JP2006510317A - エコーを表す情報を使用する障害の特定 - Google Patents
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Abstract
通信媒体に関係するエコーを表す情報の第1の組をエコーを表す情報の第2の組と相関させることにより、通信媒体に関係する障害を分析する。そして、情報の第1の組と情報の第2の組間の相関結果に基づいて、障害を特定する。情報の第1の組と情報の第2の組は、通信媒体に接続されたエコーキャンセラによって生成されるエコーキャンセラ係数を含むことができる。
Description
本発明は、一般に、通信に関するものであり、更に詳しくは、DSL(Digital Subscriber Line:デジタル加入者回線)に関するものである。
通信サービスプロバイダは、様々な技法を利用することにより、銅線のツイストペア電話回線(本明細書においては、これを「ローカルループ」とも呼ぶ)を使用するシステムに発生する障害をトラブルシューティングしている。通常、ローカルループ内の断線や短絡などの障害は、携帯型試験セットを使用するか、又はMLT(Mechanized Metallic Loop Test)システムによって検出される。これらの装置は、通常、試験装置からループ障害までの距離を計測可能である。状況によっては、この方法により、回線の回復時間と、これに関連する人件費を低減することができる。
ほとんどすべてのPOTS(Plain Old Telephone Service)回線は、MLTシステムに接続されている。しかしながら、敷設されている多くのHDSL(High Speed Digital Subscriber Line:高速デジタル加入者回線)回線の場合には、そうではない。尚、このHDSL回線には、HDSL、HDSL2、及びHDSL4回線が含まれるが、本明細書においては、これらを集合的に「HDSLx」回線と呼ぶことにする。これらのHDSLx回線は、通常、重要なDS1データを搬送しており、通常、サービスレベル契約によってMTTR(Mean−Time−To−Restoral:平均回復時間)時間が規定されている。従って、障害時に、これらのHDSLx回線のサービスを迅速に復旧させることは、通常、サービスプロバイダにとって最優先の課題である。
一般に、一態様においては、分析対象の通信媒体に関係する障害を分析する方法は、分析対象の通信媒体に関係するエコーを表す情報の第1の組をエコーを表す情報の第2の組と相関させる段階を含んでいる。又、この方法は、情報の第1の組と情報の第2の組間の相関結果に基づいて障害を特定する段階をも含んでいる。
一般に、別の態様においては、通信装置は、この通信装置を分析対象の通信媒体に接続するべく適合されたインターフェイスを含んでいる。そして、この通信装置は、分析対象の通信媒体と関係するエコーを表す情報の第1の組をエコーを表す情報の第2の組と相関させるべく適合されている。又、この通信装置は、情報の第1の組と情報の第2の組間の相関結果に基づいて、分析対象の通信媒体と関係する分析対象の障害を特定するべく適合されている。
一般に、別の態様においては、分析対象の電話回線と関係する分析対象の障害を分析する方法は、エコーキャンセラプロファイルを受信する段階を含んでいる。エコーキャンセラプロファイルは、プロファイルエコーキャンセラ係数の少なくとも1つの組を含んでいる。この方法は、エコーキャンセラからの第1のエコーキャンセラ係数の組をエコーキャンセラプロファイル内に含まれているプロファイルエコーキャンセラ係数の組の少なくとも1つと相関させる段階と;この第1のエコーキャンセラ係数の組とエコーキャンセラプロフィファイル内に含まれているプロファイルエコー係数の組の少なくとも1つの間に第1の相関が存在しているかどうかを判定する段階と;を更に含んでいる。又、この方法は、第1のエコーキャンセラ係数の組とエコーキャンセラプロファイル内に含まれているプロファイルエコー係数の組の少なくとも1つの間に第1相関が存在している場合に、その第1のエコーキャンセラ係数の組が第1相関を有している相手であるエコーキャンセラプロファイル内に含まれているプロファイルエコー係数の少なくとも1つの組と関係する属性を分析対象の障害が有していると判定する段階を含んでいる。
一般に、別の態様においては、ラインインターフェイスユニットは、このラインインターフェイスユニットを第1通信リンクに接続するべく適合された第1インターフェイスと;この第1インターフェイスに接続されており、ラインインターフェイスユニットを第2通信リンクに接続するべく適合された第2インターフェイスと;を含んでいる。又、ラインインターフェイスユニットは、第1通信リンクに接続されたエコーキャンセラと;このエコーキャンセラに接続されたコントローラと:を更に含んでいる。このコントローラは、第1のエコーキャンセラ係数の組をエコーキャンセラ係数の第2の組と相関させることにより、この第1の組と第2組間の相関結果を生成するべく適合されている。そして、コントローラは、この第1の組と第2組間の相関結果に基づいて、第1通信リンクと関係する分析対象の障害を特定するべく更に適合されている。
添付の図面と以下の説明には、特許を請求する本発明の1つ又は複数の実施例の詳細が示されている。その他の特徴と利点については、以下の説明、図面、及び請求項を参照することによって明らかとなろう。
添付図面においては、類似の参照符号と表示を使用して、類似の要素を示している。
図1は、通信媒体104に接続された通信装置102内のエコー100を示すブロック図である。装置102は、通信媒体104を介して遠端装置106に接続されている。そして、装置102は、この装置102のコンポーネントの残りの部分を通信媒体104に接続するインターフェイス108を含んでいる。通常、装置102内には、エコーが発生する。このエコー100は、装置102と通信媒体104間におけるインピーダンスの不整合によって発生するものである。装置102と遠端装置106間の通信媒体104内に発生する断線や短絡などの障害によってインピーダンスの不整合が生じ、この結果、エコーが発生することになる。
例えば、図1の破線によって示されている一実施例においては、装置102は、ラインインターフェイスユニットである。この実施例においては、遠端装置106は、モデム132を含んでおり、通信媒体104は、ツイストペア電話回線134を含んでいる。そして、ラインインターフェイスユニットは、このツイストペア電話回線134を介してモデム132に接続されている。
インターフェイス108は、ハイブリッド回路136を含んでいる。このハイブリッド回路136は、2線のツイストペア電話回線134を、送受信機150に接続される4線の接続に変換している。そして、この4線接続は、別個の2線の送信経路138と受信経路140を含んでいる。
このハイブリッド回路136は、受信経路140上の信号から送信経路138上の信号を絶縁するべく設計されている。理論的には、ハイブリッド回路136は、整合したインピーダンス状態においては、完全な絶縁を実現することができる。但し、実際には、完全なインピーダンス整合は存在せず、送信経路138上を伝播する信号の一部が反射し、受信経路140に沿って戻ってくることになる。エコー100には、この反射が含まれており、本明細書においては、これをハイブリッドエコー160と呼ぶ。尚、このような実施例においては、ブリッジタップ、ワイヤゲージの変化、及びこれらに類似のものなどの通常のループ状態の結果としても、その他の反射が発生し(本明細書においては、これを回線エコー162と呼ぶ)、これらもエコー100内に含まれている。又、回線エコー162は、ツイストペア電話回線134に発生する障害の結果として生じる場合もある。
発話者は、エコーによって自分自身の減衰した音声を受話口を通じて聴取できるため、エコーは、許容可能であって、POTSサービスにおいては、望ましいものでさえある。しかしながら、エコーは高い「ノイズフロア」を生成し、この結果、信号対雑音比(SNR)が制限される可能性があり、エコーによってHDSLxサービスのデータ伝送が制限される場合がある。従って、HDSLxアプリケーションにおいては、通常、エコーキャンセラ142を使用して、エコー100の少なくとも一部をキャンセルしている。一実施例においては、エコーキャンセラ142は、エコー係数の組を絶えず更新することによってエコー100の量を推定する適応フィルタを使用して実現されている。そして、受信経路140からの受信した信号から、このエコー100の推定値を減算している。尚、このような実現形態においては、エコーキャンセラ142は、通常、ASIC(Application−Specific Integrated Circuit)として実現されている。
図2は、通信媒体と関係する障害を分析する方法200の一実施例のフローチャートである。本明細書においては、分析する対象の障害を「分析対象の障害」と呼んでいる。又、本明細書においては、分析する対象の通信媒体を「分析対象の通信媒体」と呼んでいる。例えば、分析対象の障害は、短絡又は断線であってよい。又、この分析においては、分析対象の通信媒体に障害がないことを判定することも可能であることを理解されたい。これは、例えば、障害が全く存在していないか、或いは、その方法200の実施例により、障害が分析対象の通信媒体以外の別の場所に位置していることが示されているという理由によるものである。一実施例においては、分析対象の通信媒体は、HDSLxラインカードに接続されたツイストペア電話回線である。この実施例においては、分析対象の障害を分析するために、HDSLxモデムやリモート端末などの遠端装置を電話回線の他端に接続する必要はない。この方法200の実施例は、例えば、エコーキャンセラを使用すると共に1つ又は複数のツイストペア電話回線上で通信している通信装置に使用するのに適している。
図2に示されている方法200は、分析対象の通信媒体と関係するエコーを表す情報の第1の組を受信する段階(ブロック202)を含んでいる。一実施例においては、この情報の第1の組は、分析対象の通信媒体に接続されているエコーキャンセラからのエコーキャンセラ係数の組である。例えば、この実施例においては、エコーキャンセラ係数の組には、そのエコーキャンセラが現在使用しているエコーキャンセラ係数が含まれている。尚、この実施例においては、エコーキャンセラ係数の組は、エコーキャンセラからコントローラによって受信される。一方、その他の実施例においては、この情報の第1の組(例:エコーキャンセラ係数の組)は、RAM又はROMなどのメモリから取得されるか、或いは、その他の方法で生成又は算出されることになる。
方法200は、エコーを表す情報の第2の組を受信する段階(ブロック204)をも含んでいる。一実施例においては、この情報の第2の組は、分析対象の通信媒体又は分析対象の通信媒体に類似した通信媒体における既知の障害に対応するエコーキャンセラ係数の組である。例えば、このような実施例の一実現形態においては、通常動作の前に、分析対象の通信媒体と類似した通信媒体に接続されたエコーキャンセラを通信媒体内に既知の障害を有する状態で動作させる。そして、この既知の障害を有する状態でエコーキャンセラを動作させた結果得られるエコーキャンセラ係数の組を保存し、後から取得できるようにROM又はRAMなどのメモリ内に保管する。この実施例においては、コントローラ又はその他の装置は、この保存されているエコーキャンセラ係数の組をメモリから取得することになる。一方、その他の実施例においては、この情報の第2の組(例:エコーキャンセラ係数の組)は、その他の方法で生成又は算出されることになる。
方法200は、情報の第1の組を情報の第2の組と相関させる段階(ブロック206)をも含んでいる。例えば、一実施例においては、エコーキャンセラ係数の第1の組をエコーキャンセラ係数の第2の組と相関させる。このような実施例の一実現形態においては、正規化共分散相関(Normalized Covariance correlation)を実行することにより、エコーキャンセラ係数の第1の組とエコーキャンセラ係数の第2の組間の相関係数を取得する。又、例えば、高次統計量解析及び/又はニューラルネットワークを使用するなど、エコーキャンセラ係数の第1及び第2の組を相関させるその他の方法を使用することも可能である。
次いで、この情報の第1の組と情報の第2の組間の相関結果に基づいて、分析対象の障害を特徴判定する(ブロック208)。例えば、図2に、破線によって示されている一実施例においては、エコーキャンセラ係数の第1及び第2の組を相関させた結果生成される相関係数を係数値の閾値と比較している(ブロック252)。そして、その相関係数が係数値の閾値を上回っている(又は、これ以上である)場合には、分析対象の障害が、エコーキャンセラ係数の第2の組と関係する属性を具備していると判定することになる(ブロック254)。既知の障害がエコーキャンセラ係数の第2の組と関連付けられている実現形態においては、分析対象の障害が、そのエコーキャンセラ係数の第2の組と関係している既知の障害の属性を具備していると判定することになる。例えば、1つのケースにおいては、分析対象の障害が、エコーキャンセラ係数の第2の組と関係する既知の障害と同一のタイプを有している(例:断線又は短絡)と判定することになる。
一方、このような実施例の実現形態において、相関係数が、係数値の閾値を下回っている(又は、これ以下である)場合には、エコーキャンセラ係数の第2の組と関係する属性を具備する通信障害は存在していないと判定することになる。或いは、その他の実現形態においては、相関係数が係数値の閾値を下回っている場合には、何の判定も行なわない。
別の実施例においては、分析対象の媒体(又は、分析対象の媒体に類似した媒体)内で(又は、これに関係する)位置が既知である既知の障害がエコーキャンセラ係数の第2の組と関連付けられている。このような実施例においては、エコーキャンセラ係数の第1の組とエコーキャンセラ係数の第2の組間の相関係数が、係数値の閾値を上回っている(又は、これ以上である)場合には、その障害が、その既知の障害と同一のタイプを有すると共に、その既知の障害と同一の分析対象の媒体内の場所に位置していると判定することになる。このような実施例の一実現形態においては、エコーキャンセラ係数の第2の組は、分析対象の媒体(又は、分析対象の媒体に類似した媒体)内における様々な場所に位置する複数の既知の障害と関連するエコーキャンセラ係数のいくつかの組を含んでいる。このエコーキャンセラ係数のそれぞれのグループは、複数の既知の障害の中の1つと関連付けられており、この障害のそれぞれは、分析対象の媒体(又は、分析対象の媒体に類似した媒体)内の複数の場所の中の1つに位置している。分析対象の障害を特定する際には、エコーキャンセラ係数の第1組をエコーキャンセラ係数の第2の組内に含まれているエコーキャンセラ係数のグループの1つ又は複数のものと相関させる。そして、エコーキャンセラ係数の第1の組と特定のグループを相関させた結果生成される相関係数が、相関値の閾値を上回っている場合に、その分析対象の障害が、その特定のグループに関係する場所に位置していると判定することになる。
このような実施例の一実現形態においては、例えば、サービスプロバイダは、この場所データを使用することにより、その分析対象の障害が、局内に位置しているのか、或いは局外の外部設備内に位置しているかを識別する。即ち、このような実現形態においては、局内の場所と局外の外部設備内の場所を識別する。そして、方法200の実施例を実行した結果、分析対象の障害が、局と関係する場所を有していると識別された場合には、その分析対象の障害は、局内に位置していると判定される。一方、分析対象の障害が、外部設備と関係する場所を有していると識別された場合には、その分析対象の障害は、外部設備内に位置していると判定されることになる。
この分析対象の障害が、局内に位置しているのか、或いは、局外の外部設備内に位置しているのかという事実は、サービスプロバイダに対して有用なデータポイントを提供可能である。サービスプロバイダは、修理技術者の派遣のために、このデータポイントを使用することができる。局の技術者と外部設備の技術者の技術レベル、作業規則、又はこれらに類似するものが異なっている場合があることから、この情報は有益である。即ち、例えば、ループ障害が局内に位置していると識別された場合には、高価な外部設備のサービス派遣を回避することができる。或いは、この代わりに、ループ障害が、外部設備内に位置していると識別された場合には、外部設備の技術者を即時に派遣することにより、MTTRを極小化することが可能である。
その他の実施例においては、分析対象の障害をその他の方法で特徴判定している。尚、図2には、この方法200は、この方法200の要素が特定の順番で実行されるものとして示されているが、この方法200の要素は、別の順序で実行することも可能であり、或いは、特定の要素を並行して実行することも可能であることを理解されたい。
この方法200によれば、通信媒体と関係するエコーを表す情報を使用することにより、その通信媒体に関係する障害を分析することができる。尚、このような情報を既にその他の目的(例:エコーのキャンセル)に使用している実施例においては、既存の機能を使用してこれらの情報を取得することにより、この分析能力の提供に関連するリソースと費用を低減することができる。
又、このエコーキャンセラを使用する方法200の実施例は、一端のみにおける動作が可能であり、障害を特定するために遠端装置を通信媒体に接続する必要がない。このような実施例によれば、サービスプロバイダ(例:HDSLxサービスのプロバイダ)は、顧客の構内に位置している装置にアクセスすることなしに、障害を特定することができる。この結果、それらの装置にアクセスするべく、技術者を顧客のサイトに派遣することに伴う費用と遅延を低減することができる。
図3は、HDSLxラインインターフェイスユニット300(本明細書においては、これを「ラインカード」300とも呼ぶ)の一実施例のブロック図である。一実施例においては、このラインカード300を使用することにより、本明細書に説明している方法及び装置を実現している。即ち、ラインカード300を使用することにより、少なくとも1つのツイストペア電話回線340(本明細書においては、これを「ローカルループ」又は「ループ」とも呼ぶ)を使用して、HDSLx通信リンク上において、DS1トラフィックを送受信するのである。例えば、一実施例においては、このラインカード300は、単一のツイストペア電話回線を使用して、HDSL2リンク上においてDS1トラフィックを送受信するのに使用されるHDSL2ラインインターフェイスユニットである。
このラインカード300は、上りインターフェイス302と、下りインターフェイス304を含んでいる。この上りインターフェイス302及び下りインターフェイス304は、ラインカード300を、上りリンクと下りリンクにそれぞれ接続している。図3に示されている実施例においては、上りリンクは、時分割多重ネットワークにクロスコネクトされているDSX−1リンクである。上りインターフェイス302が、ラインカード300をDSX−1リンクに接続しており、これは、例えば、T1フレーマ308とDSX−1プリイコライザ310を含んでいる。一方、この図3に示されている実施例においては、下りリンクは、HDSL、HDSL2、又はHDSL4リンクなどのHDSLxリンクである。そして、下りインターフェイス304が、ラインカード300を、このHDSLxリンクに接続している。このHDSLxリンクは、ツイストペア電話回線340を使用して実現されている。下りインターフェイス304は、例えば、HDSLxフレーマ312、HDSLx送受信機314、エコーキャンセラ316、及びハイブリッド回路318を含んでいる。
ラインカード300は、ラインカード300の様々なコンポーネントに電力を供給する電源320を含んでいる。又、ラインカード300は、コントローラ322をも含んでいる。例えば、この図3に示されてる実施例においては、コントローラ322は、プログラム可能なプロセッサ324(例:マイクロプロセッサ)とメモリ326を含んでいる。そして、メモリ326は、読み出し専用メモリ(「ROM」)328とランダムアクセスメモリ(「ROM」)330の両方を含んでいる。尚、図3においては、このメモリ326は、別個のROM328とRAM330を具備するものとして示されているが、例えば、プログラム可能なプロセッサ324内に含まれているスクラッチパッドメモリを使用するなど、その他のメモリ構成を使用することも可能である。
又、ラインカード300は、クラフトインターフェイス332をも含んでいる。このクラフトインターフェイス332は、例えば、RS−232シリアルポートをコントローラ322に接続するUART(Universal Asynchronous Receiver−Transmitter)を含んでいる。ユーザーは、携帯型のコンピュータやその他のデータ端末をシリアルポートに接続することにより、プログラム可能なプロセッサ324内で稼働している組込み型の制御プログラムと通信することができる。或いは、この代わりに、ユーザーは、ラインカード300によって処理されるDS1トラフィックよって搬送されるEOC(Embedded Operations Channel)上において、組込み型の制御プログラムと通信することも可能である。
ハイブリッド回路318は、2線の全二重ツイストペア電話回線340を別個の2線の送信経路344と別個の2線の受信経路346に変換している。そして、エコーキャンセラ316を使用して、エコーの少なくとも一部をキャンセルしている。一実施例においては、このエコーキャンセラ316は、エコー係数の組を絶えず更新することによってエコーの量を推定する適応フィルタを使用して実現されている。そして、受信経路346からの受信信号から、エコーの推定値を減算している。尚、このような実装においては、エコーキャンセラ316はASICとして実装されている。
動作の際には、ラインカード300は、下りインターフェイス304上において、下りリンクからDS1トラフィックを受信する。この到来DS1トラフィックは、HDSLフレームとしてフォーマッティングされる。ダウンストリームインターフェイス304は、この到来フレームを処理し、そのDS1トラフィックを上りインターフェイス302に伝達する。そして、上りインターフェイス302が、このDS1トラフィックをT1フレームにフォーマッティングし、このフレームを上りリンクに送出する。一方、上りインターフェイス302上において、上りリンクから受信されるDS1トラフィックに関しては、これと類似のプロセスが逆方向で実行されることになる。即ち、到来したDS1トラフィックが、T1フレームとしてフォーマッティングされる。上りインターフェイス302は、この到来フレームを処理し、このDS1トラフィックを下りインターフェイス304に伝達する。そして、下りインターフェイス304が、このDS1トラフィックをHDSLフレームにフォーマッティングし、このフレームを下りリンク上に送出することになる。尚、この図3には、HDSLxラインインターフェイスユニットが示されているが、その他の通信装置を使用することにより、本明細書に説明している技法を実装することも可能である。例えば、G.SHDSLやADSL(Asynchronous Digital Subscriber Line)装置を使用可能である。
方法200の実施例は、このラインカード300を使用して実現することができる。このような一実施例においては、分析対象の通信媒体は、ラインカード300に接続されている電話回線340である(本明細書においては、これを「分析対象の回線」と呼ぶ)。この実施例においては、分析対象の障害を分析するべく、HDSL2モデム又はその他のリモート装置を分析対象の回線の他端に接続する必要はない。
この実施例においては、エコーを表す情報の第2の組は、エコーキャンセラプロファイルを含んでいる。このエコーキャンセラプロファイルは、エコーキャンセラ係数の少なくとも1つの組(本明細書においては、これを「プロファイルエコーキャンセラ係数」と呼ぶ)を含んでいる。この実施例の一実現形態においては、プロファイルエコーキャンセラ係数は、分析対象の障害を分析するのに使用するのと同一のラインカード300を、分析対象の回線に接続した状態で動作させることによって生成される。一方、その他の実現形態においては、プロファイルエコーキャンセラ係数は、その他の技法を使用して生成される。例えば、この種のその他の一実現形態においては、プロファイルエコーキャンセラ係数は、分析対象の障害を分析するのに使用するのと同一のラインカード300を、分析対象の回線以外の電話回線に接続した状態で動作させることによって生成される。その他の実現形態においては、プロファイルエコーキャンセラ係数は、分析対象の障害を分析するために使用するラインカード300以外のラインカードを動作させることによって生成される。例えば、このような一実現形態においては、障害の分析に使用するラインカート300と同一のタイプのラインカードを使用している。
この実施例の一実現形態においては、プロファイルエコーキャンセラ係数の組は、製造プロセスの一部として生成される。即ち、ラインカード(例:分析対象の障害の分析に使用するラインカード300又はこれに類似のラインカード)のエコーキャンセラを、そのラインインターフェイスを接続する対象の電話回線(例:分析対象の回線又は別の電話回線)内に1つ又は複数の障害状態を有する状態で動作させる。そして、その既知の障害状態におけるエコーキャンセラ係数を保存し、エコーキャンセラプロファイル内に収録する。そして、動作の際に、この保存されているエコーキャンセラプロファイルを取得し、使用する。又、その他の実施例においては、ラインカード300を設置する際に、これと類似の手順を使用することによってエコーキャンセラプロファイルを生成している。
この実施例のその他の実現形態においては、エコーキャンセラプロファイルは、その他の方法で生成される。例えば、この種のその他の一実現形態においては、エコーキャンセラプロファイルは、プロファイルエコーキャンセラ係数の組を算出することによって生成される。そして、この実施例の実現形態においては、エコーキャンセラプロファイルは、ラインカード300の動作の際に(例えば、プロファイルエコーキャンセラ係数の組を再計算することによって)定期的に更新及び保存される。エコーキャンセラプロファイルを更新することにより、例えば、分析対象の回線又はその他の動作状態の変化を反映させる。
この実施例においては、分析対象の回線と関係するエコーを表す情報の第1組は、ラインカード300のエコーキャンセラ316によって生成されるエコーキャンセラ係数の組を含んでいる。尚、本明細書においては、この実施例においてエコーキャンセラ316によって生成されるエコーキャンセラ係数の組を「第1のエコーキャンセラ係数の組」と呼ぶことにする。一実現形態においては、この第1のエコーキャンセラ係数の組は、障害試験モードにおいて、ラインカード300の動作の際に、エコーキャンセラ316によって生成されたエコーキャンセラ係数を含んでいる。このような実現形態においては、この第1のエコーキャンセラ係数の組は、エコーキャンセラ316から、プログラム可能なプロセッサ324によって受信される。一方、その他の実現形態においては、第1のエコーキャンセラ係数の組は、ラインカード300の通常の動作モードにおいて、エコーキャンセラ316によって生成されるエコーキャンセラ係数を含んでいる。
図4及び図5は、エコーキャンセラプロファイルの生成の一例を示している。図4は、ハイブリッド回路318から様々な距離において断線している電話回線340に接続されたHDSL2ラインインターフェイスユニット300の一実現形態のハイブリッド回路318の模範的なエコー応答を示す図400である。ライン402、404、及び406は、HDSL2ラインインターフェイスユニット300が接続されている電話回線340が、ハイブリッド回路318から、それぞれ、0フィート、500フィート、及び1000フィートの位置が断線している場合のハイブリッド回路318のエコー応答である。一方、図5は、ハイブリッド回路318から様々な距離において短絡している電話回線340に接続されたHDSL2ラインインターフェイスユニット300の一実現形態のハイブリッド回路318の模範的なエコー応答を示す図500である。ライン502、504、及び506は、HDSL2ラインインターフェイスユニット300が接続されている電話回線340が、ハイブリッド回路318から、それぞれ、0フィート、500フィート、及び1000フィートに位置において短絡している場合のハイブリッド回線318のエコー応答である。この図4及び図5に示されているエコー応答のそれぞれに対応するエコー係数は、HDSL2ラインインターフェイスユニット300内に含まれているエコーキャンセラ316によって決定される。そして、この結果生成されたエコー係数が、エコーキャンセラプロファイルに収録されることになる。
この実施例においては、第1のエコーキャンセラ係数の組をエコーキャンセラプロファイル内に含まれているプロファイルエコーキャンセラ係数の組の少なくとも1つと相関させることにより、分析対象の回線に関係するエコーを表す情報の第1の組を分析対象の回線と関係するエコーを表す情報の第2の組と相関させる。例えば、一実施例においては、正規化共分散相関を実行する。そして、実行するそれぞれの正規化共分散相関ごとに、相関係数を生成する。尚、第1エコーキャンセラ係数の組をエコーキャンセラプロファイル内に含まれているプロファイルエコーキャンセラ係数の組の少なくとも1つと相関させるその他の方法を使用することも可能である。一実現形態においては、この相関を実行するべく、コントローラ322のプログラム可能なプロセッサ324をプログラムしている。その他の実現形態においては、例えば、クラフトインターフェイス332を介するか、又はEOC(Embedded Operations Channel)によって、コンピュータ又はその他の装置をラインカード300に接続する。そして、このコンピュータ又は装置が相関を実行する。
次いで、この第1エコーキャンセラ係数の組とエコーキャンセラプロファイル内に含まれているプロファイルエコーキャンセラ係数の組の少なくとも1つの間の相関結果に基づいて、その分析対象の障害を特定する。例えば、一実現形態においては、第1のエコーキャンセラ係数の組とエコーキャンセラプロファイル内に含まれているプロファイルエコーキャンセラ係数の組の少なくとも1つの間に高い相関が存在するかどうかを判定する。そして、存在する場合には、第1エコーキャンセラ係数の組が高度に相関している相手のプロファイルエコーキャンセラ係数の組に関係する属性を、その分析対象の障害が有していると判定する。一方、第1のエコーキャンセラ係数の組とエコーキャンセラプロファイル内に含まれているエコーキャンセラ係数の組の少なくとも1つの間に高い相関が存在していない場合には、その分析対象の障害は、エコーキャンセラプロファイル内に含まれているプロファイルエコーキャンセラ係数の組と関係する属性を有していないと判定することになる。但し、その他の実現形態においては、第1のエコーキャンセラ係数の組とエコーキャンセラプロファイル内に含まれているプロファイルエコーキャンセラ係数の組の少なくとも1つの間に高い相関が存在しない場合には、判定を行わず、必要に応じて、更なる技法を使用することによって、その分析対象の障害を分析している。
一実現形態においては、この第1のエコーキャンセラ係数の組とエコーキャンセラプロファイル内に含まれているプロファイルエコーキャンセラ係数の組の少なくとも1つの間に高い相関が存在しているかどうかに関する判定は、相関係数を相関値の閾値と比較することによって実行している。図6は、HDSL2ラインカード300の一実施例のエコーキャンセラ316によって生成されるエコー応答と、ハイブリッド回路318から様々な距離に位置する障害と関係する様々なキャンセラ係数間における模範的な相関係数を示す図である。ライン602は、0フィートの断線エコー応答(図4のライン402)を、0フィート(図4のライン402)、100フィート(図4には図示されていない)、200フィート(図4には図示されていない)、300フィート(図4のライン404)、400フィート(図4には図示されていない)、500フィート(図4のライン404)、600フィート(図4には、図示されていない)、700フィート(図4には図示されていない)、800フィート(図4には図示されていない)、900フィート(図4には図示されていない)、及び1000フィート(図4のライン406)の断線エコー応答と相関させた結果生成された相関係数を示している。ライン604は、0フィートの短絡エコー応答(図5のライン502)を、0フィート(図5のライン502)、100フィート(図5には図示されていない)、200フィート(図5には図示されていない)、300フィート(図5のライン404)、400フィート(図5には図示されていない)、500フィート(図5のライン504)、600フィート(図5には、図示されていない)、700フィート(図5には図示されていない)、800フィート(図5には図示されていない)、900フィート(図5には図示されていない)、及び1000フィート(図5のライン506)の短絡エコー応答と相関させた結果生成された相関係数を示している。ライン606は、0フィートの断線エコー応答(図4のライン402)を、0フィート(図5のライン502)、100フィート(図5には図示されていない)、200フィート(図5には図示されていない)、300フィート(図5のライン404)、400フィート(図5には図示されていない)、500フィート(図5のライン504)、600フィート(図5には図示されていない)、700フィート(図5には図示されていない)、800フィート(図5には図示されていない)、900フィート(図5には図示されていない)、及び1000フィート(図5のライン506)の短絡エコー応答と相関させた結果生成された相互相関係数を示している。そして、ライン608は、0フィートの短絡エコー応答(図5のライン502)を、0フィート(図4のライン402)、100フィート(図4には図示されていない)、200フィート(図4には図示されていない)、300フィート(図4のライン404)、400フィート(図4には図示されていない)、500フィート(図4のライン404)、600フィート(図4には、図示されていない)、700フィート(図4には図示されていない)、800フィート(図4には図示されていない)、900フィート(図4には図示されていない)、及び1000フィート(図4のライン406)の断線エコー応答と相関させた結果生成された相互相関係数を示している。
この図6の結果に基づいて、約0.9という相関値の閾値を使用することにより、エコーキャンセラ係数の第1の組が、図4のライン402と関係するエコーキャンセラ係数(即ち、ハイブリッド回路318から0フィートに位置している断線障害と関係するエコーキャンセラ係数)と高度に相関しているかどうかを判定することができる。又、約0.9という相関値の閾値を使用することにより、エコーキャンセラ係数の第1の組が、図5のライン502と関係するエコーキャンセラ係数(即ち、ハイブリッド回路308から0フィートに位置する短絡障害と関係するエコーキャンセラ係数)と高度に相関しているかどうかを判定することができる。
この実施例の一実現形態においては、プログラム可能なプロセッサ324を適切にプログラムすることにより、方法200の処理を実行可能である。このプログラム可能なプロセッサ324のプログラムは、適切なプログラム命令をメモリ326内に保存することによって行われる。そして、このプログラム命令が、メモリ326から取得され、プログラム可能なプロセッサ324上において実行されることになる。このプログラム命令は、方法200の処理をプログラム可能なプロセッサ324に実行させるべく動作可能である。その他の実現形態においては、例えば、クラフトインターフェイス332を介するか、又は、EOC(Embedded Operations Channel)によって、コンピュータ又はその他の装置をラインカード300に接続する。そして、このコンピュータ又はその他の装置が、方法200の処理のすべて又は一部を実行することになる。
本明細書に説明している方法及び技法は、デジタル電子回路として、又はプログラム可能なプロセッサ(例:専用プロセッサやコンピュータなどの汎用プロセッサ)のファームウェアやソフトウェアにより、或いは、これらの組み合わせによって実現可能である。そして、これらの技法を実現する装置は、適切な入出力装置と、プログラム可能なプロセッサと、このプログラム可能なプロセッサが実行するプログラム命令を実際に収録しているストレージ媒体と、を含むことができる。これらの技法を実現するプロセスは、入力データを操作して適切な出力を生成することによって所望の機能を実行する命令プログラムを稼働させるプログラム可能なプロセッサによって実行可能である。これらの技法は、好都合なことに、データストレージシステム、少なくとも1つの入力装置、及び少なくとも1つの出力装置との間で、データ及び命令を送受信するべく接続された少なくとも1のプログラム可能なプロセッサを含むプログラム可能なシステム上において実行可能な1つ又は複数のプログラムによって実現可能である。一般に、プロセッサは、読み出し専用メモリ及び/又はランダムアクセスメモリから命令及びデータを受信する。コンピュータプログラム命令とデータを実際に収容するのに適したストレージ装置には、一例として、EPROM、EEPROM、及びフラッシュメモリデバイスなどの半導体メモリデバイス、内蔵ハードディスク及びリムーバブルディスクなどの磁気ディスク、光磁気ディスク、及びDVDディスクなどを含むあらゆる不揮発性メモリのあらゆる形態が含まれる。尚、特別に設計されたASIC(Application−Specific Integrated Circuit)により、以上のいずれかを補完又は内蔵することが可能である。
以上、添付の請求項によって定義されている本発明のいくつかの実施例について説明しが、特許を請求する本発明の精神と範囲を逸脱することなしに、これらの説明した実施例に対して様々な変更を加えることがが可能であることを理解されたい。従って、添付の請求項の範囲内には、その他の実施例も属している。
Claims (57)
- 分析対象の通信媒体と関係する障害を分析する方法であって、
前記分析対象の通信媒体に関係するエコーを表す情報の第1の組をエコーを表す情報の第2の組と相関させる段階と、
前記情報の第1の組と前記情報の第2の組間の相関結果に基づいて前記障害を特定する段階と、
を有する方法。 - 前記分析対象の通信媒体は、ツイストペア電話回線である請求項1記載の方法。
- 前記ツイストペア電話回線は、HDSLxラインインターフェイスユニットに接続されている請求項2記載の方法。
- 前記分析対象の障害は、前記分析対象の通信媒体内の短絡を含んでいる請求項1記載の方法。
- 前記分析対象の障害は、前記分析対象の通信媒体内の断線を含んでいる請求項1記載の方法。
- 前記情報の第1の組を受信する段階を更に有する請求項1記載の方法。
- 前記情報の第1の組は、エコーキャンセラによって生成されるエコーキャンセラ係数の第1の組を含んでいる請求項1記載の方法。
- 前記エコーキャンセラ係数の第1の組は、前記エコーキャンセラからコントローラによって受信される請求項7記載の方法。
- 前記情報の第2の組は、エコーキャンセラ係数の第2の組を含んでいる請求項7記載の方法。
- 前記エコーキャンセラ係数の第2の組は、第2の障害と関係している請求項9記載の方法。
- 前記情報の第1組を前記情報の第2の組と相関させる段階は、前記エコーキャンセラ係数の第1の組を前記エコーキャンセラ係数の第2の組と相関させて相関係数を生成する段階を含んでいる請求項10記載の方法。
- 前記情報の第1の組を前記情報の第2の組と相関させる段階は、正規化共分散相関を実行し、前記エコーキャンセラ係数の第1の組と前記エコーキャンセラ係数の第2の組間の相関係数を取得する段階を含む請求項11記載の方法。
- 前記情報の第1の組と前記情報の第2の組間の相関結果に基づいて前記障害を特定する段階は、
前記相関係数を係数値の閾値と比較する段階と、
前記相関係数が前記係数値の閾値を上回っている場合に、前記分析対象の障害が、前記エコーキャンセラ係数の第2の組と関係する属性を有していると判定する段階と、
を含んでいる請求項11記載の方法。 - 前記エコーキャンセラ係数の第2の組と関係する前記属性は、前記第2障害のタイプである請求項13記載の方法。
- 前記エコーキャンセラ係数の第2の組と関係する前記属性は、前記第2障害の場所である請求項13記載の方法。
- 前記第2障害は、前記分析対象の通信媒体に類似した第2の通信媒体内に位置している請求項9記載の方法。
- 通常動作に先立って、前記第2の通信媒体に接続された状態で前記エコーキャンセラを動作させる段階を更に有し、
前記エコーキャンセラ係数の第2の組は、前記第2通信媒体内に前記第2障害を有する状態で前記エコーキャンセラを動作させた結果生成されるエコーキャンセラ係数を含んでいる請求項16記載の方法。 - 前記エコーキャンセラ係数の第2の組を保存する段階と、
前記保存されているエコーキャンセラ係数の第2の組を取得する段階と、
を更に有する請求項17記載の方法。 - 前記エコーキャンセラ係数の第2の組をメモリから取得する段階を更に有する請求項9記載の方法。
- 前記情報の第2の組を受信する段階を更に有する請求項1記載の方法。
- 通信装置であって、
前記通信装置を分析対象の通信媒体に接続するべく適合されたインターフェイスを有し、
前記通信装置は、
前記分析対象の通信媒体に関係するエコーを表す情報の第1の組をエコーを表す情報の第2の組と相関させると共に、
前記情報の第1の組と前記情報の第2の組間の相関結果に基づいて、前記分析対象の通信媒体と関係する分析対象の障害を特定するべく、
適合されている通信装置。 - 前記分析対象の通信媒体は、ツイストペア電話回線である請求項21記載の通信装置。
- 前記通信装置は、ラインインターフェイスユニットである請求項22記載の通信装置。
- 前記分析対象の障害は、前記分析対象の通信媒体内の短絡を含んでいる請求項21記載の通信装置。
- 前記分析対象の障害は、前記分析対象の通信媒体内の断線を含んでいる請求項21記載の通信装置。
- 前記インターフェイスに接続され、エコーを低減するべく適合されたエコーキャンセラを更に有している請求項21記載の通信装置。
- 前記情報の第1の組は、前記エコーキャンセラによって生成されたエコーキャンセラ係数の第1の組を含んでいる請求項26記載の通信装置。
- 前記情報の第2の組は、エコーキャンセラ係数の第2の組を含んでいる請求項27記載の通信装置。
- 前記エコーキャンセラ係数の第2の組は、第2の障害と関係している請求項28記載の通信装置。
- 前記第2障害は、前記分析対象の通信媒体に類似した第2の通信媒体内に位置している請求項29記載の通信装置。
- 前記通信装置は、前記エコーキャンセラ係数の第1の組を前記エコーキャンセラ係数の第2の組と相関させて相関係数を生成するべく適合されている請求項29記載の通信装置。
- 前記通信装置は、正規化共分散相関を実行して、前記エコーキャンセラ係数の第1の組と前記エコーキャンセラ係数の第2の組間の相関係数を取得するべく適合されている請求項31記載の通信装置。
- 前記通信装置は、前記相関係数を係数値の閾値と比較し、前記相関係数が前記係数値の閾値を上回っている場合に、前記分析対象の障害が、前記エコーキャンセラ係数の第2の組と関係する属性を有していると判定するべく適合されている請求項31記載の通信装置。
- 前記エコーキャンセラ係数の第2の組と関係する前記属性は、前記第2障害のタイプである請求項33記載の通信装置。
- 前記エコーキャンセラ係数の第2の組と関係する前記属性は、前記第2障害の場所である請求項33記載の通信装置。
- 前記エコーキャンセラに接続されたプログラム可能なプロセッサと、
前記プログラム可能なプロセッサに接続されたメモリと、
を更に有し、
前記メモリ内には、プログラム命令が保存されており、
前記プログラム命令は、前記プログラム可能なプロセッサにより、
前記情報の第1の組を前記情報の第2の組と相関させると共に、
前記情報の第1の組と前記情報の第2の組間の相関結果に基づいて、前記分析対象の障害を特徴判定するべく、
動作可能である請求項26記載の通信装置。 - 前記インターフェイスは、前記エコーキャンセラに接続されると共に、前記通信装置を前記電話回線に接続するべく適合されたハイブリッド回路を含んでいる請求項26記載の通信装置。
- 分析対象のツイストペア電話回線と関係する分析対象の障害を分析する方法であって、
エコーキャンセラプロファイルを受信する段階であって、前記エコーキャンセラプロファイルは、プロファイルエコーキャンセラ係数の少なくとも1つの組を含んでいる、段階と、
エコーキャンセラからの第1のエコーキャンセラ係数の組を前記エコーキャンセラプロファイル内に含まれている前記プロファイルエコーキャンセラ係数の組の少なくとも1つと相関させる段階と、
前記第1のエコーキャンセラ係数の組と前記エコーキャンセラプロファイル内に含まれている前記プロファイルエコーキャンセラ係数の組の少なくとも1つの間に第1相関が存在するかどうかを判定する段階と、
前記第1のエコーキャンセラ係数の組と前記エコーキャンセラプロファイル内に含まれている前記プロファイルエコーキャンセラ係数の組の少なくとも1つの間に前記第1相関が存在している場合に、前記第1のエコーキャンセラ係数の組が前記第1の相関を有している相手である前記エコーキャンセラプロファイル内に含まれている前記プロファイルエコーキャンセラ係数の少なくとも1つの組と関係する属性を、前記分析対象の障害が有していると判定する段階と、
を有する方法。 - 前記第1相関は、高い相関である請求項38記載の方法。
- 前記エコーキャンセラプロファイルを生成する段階を更に有する請求項38記載の方法。
- 前記エコーキャンセラプロファイルは、製造プロセスにおいて生成される請求項40記載の方法。
- 前記エコーキャンセラプロファイルを生成する段階は、
前記エコーキャンセラに接続された第2のツイストペア電話回線に第2障害を有する状態で前記エコーキャンセラを動作させる段階と、
前記第2のツイストペア電話回線内に前記第2障害を有する状態で前記エコーキャンセラを動作させることによって生成されたプロファイルエコーキャンセラ係数の第1の組を前記エコーキャンセラプロファイル内に収録する段階と、
を含んでいる請求項40記載の方法。 - 前記エコーキャンセラプロファイルは、設置プロセスにおいて生成される請求項40記載の方法。
- 前記エコーキャンセラプロファイルを生成する段階は、通常動作の際に、前記エコーキャンセラプロファイルを更新する段階を有する請求項40記載の方法。
- エコーキャンセラから前記第1エコーキャンセラ係数の組を受信する段階を更に有する請求項38記載の方法。
- 前記第1エコーキャンセラ係数の組は、前記エコーキャンセラからプログラム可能なプロセッサによって受信される請求項45記載の方法。
- 前記エコーキャンセラからの前記第1エコーキャンセラ係数の組は、障害試験モードにおいて、前記エコーキャンセラによって生成された障害試験エコーキャンセラ係数を含んでいる請求項38記載の方法。
- 前記エコーキャンセラからの前記第1エコーキャンセラ係数の組は、通常動作モードにおいて、前記エコーキャンセラによって生成された通常動作エコーキャンセラ係数を含んでいる請求項38記載の方法。
- 前記プロファイルエコーキャンセラ係数の組と関係する前記属性は、前記プロファイルエコーキャンセラ係数の組に関係する既知の障害のタイプである請求項38記載の方法。
- 前記プロファイルエコーキャンセラ係数の組と関係する前記属性は、前記プロファイルエコーキャンセラ係数の組に関係する既知の障害の場所である請求項38記載の方法。
- ラインインターフェイスユニットであって、
前記ラインインターフェイスユニットを第1通信リンクに接続するべく適合された第1インターフェイスと、
前記第1インターフェイスに接続されており、前記ラインインターフェイスユニットを第2通信リンクに接続するべく適合された第2インターフェイスと、
前記第1通信リンクに接続されたエコーキャンセラと、
前記エコーキャンセラに接続されたコントローラと、
を有し、
前記コントローラは、
第1のエコーキャンセラ係数の組をエコーキャンセラ係数の第2の組と相関させて、前記第1及び第2の組間の相関結果を生成すると共に、
前記第1及び第2の組間の前記相関結果に基づいて、前記第1通信リンクと関係する分析対象の障害を特定するべく、
適合されているラインインターフェイスユニット。 - 前記第2通信リンクは、少なくとも1つのツイストペア電話回線を含んでいる請求項51記載のラインインターフェイスユニット。
- 前記第1インターフェイスは、前記ラインインターフェイスユニットを少なくとも1つのツイストペア電話回線に接続するべく適合されている請求項52記載のラインインターフェイスユニット。
- 前記第1通信リンクは、HDSL2リンクである請求項53記載のラインインターフェイスユニット。
- 前記第1インターフェイスは、HDSL2フレーマを含んでいる請求項54記載のラインインターフェイスユニット。
- 前記第1インターフェイスは、前記エコーキャンセラに接続されると共に、前記ラインインターフェイスユニットを前記少なくとも1つのツイストペア電話回線に接続するべく適合されたハイブリッド回路を含んでいる請求項52記載のラインインターフェイスユニット。
- 前記コントローラは、
前記エコーキャンセラに接続されたプログラム可能なプロセッサと、
前記プログラム可能なプロセッサに接続されたメモリと、
を含み、
前記メモリ内にはプログラム命令が保存されており、
前記プログラム命令は、前記プログラム可能なプロセッサにより、
前記第1のエコーキャンセラ係数の組を前記エコーキャンセラ係数の第2の組と相関させて、前記第1の組と前記第2の組間の相関結果を生成すると共に、
前記第1及び第2の組間の前記相関結果に基づいて、前記分析対象の障害を特定するべく、
動作可能である請求項51記載のラインインターフェイスユニット。
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