JP2009303091A - Avスイッチャー装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】AVスイッチャー装置における映像信号の切り換え操作を、モニター画面を見ながら行えるようにして、暗い室内において誤操作を防止できるようにする。
【解決手段】本発明に係るAVスイッチャー装置1は、映像切り換えを指示するためのマウス6を接続できるように構成されており、モニター3の画面には、表示制御部8によって切り換え可能な映像信号のメニューボタンB1,B2,B3,B4が表示されるようになっている。ポインター9を動かして所望のメニューボタンB1,B2,B3又はB4を選択しクリックすると、映像信号が切り換えられる。操作者はモニター画面を見た状態で映像信号の切り換え操作が出来るので、暗い室内においても誤操作を防止できる。
【選択図】図1
【解決手段】本発明に係るAVスイッチャー装置1は、映像切り換えを指示するためのマウス6を接続できるように構成されており、モニター3の画面には、表示制御部8によって切り換え可能な映像信号のメニューボタンB1,B2,B3,B4が表示されるようになっている。ポインター9を動かして所望のメニューボタンB1,B2,B3又はB4を選択しクリックすると、映像信号が切り換えられる。操作者はモニター画面を見た状態で映像信号の切り換え操作が出来るので、暗い室内においても誤操作を防止できる。
【選択図】図1
Description
本発明は、入力された複数系統の映像信号の内の1系統の映像信号が出力されると共に、該出力される映像信号を適宜切り換えることができるように構成されたAVスイッチャー装置に関する。
従来、入力された複数系統の映像信号の内の1系統の映像信号が出力されると共に、該出力される映像信号を適宜切り換えることができるように構成されたAVスイッチャー装置については、種々のものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
図2は、そのような従来のAVスイッチャー装置の構成の一例を示すブロック図である。このAVスイッチャー装置100は複数系統の映像信号S1,S2,S3,S4が入力されるように構成されており、その内の1系統の映像信号Soutがモニター101に送信されるように構成されている。また、映像信号の切り換え指示を行うためのスイッチ群は、AVスイッチャー装置本体や教卓(つまり、AVスイッチャー装置が会議室や教室に配置される場合はその教卓)などに設置されていて(図2の符号103参照)、各スイッチ自体やその近傍には、それぞれのスイッチの機能を示す文字や記号が付されていた(例えば、特許文献2参照)。そして、映像を切り換えたい場合には、それらの文字や記号を見ながらスイッチ操作を行う必要があった。
特開2006−261778号公報
特開平6−165031号公報
しかしながら、このようなAVスイッチャー装置は暗い室内に設置されていることも多く、各スイッチに付された小さな文字や記号を識別することが困難で、映像信号の切り換えに時間が掛かってしまったり、間違った操作を行ってしまったりするおそれがあった。特に、モニター101に映し出された映像を使ってプレゼンテーションを行っているような場合には、映像切り換え操作に時間が掛かってしまってプレゼンテーションが中断されることとなり、好ましくは無かった。
本発明は、上述の問題を解消することができるAVスイッチャー装置を提供することを目的とするものである。
請求項1に係る発明は、図1に例示するものであって、入力された複数系統の映像信号(S1,S2,S3,S4)の内の1系統の映像信号(Sout)が出力されると共に、該出力される映像信号を適宜切り換えることができるように構成されたAVスイッチャー装置(1)において、
複数系統の映像信号(S1,S2,S3,S4)を入力できるように構成された映像信号入力部(2)と、
モニター(3)が接続可能であると共に、1系統の映像信号(Sout)が出力されるように構成された映像信号出力部(4)と、
該映像信号入力部(2)と該映像信号出力部(4)との間に介装されると共に、入力された複数系統の映像信号(S1,S2,S3,S4)の内の1系統の映像信号(Sout)を選択して前記映像信号出力部(4)に送信する映像信号選択部(5)と、
映像信号の切り換え指示を行うための操作機器(6)が接続されると共に、該切り換え指示の信号を前記映像信号選択部(5)に送信して映像信号の切り換えを行う操作機器接続部(7)と、
切り換え可能な映像信号のメニュー(B1,B2,B3,B4)、及び前記切り換え指示により切り換えようとする映像信号を前記モニター(3)の画面に表示するように構成された表示制御部(8)と、を備えたことを特徴とする。
複数系統の映像信号(S1,S2,S3,S4)を入力できるように構成された映像信号入力部(2)と、
モニター(3)が接続可能であると共に、1系統の映像信号(Sout)が出力されるように構成された映像信号出力部(4)と、
該映像信号入力部(2)と該映像信号出力部(4)との間に介装されると共に、入力された複数系統の映像信号(S1,S2,S3,S4)の内の1系統の映像信号(Sout)を選択して前記映像信号出力部(4)に送信する映像信号選択部(5)と、
映像信号の切り換え指示を行うための操作機器(6)が接続されると共に、該切り換え指示の信号を前記映像信号選択部(5)に送信して映像信号の切り換えを行う操作機器接続部(7)と、
切り換え可能な映像信号のメニュー(B1,B2,B3,B4)、及び前記切り換え指示により切り換えようとする映像信号を前記モニター(3)の画面に表示するように構成された表示制御部(8)と、を備えたことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、前記切り換え可能な映像信号のメニュー(B1,B2,B3,B4)の表示が、前記操作機器(6)によってオン/オフできるように構成されたことを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2に係る発明において、前記表示制御部(8)が、前記モニター(3)の画面にポインター(9)を表示するように構成され、
該ポインター(9)の表示位置は前記操作機器(6)により変更できるように構成されたことを特徴とする。
該ポインター(9)の表示位置は前記操作機器(6)により変更できるように構成されたことを特徴とする。
なお、括弧内の番号などは、図面における対応する要素を示す便宜的なものであり、従って、本記述は図面上の記載に限定拘束されるものではない。
請求項1乃至3に係る発明によれば、モニターの画面を見ながら映像信号の切り換えを行うことができるので、暗い室内であっても操作間違いを防止することができる。
以下、図1に沿って、本発明を実施するための最良の形態について説明する。ここで、図1は、本発明に係るAVスイッチャー装置の全体構成の一例を示すブロック図である。
本発明に係るAVスイッチャー装置は、入力された複数系統の映像信号の内の1系統の映像信号が出力されると共に、該出力される映像信号を適宜切り換えることができるように構成されている。このAVスイッチャー装置は、図1に符号1で例示するものであって、少なくとも、
・ 複数系統の映像信号S1,S2,S3,S4を入力できるように構成された映像信号入力部2と、
・ モニター3が接続可能であると共に、1系統の映像信号Soutが出力されるように構成された映像信号出力部4と、
・ 該映像信号入力部2と該映像信号出力部4との間に介装されると共に、入力された複数系統の映像信号S1,S2,S3,S4の内の1系統の映像信号Soutを選択して前記映像信号出力部4に送信する映像信号選択部5と、
・ 映像信号の切り換え指示を行うための操作機器6が接続されると共に、該切り換え指示の信号を前記映像信号選択部5に送信して映像信号の切り換えを行う操作機器接続部7と、
を備えている。このうち、操作機器6としては、
・ マウスやトラックパッドやトラックボール等のポインティングデバイス、
・ キーボード
・ ジョイスティックやボタン
を挙げることができ、有線接続のもの及び無線接続(電波や赤外線を利用する接続)のものの両方を挙げることができる。また、有線接続の場合の操作機器接続部7の具体例としてはUSBインターフェイスを挙げることができる。
・ 複数系統の映像信号S1,S2,S3,S4を入力できるように構成された映像信号入力部2と、
・ モニター3が接続可能であると共に、1系統の映像信号Soutが出力されるように構成された映像信号出力部4と、
・ 該映像信号入力部2と該映像信号出力部4との間に介装されると共に、入力された複数系統の映像信号S1,S2,S3,S4の内の1系統の映像信号Soutを選択して前記映像信号出力部4に送信する映像信号選択部5と、
・ 映像信号の切り換え指示を行うための操作機器6が接続されると共に、該切り換え指示の信号を前記映像信号選択部5に送信して映像信号の切り換えを行う操作機器接続部7と、
を備えている。このうち、操作機器6としては、
・ マウスやトラックパッドやトラックボール等のポインティングデバイス、
・ キーボード
・ ジョイスティックやボタン
を挙げることができ、有線接続のもの及び無線接続(電波や赤外線を利用する接続)のものの両方を挙げることができる。また、有線接続の場合の操作機器接続部7の具体例としてはUSBインターフェイスを挙げることができる。
さらに、本発明に係るAVスイッチャー装置1は、
(a) 切り換え可能な映像信号のメニューB1,B2,B3,B4、及び
(b) 前記切り換え指示により切り換えようとする映像信号
を前記モニター3の画面に表示する表示制御部8を備えている。ここで、(a)の“切り換え可能な映像信号のメニュー”とは、“切り換え可能な映像信号の一覧(別の表現をすると、AVスイッチャー装置1によって切り換えることのできる映像信号の全種類)”が分かるようなものであれば良く、具体的な表示形態としては、メニューボタンやアイコンや文字列等を挙げることができる。図1に示す例では、映像信号はS1,S2,S3,S4の4種類に切り換え可能となるように構成されているので、モニター画面には4種類の映像信号についての“メニュー”が表示されることとなる。また、上記(b)の“前記切り換え指示により切り換えようとする映像信号(の表示)”は、どの映像信号に切り換えられようとしているかが分かるような表示であれば良く、切り換え指示により選択された映像信号(具体的には、メニューボタンやアイコンや文字列)をハイライト表示(点滅表示や、色変更表示)するようにしても、或いは、“○○の映像に切り換えます”というようなコメントを表示するようにしても、さらには、他の公知の方法で表示するようにしても良い。本発明によれば、モニター3の画面を見ながら映像信号S1,S2,S3,S4の切り換えを行うことができるので、暗い室内であっても操作間違いを防止でき、簡単かつ確実に映像の切り換えを行うことができる。
(a) 切り換え可能な映像信号のメニューB1,B2,B3,B4、及び
(b) 前記切り換え指示により切り換えようとする映像信号
を前記モニター3の画面に表示する表示制御部8を備えている。ここで、(a)の“切り換え可能な映像信号のメニュー”とは、“切り換え可能な映像信号の一覧(別の表現をすると、AVスイッチャー装置1によって切り換えることのできる映像信号の全種類)”が分かるようなものであれば良く、具体的な表示形態としては、メニューボタンやアイコンや文字列等を挙げることができる。図1に示す例では、映像信号はS1,S2,S3,S4の4種類に切り換え可能となるように構成されているので、モニター画面には4種類の映像信号についての“メニュー”が表示されることとなる。また、上記(b)の“前記切り換え指示により切り換えようとする映像信号(の表示)”は、どの映像信号に切り換えられようとしているかが分かるような表示であれば良く、切り換え指示により選択された映像信号(具体的には、メニューボタンやアイコンや文字列)をハイライト表示(点滅表示や、色変更表示)するようにしても、或いは、“○○の映像に切り換えます”というようなコメントを表示するようにしても、さらには、他の公知の方法で表示するようにしても良い。本発明によれば、モニター3の画面を見ながら映像信号S1,S2,S3,S4の切り換えを行うことができるので、暗い室内であっても操作間違いを防止でき、簡単かつ確実に映像の切り換えを行うことができる。
ところで、前記表示制御部8によって前記モニター3の画面にポインター(図1の符号9参照)を表示できるように構成し、該ポインター9の表示位置は前記操作機器6によって変更できるように構成すると良い。そのようにした場合には、プレゼンテーションの際にはポインター9をレーザーポインターとして利用できるので便利である。また、映像信号の切り換えは該ポインター9を使って行えるようにすると良い。例えば、該ポインター9が移動されていずれかのメニューボタンB1,B2,B3又はB4に一致すると、そのメニューボタンB1,B2,B3又はB4がハイライト表示され、その状態で操作機器6で所定の操作(例えば、マウスの場合には左クリック)を行うことにより映像信号が切り換えられるようにすると良い。そのようにした場合には、プレゼンテーションを行っている人は、モニター画面から目を外さないで映像の切り換えを素早く行うことができ、従来のようなプレゼンテーションの中断という事態を回避できる。なお、このようなポインターを表示しないものを本発明の範囲から除外するものでは無い。例えば、ポインターを表示せず、操作機器側の所定の操作により、ハイライト表示されるメニューボタンB1,B2,B3,B4が順次切り替わるようにしても良い。
さらに、前記表示制御部8による映像信号のメニューの表示(つまり、上記(a)のメニューの表示)は、前記操作機器6によってオン/オフできるように構成しても良い。そのオン/オフの方法としては、公知の色々な方法が考えられる。例えば、操作機器6にオン/オフ用のボタン(例えば、マウスの場合は右クリックボタン)を設けておいても良く、或いは、操作機器6にオンのボタンを設けると共に該表示のオフはモニター画面上のメニューボタン(図1の符号B5参照)で行うようにしても良い。なお、モニター3が大画面の場合にはメニューB1,B2,B3,B4を常時表示しておくことも可能であるので、そのような常時表示する態様を本発明の範囲から除外するものでは無い。
さらに、AVスイッチャー装置内にスキャンコンバータを設けて解像度を変更できるようにしても、デジタル形式又はアナログ形式の信号に変換できるようにしても、コンポジット信号やコンポーネント信号に変換できるようにしても良い。
1 AVスイッチャー装置
2 映像信号入力部
3 モニター
4 映像信号出力部
5 映像信号選択部
6 操作機器
7 操作機器接続部
8 表示制御部
9 ポインター
B1,B2,B3,B4 メニュー
S1,S2,S3,S4,Sout 映像信号
2 映像信号入力部
3 モニター
4 映像信号出力部
5 映像信号選択部
6 操作機器
7 操作機器接続部
8 表示制御部
9 ポインター
B1,B2,B3,B4 メニュー
S1,S2,S3,S4,Sout 映像信号
Claims (3)
- 入力された複数系統の映像信号の内の1系統の映像信号が出力されると共に、該出力される映像信号を適宜切り換えることができるように構成されたAVスイッチャー装置において、
複数系統の映像信号を入力できるように構成された映像信号入力部と、
モニターが接続可能であると共に、1系統の映像信号が出力されるように構成された映像信号出力部と、
該映像信号入力部と該映像信号出力部との間に介装されると共に、入力された複数系統の映像信号の内の1系統の映像信号を選択して前記映像信号出力部に送信する映像信号選択部と、
映像信号の切り換え指示を行うための操作機器が接続されると共に、該切り換え指示の信号を前記映像信号選択部に送信して映像信号の切り換えを行う操作機器接続部と、
切り換え可能な映像信号のメニュー、及び前記切り換え指示により切り換えようとする映像信号を前記モニターの画面に表示するように構成された表示制御部と、
を備えたことを特徴とするAVスイッチャー装置。 - 前記切り換え可能な映像信号のメニューの表示は、前記操作機器によってオン/オフできるように構成された、
ことを特徴とする請求項1に記載のAVスイッチャー装置。 - 前記表示制御部は、前記モニターの画面にポインターを表示するように構成され、
該ポインターの表示位置は前記操作機器により変更できるように構成された、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のAVスイッチャー装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008157427A JP2009303091A (ja) | 2008-06-17 | 2008-06-17 | Avスイッチャー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008157427A JP2009303091A (ja) | 2008-06-17 | 2008-06-17 | Avスイッチャー装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2009303091A true JP2009303091A (ja) | 2009-12-24 |
Family
ID=41549487
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008157427A Pending JP2009303091A (ja) | 2008-06-17 | 2008-06-17 | Avスイッチャー装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2009303091A (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006261778A (ja) * | 2005-03-15 | 2006-09-28 | Kowa Co | Avシステムコントローラー、及び該avシステムコントローラーを備えたav装置 |
JP2006287646A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Toshiba Corp | 映像装置 |
JP2007134956A (ja) * | 2005-11-10 | 2007-05-31 | Funai Electric Co Ltd | Avシステム及び制御機器 |
JP2008067284A (ja) * | 2006-09-11 | 2008-03-21 | Sharp Corp | 映像表示装置 |
-
2008
- 2008-06-17 JP JP2008157427A patent/JP2009303091A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006261778A (ja) * | 2005-03-15 | 2006-09-28 | Kowa Co | Avシステムコントローラー、及び該avシステムコントローラーを備えたav装置 |
JP2006287646A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Toshiba Corp | 映像装置 |
JP2007134956A (ja) * | 2005-11-10 | 2007-05-31 | Funai Electric Co Ltd | Avシステム及び制御機器 |
JP2008067284A (ja) * | 2006-09-11 | 2008-03-21 | Sharp Corp | 映像表示装置 |
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