JP2009511886A - ポイント・オブ・ケア・オスモル濃度検査のための方法および装置 - Google Patents

ポイント・オブ・ケア・オスモル濃度検査のための方法および装置 Download PDF

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Abstract

【課題】体液のオスモル濃度のポイント・オブ・ケア検査を提供するための装置および方法を提供する。
【解決手段】装置(26)は、試料流体の受け入れおよび検査のために流体経路が貫通している試料受け入れチップ(2)を有する。本発明により、試料流体のオスモル濃度検査が可能になり、試料流体は、容量が約30nL未満であり、また本発明により、流体の蒸発も低減しつつ、臨床の場において迅速かつ正確に流体オスモル濃度を測定する方法および装置が実現される。
【選択図】図1

Description

本発明は、比較的少量の流体のオスモル濃度(osmolarity)を測定するための装置の分野に関し、より具体的には、人間の涙液のオスモル濃度(浸透圧)を、生体内(in vivo)で測定するための方法および装置に関する。
涙膜から水が失われるために生じる症状であるドライ・アイ症候群(DES:dry eyesyndrome)は、検眼士が目にする最も一般的な病気の1つである。研究によれば、DESは、50歳以上の患者の約15%に共通しており、罹患率は年齢と共に上昇することが分かっている。ドライ・アイは一般に、涙膜蒸発を増大させるいずれかの条件によって、または涙液生産を減少させるいずれかの条件によって引き起こされる。患者によっては、蒸発は、より大きい目を持つことの結果として増大させられる。より大きい目は、より大きい表面積および水分損失のために、より多くの蒸発を引き起こす。涙液生産は、角膜感覚を減少させるいずれかの条件によっても減少し得る。長期のコンタクト・レンズ装着、LASIK眼科手術、第5神経への外傷、およびある特定のウイルス感染は、角膜感覚の減少を引き起こす。DESの処置は、症状の重症度による。患者によっては、市場で入手可能な様々な人工涙液の使用によりDESから緩和される。加えて、患者によっては、オメガ3含有栄養補助食品を処方される。涙液の排流を止めるために「涙点プラグ(punctual plug)」が挿入される必要があるケースがある。
オスモル濃度は、溶液中の浸透圧的に活性粒子の濃度の測定値であり、溶液1リットルあたりの溶質のオスモル(osmole)として定量的に表すことができる。涙膜が水分を失うと、塩およびタンパク質の濃度が、水分に対して増大することが知られている。塩およびタンパク質の濃度が水分量に対して増大すると、オスモル濃度が増大する。従って、DES患者を診断および処置するために、処置する医師が試料涙液のオスモル濃度を定量することが望ましい。利用可能ないくつかの現在のオスモル濃度測定方法および装置は、浸透圧測定、凝固点測定、および蒸気圧測定を含む。
1つの方法において、半透膜をへだてて溶液により及ぼされる浸透圧を測定するために浸透圧計が用いられる。この方法においては、溶媒および溶液が、溶媒分子だけが通過できるようにする半透膜により分離される。溶液の浸透圧は、溶媒が溶液中に移行しないようにするために溶液にかけなければならない超過圧力を測定することにより決定できる。
別の方法においては、試料流体(sample fluid)(例えば、涙液)のオスモル濃度は、「凝固点降下」と呼ばれる生体外(ex vivo)手法により決定できる。この手法においては、溶媒(すなわち、水)中の溶質またはイオンが、流体の凝固点を、イオンがない場合の凝固点から低下させる。凝固点降下分析においては、イオン化された試料流体の凝固点は、ある量(典型的には、数ミリリットル程度)の試料が容器(例えば、試験管)中で初めて凝固し始める温度を検出することによって見つけられる。凝固点を測定するために、ある量の試料流体が、試験管のような容器中に採取される。次に、温度プローブが試料流体に浸漬され、容器は、凍結浴またはペルチェ冷却装置と接触させられる。試料は、その凝固点以下の過冷却流体状態を達成するように連続的に撹拌される。機械的誘発(induction)と同時に、試料は凝固し、熱力学的融解熱のためにその凝固点まで上昇する。0℃からの試料凝固点の逸脱は、試料流体中の溶質レベル(すなわち、オスモル濃度値)に比例する。
オスモル濃度検査のためのもう1つの生体外手法は、蒸気圧を測定するものである。この方法では、小さい円形濾紙片が、十分な流体が吸収されるまで、患者の眼瞼のすぐ下に置かれる。濾紙ディスクは、密封チャンバ中に置かれ、冷却された温度センサがその表面で蒸気濃度を測定する。最終的に、温度センサは試料の露点まで上げられる。水に比例する露点の低下が次に、オスモル濃度に変換される。しかしながら、誘発された反射的な流涙のため、オスモル濃度測定値はさほど正確ではない。同様に、患者の眼瞼のすぐ下に電極を設置することによりオスモル濃度を測定しようとする生体内(in vivo)手法は、反射的な涙流を誘発する可能性がある。結果として、上述の方法は、臨床環境で働く眼科医にとって便利でもないし、正確でもない。
関連技術の問題を蒙らない、低減された蒸発に対する能力を有する、臨床的に実施可能なナノリットル規模のオスモル濃度測定装置が必要とされている。
体液のオスモル濃度についてのポイント・オブ・ケア検査(point of caretesting)を提供するための装置および方法が開示される。装置は、試料流体の受け入れおよび検査のために流体経路(fluid pathway)が貫通しているものとして開示される。本発明により、試料流体のオスモル濃度検査が可能になり、試料流体は、容量が約1mL未満、好ましくは30nL未満であり、また本発明により、流体の蒸発も低減しつつ、臨床の場において迅速かつ正確に流体オスモル濃度を測定する方法および装置が実現される。
本発明の第1の態様は、試料受け入れチップ(sample receiving chip)に関し、該チップは、基板(substrate)であって、試料流体を受け入れるために基板を貫通する流体経路を有し、該流体経路が、第1のポートと、少なくとも1つの第2のポートと、窪んだ流路(recessed channel)とを含み、該窪んだ流路が基板中に封入される、基板と、試料流体の特性を測定するために窪んだ流路中の試料流体に接触するように基板中に配置された少なくとも2つの電極と、を含む。
本発明の第2の態様は、オスモル濃度検査のための装置に関し、該装置は、ベース部材(basemember)と、試料流体を受け入れるためにベース部材に固定された試料受け入れチップと、試料流体を試料受け入れチップ上に置くためにベース部材に固定された導管(conduit)であって、第1の端部および第2の端部を含む導管と、を含む。
本発明の第3の態様は、試料流体のオスモル濃度を決定するための方法に関し、該方法は、ベース部材に固定された導管を介して試料流体を試料受け入れチップに直接連通させるステップと、試料流体のオスモル濃度を決定するステップと、を含む。
本発明の上記およびその他の特徴は、本発明の実施形態の以下のより具体的な説明から明らかになる。
本発明の実施形態は、実施例を介し、以下の図を参照して説明され、これらの図において、同じ符号は同じ要素を示す。
試料流体のオスモル濃度を測定するための代表的な実施形態が、以下説明される。実施形態は、比較的少量の流体の迅速かつ正確な検査を提供するように構成されている。
図1〜図4を参照すると、本発明の1つの実施形態による試料流体のオスモル濃度を検査するための試料受け入れチップが示してある。この実施形態において3つの基板層が示してあったとしても、基板層をいくつでも用い得ることが分かる。さらに、試料受け入れチップ2は当初、単独で論じられるが、操作の間、試料受け入れチップ2は、以下で説明されるように、ベース部材と、試料流体を受け入れるためにベース部材に固定された試料受け入れチップ2と、試料流体を試料受け入れチップ2上に置くためにベース部材に固定された導管と、を含む装置に結合され得る。装置への受け入れチップ2の結合は、より便利かつ効果的なポイント・オブ・ケア検査を考慮する。
図1〜図4に示される様々な基板層が組み合わされる場合、試料受け入れチップ2は、試料流体を受け取るための流体経路6が貫通している基板4を含む。流体経路6は、第1のポート8、少なくとも1つの第2のポート10(以下、単に「第2のポート10」と呼ぶ)、および窪んだ流路(channel)12を含み得る。図1に示されるように、窪んだ流路12は、基板4中に封入されている。試料受け入れチップ2は、試料流体の特性を測定するために窪んだ流路中の試料流体に接触するように基板4中に配置された少なくとも2つの電極14も含む。図2の(A)、図3、図5、図7、および図8に示される電極窓(electrode window)18は、理解しやすくするために図1においては示してない。しかしながら、基板4が電極窓8を含みる得ることは、留意されるべきである。
図2の(A)〜図2の(B)を参照すると、第1の基板層16の平面図が示してある。図1に示されるように、第1の基板層16は、チップ2の上部層を形成する。図2の(A)に示されるように、第1のポート8、第2のポート10、および電極窓18は、例えば、第1の基板層16のいくつかの部分を機械的に打ち抜くことにより形成される開口部である。しかしながら、基板層中の開口部を設けるための任意の手法を用い得ることが分かる。以下でさらに詳細に説明されるように、少なくとも2つの電極窓18が、少なくとも2つの電極14へのアクセスを提供する。図2の(B)に示される代替実施形態において、第1の基板層16は、第1のポート8、および第2のポート10を含み得るが、電極窓は含まない。以下でさらに詳細に説明されるように、基板4が電極窓18を含まない場合、基板4は、基板4の外表面に設置された接点20に接続された少なくとも2つの電極(図示せず)を含む。接点20は、図2の(B)において形状が円形のものとして示してあるが、接点20がどのような適切な幾何形状でもあり得ることが分かる。
図3を参照すると、第2の基板層22の平面図が示してある。図1に示されるように、第2の基板層22は、チップ2の中間層を構成している。この実施形態において、第2の基板層22は、第1のポート8、第2のポート10、および窪んだ流路12のための開口部を含んでいる。加えて、第2の基板層22は、電極窓18のための開口部を含み得る。第1のポート8、第2のポート10、および窪んだ流路12は、例えば、第2の基板層22の所望部分を機械的に打ち抜くことにより形成される。好ましい実施形態において、第2の基板層22は、第1の基板層16の下方に配置される。
図4は、第3の基板層24の平面図を示す。図1に示されるように、第3の基板層24は、チップ2の底部層を構成している。第3の基板層24は、試料流体と接触する窪んだ流路中の少なくとも2つの電極14および試料流体の特性を測定するために検査回路50と接続する接点20を含む。好ましい実施形態において、第3の基板層24は、第1の基板層16および第2の基板層22の下方にそれぞれ配置される。電極14は、図3に示されるように、試料流体と接触するために窪んだ流路12の下に配置され、好ましくは多層セラミックで共焼結される。
セラミック基板の従来の製造方法のため、従来の金属電極は、基板を接合および硬化させるのに必要なより高い温度の下で劣化し始める。セラミック粒子および金属粒子は、焼結の間に異なる温度範囲および速度で融合する。従って、金属およびセラミックを同様な焼き締まり速度で釣り合わせることは、制御された部品寸法(外形寸法および構造体寸法)、および欠陥(亀裂/破損等)のない装置を得るのに役立つ。本発明において、菫青石(コージライト)ベースのガラス・セラミックがベース装置材料として好ましく、銅とニッケルとガラス・セラミックを加えたものが導体材料として好ましい。ニッケルと銅の組み合わせは、チップの使用および保管時の腐食を回避するのに役立つ。なぜならば、腐食のような化学反応は、測定をネガティブに妨げるからである。加えて、好ましい実施形態における最高焼結温度は、約1000℃未満である。
図1〜図4を再度参照して、試料受け入れチップ2の操作がより詳細に説明される。操作の間、比較的少量の流体試料が、第1のポート8中に置かれる。好ましい実施形態において、信頼性の高いオスモル濃度測定が、約30nL未満の容量の流体試料で得られる。試料流体は、基板層16および22においてそれぞれ形成された第1のポート8および窪んだ流路12を通過する。試料流体が、第1の基板層16、および第2の基板層22を通過するにつれて、第1のポート8は狭くなる。流体は、第2のポート10をガス抜き(vent)することにより、第1のポート8および窪んだ流路12を通って吸い込まれる。第1のポート8が試料流体を窪んだ流路12中へ流し込み、第2のポート10が窪んだ流路12をガス抜きする限り、試料受け入れチップ2の第1のポート8および第2のポート10は、様々な幾何学的形状をとり得ることが分かる。しかしながら、第1のポート8、窪んだ流路12、および第2のポート10の幾何学的配置は、流体流れに影響を与え得る。第2のポート10は、試料流体が窪んだ流路12を通って流れる速度を制御するように設計できる。図1の(B)により示されるように、窪んだ流路12を通って流れる流体にさらに影響を与えるために、付加的な第2のポート10(または任意の数の付加的な第2のポート)を加えることができる。好ましい実施形態において、ひとたび試料液体が毛管作用によって窪んだ流路12を通って引き込まれると、第2のポート10は、試料流体で部分的に満たされ、試料流体は、表面張力により保持される。さらに、親水性の基板表面が、好ましくは、窪んだ流路12を通る流体流れを促進するために用いられる。表面化学、流路形状、および通気孔(vent)形状のこの組み合わせは、流れの均一性、流速、および滞留時間を制御するために用いられる。
ここで図5を参照すると、電極窓18を含む基板4の1つの実施形態の断面図が示してある。この実施形態において、試料流体を含んでいる窪んだ流路12は、電極14と直交する方向に流れる。しかしながら、試料流体が電極と接触する限り、様々な電極形状が用いられることが分かる。また、図5に示されるように、少なくとも2つの電極窓18が、少なくとも2つの電極14へのアクセスを提供する。外部測定装置(図示せず)を、接点20を介して電極14と接触するように、電極窓18により形成された開口部中に挿入することができる。結果として、試料流体の導電率を決定することができる。代替実施形態において、図6の(A)〜図6の(B)に示されるように、少なくとも2つの電極14が、基板4の外表面まで延設されその上に配置されている接点20に接続されている。図6の(A)〜図6の(B)を比較することにより示されるように、接点20は、窪んだ流路12を通って流れる試料流体と電極14が接触する限り、基板4の様々な外表面上に配置することができる。
ここで図7を参照すると、ポイント・オブ・ケア(ケア時点管理)オスモル濃度検査装置26が示してある。1つの実施形態において、オスモル濃度検査用装置26は、ベース部材28と、試料流体を受け入れるためにベース部材28に固定された試料受け入れチップ2と、試料流体を試料受け入れチップ2上に置くためにベース部材28に固定された導管30と、を含む。導管30は、第1の端部31および第2の端部33を含んでいる。いずれかの必要な取り付け構造を除き、試料受け入れチップ2は、上述のものと実質的に同一であってもよいことが留意されるべきである。1つの実施形態において、オスモル濃度検査装置26は、図7に示されるように、毛細管容器32をさらに含み、この毛細管容器32は、導管30をベース・ユニット34に固定するための留め具36、および導管30の第1の端部31を受け入れるためのチャンバ38を含むベース・ユニット34を含む。試料流体を含む導管30は、毛細管容器32に固定され得る。チャンバ38は、実質的に可撓性の隔壁40を含んでいる。装置26は、導管30の第2の端部33から試料流体を排出するためにチャンバ圧力を変更するために、実質的に可撓性の隔壁40に外圧をかける外圧適用機構42も含んでいる。機構42は、例えば、空気を圧送する構造、可撓性の隔壁40を制御された方法で膨張おおび収縮させる圧電変化を提供する構造、あるいは実質的に可撓性の隔壁に40に力をかけるための何か他の現在知られているまたは後日開発される構造を含み得る。
図7を再度参照して、試料流体のオスモル濃度を決定するための好ましい方法がより詳細に説明される。1つの実施形態において、試料流体のオスモル濃度を決定するための方法は、ベース部材28に固定された導管30を通して試料流体を連通させるステップと、試料流体のオスモル濃度を決定するステップと、を含む。導管30を通して試料流体を連通させるステップは、人間の眼球上の体液の生体内試料と接触するステップを含むことができ、試料流体は、毛管力により導管30内に引き込まれる。一般に、処置する医師は、患者の下眼瞼を開き、涙液腔中の涙液に導管30で触れる。涙液は毛管力により導管30内に引き込まれ、表面張力により保持される。試料流体が導管30によって採集された後、導管30は毛細管容器32中に設置される。この容器は、チャンバ38内に延びている導管30の第1の端部31を隔離する留め具36を含んでいる。現在の実施形態においては、連通させるステップは、外圧42をベース・ユニット34に印加するステップも含み、ベース・ユニット34は、導管30の第1の端部31を受け入れるためチャンバ38を含んでおり、チャンバ38は、実質的に可撓性の隔壁40を含んでいる。低圧空気のような正の外圧42が、実質的に可撓性の隔壁40に印加される。隔壁40は、圧力をチャンバ38に伝え、試料流体を導管30の第2の端部33から液滴として押し出す。
次に、試料流体のオスモル濃度が検査回路50によって決定される。試料流体のオスモル濃度は、試料流体のエネルギー伝達特性を感知することによって測定できる。エネルギー伝達特性としては、例えば、試料流体に伝達される特定の電流が与えられれば、試料流体のインピーダンスが測定されるような、導電率が含まれる。検査回路50は、試料受け入れチップ2の電極の両側に電流源を印加する。試料流体のオスモル濃度は、導電率値を得る導電率測定装置52を用いて試料流体の導電率を測定し、その導電率値を、変換システム54を用いて(例えば、較正知識ベースにより)対応するオスモル濃度値に変換することによって決定され得る。この場合、検査回路50は、試料流体のオスモル濃度を決定する導電率測定回路56を含んでいる。例えば、測定回路56は、試料流体によって橋絡された少なくとも2つの電極に、(波形発生器からのような)指定された波形の電気エネルギーを提供し得る。
さらに、図7に示されるように、ベース部材28は、結果をユーザに伝えるための装置、例えば、オスモル濃度値の視覚的表現を表示するための表示装置142を含み得る。代わりに、オスモル濃度結果は、任意の既知の方法で遠隔地に通信および表示され得る。
図8に示される別の実施形態において、処理する医師は、導管130をオスモル濃度検査装置126のベース部材128に前もって配置しておくことができる。装置126は、導管130が試料流体を試料受け入れチップ102に置くためにベース部材128に固定されていることを除いて、装置26(図7)と同様である。次に涙液が患者から採集され、毛管力によって導管130内に引き込まれる。導管130の第1の端部131が試料流体を抽出し、導管130の第2の端部133が試料流体を試料受け入れチップ102上に置く。従って、試料流体のオスモル濃度を決定するためのこの方法は、ベース部材128に固定された導管130を通して試料流体を試料受け入れチップ102まで直接連通するステップと、試料流体のオスモル濃度を決定するステップと、を含む。さらに、オスモル濃度検査装置133は、導管130を保護し、装置126の取り扱いを便利にするためのヒンジ式カバー144を含んでもよい。さらに別の実施形態において、図9に示されるように、導管130は、ヒンジ式カバー144に固定されてもよい。オスモル濃度検査装置126は、便利かつ効果的なポイント・オブ・ケア処置を考慮して、携帯型装置とし得ることが留意されるべきである。
本発明を上記で概説された特定の実施形態と共に説明してきたが、多くの選択肢、修正および変型が当業者には明らかであろう。従って、上記で述べられた本発明の実施形態は、例示を意図するものであって、限定を意図するものではない。特許請求の範囲において規定される本発明の趣旨および範囲を逸脱することなく、様々な変更を行うことができる。
本発明の1つの実施形態による試料受け入れチップの断面図を示す。 図1の試料受け入れチップの第1の基板層の2つの実施形態の平面図を示す。 図1の試料受け入れチップの第2の基板層の平面図を示す。 図1の試料受け入れチップの第3の基板層の平面図を示す。 オスモル濃度検査のために電極へのアクセスを提供する電極窓の断面図を示す。 図1の試料受け入れチップの異なる表面上に配置された電極接点の断面図を示す。 試料流体を採集し試料流体のオスモル濃度を検査するオスモル濃度検査装置の平面図を示す。 試料流体を採集し試料流体のオスモル濃度を検査するオスモル濃度検査装置の平面図を示す。 試料流体を採集し試料流体のオスモル濃度を検査するオスモル濃度検査装置の平面図を示す。

Claims (20)

  1. 試料受け入れチップであって、
    試料流体を受け入れるために前記基板を貫通する流体経路を有する基板であって、該流体経路が、第1のポートと、少なくとも1つの第2のポートと、窪んだ流路とを含み、該窪んだ流路が基板中に封入される、基板と、
    前記試料流体の特性を測定するために前記窪んだ流路中の前記試料流体に接触するように前記基板中に配置された少なくとも2つの電極と、
    を含む、
    試料受け入れチップ。
  2. 前記基板がさらに、
    a) 前記少なくとも2つの電極へのアクセスを提供する少なくとも2つの電極窓、および
    b) 接点に接続された前記少なくとも2つの電極、
    の一方を含み、前記接点は、前記基板の外表面に配置されている、
    請求項1に記載のチップ。
  3. 前記基板が多層である、請求項1に記載のチップ。
  4. 前記基板が、菫青石(コージライト)ベースのガラス・セラミックであり、前記少なくとも2つの電極が、銅、ニッケル、およびガラス・セラミックで共焼結される、請求項1に記載のチップ。
  5. 前記試料流体が、30nL未満の容量を有する、請求項1に記載のチップ。
  6. 前記第1のポートが、前記試料流体を前記窪んだ流路に流し込み、前記少なくとも1つの第2のポートが、前記窪んだ流路をガス抜きする、請求項1に記載のチップ。
  7. 前記チップが装置に結合されており、該装置は、ベース部材と、試料流体を受け入れるために前記ベース部材に固定された試料受け入れチップと、前記試料流体を前記試料受け入れチップ上に置くために前記ベース部材に固定された導管であって、第1の端部および第2の端部を含む導管と、を含む、請求項1に記載のチップ。
  8. オスモル濃度検査のための装置であって、
    ベース部材と、
    試料流体を受け入れるために前記ベース部材に固定された試料受け入れチップと、
    前記試料流体を前記試料受け入れチップ上に置くために前記ベース部材に固定された導管であって、第1の端部および第2の端部を含む導管と、
    を含む、
    装置。
  9. 毛細管容器をさらに含み、該毛細管容器が、
    ベース・ユニットであって、前記導管を前記ベース・ユニットに固定するための留め具と、前記導管の前記第1の端部を受け入れるためのチャンバであって、実質的に可撓性の隔壁を含むチャンバと、を含むベース・ユニットと、
    前記導管の前記第2の端部から前記試料流体を排出するためにチャンバ圧力を変更するために、前記実質的に可撓性の隔壁に外圧をかけるための機構と、
    を含む、
    請求項8に記載の装置。
  10. 前記試料受け入れチップが、
    試料流体を受け入れるために前記基板を貫通する流体経路を有する基板であって、該流体経路が、第1のポートと、少なくとも1つの第2のポートと、窪んだ流路とを含み、該窪んだ流路が基板中に封入される基板と、
    前記試料流体の特性を測定するために前記窪んだ流路中の前記試料流体に接触するように前記基板中に配置された少なくとも2つの電極と、
    を含む、
    請求項8に記載の装置。
  11. 前記基板がさらに、
    a) 前記少なくとも2つの電極へのアクセスを提供する少なくとも2つの電極窓、および
    b) 接点に接続された前記少なくとも2つの電極、
    の一方を含み、前記接点は、前記基板の外表面に配置されている、
    請求項10に記載の装置。
  12. 前記基板が、菫青石ベースのガラス・セラミックであり、前記少なくとも2つの電極が、銅、ニッケル、およびガラス・セラミックで共焼結される、請求項10に記載の装置。
  13. 前記第1のポートが、前記試料流体を前記窪んだ流路に流し込み、前記少なくとも1つの第2のポートが、前記窪んだ流路をガス抜きする、請求項10に記載の装置。
  14. 前記導管の前記第1の端部が試料流体を抽出し、前記導管の前記第2の端部が前記試料流体を前記試料受け入れチップ上に置く、請求項10の装置。
  15. 前記ベース部材が、前記試料流体のオスモル濃度を決定するように構成された導電率測定回路をさらに含む、請求項8に記載の装置。
  16. 試料流体のオスモル濃度を決定するための方法であって、
    ベース部材に固定された導管を通して試料流体を試料受け入れチップまで連通させるステップと、
    前記試料流体のオスモル濃度を決定するステップと、
    を含む、
    方法。
  17. 前記試料受け入れチップが、
    試料流体を受け入れるために前記基板を貫通する流体経路を有する基板であって、該流体経路が、第1のポートと、少なくとも1つの第2のポートと、窪んだ流路とを含み、該窪んだ流路が基板中に封入される、基板と、
    前記試料流体の特性を測定するために前記窪んだ流路中の前記試料流体に接触するように前記基板中に配置された、多層セラミックで共焼結された少なくとも2つの電極と、
    を含む、
    請求項16に記載の方法。
  18. 前記連通させるステップが、ベース・ユニットに外圧をかけるステップを含み、前記ベース・ユニットは、前記導管の第1の端部を受け入れるためのチャンバを含み、該チャンバは、実質的に可撓性の隔壁を含む、請求項16に記載の方法。
  19. 前記試料流体の前記オスモル濃度を決定する前記ステップが、導電率値を得るために前記試料流体の前記導電率を測定するステップと、前記導電率を対応するオスモル濃度値に変換するステップと、を含む、請求項16に記載の方法。
  20. 前記連通させるステップが、人間の眼球上の体液の生体内試料と接触させるステップを含み、前記試料流体は、毛管力により前記導管内に引き込まれる、請求項16に記載の方法。
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