JP6661157B1 - 多層階建屋解体時の上方飛散防止養生システム及び上方飛散防止養生方法 - Google Patents
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Abstract
Description
図10(b)等に示しているように、破砕機等の破砕作業を遂行する重機と、その上方の養生シートとは、好ましくは常に8m〜10mの高さとなるように養生シート高さを調整する。すなわち、現に破砕作業をしているフロアに対して所定高さとするものではなく、破砕対象フロアに関係なく現に重機が配置されているフロアから常に所定の高さとなるように養生シート高さを調整することが好ましい。
Claims (16)
- 複数階建屋の解体時に解体フロアの上方への破砕物の飛散を防止するために、解体フロア及びその下層階フロアに亘って配設された養生シート支持柱挿入孔に挿入されて前記解体フロアから上方に凸設され、飛散防止養生シートを支持する養生シート支持柱をせり下げる方法であって、
前記養生シート支持柱挿入孔に挿入された前記養生シート支持柱の挿入を、前記解体フロアまたは前記下層階フロアからワイヤーで吊り下げられた状態で、さらに下方に深くすることで、前記飛散防止養生シートの配置高さを低くするものであって、
張架されている状態における前記飛散防止養生シートの辺縁部は、仮設足場のみに係止される
ことを特徴とする養生シート支持柱のせり下げ方法。 - 請求項1に記載の養生シート支持柱のせり下げ方法であって、
前記養生シート支持柱挿入孔に挿入された前記養生シート支持柱の挿入を、前記解体フロアまたは前記下層階フロアからワイヤーで吊り下げられた状態で、さらに下方に深くする工程は、チェーンブロックを利用する工程である
ことを特徴とする養生シート支持柱のせり下げ方法。 - 請求項2に記載の養生シート支持柱のせり下げ方法であって、
前記チェーンブロックを利用する工程では、前記養生シート支持柱の対向する2側面にそれぞれ床面から吊り下げ配置された2個のチェーンブロックを利用する
ことを特徴とする養生シート支持柱のせり下げ方法。 - 請求項3に記載の養生シート支持柱のせり下げ方法であって、
前記2個のチェーンブロックは、前記床面上に配置されたバタ角上に配置された角パイプから前記養生シート支持柱挿入孔を介するワイヤーで吊り下げられる
ことを特徴とする養生シート支持柱のせり下げ方法。 - 請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の養生シート支持柱のせり下げ方法であって、
前記養生シート支持柱挿入孔を予めフロアに穿孔した場合に、前記養生シート支持柱の挿入作業が為されるまでの間、前記予めフロアに穿孔した前記養生シート支持柱挿入孔は仮閉鎖される
ことを特徴とする養生シート支持柱のせり下げ方法。 - 請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の養生シート支持柱のせり下げ方法であって、
前記複数階建屋の前記解体フロアが下層階へと順次下がることに伴って、逐次、下がった前記解体フロアの下層階フロアに配設された養生シート支持柱挿入孔へと、前記養生シート支持柱の挿入を下方へ挿入することで、前記飛散防止養生シートの配置高さを調整する
ことを特徴とする養生シート支持柱のせり下げ方法。 - 請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の養生シート支持柱のせり下げ方法であって、
前記養生シート支持柱挿入孔への挿入がさらに下方に深くされた前記養生シート支持柱が、挿入されている少なくとも一つの前記養生シート支持柱挿入孔の床面に対して、火打ち材で固定される工程をさらに有する
ことを特徴とする養生シート支持柱のせり下げ方法。 - 請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の養生シート支持柱のせり下げ方法であって、
前記養生シート支持柱はH鋼である
ことを特徴とする養生シート支持柱のせり下げ方法。 - 請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の養生シート支持柱のせり下げ方法であって、
前記養生シート支持柱の長さが、下層階フロアの養生シート支持柱挿入孔への挿入に不足する場合には、前記養生シート支持柱の下端に、追加の養生シート支持柱を継ぎ足して長くする、
及び/または、
地上階付近では、前記養生シート支持柱の継ぎ足し本数を下端から順次撤収させることで、前記飛散防止養生シートを張架したままその凸設高さを調整する、
ことを特徴とする養生シート支持柱のせり下げ方法。 - 請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載の養生シート支持柱のせり下げ方法であって、
前記養生シート支持柱挿入孔に挿入された前記養生シート支持柱の挿入を、前記解体フロアまたは前記下層階フロアからワイヤーで吊り下げられた状態で、さらに下方に深くする工程の前に、前記飛散防止養生シートの緊張を緩める工程を有し、
前記養生シート支持柱挿入孔に挿入された前記養生シート支持柱の挿入を、前記解体フロアまたは前記下層階フロアからワイヤーで吊り下げられた状態で、さらに下方に深くする工程の後に、緩められた前記飛散防止養生シートを緊張させる工程をさらに有する
ことを特徴とする養生シート支持柱のせり下げ方法。 - 請求項1乃至請求項10のいずれか1項に記載の養生シート支持柱のせり下げ方法であって、
解体の進捗に伴い、前記複数階建屋の外縁に配置された仮設足場の上方を撤去して前記仮設足場の高さを低くする場合に、
前記仮設足場に係止される前記飛散防止養生シートの辺縁部の係止箇所を低く付け替えしてから、前記付け替えた係止箇所の上方に位置する前記仮設足場を撤去する
ことを特徴とする養生シート支持柱のせり下げ方法。 - 請求項1乃至請求項11のいずれか一項に記載の養生シート支持柱のせり下げ方法において、
前記飛散防止養生シートは、メッシュシートであり前記解体フロア全体の上方を覆う
ことを特徴とする養生シート支持柱のせり下げ方法。 - 請求項1乃至請求項12のいずれか一項に記載の養生シート支持柱のせり下げ方法において、
前記飛散防止養生シートは、破砕作業中、破砕作業を遂行する重機が配置されるフロアから常に所定の高さに配置される
ことを特徴とする養生シート支持柱のせり下げ方法。 - 請求項1乃至請求項13のいずれか一項に記載の養生シート支持柱のせり下げ方法であって、
前記飛散防止養生シートの配置高さは、前記解体フロアから常に、重機による解体作業が可能な程度の高さである
ことを特徴とする養生シート支持柱のせり下げ方法。 - 請求項13または請求項14に記載の養生シート支持柱のせり下げ方法において、
前記飛散防止養生シートの高さは、8m〜10mの範囲内である
ことを特徴とする養生シート支持柱のせり下げ方法。 - 請求項13乃至請求項15のいずれか一項に記載の養生シート支持柱のせり下げ方法において、
前記重機は、ショートリーチ仕様である
ことを特徴とする養生シート支持柱のせり下げ方法。
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