に解釈されることはない。本明細書中に列記した全ての参考文献は、その全体が引用によって本願に援用されるものとする。
ユーザの腕に取り付けられたブレイスの実施の形態を示す図である。 ユーザの腕に取り付けられたブレイスの実施の形態を示す図である。 ユーザの腕に取り付けられたブレイスの実施の形態を示す図である。 図1A〜図1Cに示すブレイスの内側筐体部材の分解図である。 図1A〜図1Cに示すブレイスの外側覆い部材の分解図である。 図1A〜図3に示すブレイスで用いることができる例示的な圧縮性部材の実施の形態を示す図である。 ブレイスを強化するために取り外し可能な腕サポートを有するブレイスの変形例を示す図である。 図5に示す腕サポートをより詳細に示す図である。 指ストラップを有するブレイスの変形例を示す図である。 内側側の覆いに、ユーザの手と接するように構成された拡張部分を有するブレイスの変形例を示す図である。 母指を安定させるためのスパイカを有するブレイスの変形例を示す図である。 内側側の覆いに、ユーザの手と接するように構成された拡張部分を有するブレイスの変形例を示す図である。 本発明に基づくブレイスの変形例を示す図である。 本発明に基づくブレイスの変形例を示す図である。 本発明に基づくブレイスの変形例を示す図である。 本発明に基づくブレイスの変形例を示す図である。 図11A〜図11Dに示すブレイスにおいて用いられる例示的な内側表面シェルを示す図である。 図11A〜図11Dに示すブレイスにおいて用いられる例示的な内側表面シェルを示す図である。 図11A〜図11Dに示すブレイスにおいて用いられる例示的な内側表面シェルを示す図である。 図11A〜図11Cに示すブレイスにおいて用いられる例示的な内側内面サポート部材を示す図である。 図11A〜図11Cに示すブレイスにおいて用いられる例示的な内側内面サポート部材を示す図である。 図11A〜図11Cに示すブレイスにおいて用いられる例示的な内側内面サポート部材を示す図である。 図11A〜図11Cに示すブレイスにおいて用いられる例示的な内側内面サポート部材を示す図である。 図11A〜図11Dに示すブレイスにおいて用いられる例示的な外側表面シェルを示す図である。 図11A〜図11Dに示すブレイスにおいて用いられる例示的な外側表面シェルを示す図である。 図11A〜図11Dに示すブレイスにおいて外側内面サポート部材として用いられる例示的な膨張性セルを示す図である。 ブレイスに適用できる患者コンプライアンス監視部材の例示的な実施の形態を示す図である。 ブレイスに適用できる患者コンプライアンス監視部材の例示的な実施の形態を示す図である。 ブレイスに用いることができる単一の外部覆いシステムの例示的な実施の形態を示す図である。 ブレイスに用いることができる単一の外部覆いシステムの例示的な実施の形態を示す図である。 ユーザの脚に適用されるブレイスの実施の形態を示す図である。

Claims (41)

  1. 負傷した手首をサポートするブレイスにおいて、外側シェルおよび内側シェルを有し、負傷した手首の屈曲を阻止するように構成された調整可能な覆いと、前記外側シェルによって少なくとも部分的に囲まれた圧縮性部材と、前記調整可能な覆いを締め、および緩めるように構成された第1の機械的ファスナと、前記外側シェルおよび前記内側シェルを旋回可能に連結する接続部材とを備える、ブレイス。
  2. 前記接続部材が、連続的に成形された接続帯である、請求項1に記載のブレイス。
  3. 前記接続部材が、ヒンジである、請求項1に記載のブレイス。
  4. 前記接続部材が、ソフトヒンジである、請求項1に記載のブレイス。
  5. 前記接続部材が、可調節ヒンジである、請求項1に記載のブレイス。
  6. 前記外側シェルおよび前記内側シェルが、単一の成形された部材の一部であり、型内に形成された折り目によって分離される、請求項1に記載のブレイス。
  7. 前記調節可能な覆いが、ユーザの母指の少なくとも一部に当接する、請求項1に記載のブレイス。
  8. 前記少なくとも1つのコンポーネントが、ユーザの足首の内反、外反、底屈および側方への屈曲を阻止するように構成されている、請求項1に記載のブレイス。
  9. 前記覆いを締め、および緩めるための機械的ファスナをさらに備える、請求項1に記載のブレイス。
  10. 前記外側シェルおよび前記内側シェルの一方または両方が、高剛性シェルである、請求項1に記載のブレイス。
  11. 前記内側シェルによって少なくとも部分的に囲まれた第2の圧縮性部材をさらに有する、請求項1に記載のブレイス。
  12. 前記圧縮性部材が、ユーザの手首の外側に亘ってフィットするように構成されている、請求項1に記載のブレイス。
  13. 前記第2の圧縮性部材が、発泡体である、請求項1に記載のブレイス。
  14. 前記圧縮性部材が、膨張性セルを含む、請求項1に記載のブレイス。
  15. 前記膨張性セルが、少なくとも1つの空気セルを含む、請求項14に記載のブレイス。
  16. 前記膨張性セルが、周辺部に負荷がかけられている、請求項1に記載のブレイス。
  17. 前記膨張性セルの内面側の領域に、該膨張性セルが内面側の領域において拡大することを阻止する少なくとも1つの開口部またはポケットが設けられている、請求項14記載のブレイス。
  18. 前記少なくとも1つの膨張性セルが、ユーザによって、少なくとも1つの膨張性セルを選択的に膨張および抜気させるバルブを有する、請求項1記載のブレイス。
  19. 負傷した四肢の動きを阻止する補強部材をさらに備える、請求項1に記載のブレイス。
  20. ユーザの手首と前記調整可能な覆いとの間に配置された湿気吸収ライナをさらに備える、請求項1に記載のブレイス。
  21. 当該ブレイスの一部に取り付けられ、当該ブレイスから第1の機械的ファスナを解放することによって解放されるように構成されたコンプライアンス監視部材をさらに備える、請求項1に記載のブレイス。
  22. 前記コンプライアンス監視部材が、前記接続部材に取り付けられた第2の機械的ファスナである、請求項21に記載のブレイス。
  23. 前記コンプライアンス監視部材が、前記外側シェルおよび前記内側シェルに接続されたストラップである、請求項21に記載のブレイス。
  24. 前記ストラップが、当該ブレイスをユーザの四肢から取り外すことによって、シェルの一方または両方から解放されるように構成された請求項23に記載のブレイス。
  25. 負傷した手首をサポートするブレイスにおいて、
    外側シェルおよび内側シェルを有し、負傷した手首の屈曲を阻止するように構成された調整可能な覆いと、
    前記覆いを締めおよび緩めるように構成された機械的ファスナと、
    前記調整可能な覆いの内側シェルによって少なくとも部分的に囲まれ、ユーザの手の内側の形状に応じた界面を形成するように構成された第1の圧縮性部材とを備える、ブレイス。
  26. 前記第1の圧縮性部材が、遠位領域、中間領域および近位領域を有し、前記中間領域が、前記遠位領域の幅および前記近位領域の幅より小さい幅を有する、請求項25に記載のブレイス。
  27. 前記第1の圧縮性部材が、遠位領域、中間領域および近位領域を有し、前記中間領域が、前記遠位領域の厚さおよび前記近位領域の厚さより薄い厚さを有する、請求項25に記載のブレイス。
  28. 前記第1の圧縮性部材が、ユーザの母指を囲むように構成された内部窪みを有する手領域を有する、請求項25に記載のブレイス。
  29. 前記内部窪みが、ユーザの母指が挿入される開口部を有する、請求項28に記載のブレイス。
  30. 前記開口部が、実質的に該開口部の周囲に配置され、ユーザの母指の指関節上に延びる母指サポートリングを有する、請求項29に記載のブレイス。
  31. 前記機械的ファスナが、前記内側シェルおよび前記外側シェルを接続する少なくとも1つのストラップを有する、請求項30に記載のブレイス。
  32. 前記第1の圧縮性部材が、発泡パッドである、請求項25に記載のブレイス。
  33. 前記調整可能な覆いの外側シェルによって少なくとも部分的に囲まれ、少なくとも1つの膨張性セルを含む第2の圧縮性部材をさらに備える、請求項25に記載のブレイス。
  34. 前記少なくとも1つの膨張性セルが、複数の膨張性セルを含む、請求項33に記載のブレイス。
  35. 第1の複数の膨張性セルが、第2の複数の膨張性セル内に配置される、請求項34に記載のブレイス。
  36. 前記第1の膨張性セルおよび第2の膨張性セルが、個別に膨張可能である、請求項35に記載のブレイス。
  37. 前記外側シェルまたは前記内側シェルから前記機械的ファスナを解放すると解放されるように構成された、患者コンプライアンス監視部材をさらに備える、請求項25に記載のブレイス。
  38. 前記コンプライアンス監視部材が、前記内側シェルまたは外側シェルに取り付けられ、および前記機械的ファスナに動作的に接続されたストラップである、請求項37に記載のブレイス。
  39. 前記ストラップが、前記機械的ファスナの解放によって、前記内側シェルまたは前記外側シェルから解放される、請求項38に記載のブレイス。
  40. 前記コンプライアンス監視部材が、前記外側シェルおよび前記内側シェルに固定的に接続されたストラップである、請求項37に記載のブレイス。
  41. 前記ストラップが、前記機械的ファスナの解放によって、前記シェルの一方または両方から解放されるように構成されている、請求項40に記載のブレイス。
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