JP2009296493A - パスプロテクション機能を有する通信装置及びその通信装置を使用するネットワークシステム - Google Patents

パスプロテクション機能を有する通信装置及びその通信装置を使用するネットワークシステム Download PDF

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Abstract

【課題】二重化されたポイント・ツー・マルチポイント(P−to−M)パスにおける障害発生時に、通信に使用されるパスの切替えを可能にする。
【解決手段】一つの始点装置と複数の終点装置とを備えるネットワークシステムであって、前記始点装置と前記各終点装置との間のユニキャスト通信に使用されるポイント・ツー・ポイント(P−to−P)通信経路が設定され、前記始点装置から前記複数の終点装置へのマルチキャスト通信に使用される第1P−to−M通信経路及び第2P−to−M通信経路が設定され、前記始点装置は、前記第1P−to−M通信経路にデータを送信し、前記各終点装置は、前記第1P−to−M通信経路に発生した障害を検出すると、前記障害を検出した前記終点装置と前記始点装置との間の前記P−to−P通信経路に切り替え要求を送信し、前記切り替え要求を受信した前記始点装置は、前記第2P−to−M通信経路にデータを送信する。
【選択図】図11

Description

本願明細書に開示される技術は、通信装置に関し、特に、MPLSなどに代表されるコネクションオリエンテッドな論理パスを構成する転送プロトコルにおいて、ポイント・ツー・マルチポイント論理パス上の障害通知方法、論理パス切替方法及びその機能を有する通信装置に関する。
IT技術の進化、及び、WAN(Wide Area Network)又はMAN(Metro Area Network)の広帯域化を背景に、企業を中心として、複数サイト間での高精細テレビ会議システム、及び、企業内放送のライブ配信など、ストリーミングによるデータ配信を特徴とするコンテンツが増加している。このようなデータは、ポイント・ツー・マルチポイントで片方向へ(すなわちデータを配信する始点ノードからデータを受信する複数の終点ノードへ)配信されること、及び、その配信のための定常的な安定した伝送路帯域を必要とすることを特徴とする。これらのアプリケーションは即時性を要求するため、伝送経路の障害による通信断は、ユーザ利益の多大な損失に繋がる可能性があり、許されない。そのため、このようなWAN/MANサービスを提供するネットワーク事業者は、ポイント・ツー・マルチポイントパスにおける障害検出手段及びパスプロテクションを提供する必要がある。
これまで、コネクションオリエンテッドなポイント・ツー・マルチポイントパスのプロテクションとして、特許文献1又は特許文献2に記載された技術があった。
特許文献1は、ツリートポロジーのネットワークにおける、ポイント・ツー・マルチポイントパスの障害復旧に関して提案している。具体的には、障害を検出した中継ノード間で障害を回避するルートを、装置が保持する隣接ノード情報に基づいて計算し、障害回避パスの再設定をすることによって障害復旧をする。
特許文献2は、リングトポロジーのネットワークにおける、ポイント・ツー・マルチポイントパスの復旧に関して提案している。具体的には、ネットワークトポロジーがリングである特徴を利用して、ポイント・ツー・マルチポイントパスの終点ノードに始点ノードを含めた論理パスを構築する。さらに、通常通信用及び予備通信用のポイント・ツー・マルチポイントパスを予め用意する。障害が発生すると、障害検出ノードは、通信に利用している前記ポイント・ツー・マルチポイントパスで各終点ノードに障害情報を通知する。終点ノードにはポイント・ツー・マルチポイントパスの始点ノードが含まれるため、障害情報が始点ノードにも通知される。障害情報を検出した始点ノードは、ポイント・ツー・マルチポイントパスを通常通信用から予備通信用に切替えることで障害復旧をする。
特開2000−36818号公報 特開2007−282153号公報
特許文献1では、ポイント・ツー・マルチポイントパスのプロテクションを実現するために、ネットワークを構成する全ノードが障害回避ルート計算機能を有する必要がある。また、ポイント・ツー・マルチポイントパスは隣接するノード間でセクションに分けられてノード毎に管理されており、障害回避パスはノード主体で自律的に決定される。このため、障害回避後のパスがどのノード経由で設定されたかを把握することが困難であるという課題、及び、障害発生前の経路が確保していた帯域を障害回避後の経路において維持できるか否かが不明であるという課題があった。このようなネットワークではネットワーク管理者が意図してネットワークを設計できない。さらには、ネットワークを構成する全ノードが障害回避機能を有する必要があり、それによってノードのコストが高額になるという課題があった。
特許文献2に開示された技術は、リングトポロジーのネットワークに限定されたプロテクション機能であるため、始点ノードと終点ノードが異なる、ツリートポロジーのネットワークには適用することが出来ないという課題があった。企業間を接続するWANのネットワークトポロジーにはツリートポロジーがよく用いられるため、それらのネットワークに特許文献2の技術を適用することができなかった。
本発明の第1の目的は、ネットワークトポロジーに関係無く、ポイント・ツー・マルチポイントパスにおける障害発生時に、始点ノードと終点ノードとの間でポイント・ツー・マルチポイントパスを通常通信用パスから予備通信用パスへ切替えることのできるネットワークシステム及び通信装置を提供することにある。
本発明の第2の目的は、予備通信パスへ通信経路を切替えた後も、障害発生前と同等の通信帯域を維持するネットワークシステム及び通信装置を提供することにある。
本発明の第3の目的は、ネットワークの障害ポイントをネットワーク管理者が特定出来るネットワークシステム及び通信装置を提供することにある。
本願で開示する代表的な発明は、複数の通信装置を備えるネットワークシステムであって、前記複数の通信装置は、一つの始点装置と、複数の終点装置と、前記始点装置及び前記複数の終点装置の間のデータ通信を中継する複数の中継装置と、を含み、前記始点装置と前記各終点装置との間のユニキャスト通信に使用されるポイント・ツー・ポイント通信経路が設定され、前記始点装置から前記複数の終点装置へのマルチキャスト通信に使用される二つのポイント・ツー・マルチポイント通信経路が設定され、前記二つのポイント・ツー・マルチポイント通信経路は、前記中継装置を経由する第1ポイント・ツー・マルチポイント通信経路、及び、前記第1ポイント・ツー・マルチポイント通信経路が経由するものと異なる前記中継装置を経由する第2ポイント・ツー・マルチポイント通信経路を含み、前記始点装置は、前記複数の終点装置に送信すべきデータを、前記第1ポイント・ツー・マルチポイント通信経路に送信し、前記各終点装置は、前記第1ポイント・ツー・マルチポイント通信経路に発生した障害を検出すると、前記障害を検出した前記終点装置と前記始点装置との間に設定された前記ポイント・ツー・ポイント通信経路に、通信経路切り替え要求を含む管理情報を送信し、前記始点装置は、前記ポイント・ツー・ポイント通信経路から前記通信経路切り替え要求を受信した後、前記複数の終点装置に送信すべきデータを、前記第2ポイント・ツー・マルチポイント通信経路に送信することを特徴とする。
本発明の一実施形態によれば、ポイント・ツー・マルチポイントパスを2経路構成し、障害が発生した場合に通常通信用パスから予備通信用パスへ切替えるパス切替要求を、障害を検出した終点ノードが始点ノードへポイント・ツー・ポイントパス経由で通知する。このため、基本的には片方向通信となるポイント・ツー・マルチポイントパスにおける障害情報を始点ノードへ通知することができる。これによって、始点ノードと終点ノードとの間だけで通信に利用するパスを通常通信用パスから予備通信用パスへ切替えるネットワークシステムを提供することができる。
ネットワーク管理者が、サービス開始前に、予め所定の通信帯域を確保するように通常通信用パス及び予備通信用パスを設定した場合、障害によるパス切替後であっても障害発生前と同等の通信品質を維持することができる。
さらに、ポイント・ツー・マルチポイントの終点ノードから、ポイント・ツー・ポイントパス経由で障害情報を通知することによって、ポイント・ツー・マルチポイントパスのどこで障害が発生したかを特定することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明にかかるネットワーク、ネットワークを構成する通信装置、ポイント・ツー・マルチポイントパスにおけるプロテクション、障害検出及び障害通知の好適な実施の形態を詳細に説明する。以下の実施形態では、Multi Protocol Label Switchingプロトコル(MPLS)を例として本特許の説明をするが、本発明は、コネクションオリエンテッドな論理パスを構築してフレームを転送する全てのプロトコルへの適応が可能である。
図1は、本発明の実施形態を適用するキャリアネットワーク10の一例を示す説明図である。
具体的には、図1は、ユーザサイトA(以下サイトAと記載)を収容するエッジノードA11−1とユーザサイトB(以下サイトBと記載)を収容するエッジノードB11−2との間に、ポイント・ツー・ポイントの論理パスが設定されたキャリアネットワーク10の一例を示している。
キャリアネットワーク10は、ユーザサイト等をキャリアネットワークに収容するためのエッジノード11(図1の例では、エッジノードA11−1及びエッジノードB11−2)、及び、受信データをデータ宛先に従って転送する中継ノード12(図1の例では、中継ノード12−1〜12−4)によって構成される。キャリアネットワーク10を構成する各通信ノード(すなわち、各エッジノード11及び各中継ノード12)は、パス情報を設定する制御ネットワーク20と接続されている。
このキャリアネットワーク10にサイトA及びサイトBを収容した場合、サイトAは、ユーザエッジノード13−1を介してキャリアネットワーク10のエッジノードA11−1と接続され、サイトBは、ユーザエッジノード13−2を介してキャリアネットワーク10のエッジノードB11−2と接続される。ユーザエッジノード13(すなわちユーザエッジノード13−1及び13−2)は、サイトからキャリアネットワークへ送信されるデータのシェーピング処理、及び、自サイト内のデータを特定するためのフレーム処理などを実行する。
キャリアネットワーク10では、サイトAとサイトBとの間の通信経路を確保するために、エッジノードA11−1及びエッジノードB11−2をそれぞれ始点及び終点とするコネクションオリエンテッドな論理パスが設定される。さらに、論理パスを冗長化する場合、エッジノードA11−1とエッジノードB11−2との間に2本の論理パス、すなわち、0系ポイント・ツー・ポイント(以降P−to−Pと記載)パス14及び1系P−to−Pパス15を設定することができる。
2本の論理パスが設定された場合、1本がユーザデータ通信に使用される通常通信パスとして、1本が、通常通信パスに障害が発生した場合に使用される予備パスとして使用される。予備パスは、障害発生する前は、データ転送に使用されない。本実施形態では、ユーザデータ通信に利用されている(すなわち運用中の)論理パスをACT系、ユーザデータ通信に利用されていない(すなわち予備の)論理パスをSBY系と記載する。
エッジノード間の論理パスの設定の一例を説明する。ネットワーク管理者は、ネットワーク管理システム21から制御ネットワーク20を経由して各通信ノードへ論理パスと通信帯域の設定を行う。また、ネットワークの管理方法によっては、ネットワーク管理者が論理パスを張りたいエッジノードと通信帯域のみを指定すると、ネットワーク管理システム21が論理パスの経由中継ノードを自動的に計算して、最適なパスを各中継ノードへ設定することもある。
なお、後述する図4、図5及び図11では、制御ネットワーク及びネットワーク管理システムの図示が省略されている。
このようにして、キャリアネットワーク内では、通信帯域及び経路が確保された論理パスがエッジノード間で設定される。ユーザサイト間の通信データは、エッジノードで、前記論理パスを特定する識別子となるMPLSラベルが付加され、中継ノードへ転送される。
さらに、エッジノードは、MPLS Operation Administration and Maintenance(以降OAMと記載)の機能を利用することによって、接続性の確認及び障害情報の通知を行う。さらに、エッジノードは、障害が発生した場合に、パス切替要求及びパス切替応答をエッジノード間で送受信することによって、通信に利用するパスを切り替える機能を有してもよい。
図2は、本発明の実施形態のP−to−Pパスにおける接続性確認フレームを使用した障害検出及びパス切り替えを説明するシーケンス図である。
図2では、エッジノードA(例えば、図1に示すエッジノードA11−1)からエッジノードB(例えば、図1に示すエッジノードB11−2)への0系パスに対して接続性確認フレーム31−1から31−5が所定のタイミングで(例えば定期的に)に送信されている。図示していないが、エッジノードAからエッジノードBへの1系パス、エッジノードBからエッジノードAへの0系パス及び1系パスでも、同様に接続性確認フレームが送信される。
論理パスの接続性(言い換えると、その論理パスを経由して通信できるか否か)は、論理パスの終点ノードで定期的に接続性確認フレームを終端することによって確認できる。
論理パスが経由する通信経路で何らかの障害30が発生すると、エッジノードBは接続性確認フレームを定期的に受信できなくなる。これによってエッジノードBは論理パスに障害が発生したことを検出できる。
エッジノードBは障害を検出すると、後方障害通知フレーム34を送信する。エッジノードAは後方障害通知フレーム34を受信することによって、エッジノードAからエッジノードBへの論理パスに障害が発生していることを確認できる。
また、図1の例のように論理パスが2重化されている場合は、障害を検出したエッジノードBからエッジノードAへ切替要求フレーム32を送信することによって、パスの切り替えを要求することができる。この論理パスの切替処理は、Automatic Protection Switching(APS)と呼ばれる。
エッジノードAは、切替要求フレーム32を受信すると、ACT系論理パスを障害が発生している0系から障害が無い1系へ切り替え、続いて、切替応答フレーム33をエッジノードBへ送信する。エッジノードBは、切替応答フレーム33を受信すると、ACT系論理パスを0系から1系へと切り替える。
このように、障害が発生しているパスを予備通信用パス(すなわちSBY系パス)、障害が発生していないパスを通信用パス(すなわちACT系パス)として切替えることによって、障害発生後も通信を継続する論理パスを提供できる。さらに、0系パス及び1系パスのいずれも、論理パス設定時に所望の通信帯域が確保されているため、切替後も切替前と同等の通信帯域をユーザサイトAとユーザサイトBの間の通信のために提供することができる。
図3は、本発明の実施形態のP−to−Pパスにおける接続性確認フレームを使用しない障害検出及びパス切り替えを説明するシーケンス図である。
図3に示す障害検出は、中継ノードが、障害を検出するとその障害に関係する論理パスの終点ノードに前方障害通知フレームを送信する機能を具備している場合に有効である。
図3の例では、障害40が発生すると、障害を検出した中継ノード(図示せず)は、障害の影響が及ぶ論理パスに前方障害通知フレーム41を送信する。前方障害通知フレーム41を受信したエッジノードBは、障害が発生したことを検出できる。障害検出後のエッジノードAとエッジノードBとの間の処理動作、すなわち、後方障害通知フレーム44の送受信、切替要求フレーム42の送受信、及び切替応答フレーム43の送受信は、図2に示す後方障害通知フレーム34の送受信、切替要求フレーム32の送受信、及び切替応答フレーム33の送受信と同様であるため、説明を省略する。
上記説明のOAM及びAPS機能によって、P−to−Pパスの2重化による障害発生後の通信継続及び障害ポイントの特定が可能となる。
このようなキャリアネットワークにおいて、一つのエッジノードを始点ノードとし複数のエッジノードを終点ノードとする、通信帯域が確保された2重化ポイント・ツー・マルチポイント(以降P−to−Mと記載)パスを構築するネットワークシステムについて、図4〜18を用いて説明する。
P−to−Mパスのプロテクションを実現するために、始点ノードと各終点ノードとの間に双方向通信可能なP−to−Pパスが設定される。それらのP−to−Pパスはサイト間のユニキャスト通信パスとして利用される。
図4は、本発明の実施形態を適用するキャリアネットワーク50において設定されたP−to−Pパス一例を示す説明図である。
具体的には、図4は、サイトAとサイトBとの間、サイトAとサイトCとの間、及び、サイトAとサイトDとの間で、それぞれP−to−Pの論理パスを設定した場合の一例を示した図である。
サイトA53−1を収容するエッジノードA100−1からサイトB53−2を収容するエッジノードB100−2へは、中継ノード52−1を経由する論理パス61が設定されている。
なお、図4ではエッジノードA100−1とエッジノードB100−2の間の代表パスとして中継ノード52−1を経由する論理パス61のみ記載しているが、別の中継ノードを経由する論理パス(図示省略)も設定され、それらの二つのパスによって論理パスが2重化されている。このように、2重化された論理パスをペアP−to−Pパスと記載する。図4において、各ペアP−to−Pパスに含まれる二つのP−to−Pパスのうち一方は長二点鎖線によって表示され、もう一方は省略されている。図4の説明において代表パスとは、図4に表示されたP−to−Pパスを意味する。ペアP−to−Pパスでは、障害が発生すると、図2及び図3で示したシーケンスによって自動的に論理パスを切替えて通信を継続することができる。
同様に、サイトA53−1を収容するエッジノードA100−1とサイトC53−3を収容するエッジノードC100−3との間には、ペアP−to−Pパス62が設定されている。ペアP−to−Pパス62の代表パスは、中継ノード52−1及び中継ノード52−2を経由する。サイトA53−1を収容するエッジノードA100−1とサイトD53−4を収容するエッジノードD100−4とのの間には、ペアP−to−Pパス63が設定されている。ペアP−to−Pパス63の代表パスは、中継ノード52−1及び中継ノード52−2を経由する。
図5は、本発明の実施形態を適用するキャリアネットワーク50において設定されたP−to−Pパス及びP−to−Mパスの一例を示す説明図である。
具体的には、図5は、図4に示した三つのペアP−to−Pパス61、62及び63が設定され、さらに、2重化されたP−to−Mパスが設定された場合の一例を示す。この例において、2重化されたP−to−Mパスは、エッジノードA100−1を始点ノードとして有し、エッジノードB100−2、エッジノードC100−3及びエッジノードD100−4を終点ノードとして有する。これらのP−to−Mパスは、始点ノードから複数の終点ノードへのマルチキャスト通信パスとして使用される。
図5の例において設定されたP−to−Mパスは、P−to−Mパス64及びP−to−Mパス65によって2重化されている。
P−to−Mパス64は、エッジノードA100−1を始点ノードとし、中継ノード52−1及び中継ノード52−2で分岐して、エッジノードB100−2、エッジノードC100−3及びエッジノードD100−4を終点ノードとする。図5では、分岐したP−to−Mパス64のうちエッジノードB100−2、エッジノードC100−3及びエッジノードD100−4に至るパスを、それぞれ、P−to−Mパス64−1、P−to−Mパス64−2及びP−to−Mパス64−3と記載する。
P−to−Mパス65は、エッジノードA100−1を始点ノードとし、中継ノード52−3及び中継ノード52−4で分岐して、エッジノードB100−2、エッジノードC100−3及びエッジノードD100−4を終点ノードとする。図5では、分岐したP−to−Mパス65のうちエッジノードB100−2、エッジノードC100−3及びエッジノードD100−4に至るパスを、それぞれ、P−to−Mパス65−1、P−to−Mパス65−2及びP−to−Mパス65−3と記載する。
この例において、P−to−Mパス64がACT系パスとして使用される0系パスとして設定され、P−to−Mパス65がSBY系パスとして使用される1系パスとして設定される。
P−to−Mパスは一般的に片方向通信にのみ使用される。図5の例では、P−to−Mパス64及びP−to−Mパス65は、エッジノードA100−1からエッジノードB100−2、エッジノードC100−3及びエッジノードD100−4への方向の通信にのみ使用される。
P−to−Mパスの分岐ポイントに位置する中継ノード(図5の例では、中継ノード52−1〜52−4)は、受信フレームをコピーして、次の中継ノード又はエッジノードへコピーされたフレームを転送する。
以下の説明において、エッジノードA100−1〜エッジノードD100−4は、エッジノード100とも記載される。すなわち、エッジノード100についての説明は、エッジノードA100−1〜エッジノードD100−4のいずれにも適用することができる。
上記のようにP−to−Mパスを2経路設定することによって、ACT系のP−to−Mパスに障害が発生したときにもう一方のP−to−MパスにACT系を切り替える(すなわち、SBY系のP−to−Mパスを新たなACT系として設定する)ことができる。このように論理パスを切替えることのできるエッジノード100の一構成例を図6〜図14を用いて解説する。
図6は、本発明の実施形態のエッジノード100の構成例を示すブロック図である。
エッジノード100は、複数のアクセスインタフェース101(以降アクセスIF101と記載)と、複数の中継インタフェース102(以降中継IF102と記載)と、スイッチ部104と、制御部103とによって構成される。
各アクセスIF101は、ユーザサイト等を収容する。図6に示すアクセスIF#0_101−1、アクセスIF#1_101−2及びアクセスIF#2_101−3の各々は、複数のアクセスIF101の一つである。エッジノード100は、さらに多くのアクセスIF101を備えてもよい。
各中継IF102は、中継ノード又は他のエッジノード100に接続される。図6に示す中継IF102−1及び中継IF102−2の各々は、複数の中継IF102の一つである。エッジノード100は、さらに多くの中継IF102を備えてもよい。
スイッチ部104は、インタフェース間でフレームを転送する。
制御部103は、ネットワーク管理システム21との通信を制御し、さらに、各アクセスIF101、各中継IF102及びスイッチ部104への各種パラメータの設定を制御する。
各アクセスIF101は、受信回路111と、入力ヘッダ処理部112と、送信回路114と、受信回路115と、出力ヘッダ処理部116と、OAM処理部117と、送信回路118とによって構成される。
受信回路111は、ユーザサイトからのフレームを受信する。
入力ヘッダ処理部112は、ユーザサイトから受信したフレームを解析し、フロー毎にMPLSの論理パスを特定し、MPLSラベルの付加又はOAMフレームの送信処理等を実行する。
入力ヘッダ処理部112では、論理パスの2重化がされている場合、0系の論理パス及び1系の論理パスを2重化経路として管理する。入力ヘッダ処理部112は、ユーザサイトからフレームを受信すると、現在通信に使用している(すなわちACT系の)論理パスのMPLSラベルを受信フレームに付与する機能も有している。現在通信に使用しているACT系論理パスが0系又は1系のいずれであるかを示す情報は、APS処理を司るOAM処理部117によって論理パス毎に指示される。
送信回路114は、入力ヘッダ処理部112からのフレームをスイッチ部104へ転送する。
受信回路115は、スイッチ部104からのフレームを受信する。
出力ヘッダ処理部116は、キャリアネットワークから受信したフレームを解析する。受信したフレームがユーザデータを含む場合、出力ヘッダ処理部116は、そのフレームからMPLSラベルを削除した後、そのフレームを送信回路118へ転送する。受信したフレームがOAMフレームである場合、出力ヘッダ処理部116は、そのフレームをOAM処理部へ転送する。
送信回路118は、出力ヘッダ処理部116からのフレームをユーザサイトへ転送する。
OAM処理部117は、OAMフレームの送受信処理及びAPS処理を実行する。OAM処理部117は、P−to−Pパスの2重化、P−to−Mパスの2重化及び障害情報の管理をするために、MPLSラベル管理データベース(以降DBと記載)120、論理パス管理DB130及び論理パスID管理DB140を保持する。
図6で示したエッジノード100において、P−to−Mパスの2重化を実現するために、OAM処理部117が保持する各データベースの一例を図7から図10を用いて説明する。
図7は、本発明の実施形態の論理パスID管理DB140の例を示す説明図である。
論理パスID管理DB140は、MPLSラベル値と、エッジノード100内で論理パスを管理するために各論理パスに付与される論理パスIDとを対応付ける情報を含む。
論理パスID管理DB140は、MPLSラベル値141を検索キーとし、論理パス種別142、論理パスID143及び論理パス系144を保持している。
論理パス種別142は、MPLSラベル値141で表される論理パスがP−to−PパスであるかP−to−Mパスであるかを示す情報を含む。論理パスID143は、エッジノード100内で論理パスを管理するために各論理パスに付与される識別情報である。論理パス系144は、論理パスが2重化されている場合、MPLSラベル値141が示す論理パスが0系又は1系のいずれであるかを示す情報を含む。
図7では、例えば、MPLSラベル値141の値「200」に対応する論理パス種別142、論理パスID143及び論理パス系144として、それぞれ、「P−to−P」、「20」及び「0」が保持されている。これは、MPLSラベル値「200」によって表される論理パスが、エッジノード100内で論理パスID「20」によって識別されること、及び、その論理パスがP−to−Pパスの0系の論理パスであることを示す。
なお、2重化された論理パスを構成する0系及び1系の論理パスは、エッジノード100内で、同一の論理パスIDによって識別される。例えば、図7に示すように、MPLSラベル値「200」によって表される論理パスは、論理パスID「20」によって識別される2重化された論理パスの0系である。一方、MPLSラベル値「300」によって表される論理パスは、論理パスID「20」によって識別される2重化された論理パスの1系である。
論理パス管理データベース130は、図8に示すP−to−P論理パス管理データベース130−1及び図9に示すP−to−M論理パス管理データベース130−2によって構成されている。
図8は、本発明の実施形態のP−to−P論理パス管理データベース130−1の例を示す説明図である。
P−to−P論理パス管理データベース130−1は、P−to−Pパスの論理パスID131を検索キーとし、P−to−P_ACT系132、警報情報133、P−to−M設定有効134及びP−to−M論理パスID135を保持している。
P−to−P_ACT系132は、論理パスID131によって識別されるP−to−Pパスの現在のACT系を識別する情報を含む。警報情報133は、論理パスID131によって識別されるP−to−Pパスの障害情報を含む。P−to−M設定有効134は、論理パスID131によって識別されるP−to−Pパスと始点ノード及び終点ノードが一致するP−to−Mパスが設定されているか否かを示す情報を含む。P−to−M論理パスID135は、P−to−M設定有効134が「有効」の場合に、論理パスID131によって識別されるP−to−Pパスに対応付けられるP−to−Mパスの論理パスIDを含む。
本実施形態において、P−to−Mパスは、そのP−to−Mパスの始点ノードを始点ノードとして有し、かつ、そのP−to−Mパスの複数の終点ノードの一つを終点ノードとして有するP−to−Pパスに対応付けられる。言い換えると、P−to−PパスとP−to−Mパスとが対応付けられる場合、そのP−to−Pパス始点ノードとそのP−to−Mパスの始点ノードとが一致し、かつ、そのP−to−Pパスの終点ノードとそのP−to−Mパスの終点ノードの一つとが一致する。
図8では、例えば、論理パスID131の値「20」に対応するP−to−P_ACT系132、警報情報133、P−to−M設定有効134及びP−to−M論理パスID135として、それぞれ、「0」、「警報情報無し」、「有効」及び「40」が保持されている。これは、論理パスID「20」によって識別される2重化されたP−to−Pパスのうち0系が現在ACT系として設定されていること、その0系のパスに現在障害が発生していないこと、及び、論理パスID「20」によって識別されるP−to−Pパスが、論理パスID「40」によって識別されるP−to−Mパスに対応付けられていることを示す。
この場合、論理パスID「20」によって識別されるP−to−Pパスの始点ノードが、論理パスID「40」によって識別されるP−to−Mパスの始点ノードと一致し、かつ、論理パスID「20」によって識別されるP−to−Pパスの終点ノードが、論理パスID「40」によって識別されるP−to−Mパスの終点ノードの一つと一致する。
図9は、本発明の実施形態のP−to−M論理パス管理データベース130−2の例を示す説明図である。
P−to−M論理パス管理データベース130−2は、P−to−Mパスの論理パスID136を検索キーとし、P−to−M_ACT系137、警報情報138及びP−to−P論理パスID139を保持している。
P−to−M_ACT系137は、論理パスID136によって識別されるP−to−Mパスの現在のACT系を識別する情報を含む。警報情報138は、論理パスID136によって識別されるP−to−Mパスの障害情報を含む。P−to−P論理パスID139は、論理パスID136によって識別されるP−to−Mパスと始点ノード、終点ノードが一致するP−to−Pパスの論理パスIDを含む。
図9では、例えば、論理パスID136の値「40」に対応するP−to−M_ACT系137、警報情報138及びP−to−P論理パスID139として、それぞれ、「「0」、「警報情報無し」及び「20」が保持されている。これは、論理パスID「40」によって識別される2重化されたP−to−Mパスのうち0系が現在ACT系として設定されていること、その0系のパスに現在障害が発生していないこと、及び、論理パスID「40」によって識別されるP−to−Mパスが、論理パスID「20」によって識別されるP−to−Pパスに対応付けられていることを示す。
すなわち、論理パスID「40」によって識別されるP−to−Mパスの始点ノードが、論理パスID「20」によって識別されるP−to−Pパスの始点ノードと一致し、かつ、論理パスID「40」によって識別されるP−to−Mパスの終点ノードの一つが、論理パスID「20」によって識別されるP−to−Pパスの終点ノードと一致する。
上記のように、P−to−PパスとP−to−Mパスとが、論理パス管理データベース130によって対応付けられる。本実施形態の通信装置は、上記のようなP−to−MパスとP−to−Pパスとの対応関係を示す情報を保持することによって、P−to−Mパスの障害を始点ノードへ通知するために利用できるP−to−Pパスを特定することができる。
図10は、本発明の実施形態のMPLSラベル管理データベース120の例を示す説明図である。
MPLSラベル管理データベース120は、論理パスID121を検索キーとし、論理パスACT系122、0系MPLSラベル値123及び1系MPLSラベル値124を保持している。
論理パスACT系122は、論理パスID121によって識別される論理パスのACT系を示す情報を含む。0系MPLSラベル値123は、論理パスID121によって識別される論理パスの0系を表すMPLSラベル値である。1系MPLSラベル値124は、論理パスID121によって識別される論理パスの1系を表すMPLSラベル値である。
図10では、例えば、論理パスID121の値「20」に対応する論理パスACT系122、0系MPLSラベル値123及び1系MPLSラベル値124として、それぞれ、「0」、「200」及び「300」が保持されている。これは、論理パスID「20」によって識別される論理パスの0系が現在ACT系として設定されていること、その論理パスの0系及び1系を表すMPLSラベル値が、それぞれ、「200」及び「300」であることを示す。
なお、図10の例は、P−to−Pパス及びP−to−Mパスの両方についてのMPLSラベルを管理する情報を含むが、本実施形態の通信装置は、P−to−Pパス用のMPLSラベル管理データベース及びP−to−Mパス用のMPLSラベル管理データベースの2種類を保持してもよい。
ここで、図1における、「P−to−Pパスでの障害発生時のOAM処理部117の動作」の例を説明する。具体的には、図2に示す障害が発生した場合を一例として説明する。
エッジノードA11−1及びエッジノードB11−2は、接続性確認フレームを定期的に論理パスへ挿入する。これは、OAM処理部117が定期的にMPLSラベル管理データベース120をポーリングし、それによって取得した0系MPLSラベル値及び1系MPLSラベル値を付与した接続性確認フレームを送信することによって実現できる。
さらに、OAM処理部117が対向エッジノード(すなわち、通信の相手方のエッジノード)から受信した接続性確認フレームの単位時間当りの個数をチェックすることによって、障害が発生しているか否かを確認する事ができる。
例えば、エッジノードB11−2が、対向エッジノードであるエッジノードA11−1から論理パス14を経由して単位時間当たりに受信した接続性確認フレーム数が0個の場合、エッジノードB11−2のOAM処理部117は、論理パス14に障害が発生したと判定することができる。
具体的には、例えば、接続性確認フレームが1秒ごとに送信される場合において、連続する三つの接続性確認フレームの受信に失敗した場合に、論理パスに障害が発生したと判定されてもよい。その場合、上記の単位時間は、例えば、3秒である。
エッジノードB11−2のOAM処理部117は、障害が発生したと判定された論理パスを識別する論理パスIDに対応するP−to−P論理パス管理データベース130−1の警報情報133フィールドに、障害が検出されたことを示す情報を保持する。以下、0系の論理パスに障害が発生した場合を例として説明する。この場合、警報情報133フィールドには、「0系受信経路障害検出」を示す情報が保持される。
なお、論理パスが2重化されている場合、障害が発生したと判定された論理パスを識別する論理パスIDに対応する警報情報133フィールドは、二つ存在してもよい(すなわち、0系に対応するものと1系に対応するもの)。この場合、それらの二つの警報情報133フィールドに、「0系受信経路障害検出」を示す情報が保持される。
次に、エッジノードB11−2のOAM処理部117は、障害を検出した論理パスIDをキーとしてMPLSラベル管理データベース120を検索し、その論理パスIDに対応するACT系122、0系MPLSラベル値123及び1系MPLSラベル値124を取得する。この例では、障害が0系で検出されたと仮定する。この場合、エッジノードB11−2のOAM処理部117は、0系MPLSラベル値123として取得された値を付与した後方障害通知フレームを生成して、それを入力ヘッダ処理部ブロックへ出力する。さらに、エッジノードB11−2のOAM処理部117は、1系MPLSラベル値124として取得された値を付与した切替要求フレーム(すなわち、1系を新たなACT系として設定することを要求するためのフレーム)を生成して、それを入力ヘッダ処理部ブロックへ出力する。
エッジノードA11−1のOAM処理部117は、後方障害通知フレームを受信すると、受信したフレームに付与されたMPLSラベル値を検索キーとして論理パスID管理データベース140を検索し、そのMPLSラベル値に対応する論理パス種別142、論理パスID143及び論理パス系144を取得する。
次に、エッジノードA11−1のOAM処理部117は、取得した論理パスID143を検索キーとして、障害が検出された論理パスの種別に対応する論理パス管理データベース130を検索する。この例では、P−to−Pパスにおいて障害が検出されたため、図8のP−to−P論理パス管理データベース130−1が検索される。
次に、エッジノードA11−1のOAM処理部117は、取得した論理パスID143に対応するP−to−P論理パス管理データベース130−1の警報情報133フィールドに、「0系送信経路障害検出」を示す情報を格納する。エッジノードA11−1のOAM処理部117は、論理パスID管理データベース140から取得した論理パス系144の値に基づいて、0系又は1系のどちらから後方障害通知フレームを受信したかを判定できる。
さらに、エッジノードA11−1のOAM処理部117は、切替要求フレームを受信すると、後方障害フレームを受信したときと同様の手順でP−to−P論理パス管理データベース130−1を検索する。そして、エッジノードA11−1のOAM処理部117は、検索によって取得したP−to−P_ACT系132に保持された値を、切替要求フレームを受信した系を示す値に書き換える。
次に、エッジノードA11−1のOAM処理部117は、取得した論理パスID143を検索キーとしてMPLSラベル管理データベース120を検索する。そして、エッジノードA11−1のOAM処理部117は、検索によってMPLSラベル管理データベース120から取得したACT系122に保持された値を、切替要求フレームを受信した系を示す値に書換える。さらに、エッジノードA11−1のOAM処理部117は、切替要求フレームを受信した系を表すラベル値を付与した切替応答フレームを生成して、それを入力ヘッダ処理部112へ出力する。さらに、エッジノードA11−1のOAM処理部117は、入力ヘッダ処理部112に、取得した論理パスID143によって識別される論理パスのACT系が(この例では0系から1系に)切り替ったことを通知する。
エッジノードB11−2のOAM処理部117は、切替応答フレームを受信すると、その切替応答フレームに付与されたMPLSラベル値を検索キーとして論理パスID管理データベース140を検索して、そのMPLSラベル値に対応する論理パス種別142、論理パスID143及び論理パス系144を取得する。
次に、エッジノードB11−2のOAM処理部117は、取得した論理パスID143を検索キーとして、論理パス種別に対応する論理パス管理データベース130及びMPLSラベル管理データベース120を検索する。そして、エッジノードB11−2のOAM処理部117は、検索によって取得したエントリのACT系を保持するフィールド(すなわちP−to−P_ACT系132又はP−to−M_ACT系137のいずれか、及び、ACT系122)に、切替応答フレームを受信した系を示す値を上書きする。さらに、エッジノードB11−2のOAM処理部117は、入力ヘッダ処理部112に、取得した論理パスID143のACT系が(この例では0系から1系に)切り替ったことを通知する。
以上の動作によって、図1の例における論理パスのACT系が論理パス14から論理パス15に切り替わる。
次に、図5のP−to−Mパスの0系で障害が発生した場合の障害通知及び論理パスの切替手順について、図11〜図18を用いて説明する。
図11は、本発明の実施形態における、障害が発生したP−to−Mパスの例を示す説明図である。
具体的には、図11は、エッジノードA100−1から、エッジノードB100−2、エッジノードC100−3及びエッジノードD100−4までの間に設定された0系P−to−Mパス64のうち、中継ノード52−2とエッジノードC100−3との間で障害70が発生した場合を示す。図11は、障害70が発生していることを除いて、図5と同じである。
図12は、本発明の実施形態のP−to−Mパスの切り替えの手順の例を示すシーケンス図である。
具体的には、図12は、例として、エッジノードA100−1とエッジノードB100−2、エッジノードC100−3及びエッジノードD100−4との間で接続性確認フレームの送受信をしている場合の、障害検出からP−to−Mパスの切り替えまでの手順を示す。
エッジノードA100−1に収容されたサイトA53−1は、P−to−Mパスへ接続性確認フレーム71−1〜71−4を定期的に送信する。中継ノード52−2とエッジノードC100−3の間で障害70が発生すると、エッジノードC100−3のみ接続性確認フレーム71(図12の例では、接続性確認フレーム71−2〜71−4)を受信できなくなる。これによって、エッジノードC100−3のOAM処理部117は、論理パス64で障害が発生していることを検出できる。
障害が検出されたことを示す情報は、P−to−Mパス管理データベース130−2の警報情報138フィールドに保持される。
障害を検出したエッジノードC100−3のOAM処理部117は、障害情報及び論理パス切替要求を始点ノードへ通知する(図12に示すフレームの送信72)。具体的には、OAM処理部117は、後方障害通知フレーム及び切替要求フレームを送信する。この通知の処理については、図15を参照して後述する。
論理パス切替要求を受信したエッジノードA100−1のOAM処理部117は、ACT系パスの切り替えを実行する。以後、エッジノードA100−1のOAM処理部117は、切り替えられたACT系パスを通信に使用する。さらに、エッジノードA100−1のOAM処理部117は、切替応答フレーム73を送信する。この切替応答フレーム73を受信したエッジノードB100−2、エッジノードC100−3及びエッジノードD100−4は、ACT系パスの切り替えを実行する。以後、それらのエッジノードは、切り替えられたACT系パスを通信に使用する。これらの切り替え及び応答の処理については、図16を参照して後述する。
図13は、本発明の実施形態のP−to−Mパスの切り替えの手順の別の例を示すシーケンス図である。
中継ノードが前方障害通知機能を有する場合、図13に示すように、中継ノード52−2とエッジノードC100−3との間に位置する、障害を検出した中継ノード(図示省略)が、エッジノードC100−3へのみ、前方障害通知フレーム81を送信する。エッジノードC100−3のOAM処理部117は、前方障害通知フレーム81を受信することによって、障害の発生を検出することができる。
前方障害通知フレーム81を受信したエッジノードC100−3のOAM処理部117によるフレームの送信82、及び、そのフレームの送信82に応じてエッジノードA100−1から送信される切替応答フレーム83は、それぞれ、図12に示したフレームの送信72及び切替応答フレーム73と同様であるため、それらについての説明は省略する。
図14は、本発明の実施形態において送受信されるOAMフレーム150のフォーマットの説明図である。
OAMフレーム150は、MPLSプロトコルが適用されるネットワークの管理及び保守のために送受信される。上記図12及び図13において送受信される接続性確認フレーム71−1〜71−4、後方障害通知フレーム、前方障害通知フレーム81、切替要求フレーム、切替応答フレーム73及び83は、いずれも、図14に示すOAMフレーム150の一種である。
従来のOAMフレームは、MPLSラベル151、MPLSラベル152、OAMコード153及びOAMペイロード156によって構成される。
MPLSラベル151は、OAMフレームが属する論理パスを示す。具体的には、OAMフレームを送信するエッジノードのOAM処理部117が、MPLSラベル管理データベース120から検索した0系MPLSラベル値123又は1系MPLSラベル値124の値を、MPLSラベル151として設定する。OAMフレームを受信したエッジノードのOAM処理部117は、受信したOAMフレームのMPLSラベル151の値をキーとして、論理パスID管理データベース140を検索する。
MPLSラベル152は、そのフレームがOAMフレームであることを示す。
OAMコード153は、OAMフレームの種類を識別する。具体的には、OAMコード153は、そのOAMフレームが接続性確認フレーム、後方障害通知フレーム、前方障害通知フレーム、切替要求フレーム、切替応答フレーム、又はその他の種類のフレームのいずれであるかを識別する。
OAMペイロード156は、OAMフレームによって通知される詳細な情報を含む。
本実施形態のOAMフレーム150は、P−to−Pパスを経由してP−to−Mパスの障害情報及びパス切替要求を通知する機能を追加するために、上記の従来の情報のフィールドに加え、論理パスコードフィールド154及びOAM通知系フィールド155を有する。
論理パスコードフィールド154は、OAMフレームがP−to−Pパスの情報を通知するものであるかP−to−Mパスの情報を通知するものであるかを特定するためのコード情報を格納する。このフィールドをOAMフレームフォーマットに新たに追加することで、P−to−Pパスから受信したOAMフレーム150がP−to−Pパスの管理情報を通知するものであるかP−to−Mパスの管理情報を通知するものであるかを判定することができる。
OAM通知系フィールド155は、OAMフレーム150がP−to−Mパスの管理情報を通知するものである場合、そのOAMフレーム150がそのP−to−Mパスの0系論理パスの管理情報を通知するものであるか1系論理パスの管理情報を通知するものであるかを特定するためのコード情報を格納する。
一般的なOAMフレームは、そのOAMフレームが送信される論理パスの情報を対向ノードへ通知するためのものである。しかし、OAM通知系フィールド155をOAMフレーム150に追加することで、P−to−Pパスを利用して通知したP−to−MパスのOAMフレーム150が0系論理パスに関する管理情報であるか1系論理パスに関する管理情報であるかを判定することができる。これによって、P−to−Pパスを利用してP−to−Mパスの管理情報を対向のエッジノードへ通知できるという効果が得られる。
図15は、本発明の実施形態のOAM処理部117が障害を検出した場合に実行する処理を示すフローチャートである。
例えば、図12又は図13に示す手順によって障害を検出したエッジノード(図12及び図13の例では、エッジノードC100−3)のOAM処理部117は、図15に示す処理を開始する。
OAM処理部117は、障害を検出すると、障害を検出した論理パスのMPLSラベル値を検索キーとして、論理パスID管理データベース140を検索し、そのMPLSラベル値に対応するエントリ情報を取得する(S1601)。
次に、OAM処理部117は、取得したエントリ情報に含まれる論理パス種別142に基づいて、障害が発生した論理パスがP−to−Pパス又はP−to−Mパスのいずれであるかを判定する(S1602)。具体的には、受信したエントリ情報に含まれる論理パス種別142の値が「P−to−P」である場合、P−to−Pパスに障害が発生したと判定され、論理パス種別142の値が「P−to−M」である場合、P−to−Mパスに障害が発生したと判定される。
ステップS1602において、障害が発生した論理パスがP−to−Pパスであると判定された場合、OAM処理部117は、図1及び図2を参照して説明した、「P−to−Pパスでの障害発生時のOAM処理部117の動作」の処理を実行する(S1608)。この処理は、ITU-T(Telecommunication Union Telecommunication Standardization Sector)の勧告Y.1731に準拠するものであり、従来のOAM処理部117が実行する処理と同じである。
一方、ステップS1602において、障害が発生した論理パスがP−to−Mパスであると判定された場合、OAM処理部117は、論理パスID管理データベース140から取得した論理パスID143を検索キーとして、P−to−M論理パス管理データベース130−2を検索し、その論理パスIDに対応するエントリ情報を取得する(S1603)。
次に、OAM処理部117は、P−to−M論理パス管理データベース130−2から取得したエントリ情報に含まれるペアP−to−P論理パスID139を検索キーとしてMPLSラベル管理データベース120を検索し、その検索キーに対応するエントリ情報を取得する(S1604)。
次に、OAM処理部117は、P−to−Mパスの障害が発生した系を通知する後方障害通知フレームを生成する。OAM処理部117は、生成した後方障害通知フレームのMPLSラベル151に、MPLSラベル管理データベース120から取得されたACT系MPLSラベル値を付与して、その後方障害通知フレームを入力ヘッダ処理部112へ出力する(S1605)。
ここで、ACT系MPLSラベル値とは、ステップS1604の検索によってMPLSラベル管理データベース120から取得されたエントリ情報のうち、ACT系122の値に対応するMPLSラベル値である。例えば、ACT系122の値が「0」である場合は0系MPLSラベル値123の値がACT系MPLSラベル値として付与され、ACT系122の値が「1」である場合は1系MPLSラベル値124の値がACT系MPLSラベル値として付与される。
なお、OAM処理部117は、出力する後方障害通知フレームの論理パスコード154としてP−to−Mパスを表すコードを設定し、OAM通知系155として障害が発生した系(すなわち0系又は1系を表す値)を設定する。
次に、OAM処理部117は、障害が検出されたP−to−MパスがACT系のパスであるか否かを判定する(S1606)。論理パスID管理データベース140から取得された論理パス系144と、P−to−M論理パス管理データベース130−2から取得されたP−to−M_ACT系137とが一致する場合、ACT系パスにおいて障害が検出されたと判定される。
障害が検出されたパスがACT系である場合、P−to−Mパスを経由するユーザデータの通信ができなくなる。このため、OAM処理部117は、P−to−MパスのSBY系パスへの切り替えを要求する切替要求フレームを生成し、その切替要求フレームにMPLSラベル管理データベース120から取得したACT系MPLSラベル値を付与して入力ヘッダ処理部112へ出力する(S1607)。このACT系MPLSラベル値は、ステップS1605において付与されたものと同じ値である。
なお、OAM処理部117は、出力する切替要求フレームの論理パスコード154としてP−to−Mパスを表すコードを設定し、OAM通知系155として切替先の系(すなわち、これからACT系として設定されるべき、現在のSBY系)を表す値を設定する。
一方、障害が検出されたパスがSBY系である場合、その障害はP−to−Mパスの通信に影響しない。このため、OAM処理部117は、切替要求フレームを出力することなく処理を終了する。
例えば、P−to−Pパス62の0系、P−to−Pパス62の1系、P−to−Mパス64及びP−to−Mパス65に対応するMPLSラベル値が、それぞれ、「200」、「300」、「2000」及び「3000」であり、P−to−Pパス62の0系及びP−to−Mパス64がACT系である場合を具体例として説明する。
この例において、P−to−Mパス64のうち、エッジノードC100−3に至るP−to−Mパス64−2に障害が発生した場合、障害が検出された論理パスのMPLSラベル値「2000」に対応する論理パス種別142、論理パスID143及び論理パス系144としてそれぞれ「P−to−M」、「40」及び「0」が取得される(S1601)。
この場合、障害が発生した論理パスがP−to−Mパスであると判定され(S1602)、取得された論理パスID「40」に対応するペアP−to−P論理パスID139として「20」が取得される(S1603)。
次に、論理パスID「20」、及び、それに対応するACT系122の値「0」に対応する0系MPLSラベル値123の値「200」が取得される(S1604)。
次に、取得されたMPLSラベル値「200」がMPLSラベル151として付与された後方障害通知フレームが作成され、入力ヘッダ処理部112に送信される(S1605)。
さらに、この場合、障害が検出されたパスがACT系であるため(S1606)、MPLSラベル値「200」がMPLSラベル151として付与された切替要求フレームが作成され、入力ヘッダ処理部112に送信される(S1607)。
ステップS1605及びS1607において送信されたフレームは、MPLSラベル値「200」に対応するP−to−Pパス62の0系に送信される。それらのフレームの論理パスコード154及びOAM通知系155として、それぞれ、P−to−Mパスを示す値及び1系を示す値が付与される。
このように、P−to−Mパスの終点ノードは、P−to−Mパスの障害を検出すると、P−to−M論理パス管理データベース130−2で管理するペアP−to−Pパスの論理パスIDを取得し、その論理パスIDによって識別されるP−to−Pパスを用いて始点ノードへ障害情報及び切替要求を通知することができる。ここで、取得された論理パスIDによって識別されるP−to−Pパスとは、障害が検出されたP−to−Mパスに対応付けられた複数のP−to−Pパスのうち、その障害を検出した終点ノードに接続されたものである。
ステップS1605における後方障害通知フレームの送信、及び、ステップS1607における切替要求フレームの送信は、図12及び図13のシーケンス図に示す後方障害通知フレーム及び切替要求フレームの送信72及び82に相当する。
なお、図15には、後方障害通知フレームが切替要求フレームより先に送信される例を示したが、これらのフレームのどちらが先に送信されても、同一の効果が得られる。
図16は、本発明の実施形態のOAM処理部117が切替要求フレームを受信した場合に実行する処理を示すフローチャートである。
具体的には、図16は、図12又は図13においてP−to−Mパスの切り替えを要求する切替要求フレームを受信したエッジノードA100−1のOAM処理部117が実行する処理を示す。
エッジノードA100−1のOAM処理部117は、受信した切替要求フレームの論理パスコード154を取得する(S1701)。
次に、OAM処理部117は、取得した論理パスコード154がP−to−Pパスを示すか、P−to−Mパスを示すかを判定する(S1702)。
論理パスコード154がP−to−Pパスを示す場合、受信した切替要求フレームは、その切替要求フレームが経由したP−to−PパスのACT系の切り替えを要求するものである。この場合、OAM処理部117は、前述の「P−to−Pパスでの障害発生時のOAM処理部117の動作」に示した処理を実行する(S1709)。この処理は、ITU−Tの勧告に準拠するものであり、従来のOAM処理部117が実行する処理と同じである。
一方、論理パスコード154がP−to−Mパスを示す場合、受信した切替要求フレームは、その切替要求フレームが経由したP−to−Pパスに対応付けられたP−to−MパスのACT系の切り替えを要求するものである。この場合、OAM処理部117は、切替要求フレームのMPLSラベル151の値を検索キーとして論理パスID管理データベース140を検索し、そのMPLSラベル151の値に対応するエントリ情報を取得する(S1703)。
次に、OAM処理部117は、ステップS1703において取得したエントリ情報に含まれる論理パスID143の値を検索キーとしてP−to−P論理パス管理データベース130−1を検索し、その論理パスID143の値に対応するエントリ情報を取得する(S1704)。
次に、OAM処理部117は、ステップS1704において取得したエントリ情報に含まれるペアP−to−M論理パスID135の値を検索キーとしてP−to−M論理パス管理データベース130−2及びMPLSラベル管理データベース120を検索し、そのペアP−to−M論理パスID135の値に対応するエントリ情報を取得する(S1705)。
次に、OAM処理部117は、ステップS1705において取得したP−to−M論理パス管理データベース130−2のP−to−M_ACT系137、及び、MPLSラベル管理データベース120のACT系122に、切替要求フレームから取得したOAM通知系155の値を上書きする(S1706)。
次に、OAM処理部117は、ステップS1706において上書きされた後のMPLSラベル管理データベース120のACT系122の値に対応するMPLSラベル値を取得する(S1707)。例えば、ACT系122の値として「0」が上書きされた場合、そのACT系122の値に対応する0系MPLSラベル値123の値が取得される。一方、ACT系122の値として「1」が上書きされた場合、そのACT系122の値に対応する1系MPLSラベル値124の値が取得される。このようにして取得されたMPLSラベル値は、切り替え後のP−to−MパスのACT系を表す。
次に、OAM処理部117は、ステップS1707において取得されたMPLSラベル値がMPLSラベル151として付与された切替応答フレームを生成し、それを入力ヘッダ処理部112へ出力する。さらに、OAM処理部117は、入力ヘッダ処理部112に、ステップS1704において取得されたペアP−to−M論理パスID135によって識別されるP−to−MパスのACT系が切り替ったことを通知する(S1708)。その後、入力ヘッダ処理部112は、切り替え後の新たなACT系を表すMPLSラベルをフレームに付与する。
例えば、P−to−MパスのACT系が0系から1系に切り替えられる場合、その切り替えの前に、始点ノードは、マルチキャスト通信によって複数の終点ノードに送信すべきOAMフレーム以外のフレーム(具体的には、ユーザデータを含むフレーム)を、0系に送信する。一方、その切り替えの後、始点ノードは、マルチキャスト通信によって複数の終点ノードに送信すべきOAMフレーム以外のフレームを、1系に送信する。
このように、P−to−Mパスの始点ノードは、P−to−Mパスの切替要求を、そのP−to−Mパスに対応付けられたP−to−Pパスから受信する事ができるため、P−to−MパスのACT系を切替える事ができる。
また、図16のフローチャートには示していないが、OAM処理部117は、後方障害通知フレームを受信した場合、論理パスコード154に基づいて、その後方障害通知フレームがP−to−Pパス又はP−to−Mパスのいずれの障害を通知しているかを判定する。P−to−Mパス障害を通知する後方障害通知フレームである場合、OAM処理部117は、OAM通知系155に基づいて、0系パス又は1系パスのいずれに障害が発生したかを判定する。そして、OAM処理部117は、障害が発生したP−to−Mパスに対応するP−to−M論理パス管理データベースの警報情報138フィールドに「0系又は1系送信パス障害」を示す値を格納する。こうすることによって、P−to−Mパスの始点ノードでもP−to−Mパスの障害情報を管理することができる。
図16に示す処理は図12及び図13のシーケンス図における、後方障害通知フレーム及び切替要求フレームの受信72又は82から、切替応答フレーム73又は83の送信までの間の処理に相当する。なお、ステップS1708において出力される切替応答フレームが、切替応答フレーム73又は83の送信に対応する。
図17は、本発明の実施形態のOAM処理部117が切替応答フレームを受信した場合に実行する処理を示すフローチャートである。
具体的には、図17は、P−to−Mパスから切替応答を受信した終点ノード(すなわちエッジノードB100−2、エッジノードC100−3及びエッジノードD100−4)のOAM処理部117が実行する処理を示す。P−to−Mパスの切替応答は、P−to−Mパス経由で終点ノードへ送信されるため、終点ノードは一斉に切替応答フレームを受信し、図17に示す処理を実行する。
切替応答フレームを受信すると、OAM処理部117は、受信した切替応答フレームのMPLSラベル151から取得したMPLSラベル値を検索キーとして論理パスID管理データベース140を検索し、そのMPLSラベル値に対応するエントリ情報を取得する(S1801)。
次に、OAM処理部117は、取得したエントリの論理パス種別142がP−to−Mパスであるか否かを判定する(S1802)。
論理パス種別142がP−to−Pパスである場合、始点ノードにおいてP−to−PパスのACT系が切り替えられている。この場合、終点ノードにおいても、同様に、そのP−to−PパスのACT系を切り替える必要がある。このため、OAM処理部117は、前述の「P−to−Pパスでの障害発生時のOAM処理部117の動作」に示した処理を実行する(S1805)。この処理は、ITU−Tの勧告に準拠するものであり、従来のOAM処理部117が実行する処理と同じである。
一方、論理パス種別142がP−to−Mである場合、始点ノードにおいてP−to−MパスのACT系が切り替えられている。この場合、終点ノードにおいても、同様に、そのP−to−MパスのACT系を切り替える必要がある。このため、OAM処理部117は、取得したエントリ情報に含まれる論理パスID143の値を検索キーとしてP−to−M論理パス管理データベース130−2及びMPLSラベル管理データベース120を検索し、その論理パスID143の値に対応するエントリ情報を取得する(S1803)。
次に、OAM処理部117は、ステップS1803において取得したエントリ情報に含まれるP−to−M論理パス管理データベース130−2のP−to−M_ACT系137、及び、MPLSラベル管理データベース120のACT系122に、論理パスID管理データベース140から取得した論理パス系144の値を上書きする(S1804)。さらに、OAM処理部117は、入力ヘッダ処理部112に、該当論理パスIDによって識別されるP−to−MパスのACT系が切り替ったことを通知する。
このように、P−to−Mパスの各終点ノードは、P−to−Mパスの切替応答をP−to−Mパスから受信する事ができることから、その切替応答の内容に整合するようにP−to−MパスのACT系を切替える事ができる。
図17に示す処理は、図12及び図13のシーケンス図における、切替応答フレーム73又は83の受信及びその後の切替処理に相当する。
例えば、P−to−MパスのACT系が0系から1系に切り替えられた場合、その切り替えの前に1系からOAMフレーム以外のフレーム(すなわちユーザデータを含むフレーム)を受信した終点ノードは、その受信したフレームを廃棄する。一方、その切り替えの後に0系からOAMフレーム以外のフレームを受信した終点ノードは、その受信したフレームを廃棄する。
以上、図15〜図17で説明した処理によって、エッジノードA100−1を始点ノードとし、エッジノードB100−2、エッジノードC100−3及びエッジノードD100−4を終点ノードとするP−to−MパスのACT系を切替えることができる。
図18は、本発明の実施形態においてACT系を切り替えられたP−to−Mパスの例を示す説明図である。
具体的には、図18は、図11に示すように障害70が発生した後、P−to−MパスのACT系が切り替えられた結果を示す。図18に示すように、1系P−to−Mパス92(92−1〜91−3)が新たなACT系となり、0系P−to−Mパス91(91−1〜91−3)が新たなSBY系となる。1系P−to−Mパス92は図11の1系P−to−Mパス65に対応し、0系P−to−Mパス91は図11の0系P−to−Mパス64に対応する。データ通信には障害が発生していない1系P−to−Mパス92が用いられる。その結果、0系における障害発生後も通信が継続される。
なお、図4の例では、エッジノードA100−1とエッジノードB100−2、エッジノードC100−3、エッジノードD100−4間でペアP−to−Pパス(すなわち2重化されたP−to−Pパス)が設定されている。しかし、P−to−Pパスが2重化されていなくても、上記の実施形態と同様の手段によってP−to−Mパスの2重化を実現することができる。
本実施形態のネットワークシステムは、障害が何らかの形で解除された場合に論理パスを切り戻す機能を有している。P−to−Mパスの障害が解除された場合にP−to−Mパスを1系から0系へと切り戻す処理を、図19のシーケンス図及び図20のフローチャートを用いて説明する。
なお、パスの切り戻しとは、2重化されたパスの一方に障害が発生したためにACT系が正常なパスに切り替えられた後、障害が解除された場合に、その障害が解除されたパスにACT系を切り替える処理を意味する。
図19は、本発明の実施形態において障害が解除された場合に実行されるパス切り戻し処理を示すシーケンス図である。
具体的には、図19は、図18に示すネットワークシステムにおいて、0系パスの障害70が解除された場合の切り戻しのシーケンスを説明する図である。なお、図19は、エッジノードが接続性確認フレームを送信する場合の例を示している。
エッジノードA100−1からエッジノードB100−2、エッジノードC100−3及びエッジノードD100−4へ定期的に接続性確認フレーム191(すなわち図19に示す接続性確認フレーム191−1〜191−3)が送信される。0系パスでは障害70の影響でエッジノードC100−3が接続性確認フレーム191−1及び191−2を受信できないため、障害検出状態になっている。このとき、エッジノードC100−3は周期的に後方障害通知フレーム192(図19の例では後方障害通知フレーム192−1及び192−2)をエッジノードAへ送信する。また、1系論理パスがユーザデータの通信に利用されるACT系として設定されている。
障害70が解除されると、エッジノードC100−3も接続性確認フレーム191−3を受信できるようになる。エッジノードCは障害状態が解除194されたので、後方障害通知フレーム192の送信を停止する。
P−to−Mパス始点ノード(図19の例では、エッジノードA100−1)は、後方障害通知フレームを受信しなくなると、図20のシーケンスに従ってパスを切り戻す。例えば、エッジノードA100−1のOAM処理部117は、所定の時間、後方障害通知フレームを受信しなかった場合、障害70が解除されたと判定し、パスの切り戻しを実行してもよい。
図20は、本発明の実施形態において障害が解除された場合に実行されるパス切り戻し処理を示すフローチャートである。
P−to−Mパスの始点ノードであるエッジノードA100−1のOAM処理部117は、後方障害通知を受信しなくなったP−to−MパスのP−to−M論理パス管理データベース130−2の警報情報138を「警報情報無し」に更新する(S2001)。
次に、OAM処理部117は、後方障害通知を受信しなくなったP−to−MパスのP−to−M論理パスID136を検索キーとしてMPLSラベル管理データベース120を検索し、そのP−to−M論理パスID136に対応するエントリ情報を取得する(S2002)。
次に、OAM処理部117は、取得したエントリ情報に含まれる0系MPLSラベル値123及び1系MPLSラベル値124のうち、SBY系として指定されたものを取得する。具体的には、ACT系122の値が「0」である場合、1系MPLSラベル値124が取得され、ACT系122の値が「1」である場合、0系MPLSラベル値123が取得される。そして、OAM処理部117は、切替応答フレーム193を生成して入力ヘッダ処理部112へ出力する(S2003)。さらに、OAM処理部117は、入力ヘッダ処理部112に、該当論理パスIDによって識別されるP−to−MパスのACT系が切り替ったことを通知する。
図20に示す処理は、図19のシーケンス図において、エッジノードAが障害通知フレームを受信しなくなり、障害状態が解除された後に、切替応答フレーム193を送信するまでの処理に相当する。
このように、P−to−Mパスの始点ノードは障害発生P−to−Mパスの障害が解除されたことを検出することができるため、パスの切り戻しが可能となる。
切替応答フレーム193を受信したP−to−Mパスの各終点ノードは、図17に示す処理を実行することによって、パスを切り戻すことができる。
以上の処理によって、P−to−Mパスの障害解除後の切り戻しが可能なネットワークを提供できる。
図19及び図20は、切り戻し動作の一例として、接続性確認フレームを使用しているネットワークについて説明したが、中継ノードが前方障害通知フレームを通知する場合においても同様の切り戻し処理が可能である。この場合、障害状態において、中継ノードは前方障害通知フレームを周期的に終点ノードへ送信する。障害状態が解除されると、中継ノードは前方障害通知フレームの送信を停止する。終点ノードは前方障害通知フレームを受信しなくなったことを検出すると、論理パスでの障害が解除されたと判定し、後方障害通知フレームの送信を停止する。以下、上記の図20に示す手順によって論理パス切り戻しの処理が実行される。
さらに、障害状態が解除されたことを検出した終点ノードが、P−to−Pパスを利用して、パスの切り戻しを要求するための切替要求フレームを送信し、その切替要求フレームを受信した始点ノードが切替応答フレームをP−to−Mパスで送信することによって、パスの切り戻しを実行してもよい。この場合も、図15〜図17に示したものと同様の手順によって切替要求フレーム及び切替応答フレームの送受信が実行される。
例えば、図19において、障害70が発生したためにACT系が0系から1系に切り替えられた後、障害70が解除された場合、エッジノードC100−3は、ACT系を1系から0系に切り替えることを要求する切替要求フレーム(図示省略)を送信してもよい。その場合、エッジノードA100−1は、後方障害通知フレーム192を受信しなくなることに基づく代わりに、切替要求フレームを受信したことに基づいて、図20に示す論理パス切り戻しの処理を実行する。
このような処理によっても、P−to−Mパスの障害解除後の切り戻しが可能なネットワークを提供できる。
本発明の実施形態を適用するキャリアネットワークの一例を示す説明図である。 本発明の実施形態のP−to−Pパスにおける接続性確認フレームを使用した障害検出及びパス切り替えを説明するシーケンス図である。 本発明の実施形態のP−to−Pパスにおける接続性確認フレームを使用しない障害検出及びパス切り替えを説明するシーケンス図である。 本発明の実施形態を適用するキャリアネットワークにおいて設定されたP−to−Pパス一例を示す説明図である。 本発明の実施形態を適用するキャリアネットワークにおいて設定されたP−to−Pパス及びP−to−Mパスの一例を示す説明図である。 本発明の実施形態のエッジノードの構成例を示すブロック図である。 本発明の実施形態の論理パスID管理データベースの例を示す説明図である。 本発明の実施形態のP−to−P論理パス管理データベースの例を示す説明図である。 本発明の実施形態のP−to−M論理パス管理データベースの例を示す説明図である。 本発明の実施形態のMPLSラベル管理データベースの例を示す説明図である。 本発明の実施形態における、障害が発生したP−to−Mパスの例を示す説明図である。 本発明の実施形態のP−to−Mパスの切り替えの手順の例を示すシーケンス図である。 本発明の実施形態のP−to−Mパスの切り替えの手順の別の例を示すシーケンス図である。 本発明の実施形態において送受信されるOAMフレームのフォーマットの説明図である。 本発明の実施形態のOAM処理部が障害を検出した場合に実行する処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態のOAM処理部が切替要求フレームを受信した場合に実行する処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態のOAM処理部が切替応答フレームを受信した場合に実行する処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態においてACT系を切り替えられたP−to−Mパスの例を示す説明図である。 本発明の実施形態において障害が解除された場合に実行されるパス切り戻し処理を示すシーケンス図である。 本発明の実施形態において障害が解除された場合に実行されるパス切り戻し処理を示すフローチャートである。
符号の説明
100 通信装置
101 アクセスインタフェース
102 中継インタフェース
112 入力ヘッダ処理部
116 出力ヘッダ処理部
117 OAM処理
120 MPLSラベル管理データベース
130−1 ポイント・ツー・ポイント論理パス管理データベース
130−2 ポイント・ツー・マルチポイント論理パス管理データベース
140 論理パスID管理データベース

Claims (20)

  1. 複数の通信装置を備えるネットワークシステムであって、
    前記複数の通信装置は、一つの始点装置と、複数の終点装置と、前記始点装置及び前記複数の終点装置の間のデータ通信を中継する複数の中継装置と、を含み、
    前記始点装置と前記各終点装置との間のユニキャスト通信に使用されるポイント・ツー・ポイント通信経路が設定され、
    前記始点装置から前記複数の終点装置へのマルチキャスト通信に使用される二つのポイント・ツー・マルチポイント通信経路が設定され、
    前記二つのポイント・ツー・マルチポイント通信経路は、前記中継装置を経由する第1ポイント・ツー・マルチポイント通信経路、及び、前記第1ポイント・ツー・マルチポイント通信経路が経由するものと異なる前記中継装置を経由する第2ポイント・ツー・マルチポイント通信経路を含み、
    前記始点装置は、前記複数の終点装置に送信すべきデータを、前記第1ポイント・ツー・マルチポイント通信経路に送信し、
    前記各終点装置は、前記第1ポイント・ツー・マルチポイント通信経路に発生した障害を検出すると、前記障害を検出した前記終点装置と前記始点装置との間に設定された前記ポイント・ツー・ポイント通信経路に、通信経路切り替え要求を含む管理情報を送信し、
    前記始点装置は、前記ポイント・ツー・ポイント通信経路から前記通信経路切り替え要求を受信した後、前記複数の終点装置に送信すべきデータを、前記第2ポイント・ツー・マルチポイント通信経路に送信することを特徴とするネットワークシステム。
  2. 前記始点装置は、
    前記通信経路切り替え要求を受信した後、前記第2ポイント・ツー・マルチポイント通信経路に、通信経路切り替え応答を含む管理情報を送信し、
    前記各終点装置は、前記通信経路切り替え応答を受信した後、前記第1ポイント・ツー・マルチポイント通信経路から受信したデータを廃棄することを特徴とする請求項1に記載のネットワークシステム。
  3. 前記始点装置及び前記複数の終点装置は、前記ポイント・ツー・ポイント通信経路と、前記第1ポイント・ツー・マルチポイント通信経路と、前記第2ポイント・ツー・マルチポイント通信経路と、を対応付ける情報を保持し、
    前記各終点装置は、前記第1ポイント・ツー・マルチポイント通信経路に発生した障害を検出すると、前記第1ポイント・ツー・マルチポイント通信経路に対応付けられた前記ポイント・ツー・ポイント通信経路に、前記通信経路切り替え要求を含む前記管理情報を送信し、
    前記通信経路切り替え要求は、前記ポイント・ツー・マルチポイント通信経路の切り替えを要求することを示す情報を含み、
    前記始点装置は、前記ポイント・ツー・ポイント通信経路から前記通信経路切り替え要求を受信した後、前記複数の終点装置に送信すべきデータを、前記ポイント・ツー・ポイント通信経路に対応付けられた前記第2ポイント・ツー・マルチポイント通信経路に送信することを特徴とする請求項1に記載のネットワークシステム。
  4. 前記始点装置は、通信経路の接続性を確認するための情報を含む管理情報を所定のタイミングで前記第1ポイント・ツー・マルチポイント通信経路に送信し、
    前記各終点装置は、前記通信経路の接続性を確認するための情報を含む前記管理情報を前記所定のタイミングで前記第1ポイント・ツー・マルチポイント通信経路から受信できなかった場合、前記第1ポイント・ツー・マルチポイント通信経路に発生した障害を検出することを特徴とする請求項1に記載のネットワークシステム。
  5. 前記第1ポイント・ツー・マルチポイント通信経路が経由する前記中継装置は、その中継装置に障害が発生した場合、障害の発生の通知を含む管理情報を、前記第1ポイント・ツー・マルチポイント通信経路に送信し、
    前記各終点装置は、前記中継装置から前記障害の発生の通知を含む前記管理情報を受信した場合、前記第1ポイント・ツー・マルチポイント通信経路に発生した障害を検出することを特徴とする請求項1に記載のネットワークシステム。
  6. 前記始点装置は、
    前記第1ポイント・ツー・マルチポイント通信経路に発生した障害が解除されたと判定した後、前記複数の終点装置に送信すべきデータを、前記第1ポイント・ツー・マルチポイント通信経路に送信し、
    前記第1ポイント・ツー・マルチポイント通信経路に発生した障害が解除されたと判定した後、前記第1ポイント・ツー・マルチポイント通信経路に、通信経路切り替え応答を含む管理情報を送信し、
    前記各終点装置は、前記通信経路切り替え応答を受信した後、前記第2ポイント・ツー・マルチポイント通信経路から受信したデータを廃棄することを特徴とする請求項1に記載のネットワークシステム。
  7. 前記各終点装置は、前記第1ポイント・ツー・マルチポイント通信経路に発生した障害を検出した後、前記検出された障害が解除されるまで、所定のタイミングで、前記障害を検出した前記終点装置と前記始点装置との間に設定された前記ポイント・ツー・ポイント通信経路に、障害の発生の通知を含む管理情報を送信し、
    前記始点装置は、前記障害の発生の通知を含む前記管理情報を少なくとも1回受信した後、前記障害の発生の通知を含む前記管理情報を前記所定のタイミングで受信しない場合、前記第1ポイント・ツー・マルチポイント通信経路に発生した障害が解除されたと判定することを特徴とする請求項6に記載のネットワークシステム。
  8. 前記障害の発生の通知は、前記第1ポイント・ツー・マルチポイント通信経路に障害が発生したことを示す情報を含むことを特徴とする請求項7に記載のネットワークシステム。
  9. 前記始点装置は、通信経路の接続性を確認するための情報を含む管理情報を所定のタイミングで前記第1ポイント・ツー・マルチポイント通信経路に送信し、
    前記各終点装置は、
    通信経路の接続性を確認するための情報を含む前記管理情報を前記所定のタイミングで前記第1ポイント・ツー・マルチポイント通信経路から受信できなかった場合、前記第1ポイント・ツー・マルチポイント通信経路に発生した障害を検出し、
    前記障害の発生を検出した後、前記通信経路の接続性を確認するための情報を含む前記管理情報を前記第1ポイント・ツー・マルチポイント通信経路から受信した場合、前記検出された障害が解除されたと判定することを特徴とする請求項7に記載のネットワークシステム。
  10. 前記各終点装置は、前記前記第1ポイント・ツー・マルチポイント通信経路において検出された障害が解除された場合、前記障害の解除を検出した前記終点装置と前記始点装置との間に設定された前記ポイント・ツー・ポイント通信経路に、第2の通信経路切り替え要求を含む管理情報を送信し、
    前記始点装置は、
    前記ポイント・ツー・ポイント通信経路から前記第2の通信経路切り替え要求を受信した後、前記複数の終点装置に送信すべきデータを、前記第1ポイント・ツー・マルチポイント通信経路に送信し、
    前記ポイント・ツー・ポイント通信経路から前記第2の通信経路切り替え要求を受信した後、前記第1ポイント・ツー・マルチポイント通信経路に、通信経路切り替え応答を含む前記管理情報を送信し、
    前記各終点装置は、前記通信経路切り替え応答を受信した後、前記第2ポイント・ツー・マルチポイント通信経路から受信したデータを廃棄することを特徴とする請求項1に記載のネットワークシステム。
  11. ネットワークシステムに含まれる通信装置であって、
    前記通信装置は、ユーザサイトに接続される一つ以上のユーザインタフェースと、他の通信装置に接続される一つ以上の中継インタフェースと、前記一つ以上のユーザインタフェース及び前記一つ以上の中継インタフェースの間のデータ転送を制御するスイッチと、を備え、
    前記ネットワークシステムには、前記通信装置と第1の他の通信装置との間のユニキャスト通信に使用されるポイント・ツー・ポイント通信経路、及び、前記第1の他の通信装置から、前記通信装置及び一つ以上の第2の他の通信装置へのマルチキャスト通信に使用される二つのポイント・ツー・マルチポイント通信経路が設定され、
    前記二つのポイント・ツー・マルチポイント通信経路は、一つ以上の第3の他の通信装置を経由する第1ポイント・ツー・マルチポイント通信経路、及び、一つ以上の第4の他の通信装置を経由する第2ポイント・ツー・マルチポイント通信経路を含み、
    前記通信装置は、
    前記ポイント・ツー・ポイント通信経路と、前記第1ポイント・ツー・マルチポイント通信経路と、前記第2ポイント・ツー・マルチポイント通信経路と、を対応付ける情報を保持し、
    前記第1ポイント・ツー・マルチポイント通信経路に発生した障害を検出すると、前記第1ポイント・ツー・マルチポイント通信経路に対応付けられた前記ポイント・ツー・ポイント通信経路に、通信経路切り替え要求を含む管理情報を送信することを特徴とする通信装置。
  12. 前記通信装置は、前記第2ポイント・ツー・マルチポイント通信経路から、通信経路が切り替えられたことを示す切り替え応答を含む前記管理情報を受信した後、前記第1ポイント・ツー・マルチポイント通信経路から前記管理情報以外のデータを受信した場合、前記受信したデータを廃棄することを特徴とする請求項11に記載の通信装置。
  13. 前記通信装置は、通信経路の接続性を確認するための情報を含む前記管理情報を所定のタイミングで前記第1ポイント・ツー・マルチポイント通信経路から受信できなかった場合、前記第1ポイント・ツー・マルチポイント通信経路に発生した障害を検出することを特徴とする請求項11に記載の通信装置。
  14. 前記通信装置は、前記一つ以上の第3の他の通信装置から障害の発生の通知を含む前記管理情報を受信した場合、前記第1ポイント・ツー・マルチポイント通信経路に発生した障害を検出することを特徴とする請求項11に記載の通信装置。
  15. 前記通信装置は、前記第1ポイント・ツー・マルチポイント通信経路に発生した障害を検出した後、前記検出された障害が解除されるまで、所定のタイミングで、前記第1ポイント・ツー・マルチポイント通信経路に対応付けられた前記ポイント・ツー・ポイント通信経路に、前記障害の発生の通知を含む前記管理情報を送信することを特徴とする請求項11に記載の通信装置。
  16. 前記通信装置は、
    通信経路の接続性を確認するための情報を含む前記管理情報を所定のタイミングで前記第1ポイント・ツー・マルチポイント通信経路から受信できなかった場合、前記第1ポイント・ツー・マルチポイント通信経路に発生した障害を検出し、
    前記障害の発生を検出した後、前記通信経路の接続性を確認するための情報を含む前記管理情報を前記第1ポイント・ツー・マルチポイント通信経路から受信した場合、前記検出された障害が解除されたと判定することを特徴とする請求項11に記載の通信装置。
  17. ネットワークシステムに含まれる通信装置であって、
    前記通信装置は、ユーザサイトに接続される一つ以上のユーザインタフェースと、他の通信装置に接続される一つ以上の中継インタフェースと、前記一つ以上のユーザインタフェース及び前記一つ以上の中継インタフェースの間のデータ転送を制御するスイッチと、を備え、
    前記ネットワークシステムには、前記通信装置から複数の第1の他の通信装置へのマルチキャスト通信に使用される二つのポイント・ツー・マルチポイント通信経路、及び、前記通信装置と前記各第1の他の通信装置との間のユニキャスト通信に使用されるポイント・ツー・ポイント通信経路が設定され、
    前記二つのポイント・ツー・マルチポイント通信経路は、一つ以上の第2の他の通信装置を経由する第1ポイント・ツー・マルチポイント通信経路、及び、一つ以上の第3の他の通信装置を経由する第2ポイント・ツー・マルチポイント通信経路を含み、
    前記通信装置は、
    前記ポイント・ツー・ポイント通信経路と、前記第1ポイント・ツー・マルチポイント通信経路と、前記第2ポイント・ツー・マルチポイント通信経路と、を対応付ける情報を保持し、
    前記複数の第1の他の通信装置に送信すべきデータを前記第1ポイント・ツー・マルチポイント通信経路に送信し、
    前記第1ポイント・ツー・マルチポイント通信経路に対応付けられた前記ポイント・ツー・ポイント通信経路から通信経路切り替え要求を受信した後、前記複数の第1の他の通信装置に送信すべきデータを、前記ポイント・ツー・ポイント通信経路に対応付けられた前記第2ポイント・ツー・マルチポイント通信経路に送信することを特徴とする通信装置。
  18. 前記通信装置は、通信経路の接続性を確認するための情報を含む前記管理情報を所定のタイミングで前記第1ポイント・ツー・マルチポイント通信経路に送信することを特徴とする請求項17に記載の通信装置。
  19. 前記通信装置は、前記第1ポイント・ツー・マルチポイント通信経路に発生した障害が解除されたと判定した後、前記複数の第1の他の通信装置に送信すべきデータを、前記第1ポイント・ツー・マルチポイント通信経路に送信することを特徴とする請求項17に記載の通信装置。
  20. 前記通信装置は、前記第1ポイント・ツー・マルチポイント通信経路に対応付けられた前記ポイント・ツー・ポイント通信経路から前記障害の発生の通知を少なくとも1回受信した後、前記障害の発生の通知を所定のタイミングで受信しない場合、前記第1ポイント・ツー・マルチポイント通信経路に発生した障害が解除されたと判定することを特徴とする請求項17に記載の通信装置。
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