JP2009302719A - データ送信装置、宛先の呈示方法、およびコンピュータプログラム - Google Patents

データ送信装置、宛先の呈示方法、およびコンピュータプログラム Download PDF

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修二 丸田
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Abstract

【課題】簡単な操作で、画像形成装置の使用の限度額内に収まる適切な宛先に同報送信できるようにする。
【解決手段】同報送信可能なデータ送信装置に、ユーザが入力した同報送信の送信先としてユーザが指定した宛先を受け付けるコマンド受付部106と、ユーザが指定した宛先の全てに対してデータを送信する場合の送信料金の合計である合計送信料金を計算する料金算出部108と、算出した合計送信料金が、ユーザがデータ送信装置を使用できる限度額を超えている場合に、送信料金の合計がその限度額以内となる宛先の組合せを求める同報送信候補組合せ算出部110と、求めた各組合せを表示手段に表示させる表示制御部107と、を設けておく。
【選択図】図4

Description

本発明は、同報送信が可能な複合機および同報送信の宛先の呈示方法などに関する。
従来、コピー、スキャナ、ファックス、ネットワークプリンティング、ドキュメントサーバ、およびファイル転送などの様々な機能を集約した、複合機またはMFP(Multi Function Peripherals)などと呼ばれる画像処理装置が多く用いられている。
近年、複数の宛先に同じ内容を同時にファックス送信する同報送信の機能を備えた複合機が多く用いられている。そのような複合機を用いると、複数の宛先に対して少ない操作で一度にファックス送信できるので便利である。
ところで、複合機は、一般に、オフィスなどの複数のユーザが集まる場所で共有されることが多い。そのように複数のユーザによって共有される環境では、例えばユーザごとまたは部署ごとに複合機の使用料金を集計して課金管理をすることがよくある。そのような課金管理に関連する技術として、従来、特許文献1、2のような方法が提案されている。
特許文献1の方法によると、送信相手先のFAX番号、自局のFAX番号、送信に要した時間、および日時などから使用料金を算出する。その使用料金に基づいてユーザが利用できる残高を算出し、その残高が「0」以下になるとそのユーザのファクシミリ送信を制限する。これによって、ユーザのファックスの利用を所定の限度額内に抑えることができる。
特許文献2には、複写機のコピーのカウンタ管理を行う複写機管理装置が開示される。この複写機管理装置は、複写機から用紙を排出した旨の通知を受け取ると、コピーカウンタに1を加算し、それによって得られたカウンタ値と所定の閾値とを比較する。使用上限値よりもカウンタ値の方が大きければ、複写機に対してその旨を通知する。通知を受けた複写機は、使用料金を節約できるモードへの変更をユーザに促す。
特開平11−98291号公報 特開2002−123140号公報
上述のような特許文献1、2に示されるような方法で同報送信の課金管理を行う場合、指定された複数の宛先への同報送信が限度額を超えていると、それらの全ての宛先に対しては同報送信することができない。そうすると、ユーザは、使用料金(送信料金)が限度額内で納まるように宛先を選択し直して送信する。ところが、送信料金が宛先ごとに違うことがあるので、そのような場合は、限度額内に収まる適切な宛先の組合せを探すのが非常に手間である。
また、特許文献2に示されるように、限度額を超えたときに、2in1などの、使用料金が安価なモードに切り替えてファックス送信することも考えられる。しかし、そうすると、元の原稿とは異なる形式でファックス送信されてしまうので、元の原稿と同じ形式で送信したい場合には適さない。
本発明はそのような問題点に鑑み、予め指定された限度額を超えても、簡単な操作で、限度額内に収まる適切な宛先に同報送信できるようにすることを目的とする。
本発明の一形態に係るデータ送信装置は、同報送信によってデータを送信することが可能なデータ送信装置であって、同報送信の送信先としてユーザが指定した宛先を受け付ける宛先受付手段と、前記ユーザが指定した宛先の全てに対してデータを送信する場合の送信料金の合計である合計送信料金を計算する合計送信料金算出手段と、前記合計送信料金が、前記ユーザが当該データ送信装置を使用できる限度額を超えている場合に、送信料金の合計が当該限度額以内となる宛先の組合せを求める組合せ算出手段と、前記組合せ算出手段が求めた前記各組合せを表示手段に表示させる表示処理手段と、を有する。なお、宛先受付手段が受け付ける宛先は、ユーザが入力したその宛先のファックス番号であってもよいし、その宛先を特定する識別情報などであってもよい。
好ましくは、前記組合せを印刷手段に印刷させる第一の印刷手段を有する。
または、前記各組合せの全てを前記表示手段において1ページに表示させることができない場合に、当該組合せを印刷手段に印刷させる第二の印刷処理手段を有する。
または、前記組合せ算出手段は、所定数以上の宛先を含む組合せのみを求める。
または、前記表示処理手段は、前記組合せに含まれる宛先の一覧を前記組合せごとに生成し、生成した当該一覧を、宛先を多く含むものから順番に前記表示手段に表示させる。
または、前記組合せ算出手段は、特定の属性を有する宛先が優先的に含まれるように前記組合せを求める。
または、前記組合せ算出手段は、同じ属性を有する宛先が複数含まれないように前記組合せを求める。
本発明によると、予め指定された限度額を超えても、簡単な操作で、限度額内に収まる適切な宛先に同報送信できるようになる。
図1は画像形成装置1の概観の例を示す図、図2は画像形成装置1のハードウェア構成の例を示す図、図3は操作パネル10fの例を示す図である。
図1に示すように、本実施形態に係る画像形成装置1は、コピー、スキャナ、ファックス、ネットワークプリンティング、ドキュメントサーバ、およびファイル転送などの様々な機能を集約した複合機またはMFP(Multi Function Peripherals)などと呼ばれる画像処理装置である。
図2に示すように、画像形成装置1は、CPU10a、RAM10b、ROM10c、ハードディスク10d、制御用回路10e、操作パネル10f、通信インタフェース10g、印刷装置10h、およびスキャナ10iなどによって構成される。
スキャナ10iは、原稿の用紙に描かれている写真、文字、絵、図表などの画像を光学的に読み取って画像データ(濃度データ)を生成する装置であり、画像形成装置1の本体上面に設けられている。
印刷装置10hは、スキャナ10iでスキャンして得た画像データまたは他の装置から送信されてきた画像データに基づいて、画像を用紙に印刷する装置である。
通信インタフェース10gは、他の装置と通信を行うためのNIC(Network Interface Card)またはモデムなどである。通信インタフェース10gは、公衆電話回線を解してファクシミリデータの送受信を行う他、LAN、インターネットなどのネットワークを介して他の装置との間で電子メールなどを用いてデータの送受信を行うことができる。画像形成装置1は、ファクシミリの同報送信によって、複数の送信先に対して同じデータを一度に送信する(同報送信する)機能を有している。
操作パネル10fは、ユーザが画像形成装置1に指令を入力するための装置であり、図3に示すように、タッチパネルTPおよび複数の操作ボタンなどによって構成される。タッチパネルTPは、タッチパネル式のディスプレイであって、画像形成装置1を操作するユーザへのメッセージおよびユーザが画像形成装置1を操作するための種々の画面を表示する。操作ボタンは、プリンタボタン、スキャナボタン、ファックスボタンBTF、コピーボタンなどの画像形成装置1の機能を選択するためのボタンが含まれる。また、ユーザが画像形成装置1に対して、ジョブの実行の指令を与えるためのスタートボタンBTRおよび印刷の部数などの処理の条件を入力するためのテンキーなどが含まれる。
制御用回路10eは、ハードディスク10d、スキャナ10i、印刷装置10h、通信インタフェース10g、および操作パネル10fなどの装置を制御するための回路である。制御用回路10eは、例えば、種々の電子部品を用いたハードウェア回路によって構成される。
ROM10cおよびハードディスク10dには、後で説明する図4に示すような各部の機能を実現するためのプログラムおよびデータがインストールされている。これらのプログラムおよびデータは必要に応じてRAM10bに読み出され、CPU10aによってプログラムが実行される。
画像形成装置1には、料金を投入するための投入口が設けられている。画像形成装置1を使用しようとするユーザは、まず、その投入口から料金を投入し、その投入した料金の残金の範囲内で画像形成装置1を使用することができる。なお、ユーザごとに、画像形成装置1を使用できる限度額を設定しておき、その限度額の残金の範囲内において画像形成装置1を使用できるようにしてもよい。
図4は画像形成装置1の機能的構成の例を示す図、図5は地域マスタテーブルTLRの例を示す図、図6は宛先テーブルTLAの例を示す図、図7はソートテーブルTLSおよび宛先組合せテーブルTLKの構成の例を示す図、図8は同報送信宛先選択画面GMDの例を示す図、図9は一覧表示画面GMSの例を示す図である。次に、ユーザが同報送信の機能を利用する場合の画像形成装置1の各部の処理について図4を参照しながら説明する。
図4に示すように、画像形成装置1は、地域データ保存部101、宛先データ保存部102、テーブル保存部103、残金保存部104、残金更新部105、コマンド受付部106、表示制御部107、料金算出部108、送信可否判定部109、同報送信候補組合せ算出部110、データ送信処理部111、および一覧印刷処理部112などによって構成されている。
地域データ保存部101は、地域のデータを格納する地域マスタテーブルTLRを保存する。図5に示すように地域マスタテーブルTLRには、地域の名前(地域名)および同報送信でデータを送信する場合におけるその地域の優先度(地域優先度)が示される。なお、本実施形態では、地域優先度の値が小さいほど優先度が高いものとする。
宛先データ保存部102は、ファックス送信における各宛先の属性を示す宛先テーブルTLAを保存する。
図6に示すように、宛先テーブルTLAには、その宛先の名前、ファックス番号、地域、同報送信でデータを送信する場合におけるその宛先の優先度(宛先優先度)、その宛先へのファックス送信の1枚あたりの送信料金が示される。なお、本実施形態では、宛先優先度の値が小さいほど優先度が高いものとする。
テーブル保存部103は、ソートテーブルTLSおよび宛先組合せテーブルTLKを保存する。図7に示すように、ソートテーブルTLSおよび宛先組合せテーブルTLKには、同報番号、枚数、名前、宛先優先度、地域、地域優先度、および送信料金などのフィールドが含まれる。
同報番号は、同報送信の宛先に付与される連番である。枚数は、同報送信するデータのページ数である。例えば、3枚の原稿をスキャンして同報送信する場合、枚数のフィールドの値は「3」となる。
名前は、その宛先の名前である。宛先優先度および地域は、それぞれ、宛先テーブルTLAにおいて設定されているその宛先の宛先優先度および地域である。地域優先度は、地域マスタテーブルTLRにおいて設定されている、その宛先の地域の地域優先度である。
残金保存部104は、画像形成装置1を使用しているユーザの残金の額を保存する。残金更新部105は、ユーザが画像形成装置1を使用すると、使用した内容に応じて残金保存部104に保存されているそのユーザの残金を更新する。
コマンド受付部106は、操作パネル10fを用いてユーザが入力した指令を受け付ける。表示制御部107は、ユーザが画像形成装置1を操作するための種々の画面をタッチパネルTPに表示させる。
ユーザが操作パネル10fを用いて同報送信をするための操作を行うと、表示制御部107は、図8に示すような、同報送信宛先選択画面GMDをタッチパネルTPに表示させる。
同報送信宛先選択画面GMDには、宛先選択一覧LSAおよび送信ボタンBTUが含まれる。宛先選択一覧LSAには、宛先の名前、送信する枚数、ファックス番号、地域、およびその宛先にその枚数分ファックス送信する場合の料金が示される。また、宛先選択一覧LSAには、選択チェックボックスCH1、CH2、…が含まれる。以下、選択チェックボックスCH1、CH2、…を「選択チェックボックスCH」と総称して記載することがある。他の部材またはデータなどについても同様に符号の末尾に付した連番を省略することによって総称して記載することがある。選択チェックボックスCHがチェックされることによって、その選択チェックボックスCHの行の宛先が選択される。ユーザは、送信ボタンBTUを押すことによって、指定されたデータを、宛先選択一覧LSAにおいて選択された宛先(選択宛先)に対してファックス送信する指令を画像形成装置1に与える。
同報送信宛先選択画面GMDにおいて送信ボタンBTUが押されると、料金算出部108は、宛先選択一覧LSAにおいて選択された全ての宛先に対してファックス送信を行った場合の料金、すなわちそれら選択された宛先への同報送信の料金を求める。
送信可否判定部109は、残金保存部104に保存されている残金と料金算出部108が算出した同報送信の料金とを比較する。その料金が残金以下であれば同報送信可能と判定し、残金を超えていれば同報送信不可能と判定する。
画像形成装置1は、現在の残金で選択宛先の全てに対して同報送信することが不可能である場合に、その残金以内で同報送信可能な宛先の組合せ(同報送信候補組合せ)を抽出する機能を有する。画像形成装置1には、その抽出のモード(組合せ抽出モード)として、最多選択モード、地域優先モード、宛先優先モード、および全地域選択モードが設けられている。
最多選択モードは、できるだけ多くの選択宛先に送信できる同報送信候補組合せを求めるモードである。地域優先モードは、地域優先度の高い選択宛先を優先的に選択した同報送信候補組合せを求めるモードである。宛先優先モードは、宛先優先度が高い選択宛先を優先的に選択した同報送信候補組合せを求めるモードである。全地域選択モードは、選択宛先に含まれる全ての地域が選択されるように同報送信候補組合せを求めるモードである。画像形成装置1は、予めこれらのいずれかの組合せ抽出モードに設定されている。
同報送信候補組合せ算出部110は、送信可否判定部109が同報送信不可能と判定した場合に、画像形成装置1が設定されている組合せ抽出モードに応じて、残金内で同報送信可能な宛先の各同報送信候補組合せを求める。それに際して、同報送信候補組合せ算出部110は、選択宛先のレコードをソートテーブルTLSに格納し、設定されている組合せ抽出モードに応じた同報送信候補組合せを抽出できるように適切な順番にそれらのレコードを並べ替える。そのソートテーブルTLSから、設定されている組合せ抽出モードの条件に合うようにレコードを抽出し、同報送信の候補の宛先(同報送信候補宛先)として宛先組合せテーブルTLKに格納する。同報送信候補組合せが複数個求められる場合は、その個数の分だけ宛先組合せテーブルTLKを生成し、それぞれに各同報送信候補組合せの宛先のレコードを格納する。なお、この処理の具体的な手順については後で詳しく説明する。
表示制御部107は、同報送信候補組合せ算出部110が求めた各同報送信候補組合せを表示する一覧表示画面GMSをタッチパネルTPに表示させる。
図9に示すように、一覧表示画面GMSには、組合せ表示エリアLSS、前ページボタンBTM、次ページボタンBTT、組合せ一覧コンボボックスCB、および送信ボタンBTSが含まれる。
組合せ表示エリアLSSには、各同報送信候補組合せの宛先の各一覧がそれぞれ表示される。同報送信候補組合せの個数が多くて表示しきれない場合は、次ページボタンBTTを押すことで、組合せ表示エリアLSS内に表示しきれなかった次の同報送信候補組合せの宛先の一覧が順次表示される。すなわち、組合せ表示エリアLSSが順次次のページに切り替わる。前ページボタンBTMを押すと、前のページの一覧が組合せ表示エリアLSSに表示される。
組合せ一覧コンボボックスCBは、同報送信候補組合せを選択するためのコンボボックスである。ユーザは、この組合せ一覧コンボボックスCBにおいて所望の同報送信候補組合せを選択する。ユーザが送信ボタンBTSを押すと、データ送信処理部111は、組合せ一覧コンボボックスCBで選択された同報送信候補組合せの各宛先に対して、ユーザによって指定された画像データを送信(同報送信)する。
一覧印刷処理部112は、一覧表示画面GMSに表示された各同報送信候補組合せの宛先の一覧を印刷するように印刷装置10hを制御する。
図10はジョブの実行の際の画像形成装置1における処理の流れを説明するためのフローチャート、図11は同報送信組合せ表示処理の流れの例を説明するためのフローチャート、図12は選択宛先の一覧を示す図、図13はソートテーブルTLSおよび宛先組合せテーブルTLKの例を示す図、図14は最多選択モードにおける同報送信候補組合せの例を示す図、図15および16はソートテーブルTLSおよび宛先組合せテーブルTLKの例を示す図、図17は宛先組合せテーブルTLKの例を示す図、図18はソートテーブルTLSおよび宛先組合せテーブルTLKの例を示す図、図19は地域優先モードにおける同報送信候補組合せの例を示す図、図20はソートテーブルTLSおよび宛先組合せテーブルTLKの例を示す図、図21は宛先優先モードにおける同報送信候補組合せの例を示す図、図22は全地域選択モードにおける同報送信組合せ表示処理の流れの例を説明するためのフローチャート、図23は宛先組合せテーブルTLKの例を示す図、図24は全地域選択モードにおける同報送信組合せ表示処理の流れの他の例を説明するためのフローチャート、図25は宛先の情報を格納する他の構成のテーブルの例を示す図、図26〜28は他の例における同報送信候補組合せを示す図である。
ユーザが画像形成装置1を用いて同報送信を行う際の画像形成装置1における処理の流れを図10および図11のフローチャートを参照しながら説明する。
図10においてユーザは、画像形成装置1にログインし、同報送信のための料金を投入する(#101)。ユーザがファックスボタンBTFを押すと(#102)、画像形成装置1は、ファックス送信する宛先を選択するための同報送信宛先選択画面GMDをタッチパネルTPに表示させる。ユーザは、ファックス送信する画像データの原稿をスキャナ10iにセットし、同報送信宛先選択画面GMDにおいて複数の宛先を選択する(#103)。さらに、スタートボタンBTRを押してファックス送信の実行を画像形成装置1に指示する(#104でYes)。すると、画像形成装置1は、セットされた原稿をスキャンし、それによって得た画像データ(送信対象データ)を、選択宛先の全てに対して同報送信する場合の送信料金の合計(全送信料金)を求める(#105)。なお、ボックスなどに保存されている画像データを送信対象データとして指定するようにしてもよい。
求めた全送信料金がステップ#101で投入された金額(残金)以下である場合は(#106でYes)、送信対象データを全ての選択宛先に対して同報送信する(#107)。送信料金は、各宛先の送信料金および送信対象データのページ数などに基づいて求められる。
全送信料金が残金を超えている場合は(#106でNo)、残金が足りないことをユーザに通知するメッセージをタッチパネルTPに表示させる(#108)。ユーザがファックス送信のキャンセルを指示すると(#109でNo)、画像形成装置1は、そのまま処理を終了する。
ユーザがファクス送信の処理の続行を指示すると(#109でYes)、画像形成装置1は、同報送信組合せ表示処理を実行して、その残金内で送信できる選択宛先の組合せである同報送信候補組合せを示す一覧表示画面GMSをタッチパネルTPに表示させる(#110)。同報送信組み合わせ表示処理については、後で詳しく説明する。
ユーザが印刷を指示すると(#111でYes)、画像形成装置1は、各同報送信候補組合せの宛先を用紙に印刷する(#112)。なお、全ての同報送信候補組合せをタッチパネルTPに1ページで表示しきれない場合に自動的に印刷を行うようにしてもよい。
一覧表示画面GMSにおいてユーザが同報送信候補組合せを選択して送信ボタンBTSを押すと(#113および#114でYes)、画像形成装置1は、選択された同報送信候補組合せの各宛先に対して送信対象データをファックス送信する(#115)。
次に、同報送信組合せ表示処理の流れについて図11のフローチャートを参照しながら説明する。ここでは、図10のステップ#103において、選択宛先として図12に示すような宛先が選ばれたものとする。まず、画像形成装置1が最多選択モードに設定されている場合について説明する。
図11において、画像形成装置1は、ソートテーブルTLSに図12に示す各選択宛先のレコードを格納し、図13に示すように、送信料金が安い順に上から並ぶようにソートテーブルTLSのレコードをソートする(#201)。ソートテーブルTLSに格納されているレコードを上から順に、つまり送信料金が安いものから順に宛先組合せテーブルTLKに格納していく(#202)。格納するたびに、宛先組合せテーブルTLKに格納された全てのレコードの宛先に同報送信する場合の合計の送信料金(合計送信料金)を算出する(#203)。合計送信料金が残金を超えるまでステップ#202および#203の処理を繰り返す(#204でNo)。
ステップ#203で合計送信料金が残金を超えると(#204でYes)、宛先組合せテーブルTLKに最後に追加したレコード、つまり最も送信料金の高い宛先のレコードを削除する(#205)。これによって、送信料金が安いものから優先的に選択した場合の、残金内で送信できる宛先の組合せが宛先組合せテーブルTLKに抽出される。
残金が例えば350円であったとすると、ステップ#203で算出した合計送信料金が残金の350円を超えたとき、宛先組合せテーブルTLKには、図13(b)に示すようなレコードが格納されている。それらのレコードの宛先の全てに同報送信する場合の送信料金は387円となる。
ステップ#205において最後に追加されたレコード(同報送信番号が「8」のレコード)を削除すると、図13(c)に示すように、同報送信料金が残金内に納まる宛先の組合せが抽出される。
図11に戻って、次に、合計送信料金が残金内に納まる他の組合せを抽出する(#206)。他の組合せの抽出は例えば次のようにして行う。
宛先組合せテーブルTLKに最後から2番目に追加したレコード、すなわちステップ#205で削除したレコードの前に追加したレコードの宛先の送信料金(以下、「組合せ内最高料金」と記載する。)をチェックする。図13(c)の例では、同報番号が「9」のレコードの送信料金の60円が組合せ内最高料金となる。合計送信料金が350円以下となるように、この送信料金が組合せ内最高料金である宛先を入れ替えて他の組合せを求める。図13(c)の例では、送信料金が組合せ内最高料金の60円である宛先は、同報番号が「1」、「3」、「8」、および「9」の宛先である。図13(c)から分かるように送信料金が60円である宛先は、3個選択することが可能である。よって、同報番号が「1」、「3」、「8」、および「9」の4個の宛先から3個を選択できるので、4通りの組合せを求めることができる。これによって、図14に示すような4通りの同報送信候補組合せを求めることができる。
その他、組合せ内最高料金の宛先以外の宛先も適宜入れ替えて、合計送信料金が残金内に納まる組合せを求めるようにしてもよい。
同報送信候補組合せを求めると、画像形成装置1は、各組合せの宛先の一覧をタッチパネルTPに表示させる。すなわち、その一覧を示す一覧表示画面GMSをタッチパネルTPに表示させる(#207)。
なお、最多選択モードにおいて地域優先度も考慮して同報送信候補組合せを求めるようにしてもよい。その場合は、ステップ#201において、図15(a)に示すように、送信料金の安い順にソートするとともに、同じ送信料金の宛先については、地域優先度の高い順にソートする。さらに、既に説明したように、ソートテーブルTLSにおいてそのようにソートされたレコードを上から順に取り出して宛先組合せテーブルTLKに格納する。そのような処理を、宛先組合せテーブルTLKのレコードの宛先に同報送信する場合の合計送信料金が残金を超えるまで繰り返し(#204でNo)、超えた時点で、最後に追加されたレコードを削除する。これによって、図15(b)に示すように、最も多くの宛先に送信できる組合せであって地域優先度の高いものが優先的に選択された同報送信候補組合せが求められる。
なお、図15(b)より、組合せ内最高料金は60円であり、組合せ内最高料金の宛先を3個選択できることが分かる。
図12より、同報番号「1」、「3」、「8」、および「9」の選択宛先が組合せ内最高料金の宛先である。これらの宛先の地域優先度は、同報番号が「1」の宛先は「1」であり、同報番号「3」、「8」、および「9」の宛先は「3」である。地域優先度が高いものを優先的に選択するので、同報番号が「1」の宛先は、優先的に選択する。これによって、同報番号が「2」、「6」、「7」、「5」、および「1」の宛先が同報送信候補宛先として確定する。あとは、同報番号が「3」、「8」、および「9」の3個の選択宛先の中から残りの2個を選択する。3個の中から2個を選択するので2通りの組合せが求められる。なお、同報番号が「3」、「8」、および「9」である宛先の中から、宛先優先度が高い宛先を優先的選択するようにしてもよい。
残金が例えば280円であった場合、これによって、例えば図16に示すような同報送信候補組合せが求められる。
なお、最多選択モードにおいて地域優先度ではなく宛先優先度を考慮して同報送信候補組合せを求めるようにしてもよい。その場合も、上述の地域優先度を考慮して求める場合と同様の方法で求めることができる。
残金が例えば250円であった場合、宛先優先度を考慮することによって、図17に示すような同報送信候補組合せが求められる。
次に、画像形成装置1が地域優先モードに設定されている場合の処理の流れについて説明する。
地域優先モードに設定されている場合、画像形成装置1は、ソートテーブルTLSに選択宛先のレコードを格納し、図18(a)に示すように地域優先度が高い順にそれらのレコードをソートする(図11の#201)。
次に、ソートテーブルTLSに格納されているレコードを上から順に宛先組合せテーブルTLKに格納し(#202)、格納するたびに、宛先組合せテーブルTLKに格納された全てのレコードの宛先に同報送信する場合の合計送信料金を算出する(#203)。その合計送信料金が残金を超えるまでステップ#202および#203の処理を繰り返す(#204でNo)。
ステップ#203で算出した合計送信料金が残金を超えると(#204でYes)、宛先組合せテーブルTLKに最後に追加したレコードを削除する(#205)。これによって、地域優先度が高いものが優先的に同報送信候補宛先として選択された、残金内で送信できる選択宛先の組合せが宛先組合せテーブルTLKに抽出される。
残金が例えば190円の場合、図18(b)に示すような5個の宛先が宛先組合せテーブルTLKに格納され、ステップ#205において、最後に追加された同報番号が「7」の宛先が削除される。それによって、図18(c)に示すような4個の宛先を含む同報送信候補組合せが宛先組合せテーブルTLKに抽出される。
次に、地域優先度を考慮した、送信料金の合計が残金内に納まる他の組合せを抽出する(#206)。それに際して、宛先組合せテーブルTLKに最後から2番目に追加したレコード、すなわちステップ#205で削除したレコードの前に追加したレコードの地域優先度(組合せ内最低地域優先度)をチェックする。図18(c)の例では、同報番号が「6」である宛先の地域優先度の「2」が組合せ内最低地域優先度となる。
宛先組合せテーブルTLKに格納されている宛先の中で組合せ内最低地域優先度の選択宛先(同報番号が「2」および「6」の宛先のいずれか)と、宛先組合せテーブルTLKに格納されていない、組合せ内最低地域優先度の他の選択宛先(同報番号が「7」の宛先)とを入れ替えた場合の組合せを求める。図18(c)の例では、それによって、図19に示すような組合せが求められる。
求めた組合せの中で送信料金の合計が残金以内であるものを同報送信候補組合せとして抽出する。図19の例では、いずれの組合せも同報送信料金が残金の190円以内に納まるので、これら3個の組合せが同報送信候補組合せとなる。そして、抽出した同報送信候補組合せをタッチパネルTPに表示させる(#207)。
次に、画像形成装置1が宛先優先モードに設定されている場合の処理について説明する。
宛先優先モードに設定されている場合、画像形成装置1は、ソートテーブルTLSに選択宛先のレコードを格納し、図20(a)に示すように宛先優先度が高い順にそれらのレコードをソートする(図11の#201)。
次に、ソートテーブルTLSに格納されているレコードを上から順に宛先組合せテーブルTLKに格納し(#202)、格納するたびに、宛先組合せテーブルTLKに格納された全てのレコードの宛先に同報送信する場合の合計送信料金を算出する(#203)。その合計送信料金が残金を超えるまでステップ#202および#203の処理を繰り返す(#204でNo)。
ステップ#203で算出した送信料金が残金を超えると(#204でYes)、宛先組合せテーブルTLKに最後に追加したレコードを削除する(#205)。これによって、宛先優先度が高いものが優先的に送信先として選択された、残金内で送信できる宛先の同報送信候補組合せが宛先組合せテーブルTLKに抽出される。
残金が例えば350円の場合、図20(b)に示すような7個の宛先が宛先組合せテーブルTLKに格納され、ステップ#205において、最後に追加された同報番号が「8」の宛先が削除される。それによって、図20(c)に示すような5個の宛先の組合せが宛先組合せテーブルTLKに抽出される。
次に、宛先優先度を考慮した、送信料金の合計が残金内に納まる他の組合せを抽出する(#206)。それに際して、宛先組合せテーブルTLKに最後から2番目に追加したレコード、すなわちステップ#205で削除したレコードの前に追加したレコードの宛先優先度(組合せ内最低宛先優先度)をチェックする。図20(c)の例では、同報番号が「6」である宛先の宛先優先度の「3」が組合せ内最低宛先優先度となる。
宛先組合せテーブルTLKに格納されている選択宛先の中で組合せ内最低宛先優先度の選択宛先(同報番号が「4」、「5」、および「6」の宛先のいずれか)と、宛先組合せテーブルTLKに格納されていない、組合せ内最低宛先優先度の他の選択宛先(同報番号が「8」の宛先)とを入れ替えた場合の組合せを求める。図20(c)の例では、図21に示すような組合せが求められる。
各組合せの中で送信料金の合計が残金以内である組合せを同報送信候補組合せとして抽出する。図21の例では、いずれの組合せも合計送信料金が残金の350円以内に納まるので、これら4個の組合せが同報送信候補組合せとなる。そして、抽出した同報送信候補組合せをタッチパネルTPに表示させる(#207)。
画像形成装置1が全地域選択モードに設定されている場合は、同報送信組合せ表示処理を、例えば、図22に示すような手順で行う。
図22において、ソートテーブルTLSに選択宛先の各レコードを格納し、送信料金の安い順にソートする(#301)。ソートテーブルTLSの上のレコードから探索して、各地域から最も送信料金の安い宛先を一つ選択し、宛先組合せテーブルTLKに格納する(#302)。なお、各地域から宛先優先度が最も高いものを一つ選択するようにしてもよい。その場合は、ソートテーブルTLSにおいて、宛先優先度順にレコードをソートし、上のレコードから順に探索して各地域から一つずつ宛先組合せテーブルTLKに格納する。
ステップ#302の処理によって、例えば図23に示すように、各地域から一つの選択宛先が抽出され宛先組合せテーブルTLKに格納される。
宛先組合せテーブルTLKに格納された全ての選択宛先に対して同報送信する場合の合計送信料金を計算する(#303)。
その合計送信料金が残金を超えている場合は(#304でYes)、残金不足のために全ての地域に同報送信できないことをユーザに通知するメッセージをタッチパネルTPに表示させる(#305)。図23の例では、合計送信料金は240円となる。よって、残金が240円未満であった場合に、ステップ#305のメッセージがタッチパネルTPに表示される。
計算した合計送信料金が残金以下であった場合は(#303でNo)、宛先組合せテーブルTLKに格納した宛先の一覧をタッチパネルTPに表示させる(#306)。
または、画像形成装置1が全地域選択モードに設定されている場合に、図24に示すような手順で処理を行うようにしもよい。図24の手順では、優先して送信したい宛先を優先的に選択し、残りの金額で送信できる宛先の組合せを求める。
図24において、図22のステップ#301〜303と同様にして、ソートテーブルTLSのレコードをソートし(#401)、上からレコードから探索する。各地域から一つの宛先を一つ選択し、宛先組合せテーブルTLKに格納する(#402)。そして、合計送信料金を計算する(#403)。
その合計送信料金が残金を超えている場合は(#404でYes)、残金不足のために全ての地域に同報送信できないことをユーザに通知するメッセージをタッチパネルTPに表示させる(#405)。
合計送信料金が残金以下であった場合は(#404でNo)、残金からその合計送信料金を引いた残りの金額(以下、「第二の残金」と記載する。)以内で送信可能な選択宛先の各組合せを求める(#405)。その際、送信料金の安い宛先を優先的が選択されるように組合せを求めてもよいし、地域優先度の高いものが優先的に選択されるように組合せを求めてもよい。または、宛先優先度の高いものが優先的に選択されるように組合せを求めてもよい。
宛先組合せテーブルTLKに既に格納されている宛先とステップ#406で求めた各組合せの宛先とを合せて各同報送信候補組合せを求める。その各同報送信候補組合せをタッチパネルTPに表示させる(#406)。
同報送信候補組合せの求め方は上述の方法に限られずその他種々の方法を用いることができる。例えば、優先して送信したい選択宛先を優先的に選択し、残りの金額で送信できる送信先として、既に選択されているものと同じ地域の選択宛先は除外して選択するようにしてもよい。すなわち、例えば、宛先優先度の高い選択宛先を優先的にかつ既に選択されたものと同じ地域の選択宛先が選択されないように選択するようにしてもよい。
本実施形態によると、残金の不足によって、選択された宛先の全部に同報送信できない場合に、画像形成装置1の組合せ抽出モードに応じた、その残金で送信可能な選択宛先の組合せをユーザに呈示する。それによって、ユーザは目的にあった組合せ抽出モードを予め設定しておくだけで、同報送信の際に残金が不足してもその残金内で送信できる適切な宛先に対して簡単に同報送信を行うことができる。
また、各同報送信候補組合せの宛先を一覧表示画面GMSにおいて1ページに表示することができない場合に、自動的にその各同報送信候補組合せの宛先の各一覧が印刷される。これによって、ユーザは、タッチパネルTPでページを切り替えながら宛先を確認する手間な作業をする必要がなく、印刷された一覧から容易に同報送信候補宛先を確認できる。よって利便性がよい。
本実施形態では、ファックスの同報送信を行う場合の例を示したが、ファックス以外のジョブに対して本実施形態の方法を適用してもよい。例えば印刷のジョブにおいて残金が不足していた場合に、モノクロ印刷または2in1などの、その残金内で実行可能な印刷の条件の組合せをユーザに呈示するようにしてもよい。
本実施形態では、複数の同報送信候補組合せを求めたが、最も多くの同報送信候補宛先を含む組合せだけを同報送信候補組合せとして抽出するようにしてもよい。または、所定の個数以上の同報送信候補宛先を含む組合せだけを同報送信候補組合せとして抽出するようにしてもよい。
また、同報送信候補組合せの宛先の各一覧をタッチパネルTPに表示する際に、宛先を多く含む同報送信候補組合せの一覧から順番に表示するようにしてもよい。すなわちそのような一覧ほど前のページになるようにしてもよい。一覧を印刷する場合も同様に、同報送信候補宛先を多く含むものから順番に印刷するようにしてもよい。
本実施形態では、スキャナ10iが読み取った画像データを送信対象データとして用いたが、ボックスに保存されている画像データなど、ハードディスクなどの記憶装置に既に保存されている画像データを送信対象データとして用いてもよい。
なお、他の実施形態として、図25に示すような宛先の情報を用いて本実施形態の方法を適用してもよい。図25の例において、残金が200円である場合は、例えば図26〜28に示すような同報送信候補組合せを求めることができる。
その他、画像形成装置1の全体または各部の構成、機能、各画面、各テーブルの構成および内容、処理の内容または順序などは、本発明の趣旨に沿って適宜変更することができる。
画像形成装置の概観の例を示す図である。 画像形成装置のハードウェア構成の例を示す図である。 操作パネルの例を示す図である。 画像形成装置の機能的構成の例を示す図である。 地域マスタテーブルの例を示す図である。 宛先テーブルの例を示す図である。 ソートテーブルおよび宛先組合せテーブルの構成の例を示す図である。 同報送信宛先選択画面の例を示す図である。 一覧表示画面の例を示す図である。 ジョブの実行の際の画像形成装置における処理の流れを説明するためのフローチャートである。 同報送信組合せ表示処理の流れの例を説明するためのフローチャートである。 選択宛先の一覧を示す図である。 ソートテーブルおよび宛先組合せテーブルの例を示す図である。 最多選択モードにおける同報送信候補組合せの例を示す図である。 ソートテーブルおよび宛先組合せテーブルの例を示す図である。 ソートテーブルおよび宛先組合せテーブルの例を示す図である。 宛先組合せテーブルの例を示す図である。 ソートテーブルおよび宛先組合せテーブルの例を示す図である。 地域優先モードにおける同報送信候補組合せの例を示す図である。 ソートテーブルおよび宛先組合せテーブルの例を示す図である。 宛先優先モードにおける同報送信候補組合せの例を示す図である。 全地域選択モードにおける同報送信組合せ表示処理の流れの例を説明するためのフローチャートである。 宛先組合せテーブルの例を示す図である。 全地域選択モードにおける同報送信組合せ表示処理の流れの他の例を説明するためのフローチャートである。 宛先の情報を格納する他の構成のテーブルの例を示す図である。 他の例における同報送信候補組合せを示す図である。 他の例における同報送信候補組合せを示す図である。 他の例における同報送信候補組合せを示す図である。
符号の説明
1 画像形成装置(データ送信装置、コンピュータ)
106 コマンド受付部(宛先受付手段)
107 表示制御部(表示処理手段)
108 料金算出部(合計送信料金算出手段)
110 同報送信候補組合せ算出部(組合せ算出手段)
112 一覧印刷処理部(第一の印刷手段、第二の印刷処理手段)
TP タッチパネル(表示手段)

Claims (9)

  1. 同報送信によってデータを送信することが可能なデータ送信装置であって、
    同報送信の送信先としてユーザが指定した宛先を受け付ける宛先受付手段と、
    前記ユーザが指定した宛先の全てに対してデータを送信する場合の送信料金の合計である合計送信料金を計算する合計送信料金算出手段と、
    前記合計送信料金が、前記ユーザが当該データ送信装置を使用できる限度額を超えている場合に、送信料金の合計が当該限度額以内となる宛先の組合せを求める組合せ算出手段と、
    前記組合せ算出手段が求めた前記各組合せを表示手段に表示させる表示処理手段と、
    を有することを特徴とするデータ送信装置。
  2. 前記組合せを印刷手段に印刷させる第一の印刷手段を有する、
    請求項1記載のデータ送信装置。
  3. 前記各組合せの全てを前記表示手段において1ページに表示させることができない場合に、当該組合せを印刷手段に印刷させる第二の印刷処理手段を有する、
    請求項1記載のデータ送信装置。
  4. 前記組合せ算出手段は、所定数以上の宛先を含む組合せのみを求める、
    請求項1ないし3のいずれかに記載のデータ送信装置。
  5. 前記表示処理手段は、前記組合せに含まれる宛先の一覧を前記組合せごとに生成し、生成した当該一覧を、宛先を多く含むものから順番に前記表示手段に表示させる、
    請求項1ないし4のいずれかに記載のデータ送信装置。
  6. 前記組合せ算出手段は、特定の属性を有する宛先が優先的に含まれるように前記組合せを求める、
    請求項1ないし5のいずれかに記載のデータ送信装置。
  7. 前記組合せ算出手段は、同じ属性を有する宛先が複数含まれないように前記組合せを求める、
    請求項1ないし5のいずれかに記載のデータ送信装置。
  8. 同報送信によってデータを送信することが可能なデータ送信装置における宛先の呈示方法であって、
    同報送信の送信先としてユーザが指定した宛先を受け付けるステップと、
    前記ユーザが指定した宛先の全てに対してデータを送信する場合の送信料金の合計である合計送信料金を計算するステップと、
    前記合計送信料金が、前記ユーザが当該データ送信装置を使用できる限度額を超えている場合に、送信料金の合計が当該限度額以内となる宛先の組合せを求めるステップと、
    求めた前記各組合せを表示手段に表示させるステップと、
    を有することを特徴とする宛先の呈示方法。
  9. 同報送信によってデータを送信することが可能なコンピュータに、
    同報送信の送信先としてユーザが指定した宛先を受け付ける処理と、
    前記ユーザが指定した宛先の全てに対してデータを送信する場合の送信料金の合計である合計送信料金を計算する処理と、
    前記合計送信料金が、前記ユーザが当該データ送信装置を使用できる限度額を超えている場合に、送信料金の合計が当該限度額以内となる宛先の組合せを求める処理と、
    求めた前記各組合せを表示手段に表示させる処理と、
    実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018142152A (ja) * 2017-02-27 2018-09-13 ブラザー工業株式会社 サーバ、および、コンピュータプログラム

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