JP2009298018A - 集塵カバー付きコンクリートハンドカッター。 - Google Patents

集塵カバー付きコンクリートハンドカッター。 Download PDF

Info

Publication number
JP2009298018A
JP2009298018A JP2008154984A JP2008154984A JP2009298018A JP 2009298018 A JP2009298018 A JP 2009298018A JP 2008154984 A JP2008154984 A JP 2008154984A JP 2008154984 A JP2008154984 A JP 2008154984A JP 2009298018 A JP2009298018 A JP 2009298018A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutter
cutter blade
cutting
dust
concrete
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008154984A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009298018A5 (ja
Inventor
Takashi Nagato
孝 長戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2008154984A priority Critical patent/JP2009298018A/ja
Publication of JP2009298018A publication Critical patent/JP2009298018A/ja
Publication of JP2009298018A5 publication Critical patent/JP2009298018A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)

Abstract

【課題】簡単な機構の付加により、粉塵の捕集率を向上させる。
【解決手段】コンクリートやブロック、石、タイル、ALC20などの、土間や壁面、天井面の下側から上側、上側から下側、左側から右側、右から左側を切削時、コーナーの面取りなどに使用する。切削時に、電気やエアーやエンジンを原動力として回転するハンドカッターにより切り込みを形成する際には、切削の進行に伴い、カッターブレード31の厚みや切り込み深さに応じて、例えば、実寸法にして、幅1・5ミリから最大12ミリ程度、深さは10ミリから最大200ミリ程度の切削溝2が形成される。この際に発生した粉塵の大半は、カッターブレード31の直後に位置する後方飛散防止プレート12、13を通過して、吸塵口14に向けて巻き上げられて吸引される。
【選択図】図1

Description

本発明はハンドカッターに関し、特に吸塵機能を強化したハンドカッターに関する。
はつり工事に用いられるハンドカッターはコンクリート面、石材面、タイル面、ブロック面、モルタル面、ALC(軽量気泡コンクリート)面などにはつりの境界となる部分に数センチ程度の深さの切り込みを入れる際に使用されこのような切り込みを形成した後にはつり工事を実施している。(例えば、特許文献1参照)
このはつり工事においてはハンドカッターによる溝状の切り込みを形成するときに多量の粉塵が飛散し作業環境が悪化する上に特に室内でこの種の工事を実施する場合には室内や室外に配置されている設備機器、例えば電話機、ファックス、コンピューターなどの電子機器に悪影響を及ぼし室外での作業においての環境保全はもちろん作業員や近隣者の粉塵吸引や地球に対する影響が非常に大きくなる。(例えば、特許文献1〜4参照)
特開平10−272622 特開平7−223116 特開平7−328839 特開2002−46018
このためこのような工事を施工する際には周囲の養生や機器類の移動などの準備作業を必要とするほか工事後の清掃などに多大な手数を要していた。そこで従来では、吸塵機能付きハンドカッターがこの種の工事に必要とされていた。
すなわち、ハンドカッターにより切り込みを形成する際には、切削の進行に伴い、図示のごとくカッターブレードの厚みや切り込み深さに応じて、例えば、実寸法にして、幅1・5ミリから最大12ミリ程度、深さ10ミリから最大200程度の切削溝2が形成される。
この際に発生した粉塵の大半は、カッターブレード31の直後に位置する後方飛散防止プレートを通過して、吸塵口14に向けて巻き上げられて吸引される事が好ましい。
ところが、粉塵の一部は、図の矢印のごとく、この切削溝21の隙間を伝って後方まで吹き飛ばされるため、実際には、粉塵捕集率は、発生した全量ではなく、せいぜい80〜90%程度の捕集率となっていた。
このため、従来では、カッターブレード31に水をかけて飛散を防止したり、後追いで電気掃除機をかけたりしているが、いずれも面倒で手数のかかる作業となっていた。
本発明は、以上の問題を解決するものであって、その目的とするところは、簡単な機構の付加により、粉塵の捕集率が向上するハンドカッターを提供することにある。
本発明は、このような従来の構成が有していた問題を解決しようとするものであり、自らのモーターを利用する事なく、動力が電気使用や、エアー使用での他力を使う事により切断する時のパワーの低下や、モーターの焼き付きを一切無くし従来より集塵力を高める事を実現するものである。
上記課題を解決するために、電気やエアーやエンジンを原動力として回転するカッターブレードを覆い、前記カッターブレード後方に配置される後方飛散防止用プレートと、上記プレートの後方に設けられ作業に伴って発生する粉塵を吸引する排気口などを設けたことを特徴とする集塵カバー付きコンクリートハンドカッターを提供する。
上記課題を解決するために第2の発明は、後方飛散防止用プレートが、ハット型断面より通路を形成している。請求項1記載の集塵カバー付きコンクリートハンドカッターを提供する。
すなわち、ハンドカッターにより切り込みを形成する際には、切削の進行に伴い、図示のごとくカッターブレード31の厚みや切り込み深さに応じて、例えば、実寸法にして、幅1・5ミリから最大12ミリ程度、深さ10ミリから最大200ミリ程度の切削溝2が形成される。
この際に発生した粉塵の大半は、カッターブレード31の直後に位置する後方飛散防止プレートを通過して、吸塵口14に向けて巻き上げられて吸引される。
ところが、粉塵の一部は、図の矢印のごとく、この切削溝21の隙間を伝って後方まで吹き飛ばされるため、実際には、粉塵捕集率は、発生した全量ではなく、せいぜい80〜90%程度の捕集率となっていた。
このため、従来では、カッターブレード31に水をかけて飛散を防止したり、後追いで電気掃除機をかけたりしているが、いずれも面倒で手数のかかる作業となっていた。
本発明は、以上の問題を解決するものであって、その目的とするところは、簡単な機構の付加により、粉塵の捕集率が向上するハンドカッターが得られた。
以下、本発明の実施例を図1に基づいて説明する。
図において31はカッターブレードで、21は切削されて行く溝である。この時に出る粉塵が、カッターブレード31の直後に位置する後方飛散防止プレートを通過して、集塵口14に吸い込まれる。
11は周囲を包囲するブレードカバーで、32は取っ手で、切削する時に安定性を保つ物である。
形状は、周囲を包囲するブレードカバー前部11は丸型でもよいが、六角形や八角形でもよい。
この後方飛散防止プレート12は、図3の12が示すように、コンクリート面に接するフランジ15,15と集塵通路を形成するコの字形断面とでなるハット型(帽子型)の断面を有しており、その寸法はカッターブレード31の直後から後方に100ミリ〜300ミリで、横幅は全体で50ミリ〜200ミリで中央部のコの字の高さは、10ミリ〜100ミリであるが、この寸法よりも大きくても小さくても問題はない。フランジ16の先端は,
やや上向きに傾斜した斜面を形成する。
この後方飛散防止プレート全ての材質は、スチールで製作するのが一番安く製作出来るが、アルミなら軽く、ステンレスなら丈夫に製作出来る。
後方飛散防止プレートの製作に関しては、プレスで製作したり、溶接して製作する事も出来る。
使い方に関しては土間のコンクリートを切削したり、コンクリートやブロック、石、タイル、モルタル面、ALC(軽量気泡コンクリート)の土間や壁面、天井面の下側から上側、上側から下側、左側から右側、右から左側を切削したり、コーナーの面取りなどに使用する。
ハンドカッターの動力源は、電気モーターなら100〜200ボルトの範囲で使用されている。使用回転数は、2000回転から15000回転内で使用されている。
さらに、コンプレッサーでのエアーの動力源もある。コンプレッサー自体の動力は、エンジン式と電気モーター式がある。エアーなら圧力が、5キロ〜9キロの範囲内で使用されている。使用回転数は、6000回転から15000回転内で使用されている。
そして、ハンドカッター本体自体にエンジンが付いたタイプもある。使用回転数は、3000回転から15000回転内で使用されている。
カッターブレードの厚みは、1.5ミリから最大12ミリである。また、直径dは、90ミリから最大400ミリである。
カッターブレードの材質は、鉄板に焼きを入れたものや、工具鋼などである。
カッターブレードでコンクリートを切削する時に、たまに鉄筋に当たるときがあるが、若干量だと十分に切断できる。
粉塵の捕集率が向上して、周りの人や地球にも環境保全に適している。
本発明の実施例を示す、集塵カバー付きコンクリートハンドカッターの横から見た図面。 同、集塵カバー付きコンクリートハンドカッターの斜視図である。 図1におけるA-A線に沿う断面図である。 図1におけるB-B線に沿う断面図である。 図1におけるC-C線に沿う断面図である。 図1におけるD-D線に沿う断面図である。
符号の説明
10カッターブレードを覆うカバー本体
11カッターブレードを覆うカバー前部
12カッターブレード後方に配置される、後方飛散防止用プレート中央部の断面図、ハット型
13カッターブレード後方に配置される、後方飛散防止用プレートの後部
14吸塵口
15フランジ
16傾斜した斜面のフランジ先端
20切削されないコンクリートやブロック、石、タイル、モルタル、ALC(軽量気泡コンクリート)
21切削されていくミゾ
30ハンドカッター本体
31カッターブレード
32取っ手

Claims (2)

  1. 電気やエアーやエンジンを原動力として回転するカッターブレードを覆い、前記カッターブレード後方に配置される後方飛散防止用プレートと、上記プレートの後方に設けられ作業に伴って発生する粉塵を吸引する排気口などを設けたことを特徴とする集塵カバー付きコンクリートハンドカッター。
  2. 後方飛散防止用プレートが、ハット型断面より通路を形成している。請求項1記載の集塵カバー付きコンクリートハンドカッター。
JP2008154984A 2008-06-13 2008-06-13 集塵カバー付きコンクリートハンドカッター。 Pending JP2009298018A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008154984A JP2009298018A (ja) 2008-06-13 2008-06-13 集塵カバー付きコンクリートハンドカッター。

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008154984A JP2009298018A (ja) 2008-06-13 2008-06-13 集塵カバー付きコンクリートハンドカッター。

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009298018A true JP2009298018A (ja) 2009-12-24
JP2009298018A5 JP2009298018A5 (ja) 2011-06-02

Family

ID=41545422

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008154984A Pending JP2009298018A (ja) 2008-06-13 2008-06-13 集塵カバー付きコンクリートハンドカッター。

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009298018A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012176598A (ja) * 2010-11-11 2012-09-13 Goei Seisakusho:Kk 携帯用切削工具及び集塵構造体
JP2013173232A (ja) * 2012-01-24 2013-09-05 Marutatsu Doro Kogyo:Kk 鉄筋コンクリートの切削方法
CN108162198A (zh) * 2017-11-23 2018-06-15 河南高盛企业管理咨询有限公司 一种易于调节的防尘型开槽机
KR20190107904A (ko) * 2018-03-13 2019-09-23 삼성전자주식회사 타공 보조 장치

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02122755U (ja) * 1989-03-15 1990-10-09
JPH10272622A (ja) * 1997-03-28 1998-10-13 Meiwa Seisakusho:Kk ハンドカッター
JP2000006101A (ja) * 1998-06-19 2000-01-11 Ryobi Ltd 丸鋸盤の切削粉排出機構
JP2000309001A (ja) * 1999-04-28 2000-11-07 Ryobi Ltd 丸 鋸

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02122755U (ja) * 1989-03-15 1990-10-09
JPH10272622A (ja) * 1997-03-28 1998-10-13 Meiwa Seisakusho:Kk ハンドカッター
JP2000006101A (ja) * 1998-06-19 2000-01-11 Ryobi Ltd 丸鋸盤の切削粉排出機構
JP2000309001A (ja) * 1999-04-28 2000-11-07 Ryobi Ltd 丸 鋸

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012176598A (ja) * 2010-11-11 2012-09-13 Goei Seisakusho:Kk 携帯用切削工具及び集塵構造体
JP2014177137A (ja) * 2010-11-11 2014-09-25 Goei Seisakusho:Kk 携帯用切削工具及び集塵構造体
JP2013173232A (ja) * 2012-01-24 2013-09-05 Marutatsu Doro Kogyo:Kk 鉄筋コンクリートの切削方法
CN108162198A (zh) * 2017-11-23 2018-06-15 河南高盛企业管理咨询有限公司 一种易于调节的防尘型开槽机
KR20190107904A (ko) * 2018-03-13 2019-09-23 삼성전자주식회사 타공 보조 장치
KR102571977B1 (ko) * 2018-03-13 2023-08-30 삼성전자주식회사 타공 보조 장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN109691929B (zh) 一种美缝专用瓷砖缝隙冲击清理装置
JP2009298018A (ja) 集塵カバー付きコンクリートハンドカッター。
AU2009253732B2 (en) Wet cutting saw
CN203821789U (zh) 无尘刨灰机
CN206748788U (zh) 一种石材切割吸尘器
CN103821326A (zh) 无尘刨灰机
US20070096539A1 (en) Apparatus and method for cutting asphalt, concrete and other materials
JP5943663B2 (ja) 切断ブレードカバー
JPH0860875A (ja) コンクリートの破壊方法
CN205394852U (zh) 用于管线沟的挖掘装置
CN107199093A (zh) 保证工作时效的材料破碎机
JPH10272622A (ja) ハンドカッター
KR101230206B1 (ko) 두 줄 홈파기용 전동 공구
CN214055935U (zh) 一种用于大理石加工用无尘切割装置
WO2012099509A1 (en) Cutting and dust or slurry collecting assembly and working machine
CN203803585U (zh) 一种破土机
CN213222370U (zh) 一种建筑工程用的无尘碎石机
CN107268951A (zh) 一种建筑用清灰装置
CN209838301U (zh) 一种用于暗装底盒在砌体工程上安装快速开洞的防尘钻头
CN202556612U (zh) 石材切割废料锤击装置
CN104196075A (zh) 破碎器
CN212736584U (zh) 旋转式简易凿毛装置
CN202240700U (zh) 一种切割装置
CN207754157U (zh) 一种具有吸尘功能的园林用具
CN217346105U (zh) 一种便于排出开槽碎石的长行程开槽机

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Effective date: 20110414

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A621 Written request for application examination

Effective date: 20110414

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20110414

A975 Report on accelerated examination

Effective date: 20110506

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

A977 Report on retrieval

Effective date: 20110907

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110920

A521 Written amendment

Effective date: 20111118

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A521 Written amendment

Effective date: 20120120

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120228

A521 Written amendment

Effective date: 20120427

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A02 Decision of refusal

Effective date: 20120605

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120824

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120824

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Effective date: 20120924

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20121130