JP2009508415A - 複数加入者の通信回線におけるクロストーク検査のための方法、装置及びシステム - Google Patents

複数加入者の通信回線におけるクロストーク検査のための方法、装置及びシステム Download PDF

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Abstract

本発明は、複数加入者の通信回線におけるクロストーク検査のための方法、装置及びシステムに関する。主に、各回線の送信側で直交スペクトラム拡散符号のグループを取り込み、受信側で受信信号ベクトルに従ってxSDL回線のクロストークを検査する。これにより、クロストークの発信源、振幅及び位相を識別することが可能となる。本発明によると、クロストーク検査が、他の回線の伝送性能に影響を与えることなくxSDL回線でリアルタイムに実施できる。さらに、検査結果は、幾つの回線が検査中回線に有意に影響を及ぼすのかを示し、その影響の重大度を反映したものであり、動的スペクトルマネジメントへの有効な基準とDSLAM装置の性能の最適化を提供する。
【選択図】図4

Description

本発明は、ネットワーク通信技術に関し、特に複数加入者の通信回線におけるクロストーク検査技術に関する。
非対称型デジタル加入者回線(ADSL)技術は、第1世代ADSL、第2世代ADSL2およびADSL2+から最新の超高速デジタル加入者線2(VDSL2)へと数年にわたって発達してきた。周波数帯域の増加に伴って帯域幅も増加している。ADSLとADSL2はダウンリンク周波数帯域が1.1MHzよりも低く、また8Mbpsという高いダウンリンク速度を提供する。ADSL2+は、ダウンリンク帯域幅が2.2MHzまで拡大しており、最大で24Mbpsのダウンリンク速度を提供する。VDSL2は、ダウンリンクには30MHzまでの周波数帯域を使用し、アップリンク及びダウンリンク対称速度として100Mbpsの速度を提供する。
xDSL技術の周波数帯域は増加しているが、特に高周波帯域ではクロストークが問題となる。図1及び図2に示す如く、クロストークには近端クロストーク(NEXT)と遠端クロストーク(FEXT)が存在する。NEXTはシステム性能に有意な損害は示さず、その一方、FEXTは回線伝送に重大な影響を及ぼす。
例えば、xDSLサービスを1つのケーブル束で複数加入者に対して稼動した場合、一部の回線は伝送速度が遅く不安定になる、またはxDSLサービス自身がFEXTによって稼動に失敗する可能性がある。このようにして、デジタル加入者線アクセスマルチプレクサ(DSLAM)の稼働率が低下する。
一部の技術者は、様々な場所に存在する装置間のクロストークを回避するためのスペクトラム応用の管理を成し遂げ、明細書に記載している。クロストークが有する課題を解決するために最近用いられる技術と方法には、複数加入者検出技術、最尤複数加入者検出技術及び干渉キャンセル複数加入者検出技術が含まれる。
しかしながら、最近の技術は複雑化しており、大量に演算を要する。さらに、これら技術はクロストークの統計的特性に基づいてDSL回線の性能またはシステムを最適化するだけのものであって、複数の回線における定量的なクロストーク検査を提供するものではない。結果として、これらの技術ではDSL回線の伝送性能を十分に最適化することはできない。
本発明は、複数加入者の通信回線におけるクロストーク検査のための方法、装置及びシステムを開示する。これにより複数回線間のクロストークが定量的に検査され、DSL回線性能またはシステム性能の最適化を促進することができる。
上記目的は、下記の技術的解決法により成し遂げられるものである。
本発明の一実施形態は、複数加入者の通信回線におけるクロストーク検査方法を提供する。
この方法は、送信側で、直交スペクトラム拡散符号を複数加入者の通信回線間の回線に取り込む工程と、直交スペクトラム拡散符号が取り込まれた信号を送信する工程を備える。この直交スペクトラム拡散符号は回線に対応している。
この方法はさらに、受信側で、実際の受信信号ベクトルに従ってクロストークベクトル情報を得る工程と、回線のうち特定の回線からのクロストークの定量値を測定する工程を備える。
この方法はまた、複数加入者の通信回線のうち各回線にマップされる直交スペクトラム拡散符号を含む。この方法はさらに、各回線をラベルする工程と、直交スペクトラム拡散符号のグループにラベルをマップする工程と、マップをマッピングテーブルに保存する工程を備える。
直交スペクトラム拡散符号を取り込む工程はさらに、回線に対応する直交スペクトラム拡散符号を、回線の1つのトーンまたは複数のトーンにおけるシンボルに連続的に取り込む工程を備える。各回線において、各シンボルは回線に対応する1以上のビットの直交スペクトラム拡散符号を用いて取り込まれる。
実際の受信信号ベクトルに基づきクロストークベクトル情報を得る工程はさらに、検査中回線の受信側で、高速フーリエ変換(FFT)による検査中回線の各トーンまたは各回線の受信信号からのクロストーク情報を含む受信信号ベクトルを得る工程と、受信信号ベクトルと期待受信信号ベクトル間の差を算出する工程と、その差を特定のトーンまたは検査中回線におけるクロストーク情報として見なす工程を備える。
検査中回線における特定の回線のクロストークの定量値を測定する工程は、さらに、対応する直交スペクトラム拡散符号によるトーンまたは回線のクロストークベクトル情報を逆拡散する工程と、逆拡散結果に従って、特定の回線から検査中回線へのクロストークまたは検査中回線のトーンにおけるクロストークの定量値を得る工程を備える。
逆拡散結果は下式(数1)で示される。
Figure 2009508415
尚、Lは直交スペクトラム拡散符号の長さであり、bは回線iに対応する直交スペクトラム拡散符号であり、△(a+jb)はクロストークベクトル情報である。
特定の回線から検査中回線へのクロストークまたは検査中回線のトーンにおけるクロストークの定量値を得る工程はさらに、定量値を得るために逆拡散結果にMOD操作を実施する工程と、その値が設定閾値を越えているか否かを決定する工程を備える。
値が設定閾値を超えている場合、値を特定の回線から検査中回線へのクロストークの定量値として見なし、値が設定閾値を超えていない場合、検査中回線において特定の回線によるクロストークの影響はないと決定する。
本発明の一実施形態では、検査中回線の複数のトーンにおいてクロストークを検出した場合、検査中回線または検査中回線のトーンにおける特定の回線からのクロストークの定量値を得る工程がさらに、検査中回線の次のトーンにおける逆拡散結果を決定する工程と、
検査中の回線の全ての複数のトーンの逆拡散結果が得られるまで、特定の回線から検査中回線の次のトーンへのクロストークの定量値を算出及び決定する工程と、クロストーク検査結果を得る工程を備える。
この方法はまた、逆拡散結果に基づく検査中回線におけるクロストーク信号の位相角を得る工程と、検査中回線の初期位相角に基づく位相特性を決定する工程を備える。
本発明の一実施形態は、複数加入者の通信回線におけるクロストーク検査のための送信装置を提供する。本装置は、回線ラベルと直交スペクトラム拡散符号間のマッピングを保存して、取り込まれる信号を検査信号取り込みモジュールに提供するように構成される取り込み信号設定モジュールと、取り込み信号設定モジュールによって供給される検査回線に対応する直交スペクトラム拡散符号に基づく検査信号を取り込み、検査信号を送信するように構成される検査信号取り込みモジュールを備える。
本発明の一実施形態はまた、複数加入者の通信回線におけるクロストーク検査のための受信装置を提供する。本受信装置は、送信装置からの信号を受信し、FFT(高速フーリエ変換)による受信信号ベクトルを得るように構成される信号受信及び処理モジュールと、受信装置の受信信号ベクトルと期待受信信号ベクトルに基づくクロストークベクトルを算出するように構成されるクロストークベクトル算出モジュールと、クロストークベクトルに基づいて特定の回線から検査中回線への定量値を算出するように構成されるクロストーク値算出モジュールを備える。
このクロストーク値算出モジュールは、クロストークベクトルを逆拡散し、逆拡散結果を得るように構成される逆拡散モジュールと、逆拡散結果にMOD操作を実施し、定量値と位相を得るように構成される値及び位相算出モジュールと、MOD操作結果と設定閾値に基づいてクロストークが存在するか否かを判断し、クロストークの定量値を決定するように構成される判断モジュールを備える。
本発明の一実施形態はまた、複数加入者の通信回線におけるクロストーク検査のシステムを提供する。このシステムは、送信装置と受信装置を備え、送信装置が検査信号を送信し、受信装置が検査信号を受信してクロストークの定量値を算出する。
本発明の一実施形態で提供される技術的解決法によると、クロストークの発生源が識別され、そのクロストーク値が算出される。複数のDSL回線におけるクロストークがリアルタイムに検査され、回線の伝送性能に影響を与えることがない。したがって、操作する回線および装置に干渉が生じることがない。
検査結果は、幾つの回線が検査中回線に有意に影響を及ぼすのかを示し、その影響の重大度を反映したものであり、動的スペクトルマネジメントへの有効な基準を提供している。
本発明によると、通信回線が速いとともにより安定な伝送速度を提供し、システムの全体的性能およびDSLAMの稼働率が強化される。
本発明の主な目的は、クロストークの発生源を検出し、クロストークを定量化することである。もしクロストークがDSL装置においてリアルタイムで検査することができれば、DSL装置はクロストークにリアルタイムで応答することとなる。これにより、複数加入者のDSL回線間のクロストークを回避することができ、DSLAM装置の性能を最適化するためのクロストークのデータを提供することができる。
実際には、同じケーブル束におけるxDSL回線は、各回線にクロストークの影響が及ぶ可能性がある。本発明の中心概念は、符号分割によるクロストークの発生源の識別及びクロストークの定量化とともに、複数のxDSL回線対の間のクロストーク検査を実施することである。
本発明の一実施形態として提供される方法を、以下、付随の図面を参照しつつ詳細に説明する。
図3において、φi,j(n)は、回線jから回線iのn個目のトーンまでのクロストークを示す。回線iのn個目のトーンの全クロストークエネルギーは下式(数2)で示される。
Figure 2009508415
尚、φi,j(n)=0(i=j)であり、Mは回線数である。
一般的に、全クロストークエネルギーは、回線の初期化中の沈黙時間に大まかに測定される。各トーンにおける全クロストークエネルギーは、回線性能を推定するために用いられるが全体の回線の最適化に十分に適応するものではなく、この最適化はシステムの2回線ごとにその回線間のクロストークに依存する必要がある。したがって、システムの2回線ごとに、その回線間のクロストークを算出する必要がある。即ち、システムの各回線のφi,j(n)において、iとjの範囲は両方とも1からMである。
その他の全ての回線は、同時に特定の回線にクロストークの影響を及ぼす可能性がある。図4に示す如く、回線1から回線jは、回線iにクロストークの影響を与える。課題は、異なる回線から回線iへのクロストークを同時にどのようにして別々に識別するかということと、回線iにクロストークの影響を及ぼす特定の回線をどのようにして識別するかということである。
本発明の一実施形態では、システムの2回線ごとのクロストークを決定するためにラベルを用いる。この方法によると、全体のクロストーク信号は、各回線からのクロストークの合計から算出されたものである。このようにして、各回線から回線iまでのクロストークが決定される。
図4は、本発明の一実施形態で提供される方法を実現するフロー図である。このフロー図は、以下の工程を備える。
工程41:異なる回線を識別するために、特定の数列または法則に従って回線のインターフェースをラベルする。
例えば、回線を1からi及びjまでラベルする。回線をラベルするには、これ以外の方法を用いてもよい。識別のために回線がラベルされた後、次の工程で、各回線からのクロストークが別々に算出される。
工程42:直交スペクトラム拡散符号のグループにラベルをマップして一対一対応を確立する。この時、直交スペクトラム拡散符号の長さはLである。そしてそのマッピングをマッピングテーブルに保存する。(表1参照)
クロストーク検査は、関連のある直交スペクトラム拡散符号を異なる検査チャネルに取り込むことにより実施される(即ち検査回線はラベルによって識別される)。
Figure 2009508415
工程43:図6は、図5に示す検査チャネルの特定のトーンにおける直交スペクトラム拡散符号の取り込みを示す。
特に、1つの検査チャネルの特定のトーンにおいて、検査チャネルに対応した1ビットの直交スペクトラム拡散符号が各シンボルに取り込まれ、そしてLシンボルが継続して数ビットの直交スペクトラム拡散符号を用いて取り込まれる。このLは直交スペクトラム拡散符号の長さである。
上記以外としては、1つの検査チャネルの特定のトーンにおいて、検査チャネルに対応する直交スペクトラム拡散符号のkビットが各シンボルに取り込まれ、そしてL/kシンボルが継続して数ビットの直交スペクトラム拡散符号を用いて取り込まれる。このL/kは、Lをkで除算した値である。この方法による実現を確実にするためには、L/kは整数であるべきである。
例えば、図5の回線1のクロストークを検出するためには、直交スペクトラム拡散符号を取り込む工程が回線1において実施される。
回線1に取り込まれた符号は、表1において回線1に対応する直交符号b1である。
図7に示す如く、スペクトラム拡散符号語の数ビットが各トーンのシンボルに取り込まれ、受信側でシンボルの逆拡散が実施される。逆拡散結果は、受信側で、検査中回線におけるクロストークの影響の有無およびクロストークの重大度を反映することができるが、特定のトーンにおけるクロストークの影響の有無およびクロストークの重大度は反映しない。この方法は、簡潔であるとともに時間を節約でき、これにより定量分析において重要な役割を果たすことができる。
工程44:FFTによるクロストーク情報を含む受信信号ベクトルを得て、検査中チャネルに接続された加入者宅内機器(CPE)におけるクロストークベクトルを決定する。
検査中チャネルの送信ベクトルYは、他の回線からクロストークの影響やノイズを受けてXに向けて伸張および回転する。検査中チャネルは回線2から回線i及び回線jのうち、いずれであってもよい。
図8に示す如く、クロストークベクトル△(a+jb)は、他の回線から検査中の回線へのクロストークを含み、これは信号ベクトルXとY間の差である。
受信信号ベクトルを算出し、受信側の受信信号ベクトルと期待受信信号ベクトルに従ってクロストークベクトルを決定する。
工程45:工程42のマッピングテーブルに従って、クロストークベクトル△(a+jb)を各回線に対応する直交符号で逆拡散する。
クロストークベクトルの逆拡散を図9に示す。この際の式は下式(数3)で示される通りである。
Figure 2009508415
尚、Lは直交スペクトラム拡散符号の長さを示し、biは表1の直交スペクトラム拡散符号(即ち直交符号)である。
工程46:逆拡散結果(複素数)にMOD操作を実施する。
工程47:MOD操作の結果が設定閾値を超えているか否かを判断する。MOD操作の結果が設定閾値を超えている場合は工程48を実行し、そうでない場合は工程49を実行する。
工程48:特定の検査チャネルが検査中チャネルにクロストークの影響を与えるかどうかを決定する。MOD操作の結果をクロストークの相対定量値として見なし、工程49を実行する。
これは、特定の検査チャネルが逆拡散結果に従ってクロストークの影響を与えるかどうかを判断するものである。そして、特定の検査チャネルから検査中チャネルまでのクロストークの定量値を、MOD操作結果と直交スペクトラム拡散符号に一致する回線ラベルに従って、算出により決定する。
例えば、もし工程45の逆拡散結果が回線2の直交符合b2に基づいて得られた場合、結果は設定閾値を超え、回線2は検査中回線にクロストークの影響を及ぼす。このクロストークは、工程43で取り込まれたトーンにおいて生じたものである。そして逆拡散結果に基づいて算出されたMOD操作結果は、クロストークの相対定量値として見なしてもよい。
本発明の一実施形態として提供した方法では、工程45の逆拡散結果をクロストークの位相特性を算出するために用いてもよい。例えば、工程45の結果がα+jβである場合、検査中クロストーク信号の位相角は、数式φ1=arctag(β/α)を用いて算出することができる。検査中回線(または検査中チャネル)の初期位相角は、φ0であると知られている。したがって、クロストークの位相変化はφ1〜φ0であり、即ちこれが位相特性である。
工程49:回線の全てのトーンのクロストークが定量化されたか否かを判断する。もし回線の全てのトーンのクロストークが定量化されていなければ、工程43を実行する。そうでない場合は、クロストークの定量値と位相特性を備えた状態でこの検査を終了する。
留意するべきことは、図10にも示す如く、全てのトーンにおけるクロストークとその定量値は、工程43で同時に各トーンにおいて直交スペクトラム拡散符号を送信することによって一度に得てもよい。
本発明の一実施形態では、複数の通信回線のいずれの回線においても、クロストーク検査を実施可能である。例えば、3つの通信回線が特定の回線にクロストークの影響を及ぼすと、図11に示す如く、3つの曲線が3つの回線におけるクロストーク検査の結果を記録する。
本発明の一実施形態はまた、図12に示す如く、複数加入者の通信回線におけるクロストーク検査のためのシステムを提供する。このシステムは、送信装置と受信装置を備える。送信装置が検査信号を送信し、受信装置が検査信号を受信してクロストークの定量値を算出する。
これらの装置について、以下詳細を説明する。
1.複数加入者の通信回線におけるクロストーク検査のための送信装置であって、以下を備える。
本装置は、回線ラベルと直交スペクトラム拡散符号間のマッピングを保存して(マッピング情報は表1に示す)、取り込まれる信号を検査信号取り込みモジュールに提供するように構成される取り込み信号設定モジュールと、取り込み信号設定モジュールによって供給される検査回線に対応する直交スペクトラム拡散符号に基づく検査信号を取り込み、検査信号を受信装置に送信するように構成される検査信号取り込みモジュールを備える。
尚、信号設定モジュールにおいて、設定を取り込む詳細な方法は省略する。また、検査信号取り込みモジュールにおいて、取り込むための特定の処理は必要条件によって決定され、取り込むための詳細な方法は省略する。
2.複数加入者の通信回線におけるクロストーク検査のための受信装置であって、以下を備える。
本受信装置は、送信装置からの信号を受信し、FFTによる受信信号ベクトルを得るように構成される信号受信及び処理モジュールと、受信装置の受信信号ベクトルと期待受信信号ベクトルに基づくクロストークベクトルを算出するように構成されるクロストークベクトル算出モジュール(即ち、送信信号ベクトルと期待受信信号ベクトル間の差がクロストークベクトルである)と、クロストークベクトルに基づいて特定の回線から検査中回線への定量値を算出するように構成されるクロストーク値算出モジュールを備える。
クロストーク値算出モジュールは、クロストークベクトルを逆拡散し、逆拡散結果を得るように構成される逆拡散モジュール(詳細な方法は図9に示しており、ここでは省略する。)と、逆拡散結果にMOD操作を実施し、MOD値と位相を得るように構成される値及び位相算出モジュールと、MOD操作結果と設定閾値に基づいてクロストークが存在するか否かを判断し、クロストークの定量値を決定するように構成される判断モジュールを備える。
尚、位相算出モジュールにおいて、位相とは、クロストークの位相特性であって、MOD値はクロストークの定量値として見なされている。また、判断モジュールにおいて、例えば、もしMOD操作結果が設定閾値を超える場合はクロストークが存在すると決定し、MOD操作結果をクロストークの定量値として見なし、そうでない場合は、クロストークが存在しないと決定する。
本発明の一実施形態では、クロストークの発生源が識別され、クロストークが定量化される。この一実施形態が実現することは、回線の伝送性能に影響を与えず、したがって回線と装置の操作に干渉が生じることがない。検査結果は、幾つの回線が検査中回線に有意に影響を及ぼすのかを示し、その影響の重大度を反映したものであり、動的スペクトルマネジメントへの有効な基準を提供している。
本発明は幾つかの典型的な実施形態を説明しているが、本発明はこれらの実施形態に限定されない。当業者が、本発明の根底と本発明の範囲を逸脱せずに本発明に様々な修正及び変更をなし得ることは明らかである。本発明は、本発明の請求の範囲またはその等価物により定義される保護範囲に含まれるこれらの修正及び変更をも網羅するものとする。
NEXTの概略図である。 FEXTの概略図である。 複数の通信回線の送信におけるクロストークモデルである。 本発明の一実施形態で提供される方法を実現するフロー図である。 直交符号への回線ラベルのマッピングを示す図である。 スペクトラム拡散符号の取り込みを示す図である。 シンボルにおけるスペクトラム拡散符号の取り込みを示す図である。 ベクトルの調節および受信を示す図である。 クロストーク検査方法における信号のフロー図である。 1回線におけるクロストーク検査の結果を示す図である。 複数回線におけるクロストーク検査の結果を示す図である。 本発明の一実施形態で提供されるシステム構造を示す図である。

Claims (13)

  1. 複数加入者の通信回線におけるクロストーク検査方法であって、該方法が、
    送信側で、直交スペクトラム拡散符号を複数加入者の通信回線間の回線に取り込む工程と、
    前記直交スペクトラム拡散符号が取り込まれた信号を送信する工程を備え、
    前記直交スペクトラム拡散符号は前記回線に対応したものであり、
    前記方法はさらに、
    受信側で、実際の受信信号ベクトルに従ってクロストークベクトル情報を得る工程と、
    前記回線のうち特定の回線からのクロストークの定量値を測定する工程を備えることを特徴とする方法。
  2. 前記直交スペクトラム拡散符号が複数加入者の通信回線のうち各回線にマップされ、該方法はさらに、
    前記各回線をラベルする工程と、
    直交スペクトラム拡散符号のグループにラベルをマップする工程と、
    前記マップをマッピングテーブルに保存する工程を備えることを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 前記直交スペクトラム拡散符号を取り込む工程がさらに、
    前記回線に対応する前記直交スペクトラム拡散符号を、前記回線の1つのトーンまたは複数のトーンにおけるシンボルに連続的に取り込む工程を備え、
    前記各回線において、前記各シンボルが、前記回線に対応する1以上のビットの直交スペクトラム拡散符号を用いて取り込まれることを特徴とする請求項1記載の方法。
  4. 前記実際の受信信号ベクトルに基づきクロストークベクトル情報を得る工程がさらに、
    前記検査中回線の受信側で、高速フーリエ変換(FFT)による前記検査中回線の各トーンまたは各回線の前記受信信号からのクロストーク情報を含む受信信号ベクトルを得る工程と、
    前記受信信号ベクトルと期待受信信号ベクトル間の差を算出する工程と、
    前記差を、特定のトーンまたは前記検査中回線における前記クロストーク情報として見なす工程を備えることを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載の方法。
  5. 前記特定の回線のクロストークの前記定量値を測定する工程がさらに、
    前記対応する直交スペクトラム拡散符号による前記トーンまたは回線の前記クロストークベクトル情報を逆拡散する工程と、
    前記逆拡散結果に従って、前記特定の回線から前記検査中回線への前記クロストークまたは前記検査中回線の前記トーンにおける前記クロストークの定量値を得る工程を備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の方法。
  6. 前記逆拡散結果が下式(数1)で示されることを特徴とする請求項5記載の方法。
    Figure 2009508415
    尚、Lは直交スペクトラム拡散符号の長さであり、bは回線iに対応する前記直交スペクトラム拡散符号であり、△(a+jb)は前記クロストークベクトル情報である。
  7. 前記特定の回線から前記検査中回線への前記クロストークまたは前記検査中回線の前記トーンにおける前記クロストークの定量値を得る工程がさらに、
    定量値を得るために前記逆拡散結果にMOD操作を実施する工程と、
    前記値が設定閾値を越えているか否かを決定する工程を備え、
    前記値が前記設定閾値を超えている場合、前記値を前記特定の回線から前記検査中回線へのクロストークの定量値として見なし、
    前記値が前記設定閾値を超えていない場合、前記検査中回線において前記特定の回線によるクロストークの影響はないと決定することを特徴とする請求項5記載の方法。
  8. 検査中回線の複数のトーンにおいてクロストークを検出した場合、前記検査中回線または前記検査中回線の前記トーンにおける前記特定の回線からの前記クロストークの定量値を得る工程がさらに、
    前記検査中回線の次のトーンにおける逆拡散結果を決定する工程と、
    前記検査中の前記回線の全ての前記複数のトーンの前記逆拡散結果が得られるまで、前記特定の回線から前記検査中回線の前記次のトーンへの前記クロストークの前記定量値を算出及び決定する工程と、
    前記クロストーク検査結果を得る工程を備えることを特徴とする請求項7記載の方法。
  9. 前記逆拡散結果に基づく前記検査中回線における前記クロストーク信号の位相角を得る工程と、
    前記検査中回線の初期位相角に基づく位相特性を決定する工程を備えることを特徴とする請求項5記載の方法。
  10. 複数加入者の通信回線におけるクロストーク検査のための送信装置であって、該送信装置は、
    回線ラベルと直交スペクトラム拡散符号間の前記マッピングを保存して、取り込まれる信号を検査信号取り込みモジュールに提供するように構成される取り込み信号設定モジュールと、
    前記取り込み信号設定モジュールによって供給される前記検査回線に対応する直交スペクトラム拡散符号に基づく検査信号を取り込み、前記検査信号を送信するように構成される検査信号取り込みモジュールを備えることを特徴とする送信装置。
  11. 複数加入者の通信回線におけるクロストーク検査のための受信装置であって、該受信装置は、
    送信装置からの信号を受信し、高速フーリエ変換(FFT)による受信信号ベクトルを得るように構成される信号受信及び処理モジュールと、
    前記受信装置の前記受信信号ベクトルと期待受信信号ベクトルに基づくクロストークベクトルを算出するように構成されるクロストークベクトル算出モジュールと、
    前記クロストークベクトルに基づいて、特定の回線から前記検査中回線への前記クロストークの前記定量値を算出するように構成されるクロストーク値算出モジュールを備えることを特徴とする受信装置。
  12. 前記クロストーク値算出モジュールが、
    前記クロストークベクトルを逆拡散し、逆拡散結果を得るように構成される逆拡散モジュールと、
    前記逆拡散結果にMOD操作を実施し、定量値と位相を得るように構成される値及び位相算出モジュールと、
    前記MOD操作結果と設定閾値に基づいてクロストークが存在するか否かを判断し、前記クロストークの前記定量値を決定するように構成される判断モジュールを備えることを特徴とする請求項11記載の受信装置。
  13. 複数加入者の通信回線におけるクロストーク検査のシステムであって、
    送信装置と受信装置を備え、
    前記送信装置が検査信号を送信し、
    前記受信装置が検査信号を受信して前記クロストークの定量値を算出することを特徴とするシステム。
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