JP2009509508A5

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Info

Publication number: JP2009509508A5
Application number: JP2008532490A
Authority: JP
Filing date: 2006-09-25
Publication date: 2009-11-12
Anticipated expiration: 2026-09-25

Claims

急性冠状動脈事象を発症する変更された危険性を有する個体を同定するのを支援する方法、またはスタチン処置に応答する個体の可能性を評価するのを支援する方法であって、該方法が、
該個体の核酸のサンプルにおけるＳＮＰの対立遺伝子の存在または非存在を検出する工程
を包含し、ここで該ＳＮＰは、配列番号２６３の１０１位によって示され、そして該対立遺伝子の存在または非存在は、急性冠状動脈事象を発症する個体の危険性またはスタチン処置に応答する可能性に相関する、方法。
前記個体の核酸と検出試薬とを接触させる工程、およびどのヌクレオチドが、特定されたＳＮＰ位置に存在するかまたは存在しないかを決定する工程を包含する、請求項１に記載の方法。
前記核酸は、前記個体の血液細胞から調製される、請求項２に記載の方法。
前記検出試薬は、ポリヌクレオチドプローブである、請求項２に記載の方法。
前記プローブの３’末端は、前記核酸におけるＳＮＰにハイブリダイズする、請求項４に記載の方法。
前記プローブは、レポーター色素によって標識される、請求項４に記載の方法。
核酸分子における配列番号２６３の１０１位によって示される一塩基多型（ＳＮＰ）を検出する方法であって、
試験サンプルと、ストリンジェントなハイブリダイゼーション条件下で配列番号２６３のヌクレオチド配列におけるＳＮＰに特異的にハイブリダイズする試薬とを接触させる工程、ならびに
ハイブリダイズした二重鎖の形成を検出する工程
を包含する、方法。
前記検出は、対立遺伝子特異的プローブハイブリダイゼーション、対立遺伝子特異的プライマー伸長、対立遺伝子特異的増幅、配列決定、５’ヌクレアーゼ消化、分子ビーコンアッセイ、オリゴヌクレオチドライゲーションアッセイ、サイズ分析、および一本鎖立体配座多型からなる群より選択される工程によって行なわれる、請求項７に記載の方法。
急性冠状動脈事象を発症する変更された危険性を有する個体を同定するのを支援する方法、またはスタチン処置に応答する個体の可能性を評価するのを支援する方法であって、該方法が、
該個体の核酸のサンプルにおける多型の存在または非存在を検出する工程
を包含し、該多型は、配列番号２６３のヌクレオチド配列における１０１位によって示されるＳＮＰとの連鎖不均衡に存在し、そして該多型の存在または非存在は、急性冠状動脈事象を発症する個体の危険性またはスタチン処置に応答する可能性に相関する、方法。
個体において心臓血管障害を処置する方法であって、該方法が、
配列番号２６３の１０１位によって示されるＳＮＰの存在または非存在によって予測されるようなスタチン処置に応答する該個体の可能性に基づいて有効な量のスタチン
を含む
、方法。
ＳＮＰ含有核酸分子によってコードされる改変タンパク質を検出するための試薬であって、該試薬は、別の核酸分子によってコードされるタンパク質と比較して、該改変タンパク質に選択的に結合し、ここで該ＳＮＰ含有核酸分子は、配列番号２６３の配列番号１０１によって示されるＳＮＰを含む、試薬。
前記試薬は、抗体、抗体フラグメント、アプタマー、ペプチド、リガンドまたは低分子化合物である、請求項１１に記載の試薬。
前記試薬は、レポーター色素または造影剤によって標識される、請求項１２に記載の試薬。
請求項１１に記載の試薬および緩衝液を備える、キット。
増幅されたポリヌクレオチドであって、該増幅されたポリヌクレオチドが、配列番号２６３またはその相補体の１０１位によって示される一塩基多型（ＳＮＰ）を含み、ここで、該増幅されたポリヌクレオチドが、約１６ヌクレオチドと約１，０００ヌクレオチドとの間の長さである、増幅されたポリヌクレオチド。
前記ヌクレオチド配列は、配列番号２６３のヌクレオチド配列を含む、請求項１５に記載の増幅されたポリヌクレオチド。
配列番号２６３のヌクレオチド配列における１０１位によって示される一塩基多型（ＳＮＰ）を含む核酸分子に特異的にハイブリダイズする、単離されたポリヌクレオチド。
８ヌクレオチド〜７０ヌクレオチドの長さである、請求項１７に記載のポリヌクレオチド。
対立遺伝子特異的プローブである、請求項１７に記載のポリヌクレオチド。
対立遺伝子特異的プライマーである、請求項１７に記載のポリヌクレオチド。
核酸における一塩基多型（ＳＮＰ）を検出するためのキットであって、請求項１７に記載のポリヌクレオチド、緩衝液、および酵素を備える、キット。
配列番号２６３からなるアミノ酸配列を含む、単離されたポリペプチド。
前記ポリペプチドは、配列番号２６３からなるアミノ酸配列を有する、請求項２２に記載の単離されたポリペプチド。
請求項２２に記載のポリペプチドに選択的に結合する、抗体。
心筋梗塞を治療的もしくは予防的に処置するのに有用な薬剤を同定するための方法であって、該方法が、候補薬剤に請求項２４に記載のポリペプチドを、該ポリペプチドと該候補薬剤との間に結合複合体を形成させるために適切な条件下で接触させる工程、ならびに該結合複合体の形成を検出する工程を包含し、ここで、該複合体の存在が、該薬剤を同定する、方法。