JP2009299395A - 親綱の張設構造 - Google Patents

親綱の張設構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2009299395A
JP2009299395A JP2008156985A JP2008156985A JP2009299395A JP 2009299395 A JP2009299395 A JP 2009299395A JP 2008156985 A JP2008156985 A JP 2008156985A JP 2008156985 A JP2008156985 A JP 2008156985A JP 2009299395 A JP2009299395 A JP 2009299395A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rope
ridge
master rope
master
support
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008156985A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5369510B2 (ja
Inventor
Kazuhiko Sugawara
和彦 菅原
Seijiro Matsumoto
聖二郎 松本
Masaaki To
正明 湯
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui House Ltd
Original Assignee
Sekisui House Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui House Ltd filed Critical Sekisui House Ltd
Priority to JP2008156985A priority Critical patent/JP5369510B2/ja
Publication of JP2009299395A publication Critical patent/JP2009299395A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5369510B2 publication Critical patent/JP5369510B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Emergency Lowering Means (AREA)

Abstract

【課題】外部足場の高さや外部足場間の距離に影響されることなく、安全性を確保しながら、勾配屋根上に親綱を適切に張設する。
【解決手段】建物の勾配屋根1の棟部2に親綱用支柱10・・を立設して、建物外周に配置した外部足場3、3間に棟部2に沿って差し渡した棟用親綱4を、親綱用支柱10・・の綱挿通部12・・に挿通させることで、棟用親綱4を棟部2から浮かした状態で張設する。また、下屋5等の直上に位置する軒部6において、建物外周に配置した外部足場3、3間に軒部6に沿って軒用親綱7を差し渡して、この軒用親綱7と親綱用支柱10とを連結綱8を介して連結する。
【選択図】図1

Description

この発明は、建物の勾配屋根上における親綱の張設構造に関する。
一般に、建物の勾配屋根上における野地板や防水シート、屋根板等の設置作業に際して、作業者に繋いだ命綱を勾配屋根上に張設した親綱に連結することで、作業者の転落を防止するといった安全対策が採られている。
従来、勾配屋根上における親綱の張設に際しては、建物外周に配置した外部足場間に、勾配屋根の棟部に沿うようにして親綱を差し渡すようにしていた。ところが、この場合、次のような不具合があった。例えば、外部足場の高さが棟部よりも低くなっていると、親綱が勾配屋根に干渉して、命綱の連結に支障をきたしたり、棟部付近の施工の妨げになっていた。かといって、外部足場から上方へ向けて支柱を突き出し、それら支柱間に親綱を差し渡すようにすれば、上記のような干渉を避けることができるものの、外部足場に対して支柱補強のための面倒な工事が別途必要となっていた。また、外部足場の高さが棟部よりも高くなっていて、親綱を勾配屋根に干渉させることなく張設するようにしても、外部足場間の距離が長いと、その分だけ親綱も長くなって弛み易くなり、安全性が損なわれることがあった。さらに、このように外部足場間に親綱を差し渡しただけでは、違い棟屋根のような複雑な形状の勾配屋根の棟部に沿って親綱を張設することが困難となっていた。
一方、例えば特許文献1にも開示されているように、勾配屋根の棟部に複数の親綱用支柱を立設して、これら親綱用支柱間に親綱を差し渡すことがある。この場合、外部足場の高さや外部足場間の距離に影響されることなく、親綱を棟部から浮かして状態で弛ませることなく張設することができ、しかも親綱用支柱の取付位置が任意に設定可能であるから、違い棟屋根のような複雑な形状の勾配屋根に対してもその棟部に沿って親綱を張設することができる。
特開2000−352164号公報
しかしながら、親綱用支柱間に親綱を差し渡した場合、命綱を介して親綱が引っ張られたときの荷重を、親綱用支柱によって負担することになるから、安全性において不安があった。また、安全性を高めるためには、親綱用支柱自体を堅牢な構造とするとともに、親綱用支柱を棟部に対して強固に固定する必要があるが、この場合、親綱用支柱の設置作業や撤去作業が面倒になるといった不具合があった。
この発明は、上記の不具合を解消して、外部足場の高さや外部足場間の距離に影響されることなく、安全性を十分に確保しながら、勾配屋根の棟部に沿って親綱を適切に張設することができる親綱の張設構造の提供を目的とする。
上記課題を解決するため、この発明の親綱の張設構造は、建物の勾配屋根1の棟部2に親綱用支柱10・・を立設して、建物外周に配置した外部足場3、3間に前記棟部2に沿って差し渡した棟用親綱4を、前記親綱用支柱10・・の綱挿通部12・・に挿通させることで、前記棟用親綱4を前記棟部2から浮かした状態で張設したことを特徴とする。
また、下屋5やバルコニー等の外周張出部の直上に位置する前記勾配屋根1の軒部6において、建物外周に配置した外部足場3、3間に前記軒部6に沿って軒用親綱7を差し渡して、この軒用親綱7と前記親綱用支柱10とを連結綱8を介して連結している。
さらに、前記親綱用支柱10を、地上において施工前の屋根トラス20の頂部に予め取り付けている。
また、前記親綱用支柱10を、屋根トラス20の頂部にジョイント部材21を介して取り付け、このジョイント部材21は、前記屋根トラス20に母屋52・・及び野地板53・・を設置したときに生じる棟隙間55に配置可能な上方開放の凹状本体部22と、この凹状本体部22の上端間に跨って着脱可能に取り付けた支柱設置部23とを備え、前記凹状本体部22の底片25を、前記屋根トラス20の頂部にボルト36、36によって固定するとともに、前記親綱用支柱10の下端を、前記支柱設置部23にボルト34、34によって固定している。
さらに、前記親綱用支柱10の綱挿通部12は、棒材を略螺旋状に巻回してなり、その螺旋内側の開口16に対して、前記棟用親綱4を挿通させるとともに、前記棟用親綱4に係止した命綱フック51を通過可能とし、前記開口16の外周部分を一部開放する棒材両端間の隙間17に対して、前記命綱フック51に取り付けた命綱50を通過可能としている。
この発明の親綱の張設構造においては、外部足場間に差し渡した棟用親綱を、勾配屋根の棟部に立設した親綱用支柱の綱挿通部に挿通させながら張設しているので、従来のように親綱を単に外部足場間に差し渡す場合と比べて、外部足場の高さや外部足場間の距離に影響されることなく、棟用親綱を棟部に沿わせながら棟部から浮かした状態で適切に張設することができる。しかも、親綱用支柱は、棟用親綱を単にガイドしているだけであって、棟用親綱が引っ張られたときの荷重は、あくまでも外部足場によって負担していることから、従来のように親綱を単に親綱用支柱間に差し渡す場合と比べて、親綱用支柱自体の構造や親綱用支柱の取付構造を簡単にしながら、高い安全性を確保することができる。
また、下屋やバルコニー等の外周張出部の直上に位置する勾配屋根の軒部においては、外部足場間に軒用親綱を差し渡しているので、この軒用親綱に対して作業者に繋いだ命綱を連結すれば、下屋足場や軒先水平ネット等の設置前であっても、安全性を確保しながら軒部での作業を行うことができ、作業性の向上を図ることができる。しかも、親綱用支柱と軒用親綱とを連結綱を介して連結しているので、軒用親綱の弛みを抑えて安全性をさらに高めることができる。
さらに、親綱用支柱を、地上において施工前の屋根トラスの頂部に予め取り付けることで、高所において施工後の屋根トラスに親綱用支柱を取り付ける場合のような危険な作業をなくして、安全性をさらに高めることができる。
また、母屋や野地板に干渉せず、しかも屋根上側からの操作だけで簡単に取り外し可能とした構造のジョイント部材を介して、親綱用支柱を屋根トラスの頂部に取り付けることで、より一層の作業性の向上を図ることができる。
さらにまた、親綱用支柱の綱挿通部を螺旋構造として、棟用親綱を容易に外れないように挿通させながらも、棟用親綱に係止した命綱フックの通り抜けを許容することで、棟部に沿った方向への移動に際して、命綱フックをいちいち掛け替える必要がなく、安全性及び作業性を良好に維持することができる。
以下、この発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1乃至図3は、この発明の一実施形態に係る親綱の張設構造を示しており、例えば2階建て鉄骨住宅の勾配屋根である寄棟屋根1の棟部2に親綱用支柱10・・を立設して、住宅外周に配置した桁行方向に対向する外部足場3、3間に棟部2に沿って差し渡した棟用親綱4を、その中間部分において親綱用支柱10・・の綱挿通部12・・に挿通させることで、棟用親綱4を棟部2から浮かした状態で張設している。
さらに、下屋5やバルコニー等の外周張出部の直上に位置する寄棟屋根1の軒部6においては、住宅外周に配置した桁行方向に対向する外部足場3、3間に軒部6に沿って軒用親綱7を差し渡して、この軒用親綱7と親綱用支柱10とを連結綱8を介して連結している。
上記の張設構造に用いる親綱用支柱10は、図4に示すように、柱部11と、この柱部11の上端に固定された綱挿通部12と、柱部11の下端に固定された取付部13とを備えている。
柱部11は、例えば金属製のパイプからなり、その上端には下向きの台座用ボルト14が螺合されている。また、柱部11の上端付近には、シャックル15が取り付けられている。なお、この柱部11に各種の安全標識を貼ることで、注意を促すようにしても良い。
綱挿通部12は、例えば金属製の棒材を略螺旋状に巻回してなり、柱部11の台座用ボルト14に溶接等によって固着されている。図5は、綱挿通部12を上方から見た状態を示しており、綱挿通部12の螺旋内側には開口16が形成され、その開口16の外周上側部分が棒材両端間の隙間17によって開放された状態となっている。なお、綱挿通部12の両端部分12a、12aは、隙間17を拡げるように互いに外向きに折り曲げられている。
取付部13は、例えば金属製の略長方形状のプレートからなり、柱部11の下端に溶接等によって固着されている。この取付部13には、柱部11を挟んだ両側においてボルト挿通用の長孔18、18が形成されている。
上記構成の親綱用支柱10は、地上において施工前の屋根トラス20の頂部にジョイント部材21を介して予め取り付けられる。このジョイント部材21は、図4に示すように、上方開放の凹状本体部22と、この凹状本体部22の上端間に跨って着脱可能に取り付けられた支柱設置部23とを備えている。
凹状本体部22は、例えば金属製の帯状プレートを折曲形成してなり、ボルト挿通孔24、24付きの底片25と、この底片25の両端部から立ち上がった一対の側片26、26と、これら側片26、26の上端部を互いに離間する方向に折り曲げてなるボルト挿通孔27、27付きの一対のフランジ片28、28とから構成されている。
支柱設置部23は、例えば金属製の略長方形状のプレートからなり、親綱用支柱10の取付部13の長孔18、18に対応したボルト挿通孔30、30と、凹状本体部22のフランジ片28、28のボルト挿通孔27、27に対応したボルト挿通孔31、31とが形成されている。この支柱設置部23は、凹状本体部22のフランジ片28、28の上面間に跨るように載置した状態で、互いに一致させたボルト挿通孔27、31・・へ上方から下向きのボルト32、32を挿通させて、それらボルト32、32の下端に螺合したナット33、33を締め付けることで、凹状本体部22に着脱可能に取り付けられている。
親綱用支柱10のジョイント部材21への固定に際しては、図6に示すように、親綱用支柱10の取付部13をジョイント部材21の支柱設置部23上に載置した状態で、互いに一致させた長孔18、18及びボルト挿通孔30、30へ下方から上向きのボルト34、34を挿通させて、それらボルト34、34の上端に螺合したナット35、35を締め付けるようにしている。
また、ジョイント部材21の屋根トラス20の頂部への固定に際しては、凹状本体部22の底片25のボルト挿通孔24、24へ挿通させた下向きのボルト36、36を、屋根トラス20の頂部にねじ込むようにしている。
そして、親綱用支柱10を取り付けた屋根トラス20は、図7に示すように、クレーン40で吊り上げられ、図示しない鉄骨躯体の梁に取り付けられる。従って、高所において施工後の屋根トラス20に親綱用支柱10を取り付ける場合のような危険な作業を廃止することができる。なお、施工前の屋根トラス20に取り付ける親綱用支柱10には、そのシャックル15に連結綱8等を予め取り付けるようにしても良い。
このようして、複数の親綱用支柱10・・を寄棟屋根1の棟部2に所定間隔をあけて立設した後、これら親綱用支柱10・・における綱挿通部12・・の開口16に、上述したように住宅外周に配置した桁行方向に対向する外部足場3、3間に差し渡した棟用親綱4を挿通させることで、棟用親綱4を浮かした状態で棟部2にきっちりと沿わせながら、緊張させた状態で張設している。
これにより、従来のように親綱を単に外部足場間に差し渡す場合と比べて、外部足場3、3の高さや外部足場3、3間の距離に影響されることなく、棟用親綱4を適切に張設することができる。また、親綱用支柱10・・は、棟用親綱4を単に持ち上げるようにガイドしているだけであって、棟用親綱4が引っ張られたときの荷重は、あくまでも外部足場3、3によって負担していることから、従来のように親綱を単に親綱用支柱間に差し渡す場合と比べて、親綱用支柱10・・自体の構造や親綱用支柱10・・の取付構造を簡単にしながら、高い安全性を確保することができる。
そして、このように張設した棟用親綱4に対して、図1及び8に示すように、作業者Mに繋いだ命綱50の命綱フック51を係止させることで、作業者Mの転落を防止している。これにより、作業者Mは、母屋52、野地板53、防水シート、屋根板等の設置作業を安全に行うことができる。
この設置作業に際して、作業者Mは、寄棟屋根1の勾配方向及び桁行方向に適宜移動しながら作業を進めることになるが、桁行方向(棟部2に沿った方向)への移動に際しては、棟用親綱4に沿ってスライドする命綱フック51が親綱用支柱10・・の綱挿通部12・・に干渉することになる。このような場合、棟用親綱4に対して命綱フック51をいちいち掛け替えていたのでは、危険を伴うとともに作業性の悪化を招くことになる。そこで、上記の親綱用支柱10の綱挿通部12においては、棟用親綱4に係止した命綱フック51の通り抜けを許容している。すなわち、綱挿通部12の開口16は、棟用親綱4に係止した命綱フック51を通過可能とし、開口16の外周上側部分を開放する棒材両端間の隙間17は、命綱フック51に取り付けた命綱50を通過可能としており、図9に示すように、命綱50を隙間17から開口16に差し入れてから、命綱50を引っ張ることで、棟用親綱4に係止した命綱フック51が開口16を通過するようになっている。これにより、桁行方向(棟部2に沿った方向)への移動に際して、命綱フック51をいちいち掛け替える必要がなく、安全性及び作業性を良好に維持することができる。
また、母屋52・・や野地板53・・の設置に際して、屋根トラス20の頂部に固定したジョイント部材21が邪魔になることが懸念される。そこで、ジョイント部材21においては、その凹状本体部22が母屋及52・・及び野地板53・・を設置したときに生じる棟隙間55に配置可能な大きさに設定されている。これにより、図8に示すように、母屋52・・や野地板53・・をジョイント部材21に干渉させることなく設置することができ、また凹状本体部22の枠形状を利用することで、母屋52・・に止め付けた固定用ボルト56、56とジョイント部材21との干渉も避けることができる。しかも、ジョイント部材21は、上方開放の凹状本体部22に支柱設置部23を着脱可能に取り付けた構造となっていることから、支柱設置部23を凹状本体部22から取り外せば、上方から治具を差し入れて、凹状本体部22の底片25を固定している下向きのボルト36、36を取り外すことができるようになっている。これにより、設置作業の完了後に、屋根上側からの操作だけで、親綱用支柱10及びジョイント部材21を簡単に取り外すことができる。
さらに、寄棟屋根1の軒部6において設置作業を行う場合、棟用親綱4に命綱50を連結した状態では、命綱50が長くなって作業性が悪くなるため、通常であれば軒部6に近接する外部足場3に命綱50を連結して作業を行う。ところが、下屋5の直上に位置する軒部6では、外部足場3と軒部6との間に下屋5が位置するため、このような外部足場3に命綱50を連結しても、安全性を確保することはできない。従って、下屋5の直上に位置する軒部6における設置作業に際しては、下屋5に対して下屋足場を設置し、さらに軒先水平ネットを張って安全性を確保した後に、作業を行うようにしている。しかし、実際の現場では、下屋足場や軒先水平ネットの設置前に、屋根側の作業を求められることがある。
そこで、上述したように、住宅外周に配置した桁行方向に対向する外部足場3、3間に軒部6に沿って差し渡した軒用親綱7を、軒部6から浮かした状態で張設し、この軒用親綱7に対して、作業者Mに繋いだ命綱50の命綱フック51を係止させるようにしている。また、軒用親綱7には、親綱用支柱10のシャックル15に係止した連結綱8が繋がれており、軒用親綱7の弛みを抑えるようにしている。これにより、下屋足場や軒先水平ネットの設置前であっても、安全性を確保しながら、下屋5の直上に位置する寄棟屋根1の軒部6での作業を行うことができるようにしている。なお、このような軒用親綱7の張設は、バルコニーやその他の外周張出部の直上に位置する軒部においても同様に行うようにしている。
この発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で上記実施形態に多くの修正及び変更を加え得ることは勿論である。例えば、この発明の親綱の張設構造は、2階建て鉄骨住宅に限らず、例えば木造住宅や3階建て住宅の勾配屋根に対しても適用可能である。また、寄棟屋根だけに限らず、切妻屋根や片流れ屋根、さらには図10に示すような違い棟屋根60に対しても適用可能であり、それら棟部の要所要所に親綱用支柱10・・を立設することで、外部足場3、3間に差し渡した棟用親綱4を棟部に沿って適切に張設することができる。
この発明の一実施形態に係る親綱の張設構造を示す斜視図である。 同じくその正面図である。 同じくその平面図である。 親綱用支柱及びジョイント部材の分解斜視図である。 親綱用支柱の綱挿通部の平面図である。 ジョイント部材を介して親綱用支柱を屋根トラスの頂部に取り付けた状態を示す斜視図である。 親綱用支柱を取り付けた屋根トラスの吊り上げ状態を示す図である。 棟部における親綱用支柱を立設した部分の状態を示す斜視図である。 親綱用支柱の綱挿通部を通り抜ける命綱フックの状態を示す図である。 違い棟屋根に対して棟用親綱を張設した状態を示す平面図である。
符号の説明
1・・勾配屋根、2・・棟部、3・・外部足場、4・・棟用親綱、5・・下屋、6・・軒部、7・・軒用親綱、8・・連結綱、10・・親綱用支柱、12・・綱挿通部、16・・開口、17・・隙間、20・・屋根トラス、21・・ジョイント部材、22・・凹状本体部、23・・支柱設置部、25・・底片、34、36・・ボルト、50・・命綱、51・・命綱フック、52・・母屋、53・・野地板、55・・棟隙間

Claims (5)

  1. 建物の勾配屋根(1)の棟部(2)に親綱用支柱(10)・・を立設して、建物外周に配置した外部足場(3)(3)間に前記棟部(2)に沿って差し渡した棟用親綱(4)を、前記親綱用支柱(10)・・の綱挿通部(12)・・に挿通させることで、前記棟用親綱(4)を前記棟部(2)から浮かした状態で張設したことを特徴とする親綱の張設構造。
  2. 下屋(5)やバルコニー等の外周張出部の直上に位置する前記勾配屋根(1)の軒部(6)において、建物外周に配置した外部足場(3)(3)間に前記軒部(6)に沿って軒用親綱(7)を差し渡して、この軒用親綱(7)と前記親綱用支柱(10)とを連結綱(8)を介して連結した請求項1記載の親綱の張設構造。
  3. 前記親綱用支柱(10)を、地上において施工前の屋根トラス(20)の頂部に予め取り付けた請求項1又は2記載の親綱の張設構造。
  4. 前記親綱用支柱(10)を、屋根トラス(20)の頂部にジョイント部材(21)を介して取り付け、このジョイント部材(21)は、前記屋根トラス(20)に母屋(52)・・及び野地板(53)・・を設置したときに生じる棟隙間(55)に配置可能な上方開放の凹状本体部(22)と、この凹状本体部(22)の上端間に跨って着脱可能に取り付けた支柱設置部(23)とを備え、前記凹状本体部(22)の底片(25)を、前記屋根トラス(20)の頂部にボルト(36)(36)によって固定するとともに、前記親綱用支柱(10)の下端を、前記支柱設置部(23)にボルト(34)(34)によって固定した請求項1乃至3のいずれかに記載の親綱の張設構造。
  5. 前記親綱用支柱(10)の綱挿通部(12)は、棒材を略螺旋状に巻回してなり、その螺旋内側の開口(16)に対して、前記棟用親綱(4)を挿通させるとともに、前記棟用親綱(4)に係止した命綱フック(51)を通過可能とし、前記開口(16)の外周部分を一部開放する棒材両端間の隙間(17)に対して、前記命綱フック(51)に取り付けた命綱(50)を通過可能とした請求項1乃至4のいずれかに記載の親綱の張設構造。
JP2008156985A 2008-06-16 2008-06-16 親綱の張設構造 Expired - Fee Related JP5369510B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008156985A JP5369510B2 (ja) 2008-06-16 2008-06-16 親綱の張設構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008156985A JP5369510B2 (ja) 2008-06-16 2008-06-16 親綱の張設構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009299395A true JP2009299395A (ja) 2009-12-24
JP5369510B2 JP5369510B2 (ja) 2013-12-18

Family

ID=41546563

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008156985A Expired - Fee Related JP5369510B2 (ja) 2008-06-16 2008-06-16 親綱の張設構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5369510B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6170229B1 (ja) * 2016-12-06 2017-07-26 Kyテクノロジー株式会社 親綱張設具
JP2020153105A (ja) * 2019-03-19 2020-09-24 Jr東日本ビルテック株式会社 安全器具保持機能を備えた雪止め金具および雪止め金具設置方法

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5864355U (ja) * 1981-10-06 1983-04-30 ナショナル住宅産業株式会社 命綱装置
JPS61205568U (ja) * 1985-06-14 1986-12-25
JPH0442849U (ja) * 1990-08-10 1992-04-10
JPH0647515U (ja) * 1992-12-01 1994-06-28 真次 小林 「安全帯等取り付け装置」
JP3004801U (ja) * 1994-05-31 1994-11-29 ジャパン スチールス インターナショナル株式会社 仮設手摺用の支柱
JPH0978784A (ja) * 1995-09-11 1997-03-25 Misawa Homes Co Ltd 屋根施工方法および屋根構造材
JP2000265634A (ja) * 1999-03-15 2000-09-26 Daiwa House Ind Co Ltd 屋根上作業用の安全用器具及び安全構造
JP2004016391A (ja) * 2002-06-14 2004-01-22 Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd 命綱フックが通過可能な親綱支持器具
JP2004183305A (ja) * 2002-12-03 2004-07-02 Sekisui House Ltd 屋根作業用安全装置及び屋根の解体方法

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5864355U (ja) * 1981-10-06 1983-04-30 ナショナル住宅産業株式会社 命綱装置
JPS61205568U (ja) * 1985-06-14 1986-12-25
JPH0442849U (ja) * 1990-08-10 1992-04-10
JPH0647515U (ja) * 1992-12-01 1994-06-28 真次 小林 「安全帯等取り付け装置」
JP3004801U (ja) * 1994-05-31 1994-11-29 ジャパン スチールス インターナショナル株式会社 仮設手摺用の支柱
JPH0978784A (ja) * 1995-09-11 1997-03-25 Misawa Homes Co Ltd 屋根施工方法および屋根構造材
JP2000265634A (ja) * 1999-03-15 2000-09-26 Daiwa House Ind Co Ltd 屋根上作業用の安全用器具及び安全構造
JP2004016391A (ja) * 2002-06-14 2004-01-22 Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd 命綱フックが通過可能な親綱支持器具
JP2004183305A (ja) * 2002-12-03 2004-07-02 Sekisui House Ltd 屋根作業用安全装置及び屋根の解体方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6170229B1 (ja) * 2016-12-06 2017-07-26 Kyテクノロジー株式会社 親綱張設具
JP2018091092A (ja) * 2016-12-06 2018-06-14 Kyテクノロジー株式会社 親綱張設具
JP2020153105A (ja) * 2019-03-19 2020-09-24 Jr東日本ビルテック株式会社 安全器具保持機能を備えた雪止め金具および雪止め金具設置方法
JP7400176B2 (ja) 2019-03-19 2023-12-19 Jr東日本ビルテック株式会社 安全器具保持機能を備えた雪止め金具および雪止め金具設置方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5369510B2 (ja) 2013-12-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10030397B2 (en) Fall protection system
US5664391A (en) Roof anchor and hanging scaffold system
JP4716948B2 (ja) 安全ロープ張設用支持金具
KR101246665B1 (ko) 지지 브라켓 및 이를 이용한 낙하방지용 안전망 지지장치
JP2010126959A (ja) 通信アンテナ用鉄塔の格納式足場
CN208777751U (zh) 一种用于钢结构屋面安装的安全绳支架
CN110593544A (zh) 一种钢柱安全操作平台
CN108979131A (zh) 一种高层建筑施工钢模板及操作架整体提升平台装置
JP5369510B2 (ja) 親綱の張設構造
KR20110014341A (ko) 안전펜스가 설치된 타워크레인 지지장치
WO2009044405A2 (en) Anchor plate for use with fall protection and maintenance equipment.
JP5038805B2 (ja) 落下防止部材
CN210888012U (zh) 一种钢柱安全操作平台
JP2011074659A (ja) 貯槽用足場部材
JP2016089601A (ja) 通信用鉄塔の塗装工事に用いられる吊り足場および養生ネット設置装置
KR20090094423A (ko) 갱폼의 인양 레벨 유지 및 추락방지장치
JP2011174301A (ja) 屋根上作業のための安全確保方法及びそれに用いる安全対策用取付具
JP2016014236A (ja) 吊足場
JP2013144873A (ja) 屋根上で命綱を固定するためのリードロープの布設システム
JP6313553B2 (ja) 屋根用仮設てすり及び屋根用仮設てすりの取付方法
KR100812130B1 (ko) 구명줄 겸용 안전네트
JP7443279B2 (ja) 外部枠組み足場の養生用屋根枠及び外部枠組み足場の養生用屋根枠を用いた外部枠組み足場用雨除け装置
JP4526999B2 (ja) 枠組み足場用手すり枠
CN218623413U (zh) 一种防雨的管桁架组装平台
JP2011069179A (ja) 高架交通路線における防護壁支柱の設置施工方法ならびに高架交通路線防護壁支柱設置施工補助具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101006

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120608

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121009

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121210

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130820

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130902

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5369510

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees