JP2011069179A - 高架交通路線における防護壁支柱の設置施工方法ならびに高架交通路線防護壁支柱設置施工補助具 - Google Patents

高架交通路線における防護壁支柱の設置施工方法ならびに高架交通路線防護壁支柱設置施工補助具 Download PDF

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Abstract

【課題】 高架交通路線に設置される防音・遮音壁や、防風・防雪壁などの防護壁を支えるL字状の防護壁支柱の新設工事や補修工事に要する時間とコストを大幅に低減させる。
【解決手段】 L字状の防護壁支柱を高架交通路線の橋桁の所定設置位置近傍まで案内する専用の防護壁支柱設置施工補助具を用い、その補助具でもって、L字状の防護壁支柱の垂直部を案内しながら、防護壁支柱を橋桁の所定設置位置近傍まで円滑に吊り上げ、その所定設置位置近傍において、防護壁支柱を防護壁支柱設置施工補助具から開放して、防護壁支柱の下端部を橋桁に着脱自在に固定する。また、上記の防護壁支柱設置施工補助具は、縦長の基板の前面に縦長の樋状案内部材を着脱自在に装着し、あるいは縦長の基板の前面に縦長の樋状案内部材を蝶番を介して回動自在に装着して構成し、その基板と樋状案内部材でもって、L字状の防護壁支柱の垂直部が嵌合しながら上方へ案内される筒状部を形成したものを用いる。
【選択図】図6

Description

この発明は、高架構造の高速自動車道路や軌道路線、あるいは一般道路の高架構造部分(以下、これらを総じて本願発明において「高架交通路線」という。)の高欄に沿って設置される防音・遮音壁や、防風・防雪壁などの防災壁(以下、これらを総じて本願発明において「防護壁」という。)を支える防護壁支柱の設置施工方法と、その設置施工方法に用いる高架交通路線防護壁支柱設置施工補助具に関するものである。
周知のように、高架交通路線では、図8に示すように、高架交通路線Rの橋桁81の高欄81aに沿って防護壁82が設置されることが多く、その防護壁82の支持構造として、L字状の防護壁支柱83の下端部83aを橋桁81の下面81bに諦着ボルト85で着脱自在に固定し、その防護壁支柱83に、支持横桟84を介して防護壁82を着脱自在に保持する構造が多い。そして、防護壁支柱83は、通常2m程度の間隔で設置されるため、一連の防護壁82を支持するには極めて多数の防護壁支柱83を設置する必要があり、また防護壁支柱83の補修のために、多数の防護壁支柱83の取替え工事が必要となる場合もあるが、橋桁81の所定位置にL字状の防護壁支柱83を新規に設置施工する工事や、取替え設置する工事は極めて難渋で、これらの防護壁支柱83の設置施工作業に要する時間とコストは軽視できない程に嵩むものである。したがって、L字状の防護壁支柱83の新規設置工事や取替え設置工事を、より短時間に、より低コストで完了させることは、高架交通路線における防護壁支柱の新設・補修工事において極めて重要な技術課題であり、大きな経済的価値を生むものである。この発明は、上記の技術背景と工事の現況から創案されたもので、高架交通路線における防護壁支柱の設置施工方法と、その防護壁支柱の設置施工方法に用いる高架交通路線防護壁支柱設置施工補助具に関するものである。
従来、高架交通路線の防護壁支柱に関する発明として、特開2002−339319号公報(特許文献1)に見られるような、支柱落下に伴う危険を防止するための支柱落下・回転防止装置や、特開2006−328677号公報(特許文献2)に見られるような、支柱落下防止ワイヤーロープと支柱回転防止ワイヤーロープを用いた支柱落下・回転防止構造が開示されているが、高架交通路線におけるL字状の防護壁支柱の新規設置工事や取替え設置工事を、より短時間に、より低コストで完了することを目的として、専用の高架交通路線防護壁支柱設置施工補助具を用いて防護壁支柱を高架交通路線の橋桁まで運び上げて橋桁に設置する防護壁支柱の設置施工方法や、その設置施工方法に用いる専用の防護壁支柱設置施工補助具を示唆するものは、既存の刊行物や工事現場においては見当たらない。
特開2002−339319号公報 特開2006−328677号公報
この発明は、上記の視点に立って、高架交通路線で多用されているL字状の防護壁支柱の新設工事や補修工事を容易にすることにより、その工事に要する時間を大幅に短縮し、その工事に要するコストを大きく低減させようとするものである。
上記の課題を解決するための手段として、L字状の防護壁支柱を、高架交通路線の橋桁における防護壁支柱の所定設置位置(以下「所定設置位置」と略す)の近傍まで案内する専用の防護壁支柱設置施工補助具を用い、その防護壁支柱設置施工補助具でもって、L字状の防護壁支柱の垂直部を案内して、防護壁支柱の吊り上げ姿勢、すなわち防護壁支柱の設置姿勢を矯正しながら、防護壁支柱を所定設置位置近傍まで吊り上げ、そこで防護壁支柱を防護壁支柱施工補助具から開放して、防護壁支柱の下端部を橋桁に着脱自在に固定する。
また、上記の防護壁支柱設置施工補助具としては、縦長の基板の前面に縦長の樋状案内部材を着脱自在に装着し、あるいは縦長の基板の前面に、縦長の樋状案内部材の縦長両側端縁のいずれか一方の縦長側端縁を、蝶番を介して回動自在に装着して構成し、それらの基板と樋状案内部材でもって、L字状の防護壁支柱の垂直部が嵌合して上方へ案内される筒状部を形成したものを用いる。更に、防護壁支柱の垂直部の先端が、上記筒状部の下端から筒状部内に円滑に誘導されるように、樋状案内部材の下部を多少下広がりに傾斜させて、防護壁支柱設置施工補助具の下端開口部を若干外広がりに形成する。
そして上記構成の防護壁支柱設置施工補助具を用いてL字状の防護壁支柱の垂直部を案内して、防護壁支柱の吊り上げ姿勢すなわち設置姿勢を矯正しながら、橋桁における防護壁支柱の所定設置位置の近傍まで防護壁支柱を吊り上げ、防護壁支柱の下端部を橋桁に着脱自在に固定する手法を採ることにより、高架交通路線で多用されているL字状の防護壁支柱の新設工事や補修取替え工事に要する工事現場の労力を著しく軽減することができ、工事に要する時間とコストを大幅に低減させることができる。
この発明の最良の実施形態の一つは、縦長の基板の前面に、横断面がコ字状の縦長の樋状案内部材の縦長両側端縁のいずれか一方の縦長両側端縁を、蝶番を介して回動自在に装着し、それらの基板と樋状案内部材でもって、L字状の防護壁支柱の垂直部が嵌合して上方へ案内される四角筒状部を形成し、且つ樋状案内部材の前面下部または/および側面下部を下広がりに傾斜させ、更に四角筒状部の上方に位置する基板上に滑車を装着した高架交通路線防護壁支柱設置施工補助具を用い、橋桁の防護壁支柱所定設置位置の近傍に、前記高架交通路線防護壁支柱設置施工補助具を配設すると共に、ロープ巻き上げ機から前記高架交通路線防護壁支柱設置施工補助具の筒状部より上方に位置する滑車を介して延びたロープを、前記高架交通路線防護壁支柱設置施工補助具の筒状部内を通して、L字状の防護壁支柱の上端部に接続し、そのロープで防護壁支柱を吊り上げながら防護壁支柱の垂直部を前記高架交通路線防護壁支柱設置施工補助具の筒状部に誘導し、その防護壁支柱の設置姿勢を矯正しながら更に上方へ吊り上げ、その防護壁支柱が、防護壁支柱所定設置位置の近傍に到達したところで、蝶番を介して基板に結合されている樋状案内部材を回動させて、その樋状案内部材を基板から開くことにより、防護壁支柱を前記高架交通路線防護壁支柱設置施工補助具から開放して、防護壁支柱の下端部を橋桁に.着脱自在に固定する、高架交通路線における防護壁支柱の設置施工方法である。
この発明の最良の実施形態の他の一つは、縦長の基板の前面に、横断面がコ字状の縦長の樋状案内部材の縦長両側端縁のいずれか一方の縦長両側端縁を、蝶番を介して回動自在に装着し、それらの基板と樋状案内部材でもって、L字状の防護壁支柱の垂直部が嵌合して上方へ案内される四角筒状部を形成し、且つ樋状案内部材の前面下部または/および側面下部を下広がりに傾斜させ、更に四角筒状部の上方に位置する基板上に滑車を装着した高架交通路線防護壁支柱設置施工補助具である。
以下この発明を、その実施例を示す図面を参考にしながら説明する。図1および図2は、この発明に係る高架交通路線防護壁支柱設置施工補助具の一実施例を示すもので、図1は、同高架交通路線防護壁支柱設置施工補助具の斜視図、図2は、同防護壁支柱設置施工補助具の縦断面図である。図3ないし図7は、この発明に係る高架交通路線における防護壁支柱の設置施工方法の一実施例の施工過程を示す図で、図3は、防護壁支柱が取り外された状態を示す高架交通路線の要部断面図、図4は、同設置施工方法の開始準備段階の状態を示す高架交通路線の要部断面図、図5は、同設置施工方法で防護壁支柱を吊り上げる中間過程の状態を示す高架交通路線の要部断面図、図6は、同設置施工方法で防護壁支柱を吊り上げる終盤過程の状態を示す高架交通路線の要部断面図、図7は、同設置施工方法による防護壁支柱設置施工の最終過程の状態を示す高架交通路線の要部断面図である。
図3ないし図7において、Rは高架交通路線で、高架交通路線Rの橋桁1の高欄1aに沿って、一連の防護壁2が設置される。3はL字状の防護壁支柱で、防護壁支柱3の下端部3aを橋桁1の下面1bに締着ボルト5で着脱自在に固定し、その防護壁支柱3の垂直部3bに、支持横桟4を介して防護壁2が着脱自在に保持される。
図1および図2において、Tは高架交通路線防護壁支柱設置施工補助具(以下、「支柱設置施工補助具」と略す。)で、支柱設置施工補助具Tは、縦長の基板6と、水平断面がコ字状の縦長の樋状案内部材7とで形成され、その樋状案内部材7を基板6の前面に、例えばボルトのような止め具8でもって着脱自在に装着して成り、基板6と樋状案内部材7でもって、開口が四角形の筒状部Taが形成されている。そして、L字状の防護壁支柱3の設置施工時において、防護壁支柱3を橋桁1の所定設置位置の近傍までに引き上げる際に、L字状の防護壁支柱3の垂直部3bが筒状部Taの内側に滑動自在に嵌合し、筒状部Taの内壁面に沿って上方へ案内されるものである。また防護壁支柱3の垂直部3bが筒状部Taの内壁面に沿って上方へ案内される際に、防護壁支柱3の垂直部3bの先端3b’が、筒状部Taの下端から筒状部Ta内に円滑に誘導されるように、樋状案内部材7の前面下部7aを多少下広がりに、傾斜角度αで傾斜させている。そして、防護壁支柱3の実際の設置施工試験の結果を参考にして、樋状案内部材7の下端部広がり傾斜角度αを、α=77°に設定している。また、樋状案内部材7の前面下部7aと共に、樋状案内部材7の側面下部7bを多少下広がりに傾斜させても良い。なお、上記実施例では、水平断面がコ字状の樋状案内部材7を用いて、筒状部Taの形状を、四角筒状部としているが、樋状案内部材の水平断面形状を他の形状、例えば多角形や円弧形に選ぶことにより、筒状部Taの形状を、他の多角筒状や円弧筒状とすることも可能である。また、樋状案内部材7を止め具8でもって基板6に着脱自在に装着する構造に代え、縦長の基板6の前面に、横断面がコ字状の縦長の樋状案内部材7の左右の縦長両側端縁7d,7d’のいずれか一方の縦長側端縁を、蝶番8‘を介して回動自在に結合し、基板6に対し樋状案内部材7を、矢印Mに示すように、開閉できる構造にしても良い。
また、筒状部Taの上方に位置する支柱設置施工補助具Tの基板6の上端部に滑車9を装着し、滑車9に掛けたでロープ10の一端をL字状の防護壁支柱3の上端部に接続し、ロープ10の多端を、地上に設置したロープ巻揚げ機11に接続している。そして、ロープ巻揚げ機11を稼動させることにより、ロープ10がロープ巻揚げ機11に巻き取られて、防護壁支柱3が徐々に吊り上げられ、防護壁支柱3の垂直部3bの先端3b’が、支柱設置施工補助具Tの筒状部Taに入って、その筒状部Taの内壁に沿って案内されながら、橋裄1の所定設置位置の近傍まで吊り上げられるものである。なお、図1に示す実施例では、滑車9を支柱設置施工補助具Tの基板6に取り付けているが、滑車9を支柱設置施工補助具T自体には取り付けず、支柱設置施工補助具Tとは別に設けた支持材(図示省略)に、支柱設置施工補助具Tの筒状部Taより高く位置させて取り付けても良い。
L字状の防護壁支柱3を高架交通路線Rの橋桁1に設置する際には、先ず図1および図4、図5に示すように、橋桁1の所定設置位置(防護壁支柱所定設置位置)の近傍に、支柱設置施工補助具Tを配設して固定すると共に、地上にロープ巻揚げ機11を配設し、ロープ巻揚げ機11から延びたロープ10の先端を支柱設置施工補助具Tの筒状部Taの中を通して、L字状の防護壁支柱3の上部3b’に接続する。なお、ロープ10を防護壁支柱3に接続する際には、防護壁支柱3を吊り上げる過程で、防護壁支柱3の垂直部が支柱設置施工補助具Tの筒状部Taに円滑に入って円滑に上方へ案内されるような安定姿勢を保つように、その接続位置を選定する。次いで、ロープ巻揚げ機11でロープ10を徐々に巻き取れば、図5に示すように、防護壁支柱3は徐々に支柱設置施工補助具Tに向かって吊り上げられ、次いで図6に示すように、防護壁支柱3の垂直部3bの先端3b’が支柱設置施工補助具Tの筒状部Taの下端開口部7cから筒状部Ta内に入り、姿勢を正されながら上方へ吊り上げられる。そして、防護壁支柱3が、図7に示す所定設置位置に到達したところで巻揚げ機11の稼動を止めて、防護壁支柱3の吊り上げ操作を止め、防護壁支柱3の下端部3aを橋桁1の下面1bに締着ボルト5で着脱自在に固定する。その後、支柱設置施工補助具Tの止め具8を外して樋状案内部材7を基板6から取り外すことにより、あるいは蝶番8’で基板6に結合された樋状案内部材7を基板6に対して矢印M方向に回動させることにより、防護壁支柱3と支柱設置施工補助具Tの結合が解かれ、支柱設置施工補助具Tの設置を取り外すことにより、防護壁支柱3の設置施工工事は完了する。そして、取り外した支柱設置施工補助具Tを、次の防護壁支柱の設置所定箇所の近傍に設置して、前記と同様の手順・過程を繰り返すことにより、多数の防護壁支柱を、従来に比して極めて短時間に、且つ低コストで順次設置施工することができるものである。
上記実施例の説明からも明らかなように、この発明に係る高架交通路線防護壁支柱設置施工補助具を用いた高架交通路線における防護壁支柱の設置施工方法を採れば、防護壁支柱の設置施工に要する時間とコストを大幅に減少させることができるため、高架交通路線の建設・整備に関わる産業における利用の可能性は極めて大きいと考えられる。
この発明に係る高架交通路線における防護壁支柱の設置施工方法に用いる高架交通路線防護壁支柱設置施工補助具の一実施例を示す斜視図。 同高架交通路線防護壁支柱設置施工補助具の縦断面図。 高架交通路線の防護壁支柱を取り外した状態を示す高架交通路線の要部断面図。 この発明に係る高架交通路線における防護壁支柱の設置施工方法の実施準備段階(防護壁支柱設置施工補助具を設置した段階)の状態を示す高架交通路線の要部断面図。 同防護壁支柱の設置施工方法で防護壁支柱を吊り上げる過程の中間状態を示す高架交通路線の要部断面図。 同防護壁支柱の設置施工方法で防護壁支柱を吊り上げる過程の終盤状態を示す高架交通路線の要部断面図。 同防護壁支柱の設置施工方法による防護壁支柱の設置最終状態を示す高架交通路線の要部断面図。 従来多用されている高架交通路線における防護壁支柱の設置構造の要部概略断面図。
1:橋桁
1a:高欄
1b:橋桁の下面
2:防護壁
3:防護壁支柱
3a:防護壁支柱の下端部
3b:防護壁支柱の垂直部
3b’:防護壁支柱の垂直部の上部
4:支持横桟
5:締着ボルト
6:基板
7:樋状案内部材
7a:樋状案内部材の前面下部
7b:樋状案内部材の側面下部
7c:支柱施工補助具の下端開口部
7d,7d’:樋状案内部材の縦長側端縁
8:止め具
8’:蝶番
9:滑車
10:ロープ
11:ロープ巻揚げ機
81:橋桁
81a:高欄
81b:橋桁の下面
82:防護壁
83:防護壁支柱
83a:防護壁支柱の下端部
84:支持横桟
85:締着ボルト
M:基板に対する樋状案内部材の回動方向
R:高架交通路線
T:高架交通路線防護壁支柱設置施工補助具(支柱設置施工補助具)
Ta:筒状部
α:樋状案内部材の下端部広がり傾斜角度

Claims (14)

  1. 縦長の基板の前面に、縦長の樋状案内部材を着脱自在に装着し、それらの基板と樋状案内部材でもって、L字状の防護壁支柱の垂直部が嵌合して上方へ案内される筒状部を形成した高架交通路線防護壁支柱設置施工補助具を用い、橋桁の防護壁支柱所定設置位置の近傍に、前記高架交通路線支柱設置施工補助具を配設すると共に、ロープ巻揚げ機から、前記高架交通路線防護壁支柱設置施工補助具の筒状部より上方に位置する滑車を介して延びたロープを、前記高架交通路線防護壁支柱設置施工補助具の筒状部内を通して、L字状の防護壁支柱の上端部に接続し、そのロープで防護壁支柱を吊り上げながら防護壁支柱の垂直部を前記高架交通路線防護壁支柱設置施工補助具の筒状部内に誘導し、その防護壁支柱の設置姿勢を矯正しながら更に上方へ吊り上げ、その防護壁支柱が、防護壁支柱所定設置位置の近傍に到達したところで、樋状案内部材を基板から取り外すことにより、防護壁支柱を前記高架交通路線防護壁支柱設置施工補助具から開放して、防護壁支柱の下端部を橋桁に着脱自在に固定することを特徴とする高架交通路線における防護壁支柱の設置施工方法。
  2. 縦長の基板の前面に、縦長の樋状案内部材の縦長両側端縁のいずれか一方の縦長側端縁を、蝶番を介して回動自在に装着し、それらの基板と樋状案内部材でもって、L字状の防護壁支柱の垂直部が嵌合して上方へ案内される筒状部を形成した高架交通路線防護壁支柱設置施工補助具を用い、橋桁の防護壁支柱所定設置位置の近傍に、前記高架交通路線支柱設置施工補助具を配設すると共に、ロープ巻揚げ機から、前記高架交通路線防護壁支柱設置施工補助具の筒状部より上方に位置する滑車を介して延びたロープを、前記高架交通路線防護壁支柱設置施工補助具の筒状部内を通して、L字状の防護壁支柱の上端部に接続し、そのロープで防護壁支柱を吊り上げながら防護壁支柱の垂直部を前記高架交通路線防護壁支柱設置施工補助具の筒状部内に誘導し、その防護壁支柱の設置姿勢を矯正しながら更に上方へ吊り上げ、その防護壁支柱が、防護壁支柱所定設置位置の近傍に到達したところで、蝶番を介して基板に結合されている樋状案内部材を回動させてその樋状案内部材を基板から開くことにより、防護壁支柱を前記高架交通路線防護壁支柱設置施工補助具から開放して、防護壁支柱の下端部を橋桁に着脱自在に固定することを特徴とする高架交通路線における防護壁支柱の設置施工方法。
  3. 縦長の樋状案内部材の水平断面がコ字状で、筒状部が四角筒状部であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の高架交通路線における防護壁支柱の設置施工方法。
  4. 樋状案内部材の下部を下広がりに傾斜させたことを特徴とする請求項1または請求項2または請求項3に記載の高架交通路線における防護壁支柱の設置施工方法。
  5. 樋状案内部材の前面下部または/および側面下部を下広がりに傾斜させたことを特徴とする請求項3に記載の高架交通路線における防護壁支柱の設置施工方法。
  6. 樋状案内部材の下部の下広がり傾斜角度αを、α=77°に設定したことを特徴とする請求項4または請求項5に記載の高架交通路線における防護壁支柱の設置施工方法。
  7. 筒状部の上方に位置する基板上に滑車を装着したことを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれかの請求項に記載の高架交通路線における防護壁支柱設置施工方法。
  8. 縦長の基板の前面に、縦長の樋状案内部材を着脱自在に装着し、それらの基板と樋状案内部材でもって、L字状の防護壁支柱の垂直部が嵌合して上方へ案内される筒状部を形成したことを特徴とする高架交通路線防護壁支柱設置施工補助具。
  9. 縦長の基板の前面に、縦長の樋状案内部材を、その樋状案内部材の縦長両側端縁のいずれか一方の縦長側端縁を、蝶番を介して回動自在に装着し、それらの基板と樋状案内部材でもって、L字状の防護壁支柱の垂直部が嵌合して上方へ案内される筒状部を形成したことを特徴とする高架交通路線防護壁支柱設置施工補助具。
  10. 縦長の樋状案内部材の水平断面がコ字状で、筒状部が四角筒状であることを特徴とする請求項8または請求項9に記載の高架交通路線防護壁支柱設置施工補助具。
  11. 樋状案内部材の下部を下広がりに傾斜させたことを特徴とする請求項8または請求項9または請求項10に記載の高架交通路線防護壁支柱設置施工補助具。
  12. 樋状案内部材の前面下部または/および側面下部を下広がりに傾斜させたことを特徴とする請求項10に記載の高架交通路線防護壁支柱設置施工補助具。
  13. 樋状案内部材の下部の下広がり傾斜の傾斜角度αを、α=77°に設定したことを特徴とする請求項11または請求項12に記載の高架交通路線防護壁支柱設置施工補助具。
  14. 筒状部の上方に位置する基板上部に、滑車を装着したことを特徴とする請求項8ないし請求項13のいずれかの請求項に記載の高架交通路線防護壁支柱設置施工補助具。
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