JP2009505318A - 一定のラジアルバンド幅を持つ光学ドライブ - Google Patents

一定のラジアルバンド幅を持つ光学ドライブ Download PDF

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Abstract

本発明は,例えばCD,DVD,HD-DVD又はBDディスク用の光学ドライブに関する。プッシュプル信号(PP)に応答して,ラジアルサーボ機構はレーザビームの半径方向の位置を制御する。このラジアルサーボ機構は,可変ゲイン(G)の増幅器(VGA)55を持つ。前記プッシュプル信号(PP)からのウォブル信号の振幅値(WA)を提供出来るよう,この光学ドライブはウォブル信号検知手段51,52,53を含む。遷移検知手段54は,読み取り‐書込みの遷移のような光学担体上の局部の光学的環境の変化に集束された照射ビームが現在さらされているのか,又は既にさらされたのかを判断する。遷移状態にある場合,ラジアルサーボ機構の実質的に一定なラジアルサーボバンド幅を得るように,このラジアルサーボゲイン(G)は,前記遷移直前のウォブル振幅(WA_b)の,前記遷移直後のウォブル振幅(WA_a)に対する比(r)に応じて調節される。

Description

本発明は,例えばCD,DVD,HD-DVD又はBDディスクのような光担体にデータ又は情報を記録する及び/又は再生することが出来る光学ドライブに関する。より具体的には,本発明は光学ドライブのラジアルサーボ機構の実質的に一定なラジアルバンド幅を提供する。本発明は,光学ドライブを動作するための方法にも関する。
例えばCD,DVD又はBDのような光ディスクから情報又はデータの記録及び再生を行うための光学ドライブにおいては,例えば光ピックアップユニット(OPU)からのレーザ光の集束されたビームを当該光ディスクの所望のトラック上に保つために,サーボシステムが適用される。同トラック中のデータの信頼性のある記録,又はこのトラックからデータの安定した読出しを保証するために,このサーボシステムは,レーザ光が光ディスク上のトラックを正確に追随することを可能にする。
具体的にはラジアルエラー信号(RE),即ち光ディスクの反射された光から得られたレーザ光の目標ラジアル位置からの実際のラジアル位置の偏差の測度,を用いる閉じた制御ループに基づいてラジアルトラッキングが遂行される。幾つかの良く知られたラジアルトラッキングの方法は,所謂プリグルーブと呼ばれる案内溝を持つ書換え形/追記型の光ディスク用のプッシュプル(PP)法と,再生専用メモリ(ROM)フォーマットの光ディスク用の差分位相検知(DPD)法とを含む。
光学ドライブは,光ディスク上のレーザ光のフォーカス位置及びラジアル位置を各々調節するために,2軸の微動アクチュエータによってフォーカス方向及びラジアル方向に動くことが出来るフォーカスレンズを一般的には有する。従って,光ディスクと,前記ラジアルトラッキングアクチュエータと,ラジアルエラー(RE)信号を生成及び解析し,当該ラジアルアクチュエータへの適切な制御信号を生成するのに必要な制御手段とによって構成されているラジアルサーボ機構は,光学ドライブの安定した信頼性のある動作のために理解されることが必要な動的な制御システムである。
ほとんどの物理的な制御システムと同様に,このラジアルサーボ機構は良く知られた低域通過挙動を周波数応答として持っている。従って光学ドライブは,例えば高速DVD用や48倍速CD及び4倍速BDのような高速モード用には一般的に10kHzのオーダーの特定のラジアルバンド幅を持つことを特徴とし,それより上の周波数では,このラジアルサーボ機構は不安定である。このサーボループに必要とされるラジアルバンド幅は,光ディスクの仕様,読み取り/書き込みの間に許容される残留エラー,光ディスクの偏心及び加速度エラー,光学ドライブ中の光ディスクの回転速度等々に依存する。許容残留エラーは光ディスクのトラックピッチに関係するので,光ディスク上の半径方向の位置の許容残留エラーは時間と共に一定の割合で減ってきており,言い換えると,どんどんより高いラジアルバンド幅を必要とし,このラジアルバンド幅はラジアル制御システムの応答スピードの測度となっている。
しかしながら,到達可能なラジアルバンド幅は光学ドライブの機械的な設計,即ちラジアルアクチュエータ構造中の実効バネ定数及び実効減衰定数によって限定され,これゆえゲインの正確な設定が,安定した制御ループを得るために必要とされる。ラジアルサーボ機構のラジアルバンド幅はラジアルエラー(RE)信号の振幅にも依存する。従ってラジアルエラー(RE)信号の大きさを変化させるために,例え光ディスクからの全反射光が正規化されたとしても全体のループゲインは変化し,ラジアルバンド幅の所望しない変化を招く。
米国特許公開公報US 2002/0101797に,この技術的な問題に対する解決策が開示されている。要約するとこの解決策は,連続したプッシュプル信号(PP)からウォブル信号,特にウォブル振幅を抽出し,このウォブル信号を記憶されているウォブル信号の初期値と比較することによって反射光の強度の違い又は強度分布の違いに起因するループゲイン変動をリアルタイムで抑圧する。このウォブル信号の初期値は,記録又は再生が行われる以前の初期化工程中で測定される。ウォブル信号の振幅の初期値を現在のウォブル信号の振幅と比較をすることによってトラッキングサーボループの可変ゲインの調節が行われる。しかしながら,ウォブル信号によるループゲインの正規化というこの解決策は,僅かに異なるウォブルの位相を持っている隣接トラックのクロストーク干渉によってウォブル信号が一般的には全く不安定である(振幅変動は2倍に達する)という事実に関しては沈黙してしまう。これは「ウォブル・ビート」問題として知られており,この問題は連続したバンド幅制御に基づいた解決策を,正規化が行われているにも拘らず,事実上実用性の無いものにする。
これゆえ,改善された光学ドライブは好都合であろうし,特に動作中の光学ドライブの,より安定した及び/又はより信頼性のあるラジアルバンド幅の適用は好都合であろう。
従って,本発明は上記の不都合の一つ以上を,単独で又は何らかの組み合わせで好ましくは軽減し,緩和し,又は削除することを求めている。特に,実効ループゲインの変動に起因して不安定な及び/又は変動するラジアルバンド幅を持つ従来技術の上述の問題を解決する光学ドライブを提供することが本発明の目的として捉えることが出来る。
光担体へ/からデータを記録する/再生することが出来る光学ドライブを提供することによって,この目的及び幾つかの他の目的は,本発明の第1の態様にて得ることが出来,前記光担体はウォブル信号を生成するための蛇行しているプリグルーブの在るデータトラックを有し,この光学ドライブは;
‐ 集束された照射ビームを前記光担体上に定位させることの出来る制御手段と,
‐ 前記光担体から反射された照射ビームの検出を行い,当該光担体上に集束された照射ビームの目標位置と実際の位置との間の差を示すことが出来るプッシュプル信号(PP)を生成する光検知手段と,
‐ 可変ゲイン(G)によって前記プッシュプル信号を増幅するための増幅手段を有し,前記プッシュプル信号(PP)に応答して前記光担体上に集束された照射ビームの半径方向の位置を変化させるためのラジアルサーボ機構と,
‐ 前記プッシュプル信号(PP)からウォブル信号の振幅(WA)を得るためのウォブル信号検知手段と,
‐ 集束された照射ビームが,前記光担体上の局部の光学的環境の変化に既にさらされたのか,又はさらされようとしているのかを判断することが出来る遷移検知手段とを有し,
前記ラジアルサーボ機構の実質的に一定なラジアルバンド幅を得るために,当該遷移検知手段による遷移の兆候があると,この光ドライブは前記遷移の直前の事前に決められた時間枠(T1)内のウォブル振幅(WA_b)と,前記遷移の直後の事前に決められた時間枠(T2)内のウォブル振幅(WA_a)との間の比(r)に応じてラジアルサーボゲイン(G)を変化させる。
動作中にラジアルサーボ機構のラジアルバンド幅を一定に効果的に保つという適応手法にてラジアルサーボゲイン(G)を調節することの出来る光学ドライブを得るために,本発明は特に,しかし排他的にではなく好都合である。このことは,光学ドライブの所与の機械的な制限下で,光担体の実現可能な最高速度が得られるという特徴を提供する。暫定的な推定は,光担体のスピードを少なくともファクタ2(2倍)だけ増すことが出来ることを示している。
数学的には,前記の比(r)は次式で規定される;
Figure 2009505318
このように,比(r)は前記遷移直前の事前に決められた時間枠(T1)内のウォブル振幅(WA_b)に対する前記遷移直後の事前に決められた時間枠(T2)内のウォブル振幅(WA_a)との間の比として規定される。従って,ラジアルサーボ機構のゲインの間の関係は次式のように規定することが出来る;
Figure 2009505318
即ち,遷移検知手段によって検知される遷移後のゲイン(G)は,式(1)で規定されている比の関数である。式(1)で明らかなように,遷移前後のウォブル振幅(WA_b)及び(WA_a)の正確な値の知見を得る必要は無い。それよりむしろ,本発明の幾つかの実施例のために遷移前後のウォブル振幅(WA_b)及び(WA_a)の相対的な変化に基づいた比(r)を得ることが可能であり,従って,これらの値そのものを得る必要は無い。よって,例えばウォブル振幅に比例した信号が,ウォブル振幅の相対的な変化の知見を得るために利用される。
上記のように,当業者が本発明と同一又は同様の目的を報告してきているが,ウォブル信号を常時モニタし,これに従ってラジアルループゲインを調節することは,ラジアルバンド幅の所望しない変動又は発振を生じたので,前述の「ウォブル・ビート」の問題を克服することは現在まで出来なかった。しかしながら,ウォブル信号のサンプリングレートに従って常時又は準常時同信号をモニタするアプローチの代わりに,本発明によれば光学ドライブはラジアルサーボゲイン(G)の調節が必要な遷移の直前直後のウォブル信号の変動を測るので,ウォブル信号の「ウォブル・ビート」からの変動を効果的に避けることが出来る。それよりむしろ本発明は,ウォブル信号の顕著な変化が現れる時間スケールよりも大幅により短い事前に規定した時間内のウォブル信号,特にウォブル振幅をサンプリングする。
本発明において,ウォブル信号の顕著な変化が現れる時間スケールに比較して,前記遷移直前のウォブル振幅(WA_b)と前記遷移直後のウォブル振幅(WA_a)との間の比(r)は,比較的迅速に決定されることを,これゆえ理解すべきである。しかしながら,このウォブル振幅の決定の時間スケールが充分短い限りは,例えば得られたウォブル振幅の品質を増すために平均化,又は他の同様の決定手段のために,この決定の時間スケールを変更したり,又は拡張したりすることが出来る。従って,遷移の「直前」及び「直後」という言葉は「〜するほんの前に」又は「〜するや否や」を意味する訳語に排他的に限定されると考えるべきではない。実際には幾つかの実施例で,光担体上の照射ビームによって誘起される局部の光学的環境の遷移から生じるウォブル信号の過渡応答を避けるために,遷移の後,ウォブル振幅を測る前に僅かな時間遅れを持つことが有益であると考えられる。このように,読み出し‐書き込みの遷移で,レーザ制御ループが安定した書き込みパワーに達するまで若干時間がかかる。これゆえウォブル信号測定においては,好都合なことに所謂遅延時間を導入することが出来る。
好都合なことに,遷移後に調節されたラジアルサーボゲイン(G_a)は,前記比(r)と遷移前のサーボゲイン(G_b)との積に実質的に等しい。従って,この調節は次式として表現することが出来る;
Figure 2009505318
代替的には,r = WA_b / WA_aの値をG_aの値へ変換する表を付与することが可能である。特に,厳しくクリッピングしているラジアルバンド幅,言い換えれば周波数応答の高次の過渡応答を避けるために,ゆっくりと飽和してゆくラジアルバンド幅を持つことが好都合である。
特定の実施例においては,遷移の後に調節されたラジアルサーボゲイン(G_a)は,ラジアルサーボゲインの上限値(G_max)よりも小さくなるよう更に調節されることが出来る。これによって,光学ドライブの不安定な挙動につながるゲインの過剰調節が避けられる。同様に,遷移後に調節されたラジアルサーボゲイン(G_a)は,サーボゲインが小さ過ぎることを避けるために,ラジアルサーボゲインの下限値(G_min)よりも大きな値になるよう更に調節されることが出来る。光学ドライブが外部からのショックに適切に対応するために,最小レベルのラジアルサーボゲインが必要とされる。
有益なことに,光学ドライブ自身によって開始される光担体の局部の光学的環境の変化に集束された照射ビームがさらされるという兆候を,遷移検知手段は受け取る。このように,例えば光学ドライブ自身によって開始された書き込み‐読取りの遷移によって,遷移が来つつあるという対応する信号もまた遷移検知手段へと送信される。
代替的には,集束された照射ビームが,光担体から反射された照射ビームの相対的な変化から光担体上の局部の光学的な環境の変化にさらされたという兆候を,この遷移検知手段は受け取ることが出来る。例えば書き込まれた領域から未だ書き込まれていない領域へ通過するとき,光担体から反射された照射ビームのレベル変化が斯様な変化を生じる。これに加え,書き込まれたマークの幾何学的な形状もまた,本発明でいう遷移を引き起こす。この書き込まれたマークは,例えばマークの異なる幾何学的な対応する形状となる,異なるレーザのプロファイルで書かれている。従って,書き込まれたマークの縁部及び角部は変化している。
好都合なことに,前記遷移の前及び/又は前記遷移の後の事前に決められた時間枠(T1,T2)はラジアルサーボ機構の特性上の応答時間よりも短い。好ましくは,この事前に決められた時間枠(T1,T2)は,ラジアルサーボ機構の応答時間よりも顕著に短い。このように,事前に決められた時間枠(T1,T2)は,概略1μ秒,2μ秒,3μ秒,4μ秒,5μ秒,6μ秒,7μ秒,8μ秒,9μ秒,又は10μ秒である。応答時間は,ステップ状の外乱の後,その最終値の90%に達するまでにサーボ機構により必要とされる時間として規定されることが出来る。ラジアルサーボ機構の一般的な応答時間は10μ秒と30μ秒との間である。
一般的に本発明による光学ドライブは,事前に決められたサンプリング周波数で前記ウォブル信号の振幅(WA)の値をサンプリングするためのサンプリング手段を更に有する。斯様なサンプリング手段は,事前に決められた個数の前記ウォブル信号の振幅(WA)値を平均化する。従って, 1個, 2個, 3個, 4個, 5個, 6個, 7個, 8個, 9個, 10個及びより多くのウォブル信号の振幅(WA)を表している値が,平均値を得るために利用される。恐らくは調節されたゲインのより良い精度を得るために,この平均は移動平均であることが可能である。遷移検知手段によって遷移の兆候があると,前記遷移直前の事前に決められた時間枠(T1)内のウォブル振幅(WA_b)と前記遷移直後の事前に決められた時間枠(T2)内のウォブル振幅(WA_a)との間の比(r)を計算出来るように,遷移の前のウォブル信号の振幅(WA)の一つ以上の値を,このサンプリング手段は記憶する。
第2の態様において本発明は,光担体へ/からデータを記録する/再生することが出来る光学ドライブを動作させるための方法に関し,前記光担体はウォブル信号を生成するための蛇行しているプリグルーブの在るデータトラックを有し,当該方法は;
‐ 集束された照射ビームを制御手段によって前記光担体上に定位させるステップと,
‐ 前記光担体上に集束された照射ビームの目標位置と実際の位置との間の差を示すことが出来るプッシュプル信号(PP)を生成する光検知手段によって,前記光担体から反射された照射ビームの検出を行うステップと,
‐ 前記プッシュプル信号を可変ゲイン(G)によって増幅するための増幅手段を有するラジアルサーボ機構によって,前記プッシュプル信号(PP)に応答して前記光担体上に集束された照射ビームの半径方向の位置を制御するステップと,
‐ ウォブル信号検知手段によって,前記プッシュプル信号(PP)からのウォブル信号の振幅(WA)を検知するステップと,
‐ 集束された照射ビームが,前記光学担体上の局部の光学的環境の変化に既にさらされたのか,又はさらされようとしているのかを遷移検知手段によって判断するステップとを有し,
前記遷移検知手段による遷移の兆候があると,当該方法は更に;
‐ ラジアルサーボ機構の実質的に一定なラジアルバンド幅を得るよう,前記遷移直前の事前に決められた時間枠(T1)内のウォブル振幅(WA_b)と,前記遷移の直後の事前に決められた時間枠(T2)内のウォブル振幅(WA_a)との間の比(r)に応じてラジアルサーボゲインを調整するステップを有する。
必要とされるこれまでの既知の光学ドライブの比較的僅かな変更で本発明の迅速で容易な実行を促進するので,第2の態様に従った本発明は特別に,しかし排他的にではなく有利である。
第3の態様において本発明は,本発明の第2の態様による光学ドライブを制御するためにコンピュータに附属しているデータ記憶手段を持っている少なくとも一つのコンピュータを有するコンピュータシステムで利用可能なコンピュータプログラムに関する。
コンピュータシステムが本発明の第2の態様の動作を行うことを可能にするコンピュータプログラムによって本発明を実行させることが出来るという点で,本発明の第3の態様は特別に,しかし排他的にではなく好都合である。このように,前記光学ドライブを制御しているコンピュータシステムにコンピュータプログラムをインストールすることにより,幾つかの既知の光学ドライブが本発明によって動作するよう変更出来ることが予期される。斯様なコンピュータプログラムは,例えば磁気ベース若しくは光学ベースの媒体のような何らかの種類のコンピュータで読取り可能な媒体で,又は例えばインターネットのようなコンピュータベースのネットワークで提供されることが出来る。
本発明の第1,第2及び第3の態様の各々は,いかなる他の態様とも組み合わせることが出来る。本発明のこれらの態様及び他の態様は,これ以降記述されている実施例を参照して明らかになり,説明されるであろう。
本発明はこれより添付されている図を参照して,例のみによる方法で説明されよう。
図1は,本発明による光学ドライブの実施例の概観的なブロック線図である。光担体1は保持手段30によって固定され,回転される。
光担体1は,照射ビーム5を用いて情報を記録するのに適した材料を有する。この記録材料は,例えば光磁気タイプ,相変化タイプ,染料タイプ,Cu/Siのような合金,又はいかなる他の適切な材料であっても良い。情報は書き換え型メディアではマークとも呼ばれ,追記型メディアではピットとも呼ばれる,光学的に検知可能な領域の形で光担体1上に記録される。
装置は,光ピックアップ(OPU)とも時々呼ばれている光ヘッド20を有し,この光ヘッド20は,例えばステッピングモータのような可動手段21によって移動が可能である。この光ヘッド20は,光検知システム10と,照射源4と,ビームスプリッタ6と,対物レンズ7と,同レンズ7を光担体1の半径方向及びフォーカス方向の両方に動かすことの出来るレンズ移動手段9とを有する。この光ヘッド20は,照射ビーム5を3スポットの差動プッシュプルラジアルトラッキング,又は何らかの他の適用可能な方法で使用するために,少なくとも3つの要素に分割することが可能な回折格子,又はホログラムパターンのようなビーム分割手段22も有する。明確にするために,この照射ビーム5は前記ビーム分割手段22を通過後も1本のビームとして示されている。同様に,反射されたビーム8も,例えば3個のスポット及びこれによる回折のような一つ以上の要素を有するが,明確にするために図1では1本のビーム8のみが示されている。
光検知システム10の機能は,光担体1から反射された照射ビーム8を電気信号へと変換することである。従って,この光検知システム10は一つ以上の電気出力信号を生成することが出来る幾つかの光検知器,例えばフォトダイオード,電荷結合素子(CCD)等を有している。この光検知器は空間的に相互に配置され,エラー信号,即ち2分割された光検知器から得られたプッシュプル信号PPのようなラジアルエラー信号RE及びフォーカスエラー信号FEのエラー信号の検知が出来るよう充分な時間分解能をもって配置されている。このフォーカスエラーFE信号及びラジアルトラッキングエラーRE信号はプロセッサ50へ送られ,そこで光担体1上に在る照射ビーム5の半径方向の位置及びフォーカス方向の位置を制御するために,PID(比例‐積分‐微分)制御手段を用いて動作される公知のサーボ機構が適用される。
光検知システム10は,光担体1から読取られた情報を表している読取り信号又はRF信号もまたプロセッサ50へと出力することが出来る。この読取り信号は中央開口(CA)信号から得ることが出来る,即ちRF信号は中央開口信号CAの高周波成分である。通常,この中央開口信号はCA = L + Rとして規定され,ここにL及びRは反射して戻ってきた照射ビーム8の各々左半分及び右半分の強度である。同様に,プッシュプルはPP = L - Rとして規定され,ここにL及びRは反射して戻ってきた照射ビーム8の各々左半分及び右半分の強度である。ウォブル信号は,このPP信号から導かれる。本発明においては,光担体1上の書き込まれていないゾーンから書き込まれたゾーンへ,又は逆の場合の遷移はRF信号の変化によって容易に検知されるので,このフォト検知システム10及びプロセッサ50は遷移検知手段を形成している部分と考えられる。
照射ビーム又は光ビーム5を照射する照射源4は,例えば可変パワーや照射ビームの波長も可変な半導体レーザである。代替的にはこの照射源4は,一つより多くのレーザを有することも出来る。
前記光学ヘッド20は,ビームスプリッタ6を介して光担体1及び対物レンズ7へと照射ビーム5が導かれるように光学的に構成されている。光担体1から反射された照射ビーム8は,対物レンズ7によって集光され,ビームスプリッタ6を通過後は,上記したように入射した照射ビーム8を電気出力信号へと変換する光検知システム10へと到達する。
プロセッサ50は,光検知手段10からの信号を受け取り解析する。図2に概観的に例示されているように,このプロセッサ50は制御信号を可動手段21,照射源4,レンズ変位手段9及び光担体の回転手段30にも出力する。同様に,このプロセッサ50は,61に示されているようにデータを受領することが出来,当該プロセッサ50は,60に示されているように読み取りプロセスからのデータを出力することが出来る。図1に示されているように,このプロセッサ50は特にプッシュプル信号PPを受け取り,対応する制御信号Aradをラジアルサーボ機構の一部としてのレンズ移動手段9へと出力する。
図2は,光ドライブのラジアルサーボ機構の関連する部品を例示しているブロック線図である。第1に,しかし必要ではないのだが,部品はプロセッサ50内に位置している。図の右側で,光検知手段10からのPP信号はプロセッサ50に入力される。正規化手段(図示されず)によりこのPP信号は,光検知手段10で受光した全光量に対して正規化される。このPP信号は可変ゲインアンプ(VGA)55によって増幅され,プロセッサはラジアルアクチュエータ9を制御するためにプロセッサ50の左側へ制御信号Aradを出力する。このアンプ55は,ラジアルサーボ機構のPID制御装置の一部を形成している。
可変ゲインアンプ55は,図2中でプロセッサ50の下部に示されているウォブルデータチャネルによって調節される。先ず,帯域通過フィルタ(BPF)51によってPP信号からウォブル信号が抽出される。追記型のコンパクトディスク(CD-R)の分野の規格によれば,同ディスクシステムはPP信号からウォブル信号を抽出するために22±1 kHzの帯域成分を有する帯域通過フィルタ51を持たねばならない。同様に,BD及びDVDの媒体規格では,DVD+R/RWは812kHz,DVD-R/RWは140kHz,BD-R/REは960kHzのフィルタを持たねばならない。これらの値は全て,関連するウォブル規格に準拠して各々1倍速で動作するときの値である。フィルタ通過後は,特に(例えば,ピーク検知回路によって)ウォブル振幅WAを得るためにこのウォブル信号はウォブル検知手段52によって解析され,ウォブル振幅サンプリング手段53によってサンプリングされる。このサンプリングは,時間枠T1の間はプリセットされたサンプリング周波数にて好ましくは行われ,後入れ‐後出し型のメモリユニットのアレイ中に記憶される。遷移検知手段54が,集束された照射ビーム5が光担体上1の局部の光学的環境の変化にさらされたか又はさらされようとしていることを示す信号をサンプリング手段53へ送る場合,遷移前のウォブル振幅WA_bの値がこのサンプリング手段53中に記憶される。遷移の直後,すなわち遷移するや否や,このサンプリング手段53は時間枠T2の間ウォブル振幅WA_aをサンプリングし,対応するゲイン調節信号を可変ゲインアンプ55へ送ることによって本発明の原理によるゲイン調節を行うためにWA_bとWA_aとの間の比rを計算する。
図3は,遷移の前後の正弦波状のウォブル信号を示しているグラフで,本発明の更なる例示のために,この遷移点が太い矢印で示されている。縦軸には,ウォブルの振幅WAが任意の単位でプロットされている。横軸には時間がプロットされている。光担体1の種類及び光担体の回転速度によるのであるが,このウォブル信号の周期は一般的には0.1μ秒から100μ秒の間の範囲である。図3から判るようにウォブル振幅WAの相対的な変化があり,遷移後のウォブル信号の振幅が2倍に増加している。また,サンプリング手段53はウォブル振幅WA_a及びWA_bを一定の時間の平均化処理によって好ましくは得ることを示すために,説明のための遷移前後の時間枠T1及びT2の各々が図に挿入されている。恐らくは,このサンプリング手段53は移動平均法を用いることが可能である。代替的には又は付け加えると,このウォブル振幅WA_a及びWA_bはウォブル信号の周期の事前に決められた個数,又は一定の個数で平均化されることが出来る。
図4は本発明による方法のフローチャートである。光学ドライブを動作させる本方法は次のステップを有する:
S1:制御手段,即ち半径方向の位置の精密な位置決めをするためのアクチュエータ9及び粗い位置決めのためのステッピングモータ21によって,光担体上の集束された照射ビーム5の位置を決めるステップ。
S2:プッシュプル信号PPを生成する光検知手段10によって,光担体1から反射された照射ビーム8を検知するステップ。
S3:前記プッシュプル信号PPを可変ゲインGによって増幅するための増幅手段VGA 55を有するラジアルサーボ機構によって,前記プッシュプル信号PPに応じて,光担体1上に集束された照射ビーム5の半径方向の位置を制御するステップ。
S4:ウォブル信号検知手段51,52及び53によって,プッシュプル信号PPからウォブル信号の振幅WAを検知するステップ。
S5:光学ドライブ自身によって開始された読取り‐書き込みの遷移,又は書き込まれた領域から書き込まれていない領域への遷移のような,光担体1上の局部の光学的な環境の変化に集束された照射ビーム5がさらされたのか,又はこれからさらされるのかを遷移検知手段54によって判断するステップ。遷移が遷移検知手段54によって検知された場合,ステップS6が実行される。このように,S6は決定ステップである。
S6:ラジアルサーボ機構の実質的に一定なラジアルバンド幅を得ることが出来るように,前記遷移直前の事前に決めた時間枠T1内のウォブル振幅WA_bと前記遷移直後の事前に決めた時間枠T2内のウォブル振幅WA_aとの間の比rに応じてラジアルサーボゲインGを調節するステップ。従って,r = (WA_b / WA_a)となる。式(1)を参照。
本発明は特定の実施例に関連して説明されてきたが,これはここで説明されている特定の形に限定されることを意図してはいない。それよりはむしろ,本発明の範囲は,添付の請求項によってのみ限定されている。請求項においては,有するという言葉は他の要素,又はステップの存在を排除するものではない。付け加えるに,各々の特徴が異なる請求項に含まれているが,これらは恐らくは有利に組合わせることが出来,異なる請求項中に含まれていることは,これらの特徴の組み合わせは実用的ではない及び/又は有利ではないと意味してはいない。加えて,単数の引用は複数を排除するものではない。従って,「a」,「an」,「1番目の」,「2番目の」等々の引例は,複数を排除するものではない。更に,請求項中の引用記号は,本発明の範囲を限定するものとして解釈されるべきではない。
本発明による光学ドライブの実施例の概観的なブロック線図を示す。 本発明による光学ドライブの,ラジアルサーボ機構の関係する部品を例示しているブロック線図を示す。 本発明による,遷移前後のウォブル信号を示しているグラフである。 本発明による方法のフローチャートを示す。

Claims (12)

  1. 光担体へ/からデータを記録する/再生することが出来る光学ドライブであって,前記光担体はウォブル信号を生成するための蛇行しているプリグルーブの在るデータトラックを有し,この光学ドライブは;
    ‐ 集束された照射ビームを前記光担体上に定位させることの出来る制御手段と,
    ‐ 前記光担体から反射された照射ビームの検出を行い,当該光担体上に集束された照射ビームの目標位置と実際の位置との間の差を示すことが出来るプッシュプル信号を生成する光検知手段と,
    ‐ 可変ゲインによって前記プッシュプル信号を増幅するための増幅手段を有し,前記プッシュプル信号に応答して前記光担体上に集束された照射ビームの半径方向の位置を変化させるためのラジアルサーボ機構と,
    ‐ 前記プッシュプル信号からウォブル信号の振幅を得るためのウォブル信号検知手段と,
    ‐ 集束された照射ビームが,前記光担体上の局部の光学的環境の変化に既にさらされたのか,又はさらされようとしているのかを判断することが出来る遷移検知手段とを有し,
    前記ラジアルサーボ機構の実質的に一定なラジアルバンド幅を得るために,当該遷移検知手段による遷移の兆候があると,この光ドライブは前記遷移の直前の事前に決められた時間枠内のウォブル振幅と,前記遷移の直後の事前に決められた時間枠内のウォブル振幅との間の比に応じてラジアルサーボゲインを変化させる光学ドライブ。
  2. 前記遷移の後に調節されたラジアルサーボゲインが,前記遷移の前のサーボゲインに前記比を乗算したものに実質的に等しい,請求項1に記載の光学ドライブ。
  3. 前記遷移の後に調節されたラジアルサーボゲインが,ラジアルサーボゲインの上限値よりも小さいように更に調節されている,請求項1に記載の光学ドライブ。
  4. 前記遷移の後に調節されたラジアルサーボゲインが,ラジアルサーボゲインの下限値よりも大きいように更に調節されている,請求項1に記載の光学ドライブ。
  5. 集束された照射ビームが当該光学ドライブ自身によって開始された前記光担体上の局部的な光学環境の変化にさらされるという兆候を前記遷移検知手段が受け取る,請求項1に記載の光学ドライブ。
  6. 前記遷移検知手段は前記光担体から反射された照射ビームの相対的な変化から,集束された照射ビームが前記光担体上の局部的な光学環境の変化にさらされたという兆候を受け取る,請求項1に記載の光学ドライブ。
  7. 前記遷移の前及び/又は前記遷移の後の事前に決められた時間枠が前記ラジアルサーボ機構の特徴的応答時間よりも短い,請求項1に記載の光学ドライブ。
  8. 前記光学ドライブは更に,事前に決められたサンプリング周波数でウォブル信号の振幅のサンプリングをするためのサンプリング手段を有する,請求項1に記載の光学ドライブ。
  9. 前記サンプリング手段は,事前に決められた個数の前記ウォブル信号の振幅を平均化する,請求項8に記載の光学ドライブ。
  10. 前記遷移検知手段による遷移の兆候があると,前記サンプリング手段は,前記遷移前の前記ウォブル信号の一つ以上の振幅を記憶する,請求項8又は9に記載の光学ドライブ。
  11. 光担体へ/からデータを記録する/再生することが出来る光学ドライブを動作させるための方法であって,前記光担体はウォブル信号を生成するための蛇行しているプリグルーブの在るデータトラックを有し,当該方法は;
    ‐ 集束された照射ビームを制御手段によって前記光担体上に定位させるステップと,
    ‐ 前記光担体上に集束された照射ビームの目標位置と実際の位置との間の差を示すことが出来るプッシュプル信号を生成する光検知手段によって,前記光担体から反射された照射ビームの検出を行うステップと,
    ‐ 前記プッシュプル信号を可変ゲインによって増幅するための増幅手段を有するラジアルサーボ機構によって,前記プッシュプル信号に応答して前記光担体上に集束された照射ビームの半径方向の位置を制御するステップと,
    ‐ ウォブル信号検知手段によって,前記プッシュプル信号からのウォブル信号の振幅を検知するステップと,
    ‐ 集束された照射ビームが,前記光学担体上の局部の光学的環境の変化に既にさらされたのか,又はさらされようとしているのかを遷移検知手段によって判断するステップとを有し,
    前記遷移検知手段による遷移の兆候があると,当該方法は更に;
    ‐ ラジアルサーボ機構の実質的に一定なラジアルバンド幅を得るよう,前記遷移直前の事前に決められた時間枠内のウォブル振幅と,前記遷移の直後の事前に決められた時間枠内のウォブル振幅との間の比に応じてラジアルサーボゲインを調整するステップを有する方法。
  12. データ記憶手段を持つ少なくとも一つのコンピュータを有するコンピュータシステムが,請求項11に記載の方法によって光学ドライブを制御することを可能にするコンピュータプログラム。
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