JP2009299411A - 表面シートの接合構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】下地ボードの表面に表面シートを、無駄を生じることなく、容易に貼り付けて接合できる表面シートの接合構造を提供する。
【解決手段】一方の表面シート16aと他方の表面シート16bとを接合する接合部近傍において、上ボード15aが下ボード15bより短く形成されることによって、下ボード15b上に凹所20が形成され、一方の表面シート16aの端部が凹所20に挿入され、他方の表面シート16bの端部が凹所20上で前記一方の表面シート16aの端部に上から重ね合わされて貼り付けられているので、表面シート16の余剰部の無駄が生じることがない。また、一方の表面シート16aと他方の表面シート16bとを容易に接合して下地ボード15に貼り付けることができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、下地ボードの表面に表面シートを貼り付ける場合に、表面シートどうしを接合する表面シートの接合構造に関する。
下地ボードの表面にシート状の仕上材(表面シート)を貼着した形態の建材パネルの接合方法の一例として特許文献1に記載の技術が知られている。
この技術は、下地ボードの表面に予めシート状仕上材を貼着して成る形態の建材パネルを、端面において突合せ状態に配置して接合する方法であって、互いに接合すべき一対の建材パネルの、前記仕上材の各接合部側の端部を所定幅寸法に亘って前記下地ボードに対して非接着の自由状態としておき、各建材パネルにおける下地ボードを突合せ接合した後において、それら仕上材の自由端部を互いに重ね合わせて、該重合せ部に対してカッターにより接合部に沿って切れ目を入れ、該切れ目より端の余剰部を除去するとともに、残った自由端部を前記下地ボードに対して接着することを特徴とするものである。
特開平9−111923号公報
このように、上記のような従来技術では、仕上材(表面シート)の重合せ部に対してカッターにより接合部に沿って切れ目を入れ、該切れ目より端の余剰部を除去するとともに、残った自由端部を前記下地ボードに対して接着するので、現場で必ず仕上材(表面シート)の余剰部の無駄が生じるという問題がある。
また、カッターで余剰部を切断除去した後、残った自由端部を捲り上げて裏面に接着剤を塗布したうえで、再び下地ボードに接着しなければならず、施工に手間がかかるという問題がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、下地ボードの表面に表面シートを、無駄を生じることなく、容易に貼り付けて接合できる表面シートの接合構造を提供することを課題としている。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、例えば図2に示すように、下地ボード15の表面の一方側に、一方の表面シート16aを貼り付けるとともに、前記下地ボード15の表面の他方側に、他方の表面シート16bを貼り付け、前記下地ボード15の表面の所定の部位で前記一方の表面シート16aと前記他方の表面シート16bとを接合してなる表面シートの接合構造において、
前記一方の表面シート16aと他方の表面シート16bとを接合する接合部近傍において、前記下地ボード15が上下に重ね合わせた上ボード15aと下ボード15bで構成されており、
前記上ボード15aが下ボード15bより短く形成されることによって、下ボード15b上に凹所20が形成されており、
前記一方の表面シート16aの端部が前記凹所20に挿入されており、
前記他方の表面シート16bの端部が前記凹所20上で前記一方の表面シート16aの端部に上から重ね合わされて貼り付けられていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、一方の表面シート16aと他方の表面シート16bとを接合する接合部近傍において、下地ボード15が上下に重ね合わせた上ボード15aと下ボード15bで構成され、上ボード15aが下ボード15bより短く形成されることによって、下ボード15b上に凹所20が形成され、一方の表面シート16aの端部が前記凹所20に挿入され、他方の表面シート16bの端部が前記凹所20上で前記一方の表面シート16aの端部に上から重ね合わされて貼り付けられているので、表面シート16の余剰部の無駄が生じることがない。
また、一方の表面シート16aの端部裏面と他方の表面シート16bの端部裏面に接着剤を塗布しておき、これら端部を一度重ね合わせることによって、従来のように表面シートを一度捲り上げることなく、一方の表面シート16aと他方の表面シート16bとを接合するとともに下地ボード15に貼り付けることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の表面シートの接合構造において、
前記凹所20の深さは、前記表面シート16aの厚さとほぼ等しいか、または若干深くなっていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、凹所20の深さが表面シート16aの厚さとほぼ等しいか、または若干深くなっているので、端部が凹所20に挿入された一方の表面シート16aの表面と、凹所20上で一方の表面シート16aの端部に上から重ね合わされた他方の表面シート16bの端部の表面とはほぼ面一となり、一方の表面シート16aと他方の表面シート16bの接合部に表面シート16aの厚さ分の段差が生じるのを防止できる。
したがって、表面シート16a,16bの接合部の仕上がりが秀麗なものとなる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の表面シートの接合構造において、
前記下地ボード15は基礎1の立上り部3の外表面側に断熱材11を介して設けられており、前記下地ボード15の裏面に、防蟻塗料が塗布されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、基礎1の立上り部3の外表面に設けられた断熱材11を下地ボード15によって保護できるとともに、この下地ボード15の裏面に防蟻塗料が塗布されており、外側に露出していないので、防蟻塗料の劣化を防止できる。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の表面シートの接合構造において、
前記下地ボード15は、コンクリートビス18を、下地ボード15の表面から該下地ボード15および前記断熱材11を通して前記基礎1の立上り部3にねじ込むことによって固定されていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、下地ボード15が、コンクリートビス18を下地ボード15の表面から該下地ボード15および断熱材11を通して基礎1の立上り部3にねじ込むことによって固定されているので、断熱材11は下地ボード15と基礎1の立上り部3とで挟持されることになり、よって、断熱材11を立上り部3の外表面に確実に固定できる。
請求項5に記載の発明は、例えば図3に示すように、請求項3または4に記載の表面シートの接合構造において、
前記基礎1の立上り部3の平面視において直角に交わる部位に、断熱材11,11が直角に接合されて設けられており、
前記断熱材11,11が直角に接合されたコーナ部の表面には、薄型下地ボード22,22が直角に接合して設けられ、この薄型下地ボード22,22の端部が前記下地ボード15,15の端部に当接しており、
前記薄型下地ボード22,22の表面には、鉄板で形成されたL型の補強板25がその端部を前記下地ボード15の端部に当接して設けられており、
前記補強板25の表面に表面シート16が前記下地ボード15の表面から連続して貼り付けられていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明によれば、断熱材11,11が直角に接合されたコーナ部の表面には、薄型下地ボード22,22が直角に接合して設けられているが、この薄型下地ボード22,22の表面には、鉄板で形成されたL型の補強板25が設けられているので、薄型下地ボード22,22の接合部を補強板によって補強でき、薄型下地ボード22,22の端部どうしが外れるのを防止できる。
そして、補強板25の表面に表面シート16が下地ボード15の表面から連続して貼り付けられているので、下地ボード15のコーナ部に表面シート16を容易に貼り付けることができる。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の表面シートの接合構造において、
前記薄型下地ボート22と前記補強板25の合計の厚さが、前記下地ボード15の厚さとほぼ等しいことを特徴とする。
請求項6に記載の発明によれば、薄型下地ボート22と補強板25の合計の厚さが、下地ボード15の厚さとほぼ等しいので、下地ボード15の表面と補強板25の表面とがほぼ面一となる。したがって、表面シート16をそれに段差が生じることなく、滑らかに貼り付けることができる。
本発明によれば、一方の表面シートと他方の表面シートとを接合する接合部近傍において、下地ボードが上下に重ね合わせた上ボードと下ボードで構成され、上ボードが下ボードより短く形成されることによって、下ボード上に凹所が形成され、一方の表面シートの端部が前記凹所に挿入され、他方の表面シートの端部が前記凹所上で前記一方の表面シートの端部に上から重ね合わされて貼り付けられているので、表面シートの余剰部の無駄が生じることがない。
また、一方の表面シートの端部裏面と他方の表面シートの端部裏面に接着剤を塗布しておき、これら端部を一度重ね合わせることによって、従来のように表面シートを一度捲り上げることなく、一方の表面シートと他方の表面シートとを接合することができる。
以下図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
まず、本発明に係る表面シートの接合構造を説明する前に、該接合構造が適用される基礎の立上り部とその周辺の構造について説明する。
すなわち、図1に示すように、基礎1は住宅等の建物の布基礎であり、フーチング部2と、このフーチング部2に立設された立上り部3とから構成されている。
立上り部3の上端面には、床を構成する床パネル4と調整材(半土台)5とが設置されており、該床パネル4の端部と半土台5の上面には壁を構成する壁パネル6が設置されている。なお、床パネルは、框材を矩形枠状に組み立てるとともに、この矩形枠内に補強桟材を組み付けてなる枠体の上面に合板等からなる面材を取り付けて構成されたものである。また、壁パネルは、框材を矩形枠状に組み立てるとともに、この矩形枠内に補強桟材を組み付けてなる枠体の両面に合板等からなる面材をそれぞれ取り付けて構成されたものである。
また、壁パネル6の表面には、縦芯材7が固定されており、この芯材7に外装材8が固定されている。縦芯材7の下端面には横芯材9が固定されており、この横芯材9に水切り10が取り付けられている。
基礎1の立上り部3の外面には断熱材11が設けられている。この断熱材11はポリスチレンフォームで形成された発泡断熱材であり、断面矩形状に形成されている。断熱材11の下端面とフーチング部2の上面との間には隙間が設けられており、この隙間には防蟻材入り発泡ウレタン12が充填されている。また、断熱材11の上端面と前記横芯材9との間には隙間が設けられており、この隙間には防蟻材入り発泡ウレタン13が充填されている。
また、断熱材11の表面には下地ボード15が設けられている。この下地ボード15は木質チップ入りのセメント系ボードで形成されており、該下地ボード15の表面には、表面シート16が貼り付けられている。表面シート16は塩ビシートで形成されたものであり、この表面シート16によって下地ボード15の表面が被覆されている。
下地ボード15の裏面には、防蟻塗料を塗布することによって防蟻層17が設けられている。この防蟻層17の下端部は前記防蟻材入り発泡ウレタン12と連続しており、防蟻層17の上端部は前記防蟻材入り発泡ウレタン13と連続している。
また、下地ボード15は、コンクリートビス18を、下地ボード15の表面から該下地ボード15および前記断熱材11を通して立上り部3にねじ込むことによって固定されている。
次に、本発明に係る表面シートの接合構造を説明する。
図2は、基礎1の立上り部3の平断面であり、立上り部3の外表面に断熱材11が設けられており、この断熱材11の表面に下地ボード15が設けられている。下地ボード15の裏面には防蟻層17が設けられている。なお、下地ボード15は、上述したように、コンクリートビス18を、下地ボード15の表面から該下地ボード15および断熱材11を通して立上り部3にねじ込むことによって固定されている。
本発明に係る表面シートの接合構造は、下地ボード15の表面の一方側(図2において左側)に、一方の表面シート16aを貼り付けるとともに、下地ボード15の表面の他方側(図2において右側)に、他方の表面シート16bを貼り付け、下地ボード15の表面の所定の部位で一方の表面シート16aと他方の表面シート16bとを接合してなるものである。
詳しく説明すると、まず、一方の表面シート16aと他方の表面シート16bとを接合する接合部近傍において、下地ボード15は所定長さだけ切断されて除去され、その除去された部分に、上下に重ね合わせた上ボード15aと下ボード15bで構成された下地ボード15が挿入されている。なお、上ボード15aと下ボード15bの材料は下地ボード15と同様である。
上ボード15aは下ボード15bより短く形成されており、これによって下ボード15b上には凹所20が形成されている。この凹所20は上下方向(図2において紙面と直交する方向)に延在して形成された凹溝状に形成されている。凹所20の深さ(上ボード15aの厚さ)は、表面シート16a,16bの厚さとほぼ等しくなっている。
また、上ボード15aの表面からコンクリートビス18を該上ボード15a、下ボード15b、断熱材11を通して立上り部3にねじ込むことによって、上下のボード15a,15bは固定されている。
下地ボード15の表面の一方側(図2において左側)には、一方の表面シート16aが貼り付けられており、この表面シート16aの端部は凹所20に挿入されたうえで、下ボード15bの表面に貼り付けられている。表面シート16aの端部は凹所20の縁部近傍で凹所20の底面に向けて曲げられ、さらに、凹所20の底面と平行となるように配置されている。なお、表面シート16aの端面は上ボード15aの端面に突き当てられている。この状態において、一方の表面シート16aの端部表面は上ボード15bの表面とほぼ面一となっている。
下地ボード15の表面の他方側(図2において右側)には、他方の表面シート16bが貼り付けられており、この表面シート16bの端部は凹所20上で一方の表面シート16aの端部に上から重ね合わされて貼り付けられている。また、他方の表面シート16bの端面は、前記表面シート16aの端部の凹所20の底面に向けて曲げられた部位に形成さされた段差面21に突き当てられている。この状態において、他方の表面シート16bの表面と一方の表面シート16aの表面とはほぼ面一となっている。
このように、一方の表面シート16aの端部と他方の表面シート16bの端部とを重ね合わせても、この接合部において、一方の表面シート16aと他方の表面シート16bとは面一となっており、段差が生じていないので、表面シート16a,16bの接合部の仕上がりが秀麗なものとなる。
また、一方の表面シート16aの端部が凹所20に挿入され、他方の表面シート16bの端部が凹所20上で一方の表面シート16aの端部に上から重ね合わされて貼り付けられているので、従来のような、表面シートの余剰部の無駄が生じることがない。
また、一方の表面シート16aの端部裏面と他方の表面シート16bの端部裏面に接着剤を塗布しておき、これら端部を一度重ね合わせることによって、従来のように表面シートを一度捲り上げることなく、一方の表面シート16aと他方の表面シート16bとを接合するとともに下地ボード15に貼り付けることができる。
さらに、下地ボード15は基礎1の立上り部3の外表面側に断熱材11を介して設けられており、下地ボード15の裏面に、防蟻塗料が塗布された防蟻層17が形成されているので、断熱材11を下地ボード15によって保護できるとともに、この下地ボード15の裏面に塗布された防蟻塗料が外側に露出していないので、防蟻塗料(防蟻層17)の劣化を防止できる。
また、下地ボード15は、コンクリートビス18を、下地ボード15の表面から該下地ボード15および断熱材11を通して立上り部3にねじ込むことによって固定されているので、断熱材11は下地ボード15と立上り部3とで挟持されることになり、よって、断熱材11を立上り部3の外表面に確実に固定できる。
図3は、前記基礎1の立上り部3の平面視において直角に交わる部位を示す平断面図である。
立上り部3の平面視において直角に交わる部位には、断熱材11,11が直角に接合されて設けられている。
断熱材11,11が直角に接合されたコーナ部の表面には、前記下地ボード15は設けられておらず、薄型下地ボード22,22が直角に接合してL型に設けられている。薄型下地ボード22は、前記下地ボード15より薄く形成されたものであり、材料は下地ボード15と同様である。また、薄型下地ボード22の端部は下地ボード15の端部に当接しており、この当接した部位においては下地ボード15の表面と薄型下地ボード22の表面とに段差が生じている。
また、この薄型下地ボード25の裏面には、防蟻塗料を塗布することによって防蟻層17が設けられている。なお、この防蟻層17は、前記下地ボード15の裏面に設けられた防蟻層17と連続して設けられている。
L型に接合された薄型下地ボード22,22の表面には、鉄板で形成されたL型の補強板25がその端部を前記下地ボード15,15の端部に当接して設けられている。薄型下地ボート22と補強板25の合計の厚さは、下地ボード15の厚さとほぼ等しくなっており、これによって、補強板25の表面と下地ボード15の表面とはほぼ面一となっている。なお、補強板25は、図示しないコンクリートビスを、補強板25の表面から該補強板25、薄型下地ボード22、断熱材11を通して立上り部3にねじ込むことによって固定されている。
補強板25の表面には、表面シート16が下地ボード15の表面から連続して貼り付けられている。
このように、断熱材11,11が直角に接合されたコーナ部の表面には、薄型下地ボード22,22が直角に接合して設けられているが、この薄型下地ボード22,22の表面には、鉄板で形成されたL型の補強板25が設けられているので、薄型下地ボード22,22の接合部を補強板25によって補強でき、薄型下地ボード22,22の端部どうしが外れるのを防止できる。
そして、補強板25の表面に表面シート16が下地ボード15の表面から連続して貼り付けられているので、下地ボード15のコーナ部に表面シート16を容易に貼り付けることができる。
また、薄型下地ボート22と補強板25の合計の厚さが、下地ボード15の厚さとほぼ等しいので、下地ボード15の表面と補強板25の表面とがほぼ面一となる。したがって、表面シート16をそれに段差が生じることなく、滑らかに貼り付けることができる。
なお、本実施の形態では、基礎1の立上り部3の平面視において直角に交わる部位における出隅部に本発明を適用した場合を例にとって説明したが、基礎1の立上り部3の平面視において直角に交わる部位における入隅部にも本発明を適用できる。
また、本実施の形態では、基礎1の立上り部に断熱材11を設け、この断熱材に下地ボード15を設け、この下地ボードの表面シートを貼り付ける場合を例にとって説明したが、本発明はこれに限ることなく、下地ボードを設ける対象はどのような物でもよい。例えば、壁面や床面等に下地ボードを設けて、この下地ボードの表面に表面シートを貼り付ける場合にも適用できる。
本発明に係る表面シートの接合構造が適用される基礎およびその周辺の縦断面図である。 本発明に係る表面シートの接合構造の一例を示すもので、基礎の立上り部における表面シートの接合構造を示す平断面図である。 同、基礎の立上り部の平面視において直角に交わる部位における表面シートの接合構造を示す平断面図である。
符号の説明
1 基礎
3 立上り部
11 断熱材
15 下地ボード
15a 上ボード
15b 下ボード
16 表面シート
16a 一方の表面シート
16b 他方の表面シート
17 防蟻層
18 コンクリートビス
20 凹所
22 薄型下地ボード
25 補強板

Claims (6)

  1. 下地ボードの表面の一方側に、一方の表面シートを貼り付けるとともに、前記下地ボードの表面の他方側に、他方の表面シートを貼り付け、前記下地ボードの表面の所定の部位で前記一方の表面シートと前記他方の表面シートとを接合してなる表面シートの接合構造において、
    前記一方の表面シートと他方の表面シートとを接合する接合部近傍において、前記下地ボードが上下に重ね合わせた上ボードと下ボードで構成されており、
    前記上ボードが下ボードより短く形成されることによって、下ボード上に凹所が形成されており、
    前記一方の表面シートの端部が前記凹所に挿入されており、
    前記他方の表面シートの端部が前記凹所上で前記一方の表面シートの端部に上から重ね合わされて貼り付けられていることを特徴とする表面シートの接合構造。
  2. 請求項1に記載の表面シートの接合構造において、
    前記凹所の深さは、前記表面シートの厚さとほぼ等しいか、または若干深くなっていることを特徴とする表面シートの接合構造。
  3. 請求項1または2に記載の表面シートの接合構造において、
    前記下地ボードは基礎の立上り部の外表面側に断熱材を介して設けられており、前記下地ボードの裏面に、防蟻塗料が塗布されていることを特徴とする表面シートの接合構造。
  4. 請求項3に記載の表面シートの接合構造において、
    前記下地ボードは、コンクリートビスを、下地ボードの表面から該下地ボードおよび前記断熱材を通して前記基礎の立上り部にねじ込むことによって固定されていることを特徴とする表面シートの接合構造。
  5. 請求項3または4に記載の表面シートの接合構造において、
    前記基礎の立上り部の平面視において直角に交わる部位に、断熱材が直角に接合されて設けられており、
    前記断熱材が直角に接合されたコーナ部の表面には、薄型下地ボードが直角に接合して設けられ、この薄型下地ボードの端部が前記下地ボードの端部に当接しており、
    前記薄型下地ボードの表面には、鉄板で形成されたL型の補強板がその端部を前記下地ボードの端部に当接して設けられており、
    前記補強板の表面に表面シートが前記下地ボードの表面から連続して貼り付けられていることを特徴とする表面シートの接合構造。
  6. 請求項5に記載の表面シートの接合構造において、
    前記薄型下地ボートと前記補強板の合計の厚さが、前記下地ボードの厚さとほぼ等しいことを特徴とする表面シートの接合構造。
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