JP2009301955A - テレビ受信用の接続端子 - Google Patents

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Abstract

【課題】複雑な配線を必要とせず、直列ユニット側から増幅器へ電源を供給でき、増幅器の追加設置を容易に行うことができる直列ユニットを提供する。
【解決手段】アンテナにより受信したテレビ信号は、ブースタにより増幅し、電源部からの直流電源と重畳して直列ユニット31へ出力する。直列ユニット31は、入力されたテレビ信号をテレビ出力端子42a、42bに分配出力すると共に、直流電源をチョークコイル43a及びスイッチ49a、49bを介してテレビ出力端子42a、42bへ出力する。テレビ出力端子42a、42bには、増幅器又は同軸ケーブルが装着可能であり、同軸ケーブルが接続された場合はスイッチ49a、49bをオフしてテレビ出力端子42a、42bからテレビ信号のみを出力し、増幅器が装着された場合は、スイッチ49a、49bをオンしてテレビ出力端子42a、42bからテレビ信号と直流電源を重畳して出力する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、例えばテレビ放送の共同受信システムにおいて、各室の壁面等に設置されるテレビ受信用の接続端子に係り、特にアンテナにより受信したテレビ信号を室内に設置されているテレビ受像機等に同軸ケーブルを介して供給するテレビ受信用の接続端子に関する。
従来、例えばテレビ放送の共同受信システムにおいては、例えば図5に示すように各室の壁面等にテレビ受信用の接続端子として直列ユニット若しくはテレビ端子11を設置し、屋上等に設置されたアンテナ10から同軸ケーブルや分配器等を介して前記直列ユニット若しくはテレビ端子11に接続している。そして、室内においては、上記直列ユニット若しくはテレビ端子11に同軸ケーブル12及び分配器13を介してテレビ受像機14やチューナ付ビデオ録画機(VR)15等を接続し、アンテナ10により受信したテレビ信号をテレビ受像機14やチューナ付ビデオ録画機15等に供給している。しかし、直列ユニット若しくはテレビ端子11に接続する機器が増加したり、接続機器までの距離が長い場合などでは、同軸ケーブル12等により伝送されるテレビ信号が減衰してしまうため、直列ユニット若しくはテレビ端子11と分配器13との間に小電力利得の高周波増幅器であるブースタアンプ16を追加設置してテレビ信号を増幅している。
また、本発明に関連する公知技術として、双方向CATVシステムの各加入者宅に設置される直列ユニットにおいて、CATV加入者からの上り信号(10〜50MHz)の周波数をカットする切換スイッチを備え、加入者が双方向システムを必要としない場合には、上記切換スイッチを切換えて上り信号の10〜50MHzの周波数をカットし、流合雑音の影響を防止するようにした技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2000−48918号公報
上記のように直列ユニット若しくはテレビ端子11から同軸ケーブル12を介して出力されるテレビ信号に対してブースタアンプ16を追加設置する場合、配線の途中にブースタアンプ16が設置されることとなり、配線が繁雑になると共にブースタアンプ16に対する電源の設置が必要になる。このためブースタアンプ16の追加設置が非常に面倒であった。
本発明は上記の課題を解決するためになされたもので、複雑な配線を必要とせず、テレビ受信用の接続端子側から増幅器へ電源を供給でき、増幅器の追加設置を容易に行うことができるテレビ受信用の接続端子を提供することを目的とする。
第1の発明に係るテレビ受信用の接続端子は、テレビ信号と直流電源が重畳して入力される入力端子と、前記入力端子に入力されたテレビ信号を直流電源から分離して取り出す第1の分離手段と、前記入力端子に入力された直流電源をテレビ信号から分離して取り出す第2の分離手段と、前記第1の分離手段により分離されたテレビ信号を外部に出力するテレビ出力端子と、前記第2の分離手段と前記テレビ出力端子との間に設けられ、通常時はオフ状態に保持されるスイッチと、前記テレビ出力端子への接続機器が増幅器であるか否かを検知し、該接続機器が増幅器である場合に前記スイッチをオン状態に切換えて前記第2の分離手段により分離された直流電源を前記テレビ出力端子に出力するスイッチ切換手段とを具備することを特徴とする。
第2の発明に係るテレビ受信用の接続端子は、テレビ信号と直流電源が重畳して入力される入力端子と、前記入力端子に入力されたテレビ信号を直流電源から分離して取り出す第1の分離手段と、前記入力端子に入力された直流電源をテレビ信号から分離して取り出す第2の分離手段と、前記第1の分離手段により分離されたテレビ信号と前記第2の分離手段により分離された直流電源を重畳して次段の直流ユニットに出力する出力端子と、前記第1の分離手段により分離されたテレビ信号を外部に出力するテレビ出力端子と、前記第2の分離手段と前記テレビ出力端子との間に設けられ、通常時はオフ状態に保持されるスイッチと、前記テレビ出力端子への接続機器が増幅器であるか否かを検知し、該接続機器が増幅器である場合に前記スイッチをオン状態に切換えて前記第2の分離手段により分離された直流電源を前記テレビ出力端子に出力するスイッチ切換手段とを具備することを特徴とする。
第3の発明は、前記第1又は第2の発明に係るテレビ受信用の接続端子において、前記スイッチ切換手段は、前記増幅器の装着部にスイッチ切換用の透孔を備え、前記増幅器の装着時に該増幅器に設けられたスイッチ切換用部材が前記透孔に挿入されたことを検知して前記スイッチをオン状態に切換えることを特徴とする。
第4の発明は、前記第1又は第2の発明に係るテレビ受信用の接続端子に、着脱自在に装着される増幅器において、該増幅器は、テレビ受信用の接続端子に装着された際、電源重畳をオンとするスイッチ切換用部材が具備されていることを特徴とする。
本発明によれば、増幅器の追加設置がきわめて容易であると共に、テレビ受信用の壁面設置タイプの接続端子例えば直列ユニット若しくはテレビ端子に増幅器を装着した際に直列ユニット若しくはテレビ端子内に設けたスイッチがオン状態に切換えられて直流電源が増幅器に供給されるので、増幅器専用の電源部を設ける必要がなく、配線を簡易化することができる。また、直列ユニット若しくはテレビ端子に増幅器を装着しない場合には、スイッチはオフ状態に保持され、直列ユニット若しくはテレビ端子のテレビ出力端子から直流電源が出力されることはなく、安全な状態に保持される。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態を説明する。
図1は例えばテレビ放送の共同受信システムにおいて、複数のアンテナにより受信したテレビ信号をブースタにより増幅し、複数のテレビ受信用の接続端子例えば直列ユニットに分配する場合の全体のシステム構成図である。
図1において、21はVHFアンテナ、22はUHFアンテナ、23はBS/CSアンテナで、例えばビルの屋上等に設置される。VHFアンテナ21で受信されたVHF帯のテレビ信号及びUHFアンテナ22で受信されたUHF帯のテレビ信号は、混合器24により混合されてブースタ25に入力される。このブースタ25は、上記アンテナ直下においてアンテナ支柱等に取付けられる。また、上記ブースタ25には、BS/CSアンテナ23で受信されたBS(Broadcasting Satellite)放送及びCS(Communication Satellite)放送のテレビ受信が入力される。更にブースタ25には、電源部26から例えばDC15Vの電圧が動作電源として供給される。上記電源部26は、例えば商用交流電源を整流してDC15Vの直流電源を生成し、動作電源としてブースタ25に供給している。
上記ブースタ25は、電源部26からの供給電源によって動作し、混合器24で混合されたVHF帯及びUHF帯のテレビ信号、並びにBS/CSアンテナ23で受信されたBS/CSのテレビ信号を増幅し、電源部26から供給されるDC15Vの直流電源と重畳して1本の同軸ケーブル27を介して出力する。
上記ブースタ25から出力されるテレビ信号及び直流電源は、同軸ケーブル27により屋内に導かれ、分配器28により複数の系統に分配され、それぞれ同軸ケーブル29a、29b、29c、…を介して出力される。各系統の同軸ケーブル29a、29b、29c、…は、各室内の壁面等に設置されている系統別の直列ユニット31A1、31A2、…、31B1、31B2、…、31C1、31C2、…に接続される。上記直列ユニット31A1、31A2、…、31B1、31B2、…、31C1、31C2、…は、各系統別に直列に接続される。
次に上記直列ユニット31A1、31A2、…、31B1、31B2、…、31C1、31C2、…の回路構成について図2を参照して説明する。各直列ユニット31A1、31A2、…、31B1、31B2、…、31C1、31C2、…は同様の構成であるので、直列ユニット31として回路構成を説明する。なお、図2は、2つのテレビ出力端子を備えた直列ユニットの回路構成例を示している。
直列ユニット31は、分配器28により分配された信号あるいは前段の直列ユニットからの信号が入力される入力端子41a、次段に配置される直列ユニットへ信号を出力する出力端子41b、テレビ受像機へテレビ信号を出力するテレビ出力端子42a、42bを備えている。
上記入力端子41aと出力端子41bとの間には、テレビ信号を阻止して直流電源を通過させるチョークコイル43a、43bの直列回路と、直流電源阻止用のコンデンサ44、テレビ信号を分岐する分岐トランス45の1次巻線45a及び直流電源阻止用のコンデンサ46からなる直列回路が並列に設けられる。
上記分岐トランス45は、1次巻線45a、2次巻線45b、3次巻線45c、4次巻線45dからなり、2次巻線45bの一端は接地され、3次巻線45cの一端は1次巻線45aとコンデンサ46との接続点に接続される。また、2次巻線45bと3次巻線45cの他端は共通に接続される。4次巻線45dは、一端が接地され、他端と接地間に分配トランス47の1次巻線47aが接続される。分配トランス47の2次巻線47bは、両端が直流電源阻止用のコンデンサ48a、48bを介してテレビ出力端子42a、42bに接続される。
上記分岐トランス45は、入力端子41aに入力されたテレビ信号を出力端子41b側と分配トランス47側とに分岐すると共に、テレビ出力端子42a、42bに接続されるテレビ受像機等の外部機器からのノイズ成分を阻止し、入力端子41a側には出力しないように構成されている。
また、上記チョークコイル43a、43bの接続点とテレビ出力端子42a、42bとの間には、プッシュ式のスイッチ49a、49bが設けられる。上記各スイッチ49a、49bは、一端がチョークコイル43a、43bの接続点に共通に接続され、他端かそれぞれテレビ出力端子42a、42bに接続される。上記スイッチ49a、49bは、常時は接点がオフ(OFF)しており、切換突部が外部から押されると、押されている間接点がオン(ON)し、チョークコイル43a、43bの接続点とテレビ出力端子42a、42bとの間を接続するようになっている。すなわち、スイッチ49a、49bがオンした際に、入力端子41aに供給されている直流電源がチョークコイル43a及びスイッチ49a、49bを介してテレビ出力端子42a、42bに供給され、テレビ信号に重畳されるようになっている。上記テレビ出力端子42a、42bには、テレビ信号をテレビ受像機等に伝送するための同軸ケーブル、あるいはテレビ信号を増幅するブースタアンプ(詳細は後述する)が選択的に接続される。
なお、最終段に設置される直列ユニット31においては、チョークコイル43b及び出力端子41b等は特に設けなくても良い。
図3(a)、(b)は上記直列ユニット31の外観構成を示すもので、(a)は正面図、(b)は斜視図である。また、図3(c)は直列ユニット31に必要に応じて装着される増幅器の外観構成例を示す側面図である。
直列ユニット31は、図3(a)、(b)に示すようにパネル51の前面にテレビ出力端子42a、42bを備えている。テレビ出力端子42a、42bは、同軸ケーブル接続用の接栓52を用いて構成したもので、パネル51に設けた円筒状の穴53内に配置される。この穴53の底面には、接栓52の例えば左右の両側に例えば円状のスイッチ切換用透孔54a、54bが設けられる。上記パネル51の背面側には、上記スイッチ切換用透孔54a、54bに対応する位置にスイッチ49a、49bが配置され、外部から上記スイッチ切換用透孔54a、54bを介してスイッチ49a、49bの切換突部を押圧してオン/オフ操作できるようになっている。この場合、スイッチ49a、49bは、切換突部が押圧されるとオン動作し、押圧が解除されるとオフ動作する。
上記テレビ出力端子42a、42bを構成する接栓52には、同軸ケーブルあるいは図3(c)に示すテレビ信号増幅用のブースタアンプ60が接続される。このブースタアンプ60は、例えば円筒状のケース61内に収納されており、ケース61の一端に上記直列ユニット31の接栓52に装着するための入力用接栓62が設けられ、他端に同軸ケーブル接続用の出力用接栓64が設けられる。入力用接栓62は、例えば簡易型の接栓であり、円筒状の外導体63の中心軸に接続ピン(図示せず)が設けられている。また、入力用接栓62は、例えば外導体63の下側にスリット(図示せず)を設けて外導体63に弾性力を与え、直列ユニット31の接栓52に被せて押圧することにより装着できるようになっている。
また、ケース61の一端、即ち入力用接栓62が設けられている側には、該入力用接栓62の左右の両側において、上記直列ユニット31のパネル51に設けられたスイッチ切換用透孔54a、54bに対応する位置に例えば円柱状のスイッチ切換用突起65a、65bが設けられる。このスイッチ切換用突起65a、65bは、スイッチ切換用透孔54a、54b内に挿入できる大きさに形成され、スイッチ切換用透孔54a、54b内に挿入された際、その先端がスイッチ49a、49bの切換突部を押圧してスイッチをオン動作させる。
上記スイッチ切換用突起65a、65bが、スイッチ切換用透孔54a、54bの位置に容易に挿入できるように上記円筒状の穴53にキー溝55、またケース61の入力接栓側の外周部の先端部にキー部56を設けてブースタアンプ60の挿入時のガイドとするようにしている。また、ケース61の外周部に電源表示部66を設けている。
図4は、上記ブースタアンプ60の回路構成例を示す図である。入力端子である入力用接栓62と出力端子である出力用接栓64との間に、直流電源阻止用のコンデンサ71、フィルタ72、増幅部73、直流電源阻止用のコンデンサ74が直列に接続される。上記フィルタ72及び増幅部73における帯域幅等の仕様は、接続機器であるテレビ受像機やチューナ付ビデオ録画機等の機能に応じて設定される。
また、上記入力用接栓62は、チョークコイル75を介して増幅部73の電源供給端子に接続される。上記チョークコイル75は、入力用接栓62に入力されるテレビ信号を阻止し、直流電源を増幅部73に動作電源として供給する。
次に上記のように構成された直列ユニット31の動作を説明する。
図1に示すブースタ25は、VHFアンテナ21、UHFアンテナ22で受信されたVHF/UHF帯のテレビ受信、及びBS/CSアンテナ23で受信されたBS/CSの衛星放送を増幅すると共に、これらのテレビ信号と電源部26から供給されるDC15Vの直流電源とを重畳し、同軸ケーブル27を介して分配器28へ出力する。分配器28は、ブースタ25から送られてくるテレビ信号及び直流電源を分配し、同軸ケーブル29a、29b、29c、…を介して系統別に直列ユニット31(31A1、31A2、…、31B1、31B2、…、31C1、31C2、…)に出力する。
直列ユニット31は、図2に示すように分配器28で分配されたテレビ信号及び直流電源が入力端子41aに供給されると、テレビ信号については分岐トランス45により出力端子41bと分配トランス47とに分岐し、直流電源についてはチョークコイル43a、43bを介して出力端子41bへ出力する。従って、出力端子41bからはテレビ信号と直流電源が重畳されて次段の直列ユニットへ送られる。
また、分配トランス47は、分岐トランス45により分岐されたテレビ信号を2分配してテレビ出力端子42a、42bへ出力する。このときテレビ出力端子42a、42b(接栓)に同軸ケーブルが接続されていれば、スイッチ49a、49bがオフ状態となっており、テレビ出力端子42a、42bには直流電源は供給されない。このためテレビ出力端子42a、42bからはテレビ信号のみが出力され、分配器を介してテレビ受像機やチューナ付ビデオ録画機等の接続機器に供給される。
しかし、例えば一方のテレビ出力端子42aに図3(c)に示すブースタアンプ60を装着した場合、ブースタアンプ60の入力端側に設けられたスイッチ切換用突起65a、65bがテレビ出力端子42aのスイッチ切換用透孔54a、54b内に挿入され、スイッチ49aの切換突部を押圧してスイッチをオンさせる。この結果、直列ユニット31の入力端子41aに供給されている直流電源がチョークコイル43a及びスイッチ49aを介してテレビ出力端子42aに供給される。従って、テレビ出力端子42aからは、テレビ信号と直流電源が重畳されて出力され、ブースタアンプ60に供給される。
ブースタアンプ60は、図4に示すように入力用接栓62に供給されるテレビ信号をコンデンサ71及びフィルタ72を介して取り出し、増幅部73に入力する。一方、入力用接栓62に供給される直流電源は、チョークコイル75を介して増幅部73の電源端子に供給されると共に、更に電源の通電を確認するための表示回路76に供給される。
増幅部73は、電源端子に供給される直流電源によって動作し、上記入力用接栓62からコンデンサ71及びフィルタ72を介して入力されるテレビ信号を増幅し、コンデンサ74を介して出力用接栓64から出力する。この出力用接栓64から出力されるテレビ信号は、同軸ケーブル及び分配器を介してテレビ受像機やチューナ付ビデオ録画機等の接続機器へ送られる。
上記実施形態で示したようにブースタアンプ60は、入力用接栓62を利用して直列ユニット31に簡単に装着することができる。また、直列ユニット31にブースタアンプ60を装着すると、直列ユニット31のスイッチ49a、49bがオン状態となり、ブースタ25から送られてくる直流電源が直列ユニット31を介してブースタアンプ60に供給されるので、ブースタアンプ専用の電源部を設ける必要がなく、配線を簡易化することができる。このためブースタアンプ60の追加設置がきわめて容易である。また、直列ユニット31にブースタアンプ60を装着しない場合には、スイッチ49a、49bはオフ状態に保持され、直列ユニット31のテレビ出力端子42a、42bから直流電源が出力されることはなく、安全な状態に保持される。
なお、上記実施形態では、直列ユニット31に2つのテレビ出力端子42a、42bを設けた場合について示したが、1つのテレビ出力端子を設ける場合であっても同様にして実施し得るものである。
また、上記実施形態では、直列ユニット31のテレビ出力端子42a、42b部分にそれぞれ2つのスイッチ切換用透孔54a、54bを設けると共に、ブースタアンプ60側にも2つのスイッチ切換用突起65a、65bを設けた場合について示したが、スイッチ切換用透孔及びスイッチ切換用突起を1つずつ設けても同様の動作を行わせることができる。
また、上記実施形態では、テレビ共同受信システムにおける直列ユニットに実施した場合について示したが、一般家庭においてテレビ放送を受信する場合の直列ユニットとしても使用し得るものである。
また、分配回路を含むテレビ端子などにも、本発明の実施形態の構成が適用できることは明らかである。
本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できるものである。
本発明の一実施形態に係るテレビ共同受信システムの構成例を示す図である。 同実施形態における直列ユニットの回路構成図である。 (a)は同実施形態における直列ユニットの外観構成を示す正面図、(b)は同直列ユニットの外観構成を示す斜視図、(c)は直列ユニットに必要に応じて装着される増幅器の外観構成を示す側面図である。 同実施形態における増幅器の回路構成図である。 従来における直列ユニットと電子機器の接続例を示す図である。
符号の説明
21…VHFアンテナ、22…UHFアンテナ、23…BS/CSアンテナ、24…混合器、25…ブースタ、26…電源部、27…同軸ケーブル、28…分配器、29a、29b…同軸ケーブル、31、31A1、31A2、…、31B1、31B2、…、31C1、31C2、…、…直列ユニット、41a…入力端子、41b…出力端子、42a.42b…テレビ出力端子、43a、43b…チョークコイル、44…コンデンサ、45…分岐トランス、45a〜45d…分岐トランスの1次〜4次巻線、46…コンデンサ、47…分配トランス、47a…分配トランスの1次巻線、47b…分配トランスの2次巻線、48a、48b…コンデンサ、49a、49b…スイッチ、51…直列ユニットのパネル、52…接栓、53…パネルに設けられた穴、54a、54b…スイッチ切換用透孔、55…キー溝、56…キー部、60…ブースタアンプ、61…ブースタアンプのケース、62…入力用接栓、63…外導体、64…出力用接栓、65a、65b…スイッチ切換用突起、66…電源表示部、71…コンデンサ、72…フィルタ、73…増幅部、74…コンデンサ、75…チョークコイル、76…電源の通電を確認するための表示回路。

Claims (1)

  1. テレビ信号と直流電源が重畳して入力される入力端子と、前記入力端子に入力されたテレビ信号を直流電源から分離して取り出す第1の分離手段と、前記入力端子に入力された直流電源をテレビ信号から分離して取り出す第2の分離手段と、前記第1の分離手段により分離されたテレビ信号を外部に出力するテレビ出力端子と、前記第2の分離手段と前記テレビ出力端子との間に設けられ、通常時はオフ状態に保持されるスイッチと、前記テレビ出力端子への接続機器が増幅器であるか否かを検知し、該接続機器が増幅器である場合に前記スイッチをオン状態に切換えて前記第2の分離手段により分離された直流電源を前記テレビ出力端子に出力するスイッチ切換手段とを具備することを特徴とするテレビ受信用の接続端子。
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