JP5777995B2 - テレビジョン受信用機器 - Google Patents
テレビジョン受信用機器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5777995B2 JP5777995B2 JP2011215370A JP2011215370A JP5777995B2 JP 5777995 B2 JP5777995 B2 JP 5777995B2 JP 2011215370 A JP2011215370 A JP 2011215370A JP 2011215370 A JP2011215370 A JP 2011215370A JP 5777995 B2 JP5777995 B2 JP 5777995B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- output
- supplied
- relay
- input
- output terminal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
- Relay Circuits (AREA)
Description
図4に示す混合器100において、入力端子IN101には、衛星放送用アンテナの受信信号が入力され、入力端子IN102には、地上デジタル放送用アンテナの受信信号が入力される。第1入力端子IN101に入力された受信信号はコンデンサC101を介して混合回路101に入力され、第2入力端子IN102に入力された受信信号はコンデンサC102を介して混合回路101に入力される。混合回路101で混合された受信信号はコンデンサC103を介して出力端子OUTから出力される。
下流側の伝送線を介して出力端子OUTに供給された直流電源はチョークコイルCH101を介して第1入力端子IN101から出力される。これにより、第1入力端子IN101から衛星放送用アンテナに直流電源がコンバータ電源として供給されるようになる。なお、コンデンサC101〜C103は直流阻止用として機能することから、直流電源が混合回路101に印加されるおそれはなく、チョークコイルCH101は受信信号阻止用として機能することから、チョークコイルCH101を介して受信信号が漏洩するおそれはない。
図5に示す4分配器110において、入力端子INに入力された受信信号は直流阻止用のコンデンサC111を介して4分配回路111に入力されて4分配される。4分配回路111からの4分配された第1の分配出力は直流阻止用のコンデンサC112を介して第1出力端子OUT111から出力され、4分配回路111からの第2の分配出力は直流阻止用のコンデンサC113を介して第2出力端子OUT112から出力され、4分配回路111からの第3の分配出力は直流阻止用のコンデンサC114を介して第3出力端子OUT113から出力され、4分配回路111からの第4の分配出力は直流阻止用のコンデンサC115を介して第4出力端子OUT114から出力される。
これにより、第1出力端子OUT111ないし第4出力端子OUT114の少なくとも1つに下流側の伝送線から供給された直流電源はCH112−D112の経路、CH113−D113の経路、CH114−D114の経路、CH115−D115の経路の少なくとも1つを介し、さらに、チョークコイルCH111を介して入力端子INから出力される。これにより、入力端子INの上流側に接続されている衛星放送用アンテナに直流電源をコンバータ電源として供給することが可能となる。なお、チョークコイルCH111〜CH115は受信信号阻止用として機能することから、チョークコイルCH111〜CH115を介して受信信号が漏洩するおそれはない。
図6に示す電通型ブースター200はブースター部200aと2分配回路206とを含んでいる。入力端子INに入力された受信信号は直流阻止用のコンデンサC201を介してブースター部200aに供給され、地上デジタル放送帯域を抽出するローパスフィルタ(以下、「LPF」という)201と、衛星放送のIF帯域を抽出するハイパスフィルタ(以下、「HPF」という)207に供給される。
また、HPF207で抽出された衛星放送の受信信号は、AMP208で所定レベルに増幅されHPF209で不要成分が除去されて出力される。LPF203とHPF209との出力信号は混合されてブースター部200aから出力され、2分配回路206に供給されて2分配される。2分配回路206で分配された第1分配出力は直流阻止用のコンデンサC204を介して第1出力端子OUT201から出力され、第2分配出力は直流阻止用のコンデンサC205を介して第2出力端子OUT202から出力される。
なお、AMP202およびAMP208には電源部210から電源が供給されている。
これにより、第1出力端子OUT201と第2出力端子OUT202の少なくとも1つに下流側の伝送線から供給された直流電源はCH202−D202の経路、CH203−D203の経路の経路の少なくとも1つを介し、さらに、チョークコイルCH201を介して入力端子INから出力される。これにより、入力端子INの上流側に接続されている衛星放送用アンテナに直流電源をコンバータ電源として供給することが可能となる。なお、チョークコイルCH201〜CH203は受信信号阻止用として機能することから、チョークコイルCH201〜CH203を介して受信信号が漏洩するおそれはない。
このようにテレビジョン受信システムにおいて、アンテナとテレビジョン間にテレビジョン受信用機器が複数介在することにより、電圧降下が大きくなってしまい、衛星放送用アンテナへ十分な電源供給を行えず、衛星放送用アンテナでの受信に影響が出てしまう恐れがあると云う問題点があった。
図1に示す受信システム1において、衛星放送用アンテナ10はBS放送およびCS放送受信用のアンテナであり、内蔵するコンバータにより中間周波数に変換されたBS−IF信号およびCS−IF信号を受信信号として出力する。この受信信号の周波数帯域は1032MHz〜2602MHzとされる。FMアンテナ11aは、FMラジオ放送を受信するアンテナであり、76MHz〜90MHzの周波数帯域の受信信号を出力する。UHFアンテナ11bは、地上デジタル放送を受信するアンテナであり、470MHz〜710MHzの周波数帯域の受信信号を出力する。FMアンテナ11aからの受信信号とUHFアンテナ11bからの受信信号は混合器12bに入力されて混合される。また、衛星放送用アンテナ10からの受信信号と、混合器12bから出力されるFMアンテナ11aおよびUHFアンテナ11bからの受信信号は混合器12aに入力されて混合される。衛星放送用アンテナ10からの受信信号が入力される混合器12aの入力端子は電通型とされ、図4に示す回路構成の混合器100と同様の回路構成とされている。混合器12aから出力される混合された受信信号は、4分配器13に供給されて4分配される。4分配された1つの出力信号は、建物の壁等に設けられたテレビコンセント14に導かれる。4分配された残る3つの出力信号の出力経路は省略して示されている。
図2に示す本発明の実施例にかかる4分配器13において、入力端子INに入力された受信信号は直流阻止用のコンデンサC31を介して4分配回路30に入力されて4分配される。4分配回路30からの4分配された第1の分配出力は直流阻止用のコンデンサC32を介して第1出力端子OUT1から出力され、4分配回路30からの第2の分配出力は直流阻止用のコンデンサC33を介して第2出力端子OUT2から出力され、4分配回路30からの第3の分配出力は直流阻止用のコンデンサC34を介して第3出力端子OUT3から出力され、4分配回路30からの第4の分配出力は直流阻止用のコンデンサC35を介して第4出力端子OUT4から出力される。
なお、本発明の実施例にかかる4分配器13ではリレーが用いられており、リレーにおいては、リレーコイルが駆動されていない状態で可動接点が接続される接点が常閉接点であり、リレーコイルが駆動されている状態で可動接点が接続される接点が常開接点である。
さらにまた、第2出力端子OUT2、第3出力端子OUT3および第4出力端子OUT4に下流側の伝送線から直流電源(コンバータ電源)が供給されず、第1出力端子OUT1に下流側の伝送線から直流電源(コンバータ電源)が供給された場合は、第1出力端子OUT1に供給された直流電源が、CH32−RY2のb2−RY2のa2−RY1のb1−RY1のa1の経路を介し、さらに、チョークコイルCH31を介して入力端子INから出力される。これにより、入力端子INの上流側に接続されている衛星放送用アンテナ10に直流電源(コンバータ電源)を供給することが可能となる。
なお、チョークコイルCH31〜CH35は受信信号阻止用として機能することから、チョークコイルCH31〜CH35を介して受信信号が漏洩するおそれはない。
図3に示す本発明にかかる電通型ブースター15はブースター部15aと2分配回路25とを含んでいる。入力端子INに入力された受信信号は直流阻止用のコンデンサC1を介してブースター部15aに供給され、FMラジオ放送と地上デジタル放送との周波数帯域を抽出するローパスフィルタ(以下、「LPF」という)20と、衛星放送のBS/CS−IF帯域を抽出するハイパスフィルタ(以下、「HPF」という)26に供給される。LPF20で抽出されたFMラジオ放送と地上デジタル放送の受信信号は、2段縦続接続されたT型のLPFによりFMラジオ放送の受信信号が抽出されてLPF24に入力される。このT型のLPFは、直列接続された3つのコイルL1,L2,L3と、これらのコイル間とアース間に接続されたコンデンサC2,C3とから構成されている。
これにより、第2出力端子OUT2に下流側の伝送線から直流電源(コンバータ電源)が供給された場合は、第1出力端子OUT1に下流側の伝送線から直流電源が供給されているか否かに関わらず、第2出力端子OUT2に供給された直流電源がチョークコイルCH3と抵抗Rを介してリレーRYのリレーコイルに印加されることから、リレーRYが駆動されて常開接点c側に可動接点aが切り換わる。これにより、第2出力端子OUT2に供給された直流電源が、CH3−RYのc−RYのaの経路を介し、さらに、チョークコイルCH1を介して入力端子INから出力される。この結果、入力端子INの上流側に接続されている衛星放送用アンテナ10に直流電源(コンバータ電源)を供給することが可能となる。
上記したように、本発明にかかる電通型ブースター15においては、第1出力端子OUT1と第2出力端子OUT2の少なくとも1つに下流側の伝送線から直流電源(コンバータ電源)が供給されることにより、直流電源が入力端子INから出力される。この場合、リレーRYでは電圧降下が生じないことから、入力端子INの上流側に接続されている衛星放送用アンテナ10に電圧降下が生じていない直流電源(コンバータ電源)が供給されるようになる。なお、チョークコイルCH1〜CH3は受信信号阻止用として機能することから、チョークコイルCH1〜CH3を介して受信信号が漏洩するおそれはない。
なお、本発明の実施例にかかる電通型ブースター15において、AMP22およびAMP27には電源部29から電源が供給されているが、入力端子INから出力される直流電源をAMP22およびAMP27の動作電源として用いるようにしてもよい。
Claims (3)
- アンテナと受信装置との間に設けられるテレビジョン受信用機器であって、
前記アンテナにより受信された受信信号が入力される入力端子と、
該入力端子に入力された前記受信信号が直流阻止用のコンデンサを介して入力される機能部と、
該機能部からの出力信号がそれぞれ直流阻止用のコンデンサを介して出力される複数の出力端子と、
一の前記出力端子の下流側から当該出力端子に供給された直流電源が第1のチョークコイルを介してリレーコイルと常開接点に供給されると共に、他の前記出力端子に供給された他の直流電源が第2のチョークコイルを介して常閉接点に供給され、可動接点が第3のチョークコイルを介して前記入力端子に接続されているリレーと、
を備えることを特徴とするテレビジョン受信用機器。 - アンテナと受信装置との間に設けられるテレビジョン受信用機器であって、
前記アンテナにより受信された受信信号が入力される入力端子と、
該入力端子に入力された前記受信信号が直流阻止用のコンデンサを介して入力される4分配回路部と、
該4分配回路部で前記受信信号が4分配されて、それぞれ直流阻止用のコンデンサを介して出力される4つの出力端子と、
第1の前記出力端子の下流側から当該出力端子に供給された第1の直流電源が第1のチョークコイルを介して第1のリレーコイルと第1の常開接点に供給されると共に、第2の前記出力端子に供給された第2の直流電源が第2のチョークコイルを介して第1の常閉接点に供給されている第1のリレーと、
第3の前記出力端子の下流側から当該出力端子に供給された第3の直流電源が第3のチョークコイルを介して第2のリレーコイルと第2の常開接点に供給されると共に、第4の前記出力端子に供給された第4の直流電源が第4のチョークコイルを介して第2の常閉接点に供給されている第2のリレーと、
前記第1のリレーの前記第1の可動接点が第3の常閉接点に接続されると共に、前記第2のリレーの前記第2の可動接点が第3のリレーコイルと第3の常開接点に接続され、第3の可動接点が第5のチョークコイルを介して前記入力端子に接続されている第3のリレーと、
を備えることを特徴とするテレビジョン受信用機器。 - アンテナと受信装置との間に設けられるテレビジョン受信用機器であって、
前記アンテナにより受信された受信信号が入力される入力端子と、
該入力端子に入力された前記受信信号が直流阻止用のコンデンサを介して入力され、入力された前記受信信号を所定レベルに増幅するブースター部と、
該ブースター部からの出力信号がそれぞれ直流阻止用のコンデンサを介して出力される2つの出力端子と、
第1の前記出力端子の下流側から当該出力端子に供給された第1の直流電源が第1のチョークコイルを介してリレーコイルと常開接点に供給されると共に、第2の前記出力端子に供給された第2の直流電源が第2のチョークコイルを介して常閉接点に供給され、可動接点が第3のチョークコイルを介して前記入力端子に接続されているリレーと、
を備えることを特徴とするテレビジョン受信用機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011215370A JP5777995B2 (ja) | 2011-09-29 | 2011-09-29 | テレビジョン受信用機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011215370A JP5777995B2 (ja) | 2011-09-29 | 2011-09-29 | テレビジョン受信用機器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013077906A JP2013077906A (ja) | 2013-04-25 |
JP5777995B2 true JP5777995B2 (ja) | 2015-09-16 |
Family
ID=48481094
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011215370A Expired - Fee Related JP5777995B2 (ja) | 2011-09-29 | 2011-09-29 | テレビジョン受信用機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5777995B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7210110B2 (ja) * | 2019-03-14 | 2023-01-23 | 日本アンテナ株式会社 | 分岐/分配器および受信システム |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61247131A (ja) * | 1985-04-24 | 1986-11-04 | Matsushita Electric Works Ltd | ブ−スタ− |
JPH11112891A (ja) * | 1997-08-08 | 1999-04-23 | Uro Denshi Kogyo Kk | 高周波信号切換装置 |
-
2011
- 2011-09-29 JP JP2011215370A patent/JP5777995B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013077906A (ja) | 2013-04-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20120025929A1 (en) | Filter with improved impedance match to a hybrid coupler | |
JP2010523050A (ja) | 6ポート線形ネットワークシングルワイヤマルチスイッチ送受信機 | |
JP5777995B2 (ja) | テレビジョン受信用機器 | |
CN101015146A (zh) | 用于经由卫星接收至少使用两种极化的数据的装置 | |
JP4140900B2 (ja) | 衛星信号受信伝送システム | |
JP3947031B2 (ja) | 衛星信号受信伝送システム及び切替分配器 | |
JP2008118444A (ja) | テレビ受信用増幅装置 | |
JP4063698B2 (ja) | 衛星信号受信伝送システム | |
JP3577676B2 (ja) | ブースター | |
JP5356147B2 (ja) | 光端末装置 | |
KR102231329B1 (ko) | Catv 신호 주파수 대역 분리, 결합기 및 이를 이용한 catv 신호 처리 방법 | |
JP4608092B2 (ja) | Catvシステム、ダウンコンバータ及びアップコンバータ | |
JP3940028B2 (ja) | 衛星受信システム | |
KR100667191B1 (ko) | 방송파 수신용 안테나를 이용한 지상파 dmb 중계기 | |
JP4658310B2 (ja) | 双方向catvシステム | |
JP2006253833A (ja) | テレビ受信用増幅器 | |
JP2002354473A (ja) | ダウンコンバータ、アップコンバータ及びcatvシステム | |
JP3281257B2 (ja) | 混合器付保安器 | |
EP3041226B1 (en) | A combiner for satellite TV reception | |
JP2020141240A (ja) | 周波数変換装置 | |
JP2007096573A (ja) | アンテナ装置 | |
JP3143587B2 (ja) | 混合器機能付き通信用保安器 | |
JP2009164879A (ja) | 電源アダプタおよび電源システム | |
JP2006148963A (ja) | 受信システム | |
JP2515014Y2 (ja) | 混合器付分配器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140704 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150514 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150519 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150601 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150707 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150708 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5777995 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |