JP2009508471A5

JP2009508471A5 -

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Publication number: JP2009508471A5
Application number: JP2008525285A
Authority: JP
Filing date: 2006-08-07
Publication date: 2011-05-19
Anticipated expiration: 2026-08-07

Claims

30以下のアミノ酸残基からなり、エリスロポエチンのヘリックスBの11個の外向アミノ酸残基を含み、前記アミノ酸残基のうちの１つが、保存的又は非保存的置換で任意に置換されている、単離ポリペプチド、又はそのレトロ-インバーソ-類似体。
H₁-N₁-(L)_n-P₁-H₂（式中、nは0〜1であり、かつH₁及びH₂は同一又は異なる疎水性アミノ酸であり、N₁は負荷電アミノ酸であり、L₁は極性アミノ酸であり、かつP₁は正荷電アミノ酸である。)のアミノ酸モチーフを含む、請求項1記載の単離ポリペプチド。
アミノ酸配列QEQLERALNSS（配列番号：40）を含み、前記アミノ酸残基の１つが、保存的又は非保存的置換で任意に置換されている、請求項1記載の単離ポリペプチド、又はそのレトロ-インバーソ-類似体。
アミノ酸配列QEQLERALNSS（配列番号：40）からなり、前記アミノ酸残基の１つが、保存的又は非保存的置換で任意に置換されている、請求項3記載の単離ポリペプチド、又はそのレトロ-インバーソ-類似体。
アミノ酸配列QEQLERALNSS（配列番号：40）からなる、請求項3記載の単離ポリペプチド、又はそのレトロ-インバーソ-類似体。
請求項1〜5のいずれか1項記載の単離ポリペプチドのレトロ-インバーソ-類似体。
アミノ酸配列QEQLERALNSSLRRYINMLTRTR（配列番号：41）を含み、前記アミノ酸残基の１つが、保存的又は非保存的置換で任意に置換されている、請求項1記載の単離ポリペプチド。
アミノ酸配列CSLNENIQEQLERALNSS（配列番号：43）を含み、前記アミノ酸残基の１つが、保存的又は非保存的置換で任意に置換されている、請求項1記載の単離ポリペプチド。
アミノ酸又はアミノ酸同等物による保存的又は非保存的置換を含む、請求項1〜4、6又は7のいずれかに記載の単離ポリペプチド。
前記ポリペプチドが、ポリエチレングリコールの付加により修飾されている、請求項1〜9のいずれかに記載の単離ポリペプチド。
受容者においてヘモグロビンを増加させない、請求項1〜10のいずれかに記載の単離ポリペプチド。
神経細胞又は組織、骨細胞又は組織、眼細胞又は組織、脂肪細胞又は組織、結合細胞又は組織、髪細胞又は組織、歯細胞又は組織、粘膜細胞又は組織、膵臓細胞又は組織、内分泌細胞又は組織、耳細胞又は組織、上皮細胞又は組織、皮膚細胞又は組織、筋細胞又は組織、心臓細胞又は組織、肺細胞又は組織、肝臓細胞又は組織、腎臓細胞又は組織、腸細胞又は組織、副腎細胞又は組織、毛管細胞又は組織、内皮細胞又は組織、精巣細胞又は組織、卵巣細胞又は組織、あるいは子宮内膜細胞又は組織などの応答性細胞、組織又は器官の、又は幹細胞の、機能及び／又は生存率を保護、維持、強化あるいは回復させることなどの細胞保護活性を有する、請求項1〜10のいずれかに記載の単離ポリペプチド。
中枢神経系組織、末梢神経系組織、心臓組織、又は網膜組織などの興奮性組織において細胞保護活性を有する、請求項1〜10のいずれかに記載の単離ポリペプチド。
血液脳関門、血液-眼関門、血液-精巣関門、血液-卵巣関門、血液-神経関門、及び血液-脊髄関門などの内皮細胞障壁を横断できる、請求項1〜10のいずれかに記載の単離ポリペプチド。
請求項1〜10のいずれかに記載の単離ポリペプチド、及び、医薬として許容し得る担体を含む、医薬組成物。
経口投与、鼻腔内投与、眼球投与、吸入投与、経皮投与、直腸投与、舌下投与、又は非経口投与用に製剤されている、請求項15記載の医薬組成物。
灌流液として製剤されている、請求項15記載の医薬組成物。
哺乳動物の身体から単離した応答性細胞、組織又は器官の生存率を保護、維持又は高めるための方法であって、前記細胞、組織又は器官を請求項1〜10のいずれか1項記載の単離ポリペプチド又は請求項15〜17のいずれか1項記載の医薬組成物に曝すことを含む、前記方法。
前記哺乳動物の身体がヒトの身体である、請求項18記載の方法。
その必要がある対象の、心血管系疾患、心肺疾患、呼吸疾患、腎疾患、泌尿器系疾患、生殖器系疾患、骨疾患、皮膚疾患、胃腸疾患、内分泌異常、代謝異常、認知機能障害、又は中枢神経系若しくは末梢神経系の疾患若しくは障害の予防、治療的処置又は予防的処置用の医薬組成物の製造のための、請求項1〜10のいずれか1項記載の単離ポリペプチドの使用。
前記対象がヒトである、請求項20記載の使用。
請求項1〜10のいずれか1項記載の単離ポリペプチドをコードするヌクレオチド配列を含む、単離核酸。
請求項22記載の核酸を含むベクター。
発現ベクターである、請求項23記載のベクター。
請求項24記載の発現ベクターを含む宿主細胞。
単離ポリペプチドを組換え的に製造する方法であって、a）前記ポリペプチドの発現に適切な条件下で、請求項25記載の宿主細胞を培地中で培養すること、及びb）前記培地から前記ポリペプチドを回収及び単離することを含む、前記方法。