JP2009295693A - 窒化物半導体発光素子の作製方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ウエハ1の劈開を行う前に、ウエハ1表面の劈開ライン101上に、凹溝100が、少なくとも劈開ライン101とストライプコア2aとが重なる部分にストライプコア2aを分断するように形成される。
【選択図】図6
Description
<窒化物半導体発光素子の作製方法>
(ウエハの作製方法)
最初に、作製されるウエハの一例について図1(a)、(b)のウエハの模式図を用いて説明する。図1(a)はウエハの模式的な平面図であり、図1(b)は、図1(a)のA−A断面を示した模式的な断面図である。なお、図1(a)、(b)には基板の結晶方位をあわせて示しており、以下の図においても必要に応じて基板の結晶方位を示すこととする。
次に、得られたウエハ1を劈開及び分割してチップチップ化された窒化物半導体発光素子を得る方法について図面を参照して説明する。図4(a)はバーを示す模式的な平面図であり、図4(b)は窒化物半導体発光素子の模式的な平面図であり、図4(c)は図4(b)に示す窒化物半導体発光素子のB−B線に沿った断面の模式的な断面図である。
次に、図4(b)、(c)に示す窒化物半導体発光素子16を備えた窒化物半導体発光装置の一例について図5を用いて説明する。図5は窒化物半導体発光装置の一例を示す模式的な斜視図である。図5に示すように、窒化物半導体発光装置20は、窒化物半導体発光素子16がはんだによって接続及び固定(マウント)されるサブマウント23と、サブマウント23と接続するヒートシンク22と、ヒートシンク22が所定の面に接続されるステム21と、ステム21の所定の面と所定の面の反対側の面とを貫通するとともにステム21と絶縁されて設けられるピン24a、24bと、一方のピン24aと窒化物半導体発光素子1のパッド電極12とを電気的に接続するワイヤ25aと、他方のピン24bとサブマウント23とを電気的に接続するワイヤ25bと、を備えている。
<実施例>
以上、本発明における窒化物半導体発光素子の一連の作製方法について説明したが、以下では上述したウエハを劈開し、バーを作製する作製方法の実施例について、図6を用いて詳述する。
本発明にかかる窒化物半導体発光素子の製造方法におけるウエハの劈開工程について図6を用いて説明する。図6は、図1(a)の平面図に示したウエハに劈開用の凹溝を形成した状態の平面図である。なお、図6では、基板2のストライプコア2aの部分を破線で示している。窒化物半導体発光素子において、出射される光の波長は共振器端面間の距離である共振器長で決定される。それゆえ、ウエハ1をバー15に劈開されたときの、劈開面(共振器端面)が平滑な平面状に形成されることが好ましい。
2 基板
2a ストライプコア
2b 他の領域
3 n型クラッド層
4 活性層
4a 井戸層
4b 障壁層
5 光ガイド層
6 キャップ層
7 p型クラッド層
8 コンタクト層
9 p側オーミック電極
10 リッジ部
11 電流ブロック層
12 パッド電極
13 n側電極
14 SiO2層
15 バー
16 チップ
Claims (6)
- 他の領域と、結晶性の異なる帯状のストライプコアが平行に複数個配列された基板の上面に少なくとも1層の窒化物半導体層を積層してウエハを製造するウエハ製造工程と、
前記ウエハを前記ストライプコアと交差する方向に劈開してバーを得る劈開工程と、
前記バーを前記劈開工程によって形成された劈開面と交差する方向に分割してチップを得る分割工程とを備え、
前記ウエハ製造工程と前記劈開工程の間に、前記ウエハ表面の劈開を発生させる劈開ライン上に該劈開ラインと重なるように延伸し、前記劈開ライン上に並ぶ複数の凹溝を形成するけがき工程を有しており、
前記けがき工程にて形成された凹溝が少なくとも前記劈開ラインと前記ストライプコアとが重なる部分に前記ストライプコアを分断するように形成されていることを特徴とする窒化物半導体発光素子の作製方法。 - 前記凹溝は前記ウエハの前記窒化物半導体層が形成されている方の面に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の窒化物半導体発光素子の作製方法。
- 前記凹溝は前記ウエハの前記窒化物半導体層が形成されているのと反対側の面に形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の窒化物半導体発光素子の作製方法。
- 前記凹溝はレーザ光を照射することで形成されることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の窒化物半導体発光素子の作製方法。
- 前記凹溝は前記基板または前記窒化物半導体層よりも硬度の高い尖った先端を有する針状の工具でけがくことで形成されることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の窒化物半導体発光素子の作製方法。
- 前記凹溝はエッチングによって形成されることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の窒化物半導体発光素子の作製方法。
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