JP2009293934A - 地震被害判定装置、地震被害判定方法、及び地震判定プログラム - Google Patents

地震被害判定装置、地震被害判定方法、及び地震判定プログラム Download PDF

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辰治 石丸
Takeshi Furuhashi
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一平 秦
Masayuki Kuzuka
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Abstract

【課題】被害状況を正確に判定しつつ、容易に構造物単位の被害状況を判定する。
【解決手段】地震被害判定装置10によれば、地震計80によって観測された地震波(図9参照)から読み取られる観測値に基づいて、台形スペクトル求め、求められた台形スペクトルと、予め設定された建物12、14、16の固有周期と、に基づいて建物12、14、16に入力された速度値を求め、更に求められた建物12、14、16に入力された速度値と、予め設定された建物12、14、16に入力される速度値に応じて推定される当該建物の被害状況と、に基づいて建物12、14、16の被害状況を判定する判定し、判定結果を報知する。したがって、本発明を適用しない場合と比較し、地震による建物12、14、16の被害状況を容易且つ正確に判定することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、地震被害判定装置、地震被害判定方法、及び地震判定プログラムに関する。
日本をはじめ、世界各地で地震速報の技術が著しい発展を遂げている。これにより、地震発生後、地震計からの情報を元にして即座に各地の地震情報が各種メディアを通じて配信されるシステムが稼動している。
しかし、同地域且つ同規模の地震であっても、建物の被害状況が異なっていた例は少なくない。よって、個々の建物単位に被害状況の推定や判定を迅速に行なうことが求められている
そこで、特許文献1には、地震発生後に、複数の模擬地震波の中から実地震波に近似するものを検索することで実地震波に対する動的応答を把握すると共に、把握した動的応答から建物の被害状況を推定するシステムが提案されている。
また、特許文献2には、予め定められた建物に地震動に応じて損傷が発生する閾値を導出して予め記憶しておき、実際に地震が発生した場合には地震計により観測された波形に基づいて建物における複数種類の物理量を算出し、算出した複数種類の物理量と予め記憶した対応する閾値との比較を行い、比較結果に基づいて建物に損傷が発生したか否かを判定して報知する地震被害判定装置が提案されている。
特開2004−69548号公報 特開2008−90534号公報
このような技術的な背景の中、被害状況を正確に判定しつつ、より容易に構造物単位の被害状況の判定を行なうことが研究されている。
本発明は、上記課題を解決すべく成されたもので、被害状況を正確に判定しつつ、容易に構造物単位の被害状況を判定することが目的である。
請求項1の発明は、地震被害の判定対象とする構造物の直下の地盤又は前記構造物近傍の地盤の揺れを観測する地震計と、前記地震計によって観測された地震波から読み取られる観測値に基づいて、台形スペクトル又は応答スペクトルを求めるスペクトル演算手段と、前記スペクトル演算手段によって求められた台形スペクトル又は応答スペクトルと、予め設定された前記構造物の固有周期と、に基づいて前記構造物に入力された速度値を求める速度値演算手段と、前記速度演算手段が求めた前記構造物に入力された速度値と、予め設定され速度値に応じて推定される前記構造物の被害状況と、に基づいて前記構造物の被害状況を判定する判定手段と、前記判定手段によって判定された判定結果を報知する報知手段と、を備えている。
したがって、地震波から求められた台形スペクトル又は応答スペクトルと構造物の固有周期とに基づいて構造物に入力された速度値を求め、更に構造物に入力された速度値と速度値に応じて推定される前構造物の被害状況とに基づいて構造物の被害状況を判定しているので、本発明を適用しない場合と比較し、地震による構造物単位の被害状況が容易に判定される。
請求項2の発明は、請求項1に記載の地震被害状況判定装置において、前記報知手段は、前記構造物の位置情報に基づいて、前記構造物が表示される地図画像に重ね合わせて判定結果を表示する。
したがって、地震が発生した地域全体における建物単位の被害状況が容易に把握される。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の地震被害状況判定装置において、前記構造物内又は前記構造物近傍に設けられ、前記地震計によって観測された地震波から読み取られる観測値を記憶する記憶手段と、を有する構造物側装置と、前記構造物とは別の場所に設けられ、前記構造物側装置に接続して、前記記憶手段に記憶された観測値を読み取る読取手段と、前記スペクトル演算手段と、前記速度値演算手段と、前記判定手段と、前記報知手段と、とを有する一つ又は複数の報知側装置と、で構成されている。
したがって、構造物とは別の場所に設けられた一つ又は複数の報知側装置に判定結果が報知されるので、地震が発生した地域全体における複数の構造物の被害状況が、容易に、しかも正確に把握される。
請求項4の発明は、請求項3に記載の地震被害状況判定装置において、前記構造物側装置は、前記地震計によって地震波が観測されたことをネットワークに接続された端末装置に配信する配信手段を有する。
したがって、地震発生が迅速に通知され、その結果、構造物単位の被害状況を迅速に知ることができる。
請求項5の発明は、地震被害の判定対象とする構造物の固有周期を設定する固有周期設定工程と、前記構造物に入力される速度値に応じて推定される前記構造物の被害状況を設定する被害状況設定工程と、前記構造物の直下の地盤又は前記構造物近傍の地盤の揺れを観測する地震計によって観測された地震波から読み取られる観測値に基づいて、台形スペクトル又は応答スペクトルを求めるスペクトル演算工程と、前記スペクトル演算工程によって求められた台形スペクトル又は応答スペクトルと、前記固有周期設定工程によって設定された固有周期と、に基づいて前記構造物に入力された速度値を求める速度値演算工程と、前記速度演算工程で求めた前記構造物に入力された速度値と、前記被害状況設定工程で設定され速度値に応じて推定される前記構造物の被害状況と、に基づいて前記構造物の被害状況を判定する判定工程と、を有する。
したがって、請求項1に記載の発明と同様に作用するので、請求項1に記載の発明と同様に、地震による構造物単位の被害状況が、容易に判定される。
請求項6の発明は、地震被害の判定対象とする構造物の直下の地盤又は前記構造物近傍の地盤の揺れを観測する地震計によって観測された地震波から求められた観測値に基づいて、台形スペクトル又は応答スペクトルを求めるスペクトル演算手段と、前記スペクトル演算ステップによって求められた台形スペクトル又は応答スペクトルと、予め設定された前記構造物の固有周期と、に基づいて前記構造物に入力される速度値を求める速度値演算ステップと、前記速度演算手段が求めた前記構造物に入力された速度値と、予め設定され速度値に応じて推定される前記構造物の被害状況と、に基づいて前記構造物の被害状況を判定する判定ステップと、前記判定ステップによって判定された判定結果を報知する報知ステップと、をコンピュータに実行させる。
したがって、請求項1に記載の発明と同様に作用するので、請求項1に記載の発明と同様に、地震による構造物単位の被害状況が、容易に判定される。
請求項7の発明は、請求項6に記載の地震被害状況判定プログラムにおいて、前記報知ステップでは、前記構造物の位置情報に基づいて、前記構造物が表示される地図画像に重ね合わせて判定結果を表示する。
したがって、請求項2に記載の発明と同様に作用するので、請求項2に記載の発明と同様に、地震が発生した地域全体における建物単位の被害状況が容易に把握される。
請求項8の発明は、請求項6又は請求項7に記載の地震被害状況判定プログラムにおいて、前記地震計によって地震波が観測されたことをネットワークに接続された端末装置に配信する配信ステップを有する。
したがって、請求項4に記載の発明と同様に作用するので、請求項4に記載の発明と同様に、地震発生が迅速に通知され、その結果、構造物単位の被害状況を迅速に知ることができる。
請求項1に記載の地震被害状況判定装置によれば、本発明を適用しない場合と比較し、被害状況を正確に判定しつつ、地震による構造物単位の被害状況を容易に判定することができる。
請求項2に記載の地震被害状況判定装置によれば、地震が発生した地域全体における建物単位の被害状況を容易に把握することができる。
請求項3に記載の地震被害状況判定装置によれば、地震が発生した地域全体における複数の構造物の被害状況を、容易に把握することができる。
請求項4に記載の地震被害状況判定装置によれば、地震発生が迅速に通知され、その結果、構造物単位の被害状況を迅速に知ることができる。
請求項5の地震被害状況判定方法によれば、本発明を適用しない場合と比較し、被害状況を正確に判定しつつ、地震による構造物単位の被害状況を容易に判定することができる。
請求項6に記載の地震被害状況判定プログラムによれば、本発明を適用しない場合と比較し、被害状況を正確に判定しつつ、地震による構造物単位の被害状況を容易に判定することができる。
請求項7に記載の地震被害状況判定プログラムによれば、地震が発生した地域全体における建物単位の被害状況を容易に把握することができる。
請求項8に記載の地震被害状況判定プログラムによれば、地震発生が迅速に通知され、その結果、構造物単位の被害状況を迅速に知ることができる。
本発明における地震被害判定装置の実施形態の一例を詳細に説明する。
まず、本発明が適用された地震被害判定装置の概略構成を説明する。図1は、地震被害判定装置10の概略構成を示す模式図である。この図1に示すように、本実施形態に係る地震被害判定装置10は、複数の報知側装置200と、地震被害の判定対象としている構造物としての建物12、14、16に設置されている構造物側装置100と、を有しており、これら各装置が各々モデム、ルータ、TA(Terminal Adapter:ターミナル・アダプタ)等の接続装置70を介してネットワーク20(本実施の形態ではインターネット)により相互に接続されている。
構造物側装置100はWWW(World Wide Web)サーバとして機能し、報知側装置200はWWWクライアントとして機能する。よって、報知側装置200には、WWWブラウザがインストールされており、このWWWブラウザを起動することにより、ネットワーク20を介し構造物側装置100に任意にアクセスすることができる。このとき、アクセス位置はURL(Uniform Resource Locator)で指定される。なお、構造物側装置100の識別には、IP(Internet Protocol)アドレスが用いられるが、URL等の他の位置指定のコードを用いてもよい。
建物12、14、16の地盤に接している階(本実施形態では、地上1階)には、それぞれ地震計80が備えられている。地震計80は、地震が発生し、予め設定された所定値以上(例えば、震度2以上)の揺れが生じると自動的に作動し、地震波(図9参照)を観測するものとされている。
なお、地震計80は、建物12、14、16の直下の地盤又は建物12、14、16近傍の地盤の揺れを観測することが可能な場所に設置されていればよい。
つぎに、構造物側装置100及び報知側装置200について説明する。
図2は、構造物側装置100の電気系の要部構成を示すブロック図である。図2に示すように、構造物側装置100には、構造物側装置100全体の動作を司るCPU(中央処理装置)120Aと、CPU120Aによる各種処理プログラムの実行時のワークエリア等として用いられるRAM(Random Access Memory)120Bと、各種プログラムや各種情報等が予め記憶されたROM(Read Only Memory)120Cと、各種情報を記憶するために用いられるハードディスク120Dと、各種情報を入力するために用いられるキーボード120Eと、各種情報を表示するために用いられるディスプレイ120Fと、接続装置70を介して各種情報の授受を行なう入出力ポート120Gと、地震計80からの出力された地震波(図9参照)が入力される入力ポート120H、などが備えられており、これら各部はシステムバスBUSにより相互に接続されている。
したがって、CPU120Aは、RAM120B、ROM120C、及びハードディスク120Dに対するアクセス、キーボード120Eを介した各種入力情報の取得、ディスプレイ120Fに対する各種情報の表示、入出力ポート120Gを介したネットワーク20に接続された装置との間の各種情報の授受、及び出力ポート120Hを介した地震計80から地震波(図9参照)の受信、を各々行うことができる。
なお、地震計80からの出力信号、すなわち入力ポート120Hから入力される地震波は振動状態を示すアナログ波形をAD変換してデジタル化されている。また、地震計80は、水平方向における所定のX方向とX方向と直交するY方向とを夫々観測すると共に、夫々の方向の地震波を出力する(図9のX方向の地震波とY方向の地震波とを参照)。
本実施形態では、東西方向をX方向とし南北方向をY方向としている。なお、X方向とY方向は特に特定されない。例えば、建物12、14、16における最も変形しやすい方向(例えば、建物が平面視長方形の場合は短辺方向)をX方向とし、それに直交する方向(例えば、建物の平面視長方形の場合は長辺方向)をY方向としてもよい。
また、図3は、報知側装置200の電気系の要部構成を示すブロック図である。図3に示すように、報知側装置200は、入力ポート120Hを介して地震計80が接続されていない以外は、構造物側装置100と同様の構成であるので、詳しい説明は省略する。
つぎに、本実施形態の作用及び効果について説明する。
すなわち、地震発生時における建物12、14、16に対する地震被害判定及び判定結果の報知について説明する。なお、建物12、建物14、建物16とはいずれも同様の方法で判定されるので、下記説明では、建物12を代表して説明する。
また、図9の上側の波形はX方向の地震波の一例を示す図であり、図9の下側の波形はY方向の地震波の一例を示す図である。
まず、地震前に、建物12の固有周期と、建物12に入力される速度値に応じて推定される当該建物12の被害状況と、建物12の位置情報(緯度と経度)と、をキーボード120E等を用いて、構造物側装置100のハードディスク120Dのデータベース領域に入力する。
ここで、建物12の固有周期は、本実施形態では、建物12の構造設計資料等から計算によって求められ設定される。なお、建物12の固有周期の求める方法は、特に限定されない。他の方法によって求め設定してもよい。例えば、常時微動振動を計測しこの計測結果から求めてもよい。或いは、小さな地震時に固有周期を実測してもよい。なお、固有周期は、建物12の前述したX方向(東西方向)とY方向(南北方向)とにおいて夫々求め入力する。
また、建物12に入力される速度値に応じて推定される当該建物12の被害状況の設定は、本実施形態では、速度値が10cm/秒以下であれば「安全」、速度値が10cm/秒〜30cm/秒であれば「警告」、速度値が30cm/秒以上の場合は「危険」とする三段階の設定なっている(図6参照)。
ここで、建物12に入力される速度値と建物12の被害状況との関係は、本実施形態では、構造設計書などによって建物12をモデル化して求めている。具体的には、構造設計書等から得られたモデル値(固有周期、粘性減衰、モード図等)を用いて、建物12のモデルを作成する(モデル化する)。このようにして作成された建物12のモデルを用いて、速度値(の各レベル)に対応した模擬地震波を作成して時刻応答解析を行なう。これにより、速度値と被害状況との関係を求める。言い換えると、上述した建物12に入力される速度値に応じて推定される当該建物12の被害状況(本実施形態では「安全」「警告」「危険」)を設定する。
なお、上述した建物12に入力される速度値と建物12の被害状況との関係を求める方法、言い換えると、建物12に入力される速度値に応じて推定される当該建物12の被害状況の設定方法は、あくまでも一例であって、これに限定されない。他の設定方法で行なってよい。
よって、建物12に入力される速度値に応じて推定される当該建物12の被害状況の設定は、建物12の構造によって異なってくる。また、免震装置や制振装置などが設けられていることによっても異なってくる。つまり、個々の建物それぞれ個別に設定されるものである。
また、構造物側装置100のハードディスク120Dのデータベース領域に入力する建物12の固有周期と、建物12に入力される速度値に応じて推定される当該建物12の被害状況と、を合わせて「建物情報」とする。
なお、建物14及び建物16においても同様に、位置情報と上述した建物情報(固有周期と推定される被害状況)とを、建物14、16に設置されている構造物側装置100のハードディスク120Dのデータベース領域に入力する。
つぎに実際に地震が発生した場合における建物12の地震被害判定及び判定結果の報知について説明する。
なお、図4は、構造物側装置100のCPU120Aによって実行される構造物側プログラム130の処理の流れを示すフローチャートである。構造物側プログラム130は地震計80から地震波が入力されると自動的に実行される。
図5は、報知側装置200のCPU120Aによって実行される報知側プログラム230の処理の流れを示すフローチャートである。報知側プログラム230は報知側装置200のキーボード120E等を介して、オペレータによって実行の指示入力が行われたときに実行される。また、各プログラムは各装置のハードディスク120Dのプログラム領域に予め記憶されている。
まず、構造物側装置100での動作について説明する。
図4に示すように、ステップ132で地震が発生し地震計80が作動すると、地震波が構造物側装置100に入力される。このとき、前述したように、X方向の地震波とY方向の地震波(図9参照)との両方の地震波が入力される。
ステップ134で、X方向の地震波及びY方向の地震波(図9参照)夫々の、最大加速度(Amax)、最大速度(Vmax)、最大変位(Dmax)、測定震度を読み取る。なお、大加速度(Amax)、最大速度(Vmax)、最大変位(Dmax)、測定震度を、「観測値」とする。
ステップ136で観測値が、ハードディスク120Dにデータベース領域に格納する。よって、ハードディスク120Dのデータベース領域には、前述したように予め地震前に入力している建物情報及び位置情報と、この観測値が格納されている。
ステップ138では、地震波が入力されたこと、すなわち、地震が発生したことを、ネットワーク20を介して各報知側装置200を操作可能なオペレータが持つ端末機器で受信可能なように配信(通知)する。
なお、配信(通知)方法は、どのようなものであってもよい。所謂電子メールであってもよいし、RSSフィード上に配信し、報知側装置200で受信してもよい。或いは、報知側装置200のディスプレイ120Fに直接表示させてもよい。或いは、警報などを鳴らしてもよい。或いは、オペレータが持つ携帯電話に携帯メールを配信してもよい。なお、報知側装置200で受信する場合は、報知側装置200がネットワークに接続された端末機器となる。
ここで、上述した作業は、建物12以外の建物14、16でも同様に行われる。つまり、地震波から観測値を読み取り、ハードディスク120Dにデータベース領域に格納すると共に、地震波が入力されたこと、すなわち、地震が発生したことを、ネットワーク20を介して各報知側装置200を操作可能なオペレータに持つ端末機器で受信可能なように配信(通知)する。
つぎに、報知側装置200の動作について説明する。
地震発生したことが確認されると、オペレータが報知側装置200のプログラムを起動する。
図5に示すように、ステップ232で、構造物側装置100に接続し、観測値、位置情報、建物情報、を読み込み(ダウンロードして)、ハードディスク120D(図2参照)に格納する。
ステップ234で、観測記録の最大加速度(Amax)、最大速度(Vmax)、最大変位(Dmax)から図6に示す台形スペクトルを求める。なお、図6は、横軸が周期、縦軸が速度値であり、それぞれ対数表示されている。また、最大加速度(Amax)が台形の右肩上がりの斜辺部分であり、最大速度(Vmax)が台形の上底部分であり、最大変位(Dmax)が台形の右肩下がりの斜辺部分である。
ここで、TVなどで配信されている一般的な地震情報で用いられる震度階は地震の大きさを表すものである。これに対して、台形スペクトルは、実際の構造設計等で必要な加速度、速度、変位等の応答量である。そして、台形スペクトルと建物の固有周期とにより、建物に入力された速度値を知ることができる。
ステップ236で、ステップ234で求められた台形スペクトル(図6参照)と、読み込んだ建物情報の固有周期と、を用いて、建物12に入力される速度値を求める。例えば、図6に示すように、建物12の固有周期が0.2秒であれば、速度値は10cm/秒となり、固有周期0.8秒であれば、速度値は30cm/秒となる。
ステップ238で、ステップ236で求められた速度値から被害状況を判定する。前述したように図6に示すように、本実施形態では、速度値が10cm/秒以下であれば「安全」、速度値が10cm/秒〜30cm秒であれば「警告」、速度値が30cm/秒以上の場合は「危険」とする三段階の設定なっている(図6参照)。なお、このときX方向とY方向とで、それぞれ判定する。
ステップ240で、図7と図8とに示すように、判定結果と観測値とが表示される報知画面300を地図画像に重ね合わせて表示する。図7と図8では、判定結果が危険である場合の表示例として、「DANGER」と表示している。また、本表示例では、X方向とY方向とで、危険度が高い方のみを表示している(両方向とも表示してもよい)。なお、図7は、判定結果と観測値とが表示される報知画面300が地図画像に重ね合わせて表示されている画面を示す図である。図8は、報知画面300を示す図である。
ここで、前述したように、建物14、16でも同様に地震波を観測した場合、同様に建物14、16の構造物側装置100に接続し、観測値、位置情報、建物情報、を読み込み(ダウンロードして)、ハードディスク120D(図3参照)に格納し、同様に当該建物の被害状況を判定し、判定結果と観測値とが表示される報知画面300を地図画像に重ね合わせて表示する。よって、地図上に建物12、14、16の被害状況を同時に確認することができる。
なお、どの建物12、14、16の判定を行なうかは、本実施形においては、各構造物側装置100が配信する配信情報に基づいてオペレータが適宜選択する。なお、地図画像の建物12、14、16にマウスを合わせることで、自動的にダウンロードから判定結果の報知までが、行われるようにしてもよい。
また、構造物側装置100がRSSフィードに配信すると、地震波を観測した建物が更新情報の一覧等で容易に判るので好適である。
なお、報知側装置200が自動的にRSSフィードの更新情報を確認し、自動的に地震波を観測した建物の構造物側装置100に接続し、地震被害の判定を行なうようにしてもよい。
このように、報知側装置200で配信された情報を受け取る場合は、報知側装置200がネットワークに接続された端末装置に相当する。また、別の装置、例えば、携帯電話で配信された情報を受け取る場合は、携帯電話が端末装置に相当する。
また、ネットワーク20に接続されている全ての報知側装置200で同様に、建物12、14、16の地震被害の判定を行い、判定結果と観測値とが表示される報知画面300を、例えば、インターネットを介して提供されている地図検索サービス(例えば、Google Map(R)、やMapion(R))の地図画像に重ね合わせて表示される。なお、報知側装置200は、常時ネットワークに接続されていなくてもよい。要は、報知側装置200は、ネットワーク20に接続可能であればよい。
なお、このように報知画面300を地図画像に重ね合わせて表示する方法は、既存の技術を用いて行なうことができる。
一例を簡単に説明すると、API(アプリケーション・プログラム・インターフェース)によって、報知画面300を地図画像に重ね合わせて表示することがきる。
以上説明したように、本実施形態の地震被害判定装置10によれば、地震計80によって観測された地震波(図9参照)から読み取られる観測値に基づいて、台形スペクトル求め、求められた台形スペクトルと、予め設定された建物12、14、16の固有周期と、に基づいて建物12、14、16に入力された速度値を求め、更に求められた建物12、14、16に入力された速度値と、予め設定された建物12、14、16に入力される速度値に応じて推定される当該建物の被害状況と、に基づいて建物12、14、16の被害状況を判定する判定し、判定結果を報知する。したがって、本発明を適用しない場合と比較し、地震による建物12、14、16の被害状況(建物単位の被害状況)を容易に、しかも正確に判定することができる。
また、建物12、14、16に入力される速度値に応じて推定される当該建物の被害状況は、建物12、14、16に入力される速度値から求められる建物12、14、16の変形が、弾性変形及び塑性変形のどちらであるかによって、更に塑性変形の場合は塑性率によって、推定されている。したがって、建物12、14、16に入力される速度値から、当該建物の被害状況を正確に推定することができる。
また、建物12、14、16の位置情報に基づいて、建物12、14、16が表示される地図画像に重ね合わせて(合成して)判定結果を表示する。したがって、地震が発生した地域全体の被害状況を容易に把握することができる(図7参照)。
また、構造物側装置100は、地震計80によって地震波が観測されたことをネットワーク20に接続された端末装置に配信する。したがって、地震発生が迅速に通知され、その結果、建物12、14、16の被害状況を迅速に知ることができる。
このように、建物12、14、16単位で地震被害状況の判定を行い、判定結果などが表示された報知画面300を地図画像に重ね合わせて表示しているので(図7参照)、地域全体の被害状況の把握を容易に行なうことができる。
これにより、例えば、被害が大きく危険な建物の居住者はそこから速やかに避難すべきであるとする情報が得られると共に、被害の少ない建物に避難する避難経路の情報を得ることができる。また、物資の補給経路や救助隊の移動経路などが、迅速且つ正確に得られるので、初動支援や救済活動等にも活用することができる。
ここで、上記実施形態では、地震被害の判定には台形スペクトル(図6参照)を用いて建物12、14、16に入力される速度値を求めたが、観測値から応答スペクトル(Sv、pSv)を用いて建物12、14、16に入力された速度値を求めてもよい。応答スペクトルも同様に横軸が周期、縦軸が速度値であり、それぞれ対数表示された略台形状のグラフである。
なお、応答スペクトル(Sv、pSv)は、速度応答スペクトル(Sv)と擬似速度応答スペクトル(pSv)とから構成される。速度応答スペクトル(Sv)は、地震波から、任意の粘性減衰定数を有する1質点計の弾性計算によって求められる最大速度のスペクトルである。擬似速度応答スペクトル(pSv)は、地震波から、任意の粘性減衰定数を有する1質点系の弾性計算によって求められる最大変位ω(固有円振動数)を乗じて求められる擬似速度スペクトルである。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。本発明の要旨を逸脱しない範囲で上記実施の形態に多様な変更又は改良を加えることができ、そのような変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
また、上記の実施の形態は、クレーム(請求項)にかかる発明を限定するものではなく、また実施の形態の中で説明されている特徴の組合せの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。上記の実施の形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜の組合せにより種々の発明を抽出できる。上記の実施の形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明の効果が得られる限りにおいて、この幾つかの構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
例えば、上記実施形態では、報知側装置200で、地震被害の判定及び判定結果の放置を行なっていたが、これに限定されるものではない。例えば、建物12、16、16に設置されている構造物側装置100でも、報知側プログラム230(図5参照)を格納しておき、各構造物側装置100でも地震被害状況を判定し、判定結果と観測記録を地図画像に重ね合わせて表示してもよい。
更に、建物12の被害状況を、他の建物14、16に設置されている構造物側装置100でも同様に地震被害状況を判定し、判定結果と観測記録を地図画像に重ね合わせて表示してもよい。
或いは、構造物側装置100にネットワーク20を介して報知側装置200を接続し、報知側装置200では判定結果と観測記録とを単に閲覧のみするようにしてもよい(例えば、通常のパソコンなどでWEBサイトを閲覧するように)。
或いは、建物12、16、18には単に地震計80だけを設置し、地震波自体をネットワーク20に常時接続されている報知側装置200に転送するようにしてもよい。また、この常時接続されている報知側装置200に他の報知側装置200がネットワークを介して接続して、観測値を読み込んだり(ダウンロードしたり)、或いは、判定結果と観測記録とを閲覧するようにしてもよい。
また、上記実施の形態では、ネットワーク20としてインターネットを適用した場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、ローカル・エリア・ネットワーク、イントラネット等の他の通信回線を単独又は組み合わせて適用する形態とすることもできる。
また、上記実施の形態で説明した地震被害判定装置10の構成(図1〜図3参照)は一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内で適宜変更可能であることは言うまでもない。
同様に、上記実施の形態で示した各種プログラムの処理の流れ(図4、図5参照)も一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内で、処理順位を変更したり、必要に応じて新たなステップを追加したり、不要なステップを削除したりすることができることは言うまでもない。
また、上記実施の形態で示した報知画面300(図12、図13参照。)は一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において適宜変更可能であることは言うまでもない。
更に、例えば、プリンタ等の印刷手段による印刷やスピーカ等の音声出力手段による可聴表示等によって報知を行なう形態とすることもできる。
また、上記実施形態では、判定結果は、「安全」、「警告」、「危険」の三段階であったが、これに限定されない。2段階(例えば、「安全」と「危険」)であってもよいし、4段階以上に設定してもよい。また、「安全」、「警告」、「危険」以外の詳しい情報を報知してもよい。例えば、推奨される行動(「当該建物から離れる」や「当該建物に留まる」)などを表示するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、地震計80は、建物12、14、16の地上1階に設置されていたが、これに限定されない。例えば、地下階がある場合は、最下階の地下階に設けて建物の12、14、16の直下の地盤の揺れを観測する。また、建物12、14、16の直下でなく、その近傍の地盤の揺れを観測するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、構造物側装置100は、建物12、14、16の中の地震計80の近傍に設けられていたが、これに限定されない。地震計80が設置されている部屋と別の部屋や別の階に設けられていてもよい。また、建物12、14、16の中でなく、その建物12、14、16の近傍に設けられていてもよい。
また、上記実施形態では、地震被害の判定対象の構造物としての建物12、14、16は、オフィスビル、マンション、戸建住宅、学校、役所など、人間が居住している建物を想定している。しかし、このような人間が居住している建物以外の構造物を地震被害の判定対象の構造物としてもよい。例えば、橋、道路(の橋脚)、トンネル、ダム等を地震被害の判定対象としてもよい。
本発明の実施形態に係る地震被害判定装置の概略構成を示す模式図である。 本発明の実施形態に係る地震費被害判定装置における構造物側装置の電気系の要部構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る地震費被害判定装置における報知側装置200の電気系の要部構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る構造物側プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る報知側プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 台形スペクトルを示すグラフである。 判定結果と観測値とが表示される報知画面が地図画像に重ね合わせて表示されている画面を示す図である。 報知画面を示す図である。 X方向の地震波とY方向の地震波の一例を示す図である。
符号の説明
10 地震被害状況判定装置。
12 建物(地震被害の判定対象とする構造物)
14 建物(地震被害の判定対象とする構造物)
16 建物(地震被害の判定対象とする構造物)
20 ネットワークに接続された端末装置に配信する配信手段を有する請求項
70 接続手段(読取手段、配信手段)
80 地震計
100 構造物側装置
120A CPU(スペクトル演算手段、速度値演算手段、判定手段、報知手段、読取手段、配信手段)
120F ディスプレイ(報知手段)
120D ハードディスク(記憶手段)
200 報知側装置(端末装置)
300 報知画面(報知手段)

Claims (8)

  1. 地震被害の判定対象とする構造物の直下の地盤又は前記構造物近傍の地盤の揺れを観測する地震計と、
    前記地震計によって観測された地震波から読み取られる観測値に基づいて、台形スペクトル又は応答スペクトルを求めるスペクトル演算手段と、
    前記スペクトル演算手段によって求められた台形スペクトル又は応答スペクトルと、予め設定された前記構造物の固有周期と、に基づいて前記構造物に入力された速度値を求める速度値演算手段と、
    前記速度演算手段が求めた前記構造物に入力された速度値と、予め設定され速度値に応じて推定される前記構造物の被害状況と、に基づいて前記構造物の被害状況を判定する判定手段と、
    前記判定手段によって判定された判定結果を報知する報知手段と、
    を備えた地震被害状況判定装置。
  2. 前記報知手段は、前記構造物の位置情報に基づいて、前記構造物が表示される地図に重ね合わせて判定結果を表示する請求項1に記載の地震被害状況判定装置。
  3. 前記構造物内又は前記構造物近傍に設けられ、前記地震計によって観測された地震波から読み取られる観測値を記憶する記憶手段を有する構造物側装置と、
    前記構造物とは別の場所に設けられ、前記構造物側装置に接続して、前記記憶手段に記憶された観測値を読み取る読取手段と、前記スペクトル演算手段と、前記速度値演算手段と、前記判定手段と、前記報知手段と、とを有する一つ又は複数の報知側装置と、
    で構成された請求項1又は請求項2に記載の地震被害状況判定装置。
  4. 前記構造物側装置は、前記地震計によって地震波が観測されたことをネットワークに接続された端末装置に配信する配信手段を有する請求項3に記載の地震被害状況判定装置。
  5. 地震被害の判定対象とする構造物の固有周期を設定する固有周期設定工程と、
    前記構造物に入力される速度値に応じて推定される前記構造物の被害状況を設定する被害状況設定工程と、
    前記構造物の直下の地盤又は前記構造物近傍の地盤の揺れを観測する地震計によって観測された地震波から読み取られる観測値に基づいて、台形スペクトル又は応答スペクトルを求めるスペクトル演算工程と、
    前記スペクトル演算工程によって求められた台形スペクトル又は応答スペクトルと、前記固有周期設定工程によって設定された固有周期と、に基づいて前記構造物に入力された速度値を求める速度値演算工程と、
    前記速度演算工程で求めた前記構造物に入力された速度値と、前記被害状況設定工程で設定され速度値に応じて推定される前記構造物の被害状況と、に基づいて前記構造物の被害状況を判定する判定工程と、
    を有する地震被害状況判定方法。
  6. 地震被害の判定対象とする構造物の直下の地盤又は前記構造物近傍の地盤の揺れを観測する地震計によって観測された地震波から求められた観測値に基づいて、台形スペクトル又は応答スペクトルを求めるスペクトル演算ステップと、
    前記スペクトル演算ステップによって求められた台形スペクトル又は応答スペクトルと、予め設定された前記構造物の固有周期と、に基づいて前記構造物に入力される速度値を求める速度値演算ステップと、
    前記速度演算手段が求めた前記構造物に入力された速度値と、予め設定され速度値に応じて推定される前記構造物の被害状況と、に基づいて前記構造物の被害状況を判定する判定ステップと、
    前記判定ステップによって判定された判定結果を報知する報知ステップと、
    をコンピュータに実行させる地震被害状況判定プログラム。
  7. 前記報知ステップでは、前記構造物の位置情報に基づいて、前記構造物が表示される地図画像に重ね合わせて判定結果を表示する請求項6に記載の地震被害状況判定プログラム。
  8. 前記地震計によって地震波が観測されたことをネットワークに接続された端末装置に配信する配信ステップを有する請求項6又は請求項7に記載の地震被害状況判定プログラム。
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