JP2009293213A - 建物 - Google Patents

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Abstract

【課題】構造材に制振装置が取り付けられた建物であって、制振機能をより確実に得ることができる構造の提供
【解決手段】建物100は、構造材(この実施形態では、梁110、120)に制振装置200が取り付けられている。制振装置200は、制振ユニット201と、建物100に生じたせん断変形を制振ユニット201に伝達する伝達機構202とを備えている。この建物100は、構造材110、120に軸状の締結具130、140を挿通する挿通穴111、121が形成されており、伝達機構202は挿通穴111、121に通された軸状の締結具130、140に固定されている。さらに、この建物100は、挿通穴111、121を軸状の締結具130、140から保護する保護部材300を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は制振装置が取り付けられた建物に関する。
制振装置が取り付けられた建物は、例えば、特開2002−70357号公報に開示されている。同公報では、梁に固定されるパネル状の上部伝達部材と、床等の基礎に固定されるパネル状の下部伝達部材との間に油圧ダンパが取り付けられた装置が開示されている。同公報においては、下部伝達部材は、アンカボルトによって基礎及び下梁に固定されている。上部伝達部材は、上梁に挿通したアンカボルトに固定されている。ここで、アンカボルトはそれぞれ下梁および上梁を貫通している。
特開2002−70357号公報
上述した制振装置は、地震時に、制振機能(振動を緩和する機能)を発揮するためには、建物に生じるせん断方向の変位が伝達部材(伝達機構)を介して制振ユニット(同公報では、油圧ダンパ)に適切に伝えられることが必要である。
しかしながら、地震時には、建物を揺らすほどの相当に大きな力が作用する。このとき、当該大きな力が、上梁と下梁に挿通したアンカボルトを介して上下の伝達部材、および、制振ユニットに作用する。本発明者は、独自に行なった試験によって、図20(a)に示すように、アンカボルト10が梁20の挿通穴21に直接装着されている場合には、図20(b)に示すように、地震時にアンカボルト10が、挿通穴21に押し当たるために、挿通穴21が大きく損傷する可能性があることを見出した。例えば、上梁と下梁が木材で構成された木造住宅などでは、上梁と下梁にアンカボルトが挿通した部位(挿通穴)が損傷し易く、上梁と下梁の相対的な変位に応じてアンカボルトが振れ動き、上梁と下梁の相対的な変位が上手く制振ユニットに伝達されない場合があった。
本発明に係る建物は、構造材に制振装置が取り付けられている。制振装置は、制振ユニットと、建物に生じたせん断変形を制振ユニットに伝達する伝達機構とを備えている。この建物は、構造材に軸状の締結具を挿通する挿通穴が形成されており、伝達機構は挿通穴に通された軸状の締結具に固定されている。さらに、この建物は、挿通穴を軸状の締結具から保護する保護部材を備えている。
ここで「軸状の締結具」には、ボルトやねじなど、伝達機構の締結に用いられる軸状の部材が含まれる。また、「構造材」には、「梁」や「柱」が含まれる。
この建物によれば、地震時に、挿通穴に生じる損傷を小さく抑えることができ、建物に生じたせん断変形を上手く制振ユニットに伝達することができる。このため、制振ユニットの機能をより確実に得ることができる。
以下、本発明の一実施形態に係る建物を図面に基づいて説明する。
この実施形態では、建物100は、図1に示すように、構造材(この実施形態では、梁110、120)に制振装置200が取り付けられている。制振装置200は、制振ユニット201と、建物100に生じたせん断変形を制振ユニット201に伝達する伝達機構202とを備えている。この建物100は、図2、図3に示すように、構造材110、120に軸状の締結具130、140を挿通する挿通穴111、121が形成されており、伝達機構202は挿通穴111、121に通された軸状の締結具130、140に固定されている。さらに、この建物100は、挿通穴111、121を軸状の締結具130、140から保護する保護部材300を備えている。
この建物100によれば、保護部材300によって、地震時に、挿通穴111、121に生じる損傷を小さく抑えることができる。そして、軸状の締結具130、140を介して構造材110、120の相対的な変位を上手く制振ユニット201に伝達することができる。このため、制振ユニット201の機能をより確実に得ることができる。
以下、この実施形態に係る建物をより詳細に説明する。この建物100は、構造材110、120に制振装置200が取り付けられている。そして、制振装置200は、図1に示すように、制振ユニット201と、伝達機構202とを備えている。
この実施形態では、構造材110、120は、図1に示すように、例えば、建物100の階上部401と、階下部402との間に配設された矩形の枠組み101の上梁110と下梁120である。すなわち、この実施形態では、矩形の枠組み101は、上梁110と、下梁120と、柱151、152とを備えている。上梁110は、この実施形態では、建物の階上部401に締結具403によって締結されている。下梁120は、この実施形態では、建物の階下部402に締結具403によって締結されている。上梁110と下梁120の間には、複数の柱151、152、153が設けられている。この実施形態では、矩形の枠組み101は、複数の柱151、152、153のうち2つの柱151、152と、上梁110と、下梁120とによって構成されている。上下の梁110、120には、図2および図3に示すように、伝達機構202を取り付ける軸状の締結具130、140を挿通する挿通穴111、121が形成されている。
次に、制振ユニット201を説明する。この実施形態では、制振ユニット201は、図4〜図6に示すように、プレート161、162、163と、粘弾性体166、167とで構成されている。
この実施形態では、プレート161の両側に、プレート162、163が対向している。プレート162、163の間に配設されたプレート161は、縦長の長方形の鋼板であり、両側のプレート162、163は、それぞれ横長の長方形の鋼板である。そして、両側のプレート162、163の中央部に、縦長のプレート161の上端部が重ね合わされており、プレート161の下部と、プレート162、163の両側は、それぞれ重ね合わされた四角形の領域からはみ出ている。この実施形態では、プレート162、163の両側には、ボルトを挿通する挿通穴171が形成されており、図2に示すように、ボルトナット172によって、上述した伝達機構102の上側の取付部235に締結している。また、この実施形態では、プレート161の下端部にフランジ部168を有する。フランジ部168には、挿通穴174(図4〜図6)が形成されている。この実施形態では、図2に示すように、プレート161のフランジ部168を下側伝達部材240の取付部245に当接させて、ボルトナット175によって締結している。
粘弾性体166、167は、例えば、高減衰性を有する粘弾性ゴム(制振ゴム)で構成された略正方形の平板である。この実施形態では、粘弾性体166はプレート161とプレート162との間に配設されており、プレート161とプレート162にそれぞれ接着されている。粘弾性体167はプレート161とプレート163との間に配設されており、プレート161とプレート162にそれぞれ接着されている。プレート161、162、163にそれぞれ接着されている。この実施形態では、粘弾性体166、167は、プレート161、162、163が重ねられた四角形の領域の中央部に配設されている。また、粘弾性体166、167と、プレート161、162、163とは、それぞれ加硫接着によって接着している。
なお、粘弾性体166、167として用いられる高減衰性を有する粘弾性ゴム(制振ゴム)には、例えば、天然ゴム,スチレンブタジエンゴム(SBR),ニトリルブタジエンゴム(NBR),ブタジエンゴム素材(BR),イソプレンゴム(IR),ブチルゴム(IIR),ハロゲン化ブチルゴム(X−IIR),クロロプレンゴム(CR)のゴム素材に、高減衰性を発揮する添加剤を加えて生成された高減衰性ゴム組成物を用いることができる。高減衰性を発揮する添加剤としては、例えば、カーボンブラックなど、種々の添加剤が知られている。なお、この実施形態で用いた粘弾性体166、167については、後で詳述する。
この粘弾性体166、167は、図7に示すように、せん断変形をさせると、図8に示すように、ヒステリシスループA(実測ヒステリシス曲線)を描き、変位の増加につれて剛性が増加し、抵抗力が大きくなる。図8中、横軸はせん断方向の変位を示し、縦軸はその際のせん断荷重を示している。この粘弾性体166、167は、せん断変形を伴う振動が生じると、一周期毎に、当該ヒステリシスループAで囲まれたエネルギに相当する振動のエネルギを吸収することができる。
伝達機構202は、建物100に生じたせん断変形を制振ユニット201に伝達する機構である。この実施形態では、伝達機構202は、上梁110に取り付けられた上側伝達部材230と、下梁120に取り付けられた下側伝達部材240とを備えている。
上側伝達部材230は、図2に示すように、上梁110の下面に取り付けられた基部231と、基部231から下側に延びた2つの取付片232、233とを備えている。当該取付片232、233には、制振ユニット201を取り付ける取付部235が設けられている。
下側伝達部材240は、図1に示すように、下梁120に取り付けられる基材241と、基材241から立ち上がった立設部材242とを有している。基材241は、図3に示すように、矩形の枠組み101内で下梁120の中央部に所定の幅で装着された鋼材である。基材241の左右両側に離れた2箇所には、立設部材242を取り付ける取付部241aが設けられている。立設部材242は、基材241の左右両側の2箇所から矩形の枠組み101の幅方向の中心に向けて斜めに延びた2本のブレース242a、242bと、ブレース242a、242bの間に架設した複数のブリッジ242cとを有している。当該立設部材242の上端(2本のブレース242a、242bの上端)には、制振ユニット201を取り付ける取付部245が設けられている。
図2に示すように、制振ユニット201は、上側伝達部材230の取付部235と、下側伝達部材240の取付部245に取り付けられている。
この実施形態では、地震時に建物100にせん断変形を伴う揺れが生じると、矩形の枠組み101にせん断変形が生じ、上梁110と下梁120は、水平方向に相対的に変位する。この際、上下に対向する上側伝達部材230の取付部235と、下側伝達部材240の取付部245も水平方向に相対的に変位する。当該取付部235、245の変位によって、制振ユニット201のプレート161と、プレート162、163は、水平方向に相対的に変位する。このように、建物100に生じたせん断変形が伝達機構202によって制振ユニット201に伝達される。
また、この実施形態では、プレート161のフランジ部168を下側伝達部材240の取付部245に当接させて締結している。このため、当該建物100にせん断変形を伴う揺れが生じても、フランジ部168が取付部245に当接しており、取付部245に対してフランジ部168が回転するようにずれるのが防止される。これにより、制振ユニット201の粘弾性体166、167に適切にせん断変形を生じさせることができる。
この建物100は、図2、図3に示すように、上下の梁110、120に軸状の締結具130、140を挿通する挿通穴111、121が形成されている。伝達機構202は挿通穴111、121に通された軸状の締結具130、140に固定されている。また、この建物100は、挿通穴111、121を軸状の締結具130、140から保護する保護部材300を備えている。
すなわち、上側伝達部材230は、図2に示すように、軸状の締結具130によって建物の階上部401に締結されている。詳しくは、この実施形態では、当該軸状の締結具130は、上梁110の挿通穴111および上側伝達部材230の基部231に形成された挿通穴231aに挿通され、階上部401に締め付けられた螺子で構成されている。下側伝達部材240は、図3に示すように、基材241が軸状の締結具140としてのボルトとナット141によって、建物100の階下部402に締結されている。軸状の締結具140としてのボルトは、下梁120の挿通穴121および基材241に形成された挿通穴241bに挿通されて、ナット141が取り付けられている。
上梁110と下梁120の挿通穴111、121は、保護部材300によって軸状の締結具130、140から保護されている。この実施形態では、保護部材300は、図3に示すように、軸状の締結具130、140の外側および挿通穴111、121の内側に装着されるスリーブ301で構成されている。
この建物100は、図9に示すように、保護部材300によって、地震時に、軸状の締結具130、140が挿通穴111、121の内周面に直接押し当たることがない。そして、保護部材300によって、挿通穴111、121に作用する応力が緩和され、挿通穴111、121に生じる損傷が小さく抑えられる。この建物100は、挿通穴111、121に生じる損傷が小さく抑えられるので、軸状の締結具130、140を介して梁110、120の相対的な変位を上手く制振ユニット201に伝達することができ、制振ユニット201の機能をより確実に得ることができる。
この実施形態では、保護部材300は、図2および図3に示すように、軸状の締結具130、140の外側および挿通穴111、121の内側に装着されるスリーブ301で構成されている。保護部材300は、挿通穴111、121を軸状の締結具130、140から保護する構造を有するものであればよく、かかる形態に限定されない。
例えば、伝達機構202が、図10に示すように、軸状の締結具130、140が挿通される穴を有している場合には、挿通穴111、121の内側、および、保護部材300の外側に緩衝材320を設けても良い。この実施形態では、保護部材300としてのスリーブ301の外周面に、緩衝材320としてのゴムシートが巻かれている。この場合、当該緩衝材320の緩衝機能によって、挿通穴111、121に作用する外力を緩和することができる。このため、挿通穴111、121を軸状の締結具130、140から保護する効果が向上する。また、図11に示すように、保護部材300としてのスリーブ301の内側、および、軸状の締結具130、140の外側に緩衝材320を設けても良い。この場合でも、緩衝材320の緩衝機能によって、挿通穴111、121を軸状の締結具130、140から保護する効果が向上する。
また、保護部材300としてのスリーブ302は、図12に示すように、四角形の中空部材でもよい。この場合、挿通穴121についても、断面が四角形の穴で構成してもよい。この場合、保護部材300と、挿通穴121との当たりを、平面で受けることができ、挿通穴121に生じる応力を低減させることができる。かかる構造によって、挿通穴111、121を軸状の締結具130、140から保護する効果を向上させることができる。
また、保護部材300は、伝達機構202に設けられていてもよい。例えば、図13に示すように、伝達機構202を構成する部材231には、軸状の締結具130を挿通させる挿通穴231aが形成されている。保護部材300としてのスリーブ303は、かかる挿通穴231aに設けられていてもよい。図13に示す形態では、保護部材300としてのスリーブ303は、挿通穴231aに連なるように、挿通穴231aの外側に溶接されている。この実施形態では、挿通穴111、121を軸状の締結具130、140から保護する効果が向上するとともに、構造材としての上梁110と、伝達機構202との連結も強固になり、建物100に生じるせん断変形が、より適切に伝達機構202に伝達される。
また、保護部材300が伝達機構202に設けられた構造としては、溶接によらず、例えば、図14に示すように、伝達機構202を構成する部材231に保護部材300を組みつけても良い。図14に示す形態では、保護部材300としてのスリーブ304の端部には、フランジ304aが形成されている。軸状の締結具130を挿通させる挿通穴231aの周りには、当該フランジ304aが嵌る段差304bが設けられている。そして、当該段差304bに、フランジ304aを嵌めた状態で、部材231の挿通穴231aにスリーブ304を装着するとよい。そして、当該スリーブ304を構造材としての上梁110の挿通穴111に挿入し、軸状の締結具としてのボルト130を当該スリーブ304に通すとよい。かかる構造では、挿通穴111を軸状の締結具130から保護する効果が向上するとともに、構造材としての上梁110と、伝達機構202との連結も強固になり、建物100に生じるせん断変形が、より適切に伝達機構202に伝達される。
また、更なる変形例として、図15に示すように、フランジ304aと、段差304bを螺子304cによって締結してもよい。また、図16に示すように、フランジ304aと、段差304bとの間に緩衝材304d(この実施形態では、ゴムシート)を介在させてもよい。かかる構造では、構造材としての上梁110と、伝達機構202との連結も強固になり、建物100に生じるせん断変形が、より適切に伝達機構202に伝達される。また、保護部材300は、構造材の挿通穴を保護すればよく、必ずしも、構造材の挿通穴を全長に渡って装着される必要はない。また、保護部材300は、スリーブ状の形態を例示したが、必ずしもスリーブである必要はない。
また、伝達機構202は、上述した実施形態に限定されない。
例えば、図17に示される本発明の他の実施形態では、制振ユニット201Aは、上述した実施形態の制振ユニット201と同様の構造であるが、伝達機構202Aの構造は異なる。
伝達機構202Aは、基材311〜314と、ブレース材315、316とを備えている。基材311〜314は、矩形の枠組み101Aの角部に取り付けられている。ブレース材315、316は、矩形の枠組み101Aの内側において、左右にそれぞれ配設されている。
この実施形態では、ブレース材315の上端と下端は、矩形の枠組み101Aの左側の上下の角部に取り付けられた基材311、312に回動可能に取り付けられている。ブレース材316の上端と下端は、矩形の枠組み101Aの右側の上下の角部に取り付けられた基材313、314に回動可能に取り付けられている。ブレース材315、316は、それぞれ上端と下端から矩形の枠組み101Aの中央部に向けて斜めに延びており、ブレース材315、316の中間部315a、316aは、矩形の枠組み101Aの中央部で縦方向に延び、略平行に配設されている。当該中間部315a、316aは、図示は省略するが、矩形の枠組み101Aにせん断変形が生じた場合には、当該せん断変形に応じて互いに異なる方向に変位する。
ブレース材315、316の中間部315a、316aには、図18に示すように、この伝達機構202Aの一対の取付部235A、245Aが設けられている。
この実施形態では、右側のブレース材316の中間部316aは、左側に延びた2つの取付片132A、133Aを備えている。当該取付片132A、133Aは、上下に離れた位置においてブレース材316に溶接されている。取付部245Aは、当該取付片132A、133Aの先端部に設けられている。他方、左側のブレース材315の中間部315aには、取付部235Aとして、制振ユニット201Aのプレート161に設けられたフランジ部168に形成された挿通穴174(図4〜図6)に対応するボルト挿通穴が形成されている。
この実施形態では、制振ユニット201Aは、図18に示すように、一対のプレート161、162、163のうち一方のプレート162、163は、伝達機構202Aの一方の取付部245Aにボルトナット172によって締結されている。他方のプレート161は他方の取付部235Aに連結されている。プレート161と取付部235Aとの連結は、左側のブレース材315の中間部315aに、プレート161のフランジ部168の端面を重ね合わせ、フランジ部168をブレース材315に当接させた状態で、ボルトナット175によってフランジ部168とブレース材315を締結している。
この場合においても、建物100の構造材110、120に、軸状の締結具130A、140Aを挿通する挿通穴111A、121Aを形成し、伝達機構202Aは挿通穴111A、121Aに通された軸状の締結具130A、140Aに固定されている。この建物100は、挿通穴111A、121Aを軸状の締結具130A、140Aから保護する保護部材300を備えている。この場合も、保護部材300Aによって、地震時に、挿通穴111A、121Aに生じる損傷を小さく抑えることができる。そして、軸状の締結具130A、140Aを介して構造材110、120の相対的な変位を上手く制振ユニット201Aに伝達することができる。このため、制振ユニット201Aの機能をより確実に得ることができる。このように伝達機構については種々の形態を採用することができ、建物の構造材に伝達機構を取り付ける構造については、保護部材300を備えた形態を採用するとよい。
また、制振ユニットの構造については、図4〜図6に例示される形態に限定されない。例えば、制振ユニット201Bは、図19に示すように、対向する一対のプレート331、332と、一対のプレート331、332の間に配設され、一対のプレート331、332にそれぞれ接着された粘弾性体333とを有していればよい。このような場合において、プレート331、332と、伝達機構202の一対の取付部321、322は、一対の取付部321、322が互いに異なる方向に変位した場合に、プレート331、332と取付部321、322とがずれるのを防止するずれ止め340を有しているとよい。ずれ止め340は、図19に示すように、互いに当接する当接面341、342を、プレート331、332と取付部321、322とに設けるとよい。このような当接面341、342は、例えば、プレート331、332にフランジ345を設けることによって構成するとよい。
以下、上述した実施形態の粘弾性体166、167について述べる。
本実施形態では、粘弾性体166,167として、所要の歪依存性、周波数依存性、温度依存性を持たせるため、例えば、主鎖にC−C結合を有する基材ゴム100質量部に対して液状ゴムからなる軟化剤が10質量部以上30質量部以下、カーボンブラックが5質量部以上30質量部以下、シリカが100質量部以上180質量部以下、該シリカ100質量部に対してシラン化合物が5質量部以上25質量部以下で配合され、かつ、多環芳香族炭化水素を含有するオイルが配合されていない高減衰ゴムを好ましく用いることができる。
より具体的には、例えば基材ゴム100質量部に対して、液状ゴムからなる軟化剤を15質量部、カーボンブラックを20質量部、シリカを135質量部、シラン化合物を23質量部、配合した高減衰ゴムを用いることができる。この粘弾性体166,167によれば、上述した歪依存性、周波数依存性、温度依存性を十分に持たせることができ、制振装置100の機能を十分に発揮させることが可能になる。
特に、20℃での性能がheq≧0.2、0.5≦Geq≦2.0(N/mm2)の範囲にあって、かつ、Geqの温度依存性が0℃/20℃≦2.2、40℃/20℃≧0.6(ともに、周波数0.1Hz、γ=±0.5)を実現することができ、上述のように、制振ユニット103の粘弾性体166,167を大きく剪断変形させるようにした制振装置100の機能を十分に発揮させることが可能になる。
ここで、基材ゴムとしては、主鎖にC−C結合を有する種々のゴムがいずれも使用可能である。具体的には、天然ゴム(NR)の他、イソプレンゴム(IR)、ブタジエンゴム(BR)、スチレン−ブタジエン共重合ゴム(SBR)、エチレン−プロピレン共重合ゴム(EPM)、アクリロニトリル−ブタジエン共重合ゴム(NBR)、ブチルゴム(IIR)等を用いることができる。これらはそれぞれ単独で使用される他、2種類以上を併用することもできる。
基材ゴムに添加される液状ゴムは、室温で液状であると共に流動性を持つものであり、基材ゴムとは区別される。液状ゴムは化学反応により鎖延長と架橋が進行し、高分子量の架橋ゴムとすることができる。前記液状ゴムとしては、例えば硬化して基材ゴムとの相溶性のある、液状ジエン系ゴムを用いることが好ましい。
液状ジエン系ゴムとしては、例えば液状イソプレンゴム、液状スチレンブタジエンゴム、液状アクリロニトリルブタジエンゴム、液状ブタジエンゴム、液状クロロプレンゴム等を用いることができる。これらは単独で用いてもいいし、2種以上を組み合わせて使用しても良い。
基材ゴムに添加されるカーボンブラックは、GPFカーボン、FEFカーボン、ISAFカーボン、SAFカーボン、HAFカーボン等の一般的なカーボンブラックのほか、高活性カーボンブラックを用いることができる。
基材ゴムに添加されるシリカは、ゴムの補強材として使用される、親水性あるいは疎水性の種々のシリカが使用可能である。シリカの添加量は、基材ゴム100質量部に対して100〜180質量部に限定することが好ましい。
基材ゴムに添加されるシラン化合物は、下記の一般式で表されるシラン化合物である。
Figure 2009293213
上記の一般式(化学式1)で表されるシラン化合物において、R1〜R4に相当するアルコキシ基としては、Cn2n+1Oで表される種々の炭素数のものが挙げられるが、特に炭素数が1〜2であるメトキシ、エトキシを好ましく用いることができる。またハロゲン原子としては、フッ素、塩素、臭素等を挙げることができる。
アルキル基としては、Cn2n+1で表される種々の炭素数のものが挙げられるが、特にその炭素数は1〜20程度であるものが好ましい。かかるアルキル基としては、例えば、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、第2級ブチル、第3級ブチル、ペンチル、ヘキシル、オクチル、ノニル、デシル、ウンデシル、ドデシル等を挙げることができる。
また、アリール基としては、例えば、フェニル、トリル、キシリル、ビフェニル、0−テルフェニル、ナフチル、アントリル、フェナントリル等を挙げることができる。かかるシラン化合物の具体例として、これに限定されないが、例えば、n−ヘキシルトリメトキシシラン、トリエトキシフェニルシラン、ジエトキシジメチルシラン、ジメチルジクロロシラン、メチルジクロロシラン等を挙げることができる。
本実施形態では、上述の高減衰ゴムによる粘弾性体166,167は、上述のように配合したゴム組成物を、例えば加硫成形することによって形成されることになるが、制振ゴム166,167を形成するためのゴム組成物には、例えば加硫剤、加硫促進剤、加硫促進助剤、加硫遅延剤、老化防止剤、シリカ以外の補強材、充填剤、軟化剤、可塑剤、粘着性付与剤等の、その他の各種の添加剤を適宜添加することもできる。
ここで、加硫剤としては、例えば、硫黄、有機含硫黄化合物、有機過酸化物等を挙げることができる。このうち有機含硫黄化合物としては、例えば、N,N'−ジチオビスモルホリン等を挙げることができ、有機過酸化物としては、例えば、ペンゾイルペルオキシド、ジクミルペルオキシド等を挙げることができる。
加硫促進剤としては、例えば、テトラメチルチウラムジスフィド、テトラメチルチウラムモノスルフィドなどのチウラム系加硫促進剤、ジブチルジチオカーバミン酸亜鉛、ジエチルジチオカーバミン酸亜鉛、ジメチルジチオカーバミン酸ナトリウム、ジエチルジチオカーバミン酸テルルなどのジチオカーバミン酸類、2−メルカプトベンゾチアゾール、N−シクロヘキシル−2−ベンゾチアゾールスルフェンアミドなどのチアゾール類、トリメチルチオ尿素、N,N'−ジエチルチオ尿素などのチオウレア類等の有機促進剤や、あるいは消石灰、酸化マグネシウム、酸化チタン、リサージ(PbO)などの無機促進剤等を挙げることができる。
加硫促進助剤としては、例えば、ステアリン酸、オレイン酸、綿実脂肪酸などの脂肪酸や、あるいは亜鉛華などの金属酸化物等を挙げることができる。
加硫遅延剤としては、例えば、サリチル酸、無水フタル酸、安息香酸などの芳香族有機酸、N−ニトロソジフェニルアミン、N−ニトロソ−2,2,4−トリメチル−1,2−ジハイドキノン、N−ニトロソフェニル−β−ナフチルアミンなどのニトロソ化合物等を挙げることができる。
老化防止剤としては、特に限定されないが、2−メルカプトベンゾイミダゾールなどのイミダゾール類、フェニル−α−ナフチルアミン、N,N'−ジ−β−ナフチル−p−フェニレンジアミン、N−フェニル−N'−イソプロピル−p−フェニレンジアミンなどのアミン類、ジ−t−ブチル−p−クレゾール、スチレン化フェノールなどのフェノール類等を挙げることができる。老化防止剤の配合量は、基材ゴム100質量部に対して1.5〜5質量部程度が好ましい。
シリカ以外の補強剤としては、例えば、主にカーボンブラックが使用される他、ケイ酸塩系のホワイトカーボン、亜鉛華、表面処理沈降性炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、タルク、クレーなどの無機補強剤や、あるいはクマロンインデン樹脂、フェノール樹脂、ハイスチレン樹脂(スチレン含有量の多いスチレン−ブタジエン共重合体)などの有機補強剤も使用できる。
充填剤としては、例えば、炭酸カルシウム、クレー、硫酸バリウム、珪藻土等を挙げることができる。上記シリカ以外の補強剤および/または充填剤の配合量は、基材ゴム100質量部に対して5〜50質量部程度が好ましい。
軟化剤としては、例えば、脂肪酸(ステアリン酸、ラウリン酸など)、綿実油、トール油、アスファルト物質、パラフィンワックスなどの、植物油系、鉱物油系、および合成系の各種軟化剤を挙げることができる。軟化剤の配合量は、基材ゴム100質量部に対して10〜100質量部程度が好ましい。
粘着性付与剤としては、例えば、クマロンインデン樹脂、芳香族系樹脂、芳香族・脂肪族混合系樹脂、ロジン系樹脂、シクロペンタジエン系樹脂等を挙げることができる。粘着性付与剤の配合量は、基材ゴム100質量部に対して5〜50質量部程度が好ましい。
また、本実施形態では、上述の添加剤以外にも、例えば分散剤、溶剤等をゴム組成物に適宜添加することもできる。
ゴム組成物は、上述の各成分を、例えば密閉式混練機などを用いて混練することによって得られる。そして粘弾性体166,167は、例えば得られたゴム組成物を、ローラヘッド押出機などを用いてシート状に成形すると共に、成形したシートを、所定の形状を有するように打ち抜いた後、打ち抜いたシートを、所定の厚みを有するように複数枚、積層した状態で、所定の型内で加熱して例えば加硫成形することによって製造されることになる。
そして、製造された粘弾性体166,167は、主鎖にC−C結合を有する基材ゴム100質量部に対してシリカを100〜180質量部添加し、そのシリカに対してシラン化合物を5〜30重量%配合した高減衰ゴムであるので、粘弾性体166,167に適切な、歪依存性、周波数依存性、温度依存性を持たせることが可能になり、これによって振動減衰機能つまり制震機能を十分に発揮させることが可能になる。
また、粘弾性体166,167は、例えば自己粘着性のものや普通の接着剤を用いてプレート161,162,163等と接合一体化することにより、例えば制振ユニット103を形成することもできるが、接着への信頼性の観点から、加硫接着して接合することが好ましい。例えば、未加硫の粘弾性体166,167を所定の形状を有するように押出した後、切断し、予備成形した状態で所定の型内で加熱して加硫成形すると共に、このプレス加硫と同時にプレート161,162,163と加硫接着させることにより、制振ユニット32を製造することができる。
以上、本発明に係る建物の実施形態を種々説明したが、本発明に係る建物は上述した種々の実施形態にも限定されず、種々の変更が可能である。
本発明の一実施形態に係る建物を示す図。 本発明の一実施形態に係る建物の伝達機構の取付構造を示す図。 本発明の一実施形態に係る建物の伝達機構の取付構造を示す図。 本発明の一実施形態に係る制振装置の制振ユニットの正面図。 本発明の一実施形態に係る制振装置の制振ユニットの底面図。 本発明の一実施形態に係る制振装置の制振ユニットの側面図。 制振ユニットにせん断変形が作用した状態を示す図。 粘弾性体のヒステリシスループを示す図。 本発明の一実施形態に係る建物の保護部材を示す断面図。 本発明の他の実施形態に係る建物の保護部材を示す断面図。 本発明の他の実施形態に係る建物の保護部材を示す断面図。 本発明の他の実施形態に係る建物の保護部材を示す分解斜視図。 本発明の他の実施形態に係る建物の保護部材を示す分解側面図。 本発明の他の実施形態に係る建物の保護部材を示す断面図。 本発明の他の実施形態に係る建物の保護部材を示す断面図。 本発明の他の実施形態に係る建物の保護部材を示す断面図。 本発明の他の実施形態に係る建物の伝達機構を示す図。 本発明の他の実施形態に係る建物の伝達機構を示す図。 本発明の他の実施形態に係る建物の制振ユニットを示す図。 伝達機構の取付構造を示す図。
符号の説明
10 アンカボルト
20 梁
21 挿通穴
100 建物
110 上梁(構造材)
111 挿通穴
120 下梁(構造材)
121 挿通穴
130 ボルト(軸状の締結具)
140 ボルト(軸状の締結具)
141 ナット
151〜153 柱
161〜163 プレート
166、167 粘弾性体
168 フランジ部
172 ボルトナット
174 挿通穴
175 ボルトナット
200 制振装置
201、201A 制振ユニット
202、202A 伝達機構
230 上側伝達部材
231 基部
231a 挿通穴
232、233 取付片
235、235A 取付部
240 下側伝達部材
241 基材
241b 挿通穴
242 立設部材
245、245A 取付部
300 保護部材
301、302、303、304 スリーブ(保護部材)
304a フランジ
304b 段差
304c 螺子
311〜314 基材
315 ブレース材
315a 中間部
316 ブレース材
316a 中間部
320 緩衝材
321 取付部
340 ずれ止め
341、342 当接面
345 フランジ
401 階上部
402 階下部
403 締結具

Claims (4)

  1. 構造材に制振装置が取り付けられた建物であって、
    前記制振装置は、制振ユニットと、前記建物に生じたせん断変形を前記制振ユニットに伝達する伝達機構とを備え、
    前記建物は、構造材に軸状の締結具を挿通する挿通穴が形成されており、
    前記伝達機構は前記挿通穴に通された前記軸状の締結具に固定されており、
    前記挿通穴を前記軸状の締結具から保護する保護部材を備えた、建物。
  2. 前記保護部材が、ボルトの外側および挿通穴の内側に装着されるスリーブである、請求項1に記載の建物。
  3. 前記スリーブの外側または内側に緩衝材を有する、請求項2に記載の建物。
  4. 前記保護部材は、前記伝達機構に設けられている、請求項1から3に記載の建物。
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