JP2009298266A - 車両の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ガラ音を抑制しつつ、制振制御に起因するエンジン回転数の変動を抑制することが可能な車両の制御装置を提供する。
【解決手段】車両の制御装置は、制振制御手段と、ヒス付モータトルク算出手段と、エンジン回転数制御手段と、を備える。制振制御手段は、車両の上下振動等を検出し、モータトルクに対し制振トルクを付与する。ヒス付モータトルク算出手段は、モータトルクに基づきヒス付モータトルクを算出する。また、ヒス付モータトルク算出手段は、制振制御時において、ヒス付モータトルク算出用上下限値の幅を通常時に比べ大きく設定する。そして、エンジン回転数制御手段は、ヒス付モータトルクが0ニュートンメートルの近傍に設定されるガラ音回避領域に属する場合に、目標エンジン回転数を上げることで、ガラ音を抑制する。
【選択図】図6

Description

本発明は、制振制御を行う車両の制御装置に関する。
従来から、車両の上下方向における振動を抑制することが可能な車両が知られている。例えば、特許文献1には、車体の振動を検出した場合に、モータなどの駆動力源に対し制振用のトルクを付与する車両の制御装置が記載されている。
特開2007−124868号公報
ところで、モータとエンジンを駆動力源とする車両において、エンジンの動作中にモータトルクが0ニュートンメートルを跨ぐ際、ギヤ同士の衝突によるガタ打ち音(ガラ音)が発生する。これに対し、車両の制御装置は、モータトルクが0ニュートンメートル付近の所定の値域(領域)に達した場合に、エンジン回転数を上げることでガラ音を低減させる。しかし、制振制御中は、モータトルクに対し制振トルクが付与されるため、モータトルクは所定の揺らぎ(変動)をもって0ニュートンメートルを跨ぐ。この場合、モータトルクは上述の領域を行き来するため、車両の制御装置は、エンジン回転数を断続的に変動させることになり、結果として車両の乗員に違和感を与えることとなる。これは、取り得る値の間隔が所定の幅を有するヒス付モータトルクを用いて制御した場合においても同様の現象が生じる。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、ガラ音を抑制しつつ、制振制御に起因するエンジン回転数の変動を抑制することが可能な車両の制御装置を提供することを目的とする。
本発明の1つの観点では、車両の制御装置は、モータトルクに対し制振トルクを付与する制振制御手段と、前記モータトルクに基づきヒス付モータトルクを算出するヒス付モータトルク算出手段と、前記ヒス付モータトルクがガラ音回避領域に属する場合に、目標エンジン回転数を上げるエンジン回転数制御手段と、を備え、前記ヒス付モータトルク算出手段は、制振制御時において、ヒス付モータトルク算出用上下限値の幅を、制振制御時ではない通常時に比べ大きく設定する。
上記の車両の制御装置は、制振制御手段と、ヒス付モータトルク算出手段と、エンジン回転数制御手段と、を備える。制振制御手段、ヒス付モータトルク算出手段、及びエンジン回転数制御手段は、例えば、ECU(Electronic Control Unit)である。制振制御手段は、車両の上下振動等を検出し、モータトルクに対し制振トルクを付与する。ヒス付モータトルク算出手段は、モータトルクに基づきヒス付モータトルクを算出する。また、ヒス付モータトルク算出手段は、制振制御時において、ヒス付モータトルク算出用上下限値の幅、即ち、ヒス付モータトルクが取り得る値の間隔の幅を制振制御時ではない通常時に比べ大きく設定する。そして、エンジン回転数制御手段は、ヒス付モータトルクが0ニュートンメートルの近傍に設定されるガラ音回避領域に属する場合に、目標エンジン回転数を上げることで、ガラ音を抑制する。このようにすることで、車両の制御装置は、モータトルクの制振トルク付与に起因したヒス付モータトルクのハンチング(揺らぎ)を防ぐことができる。従って、車両の制御装置は、ヒス付モータトルクがガラ音回避領域の境界においてハンチングすることによるエンジン回転数の回転変動を抑制することができ、回転変動に起因した違和感が生じるのを抑制することができる。
本発明の別の観点では、車両の制御装置は、モータトルクに対し制振トルクを付与する制振制御手段と、前記モータトルクに基づきヒス付モータトルクを算出するヒス付モータトルク算出手段と、前記ヒス付モータトルクがガラ音回避領域に属する場合に、目標エンジン回転数を上げるエンジン回転数制御手段と、を備え、前記目標エンジン回転数制御手段は、制振制御時において、目標エンジン回転数変更レートを、制振制御時ではない通常時に比べ小さく設定する。この態様では、車両の制御装置は、ヒス付モータトルク算出用上下限値の幅を大きく設定する代わりに、制振制御時において、目標エンジン回転数変更レートを、制振制御時ではない通常時に比べ小さく設定する。このようにすることで、車両の制御装置は、制振制御に起因してヒス付モータトルクがハンチングし、一時的にガラ音回避領域に属した場合であっても、目標エンジン回転数は緩やかに上昇する。即ち、モータトルクがハンチングによりガラ音回避領域に一時的に属した場合でも、エンジン回転数は急激に変動しない。従って、車両の制御装置は、ヒス付モータトルクのハンチングに起因する回転変動を低減することができる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態について説明する。
[概略構成]
図1は、本発明を適用したハイブリッド車両である車両1を示す模式的な平面図である。さらに、図2は、車両1の模式的な側面図である。車両1は、前輪2、3及び後輪4、5に対して、駆動力源のトルクを伝達することが可能に構成された四駆動車である。そして、車両1は、車体の前部に駆動力源としてのエンジン6、モータジェネレータ(MG1)7及びモータジェネレータ(MG2)8を搭載している。図2において、車体27の左側部分が前部であり、車体27の右側部分が後部である。
エンジン6及びモータジェネレータ7、8は、いずれも前輪2、3に対して動力伝達可能に接続されている。エンジン6は、燃料を燃焼させてその熱エネルギーを運動エネルギーに変換する動力装置である。ここでは、エンジン6は、ガソリンエンジンであるとする。車両1は、吸気装置、排気装置、燃料噴射装置、点火時期などを制御することにより、エンジン出力、即ち、エンジン回転数及びエンジントルクを制御することが可能である。
また、モータジェネレータ7、8は、電気エネルギーを運動エネルギーに変換する力行機能と、運動エネルギーを電気エネルギーに変換する回生機能とを兼備した動力装置である。モータジェネレータ7、8との間において、インバータ12を介して電力の授受を行うバッテリー9が設けられている。
次に、エンジン6及びモータジェネレータ7、8から前輪2、3に至る動力伝達経路の構成を説明する。この伝達経路には、動力分配装置13と減速機14と終減速機15とが設けられている。まず、動力分配装置13は、エンジン6の動力をモータジェネレータ7、8または前輪2、3に分配することの可能な装置である。この動力分配装置13は、相互に差動回転可能な3つの回転要素を有する。具体的に説明すると、動力分配装置13は、入力要素(図示せず)、反力要素(図示せず)、及び出力要素(図示せず)を有している。この動力分配装置13は、例えば、遊星歯車機構により構成される。遊星歯車機構は、歯車同士の噛み合い力により動力伝達を行う伝動装置である。例えばシングルピニオン型の遊星歯車機構を用いる場合、サンギヤ及びリングギヤを同軸上に配置し、サンギヤ及びリングギヤに噛合するキャリヤを設ける。そして、入力要素であるキャリヤが、エンジン6のクランクシャフト(図示せず)に接続され、反力要素であるサンギヤが、モータジェネレータ7のロータ(図示せず)に接続され、出力要素であるリングギヤが、減速機14の入力要素に接続される。このように構成された動力分配装置13においては、反力要素の回転数を制御することにより、入力要素と出力要素との間の変速比を無段階に制御することが可能である。つまり、動力分配装置13は、無段変速機としての機能を兼備している。
モータジェネレータ8は、減速機14の入力要素に対して動力伝達可能に接続されている。この減速機14は、例えば、歯車伝動装置により構成される。また、減速機14の出力要素には、終減速機15の入力要素が接続されている。終減速機15は、例えば歯車機構式である。終減速機15の出力要素には、ドライブシャフト16、17を介在させて前輪2、3が接続されている。終減速機15は、入力要素の回転数よりも出力要素の回転数を低くする減速機としての機能と、2本のドライブシャフト16、17の相対回転を許容する差動装置としての機能を兼備している。
さらに、車両1は、前後方向における後部にモータジェネレータ18を搭載している。モータジェネレータ18は、モータジェネレータ7、8と同様の構成及び機能を有する。モータジェネレータ18は、インバータ12を介してバッテリー9に接続している。また、モータジェネレータ18は、ロータ(図示せず)を有する。このロータは、ドライブシャフト19を介して後輪4と接続し、ドライブシャフト20を介して後輪5と接続する。
また、図1及び図2に示すように、前輪2、3及び後輪4、5は、懸架装置(サスペンション)30を介して車体27により支持されている。より具体的には、前輪2、3及び後輪4、5が、4本共独立して車体27に対して上下動可能な独立懸架装置が用いられている。例えば、前輪2、3を支持する懸架装置30としては、ダブルウィッシュボーン型またはストラット型の懸架装置を用いる。そして、後輪4、5を支持する懸架装置30としては、例えば、ダブルウィッシュボーン型またはセミトレーリングアーム型の懸架装置を用いる。いずれの懸架装置30も、車両1の上下方向に伸縮するばね(図示せず)を有している。さらに、ブレーキペダルの操作により、各制動力を与える制動装置(図示せず)が設けられている。この制動装置は、マスターシリンダ、油圧回路、車輪毎に設けられたホイールシリンダなどを有している。
次に、車両1の制御系統について説明する。車両1は、ECU21を搭載している。ECU21は、車両1のシステムを制御するコントローラである。ECU21は、車速、エンジン回転数、バッテリー9の充電量、モータジェネレータ7、8、18の回転数などの信号を受信する。さらに、ECU21は、車体振動検知センサ22の信号、車輪振動検知センサ23の信号、アクセルペダル24の操作信号、道路状況を検知する道路状況検知センサ25の信号、ナビゲーションシステム26の信号、ブレーキペダル28の操作信号などが入力される。
車体振動検知センサ22は、車体27の上下方向の振動(バウンジング)を検出するセンサである。車体振動検知センサ22は、各車輪に設けられた懸架装置の上下方向のストロークの変化を別個に検知し、その検知結果に基づいて、車体の上下方向の振動を検知することが可能に構成されている。車輪振動検知センサ23は、車体に対する前輪2、3及び後輪4、5の上下方向の振動を検知するセンサであり、各懸架装置30を構成するばねのばね上加速度に基づいて、車体27に対する前輪2、3及び後輪4、5の上下方向の振動を検知するように構成されている。また、アクセルペダル24及びブレーキペダル28は、車両1の乗員の手または足により操作される装置である。道路状況検知センサ25は、例えば赤外線カメラにより構成されたものであり、路面の凹凸を検知するセンサである。さらに、ナビゲーションシステム26は、GPS(Global Positioning System)などにより車両1の現在位置を検知する機能、車両1の目的地を入力する機能、車両1の目的地までの走行経路を検索する機能などを有している。従って、車両1は、図示しない外部記憶装置などに記録された地図データ上における車両1の現在位置を検知する。これにより、車両1は、車両1の走行経路の前方の道路状況、具体的には、路面の凹凸、登坂路、降坂路、砂利道、山道、路面の摩擦係数などを検知することができる。
なお、上記の車両1の構成は一例であり、必ずしも本発明が適用可能な車両1の構成はこれに限定されない。例えば、車両1は、駆動源のトルクを前輪2、3または後輪4、5のいずれか一方に伝達することが可能に構成された二輪駆動車であってもよい。さらに、車両1は、バッテリー9の代わりに燃料電池を用いてもよい。また、モータジェネレータ8と、減速機14の入力要素との間の動力伝達経路に、減速機14とは別の減速機を設けてもよい。また、モータジェネレータ18のロータからドライブシャフト19、20に至るトルク伝達経路に、減速機(図示せず)を設けてもよい。また、アクセルペダル24及びブレーキペダル28は、ペダルに限らずレバー、ボタン、ノブ等であってもよい。
[制御方法]
次に、ECU21が行う制御について述べる。
(加減速要求に対する制御)
まず、車両1の前後方向における加速要求が発生した場合の制御を説明する。この場合、ECU21は、車速及び加速要求の程度に基づいて、車両1における要求駆動力を求める。ECU21は、加速要求の程度を、アクセルペダル24の操作状態、具体的にはアクセルペダル24の踏み込み量(アクセル開度)、アクセルペダル24の踏み込み速度などに基づいて判断する。また、ECU21は、要求駆動力に基づいて、エンジン6の目標出力およびモータジェネレータ7、8、18の目標出力を求める。そして、ECU21は、エンジン6の実際の出力を目標出力に近づける場合に用いるマップを記憶する。このマップは、エンジン6の燃費を最適に制御するための最適燃費線に基づいて、目標エンジン回転数及び目標エンジントルクを定めたマップである。そして、ECU21は、エンジン6の実際の出力を目標出力に近づけるにあたり、マップに示された目標エンジン回転数及び目標エンジントルクを用いる。そして、ECU21は、エンジン6の実際の回転数を目標エンジン回転数に近づけるため、動力分配装置13の変速比を制御する。このとき、動力分配装置6の入力要素に伝達されエンジントルクの反力を受け持つモータジェネレータ7が正回転する場合は、モータジェネレータ7が回生制御される。即ち、エンジン6の動力の一部がモータジェネレータ7で電力に変換され、その電力がインバータ12を経由してバッテリー9に充電される。これに対し、エンジントルクの反力を受け持つモータジェネレータ7が逆回転する場合は、モータジェネレータ7が力行制御される。即ち、バッテリー9の電力がインバータ12を経由してモータジェネレータ7に供給され、モータジェネレータ7が電動機として駆動される。このようにして、エンジン6の動力が動力分配装置13を経由して減速機14に伝達される。
一方、要求駆動力に対応する動力の一部を、モータジェネレータ8により負担する場合は、バッテリー9の電力がインバータ12を経由してモータジェネレータ8に供給され、モータジェネレータ8が電動機として駆動される。このようにして、減速機14に入力されたトルクが、ドライブシャフト16、17を経由して前輪2、3にそれぞれ伝達され、前輪2、3において駆動力が発生する。さらに、要求駆動力に対応する動力の一部を、モータジェネレータ18により負担する場合は、バッテリー9の電力がインバータ12を経由してモータジェネレータ18に供給され、モータジェネレータ18が電動機として駆動する。そして、モータジェネレータ18のトルクがドライブシャフト19、20を経由して後輪4、5にそれぞれ伝達され、後輪4,5において駆動力が発生する。なお、エンジン6を停止または空転させて、モータジェネレータ8、18の少なくとも一方を力行制御させることも可能である。
次に、車両1前後方向における減速要求が発生した場合、即ち、ブレーキペダル28が踏み込まれた場合、あるいはアクセルペダル24が戻された場合の制御を説明する。この場合は、モータジェネレータ8またはモータジェネレータ18のうち、少なくとも一方を発電機として機能させることが可能である。即ち、前輪2、3の動力が減速機14を経由してモータジェネレータ8に伝達されて、モータジェネレータ8で回生制御を行い、発生した電力をインバータ12に経由させてバッテリー9に充電することができる。また、後輪4、5の動力によりモータジェネレータ18で回生制御を行い、発生した電力を、インバータ12を経由させてバッテリー9に充電することができる。
(制振制御)
次に、車両1の上下方向における振動を抑制する制御の例について説明する。この例では、便宜上、モータジェネレータ8、18のトルクを制御することにより、車両1の上下方向における振動を抑制する場合を採り上げる。まず、車両1において加速要求が発生している場合について説明する。ECU21は、車体27にバウンジングが発生しているか検知する。例えば、ECU21は、車体振動センサ22により検知されるばね上変位量が、所定の閾値よりも多くなった場合に、車体27にバウンジングが発生したと判断し、車体振動センサ22により検知されるばね上変位量が、上述の閾値以下である場合に、車体27にバウンジングが発生していないと判断する。より具体的には、ECU21は、ばね上変位量が正である場合に、車体27が上昇するバウンジングであると判断し、ばね上変位量が負である場合に、車体27が下降するバウンジングであると判断する。
そして、ECU21は、車体27が上昇するバウンジングであると判断した場合、図2(a)に示すように、要求駆動力に基づいて前輪2、3にて発生する駆動力に対して、制振のための駆動力ΔF1が付加されるように、モータジェネレータ8のトルクを制御する。また、ECU21は、要求駆動力に基づいて後輪4、5にて発生する駆動力に対して、制振のための制動力ΔF2が付加されるように、モータジェネレータ18のトルクを制御する。このようにして、車両1の前後方向において相互に逆向きであり、かつ、離れる向きの力が発生すると、車体27に対して下向きの力が発生し、車体27の上動が抑制される。
これに対して、ECU21は、車体27が下降するバウンジングであると判断した場合、図2(b)に示すように、ECU21は、要求駆動力に基づいて前輪2、3にて発生する駆動力に対して、制振のための駆動力ΔF2が付加されるように、モータジェネレータ8のトルクを制御する。また、ECU21は、要求駆動力に基づいて後輪4、5にて発生する駆動力に対して、制振のための制動力ΔF1が付加されるように、モータジェネレータ18のトルクを制御する。このようにして、車両1の前後方向において相互に逆向きであり、かつ、近づく向きの力が発生すると、車体27に対して上向きの力が発生し、車体27の下降が抑制される。
同様に、ECU21は、前輪2、3及び後輪4、5が車体27に対して上下方向に振動する場合、制動力ΔF1、ΔF2を、前輪2、3または後輪4、5に対して付加することで、接地性を向上させる。このように、車両1において、加速要求または減速要求が発生している際に、車両1の振動を抑制する場合は、加速要求に基づいて求められたモータジェネレータ8、18の力行トルク(正のトルク)に対して、または減速要求に基づいてモータジェネレータ8、18において発生している回生制動トルク(負のトルク)に対して、振動を抑制するためのトルク(以後、「制振トルク」と呼ぶ。)が加算または減算される。なお、ECU21は、車体27の振動量、または各車輪の振動量に対して、モータジェネレータ8、18から出力すべき制振トルクを、例えば予めマップ化して記憶しておくことで決定する。
なお、上記の制振制御方法の代わりに、ECU21は、車両の重心におけるモーメントを計算してロール、ピッチング、バウンシングなど車両の状態を検出し、これを抑制するように前輪2、3に制振トルクを与える方法を採用してもよい。
(ガラ音回避制御)
ところで、モータジェネレータ8から前輪2、3に至る動力伝達経路には、減速機14及び終減速機15が設けられており、この減速機14及び終減速機15を構成する歯車同士の噛み合い部分には、バックラッシが形成されている。ここで、モータジェネレータ8のトルク(以後、単に「モータトルク」と呼ぶ。)が0ニュートンメートルを境界として正のトルクと負のトルクとが切り替わる場合、歯車同士の噛み合い部分において異音(ガラ音)が発生する可能性がある。これを回避するため、ECU21は、モータトルクが0ニュートンメートル付近に達した場合、エンジン回転数を上げることによりガラ音を発生させる力を低減する制御(以後、「ガラ音回避制御」と呼ぶ。)を行う。
また、ガラ音回避制御において、ECU21は、ヒス付モータトルクを用いる。ここで、「ヒス付モータトルク」は、モータトルクの離散値を示し、モータトルクが現在のヒス付モータトルクに対する上限値または下限値を超えた場合に、その値が更新される。この上限値は、例えば現在のヒス付モータトルクの次に大きいヒス付モータトルクの取り得る値に設定され、下限値は、現在のヒス付モータトルクの次に小さいヒス付モータトルクの取り得る値に設定される。上述した上限値または下限値を、以後「ヒス付モータトルク算出用上下限値」と呼ぶ。
図3は、モータトルクと、ヒス付モータトルクと、目標エンジン回転数との時間経過に伴う変化のグラフの一例を示す。詳しくは、図3(a)は、モータトルクとヒス付モータトルクとの関係を示すグラフ、図3(b)は、ヒス付モータトルクの変化を示すグラフ、図3(c)は、目標エンジン回転数の変化を示すグラフである。
図3(a)に示すように、ヒス付モータトルクは、モータトルクの上昇に伴い、ヒス付モータトルク算出用の上限値を超えるごとに値が更新されている。図3(a)において、時間軸と並行した破線は、ヒス付モータトルク算出用の上限値または下限値を示し、同時にヒス付モータトルクが取り得る値を示す。従って、ヒス付モータトルクは、図3(a)に示すように、幅「W」の間隔をもってその値が変動する。
ここで、図3(b)に示すように、モータトルクの値が0ニュートンメートルの近傍にあり、ガラ音を警戒すべき値の領域(値域)(以後、「ガラ音回避領域」と呼ぶ。)にある場合、即ち、ヒス付モータトルクが所定値T1以上にあり所定値T2以下にある期間Aにおいて、ECU21は、図3(c)に示すように、目標エンジン回転数を上げる。これにより、ECU21は、ガラ音を発生させる力を低減させる。ここで、「T1」は負値であり、「T2」は正値である。
一方、上述したように、車体27のバウンジングを回避するため、ECU21は制振制御を行う。このとき、ECU21は、加速要求または減速要求に基づいて求められているモータトルクに対して、バウンジングを抑えるために制振トルクを付加する。しかし、制振トルク付与により、制振トルク付与後のモータトルクに基づき算出されたヒス付モータトルクがガラ音回避領域を行き来し、それにより頻繁に(断続的に)エンジン回転数の変動(回転変動)が起こるという問題が生じる。
これについて図4を用いて説明する。図4は、制振制御時における、モータトルクと、ヒス付モータトルクと、目標エンジン回転数との時間経過に伴う変化のグラフの一例を示す。詳しくは、図4(a)は、モータトルクとヒス付モータトルクとの関係を示すグラフ、図4(b)は、ヒス付モータトルクのグラフ、図4(c)は、目標エンジン回転数を示すグラフである。図4(a)に示すように、モータトルクは、制振トルクが付与されているため、上下に揺らぎながら遷移している。そして、ヒス付モータトルクは、モータトルクの揺らぎの影響により、値が上下に変動する(ハンチングする)。そして、図4(b)に示すように、期間B乃至Dにおいて、ヒス付モータトルクがガラ音回避領域に達している。従って、図4(c)に示すように、期間B乃至Dにおいて、ECU21は、ガラ音回避のため、目標エンジン回転数を上げる制御を行う。そのため、車両1は、モータトルクを負値から正値へ上げる過程において、断続的にエンジン回転数を上げることになる。この回転変動により、車両1は乗員に対し違和感を与えることになる。以後、図4に示すECU21の制御例を「比較例」と呼ぶ。
これに対し、以下に説明する第1実施形態及び第2実施形態における車両1は、上述の問題を解決している。以下、第1実施形態及び第2実施形態においてECU21が行う処理について詳細を述べる。
(第1実施形態における制御)
第1実施形態では、ECU21は、制振制御時において、ヒス付モータトルク算出用上下限値の幅Wを、制振制御中でない場合(以後、「通常時」とも表現する。)に比べて大きくする。具体的には、ECU21は、制振制御時において、制振トルクの付加に影響を受けないような幅Wcを有するヒス付モータトルク算出用上下限値を設定する。幅「Wc」は、例えば制振トルクの予め定められた上限値または下限値の絶対値より大きい値に設定される。このようにすることで、車両1は、低車速時において乗員がアクセルを踏んだとき等にモータトルクが0ニュートンメートルを跨ぐ場合においても、回転変動が断続的に発生することを防ぎ、乗員に違和感を与えるのを防ぐことができる。
これについて、図5を用いて具体的に説明する。図5は、第1実施形態の制振制御時における、モータトルクと、ヒス付モータトルクと、目標エンジン回転数との時間経過に伴う変化のグラフの一例を示す。詳しくは、図5(a)は、モータトルクとヒス付モータトルクとの関係を示すグラフ、図5(b)は、ヒス付モータトルクの変化を示すグラフ、図5(c)は、目標エンジン回転数の変化を示すグラフである。図5(a)に示すように、モータトルクは、制振トルクの付加に起因して、比較例と同様に、上下に変動しながら負値から正値へ上昇している。これに対し、ヒス付モータトルクは、比較例と比べ、取り得る値の間隔が幅Wより大きい幅Wcに設定されている。具体的には、幅Wcは、制振トルクの付与に起因してモータトルクが変動し得る値よりも大きく設定されている。従って、図5(a)及び図5(b)に示すように、ヒス付モータトルクは、比較例と比べ、ハンチングすることなく、負値から正値へ上昇する。
その結果、図5(b)及び図5(c)に示すように、ヒス付モータトルクがガラ音回避領域に属する期間は、期間Eのみになる。即ち、ヒス付モータトルクは、ガラ音回避領域の境界付近においてハンチングしない。従って、ECU21は、制振制御に起因した回転変動の発生を防ぎ、乗員に違和感を与えることを防ぐことができる。
なお、上述の説明では、モータトルクが負値から正値に遷移する場合について説明したが、本発明が適用可能な条件はこれに限られず、モータトルクが正値から負値へ遷移する場合についても本発明を適用することができる。即ち、この場合も、ECU21は、制振制御時において、ヒス付モータトルク算出用上下限値を、通常時のヒス付モータトルク算出用上下限値の幅Wよりも大きい幅Wcに設定する。これにより、モータトルクが正値から負値へ遷移する場合においても、ECU21は、制振制御に起因した回転数変動の発生を抑制することが可能である。
次に、第1実施形態におけるECU21の処理手順について説明する。図6は、第1実施形態においてECU21が行う処理手順の一例を示すフローチャートである。このフローチャートに示す処理は、ECU21が所定の周期に従い繰り返し実行する。
まず、ECU21は、制振制御中であるか否か判定する(ステップS101)。そして、制振制御中でないと判断した場合(ステップS101;No)、ECU21は幅Wを有するヒス付モータトルク算出用上下限値を使用してヒス付モータトルクを算出する(ステップS102)。即ち、この場合、モータトルクが制振トルクを付加されないため、ECU21は、幅Wを有する通常時のヒス付モータトルク算出用上下限値を用いる。
一方、制振制御中であると判定した場合(ステップS101;Yes)、ECU21は、幅Wより大きい幅Wcを有するヒス付モータトルク算出用上下限値を使用してヒス付モータトルクを算出する(ステップS103)。これにより、ECU21は、制振制御時に発生するモータトルクのハンチングに影響を受けることなく、ヒス付モータトルクを算出することができる。従って、ECU21は、ヒス付モータトルクのガラ音回避領域の境界におけるハンチングを抑制し、制振制御に起因した回転変動の発生を抑制することができ、乗員に違和感を与えるのを防ぐことができる。
(第2実施形態における制御)
次に、第2実施形態においてECU21が行う処理について説明する。第1実施形態において、ECU21は、制振制御時に、通常時よりも大きい幅Wcを有するヒス付モータトルク算出用上下限値を使用し、ヒス付モータトルクがガラ音回避領域の境界においてハンチングするのを防いでいた。しかし、この場合、ヒス付モータトルクがガラ音回避領域に入るタイミングが遅くなるため、ECU21は、ヒス付モータトルクが0ニュートンメートルを跨ぐ際にエンジン回転数を十分に上げることができない可能性がある。
そこで、第2実施形態において、ECU21は、ヒス付モータトルクがガラ音回避領域に入った場合に目標エンジン回転数を変更するレート(率)(以後、「目標エンジン回転数変更レート」と呼ぶ。)を小さく設定する。即ち、ECU21は、制振制御時において、ヒス付モータトルクがガラ音回避領域に属するときは、通常時に比べ、目標エンジン回転数を緩やかに上昇させる。言い換えると、通常時の目標エンジン回転数変更レートを「R」とし、制振制御時の目標エンジン回転数変更レートを「Rc」とすると、ECU21は、目標エンジン回転数変更レートRcを目標エンジン回転数変更レートRより小さく設定する。これにより、ECU21は、制振制御に起因してヒス付モータトルクが一時的にハンチングした場合であっても、回転変動を小さくすることができる。
図7は、第2実施形態の制振制御時における、モータトルクと、ヒス付モータトルクと、目標エンジン回転数との時間経過に伴う変化のグラフの一例を示す。詳しくは、図7(a)は、モータトルクとヒス付モータトルクとの関係を示すグラフ、図7(b)は、ヒス付モータトルクの変化を示すグラフ、図7(c)は、目標エンジン回転数の変化を示すグラフである。図7(a)に示すように、モータトルクは、制振トルクの付加に起因して、比較例や第1実施形態と同様に、上下に変動しながら負値から正値へ上昇している。また、図7(b)に示すように、モータトルクの変動に伴い、期間F乃至Hにおいて、ヒス付モータトルクがガラ音回避領域に達している。従って、図7(c)に示すように、期間F乃至Hにおいて、ECU21は、ガラ音回避のため、目標エンジン回転数を上げる制御を行う。しかし、ECU21は、比較例や第1実施形態と比べ、目標エンジン回転数変更レートを低くしている。従って、図7(c)に示すように、期間F及び期間Hでは、制振トルク付与に起因してヒス付モータトルクが一時的にガラ音回避領域に達しているが、その影響による回転変動は小さい。即ち、ECU21は、目標エンジン回転数変更レートを小さくすることで、制振制御に起因したヒス付モータトルクのハンチングによる影響を低減している。これにより、車両1は、制振制御に起因する回転数変動を小さくし、乗員に与える違和感を低減するができる。
なお、上述の説明では、モータトルクが負値から正値に遷移する場合について説明したが、本発明が適用可能な条件はこれに限られず、モータトルクが正値から負値へ遷移する場合についても本発明を適用することができる。即ち、この場合も、ECU21は、制振制御時において、目標エンジン回転数変更レートを、通常時に比べて低く設定する。これにより、ECU21は、モータトルクが正値から負値へ遷移する場合においても、制振制御に起因した回転数変動を低減することが可能である。
また、構成についても上述のものに限定されることはなく、モータトルクによる制振制御手段とギヤのバックラッシュなどによるガラ音が発生する如何なる構成にも本発明を適用することができる。
次に、第2実施形態に係るECU21の処理手順について説明する。図8は、第2実施形態においてECU21が行う処理手順の一例を示すフローチャートである。このフローチャートに示す処理は、ECU21が所定の周期に従い繰り返し実行する。
まず、ECU21は、ヒス付モータトルクがガラ音回避領域にあるか否か判定する(ステップS201)。そして、ガラ音回避領域にないと判断した場合(ステップS201;No)、ECU21は、目標エンジン回転数を上げる必要はないと判断し、フローチャートの処理を終了する。
一方、ガラ音回避領域にあると判断した場合(ステップS201;Yes)、ECU21は、次に制振制御中であるか否か判定する(ステップS202)。そして、制振制御中ではないと判断した場合(ステップS202;No)、ECU21は、通常用目標エンジン回転数変更レートRにて目標エンジン回転数を変更する(ステップS203)。
一方、制振制御中であると判定した場合(ステップS202;Yes)、ECU21は、制振制御用目標エンジン回転数変更レートRcにて目標エンジン回転数を変更する(ステップS204)。このとき、ECU21は、制振制御用目標エンジン回転数変更レートRcを通常用目標エンジン回転数変更レートRよりも低い値に設定する。このようにすることで、制振制御に起因してヒス付モータトルクがハンチングし、一時的にガラ音回避領域に属した場合であっても、ECU21は、回転変動を低減することができる。従って、ECU21は、制振制御時において、回転変動が断続的に大きく変動することを防ぐことができ、乗員に違和感を与えるのを防ぐことができる。
車両の模式的な平面図を示す図である。 車両の模式的な側面図を示す図である。 通常時におけるモータトルクと、ヒス付モータトルクと、目標エンジン回転数と、の変化を示すグラフの一例を示す図である。 制振制御時におけるモータトルクと、ヒス付モータトルクと、目標エンジン回転数と、の変化を示すグラフの一例を示す図である。 第1実施形態に係る制振制御時におけるモータトルクと、ヒス付モータトルクと、目標エンジン回転数と、の変化を示すグラフの一例を示す図である。 第1実施形態に係る処理手順の一例を表すフローチャートである。 第2実施形態に係る制振制御時におけるモータトルクと、ヒス付モータトルクと、目標エンジン回転数と、の変化を示すグラフの一例を示す図である。 第2実施形態に係る処理手順の一例を表すフローチャートである。
符号の説明
1 車両
2、3 前輪
4、5 後輪
6 エンジン
7、8、18 モータジェネレータ
9 バッテリー
12 インバータ
13 動力分配機構
16、17、19、20 ドライブシャフト
21 ECU
27 車体

Claims (2)

  1. モータトルクに対し制振トルクを付与する制振制御手段と、
    前記モータトルクに基づきヒス付モータトルクを算出するヒス付モータトルク算出手段と、
    前記ヒス付モータトルクがガラ音回避領域に属する場合に、目標エンジン回転数を上げるエンジン回転数制御手段と、を備え、
    前記ヒス付モータトルク算出手段は、制振制御時において、ヒス付モータトルク算出用上下限値の幅を、制振制御時ではない通常時に比べ大きく設定することを特徴とする車両の制御装置。
  2. モータトルクに対し制振トルクを付与する制振制御手段と、
    前記モータトルクに基づきヒス付モータトルクを算出するヒス付モータトルク算出手段と、
    前記ヒス付モータトルクがガラ音回避領域に属する場合に、目標エンジン回転数を上げるエンジン回転数制御手段と、を備え、
    前記目標エンジン回転数制御手段は、制振制御時において、目標エンジン回転数変更レートを、制振制御時ではない通常時に比べ小さく設定することを特徴とする車両の制御装置。
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