JP2009293846A - 引出し型加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】ビルトイン設置する引出し型加熱調理器において、引出し体の出入りに対応して常に食品を照明することを可能にする。
【解決手段】引出し体2に照明光源25を設けるとき、引出し体2への電力供給(給電)にリード線を使用するのは、耐久性の観点から極めて困難であるが、左右のスライド機構4,4に対して、本体1側の固定レール4aと引出し体2側の可動レール4bとを常時通電可能な摺動状態とする構造とし、二線接続により本体1側から引出し体2への給電を行う。引出し体2の開閉扉2aに設けられた照明光源25は、この給電を受けて点灯し、引出し体2上の食品を照明する。照明光源25を発光効率、省スペース性及び耐振動性に優れたLED光源とすることにより、耐久性に優れ、長寿命の信頼性に優れた照明光源を備えることができる。
【選択図】図2

Description

この発明は、一般的には加熱調理器に関し、特定的には被加熱物が収容又は載置される引出し体が調理器本体内から外へ引出し可能に設けられた引出し型加熱調理器に関する。
ビルトイン設置する引出し型加熱調理器において、本体前面に設けられる加熱室の開口部の寸法は事実上、数種に規格化されており、組み込まれる加熱調理器の巾、奥行き、高さは一定寸法であることが要求される。たとえば、出願人が既に米国市場に提供している加熱調理器では、巾 約55cm(24インチ基準)または約77cm(30インチ基準)、奥行き約60cm、高さ約37cmとなっている。このように、巾に関しては、24インチ基準と30インチ基準の二種類が普及しているが、高さと奥行きは共通している。
加熱調理器の加熱室は、これら外形寸法の内部に、電気部品、機械部品とともに格納されることから、引出し型加熱調理器の設計に当たっては、使用者の要求と外形寸法の間の調整が大きな位置を占めている。
加熱調理器、特に電子レンジの庫内灯は、通常、加熱室壁面内に固定設置されている。加熱調理中及びドア開扉時には、庫内灯を点灯して加熱室内を照明することにより、加熱室内の被加熱物(調理食品)を照明して、使用者の利便性に供している。しかしながら、引出し型加熱調理器では、ドアの開閉につれて引出し体全体が移動し被加熱物も当然ながら移動する。そのため、ドアの開きの際に引出し体が繰り出されたときには、固定設置された庫内灯では引出し体とともに移動した食品を照明できない。特に大型の加熱調理器では、庫内灯では、引き出された食品に殆ど光が届かない。
加熱調理器に広く採用されている回転開閉型ドアでは、ヒンジ部に回転軸がありドアの移動量がゼロとなっていることを利用し、リード線をヒンジ部又はその近傍を経由して加熱調理器本体とドアの電力供給と信号伝送を行う構造が知られている。しかしながら、引出し式の加熱調理器においては、ヒンジ部に相当する軸が存在しないことから、調理器本体から離れるドア部分に照明装置を設けるには、電源の遣取り、即ち、引出し体上の照明光源に本体側から電力を伝送するために、調理器本体とドア部分をリード線等を介して繋ぐ必要がある。
リード線に代えて、通電を目的とするレールは一般的に使用されているが非常に高額である。また、無接触の電力伝送手段では、ドアが全閉状態以外の時、即ち、開扉状態では電力及び信号の伝送が不可能であるため、ドア上に電力蓄積手段が必要となる。更にまた、ドア内面と加熱室前面の密着が損なわれると伝送効率が低下するので、ドア開閉に対する耐久性が必要である。従来庫内灯に用いられている白熱灯は、ドア開閉による衝撃等でフィラメントの破損が発生し易い上に、照明効率が極めて低いため、大電流を必要とし電源供給が困難である上に、サイズが大きく、且つ発熱が大きいので通風を必要とし、ドア上のスペースを大きく占拠する欠点がある。
配線を露出させることがない家具用通電構造が提案されている(特許文献1参照)。この家具用通電構造は、家具スライド部を構成する固定部と移動部との各々に導体領域と不導体領域とを配設し、所定のスライド状態において固定部導体と移動部導体とを接触させて通電するものである。スライド部の導体と導体、又は不導体の接触の関係によって通電とその切替を実現している。
複写機等のOA機器の内部ユニットの出し入れに使用されるスライドレールに関して、通電可能な材料より形成された筐体側レールと、通電可能に連結される通電可能な材料より形成されたユニット側レールと、筐体側レールの前部外面と、ユニット側レールの後部外面に跨がって位置し、筐体側レールとユニット側レール間を通電可能とする通電接触子を有するものが提案されている(特許文献2参照)。このスライドレールによれば、ユニットに帯電した電気はユニット側レールから通電接触子を通って筐体側レールに流れ、更に筐体に流れることで、アースすることを図っている。
特許文献2で明らかなとおり、事務機器及び工場用設備等においては、固定部材と移動部材の間の電気的な導通を確保する手段として、いくつかの先行技術が開示されているが、家庭用加熱調理器に採用するためには、従来使用されていたリード線等の給電手段と比較して極めて高価であり、採用が困難である。
また、特許文献3に記載されている無接触の給電手段は、開扉状態では、蓄電器等の蓄電手段で操作部及び表示部を稼動させる必要があり、開扉状態で長時間放置されることの少ない冷蔵庫ドア等で実用化されているが、加熱調理器では、長時間開扉のままとなる可能性があり、蓄電手段の大型化、消灯、さらには、停止待機などの高度な制御の採用が必要となることから、簡便な解決手段といえない。
実開平06−50181号公報 特開平09−36557号公報 特開昭60−211811号公報
照明装置を引出し体に設ければ、引出し体を加熱室から引き出しても照明装置と引出し体との相対位置は変わらないので、引出し体内を照らし、ドアの開閉に伴って移動する調理品を常に照明することができる。しかしながら、加熱調理器本体内の電源部と、加熱調理器本体に対して開閉移動する引出し体とともに移動する照明装置との間での電力供給が困難になるという問題がある。
調理器本体と引出し体との間で電力供給を行うには、一般には、フレキシブルケーブルのような屈曲可能なリード線で接続することが考えられるが、こうしたケーブルは比較的高価であるとともに、引出し体の移動に対応して、ドア開閉動作が行われる回数と同じ回数でリード線が屈曲動作を行うこととなり、リード線には断線が生じ易くなる。したがって、リード線による電力供給は、耐久性において非常に不利な状況となるため、実用化することが非常に難しい。そこで、加熱調理器本体と加熱調理器本体に対して移動可能な引出し体との間における電力供給や信号伝送を、既存の機構を利用して、高い耐久性の下で行う点で解決すべき課題がある。
この発明の目的は、加熱調理器本体と、加熱調理器本体に対して移動可能な引出し体との間においては、屈曲可能なワイヤを用いることなく、導電性のある既存の機構を利用して行うことにより、引出し体に設けた照明装置に低コストで必要な電力供給を行うことができる引出し型加熱調理器を提供することである。
上記課題を解決するため、この発明による引出し型加熱調理器は、内部に形成されている加熱室が開口部を通じて外に開いている調理器本体と、前記調理器本体に設けられた電源部と、前記調理器本体の前記加熱室内から外へ引き出し可能に配置されており前記加熱室内への収納状態で前記開口部を閉鎖可能な開閉扉を有する引出し体と、前記引出し体を移動させるための移動機構とを備えており、前記移動機構は前記加熱室の少なくとも左右外側に配置されており、前記移動機構は、前記前記調理器本体に取り付けられた固定レールと、前記引出し体の前記開閉扉に取り付けられており前記固定レールに沿ってスライド可能な可動レールとを含んでいる、ことから成る引出し型加熱調理器において、前記引出し体には前記引出し体内部を照らす照明装置が配設されており、前記移動機構は前記電源部と前記照明装置とを接続して前記照明装置のための給電を行う給電経路を提供している、ことを特徴としている。
引出し型加熱調理器においては、調理器本体と引出し体とを接続しているものとしてはスライドレールがあるが、従来、スライドレールは引出し体の引出しのためだけに用いるものとして認識されている。この引出し型加熱調理器によれば、引出し型加熱調理器の照明装置への電源供給として、引出し体側と本体側の移動機構が常時導通する摺動状態であることが利用されるので、耐久性があり且つ低コストの部材で、照明装置への電力供給が可能となる。
この引出し型加熱調理器において、前記移動機構の前記固定レールと前記可動レールとについては、全移動区間を通じて導電性を維持することが好ましい。また、前記給電経路は、前記移動機構の少なくとも二つを用いて形成することができる。また、照明装置の照明光源については発光ダイオードとすることができる。発光ダイオードは、照明光源として発光効率が高く、しかも小型点光源であるので引出し体、特にその開閉扉に搭載した場合にもスペースを占拠することがない。また更に、照明装置を開閉扉の上端部に設けることで、開閉扉の上端部から後下方に向かって、引出し体の内部を広く照らすことができる。照明装置を点灯させる状態としては、少なくとも、引出し体を加熱室から引出した状態、及び引出し体を加熱室に収納して行う加熱調理中とすることで、使用者の利便性に則したものとなる。
この引出し型加熱調理器によれば、加熱調理器本体側から引出し体に備わる照明装置への電力供給が、加熱室の外側に配設された既設の移動機構を通じて行われるので、給電経路として既設の移動機構が常時導通する摺動状態が利用され、追加するパーツを必要としないため、照明装置への電力供給を低コストで行うことができる。しかも、屈曲可能なリード線を使用する必要がないので、引出し体の繰り返し開閉にも、リード線を用いた方法で懸念されるところのドア開閉動作による信号線の断線という心配がなく、耐久性を発揮することができる、また、加熱調理に使用されるマイクロ波の影響を受けることが殆どない。また、加熱調理器の照明装置を調理器本体に設けることなく引出し体に設けることができるので、引出し体を引き出した後も、引出し体内を照らすことができる。また、照明装置として固体光源であるLEDを用いた場合には、白熱灯のようにフィラメントが破損してする可能性がなく、ドアの開閉に伴う衝撃による破損や故障の可能性が極めて低い。更に、照明装置を開閉扉に設置すれば、故障時の光源交換も容易であるというメリットもある。
以下、図面を参照して、この発明による引出し型加熱調理器の実施形態を説明する。図1はこの発明による引出し型加熱調理器の一実施例の全体的な外観を示す斜視図である。図2は図1に示す引出し型加熱調理器の一部を切断して示す側面図である。
図1に示すように、引き出し型加熱調理器(以下、「加熱調理器」と略す)は、調理器本体1と調理器本体1から引き出し可能な引出し体2とを備えている。調理器本体1の内部には、引出し体2に載置される被加熱物を調理するための加熱室3が形成されている。調理器本体1の前面には、加熱部3から引出し体2を外部に引き出し可能に開く開口部3aが設けられている。
引出し体2は、加熱室3を開閉するための開閉扉2aと、開閉扉2aが取り付けられ且つ被加熱物を載置状態に収容する容器状の収容部2bとを備えている。引出し体2は、加熱室3内から前方へ引き出すことができるように、加熱室3の外側に設けられたスライド機構によって調理器本体1に対して図1に矢印で示すように移動可能に配置されている。引出し体2を調理器本体1に支持するため、開閉扉2aがスライド機構に連結されているとともに、収容部2bにおいても加熱室3にローラ等によって転がり支持されている。引出し体2は、調理器本体1から前方に引き出されて収容部2bが開口部3aの外に出る引出し位置(図1の引出し状態に相当)と、調理器本体1内に押し込まれて収容部2bが加熱室3内に収納された収納位置との間で移動可能である。開閉扉2aが加熱室3の開口部3aを閉じる際には、加熱室3の内部は調理器本体1の内壁面と引出し体2によって密閉された空間となり、加熱時に発生されるマイクロ波の外部への漏出が防止される。
スライド機構は、引出し体2を調理器本体1内で移動させるために、加熱室3の左右両外側に配置された左右のスライド機構4,4と加熱室3の中央下方外側に配置された中央のスライド機構(図1及び図2には図示せず)4とを備えている。図2に示すように、左右の各スライド機構4は、調理器本体1側に取り付けられる固定レール4aと、引出し体2側に取り付けられ且つ固定レール4aに沿ってスライド可能な可動レール4bとを備えている。固定レール4aと可動レール4bとは、導電性の金属製品で構成されており、両レール間では全スライド区間を通じて導電性が維持されており、その区間内では両レール4a,4bの互いの摺動面を介した通電が可能となっている。開閉扉2aの繰り返し開閉を保証するには、スライド機構4の摺動部にはグリスが必要であるが、摺動部での導電性を確保するため、グリスとして導電性グリスが用いられている。なお、可動レール4bは、マイクロ波の照射を受ける開閉扉2aに対して絶縁した状態で固定されている。スライドレールの取り付け時、サポートアングル及び調理器本体1との間に絶縁を施し、取り付けることで、スライドレールをリード線の代わりとして電源供給させることができる。
引出し体2の開閉扉2aは、その上部において、前面から張り出しており且つ手動操作の際の把手としての操作部9を有している。操作部9には、引出し体2を照らす照明装置25が設けられている。調理器本体1の前面上部には、調理の仕方等の各種操作ボタン9aを配置可能であるとともに、加熱調理器の各種の制御を行うマイクロコンピュータから成る制御部や、図示しないが、液晶パネルのような表示部を含むことができる。
照明装置25としては、固体光源(点光源)であるLED光源が用いられる。LED光源は、白熱灯のようにフィラメントが破損してする可能性がなく、ドアの開閉に伴う衝撃による破損や故障の可能性が極めて低いので好都合である。照明装置25を開閉扉2aの上部に設置することにより、故障時の光源交換も容易になる。照明装置25は、開閉扉2aの上端部から後下方を照らすことによって、引出し体2の引出し状態又は収納状態に関わらず、引出し体2に載置されている被加熱物(調理食品)を照らすことができる。
可動レール4bには、照明装置25との間に電力を供給する電源供給ライン6が接続されている。また、固定レール4aにおいても、電源部10との間で電源供給ライン7が接続されている。したがって、照明装置25には、電源部10から、電源供給ライン6、スライド機構4(固定レール4a、可動レール4b)それ自体、及び電源供給ライン7から成る給電経路を通じて電源が供給される。この電源供給を示す給電経路8が模式的に描かれている。
調理器本体1には、引出し体2に備わる作動子12と協働して、引出し体2の全開の引出し位置と全閉の収納位置とを検出するスイッチ11a,11bが設けられている。また、引出し体2には、その収納位置において、調理器本体1に設けられているフック13に係合可能なラッチ14が設けられている。調理器の作動安全上、ラッチ14がフック13に係合している状態で加熱用の電源が通電可能とされている。また、調理器本体1の背面側スペースには、電源部10とともに、マイクロ波発生用のマグネトロン20が配設されており、更に調理器本体1の天井スペースには、マグネトロン20で発生されたマイクロ波を加熱室3に導く導波管21が配設されており、天井スペースには、図示しないが回転アンテナとアンテナモーターが組み込まれている。
両レール4a,4bやその駆動機構(モータ)は、加熱室3と切り離して設けられているので、耐熱性と難燃性のある高価な部品や材料を用いる必要がなくなるとともに、故障の原因と成り得る高温や放電の原因となるマイクロ波に曝されることが無くなり、また食品のカスの影響を受けることを避けることができる。また、各スライド機構4は上記のとおり加熱室3の外側に設けられているので、開閉扉2aが閉じている状態では開口部3aはマイクロ波漏れがないように調理器本体1に対して閉じていて、スライド機構4は加熱室3とは完全に隔離されている。しかも、マイクロ波発生装置であるマグネトロン20は開閉扉2aが閉じている条件の下でのみ通電可能とされている。したがって、マグネトロン20の作動時にはマイクロ波は、制御信号や給電経路となるスライド機構4の金属製の各レールに影響を及ぼすことはない。更に、開閉扉2aが少しでも開いた場合には、マグネトロン20への通電が遮断される設計になっているので、この場合もスライド機構4の金属製の各レールに影響は生じない。なお、照明装置25を駆動する電圧・電力は、電源変圧器、整流回路等により商用電源から切り離されており、且つ低電圧・低電力であるので、人がスライド機構4に触れるようなことがあっても問題はない。
図3は、この発明による引出し型加熱調理器の給電供給ラインの模式図である。図3に示す実施例では、左右のスライド機構4,4に設けられている固定レール4a及び可動レール4bは、調理器本体1側の電源部10から、開閉扉(ドア)側に設けられる照明装置25への電源を供給する駆動用電源ライン6,7と共に電源供給ライン16,16として用いられており、これらの電源供給ライン16,16は二線接続により本体1側から引出し体2への給電を行っている。
図4は、図1に示す引出し型加熱調理器の開閉扉の内面を示す図である。図4に示すように、開閉扉2aの内面には、加熱調理器内部透視用(マイクロ波の透過は遮断される)の窓部26の上方位置に、照明装置25,25が引出し体2の内部を照明可能に配置されている。この例では、LED照明が2個配置されているが、個数については、巾の広さに応じて、適宜変更可能である。
上記実施例では、左右のスライド機構4,4を給電経路として利用するが、本発明による引出し型加熱調理器ではこの形態に限ることなく、例えば加熱室の外側に設けられている底側のスライド機構を利用して(必要であれば当該底側のスライド機構4を複数本としてもよい)、電源供給を行ってもよいことは明らかである。
なお、普通紙複写機にも通電機能を持った移動機構を備えるものがあるが、この移動機構は、トナー定着部や給紙機構などで発生する静電気を徐々に放電させることを目的として通電する構成であり、電力供給を目的としていない。そのため、電圧レベルの安定など、本発明である引出し型加熱調理器の照明用途に必要な信頼性が保証されていないものであり、引出し型加熱調理器の照明用途に利用するのは困難である。
この発明による引出し型加熱調理器の一実施例の全体的な外観を示す斜視図である。 図1に示す引出し型加熱調理器の一部を切断して示す側面図である。 図1に示す引出し型加熱調理器の給電供給ラインの模式図である。 図1に示す引出し型加熱調理器の開閉扉の内面を示す模式図である。
符号の説明
1 調理器本体1 2 引出し体
2a ドア 2b 収容部
3 加熱室 3a 開口部
4 スライド機構 4a 固定レール
4b 可動レール 6,7 電源供給ライン
9 操作部(把手) 9a 操作ボタン
10 電源部 11a,11b スイッチ
12 作動子 13 フック
14 ラッチ 16 電源供給ライン
20 マグネトロン 21 導波管
25 照明装置 26 窓

Claims (6)

  1. 内部に形成されている加熱室が開口部を通じて外に開いている調理器本体と、
    前記調理器本体に設けられた電源部と、
    前記調理器本体の前記加熱室内から外へ引き出し可能に配置されており前記加熱室内への収納状態で前記開口部を閉鎖可能な開閉扉を有する引出し体と、
    前記引出し体を移動させるための移動機構とを備えており、
    前記移動機構は前記加熱室の少なくとも左右外側に配置されており、
    前記移動機構は、前記前記調理器本体に取り付けられた固定レールと、前記引出し体の前記開閉扉に取り付けられており前記固定レールに沿ってスライド可能な可動レールとを含んでいる、
    ことから成る引出し型加熱調理器において、
    前記引出し体には前記引出し体内部を照らす照明装置が配設されており、
    前記移動機構は前記電源部と前記照明装置とを接続して前記照明装置のための給電を行う給電経路を提供している、
    ことを特徴とする引出し型加熱調理器。
  2. 前記移動機構の前記固定レールと前記可動レールとが、全移動区間を通じて導電性を維持することを特徴とする請求項1に記載の引出し型加熱調理器。
  3. 前記給電経路は、前記移動機構の少なくとも二つを用いて形成されることを特徴とする請求項2に記載の引出し型加熱調理器。
  4. 前記照明装置の照明光源は発光ダイオードであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の引出し型加熱調理器。
  5. 前記照明装置は前記開閉扉の上端部に設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の引出し型加熱調理器。
  6. 前記照明装置は、少なくとも、前記引出し体を前記加熱室から引出した状態、及び前記引出し体を前記加熱室に収納して行う加熱調理中に、点灯されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の引出し型加熱調理器。
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